JP2000130134A - 内燃エンジンのエンジンブレーキ装置 - Google Patents

内燃エンジンのエンジンブレーキ装置

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JP2000130134A
JP2000130134A JP10302172A JP30217298A JP2000130134A JP 2000130134 A JP2000130134 A JP 2000130134A JP 10302172 A JP10302172 A JP 10302172A JP 30217298 A JP30217298 A JP 30217298A JP 2000130134 A JP2000130134 A JP 2000130134A
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憲臣 保坂
Seiji Tsuruta
誠次 鶴田
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直動型の動弁機構を備えた内燃エンジンへ有
利に適用可能な、内燃エンジンのエンジンブレーキ装置
を提供する。 【解決手段】 排気リフト部11とブレーキリフト部1
2との2つのリフト部を備えた排気カム10を設ける。
前記排気カム10と排気バルブ4のバルブステム5との
間に配置され、バルブシリンダ18内に出没自在に収容
されてバルブステム5に接するプランジャ19をバルブ
シリンダ18内に導かれる作動油によって出没させるこ
とにより、その軸方向寸法を変化可能なバルブリフタ1
5を設ける。前記バルブシリンダ18内への作動油の給
排を制御する油圧制御手段23を設ける。エンジンブレ
ーキ力が必要なとき、バルブシリンダ18内に作動油を
供給してバルブリフタ15の軸方向寸法を伸長させ、こ
のバルブリフタ15を介して排気カム10の2つのリフ
ト部で排気バルブ4を作動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃エンジンの排
気バルブの作動特性を制御して、ブレーキ力を得るエン
ジンブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエンジンブレーキ装置として、
例えば実開平2−96406号公報には、ロッカーアー
ムを介して作動される1対の排気バルブを設け、これら
1対の排気バルブの一方をエンジンの圧縮行程の上死点
近傍でストッハーアームによって僅かに開動作させるよ
うにした装置が提案されている。
【0003】前記公報記載の装置は、排気バルブの一方
をエンジンの圧縮行程の上死点近傍でストッハーアーム
によって僅かに開動作させることにより、燃焼室内に吸
入された気体の一部が排出され、圧縮行程に続く膨張行
程において、燃焼室内の吸入気体の体積が減じられてい
ることによってピストンに作用する力が減じられること
により、ブレーキ力が得られるものである。
【0004】即ち、前記排気バルブの一方がエンジンの
圧縮行程の上死点近傍で開動作しない場合には、圧縮行
程に続く膨張行程において、燃焼室内に吸入されたすべ
ての吸入気体の反力がピストンに作用して、クランクシ
ャフトを正方向に回転させる力が与えられるのである
が、排気バルブの一方が僅かに開動作した場合には、燃
焼室内に吸入された気体の一部が排出され、膨張行程に
おいてピストンに作用してクランクシャフトを正方向に
回転させる力が減じられるから、結果としてエンジンの
回転にブレーキ力が与えられるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、1対の排気バルブを設け、これら1対
の排気バルブをロッカアームで作動させる形式の動弁機
構を備えたエンジンにのみ適用可能であって、排気バル
ブが1つの場合や、ロッカーアームを用いることなく回
転カムで排気バルブを直接的に作動させる形式の所謂直
動型の動弁機構を備えたエンジンへの適用については考
慮されるところはない。
【0006】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、直動型の動弁機構を備えた内燃エンジンへ有
利に適用可能な、内燃エンジンのエンジンブレーキ装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、内燃エンジンの排気ポートを開閉可能で、常時
閉止方向に付勢された排気バルブと、この排気バルブを
開操作可能な、排気リフト部とブレーキリフト部との2
つのリフト部を備えた排気カムと、この排気カムによっ
て排気バルブを操作可能に排気カムと排気バルブのバル
ブステムとの間に配置され、バルブシリンダ及びこのバ
ルブシリンダ内に出没自在に収容されてバルブステムに
接するプランジャを備えており、このプランジャをバル
ブシリンダ内に導かれる作動油によって出没させること
により、バルブステムと排気カムとの間でその軸方向寸
法を変化可能なバルブリフタと、このバルブリフタのバ
ルブシリンダ内への作動油の給排を制御する油圧制御手
段とを備え、エンジンブレーキ力が必要なとき、油圧制
御手段によってバルブシリンダ内に作動油を供給してバ
ルブリフタの軸方向寸法を伸長させ、このバルブリフタ
を介して排気カムの2つのリフト部で排気バルブを作動
可能とした構成にしてある。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記油圧制御手段は、軸方向の
略中央位置にバルブシリンダへの連通孔が開口し、両端
側に作動油の導入孔とドレン孔とがそれぞれ開口するバ
ルブ穴と、このバルブ穴内に摺動自在に挿入され、バル
ブ穴内を作動油の導入孔が開口する油導入室とドレン孔
が開口するドレン室とに区画するバルブピストンと、こ
のピストンに設けられ、連通孔に臨むピストンの所定位
置で作動油の油導入室からバルブシリンダ室内への移動
を許容し、逆方向の移動を阻止するチェック弁と、前記
ドレン室内に収容されて、ピストンを常時油導入室側に
付勢するリターンスプリングと、を備えてなる構成にし
てある。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明の構成のうち、前記バルブ穴は、バルブシリン
ダの軸方向に対して略直交する方向に形成されてなる構
成にしてある。
【0010】ここで、前記排気カムの排気リフト部及び
ブレーキリフト部は、それぞれ基準円から放射方向に所
定寸法だけ突出して形成されており、ブレーキリフト部
の突出寸法は排気リフト部の突出寸法よりも小さく形成
してある。また、前記排気カムの排気リフト部はエンジ
ンの排気行程で排気バルブを開操作可能であり、ブレー
キリフト部はエンジンの圧縮行程の上死点近傍で排気バ
ルブを開操作可能である。
【0011】斯かる構成において、エンジンブレーキ力
を必要とせず、前記バルブリフタのバルブシリンダ内に
作動油が導かれない状態においては、排気バルブのバル
ブステムと排気カムとの間におけるバルブリフタの軸方
向寸法は、最も短い寸法を有しており、このバルブリフ
タの排気カム側の端面は排気カムの排気リフト部のみに
接触可能な状態にある。
【0012】このため、前記排気バルブは、エンジンの
排気行程において、排気カムの排気リフト部のみによっ
てバルブリフタを介して開動作し、排気ポートを所定量
開ける。
【0013】この状態では、前記排気バルブは排気カム
の排気リフト部によって開閉動作されるのみで、ブレー
キリフト部はバルブリフタに接触せず、或いは接触して
もブレーキリフト部のリフト量は専らバルブリフタの軸
方向の短縮動作のために利用され、排気バルブを開動作
させることはない。
【0014】次に、エンジンブレーキ力が必要なとき、
前記油圧制御手段によってバルブシリンダ内に作動油を
供給してバルブリフタの軸方向寸法を伸長させる。前記
バルブリフタの軸方向寸法の伸長は、バルブリフタの排
気カム側の端部が排気カムの基準円に接するまで行われ
る。つまり、前記バルブリフタは排気バルブのバルブス
テムと排気カムとの間の間隔を充足することになる。
【0015】このため、前記排気バルブは、エンジンの
圧縮行程の上死点近傍において、排気カムのブレーキリ
フト部によってバルブリフタを介して開動作し、排気ポ
ートを僅かに開ける。
【0016】また、前記排気バルブは、エンジンの排気
行程において、排気カムの排気リフト部によってバルブ
リフタを介して開動作し、排気ポートを所定量開ける。
【0017】前記排気カムのブレーキリフト部が排気バ
ルブを僅かに開動作することによって、エンジンの圧縮
行程の上死点近傍において、燃焼室内に吸入された気体
が筈かに排気ポートに釈放される。このため、圧縮行程
に続く膨張行程において、燃焼室内の吸入気体の体積が
減じられていることによってピストンに作用する力が減
じられることにより、ブレーキ力が得られる。
【0018】即ち、前記排気バルブがエンジンの圧縮行
程の上死点近傍で開動作しない場合には、圧縮行程に続
く膨張行程において、燃焼室内に吸入されたすべての吸
入気体の反力がピストンに作用して、クランクシャフト
を正方向に回転させる力が与えられるのであるが、排気
バルブが僅かに開動作した場合には、燃焼室内に吸入さ
れた気体の一部が排出され、膨張行程においてピストン
に作用してクランクシャフトを正方向に回転させる力が
減じられるから、結果としてエンジンの回転にブレーキ
力が与えられるのである。
【0019】ここに、本発明の動弁機構は、前記排気バ
ルブが、ロッカーアームを用いることなく、回転カムに
よってバルブリフタを介して直接的に作動される形式で
あるところの直動型の動弁機構である。
【0020】したがって、直動型の動弁機構を備えた内
燃エンジンへ有利に適用可能な、内燃エンジンのエンジ
ンブレーキ装置が得られる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、前記
バルブピストンに、作動油の油導入室からバルブシリン
ダ内への移動を許容し、逆方向の移動を阻止するチェッ
ク弁が設けられているから、排気カムによって排気バル
ブが開動作する場合に、バルブピストンに設けたチェッ
ク弁が閉じることによってバルブシリンダ内には排気カ
ムの操作力に応じた油圧反力が得られることになり、バ
ルブシリンダ内には比較的低圧の作動油を導くことで足
りる。
【0022】即ち、ブレーキ力が必要で、前記バルブリ
フタのバルブシリンダ内に作動油が導入された状態にお
いて、排気カムによって排気バルブが開動作する場合に
は、バルブリフタには排気バルブを閉止方向に付勢する
バルブスプリングのばね力と排気バルブの慣性力が作用
するから、バルブシリンダ内の油圧力はそれらの力に対
応する大きな油圧力を必要とすることになる。このた
め、前記バルブシリンダ内には圧力の高い作動油を必要
とするところ、本発明においては、バルブシリンダ内に
必要量(バルブリフタが伸長する量)の作動油を導くこ
とにより、バルブピストンに設けたチェック弁の作用に
よってバルブシリンダ内には大きな油圧反力が得られる
ことになるのである。
【0023】また、請求項3記載の発明によれば、前記
バルブ穴が、バルブシリンダの軸方向に対して直交する
方向に形成されているから、バルブリフタの軸方向寸法
を可及的に短縮化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳述する。
【0025】図1は本発明の実施の形態を示す内燃エン
ジンのエンジンブレーキ装置の説明図、図2は図1の要
部を拡大して示す図面、図3はバルブシリンダに作動油
を導入した状態を示す図2と同様な図面、図4はバルブ
シリンダに作動油を供給した状態で、排気カムのブレー
キリフト部によって排気バルブが開動作した状態を示す
図1と同様な図面、図5はバルブシリンダに作動油を供
給した状態で、排気カムの排気リフト部によって排気バ
ルブが開動作した状態を示す図1と同様な図面である。
【0026】図において、1は内燃エンジンのシリンダ
ヘッドで、このシリンダヘッド1にはシリンダ室2に連
通する排気ポート3が形成してある。
【0027】4は前記排気ポート3を開閉可能な排気バ
ルブである。前記排気バルブ4は、バルブステム5に固
定したスプリングリテーナ6に一端が接するバルブスプ
リング7によって、常時排気ポート3を閉止する方向に
付勢されている。なお、8は前記排気バルブ4の開閉動
作を案内するブッシュである。
【0028】10は図外のカムシャフトによって回転駆
動される排気カムである。前記排気カム10は排気バル
ブ4を開操作可能な、排気リフト部11及びブレーキリ
フト部12との2つのリフト部を備えている。前記排気
リフト部11及びブレーキリフト部12はそれぞれ排気
カム10の基準円13から放射方向に所定寸法だけ突出
して形成されており、ブレーキリフト部12の突出寸法
は排気リフト部11の突出寸法よりも小さく形成してあ
る。また、前記排気リフト部11はエンジンの排気行程
で排気バルブ4を開操作可能であり、ブレーキリフト部
12はエンジンの圧縮行程の上死点近傍で排気バルブ4
を開操作可能である。
【0029】15はバルブリフタで、このバルブリフタ
15は前記排気カム10によって排気バルブ4を操作可
能に、排気カム10と排気バルブ4のバルブステム5と
の間に配置されている。
【0030】前記バルブリフタ15は、シリンダヘッド
1に形成した収容孔16内に摺動自在に収容されたボデ
ィ17と、このボディ17に形成したバルブシリンダ1
8内に出没自在に収容されてバルブステム5に接するプ
ランジャ19とを備えており、このプランジャ19をバ
ルブシリンダ18内に導かれる作動油によって出没させ
ることにより、バルブステム5と排気カム10との間で
その軸方向寸法を変化可能である。
【0031】即ち、前記収容孔16及びバルブシリンダ
18はそれぞれバルブステム5の軸方向に形成され、そ
れらの軸心は略同心に斉合配置してあり、バルブシリン
ダ18内に作動油を給排してボディ17とプランジャ1
9とが軸方向に相対移動することによって、バルブステ
ム5と排気カム10との間でバルブリフタ15の軸方向
寸法が変化可能となっている。
【0032】前記プランジャ19は段付き状に形成され
ており、この段付き部がバルブシリンダ18の開口端側
に設けた止め輪20当接することによってバルブシリン
ダ18内からの抜脱が防止されている。
【0033】また、前記バルブリフタ15の排気カム1
0と接する側には、カムフォロアとしてのシム21が設
けられている。前記シム21はバルブクリアランスを調
整することが可能なように、厚さの異なる複数のシム2
1が準備され、選択して使用される。
【0034】23は前記バルブリフタ15のバルブシリ
ンダ18内への作動油の給排を制御する油圧制御手段で
ある。前記油圧制御手段23はバルブリフタ15内に設
けられており、バルブ穴24と、このバルブ穴24内に
挿入されたバルブピストン25と、このバルブピストン
25設けられたチェック弁26と、バルブピストン25
を付勢するリターンスプリング27とを主要素として、
次のように構成してある。
【0035】即ち、前記バルブ穴24は、ボディ17に
一端が封止された盲穴状に形成され、かつバルブシリン
ダ18の軸方向に対して略直交する方向に形成されてお
り、その解放端は椀状のプラグ28によって封止されて
いる。また、前記バルブ穴24には、軸方向の略中央位
置にバルブシリンダ18への連通孔29が開口し、両端
側に作動油の導入孔30とドレン孔31とがそれぞれ開
口している。前記導入孔30はシリンダヘッド1に形成
したオイルギャラリ32に連通しており、ドレン孔31
はバルブリフタ15のボディ17の内部に大気解放して
いる。
【0036】前記バルブピストン25は、バルブ穴24
内に摺動自在に挿入され、このバルブ穴24内を作動油
の導入孔30が開口する油導入室33と、ドレン孔31
が開口するドレン室34とに区画している。
【0037】前記バルブピストン25は有底筒状のピス
トン本体35と、このピストン本体35の開口端を封止
する板状の蓋体36とを有している。前記ピストン本体
35には、その底部に軸方向の貫通孔37が形成され、
胴部に半径方向の貫通孔38が形成してある。また、蓋
体36はリターンスプリング27のばね受けとなってい
る。
【0038】前記バルブピストン25はドレン室34内
に収容されたリターンスプリング27によって常時油導
入室33側に付勢されており、このバルブピストン25
の油導入室33側への移動は、油導入室33内に設けた
止め輪39によって制限されている。また、前記バルブ
ピストン25のドレン室34側への移動は、ドレン室3
4内に形成した段部34aによって制限されている。前
記バルブピストン25が段部34aに当接してドレン室
34側への移動を停止する位置は、ピストン本体35の
胴部に形成した貫通孔38が連通孔29に臨む位置とな
っている。
【0039】前記チェック弁26はバルブピストン25
の内部、詳しくはピストン本体35の筒状内部に収容さ
れており、球弁41をリテーナ42に支持されたチェッ
クスプリング41で押圧して、ピストン本体35に形成
した貫通孔37の弁座に適合させた構成としてある。
【0040】45は前記油圧制御手段23に作動油を導
く油圧ユニットで、この油圧ユニット45は、作動油通
路46を介してオイルギャラリ32に作動油を供給可能
なポンプ47と、作動油通路油46の途中に設けられて
ポンプ47からの作動油を作動油通路46とドレン通路
48とに切替え制御する切替え弁49及びドレン通路4
8に設けられたリリーフ弁50からなる弁ユニット51
と、から構成してある。前記切替え弁49は制御装置5
2によって作動し、ポンプ47からの作動油を切替え制
御するようになっており、この制御装置52にはアクセ
ルペダルの踏み込み量などの車両の運転情報が入力され
るようになっている。なお、53は貯油タンクである。
【0041】斯かる構成において、エンジンブレーキ力
を必要とせず、前記バルブリフタ15のバルブシリンダ
18内に作動油が導かれない状態においては、排気バル
ブ4のバルブステム5と排気カム10との間におけるバ
ルブリフタ15の軸方向寸法は、最も短い寸法を有して
おり、このバルブリフタ15の排気カム10側の端面
(シム21)は排気カム10の排気リフト部11のみに
接触可能な状態にある(図1及び図2参照)。
【0042】即ち、エンジンブレーキ力を必要としない
場合は、前記制御装置52が車両の運転状態の情報に基
づいて切替え弁49を切替え制御して、ポンプ47から
の作動油はリリーフ弁50を介してドレン通路48に導
かれて貯油タンク53に還流するようになっている。こ
のため、前記作動油圧通路46からオイルギャラリ32
及び導入孔30を介してバルブ穴24の油導入室33に
導かれる作動油の圧力はリリーフ弁50のリリーフ圧力
に等しい小さな圧力であり、バルブピストン25はリタ
ーンスプリング27のばね力抗して移動することなく、
また、チェック弁26は貫通孔37を開口することがな
い。また、前記バルブシリンダ18内は連通孔29、バ
ルブ穴24のドレン室34、ドレン孔31を介してボデ
ィ17内に解放している。その結果、バルブシリンダ1
8内にはポンプ47からの高圧の作動油が供給されるこ
とがないから、バルブリフタ15はその軸方向寸法が最
も短い状態となり、図1及び図2に示す状態にある。
【0043】このため、前記排気バルブ4は、エンジン
の排気行程において、排気カム10の排気リフト部11
のみによってバルブリフタ15を介して開動作し、排気
ポート3を所定量開ける。
【0044】この状態では、前記排気バルブ4は排気カ
ム10の排気リフト部11によって開閉動作されるのみ
で、ブレーキリフト部12はバルブリフタ15に接触せ
ず、或いは接触しても、バルブシリンダ18内がドレン
室34に解放しているから、ブレーキリフト部12のリ
フト量は専らバルブリフタ15の軸方向の短縮動作のた
めに利用され、排気バルブ4を開動作させることはな
い。
【0045】次に、エンジンブレーキ力が必要なとき、
前記油圧制御手段23によってバルブシリンダ18内に
作動油を供給してバルブリフタ15の軸方向寸法を伸長
させる。
【0046】即ち、エンジンブレーキ力を必要とする場
合は、前記制御装置52が車両の運転状態の情報に基づ
いて切替え弁49を切替え制御して、ポンプ47からの
作動油が作動油通路46からオイルギャラリ32に導か
れ、導入孔30を介してバルブ穴24の油導入室33内
に導かれる。これによって、前記バルブピストン25が
リターンスプリング27のばね力に抗してドレン室34
側に移動し、段部34aに当接してその移動を停止す
る。前記バルブピストン25がその移動を停止すること
によって、油導入室33内の油圧力はチェック弁26に
作用するから、球弁41がチェックスプリング43のば
ね力に抗して移動し、貫通孔37を開口する。ここに、
前記バルブピストン25が段部34aに当接して移動を
停止する位置は、ピストン本体35の胴部に形成した貫
通孔38が連通孔29に臨む位置となっているから、油
導入孔33内の作動油は、貫通孔37及び貫通孔38を
介し、更に連通孔29を介してバルブシリンダ18内に
導入されることになる。その結果、前記バルブシリンダ
18内にポンプ47からの高圧の作動油が導かれ、プラ
ンジャ19がバルブシリンダ18内から突出することに
よってバルブリフタ15の軸方向寸法が伸長するのであ
る。
【0047】前記バルブリフタ15の軸方向寸法の伸長
は、バルブリフタ15の排気カム10側の端部(シム2
1)が排気カム10の基準円13に接するまで行われ
る。つまり、前記バルブリフタ15は排気バルブ4のバ
ルブステム5と排気カム10との間の間隔を充足するこ
とになる(図3参照)。
【0048】このため、前記排気バルブ4は、エンジン
の圧縮行程の上死点近傍において、排気カム10のブレ
ーキリフト部12によってバルブリフタ15を介して開
動作し、排気ポート3を僅かに開ける(図4参照)。
【0049】また、前記排気バルブ4は、エンジンの排
気行程において、排気カム10の排気リフト部11によ
ってバルブリフタ15を介して開動作し、排気ポート3
を所定量開ける(図5参照)。
【0050】前記排気カム10のブレーキリフト部12
が排気バルブ4を僅かに開動作することによって、エン
ジンの圧縮行程の上死点近傍において、燃焼室(シリン
ダ室2)内に吸入された気体が筈かに排気ポート3に釈
放される。このため、圧縮行程に続く膨張行程におい
て、燃焼室(シリンダ室2)内の吸入気体の体積が減じ
られていることによって図外のピストンに作用する力が
減じられることにより、ブレーキ力が得られる。
【0051】即ち、前記排気バルブ4がエンジンの圧縮
行程の上死点近傍で開動作しない場合には、圧縮行程に
続く膨張行程において、燃焼室(シリンダ室2)内に吸
入されたすべての吸入気体の反力がピストンに作用し
て、クランクシャフトを正方向に回転させる力が与えら
れるのであるが、排気バルブ4が僅かに開動作した場合
には、燃焼室(シリンダ室2)内に吸入された気体の一
部が排出され、膨張行程においてピストンに作用してク
ランクシャフトを正方向に回転させる力が減じられるか
ら、結果としてエンジンの回転にブレーキ力が与えられ
るのである。
【0052】ここに、本発明の動弁機構は、前記排気バ
ルブ4が、ロッカーアームを用いることなく、回転カム
(排気カム10)によってバルブリフタ15を介して直
接的に作動される形式であるところの直動型の動弁機構
である。
【0053】したがって、直動型の動弁機構を備えたエ
ンジンへ有利に適用可能な、内燃エンジンのエンジンブ
レーキ装置が得られる。
【0054】また、前記バルブピストン25に、作動油
の油導入室33からバルブシリンダ18内への移動を許
容し、逆方向の移動を阻止するチェック弁26が設けら
れているから、排気カム10によって排気バルブ4が開
動作する場合に、バルブピストン25に設けたチェック
弁26が閉じることによってバルブシリンダ18内には
排気カム10の操作力に応じた油圧反力が得られること
になり、バルブシリンダ18内には比較的低圧の作動油
を導くことで足りる。
【0055】即ち、ブレーキ力が必要で、前記バルブリ
フタ15のバルブシリンダ18内に作動油が導入された
状態において、排気カム10によって排気バルブ4が開
動作する場合には、バルブリフタ15には排気バルブ4
を閉止方向に付勢するバルブスプリング7のばね力と排
気バルブ4の慣性力が作用するから、バルブシリンダ1
8内の油圧力はそれらの力に対応する大きな油圧力を必
要とすることになる。このため、前記バルブシリンダ1
8内には圧力の高い作動油を必要とするところ、本発明
においては、バルブシリンダ18内に必要量(バルブリ
フタ15が伸長する量)の作動油を導くことにより、バ
ルブピストン25に設けたチェック弁26の作用によっ
てバルブシリンダ18内には大きな油圧反力が得られる
ことになるのである。
【0056】また、前記バルブ穴24が、バルブシリン
ダ18の軸方向に対して直交する方向に形成されている
から、バルブリフタ15の軸方向寸法を可及的に短縮化
することができる。
【0057】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記切替え弁49を車両の運転状態が入力され
る制御装置52によって制御するようにしたが、運転者
が操作可能な切替えスイッチ等によって切替え弁49を
制御するようにしてもよい。
【0058】また、前記バルブ穴24を一端が封止され
た盲穴状に形成して、解放端をフラグ28によって封止
した態様について説明したが、両端を解放とし、これら
両端をプラグによって封止する構成としてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、直動型の動弁機構を備えた内燃エンジンへ有利
に適用可能な、内燃エンジンのエンジンブレーキ装置が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す内燃エンジンのエン
ジンブレーキ装置の説明図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す図面である。
【図3】バルブシリンダに作動油を導入した状態を示す
図2と同様な図面である。
【図4】バルブシリンダに作動油を供給した状態で、排
気カムのブレーキリフト部によって排気バルブが開動作
した状態を示す図1と同様な図面である。
【図5】バルブシリンダに作動油を供給した状態で、排
気カムの排気リフト部によって排気バルブが開動作した
状態を示す図1と同様な図面である。
【符号の説明】
3 排気ポート 4 排気バルブ 5 バルブステム 10 排気カム 11 排気リフト部 12 ブレーキリフト部 15 バルブリフタ 18 バルブシリンダ 19 プランジャ 23 油圧制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01L 1/24 F01L 1/24 H E 13/00 301 13/00 301Q Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA02 BA05 BA34 BA41 BB05 BB31 BB40 CA12 CA13 CA15 CA19 CA24 CA27 CA33 CA36 CA41 CA43 CA48 CA59 DA12 DA20 DA22 GA00 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンの排気ポートを開閉可能
    で、常時閉止方向に付勢された排気バルブと、この排気
    バルブを開操作可能な、排気リフト部とブレーキリフト
    部との2つのリフト部を備えた排気カムと、この排気カ
    ムによって排気バルブを操作可能に排気カムと排気バル
    ブのバルブステムとの間に配置され、バルブシリンダ及
    びこのバルブシリンダ内に出没自在に収容されてバルブ
    ステムに接するプランジャを備えており、このプランジ
    ャをバルブシリンダ内に導かれる作動油によって出没さ
    せることにより、バルブステムと排気カムとの間でその
    軸方向寸法を変化可能なバルブリフタと、このバルブリ
    フタのバルブシリンダ内への作動油の給排を制御する油
    圧制御手段とを備え、エンジンブレーキ力が必要なと
    き、油圧制御手段によってバルブシリンダ内に作動油を
    供給してバルブリフタの軸方向寸法を伸長させ、このバ
    ルブリフタを介して排気カムの2つのリフト部で排気バ
    ルブを作動可能としたことを特徴とする、内燃エンジン
    のエンジンブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧制御手段は、軸方向の略中央位
    置にバルブシリンダへの連通孔が開口し、両端側に作動
    油の導入孔とドレン孔とがそれぞれ開口するバルブ穴
    と、このバルブ穴内に摺動自在に挿入され、バルブ穴内
    を作動油の導入孔が開口する油導入室とドレン孔が開口
    するドレン室とに区画するバルブピストンと、このピス
    トンに設けられ、連通孔に臨むピストンの所定位置で作
    動油の油導入室からバルブシリンダ室内への移動を許容
    し、逆方向の移動を阻止するチェック弁と、前記ドレン
    室内に収容されて、ピストンを常時油導入室側に付勢す
    るリターンスプリングと、を備えてなることを特徴とす
    る、請求項1記載の内燃エンジンのエンジンブレーキ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バルブ穴は、バルブシリンダの軸方
    向に対して略直交する方向に形成されてなることを特徴
    とする、請求項2記載の内燃エンジンのエンジンブレー
    キ装置。
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