JPS6032787A - ヨヒンビノン類の製法 - Google Patents

ヨヒンビノン類の製法

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JPS6032787A
JPS6032787A JP58141882A JP14188283A JPS6032787A JP S6032787 A JPS6032787 A JP S6032787A JP 58141882 A JP58141882 A JP 58141882A JP 14188283 A JP14188283 A JP 14188283A JP S6032787 A JPS6032787 A JP S6032787A
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JP
Japan
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lower alkyl
chlorocarbonate
lithium
dehydroyohimbone
formula
Prior art date
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JP58141882A
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JPH041750B2 (ja
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Kazuya Ninomiya
二宮 一弥
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Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo KK
Original Assignee
Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヨヒンビノン類の新規な製法に関する。
ヨヒンビンは西アフリカ産のヨヒンベ木などから得られ
るアルカロイドでアドレナリン遮断剤として周知である
。1960年頃よりヨヒンビン及び関連化合物の全合成
が試みられ、近年、多大の進歩が認められるに至ったが
、立体選択性の問題のため、まだ工程数が多(、実用上
の改良が望まれている。
本発明者は先にヨヒンバン骨格を比較的簡便に得る全合
成法を成しとげたが、さらに研究を進めてデヒドロヨヒ
ンボン類の16位に低級アルコキシカルボニル基を立体
選択的に導入する方法を見出し、ヨヒンビノン類を簡便
かつ好収率で得ることに成功した。
本発明は、次式 O で表わされるデヒドロヨヒンボン類をリチウムジ低級ア
ルキルアミド及びクロロ炭酸低級アルキルと反応させ、
得られる生成物を還元することを特徴とする、一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされるヨヒン
ビノン類の製法である。
ヨヒンヒノン類(16−メドキシカルボニルーヨヒンボ
ン)の全合成は、従来多くの化学者により研究されてき
たが、ヨヒンボン類の16位に立体選択的にアルコキシ
カルボニル基を導入することは誰も成し得なかったこと
である。
本発明方法を用いることにより、ヨヒンビノン近縁体が
、次式 で表わされるインドロピリジン類のハルマランから6エ
程で64〜41%の高い縮収率で得られる。これは従来
のニトリル基導入後インドロキノリチジン類を閉環させ
る方法などに比べて画期的である。ヨヒンビノン又はそ
の近縁体からは、ナトリウムボロハイドライド還元法に
よす、ヨヒンビン、アロヨヒンビン、α−ヨヒンビンな
どが容易に得られることが知られているので、本発明は
ヨヒンビン又はその近縁体の全 3− 合成にきわめて優れた中間体合成法を提供するものであ
る。
出発物質であるデヒドロヨヒンボン類としては、下記式
のデヒドロヨヒンボン(Ia)及ヒテヒドロアロヨヒン
ボン(Tb)があげられる。
デヒドロヨヒンボンは、例えば19.20−デヒドロヨ
ヒンバノンを有機酸と反応させることにより得られる。
デヒドロアロヨヒンボンは、例えハ19.20− fヒ
ドロアロヨヒンバノンをシリカゲル処理することにより
得られる。
ヨヒンビノン類(It)の基Rのための低級アルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などがあげられる。
リチウムジ低級アルキルアミド(LDA)としては、リ
チウムジメチルアミド、リチウムジェ4− チルアミド、リチウムジプロピルアミド、リチウムジブ
チルアミド、リチウムメチルエチルアミド、リチウムプ
ロピルブチルアミド、好ましくはリチウムジイソプロピ
ルアミドが用いられる。LDAは例えばジアルキルアミ
ンをn−ブチルリチウムと反応させることにより得られ
る。
またクロロ炭酸アルキルとしてはクロロ炭酸メチル、ク
ロロ炭酸エチル、クロロ炭酸プロピル、クロロ炭酸ブチ
ルなどが用いられる。
本発明を実施するに際しては、まず式■の化合物をLD
Aと反応させる。本反応はテトラヒドロフランなどの溶
媒中で、約−80℃の低温で行うことが好ましい。反応
時間は約1時間である。次いでこれにクロロ炭酸低級ア
ルキルを加えて反応させる。クロロ炭酸低級アルキルの
使用量は、式■の化合物1モルに対し、好ましくは1〜
6モルである。反応時間は0℃付近が好ましく、反応は
約1時間で終了する。これらの反応をクラウンエーテル
、マグネシウムブロマイドなどの存在下に行うことによ
り、廿梅目的物を好収率で得ることができる。
次いで反応生成物を還元して二重結合を飽和することに
より、式■の目的物が得られる。還元は酸化白金などの
触媒の存在下に接触還元することが好ましい。還元は常
温、常圧付近で行われ、1〜2時間で終了する。
目的物は薄層クロマトグラムなどの方法で単離、精製す
ることができる。
本発明方法によれば、アドレナリン遮断剤として有用な
ヨヒンビンなどを製造するための中間体を、簡易かつ好
収率で合成することができる。
実施例1 ヨヒンビノンの製造 一78°Cで無水テトラヒドロフラン10mj!にジイ
ソプロピルアミン0.062 mlとn−ブチルリチウ
ム0.190 mlを加え、リチウムジイソプロピルア
ミドを製造する。10分間放置したのち、デヒドロヨヒ
ンボン50■を無水テトラヒドロフラン3 mlに溶解
した溶液を一78℃で滴下する。この温度で1時間放置
したのち、無水マグネシウムブロマイド41■を無水テ
トラヒドロフラン5 mlに溶解した溶液を加え、40
分間放置すると、マグネシウムエルレートが得られる。
次いでクロロ炭酸メチル0.034.mlを加え、0℃
で1時間放置する。反応液に水を加え、塩化メチレンで
抽出する。抽出液を水洗乾燥したのち、溶媒を留去する
。残留物を無水メタノール15+++lに溶解し、触媒
として酸化白金26■を加え、常温、常圧下に水素ガス
を1時間通して接触還元する。触媒をf別し、沢液を濃
縮し、残留物を薄層クロマトグラムで精製し、白色結晶
20■を得る。収率64%(原料回収を考慮すると収率
68%)。得られたヨヒンビノンは、 7− 公知法により得られたヨヒンピノンと各種スペクトルデ
ータが一致することにより同定された。
実M例2 アロヨヒンビノンの製造 =78℃で無水テトラヒドロフラン10m1にジイソプ
ロピルアミン0.062m1及びn−ブチルリチウム0
.19Qmlを加え、リチウムジイソプロピルアミドを
製造する。10分間放置したのちデヒドロアロヨヒ/ボ
ン5omgを無水テトラヒドロフラン6mlに溶解した
溶液を一78°Cで滴下する。この温度で1時間放置し
たのち無水マグネシウムブロマイド411n9を無水テ
トラヒドロフラン5 mlに溶解した溶液を加え、40
分間放置すると、マグネシウムエルレートが得8− られる。クロロ炭酸メチル0.0.34mlを加え、0
℃で1時間放置する。反応液に水を加え、塩化メチレン
で抽出し、抽出液を水洗乾燥したのち、溶媒を留去する
。残留物を無水メタノール15m1に溶解し、触媒とし
て酸化白金26■を加え、常温、常圧下に水素ガスを1
.5時間通して接触還元する。次いで触媒をデ別し、P
′tLを濃縮し、残留物を薄層クロマトグラムで精製し
、黄色油状のアロヨヒンビノン69m9を得る。収率6
8.4%。得られたアロヨヒンビノンは、公知法により
得られたアロヨヒンビノンと各種スペクトルデータが一
致することにより同定された。
出願人 株式会社上野製薬応、用研究所代理人 弁理士
 小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次式 で表わされるデヒドロヨヒンボン類をリチウム低級アル
    キルアミド及びクロロ炭酸低級アルキルと反応させ、得
    られる生成物を還元することを特徴とする、一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされるヨヒン
    ビノン類の製法。
JP58141882A 1983-08-04 1983-08-04 ヨヒンビノン類の製法 Granted JPS6032787A (ja)

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JP58141882A JPS6032787A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 ヨヒンビノン類の製法

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JPS6032787A true JPS6032787A (ja) 1985-02-19
JPH041750B2 JPH041750B2 (ja) 1992-01-14

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