JPS603270B2 - 電気音響変換器用磁気回路の製造方法 - Google Patents
電気音響変換器用磁気回路の製造方法Info
- Publication number
- JPS603270B2 JPS603270B2 JP506679A JP506679A JPS603270B2 JP S603270 B2 JPS603270 B2 JP S603270B2 JP 506679 A JP506679 A JP 506679A JP 506679 A JP506679 A JP 506679A JP S603270 B2 JPS603270 B2 JP S603270B2
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- JP
- Japan
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- yoke
- magnetic circuit
- magnet
- magnetic
- fixed
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- Expired
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/025—Magnetic circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R31/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2209/00—Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
- H04R2209/024—Manufacturing aspects of the magnetic circuit of loudspeaker or microphone transducers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スピーカ等の電気音響変換器用磁気回路の製
造方法に関する。
造方法に関する。
本発明者らは、すでに2つの磁気回路を重ね合せること
により、漏洩磁束が少なく、能率の向上する電気音響変
換器を提案した。
により、漏洩磁束が少なく、能率の向上する電気音響変
換器を提案した。
第1図は、本発明者らが提案した鰭気音響変換器を示し
ている。
ている。
第1図において、1,1′な器状のヨークであり、この
ョークー,1′の円筒部にはそれぞれ複数のスリット2
,2′が形成されている。
ョークー,1′の円筒部にはそれぞれ複数のスリット2
,2′が形成されている。
3,3′はそれぞれ上記ヨーク1,1′内の底面に固定
されたマグネット4,4′は上記マグネット3,3′の
上面に固定されたプレートである。
されたマグネット4,4′は上記マグネット3,3′の
上面に固定されたプレートである。
上記1,2,3,4または上記1′,2′,3′,4′
により磁気回路が構成され、この2つの磁気回路が、プ
レート4,4′が接触するように重ね合わされて1つの
磁気回路が構成される。この磁気回路は漏洩磁束が少な
くなり、能率が向上する。5はボイスコイルであり、こ
のボイスコイル5は、上記プレート4,4′の外周面と
上記ヨーク1,1′の内周面間の環状の磁気ギャップに
配置される。
により磁気回路が構成され、この2つの磁気回路が、プ
レート4,4′が接触するように重ね合わされて1つの
磁気回路が構成される。この磁気回路は漏洩磁束が少な
くなり、能率が向上する。5はボイスコイルであり、こ
のボイスコイル5は、上記プレート4,4′の外周面と
上記ヨーク1,1′の内周面間の環状の磁気ギャップに
配置される。
このボイスコイル5には複数個の支持片6が固定され、
この支持片6の先端部が上記ヨーク1,1′のスリット
2,2′を介して磁記回路の外部に突出している。7は
中央部に上記磁気回路が固定されたフレーム、8は振動
板であり、この振動板8の外周部に取付けられたエッジ
部村9の外周部は上記フレーム7に固定されている。
この支持片6の先端部が上記ヨーク1,1′のスリット
2,2′を介して磁記回路の外部に突出している。7は
中央部に上記磁気回路が固定されたフレーム、8は振動
板であり、この振動板8の外周部に取付けられたエッジ
部村9の外周部は上記フレーム7に固定されている。
上記振動板8の内周面には上記支持片6の先端部が固定
されている。10はダンバーであり、このダンパー10
の外周部はフレーム7に固定され、内周部は支持片6の
先端部に取付けられている。
されている。10はダンバーであり、このダンパー10
の外周部はフレーム7に固定され、内周部は支持片6の
先端部に取付けられている。
上記ボイスコイル5に信号を印加すると、このボイスコ
イル5が振動し、この振動が支持片6を介して振動板8
に伝わり、この振動板8が振動し音波を放射するもので
ある。上記変換器においては、特にプレート4,4′か
らの漏洩磁束が減少し、磁気ギャップの磁束密度が増加
し、変換器の能率が向上する。
イル5が振動し、この振動が支持片6を介して振動板8
に伝わり、この振動板8が振動し音波を放射するもので
ある。上記変換器においては、特にプレート4,4′か
らの漏洩磁束が減少し、磁気ギャップの磁束密度が増加
し、変換器の能率が向上する。
第2図,第3図,第4図は上記変換器の磁気回路の組立
方法を示している。
方法を示している。
従釆は、第2図,第3図に示すように、同形の磁気回路
a,a′を刻々に着磁した後、第4図に示すようにプレ
ート4,4′が接するように接合して製造していた。し
かしながら、上記従来例においては、両磁気回路a,a
′を接合する際に、反発力が生じ、両磁気回路a,a′
のスリット2,2′を一致させることが困難であり、第
5図に示すようにスリット2,2′がずれてしまう欠点
があり、このため、ボイスコイル5に取付けられた支持
片6が破損する欠点があった。本発明は上記従来の欠点
を除去するものであり、以下の本発明の一実施例につい
て第6図〜第8図とともに説明する。
a,a′を刻々に着磁した後、第4図に示すようにプレ
ート4,4′が接するように接合して製造していた。し
かしながら、上記従来例においては、両磁気回路a,a
′を接合する際に、反発力が生じ、両磁気回路a,a′
のスリット2,2′を一致させることが困難であり、第
5図に示すようにスリット2,2′がずれてしまう欠点
があり、このため、ボイスコイル5に取付けられた支持
片6が破損する欠点があった。本発明は上記従来の欠点
を除去するものであり、以下の本発明の一実施例につい
て第6図〜第8図とともに説明する。
第6図において、11は円筒状のヨークであり、このヨ
ーク11の一端部には底面12が一体に形成されている
。上記ョ−ク11の長さは前記従来例のヨーク1または
1′の2倍あり、このヨーク11には複数のスリット1
3が形成されている。14は上記ヨーク11の底面12
に固定されたマグネット、15はこのマグネット14の
上面に固定されたプレート、16は上記円筒状のヨーク
11の内径と同一の内蚤を有する円筒状のヨーク、17
は上記円筒状のヨーク16に超動可能に支持された下プ
レート、18は下プレート17の片面に固定されたマグ
ネット、19はこのマグネット18の片面に固定された
上プレートである。
ーク11の一端部には底面12が一体に形成されている
。上記ョ−ク11の長さは前記従来例のヨーク1または
1′の2倍あり、このヨーク11には複数のスリット1
3が形成されている。14は上記ヨーク11の底面12
に固定されたマグネット、15はこのマグネット14の
上面に固定されたプレート、16は上記円筒状のヨーク
11の内径と同一の内蚤を有する円筒状のヨーク、17
は上記円筒状のヨーク16に超動可能に支持された下プ
レート、18は下プレート17の片面に固定されたマグ
ネット、19はこのマグネット18の片面に固定された
上プレートである。
第6図に示す2個の磁気回路b,b′は別々に着滋され
る。なお第6図における磁気回路を着滋する際、ヨーク
16が無い場合には、B−日特性の磁束密度Bの低い点
が動作点となり、必要な磁束密度が得られないのに対し
、第6図に示すように円筒状のヨーク16内に下プレー
ト17,マグネット18,上プレート19を挿入した状
態で着磁すると磁束密度Bの高い点が動作点となり、必
要な磁束密度が得られるものである。
る。なお第6図における磁気回路を着滋する際、ヨーク
16が無い場合には、B−日特性の磁束密度Bの低い点
が動作点となり、必要な磁束密度が得られないのに対し
、第6図に示すように円筒状のヨーク16内に下プレー
ト17,マグネット18,上プレート19を挿入した状
態で着磁すると磁束密度Bの高い点が動作点となり、必
要な磁束密度が得られるものである。
このように着磁された磁気回路b,b′は、第7図に示
すようにヨーク11の上端面とヨーク16の下端面とを
当接させ、磁気回路b側の下プレート17に力Fを加え
、ヨーク16内を摺動させ、下プレート17,マグネッ
ト18,上プレート19を一体にヨーク11内に挿入し
、プレート15と上プレート19とが接触した状態で下
プレートひ7とヨーク11とを接着して固定するもので
ある(第8図)。
すようにヨーク11の上端面とヨーク16の下端面とを
当接させ、磁気回路b側の下プレート17に力Fを加え
、ヨーク16内を摺動させ、下プレート17,マグネッ
ト18,上プレート19を一体にヨーク11内に挿入し
、プレート15と上プレート19とが接触した状態で下
プレートひ7とヨーク11とを接着して固定するもので
ある(第8図)。
このように、本実施例によれば、1個のヨーク1l1内
に2個の磁気回路を構成するため、第5図に示すような
スリットのずれはなくなり、また、磁気回路bを着滋す
る際に用いる円筒状のヨークm6を、下プレート17,
マグネット18.上プレート19の挿入時のガイド治具
として兼用できる利点を有するものである。
に2個の磁気回路を構成するため、第5図に示すような
スリットのずれはなくなり、また、磁気回路bを着滋す
る際に用いる円筒状のヨークm6を、下プレート17,
マグネット18.上プレート19の挿入時のガイド治具
として兼用できる利点を有するものである。
第9図は本発明の磁気回路を用いたスピーカの断面を示
しており、第1図と同一個所には同一番号を付している
。
しており、第1図と同一個所には同一番号を付している
。
本発明は上記のような構成であり、1個のヨーク内に2
個の磁気回路を形成するためスリットがずれることなく
組立てられる利点を有するとともに、着滋のために用い
るヨークを、ガイド治具として兼用できる利点を有する
ものである。
個の磁気回路を形成するためスリットがずれることなく
組立てられる利点を有するとともに、着滋のために用い
るヨークを、ガイド治具として兼用できる利点を有する
ものである。
第1図は従来の電気音響変換換器の断面図、第2図は同
電気音響変換器の磁気回路の組立前の断面図、第3図は
同斜視図、第4図は同磁気回路の組立後の断面図、第5
図は同正面図、第6図〜第8図はそれぞれ本発明の製造
方法における各工程の断面図、第9図は本発明の製造方
法により製造した磁気回路を用いた電気音響変換器の断
面図である。 5…ボイスコイル、6…支持片、7…フレーム、8・・
・振動板、9…エッジ部材、10・・・ダンパ山、11
…ヨーク、12…底面、13…スリット、14…マグネ
ット、15…プレート、16…ヨーク、17…下プレー
ト、18…マグネット、m9…上プレート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
電気音響変換器の磁気回路の組立前の断面図、第3図は
同斜視図、第4図は同磁気回路の組立後の断面図、第5
図は同正面図、第6図〜第8図はそれぞれ本発明の製造
方法における各工程の断面図、第9図は本発明の製造方
法により製造した磁気回路を用いた電気音響変換器の断
面図である。 5…ボイスコイル、6…支持片、7…フレーム、8・・
・振動板、9…エッジ部材、10・・・ダンパ山、11
…ヨーク、12…底面、13…スリット、14…マグネ
ット、15…プレート、16…ヨーク、17…下プレー
ト、18…マグネット、m9…上プレート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 1 一端に底面を有するとともに円筒部に複数個のスリ
ツトが形成された円筒状の第1のヨークの上記底面に第
1のマグネツトを固定し、この第1のマグネツトの片面
にプレートを固定して第1の磁気回路を構成し、上記第
1のヨークと同一の内径を有する円筒状の第2のヨーク
に下プレートを摺動可能に支持し、この下プレートの片
面に第2のマグネツトを固定するとともに、この第2の
マグネツトの片面に上プレートを固定して第2の磁気回
路を構成し、上記第1,第2の磁気回路を着磁した後、
上記第2のヨークを上記第1のヨークに当接させ、上記
下プレートに力を加え、上記第2のヨークをガイド治具
として上記下プレート、第2のマグネツト、上プレート
を一体に上記第1のヨーク内に挿入し、上記第1のヨー
ク内に2個の磁気回路を形成することを特徴とする電気
音響変換器用磁気回路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP506679A JPS603270B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 電気音響変換器用磁気回路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP506679A JPS603270B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 電気音響変換器用磁気回路の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5597798A JPS5597798A (en) | 1980-07-25 |
JPS603270B2 true JPS603270B2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=11601006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP506679A Expired JPS603270B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 電気音響変換器用磁気回路の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603270B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3891046B2 (ja) | 2002-06-07 | 2007-03-07 | 松下電器産業株式会社 | 反撥磁気回路の製造方法及びこの製造方法に用いられる製造装置 |
US20110044491A1 (en) * | 2009-08-23 | 2011-02-24 | Plastoform Industries Ltd. | Long excursion loudspeaker with closed magnetic circuit and ribbed robbin extending through slotted yoke |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP506679A patent/JPS603270B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5597798A (en) | 1980-07-25 |
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