JPS5832394Y2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPS5832394Y2 JPS5832394Y2 JP1613379U JP1613379U JPS5832394Y2 JP S5832394 Y2 JPS5832394 Y2 JP S5832394Y2 JP 1613379 U JP1613379 U JP 1613379U JP 1613379 U JP1613379 U JP 1613379U JP S5832394 Y2 JPS5832394 Y2 JP S5832394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting plate
- diaphragm
- speaker
- coil bobbin
- viscous substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、平面振動板を用いるスピーカに関するもので
ある。
ある。
第１図に、従来のこの種のスピーカの断面を示す。
第１図において、１はセンターポール２が一体に形成さ
れたヨーク、３はヨーク１の上面に固定された環状のマ
グネット、４はマグネット３の上面に固定された環状の
プレートであり、このプレート４の内周面とセンターポ
ール２の外周面との間に環状の磁気ギャップが形成され
る。
れたヨーク、３はヨーク１の上面に固定された環状のマ
グネット、４はマグネット３の上面に固定された環状の
プレートであり、このプレート４の内周面とセンターポ
ール２の外周面との間に環状の磁気ギャップが形成され
る。
５はプレート４に固定されたフレーム、６は円形の平面
振動板であり、この振動板６はエツジ部材７を介してフ
レーム５に支持されている。
振動板であり、この振動板６はエツジ部材７を介してフ
レーム５に支持されている。
８は円錐台形状の連結板であり、この連結板８は振動板
６の下面に接着されている。
６の下面に接着されている。
９は連結板８の下部に挿入接着されたコイルボビンであ
り、このコイルボビン９にボイスコイル１０が巻回され
ている。
り、このコイルボビン９にボイスコイル１０が巻回され
ている。
このボイスコイル１０は前記磁気ギャップ部に配置され
ている。
ている。
１１はダンパーである。第１図において、ボイスコイル
１０に信号を印加すると、ボイスコイル１０、コイルボ
ビン９が一体に振動し、この振動が連結板８を介して振
動板６に伝達され振動板６が振動するものである。
１０に信号を印加すると、ボイスコイル１０、コイルボ
ビン９が一体に振動し、この振動が連結板８を介して振
動板６に伝達され振動板６が振動するものである。
上記のような平面振動板６を用いたスピーカにおいては
、ある共振周波数において平面振動板６に節円が生じス
ピーカの再生帯域が狭くなる。
、ある共振周波数において平面振動板６に節円が生じス
ピーカの再生帯域が狭くなる。
しかしながら振動板６の節円を駆動するようにすると、
振動板は第２次共振周波数までピストン振動し、再生帯
域が拡大される。
振動板は第２次共振周波数までピストン振動し、再生帯
域が拡大される。
第１図に示す従来例は小さなボイスコイル、磁気回路を
用いて再生帯域を拡大するために、振動板６とコイルボ
ビン９とを連結板８で連結し、振動板６の節円を駆動す
るようにしたものである。
用いて再生帯域を拡大するために、振動板６とコイルボ
ビン９とを連結板８で連結し、振動板６の節円を駆動す
るようにしたものである。
しかしながら、上記従来のスピーカにおいては第２図に
実線で示すように、音圧周波数特性における高域限界周
波数ｆＨにおいて鋭いピークを生じる欠点があった。
実線で示すように、音圧周波数特性における高域限界周
波数ｆＨにおいて鋭いピークを生じる欠点があった。
第３図は上記従来例における振動板６、連結板８、コイ
ルボビン９の関係を示しており、振動板６と連結板８と
の接続部Ａおよび連結板８とコイルボビン９との接続部
Ｂおよびコイルボビン９の下部Ｃの速度特性を求めると
、第４図に示す特性となり、第２図における鋭いピーク
の原因は、接続部Ｂ近傍にあることがわかる。
ルボビン９の関係を示しており、振動板６と連結板８と
の接続部Ａおよび連結板８とコイルボビン９との接続部
Ｂおよびコイルボビン９の下部Ｃの速度特性を求めると
、第４図に示す特性となり、第２図における鋭いピーク
の原因は、接続部Ｂ近傍にあることがわかる。
第５図ａ、ｌ）、ｃは上記従来例における周波数Ｆ１．
Ｆ２．ｆＨにおける振動姿態を示している。
Ｆ２．ｆＨにおける振動姿態を示している。
第５図ａ、ｌ）、ｃからも明らかなように、高域におい
て、接続部Ｂ近傍において、節Ｘ、Ｙをもって振動して
いるものである。
て、接続部Ｂ近傍において、節Ｘ、Ｙをもって振動して
いるものである。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、接続部
Ｂ近傍にゴム等の粘性物質を塗布することにより能率を
低下させることなく高域におけるピークを低下させるも
のであり、以下に本考案の実施例について説明する。
Ｂ近傍にゴム等の粘性物質を塗布することにより能率を
低下させることなく高域におけるピークを低下させるも
のであり、以下に本考案の実施例について説明する。
第６図ａ、ｌ）に示す実施例は接続部Ｂ近傍のコイルボ
ビン９の内面に粘性物質１１を塗布したものである。
ビン９の内面に粘性物質１１を塗布したものである。
第７図ａ、ｌ）に示す実施例は接続部Ｂ近傍のコイルボ
ビン９の内面および外面に粘性物質１１を塗布したもの
である。
ビン９の内面および外面に粘性物質１１を塗布したもの
である。
第８図ａ、ｌ）に示す実施例は接続部Ｂ近傍のコイルボ
ビン９および連結板８に粘性物質１１を個々に塗布した
ものである。
ビン９および連結板８に粘性物質１１を個々に塗布した
ものである。
第９図ａ、ｌ）に示す実施例は接続部Ｂ近傍のコイルボ
ビン９および連結板８に粘性物質１１を塗布したもので
ある。
ビン９および連結板８に粘性物質１１を塗布したもので
ある。
第１０図ａ、１）に示す実施例は、粘性物質からなり傾
斜面を有する円筒状の成形物１２を接続部Ｂ近傍に接着
したものである。
斜面を有する円筒状の成形物１２を接続部Ｂ近傍に接着
したものである。
以上のように、本考案は、連結板とコイルボビンとの接
続部近傍に粘性物質を付着させたものであり、わずかな
粘性物質を付着させているため、能率を低下させずに、
高域におけるピークを、第２図において破線で示すよう
に低下できる利点を有するものである。
続部近傍に粘性物質を付着させたものであり、わずかな
粘性物質を付着させているため、能率を低下させずに、
高域におけるピークを、第２図において破線で示すよう
に低下できる利点を有するものである。
第１図は従来のスピーカの断面図、第２図は従来のスピ
ーカおよび本考案スピーカの音圧周波数特性図、第３図
は従来のスピーカの要部の半断面図、第４図は第３図に
おけるＡ、Ｂ、Ｃ点の速度特性図、第５図ａ、ｌ）、ｃ
は従来のスピーカの各周波数における振動姿態を示す図
、第６図ａ、ｌ）〜第１０図ａ、ｌ）はそれぞれ本考案
の実施例におけるスピーカの要部の斜視図および半断面
図である。 １・・・・・・ヨーク、２・・・・・・センターポール
、３・・・・・・マグネット、４・・・・・・プレート
、５・・・・・・フレーム、６・・・・・・平面振動板
、７・・・・・・エツジ部材、８・・・・・・連結板、
９・・・・・・コイルボビン、１０・・・・・・ボイス
コイル、１１・・・・・・粘性物質、１２・・・・・・
成形物。
ーカおよび本考案スピーカの音圧周波数特性図、第３図
は従来のスピーカの要部の半断面図、第４図は第３図に
おけるＡ、Ｂ、Ｃ点の速度特性図、第５図ａ、ｌ）、ｃ
は従来のスピーカの各周波数における振動姿態を示す図
、第６図ａ、ｌ）〜第１０図ａ、ｌ）はそれぞれ本考案
の実施例におけるスピーカの要部の斜視図および半断面
図である。 １・・・・・・ヨーク、２・・・・・・センターポール
、３・・・・・・マグネット、４・・・・・・プレート
、５・・・・・・フレーム、６・・・・・・平面振動板
、７・・・・・・エツジ部材、８・・・・・・連結板、
９・・・・・・コイルボビン、１０・・・・・・ボイス
コイル、１１・・・・・・粘性物質、１２・・・・・・
成形物。
Claims (1)
- 円錐台形の連結板の一端に、ボイスコイルが巻回された
コイルボビンを固定するとともに、上記連結板の他端に
振動板を固定するスピーカにおいて、上記コイルボビン
と連結板との接続部近傍に粘性物質を付着したスピーカ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1613379U JPS5832394Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1613379U JPS5832394Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55115194U JPS55115194U (ja) | 1980-08-14 |
| JPS5832394Y2 true JPS5832394Y2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=28839090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1613379U Expired JPS5832394Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832394Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58133099A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カ |
-
1979
- 1979-02-09 JP JP1613379U patent/JPS5832394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55115194U (ja) | 1980-08-14 |
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