JPS58235B2 - 電気音響変換器用磁気回路 - Google Patents
電気音響変換器用磁気回路Info
- Publication number
- JPS58235B2 JPS58235B2 JP14545578A JP14545578A JPS58235B2 JP S58235 B2 JPS58235 B2 JP S58235B2 JP 14545578 A JP14545578 A JP 14545578A JP 14545578 A JP14545578 A JP 14545578A JP S58235 B2 JPS58235 B2 JP S58235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic circuit
- magnet
- yoke
- electroacoustic transducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/025—Magnetic circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2209/00—Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
- H04R2209/022—Aspects regarding the stray flux internal or external to the magnetic circuit, e.g. shielding, shape of magnetic circuit, flux compensation coils
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカ等の電気音響変換器用磁気回路に関し
、磁気漏洩が少ない高能率の磁気回路を提供するもので
ある。
、磁気漏洩が少ない高能率の磁気回路を提供するもので
ある。
第１図は従来のスピーカの磁気回路の断面を示している
。
。
第１図において、１は壺型のヨークであり、このヨーク
１の内部の底面には柱状のマグネット２が固定されてい
る。
１の内部の底面には柱状のマグネット２が固定されてい
る。
３はマグネット２の上面に固定された円板状のトッププ
レートであり、このトッププレート３の外周面と上記ヨ
ーク１の上部内周面との間に環状の磁気ギャップ４が形
成される。
レートであり、このトッププレート３の外周面と上記ヨ
ーク１の上部内周面との間に環状の磁気ギャップ４が形
成される。
この磁気ギャップ４に、コイルボビンに巻回されたボイ
スコイルが配置されるものである。
スコイルが配置されるものである。
なお第１図における矢印ａはマグネット２の磁化方向を
示し、破線すは漏洩磁束を示している。
示し、破線すは漏洩磁束を示している。
しかしながら、上記従来の磁気回路は、内磁型といえど
も漏洩が多く、マグネットの利用率が悪く能率が低下す
る欠点があった。
も漏洩が多く、マグネットの利用率が悪く能率が低下す
る欠点があった。
次表は、第１図のＡ〜■点における漏洩磁束密度の測定
値を示している。
値を示している。
なお磁気ギャップの磁束密度は１万ガウスであった。
本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、以下に
本発明の基本構成について第２図とともに説明する。
本発明の基本構成について第２図とともに説明する。
第２図において、１，１’は壺型のヨーク、２゜２’は
上記ヨーク１，１’の底面に固定されたマグネットであ
り、このマグネット２，２’の磁化方向は矢印ａ、ａ’
力方向ある。
上記ヨーク１，１’の底面に固定されたマグネットであ
り、このマグネット２，２’の磁化方向は矢印ａ、ａ’
力方向ある。
３，３’はマグネット２゜２’の上面に固定された円板
状のトッププレートであり、このトッププレート３．３
’の外周面とヨーク１，１’の内周面間に環状の磁気ギ
ャップ４，４’が形成される。
状のトッププレートであり、このトッププレート３．３
’の外周面とヨーク１，１’の内周面間に環状の磁気ギ
ャップ４，４’が形成される。
５は上記２個の磁気回路の中央部を貫通する貫通孔であ
り、２つの磁気回路を、そのトッププレート３，３’が
接するように、固定ピン６で固定するものである。
り、２つの磁気回路を、そのトッププレート３，３’が
接するように、固定ピン６で固定するものである。
次表は第２図におけるＡ〜Ｆ点における漏洩磁束密度を
示している。
示している。
なお本実施例における磁気ギャップ４，４’の磁束密度
は１万２千ガウスであり、第１図に示す従来例の１万ガ
ウスに比較して２割増加している。
は１万２千ガウスであり、第１図に示す従来例の１万ガ
ウスに比較して２割増加している。
このように、本発明の磁気回路によれば、漏洩磁束を従
来の磁気回路の約１／１０に低減できるものである。
来の磁気回路の約１／１０に低減できるものである。
第３図は第２図に示す磁気回路を用いたスピーカを示し
ている。
ている。
第３図において、７はヨーク１’の底面に形成された複
数個の貫通孔、８は磁気回路内に挿入されたコイルボビ
ンであり、このコイルボビン８の上辺に一体に形成され
た複数個の結合片９が上記貫通孔７を介して外部に突出
している。
数個の貫通孔、８は磁気回路内に挿入されたコイルボビ
ンであり、このコイルボビン８の上辺に一体に形成され
た複数個の結合片９が上記貫通孔７を介して外部に突出
している。
１０は上記コイルボビン８に巻回されたボイスコイルで
あり、このボイスコイル１０は磁気回路の磁気ギャップ
部に配置されている。
あり、このボイスコイル１０は磁気回路の磁気ギャップ
部に配置されている。
１１はヨーク１’の外周面に固定されたフレーム、１２
は振動板であり、この振動板１２の外周部はエツジ部材
１３を介してフレーム１１に支持されている。
は振動板であり、この振動板１２の外周部はエツジ部材
１３を介してフレーム１１に支持されている。
上記振動板１２の下部は上記結合片９に固定されている
。
。
１４はダンパーであり、このダンパー１４の外周部はフ
レーム１１に固定され、内周部は振動板１２に固定され
ている。
レーム１１に固定され、内周部は振動板１２に固定され
ている。
第３図において、ボイスコイル１０に信号を印加すると
、このボイスコイル１０．コイルボビン８が一体に振動
し、この振動が結合片９を介して振動板１２に伝わり、
振動板１２が振動し音を放射するものである。
、このボイスコイル１０．コイルボビン８が一体に振動
し、この振動が結合片９を介して振動板１２に伝わり、
振動板１２が振動し音を放射するものである。
第３図に示す実施例によれば、従来例におけるトッププ
レート３からの漏洩磁束分が磁気ギャップの磁束に加わ
るためスピーカの能率が約２割向上するものである。
レート３からの漏洩磁束分が磁気ギャップの磁束に加わ
るためスピーカの能率が約２割向上するものである。
第４図〜第７図はそれぞれ本発明の他の実施例を示して
いる。
いる。
第４図において、１５．１５’は中央部にセンターポー
ル１６，１６’が一体に形成された下プレート、１７．
１７’は下プレート１５．１５’に固定された環状のマ
グネット、１８，１８’は上記マグネット１７．１７’
の上面に形成された切欠部に固定された環状の上プレー
トであり、この上プレート１８．１８’の内周面と上記
センターポール１６゜１６′の外周面間に環状の磁気ギ
ャツが形成される。
ル１６，１６’が一体に形成された下プレート、１７．
１７’は下プレート１５．１５’に固定された環状のマ
グネット、１８，１８’は上記マグネット１７．１７’
の上面に形成された切欠部に固定された環状の上プレー
トであり、この上プレート１８．１８’の内周面と上記
センターポール１６゜１６′の外周面間に環状の磁気ギ
ャツが形成される。
１９．１９’はセンターポール１６．１６’の中央部に
形成された貫通孔であり、この貫通孔１９．１９’に挿
入された固定ピン２０によって、２個の磁気回路が結合
されるものである。
形成された貫通孔であり、この貫通孔１９．１９’に挿
入された固定ピン２０によって、２個の磁気回路が結合
されるものである。
第５図は他の実施例を示しており、第４図に示す実施例
と異なる点は、下プレート５．１５’の外周部に突条２
１，２１’を形成し、この突条２１゜２１’によりマグ
ネット１７．１７’の外周面をも覆った点である。
と異なる点は、下プレート５．１５’の外周部に突条２
１，２１’を形成し、この突条２１゜２１’によりマグ
ネット１７．１７’の外周面をも覆った点である。
第６図に示す実施例は、第２図に示す実施例のセンター
ポール３，３’を厚くし、このセンターポール３，３’
のみを接触させたものである。
ポール３，３’を厚くし、このセンターポール３，３’
のみを接触させたものである。
以上、詳述したように本発明によれば、磁気ギャップで
の磁束が同一方向となるように磁化されたマグネットを
有する２個の磁気回路部を具備し、上記２個の磁気回路
部をそれらの磁気ギャップが並設されるように結合する
と共に上記２個の磁気回路部の一方を構成するヨークの
底面における上記磁気ギャップと同一円周上に間隔をお
いて上記磁気ギャップ内に支持したボイスコイルの駆動
力を導出するための複数個の貫通孔を設けたので、２個
の磁気回路部が対向する側の漏洩磁束が減少し、磁気ギ
ャップの磁束密度が増大し、能率が向上する利点を有す
る。
の磁束が同一方向となるように磁化されたマグネットを
有する２個の磁気回路部を具備し、上記２個の磁気回路
部をそれらの磁気ギャップが並設されるように結合する
と共に上記２個の磁気回路部の一方を構成するヨークの
底面における上記磁気ギャップと同一円周上に間隔をお
いて上記磁気ギャップ内に支持したボイスコイルの駆動
力を導出するための複数個の貫通孔を設けたので、２個
の磁気回路部が対向する側の漏洩磁束が減少し、磁気ギ
ャップの磁束密度が増大し、能率が向上する利点を有す
る。
しかも、２個の磁気回路の一方を構成するヨークの底面
における磁気ギャップと同一円周上に複数個の貫通孔を
設けてやるので、磁気ギャップ内に支持したボイスコイ
ルの駆動力を外部へ導出することができる。
における磁気ギャップと同一円周上に複数個の貫通孔を
設けてやるので、磁気ギャップ内に支持したボイスコイ
ルの駆動力を外部へ導出することができる。
第１図は従来の電気音響変換器用磁気回路の断面図、第
２図は本発明の一実施例における電気音響変換器用磁気
回路の断面図、第３図は第２図に示す磁気回路を用いた
スピーカの一部切欠斜視図、第４図〜第６図はそれぞれ
本発明の他の実施例の断面図である。 １．１’……ヨーク、２．２’……マグネツト、３゜３
′……トツププレート、４．４’……磁気ギヤツプ、５
……貫通孔、６……固定ピン、７……貫通孔、８……コ
イルボビン、９……結合片、１０……ボイスコイル、１
１……フレーム、１２……振動板、１３……工ツジ部材
、１４……ダンパー、１５．１５’……下フレート、１
６．１６’……センターポール、１７．１７’……マグ
ネツト、１８゜１８’……上プレート、１９，１９’…
…貫通孔、２０……固定ピン、２１，２１ ’……突条
。
２図は本発明の一実施例における電気音響変換器用磁気
回路の断面図、第３図は第２図に示す磁気回路を用いた
スピーカの一部切欠斜視図、第４図〜第６図はそれぞれ
本発明の他の実施例の断面図である。 １．１’……ヨーク、２．２’……マグネツト、３゜３
′……トツププレート、４．４’……磁気ギヤツプ、５
……貫通孔、６……固定ピン、７……貫通孔、８……コ
イルボビン、９……結合片、１０……ボイスコイル、１
１……フレーム、１２……振動板、１３……工ツジ部材
、１４……ダンパー、１５．１５’……下フレート、１
６．１６’……センターポール、１７．１７’……マグ
ネツト、１８゜１８’……上プレート、１９，１９’…
…貫通孔、２０……固定ピン、２１，２１ ’……突条
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁気ギャップでの磁束が同一方向となるように磁化
されたマギネットを有する２個の磁気回路部を具備し、
上記２個の磁気回路部をそれらの磁−気ギャップが並設
されるように結合すると共に上記２個の磁気回路部の一
方を構成するヨークの底面における上記磁気ギャップと
同一円周上に間隔をおいて上記磁気ギャップ内に支持し
たボイスコイルの駆動力を導出するための複数個の貫通
孔を設けてなる磁気音響変換器用磁気回路。 ２２個の磁気回路部はそれぞれ壷形のヨークと、この壷
形ヨーク内に固定されたマグネットと、このマグネット
の上面に固定されたトッププレートとを有し、このトッ
ププレートの外周面と上記ヨークの内周面との間に形成
した磁気ギャップが並設されるように両トッププレート
を放向するように結合した特許請求の範囲第１項記載の
電気音響変換器用磁気回路。 ３２個の磁気回路部はそれぞれ片面中央部にセンターポ
ールが一体に形成された下プレートと、この下プレート
に固定された環状のマグネットと、このマグネットの他
面に固定された環状の上プレートとを有し、上記上プレ
ートの内周面と上記センターポールの外周面との間に形
成した磁気ギャップが並設されるように雨上プレート側
を対向するように結合した特許請求の範囲第１項記載の
電気音響変換器用磁気回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14545578A JPS58235B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 電気音響変換器用磁気回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14545578A JPS58235B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 電気音響変換器用磁気回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571397A JPS5571397A (en) | 1980-05-29 |
| JPS58235B2 true JPS58235B2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=15385618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14545578A Expired JPS58235B2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 電気音響変換器用磁気回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58235B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039846U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の風向調節板支持装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1227701B1 (en) * | 2000-08-24 | 2008-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker and magnetic circuit used for the speaker |
| JP2019176333A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | パイオニア株式会社 | スピーカの磁気回路、スピーカ、及び移動体 |
-
1978
- 1978-11-25 JP JP14545578A patent/JPS58235B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039846U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の風向調節板支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571397A (en) | 1980-05-29 |
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