JPS6032611B2 - 2−ヒドロカルビルグリセロ−ルの製造方法 - Google Patents

2−ヒドロカルビルグリセロ−ルの製造方法

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JPS6032611B2
JPS6032611B2 JP50106122A JP10612275A JPS6032611B2 JP S6032611 B2 JPS6032611 B2 JP S6032611B2 JP 50106122 A JP50106122 A JP 50106122A JP 10612275 A JP10612275 A JP 10612275A JP S6032611 B2 JPS6032611 B2 JP S6032611B2
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JP
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hydrocarbylglycerol
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JP50106122A
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レインニンク アレント
グレンデルマン イエニクイエ
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N31/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic oxygen or sulfur compounds
    • A01N31/02Acyclic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/18Polyhydroxylic acyclic alcohols
    • C07C31/22Trihydroxylic alcohols, e.g. glycerol

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2ーヒドロカルピルグリセロールの製造方法
に関する。
J.A.モニック著“アルコール、その化学、性質およ
び製造”(J.A.Monik“Alcohols,t
heir Chemistry,Properties
and Manufacture”)(19粥)、第3
66〜36刀割こ記載され“加水分解ルート”として述
べられている2ーメチルグリセロールの製造は、1,3
ージクロロ−2ーヒドロキシー2−メチルプロパンから
水酸化カルシウムにより塩化水素をとり1−クロロー2
,3ーエポキシー2ーメチルプロパンをつくること、こ
のェポキシドの希水性硫酸中での加水分解で2−ク。
ロメチルー1,2ープロパンジオールをつくることそし
てこのジオールを水酸化ナトリウムの存在で水と反応さ
せることからなっている。このルートは労力がかかり、
3つの異なる反応帯城で行われねばならない3つの段階
を含んでいる。本発明は、容易な方法で2−ヒドロカル
ビルグリセロールを製造する可能性を与えるものである
本発明は、2一位置に第二炭素原子を有する2ーハロア
ルカナールをホルムアルデヒドおよび塩基と、水性媒体
の存在下で、該塩基を少なくとも0.5グラム当量/リ
ットルの濃度で使用して反応させることを特徴とする2
ーヒドロカルビルグリ」セロールの製造方法に関する。
本発明に従う方法(以下新規方法と記載)は、一段階だ
けでなされ、1つの反応帯で十分である。加えて、2ー
ヒドロカルビルグリセロールは、通常、非常に満足な収
量で得られる。出発2ーハロアルカナールは、通常、容
易に入手しやすい。たとえば、2ークロロブタナールは
、濃水性塩酸中の2−ブタナールの塩素化〔Bulle
tinS比.Ch.Fr.(1953)222〕、また
は飽和ケトンおよびフェノールの塩素化に関しJ.○r
g.Chem.28(1963)630に示されるよう
に塩化第二銅の存在下にN,N−ジメチルホルムアミド
中のブタナールの塩素化により製造され得る。塩基は、
水1夕当り、少なくとも0.5、好ましくは少なくとも
2.亀 より好ましくは少なくとも5グラム当量の濃度
で加えられねばならない。
固体状塩基も存在し得るが、反応混合物中に固体が存在
することは避けるのが好ましい選ばれた反応温度で1夕
当り0.5タ当量より少ない溶解度を有する塩基、たと
えば水酸化カルシウムは、新規方法の範囲外であり、な
ぜならこの反応条件下では2−ヒドロカルビルグリセロ
ールは全くまたはほとんど生成しないからである。適当
な塩基の例は、少なくとも11の原子番号を有するアル
カリ金属(ナトリウム、カリウム、ルビジウムおよびセ
シウム)の炭酸塩、アルカリ金属の水酸化物(リチウム
、ナトリウム、カリウム、ルビジウムおよびセシウムの
水酸化物)、アルカリ金属のシアン化物、ジアルカリ金
属のリン酸水素塩、トリアルカリ金属オルトリン酸塩、
第四アンモニウム塩、ホスホニウム塩、アルソニウム塩
、およびスチポニゥム塩である。良好な結果が、少なく
とも11の原子番号を有するアルカリ金属の炭酸塩、並
びにアルカリ金属水酸化物特に水酸化ナトリウムによっ
て得られた。アルカリ金属の炭酸塩についてはナトリウ
ムおよびカリウムの炭酸塩が比較的価格であるという見
地から好ましい。塩基の混合物が使用されてもよい。新
規方法は、アルカリ性反応化合物として水酸化ナトリウ
ムが使用される場合、次の一般的な反応式に従って進む
:ここでRおよびHalは、ヒドロカルピル基およびハ
ロゲン涼子,をそれぞれ示す。
“有機化学の方法”(フーベンーゥェィル)〔“Met
hMen der Organishen Ch
emie”(Houはn−Weyl)〕第4版、第皿巻
、第一章(1954)、第363 374375頁によ
れば、アルカリ金属の炭酸塩または水酸化物の水溶液に
よる2−クロロプタナ−ルの加水分解は非常に複雑な反
応を含みかなり困難であることが明らかとされている。
2−クロロプタナールは完全に変換されるのであるが、
相当する2−ヒドロキシブタナールは非常に低収量でし
か得られなく、かなりの副生成物が同時に生成する。本
発明の方法に従えば、2ーヒドロカルピルグリセロール
が2−ハロアルカナールから満足な収量で得られる;特
に反応はハロゲン原子のヒドロキシル基への変換を含む
2ーハロアルカナールの2一位置の炭素原子は、第二炭
素原子であるべきで、その理由は、このときだけ2−ヒ
ドロカルビルグリセロールが生成するからである。
ヒドロカルビル基は、たとえば、アルキル基、シクロァ
ルキル基またはアリル基であってもよい。良好な結果が
、直鎖または枝分れした非環式2−ハロアルカナールに
よって得られた。2−ハロアルカナールのうちでは、2
ークロロアルカナールが好ましい。
2−ハロアルカナールの例は、2ークロロプロバナール
、2ークロロプタナール、2−クロロベンタナール、2
ークロロヘキサナール、2−クロロ−3ーメチルプタナ
ール、2−クロロー3,3ージメチルブタナール、2−
クoo−3一メチルーベンタナール、2ークロロ−2ー
シクロヘキシルエタナール、2ークロロ−2−(4′−
メチルーシクロヘキシル)エタナール、2ークロロ−2
ーフエニルエタナール、2ーク。
ロー2一(4′ーメチル−フヱニル)エタナールおよび
2−クロo−2−(1ーナフチル)ェタナールおよびこ
れらに相当する2ーフロモアルカナールである。良好な
結果が2−クロロプタナールにより得られた。2−位置
の第二炭素原子を有する2−ハ。
ァルカナールの混合物が使用されてもよい。新規方法で
選ばれるホルムアルデヒド:2ーハロアルカナールの出
発モル比、塩基:2−ハロアルカナ−ルの出発比グラム
当量および温度は臨界的ではなく幅広い限界内で変化し
てもよく、また以下に述べる範囲外であってもよい。
前記の2つの比は、好ましくは、前記反応式に従う化学
量論比である2より大きく10よりは低く選ばれるであ
ろう。その理由は、2ーヒドロカルピルグリセロールの
収量は、10を越えるモル比では、通常、ほんの僅か増
加するであろうからである。新規方法は、一般に、1o
oo〜20000、好ましくは50qC〜100℃の範
囲の温度および大気圧下で進められるが過圧または減圧
下のものも本発明の範囲に入る。特定の場合において、
前記2つの比のいずれかの値および最も良い温度は実験
的に容易に証明され得る。新規方法は、好ましくは、2
−ハロアルカナールとホルムアルデヒド水溶液の激しく
磯拝された混合物へ塩基の水溶液を添加することによっ
てなされる。
反応は発熱的であり、反応熱は、適当な方法、たとえば
還流下の煮沸によって除去され得る。
全部の塩基が加えられたら、通常、反応混合物をたとえ
ば90〜1000○の温度で、いまら〈、たとえば2〜
7時間激しく擬拝するのがよい。次に2ーヒドロカルビ
ルグリセロールが適当な方法によって反応混合物から分
離され得る。たとえば、混合物をpH5〜6まで酸性と
し、水を蒸留し去り、得られた蒸留残留物を溶媒、たと
えばエタノールで抽出し、このようにして得られた抽出
相を煮詰めて2ーヒドロルレビルグリセロールを得る。
2−アルキルグリセロールの謙導体は生物学的に活性で
あり、英国特許明細書第1293546号に示されるよ
うに特に、除草性、植物生長調整性および殺菌性を有し
ている。
本発明を次の実施例によりさらに説明する。
実施例6つの実験を以下のように行なった。
2−クロロブタナール0.1molと36%wのホルム
アルデヒド水溶液の混合物を大気圧下で激しく損拝をし
つつ還流が始まるまで加熱した。
沸騰している混合物の温度は95o0であった。実験中
、窒素を混合物中に通した。
次に塩基の水溶液を10分間かけ徐々に混合物へ加えた
。この水溶液を加え終ったとき、混合物を激しく蝿拝し
つついまら〈9500で反応させた。次に、混合物を2
200の温度まで冷却し、そして1州水性塩酸を冷却混
合物へ加えpHを5.5〜6.0の値まで下げた。この
ように酸性とした混合物を0.0182rabs.の圧
力、約50qoの温度でフィルムェバポレータ(him
evaporator)を煮詰めた。フィルムェバポレ
ータ内に生成した残留物を96%wのエタノール75の
‘と混合し、エタノールによって溶解されない固体化合
物(NaCIとHCOONa)を炉昇りし、炉液をフィ
ルムェバポレータで0.01母2rabs.の圧力で煮
詰めた。得られた残留物を気−液クロマトグラフィーに
よって分析した。表は各実験のデータを示す。使用した
塩基、ホルムアルデヒドの量および塩基の量はそれぞれ
左から2番目、3番目および4番目のコラムに示してあ
る。水溶液として加えられた塩基の濃度は、第5番目の
コラムに示されており、そして反応混合物中にある水(
ホルムァルデヒド溶液からくる水も含む)の中の塩基の
濃度は第6番目のコラムに示されており、これは与えら
れたデータから計算された。第7番目のコラムは塩基の
添加後の反応時間を示し、そして出発2ークロロブタナ
ールを基礎として計算した2−エチルーグリセロールの
収率は右から1番目のコラムに示してある。全ての実験
で、塩基の水溶液の添加は熱の発生をもたらし、この熱
は還流冷却器により除いた。x)KOHは90※の純度
であるので実際は0.4 5mol。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2−位置に第二炭素原子を有する2−ハロアルカナ
    ールをホルムアルデヒドおよび塩基と、水性媒体の存在
    下で、該塩基を少なくとも0.5グラム当量/リツトル
    の濃度で使用して反応させることを特徴とする2−ヒド
    ロカルビルグリセロールの製造方法。
JP50106122A 1974-09-05 1975-09-03 2−ヒドロカルビルグリセロ−ルの製造方法 Expired JPS6032611B2 (ja)

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GB38836/74 1974-09-05
GB38836/74A GB1518104A (en) 1974-09-05 1974-09-05 Process for the preparation of 2-hydrocarbylglycerols

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JPS5152108A JPS5152108A (en) 1976-05-08
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CH (1) CH616642A5 (ja)
DE (1) DE2539202C2 (ja)
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NL (1) NL184158C (ja)
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US3993703A (en) 1976-11-23
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GB1518104A (en) 1978-07-19
NL184158C (nl) 1989-05-01
DE2539202A1 (de) 1976-03-18
IT1042285B (it) 1980-01-30
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BE832737A (nl) 1976-02-26
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NL184158B (nl) 1988-12-01
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