JPS6032483Y2 - グリル付ガステ−ブル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はグリル付ガステープルの改良構造に関し、特に
ガス管の固定に関する。

グリル付ガステープルに於けるガス管の固定としては、
例えば第１図に示す様にテーブル本体１を構成する後板
２及び側板３，３の内側にこれに沿よてガス管４を配設
したものでは、ガス管４のガスコック（図示せず）を連
結するフランジ５゜５．５を固着した前方に位置する部
分６，６に取付板７，７を固定し、これをビス８，８止
めすると共に、後方に位置する部分９を固定板１０にて
固定している。

これは固定板１０の取付工程並びに部品が必要となりコ
ストアップを招くものであった。

本考案は上述の点に鑑み考案したもので、以下第２図並
びに第３図に基づき説明する。

１１はグリル付ガステープルのテーブル本体で、前板１
２、側板１３，１３、後板１４にて枠体を構成している
と共に、略中央部にグリル室１５を配設している。

１６は前記グリル室１５の前部を除いて前記前板１２、
側板１３，１３、後板１４の内面に沿って配管されたガ
ス管で、前方に位置する部分１７．１７の上面にガスコ
ック（図示せず）を連結するフランジ１８．１８．１８
を固着していると共に、このフランジに近接した適所に
取付板１９．１９を固着している。

又第３図に示す様に前記グリル室１５はその上面に天板
２０を被着していると共に、側板２１の上部前後方向に
前部を前板１２に又後部を後板１４にビス２２止めした
ガイド板２３を固着し、これにてテーブル本体１１に固
定されている。

２４は前記グリル室１５側板２１の前記ガス管１６に対
向して穿設した凹溝で、ガス管１６が嵌入される。

２５．２５はガス管１６の前記凹溝４内への嵌入部の少
なくとも一方を挾んで対向位置する後板１４の適所を内
方へ膨出し、その端部をガス管１６に当接した突出部で
、前記凹溝２４と組合ってガス管１６を固定している。

２６はホースエンドである。

而してガス管１６の装着に際しては、ホースエンド２６
部を後板１４に設けた透孔（図示せず）を通してテーブ
ル本体１１内に挿入した後、取付板１９．１９をビス止
めする。

ついでグリル室１５を後部よりその凹溝２４内にガス管
１６を嵌入しながらテーブル本体１１の所定位置に装着
し、ビス２２止めする。

この時ガス管１６は突出部２５．２５に当接して確実に
固定される。

上述の如く本考案によるグリル付ガステープルは、ガス
管の一部をテーブル本体の後板の内面に沿って配設する
ものにおいて、グリルケース後端に凹溝を設けこれにガ
ス管を嵌入すると共に、ガス管に対向する後板の適所に
内方に向って突出する突出部を設け、この突出部をガス
管に当接して成るもので、ガス管のテーブル本体の後板
内側に位置する部分を、グリルケースに設けた凹溝と後
板に設けた突出部とによって固定することによって、グ
リルケースのテーブル本体への取付けと同時にガス管の
固定を行なうことができ、組立時間の短縮が計れる。

又突出部は後板の補強を兼ね、テーブル本体の強度を増
すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例、第２図は本考案によるガステープルの
平面図、第３図は同じく要部の縦断による側面図である
。 １１・・・・・・テーブル本体、１４・・・・・・後板
、１５・・・・・・グリルケース、１６・・・・・・ガ
ス管、２４・・・・・・凹溝、２５，２５・・・・・・
突出部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ガス管の一部をテーブル本体の後板の内面に沿った配設
   するものにおいて、グリルケースの後端に凹溝を設けこ
   の凹溝内にガス管を嵌入すると共に、このガス管に対向
   する後板の適所に内方に向って突出する突出部を設け、
   この突出部をガス管に当接しこれを固定する事を特徴と
   するグリル付ガステープル。