JPS6031802B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6031802B2
JPS6031802B2 JP53032653A JP3265378A JPS6031802B2 JP S6031802 B2 JPS6031802 B2 JP S6031802B2 JP 53032653 A JP53032653 A JP 53032653A JP 3265378 A JP3265378 A JP 3265378A JP S6031802 B2 JPS6031802 B2 JP S6031802B2
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JP
Japan
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acid
esterification
cosmetics
products
hair
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JP53032653A
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JPS54125608A (en
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勇三 檜垣
昭利 鵜飼
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Nisshin Oil Mills Ltd
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    • A61K8/39Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は新規な親水性ェステル化生成物を配合した化
粧料に関する。 頭髪用化粧料といえば、これまでは動植物油または鉱物
油を基材とするものが大部分であったが、最近は、含水
エタノールに合成油剤を溶解させた液状整髪料が大量に
出回るようになった。 その合成油剤としては、一般にポリオキシプロピレンブ
チルェーテルに代表されるポリオキシアルキレン誘導体
が使用されている。しかしながら、これらの化合物を配
合した整髪料には、いくつかの大きな欠点が指摘される
。 たとえばポリオキシプロピレンブチルエーテルの場合、
髪のセット力をよくするため、適度の粘性を出すことが
不可能であり、また含水ェタノ−ル中のエタノール濃度
がかなり高くないと、透明に溶解されない。しかも高い
ェタノ−ル濃度のため、合成油自体はセルロイド侵食性
がないが整髪料にセルロイド侵食性が付与され、セルロ
イド製の櫛や眼鏡の緑を侵食する欠点が認められる。 整髪料がセルロイドを侵すのは一般に ‘ィ} 基材の合成油剤が侵食性を有する場合、‘。 }含水エタノール中のエタノール濃度が高い場合、し一
これらが複合原因となる場合、の三つのケースが考え
られ、前述のケースは{ロー‘こ相当するわけである。 このような問題点を改善するため、そのリン酸ェステル
塩が開発されたが、含水ェタノ−ルに対する溶解度はそ
れほど向上しておらず、またセット力を増すため粘度を
高くしようとしても、製造上、その粘度調整が難しく、
しかも粘度が高くなるにつれ、含水エタノールへの溶解
度が低下してくる。 さらに、アニオン化合物としての眼鹸刺激性発現の危険
性も考えられる。以上のほかに、エタノール濃度の高い
頭髪用化粧料は、毛髪の健康に及ぼす影響の点からも、
また火災防止の点からも、さらに手等に付着したときと
か洗髪を行なう際の洗い落ち易さの点でも、好ましくな
い。 なお、合成油剤のポリオキシアルキレン誘導体のなかに
は、個々に含水エタノールへの溶解度が高いもの、セル
ロイド侵食性のないもの、等が知られているが、その両
者を満足させ、なおかつセット力のある適度の粘性を有
するものは、知られていない。 この発明者らは上述した既存の化粧料の問題点を解決す
るため、基材そのものはセルロイド侵食性がなく、しか
も低濃度の含水エタノールに溶解する親水性油剤であっ
て、なおかつ整髪力にすぐれソフト感の得られる化粧料
の研究開発に努力を重ねた結果、下記の親水性ェステル
化生成物の合成に初めて成功するとともに、この生成物
を配合した化粧料が、所期の全ての条件を満たすことを
見出すことができた。 すなわち、この発明の親水性ェステル化生成物は、一般
式‘11(ただし式中、n,,n2,〜は2〜25の数
、m,,m2,m3は0〜7の数、エチレンオキサィド
重合部分の平均分子量は全分子量の0〜3の重量%とな
る付加モル数)で表わされる高分子ポリオールと、飽和
脂肪族ジカルボン酸またはオキシ飽和脂肪族ジカルポン
酸とを、ェステル化反応させて鶴られるェステル化生成
物を必須成分として含有することを特徴とする。 一般式【1’で示される高分子ポリオールは、グリセリ
ンにプロピレンオキサイドまたはエチレンオキサィドを
付加重合させて得られるポリオールで、分子構造はブロ
ック重合体でもランダム重合体でも構わない。 商品名では、アデカポリェーテルGシリーズ(旭電化工
業社)、ポリェーテル一日RIOシリーズ、一EPシリ
ーズ、一MSシリーズ(いづれも三井日曹ウレタン社)
、サンニツクスGPシリーズ、GEPシリーズ(いづれ
も三洋化成社)、等等が知られ、主にウレタン原料とし
て市販されている。 これらはプロピレンオキサイドまたはエチレンオキサィ
ドの付加モル数によって、数多くの種類があり、目的に
応じて単品もしくは混合して用いる。しかし、そのブロ
ピレンオキサイド、エチレンオキサィドまたはこれらの
混合物をグリセリンに付加重合させるときは、その付加
モル数は全分子中のエチレンオキサィド重合部分の平均
分子量が0〜3の重量%となるようにコントロールしな
ければならない。 この条件を外れると、含水エタノールに対する溶解度は
上昇するが、セルロイド侵食性が生じてくる。また付加
重合に際しては、プロピレンオキサィドよりもエチレン
オキサィドの方が、一般式‘11の一級水酸基が主体と
なるので、後述のェステル化が容易に進行する利点があ
る。 つぎに、上述した高分子ポリオールとェステル化反応を
起こさせる化合物として、この発明では飽和脂肪族ジカ
ルボン酸またはオキシ飽和脂肪族ジカルポン酸を選択使
用する。 その飽和脂肪族ジカルボン酸としては、マロン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、ァゼラィン酸、セバシン酸およびこれらの酸に飽和
アルキル側鎖を付けたものが使用でき、ェステル化に際
しては単品または2種以上を混合して用いることができ
、さらにはつぎのオキシ飽和脂肪族ジカルボン酸と混合
して用いることができる。オキシジカルボン酸としては
リンゴ酸、酒石酸が主なものであり、これも単品に限ら
ず、2種以上を混合して用いることができる。ェステル
化反応は、無触媒または触媒存在下において、常圧もし
くは減圧下において常法に従って行なわれる。ェステル
化は一般にアルコール過剰で進行するから、そのアルコ
ールの過剰率如何によっては任意の粘性のものが得られ
る。もちろん酸過剰でもェステル化は可能であり、この
場合は酸価のあるェステルが得られ、このェステルはカ
ルボキシ基の一部または全部をナトリウム、カリウムな
どのアルカリ金属塩とするか、トリェタノールアミン、
モノェタノールアミン、モルホリン等のアミン塩にして
、使用することも可能である。この発明によるェステル
化生成物は通常、約2000〜30000の平均分子量
を有するいわゆるオリゴェステル化物であり、モノマー
とポリマーの両性能を具備した化合物である。 そして親水性であると同時にセルロイド侵食性をもたな
いという、二つの特性を備えており、なおかつ適度の粘
個性を有する。 またこのェステル化生成物は構造的には網目構造を主体
とし、エーテルおよびェステルと末端水酸基が一つの分
子内に導入された構造を有するため、分子間会合が期待
でき、従来の合成油と同一分子量でも充分な粘性を得る
ことができる。 さて、このェステル化生成物は用途的には化粧料、軟膏
等の医薬の原料として、さらにはゲル化剤、分散剤、可
溶化剤、保温剤としての分野を拓くものであるが、とく
に化粧料の原料に使用した場合は、従釆の化粧料の問題
点を一掃することができる。すなわち、この発明のイ劫
鮭料は、上記ェステル化生成物を必須成分として、これ
に常用成分、任意成分を適宜に配合したものであり、従
釆の薬剤、ゲル化剤等の全部または一部を上記ェステル
化生成物に代えて、常法により製造すればよろしい。こ
の発明の丁け鑑料は、毛髪に対してはすぐれた整髪性能
を発揮し、毛髪をべとつかせず、しなやかなソフトに仕
上げるとともに、手等に付着しても容易に水洗でき、洗
髪ももちろん容易で、セルロイド製の櫛や眼鏡の緑等を
溶かす恐れがない。 また必須成分のェステル化生成物は前述したように親水
性、粘性に基いてゲル化剤、分散剤、可溶化剤、保温剤
としての機能を有するため、この発明のイり鑑料はクリ
ーム、ローション等の皮膚用としても好適である。つぎ
に実施例に基いてさらに具体的にこの発明を説明する。 第 1表 注) 夫1:一般S式‘1)におけるn,,n2 ,n
3 ,/一翼敦点以下は四捨五入。 失2:一般対1)におけるm,’m2’m3o失3:エ
タノール:水の重量比が50:50の溶液に透明に溶解
できるェスナル化生成物の濃度(孫)。失4:眼鏡の緑
等に用いられるダィセル製セルロィド板に試料を塗布し
、40℃,24hr放置後の表面状態を示す。 〔1〕 ェステル化生成物の調製: 第1表に示す組成のェステル化生成物をつぎの要領で調
製した(なお試料No.15,16は対照例)。 蝿梓機、温度計、窒素ガス吹込管、水分離器を備えた1
その4つ口フラスコに、アデカポリヱ−テルG−150
0を643.5夕、無水コハク酸を30夕、ェステル化
触媒としてのパラトルェンスルホン酸を全仕込量に対し
0.3%、キシロールを全仕込量に対し5%、を一緒に
加えてよく鷹拝し、160〜23000で8時間反応さ
せた。反応終了後は水洗を行ない、触媒のパラトルェン
スルホン酸を除いたのち、減圧して乾燥し、さらに水蒸
気によって減圧下で脱臭を行ない、淡黄色、無臭のアデ
カポリェーテル−G−1500−コハク酸オリゴェステ
ル(試料No.3)を得た。また、前記と同様の4つロ
フラスコに、ポリェーテルEP−553を539.4夕
、リンゴ酸17.4夕、ェステル化触媒としての塩化ス
ズを全仕込量に対し0.5%、キシロールを全仕込量に
対し5%、加えて燈拝し、160〜25000で1畑時
間反応させた。 反応終了後、触媒をロ別し、フラスコ内を減圧下で乾燥
し、さらに水蒸気で減圧下の脱臭を行なって、淡黄色、
無臭のポリェーテルEP−553−リンゴ酸オIJゴェ
ステル(試料No.14)を得た。以下、同様にして試
料No.1および2,4〜13のェステル化生成物を得
た。
〔0〕 ェステル化生成物の性状: これらェステル化生成物の酸価、含水エタノールに対す
る溶解性、粘度、セルロイド侵食性を調べると、第1表
に示す結果が得られた。 さらに、試料No.3およびNo.10を選択して、ェ
ステル化生成物の耐加水分解安定性について試験を行な
った。 その要領は、ェステル化生成物40夕、エタノール10
0夕、精製水60夕を均一に溶解し、これから含水エタ
ノール溶液50夕を分取し、80〜85qoの湯浴中で
所定時間加熱還流せしめ、しかるのち水とアルコールを
凝圧留去させ、得られた基材の酸価、ケン化価、水酸基
価を測定することによって、煮沸安定性を調べる。 また、同様に調製した含水エタノール溶液100夕を1
50cc共栓つきサンプルビンにとり、50午○の恒温
槽中に所定日数保存したのち、同様にして経日安定性を
調べる。 煮沸安定性の測定結果を第2表に、経日安定性の測定結
果を第3表に示す。 第2表 第3表 一方、ェステル化生成物の人体に対する刺激性の有無お
よび臭気の有無についても、調査する必要がある。 まず、人体に対する一次刺激性は閉塞バッチテストによ
ってつぎのようにして調べた。 すなわち、健康人20名の前鷹または上腕屈側部表皮か
ら角質および皮脂を取除き、この皮膚表面に対して、試
料を塗布した1インチ四方のリント布を貼布し、油紙で
覆って、紙総創管で四方を井桁にとめ、さらにこの上か
ら織帯で押える。この状態で2独時間後、4雛時間後、
1週間後における刺激性の有無を判定したところ、この
発明の条件を満たすェステル化生成物(No.1〜14
)には刺激性が全然認められず、化粧料用基材として有
用であることが判明した。 また、健康人20名の前腰部の皮膚表面に0.2夕の試
料を2インチ四方にわたって塗布し、10分後、2び分
後、3び分後、1時間後、4時間後、8時間後、に臭覚
による臭気の判定を行ったところ、この発明の条件を満
たすヱステル化生成物(No.1〜14)は、いずれも
臭気が全然感じられなかった。 〔m〕 化粧料の調製: 必須成分のェステル化生成物のほかに、常用成分を混合
して化粧料をつくる。 ェステル化生成物としては、試料船.1〜14のどれで
も使用できるが、簡略のため、そのうちのいくつかを用
いた配合例を以下に示す。 ○配合例 1(液体整髪料) No.10のヱステル化生成物 ・・・・・・2の
重量%エタノール ……4の重量
%精製水 ・・・・・・40 〃
香料および色素 ・…・・徴量○配合
例 2(液体整髪料)No.3のェステル化生成物
・・・・・・15重量%グリセリン
・・・・・・1 〃ヱタノール
.・・.・・45 〃精製水
・・・・・・39 〃香料および色素
・・・・・・徴量○配合例 3(水瀞性ペースト状整
髪料)No.14のェステル化生成物 ・・・・
・・7の重量%ポリプロピレングリコール(平均分子量
700)”””15 ″ポリプロピレングリコール(平
均分子量2000)”””15 〃香料および色素
微量○配合例 4(クレンジング
クリーム)No.3のェステル化生成物 ・・・
・・・1の重量%流動パラフィン ・・・
・・・30 ″ミツロウ ”””
10 〃ホウ砂 ……0.5
〃防腐剤 ・・・・・・徴量
香料 ・・・・・・〃精製
水 ・・・・・・残部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし式中、(n_1+n_2+n_3)/3は2〜
    25の数、(m_1+m_2+m_3)/3は0〜7の
    数、エチレンオキサイド重合部分の平均分子量は全分子
    量の0〜30重量%となる付加モル数)で表わされる高
    分子ポリオールと、飽和脂肪族ジカルボン酸またはオキ
    シ飽和脂肪族ジカルボン酸とのエステル化生成物を含有
    することを特徴とする化粧料。
JP53032653A 1978-03-22 1978-03-22 化粧料 Expired JPS6031802B2 (ja)

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JP53032653A JPS6031802B2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 化粧料

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JP53032653A JPS6031802B2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 化粧料

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JPS54125608A JPS54125608A (en) 1979-09-29
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