JPS6031413Y2 - 変速ギヤ−付小型モ−タ - Google Patents

変速ギヤ−付小型モ−タ

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JPS6031413Y2
JPS6031413Y2 JP399579U JP399579U JPS6031413Y2 JP S6031413 Y2 JPS6031413 Y2 JP S6031413Y2 JP 399579 U JP399579 U JP 399579U JP 399579 U JP399579 U JP 399579U JP S6031413 Y2 JPS6031413 Y2 JP S6031413Y2
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JP
Japan
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gear
rotation
motor
cam
output shaft
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JP399579U
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English (en)
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JPS55106466U (ja
Inventor
行宣 弓田
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、モータ起動時に該モータの回転方向を定め
る改良された回転方向規制レバーを備えた変速ギヤー付
小型モータに関する。
従来この種回転方向規制レバーを備えたモータの回転方
向規制機構は第1図イのように、回転されるロータ軸2
′にカム5′が固定されて、このカムに軸に嵌合された
作動レバー11′が当接され、設定された回転方向にロ
ータ軸が回転されたときには、作動レバーがカムによっ
て揺動され、起動時の極性の関係でロータ軸が反対方向
に回転されたときには、カムの突部5Cが作動レバーの
切欠11771に係合されて、ロータ軸の回転が阻止さ
れて一時的に停止され、しかるのぢ設定された回転方向
に起動される構造や、第1図口のようにロータ軸2にカ
ム5aとピニオン5bが固定され、ピニオン5bと噛み
合う中介歯車12を軸7に作動レバーIVがフリクショ
ンを介して遊嵌されて、カム5aの両側離間位置には度
当り16,17が設けられた回転方向規制機構が用いら
れている。
前記図イの構造では、組み立て時ロータ軸2′に固定さ
れたカム5′の突部5cの位置方向によって回転方向が
一方方向に限定され、突部5cの組立方向を間違えると
設定方向とは逆方向に回転されるモータが組み立てられ
る欠点がある。
組み立て後回転方向を変更することは不可能である。
さらにロータ軸が1回回転するたびに作動レバーが1回
揺動されるために、そのたびに1回衝撃音が出る欠点が
ある。
又前記第1図口の構造では作動レバー11#をカム5a
のいずれの側に組み込むかにより回転方向が決定され、
前記図イの欠点は解決されるが、組み立て時作動レバー
11″の組み込み位置を間違えると、反対方向に回転さ
れるモータが得られる欠点がある。
さらに図のような平面細幅状に形成された作動レバー1
1″では、カム5aと度当りとの間における可動範囲が
極めて大きく、そのためにロータ軸が逆方向に回転され
て作動レバー11″とカム突部5dとが係合後、作動レ
バーが度当り方向にもどる時間が長くなり、スターティ
ングタイムが不均一となるいわゆるハンティングと呼ば
れる悪現象を生ずる欠点がある。
ハンティングを起さないように作動レバー幅を大きくし
て可動範囲が可及的に小さくされれば、作動レバーが重
量的に重くなり、重くなればモータの姿勢差によって作
動レバーの動作が鈍くなり起動不良などの発生原因とな
る等構造上及び組み立て上に種々の欠点がある。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、ギヤ一部に規制レバ
ーを組みつけるときには、規制レバーの位置方向などを
意識することなく組み立てても所望の回転方向が得られ
る変速ギヤー付小型モータを提案することにある。
本考案の特徴は、モータ部のカム付回転伝達ピニオンの
回転方向を規制する規制レバーと、度当りとをギヤ一部
に設け、モータ部とギヤ一部を合体するとき、出力軸を
設定方向に回転させたのち固定したことである。
以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
第2図から第4図で変速ギヤー付小型モータは、モータ
部Aと変速ギヤ一部Bで構成されている。
モータ部Aはカップ状のケース1の中心にロータ軸2が
固定され、ケース1中にはシェージング板3、励磁コイ
ルボビン4が落し込まれ、ロータ軸2にロータ5が嵌合
されてモータ部Aが形成されている。
モータ部Aの上方にはケース1の開口端に嵌合されるよ
うにコアケース6が落し込まれている。
コアケース6はカップ状に形成され、複数の軸7,8と
出力軸9がコアケース6の底面と蓋10で軸支されて、
軸7,8、出力軸9には規制レバー11と複数の歯車が
嵌合されて変速ギヤ一部Bが形成され、モータ部Aとギ
ヤ一部Bが合体固定されている。
前記モータ部Aの固定磁極はケース1の底面が上方に切
り起された磁極片1aと、コアケース6の底面が下方に
切り起された磁極片6aが交互に噛み合うように配置構
成されている。
磁極片1a、6aが形成する円周内には前記ロータ5が
配置され、ロータ5の上面にはカム5a付回転伝達ピニ
オン5bが形成されている。
前記ギヤ一部Bのコアケース6内の軸7には上記規制レ
バー11と、上記ピニオン5bに噛み合う第1の中介歯
車12が嵌合されている。
軸8には第2中介歯車13が嵌合され、前記第1中介歯
車12と一体のピニオン12aが噛合み合わされている
前記出力軸9には出力歯車14が固定され、前記第2中
介歯車13と一体のピニオン13aと噛み合わされて歯
車輪列が構成されている。
前記規制レバー11は第3図のように、軸7に嵌合され
た透孔11aが穿設された中心部と、中心部から左右に
延長された扇形の2つの規制部11b、llfで構成さ
れている。
一方の規制部11bは扇形の外周面が切り欠かれた第1
の切欠部11cと、第2の切欠部11dと、外周から突
出された突出部11eとで形成されている。
前記規制部11fには扇形の外周面が切り欠かれた第3
の切欠部11gと、円弧状の長孔11hが形成されてい
る。
前記中心部と第1の中介歯車12は第5図のように、中
介歯車12の下面中心部に凸部12bが形成され、規制
レバー11の中心部上面には透孔11aより大径の凹部
11jが形成されて、凹部11jと凸部12bが嵌合さ
れ、中介歯車12の回転が規制レバー11にフリクショ
ン接合で伝達されるように構成されている。
前記モータ部Aとギヤ一部Bがそれぞれ組み立てられて
合体されるとき、出力軸9が反時計方向に回転されるモ
ータを得る場合は、第3図で出力軸9を手の指で反時計
方向に回転させる。
出力軸9の反時計方向の回転は出力歯車14、第2の中
介歯車13、ピニオン13a、12aを介して第1の中
介歯車12に反時計方向の回転として伝達される。
第1の中介歯車12の回転は規制レバー11に伝達され
て、規制部11fの第3の切欠部11gが軸8または中
介歯車13の中空軸13b外周に度当りされる位置まで
回転される。
規制レバー11が上記状態の位置でギヤ一部Bがモータ
部Aに合体されると、カム付回転伝達ピニオン5bに第
1の中介歯車12が噛み合わされる。
この状態ではカム5aの突出部5dから規制レバー11
の一方の規制部11bは離間されている。
上記状態で励磁コイルに交流電圧が印加されるとロータ
5が回転され、その回転方向が時計方向の場合は第1の
中介歯車12が反時計方向に回転されるから、規制レバ
ー11は規制部iffが軸8に当接される方向に回転付
勢され、規制レバー11とカム5aは係合されない。
仮りにロータ5の回転起動方向が反時計方向の場合は第
6図のように、第1の中介歯車12が時計方向に回転さ
れ、規制レバー11がその回転に従動されるから、規制
部11bはカムの回転域に進入して、第1の切欠部li
eにカム5aが当接され、ロータ5の反時計方向の回転
が阻止される。
ロータ5が一時停止後時計方向に回転起動されると、第
1の中介歯車12は反時計方向に回転され、規制レバー
11も従動回転されて第3図の位置に復帰され、ロータ
5の時計方向の回転は継続されて出力軸9は反時計方向
に回転継続される。
出力軸9が時計方向に回転されるモータを得る場合は、
第7図のように、出力軸9が指で時計方向に回転され、
規制レバー11の規制部11bに形成された突出部11
eが軸8に度当りされる位置まで回転されたのち、モー
タ部Aとギヤ一部Bが合体される。
この状態で励磁コイルに交流電圧が印加されてロータ5
が反時計方向に回転起動されると、第1の中介歯車12
は時計方向に回転され、規制レバー11はその回転に従
動されて、突出部11eが軸8に度当りされる状態が継
続され、カム5aの回転域に規制レバーが進入すること
がないから、ロータの回転は継続されて出力軸9は時計
方向に回転される。
仮りにロータ5が時計方向に回転起動されると、第1の
中介歯車12は反時計方向に回転され、規制レバー11
が従動されてカムの回転域に進入し、カムの突出部が第
2の切欠部11dに係止されてロータ5の回転が停止さ
れることになる。
第8図は中介歯車15が一枚増加された例で、回転方向
規制機構上の動作は前記実施例と同様である。
本考案は上述のように構成されたから、変速ギヤ一部の
コアケース内に規制レバーが組みつけられるとき、出力
軸やロータの回転方向に留意することなく組み立てがな
されるから、組み立て作業効率が著しく向上される。
出力軸の回転方向を決定する場合も、指で所望の回転方
向に出力軸を回転せた後、モータ部と変速ギヤ一部を合
体固定させることで回転方向が決定されるから、回転方
向の選択が容易で、互換性もある小型モータが得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータ回転方向規制機構の説明図、第2
図は本考案変速ギヤー付小型モータの縦断側面図、第3
図は同上歯車輪列が透視されたモータの要部平面図、第
4図は同上要部分解斜視図、第5図は同上第1中介歯車
と規制レバーの接合部分の断面説明図、第6図は同上出
力軸が反時計方向に設定されながら逆方向にロータが回
転起動された場合の動作説明図、第7図は同上出力軸が
時計方向に設定された場合の説明図、第8図は同上中介
歯車が1枚増加された場合の説明図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・ロータM、3−
−−−−−シェージング板、4・・・・・・励磁コイル
ボビン、5・・・・・田−タ、5a・・・・・・カム、
5b・・・・・・カム付回転伝達ピニオン、5d・・・
・・・突出部、6・・・・・・コアケース、7゜8・・
・・・・軸、9・・・・・・出力軸、10・・・・・・
蓋、11・・・・・・規制レバー、llb、llf・・
・・・・規制部、llc・・・・・・第1の切欠部、l
ld・・・・・・第2の切欠部、11e・・・・・・突
出部、l1g・・・・・・第3の切欠部、11h・・・
・・・円弧状長孔、12・・・・・・第1の中介歯車、
13・・・・・・第2の中介歯車、14・・・・・・出
力歯車、A・・・・・・モータ部、B・・・・・・変速
ギヤ一部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カム付回転伝達ピニオンを突出させたモータ部と、前記
    ピニオンに噛合する歯車を含む歯車輪列と出力軸とを有
    し、前記モータ部に固定される変速ギヤ一部とを備えて
    なる変速ギヤー付小型モータにおいて、該ギヤ一部に、
    前記輪列中の歯車とフリクション接合し前記ピニオンの
    回転方向を規制する規制レバーと、前記ピニオンと噛合
    しない状態で前記出力軸を所望のいずれの方向に回転さ
    せても前記規制レバーが当接する度当りとを設け、前記
    規制レバーを、前記度当りへの当接時は、前記カムの回
    転域に入らない構造とし、かつ、前記所望の回転方向と
    逆方向に出力軸が回転したときは、前記規制レバーが前
    記当接状態から離脱し、前記カムの回転域に進入する構
    造とし、前記ギヤ一部を固定する前に出力軸を所望の回
    転方向に回転させることにより、モータの出力軸の回転
    を前記所望の回転方向に設定可能としたことを特徴とす
    る変速ギヤー付小型モータ。
JP399579U 1979-01-19 1979-01-19 変速ギヤ−付小型モ−タ Expired JPS6031413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP399579U JPS6031413Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 変速ギヤ−付小型モ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP399579U JPS6031413Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 変速ギヤ−付小型モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS55106466U JPS55106466U (ja) 1980-07-25
JPS6031413Y2 true JPS6031413Y2 (ja) 1985-09-19

Family

ID=28808507

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP399579U Expired JPS6031413Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 変速ギヤ−付小型モ−タ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2881623A1 (de) * 2013-12-05 2015-06-10 Continental Automotive GmbH Aktuator
JP6634436B2 (ja) * 2015-04-02 2020-01-22 株式会社ミツバ 反力発生装置

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Publication number Publication date
JPS55106466U (ja) 1980-07-25

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