JP6206100B2 - シフト装置 - Google Patents
シフト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6206100B2 JP6206100B2 JP2013230053A JP2013230053A JP6206100B2 JP 6206100 B2 JP6206100 B2 JP 6206100B2 JP 2013230053 A JP2013230053 A JP 2013230053A JP 2013230053 A JP2013230053 A JP 2013230053A JP 6206100 B2 JP6206100 B2 JP 6206100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear portion
- output shaft
- gear
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
この構成によれば、前記第1ヘリカルギヤ部及び前記第2ヘリカルギヤ部間で高減速を実現することができる。
上記シフト装置について、前記従動レバーの前記駆動ギヤ部が遊挿される前記凹部の前記出力軸を中心とする周方向両側の内壁面には、前記切替部材の前記第1回動位置及び前記第2回動位置に対応する前記従動レバーの両回動位置において前記駆動ギヤ部の歯が係入可能な係合溝が形成されることが好ましい。
この構成によれば、前記出力軸と共に前記従動レバー及び前記切替部材が前記回転軸の周辺に集約配置されることで、前記投影面積を更に縮小することができる。
この構成によれば、例えば前記ケースに前記回転軸の先端を軸支する必要がなくなり、前記ケースの形状をより簡素化することができる。
図1に示すように、シフト装置としてのパーキングロック装置1は、パーキングギヤ2及び該パーキングギヤ2と係脱するロックポール3を有している。パーキングギヤ2及びロックポール3は、車両に備えられた変速装置のハウジングケース(図示略)内に設けられている。
位置決め板5は、その円弧状の周面5aに、一対のロック保持凹部11及びアンロック保持凹部12が凹設されている。ロック保持凹部11は位置決め板5の周面5aの一側(図1において時計回り方向側)に形成されている。一方、アンロック保持凹部12は位置決め板5の周面5aの他側(図1において反時計回り方向側)に形成されている。
図2に示すように、駆動装置20は、変速装置に隣接されたハウジングケース21にケーシングされている。このハウジングケース21は、有底略筒状の第1ケース22と、有蓋略筒状の第2ケース23とを有しており、開口部同士が互いに対向するように第1ケース22及び第2ケース23が嵌着されることで収容空間を形成する。
ブラシレスモータ30の回転軸37が回転すると、その回転が第1ヘリカルギヤ部37e及び第2ヘリカルギヤ部46a間で減速されて中間ギヤ46に伝達される。中間ギヤ46が回転すると、その回転が駆動ギヤ部46b及び内歯車48間で更に減速されて従動レバー47に伝達される。そして、従動レバー47の回転に伴い出力軸25が位置決め板5と共に回転する。これにより、位置決め板5は、アンロック回動位置に向かって一方向に回動し、あるいはロック回動位置に向かって他方向に回動する。
(1)本実施形態では、中間ギヤ46を支持する支持軸41は、ステータコア34に挿設されることで、支持軸41及び出力軸25の両軸線が近付く分、中間ギヤ46及び従動レバー47を軸線方向に投影した面積(投影面積)を縮小することができ、より小型軽量化することができる。特に、出力軸25を介して位置決め板5と一体回転する内歯車48は、アンロック回動位置及びロック回動位置間の位置決め板5の回動を許容し得る扇形であることで、例えば全周(360°)に亘って歯を有する環状の内歯車に比べて前記投影面積をいっそう縮小することができる。一方、支持軸41及び出力軸25の両軸線が近付くものの、中間ギヤ46の駆動ギヤ部46bの噛合対象が直径をより拡大可能な内歯車48であることで、所要の減速性能(減速比)を得ることができる。
(8)本実施形態では、第1ヘリカルギヤ部37eの歯先円の直径を固定部37dの直径以下に設定して、第1ヘリカルギヤ部37eをいわゆる小歯数ヘリカルギヤとしたことで、第1ヘリカルギヤ部37e及び第2ヘリカルギヤ部46a間で高減速を実現することができる。
・図5に示すように、挿入孔47cに準じた凹部としての挿入孔52の出力軸25を中心とする周方向両側の内壁面52a,52bに一対の係合溝53,54がそれぞれ形成された従動レバー51を採用してもよい。それら係合溝53,54は、位置決め板5のアンロック回動位置及びロック回動位置に対応する従動レバー51の両回動位置において駆動ギヤ部46bの歯55がそれぞれ係入するように配置されている。このように変更することで、前記実施形態と同様の効果が得られることに加え、位置決め板5がアンロック回動位置又はロック回動位置に到達した時点で、従動レバー51の係合溝53,54に駆動ギヤ部46bの歯55が係入することで、従動レバー51等の回転をより確実に規制することができる。なお、挿入孔52に代えて、非貫通となる穴状の凹部を採用してもよい。
・前記実施形態において、支持軸41は、中間ギヤ46と一体回転可能なように両端がハウジングケース21(取付凹部22b,23b)に軸支されていてもよい。
・前記実施形態において、位置決めスプリング16による位置決め板5の位置決め構造を省略して、ブラシレスモータ30の駆動及び停止のみで位置決め板5等を位置決めするようにしてもよい。ただし、ブラシレスモータ30の駆動を停止した後にロックポール3の姿勢を保持するための構造は必須である。
・前記実施形態において、ステータにステータコアが設けられるのであれば、ブラシモータを採用してもよい。
・前記実施形態では、シフトレバーのPレンジ及びそれ以外のレンジ間で状態を切り替えるパーキングロック装置1に本発明を適用した。これに対して、シフトレバーのPレンジ以外の互いに異なる二つのレンジ(「R」「N」「D」等のうちの任意の二つのレンジ)間で状態を切り替えるシフト装置に本発明を適用してもよい。
Claims (6)
- ステータにコアを有するモータと、
前記モータの回転軸に設けられた第1ヘリカルギヤ部と、
前記回転軸の軸線に平行な軸線を有して前記コアに挿設された支持軸と、
前記支持軸に支持され、前記第1ヘリカルギヤ部と噛合する第2ヘリカルギヤ部及び駆動ギヤ部を有する中間ギヤと、
前記支持軸の軸線に平行な軸線を有して該支持軸を支持するケースに軸支された出力軸と、
前記出力軸に一体回転するように設けられ、前記駆動ギヤ部と噛合する扇形の内歯車を有する従動レバーと、
前記出力軸に一体回転するように設けられ、第1状態となる第1回動位置及び第2状態となる第2回動位置の2位置間を回動可能な切替部材とを備え、
前記従動レバーは、前記駆動ギヤ部が挿入される凹部を有し、該凹部における外周側の内側面に前記内歯車を有する、シフト装置。 - 請求項1に記載のシフト装置において、
前記第1ヘリカルギヤ部は、その歯先円の直径が前記回転軸の最大径部分の直径以下のギヤ径になるよう少歯数・大ねじれ角を有する少歯数ヘリカルギヤである、シフト装置。 - 請求項1又は2に記載のシフト装置において、
前記モータはブラシレスモータである、シフト装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のシフト装置において、
前記従動レバーの前記駆動ギヤ部が遊挿される前記凹部の前記出力軸を中心とする周方向両側の内壁面には、前記切替部材の前記第1回動位置及び前記第2回動位置に対応する前記従動レバーの両回動位置において前記駆動ギヤ部の歯が係入可能な係合溝が形成された、シフト装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシフト装置において、
前記回転軸及び前記出力軸は、互いに同軸に配置された、シフト装置。 - 請求項5に記載のシフト装置において、
前記回転軸の先端は、前記出力軸に軸支された、シフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013230053A JP6206100B2 (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013230053A JP6206100B2 (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | シフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015090184A JP2015090184A (ja) | 2015-05-11 |
JP6206100B2 true JP6206100B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=53193820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013230053A Active JP6206100B2 (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | シフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6206100B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018106916B4 (de) | 2017-03-24 | 2024-08-01 | Minebea Mitsumi Inc. | Antriebseinheit für einen Stellantrieb und Stellantrieb für einen Klappensteller |
CN109915592A (zh) * | 2019-03-01 | 2019-06-21 | 吴有智 | 一种直线电驱动机构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187848A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Denso Corp | ステッピングモータ |
JP2011106484A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Aisin Seiki Co Ltd | パーキングロック装置 |
JP5381882B2 (ja) * | 2010-04-15 | 2014-01-08 | 株式会社デンソー | 回転式アクチュエータ |
-
2013
- 2013-11-06 JP JP2013230053A patent/JP6206100B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015090184A (ja) | 2015-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4929207B2 (ja) | 変速機 | |
JP6324455B2 (ja) | ステップアクチュエータ | |
KR101424739B1 (ko) | 사이클로이드 감속기 | |
JP6460749B2 (ja) | ギアードモータおよび指針式表示装置 | |
JP6358054B2 (ja) | 回転式アクチュエータ | |
JP6206100B2 (ja) | シフト装置 | |
JP6525177B1 (ja) | 歯車の空転を利用するフリータイプ双方向クラッチ | |
JP5381882B2 (ja) | 回転式アクチュエータ | |
KR100680212B1 (ko) | 전동기 | |
JP5480845B2 (ja) | 遊星歯車機構 | |
JP2011143893A (ja) | パーキングロック装置 | |
JP6460748B2 (ja) | ギアードモータおよび指針式表示装置 | |
JP6431751B2 (ja) | ギアードモータおよび指針式表示装置 | |
JP2003061306A (ja) | ギヤードモータ | |
JP6592581B2 (ja) | フリータイプ双方向クラッチ | |
JP2007032634A (ja) | 逆入力遮断クラッチ | |
JP2018011393A (ja) | ギアードモータ | |
JP2019122206A (ja) | ギアードモータおよび排水弁駆動装置 | |
JP6894186B2 (ja) | モータアクチュエータ | |
JP7050022B2 (ja) | フリータイプ双方向クラッチ | |
WO2016039362A1 (ja) | トルクリミッタ機構を備えるアクチュエータ | |
JP2001214945A (ja) | クラッチ及びモータ | |
JP6740078B2 (ja) | クラッチ機構および排水弁駆動装置 | |
JP2020051453A (ja) | 減速比自動切換装置 | |
JP6510908B2 (ja) | 減速機付モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170821 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6206100 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |