JPS603116B2 - 含油廃水処理剤の製造方法 - Google Patents

含油廃水処理剤の製造方法

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JPS603116B2
JPS603116B2 JP52016462A JP1646277A JPS603116B2 JP S603116 B2 JPS603116 B2 JP S603116B2 JP 52016462 A JP52016462 A JP 52016462A JP 1646277 A JP1646277 A JP 1646277A JP S603116 B2 JPS603116 B2 JP S603116B2
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    • C02F1/68—Treatment of water, waste water, or sewage by addition of specified substances, e.g. trace elements, for ameliorating potable water
    • C02F1/681—Treatment of water, waste water, or sewage by addition of specified substances, e.g. trace elements, for ameliorating potable water by addition of solid materials for removing an oily layer on water
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S210/918—Miscellaneous specific techniques
    • Y10S210/922—Oil spill cleanup, e.g. bacterial
    • Y10S210/925—Oil spill cleanup, e.g. bacterial using chemical agent

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として工場廃水、都市下水を対象とする含油
廃水の浄化処理に有効な廃水処理剤の製造方法に関する
。
従来の含油廃水等の処理方法に関しては、浮上法、炉過
法、吸着法、電気弄り用法等の方法が提案されているが
、いずれも廃水中の油分が乳化分散して安定化している
場合には著しく除去効率が愚〈現在に至るまで高性能か
つ安価迅速な処理方法はみられない。
また、従来廃水処理剤として広く使われているものに活
性炭及び熱可塑性樹脂繊維状物があり、活性炭は脱臭、
染料廃水処理など水処理に対して広く使われている素材
である。
一方、熱可塑性樹脂繊維状物は流出物、浮上油などの廃
水に対し油補集鍵を持つところから最近多く使われてい
る素材である。しかし、昨今の科学技術の発展は廃水中
に浮上油、懸濁分散油のみならず乳化分散油までも含む
ようになり、例えば雛用、機械用の洗浄には高性能の界
面活性剤が複合して使用される結果殆んどが乳化分散し
た廃水となる。
また家庭用の廃水においても各種の洗剤が多用される結
果水処理施設はかかる廃水の処理に困窮している現状で
ある。非イオン系活性剤が混入して安定に乳化分散して
しまっている含油廃水に対しては活性炭、熱可塑性樹脂
繊維状物共殆んど乳化分散油補集能を示さず、その匁点
を解消するため、本発明者らはかかる浮上油、懸濁分散
油と共に安定な乳化分散油までもほぼ完全に近く除去で
きる処理剤の開発に鋭意研究を行なった結果本発明に到
達した。すなわち本発明の要旨とするところは、油吸着
館を有する無機肌充剃頃剤１０〜８の重量％と架橋可能
な重合体２０〜９の重量％を架橋剤の存在下において綾
敵鷹練操作を行うことにより混合すると同時に架橋反応
を行わせるとともに混練時のせん断作用によって架橋し
て無機充填剤と重合体との混合物を粉砕することを特徴
とする含油廃水処理剤の製造方法にある。以下に本発明
の内容に関して詳細な説明を行なつｏ本発明における油
吸着能を有する無機充填剤とは廃水中に存在する油分に
対し物理的或いはイヒ学的に水と分別することが可能な
物資であって、Ｎａ、Ｃａ、Ｍｇ、ＡＩ、Ｆｅ、Ｎｉ、
Ｚｎ、Ｐｂ、Ｍｈ、Ｂ８等の金属酸化物、水酸化物、塩
、或いはそれらを含有する粘土鉱物である。
その例を列挙すれば水酸化カルシウム、桂酸カルシウム
、酸化マグネシウム、桂酸マグネシウム、リン酸マグネ
シウム、硫酸カルシウム「亜硫酸カルシウム、硝酸カル
シウム、水酸化マグネシウム、桂酸アルミニウム、酸化
アルミニウム、酸化第一鉄、酸化第二鉄、一、三酸化鉄
、四三酸化鉄、水酸化第一銭、水酸化第二鉄、塩化第一
鉄、塩化第二鉄、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、酸化鉛、四三
酸化鉛、水酸化鉛、桂酸鉛、酢酸鉛、二酸化マンガン、
硫酸バリウム等であり、また上記化合物等を含む粘土鉱
物類として例えばシリカ、カオリンクレー、タルク、ド
ロマイト、マグネサイト、ムライト、パイ。フェライト
、バーミユキユライト、モンモリナイト、アスベスト、
アタパルジヤイト、活性白土、セリサィト、黒雲母、白
雲母等である。これらの物質は処理性能の向上に際し単
一或いは２種以上の物質を複合して使うことができる。
なおとくに酸化マグネシウム及び水酸化マグネシウムが
油吸着能が大きい。架橋剤とはプラスチック及びゴムの
業界においてすでに通常知られている架橋剤であれば使
用することができる。
例えば、ベンゾイルパーオキサィド、ジクミルパーオキ
サィドに代表される有機過酸化物を始めとして、ィオウ
及び含イオウ化合物オキシム類が該当する。また場合に
よって該物質を適宜複合し使用することも可能である。
さらにすでに業界で知られている架橋或いは架橋促進剤
を使用することが出来る。架橋可能な重合体とは前記架
橋剤ならびに架橋促進剤の作用によって実質的に架橋が
生じる重合体を意味し、分解型重合体を除く広い範囲の
重合体がこれに該当するが、中でも天然ゴム、ィソプレ
ンゴム、ブタジエンゴム、ブタジエンースチレン系ゴム
、ブタジヱンーアクリロニトリル系ゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エチ
レンープロピレン系ゴム等のいわゆる未加硫ゴムが適当
であり、とりわけエチレンープロピレン系ゴムが適して
いる。
本発明における前記無機充填剤の混合組成は１０〜８の
重量％の範囲が好ましい。前記無機充填剤の組成が１の
重量％未満では特に乳化分散型含油廃水に対して有効な
吸着能を発揮するに至らない。一方８四重量％を越える
と溶融混練操作が困難となる。また架橋剤は架橋可能な
重合体に対して０．２〜１の重量％の範囲で使用するの
が好ましい。
本発明においては架橋可能な重合体及びその架橋剤が用
いられるが、これによって重合体と無機充填剤との混合
物が鷹練時のせん断作用によって容易に粉砕され、粒状
体とすることができる。一方、未架橋の重合体と無機充
填剤との混合物を混糠時のせん断作用によって粉砕する
ことは極めて順難である。本発明における活性表面とは
懸濁分散型舎油廃水ならびに乳化分散型舎油廃水の吸着
性に著しく・すぐれた表面を意味する。
本発明者らの検討結果によれば、上記方法により得られ
る粉砕物表面の懸濁分散型含油廃水ならｉびに乳化分散
型含独廃水に対する吸着性は同一組成の前記無機充填剤
を含有する混合物を短繊維に成形したもの、或いはべレ
ツト化し、ついで粉砕機により粉末状に粉砕したものに
比べて明らかに高い。
ちなみにこれら３者の窒素吸着法によって縛られる表面
積は同程度であった。したがって本発明の粉砕物の油分
に対する表面の活性は該粉砕物の表面形状の特異性もし
くは前記無機充填剤の表面露出度の有効性等に起因する
と考えられる。本発明を実施するに際して用いられる溶
融混練装置は一般に用いられる押出機、バンバリミキサ
ー・ファーレルミキサ一等いずれも使用可能であるが、
特に押出機は処理剤が連続的に得られる点で有利である
。溶融混練時の温度といま、用いる重合体及び架橋剤に
依存するが、一般に５０〜２５０℃の範囲である。
本発明によられる廃水処理剤は、従釆の廃水処理剤と異
り、浮上油、懸濁分散油のみならず乳化分散油に対して
も著しく良い処理性能を示すこと、製造が容易であるこ
と、大量かつ連続的な生産が可能であること、製造価格
が安価であること、再生して使用できること、廃棄焼却
が容易であること、処理容量が大きいこと、繋槽類への
充填、取出が容易であることなどの利点をもっている。
以下本発明の実施例について説明する。実施例 架橋可能な重合体と油吸着館を有する無機充填剤と架橋
剤を表１の通り配合した例を説明する。
配合比は重量％で表わしてある。押世機で溶融混綾及び
せん断を行ったものは、押出前にへンシェルミキサーに
よって５分間該配合物を混合させている。押出機或いは
バンバリミキサーによって溶融澱、織せん断を行った後
の該織物‘ま欄粉末が２次凝集した形態を示している。
微細粉末の２次凝集物の径は努部橋剤配合量、油吸着能
を有する無機充填剤配合量等によって変化するが、各実
施例について微細粉末の２次凝集物の隆を肋単位で表１
に示す。以上のようにして製造して含油廃水処理剤を高
さ１肌のカラムに充填した。
含油廃水として‘１’タービン油をホモミキサーによっ
て懸濁分散させ、３Ｑ磯こ調製したモデル懸濁分散型含
油廃水、■タービン油と非イオン系界面活性剤を同時に
ホモミキサーによって水中に乳化分散させタービン油３
０脚、非イオン界面活性剤２脚に調整したモデル乳化分
散型含油廃水の２種類のモデル廃水を用い、カラム中を
流速５の／ｈｒで通過させた。しかるのち処理水濃度が
３胸となるまでの処理水総量から吸着容量を求め表１に
示す。
‘１｝、■とあるのはそれぞれ前記したモデル廃水であ
る。
表 ］ １）ＢＰＤＭ〔エチレン：ブロピレン：ジエン＝７４：
２４：２のエチレンブロピレン系ゴム）２）８ＶＡ（エ
チレン：酢酸ビニル＝６６：３３のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体〕３）吸着容量は処理剤１９あたりの油分附
着量後）で表示比較例 １実施例で用いたＥＰＤＭ７の
重量％及び酸化マグネシウム３の重量％をへンシェルミ
キサーで混合した後、溶融押出機に供Ｖ給し、溶融混練
させつつ押し出したところ、粒状物は得られずストラン
ド状物のものしか縛られなかった。
又、得られたこのストランド状物を粉砕機を用いて粉砕
を試みたが、このストランド状物はゴム的な性質を有す
るので粉砕が困難であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 油吸着能を有する無機充填剤１０〜８０重量％と架
    橋可能な重合体２０〜９０重量％を架橋剤の存在下にお
    いて溶融混練操作を行うことにより混合すると同時に架
    橋反応を行わせるとともに混練時のせん断作用によって
    架橋した無機充填剤と重合体との混合物を粉砕すること
    を特徴とする含油廃水処理剤の製造方法。 ２ 油吸着能を有する無機充填剤が酸化マグネシウムま
    たは水酸化マグネシウムであることを特徴とする特許請
    求の範囲第１項記載の含油廃水処理剤の製造方法。 ３ 架橋可能な重合体が未加硫ゴムであることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項記載の含油廃水処理剤の製造
    方法。 ４ 架橋可能な重合体がエチレン−プロピレン系ゴムで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の含油
    廃水処理剤の製造方法。
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