JPS59226039A - 成形加硫用ゴム組成物 - Google Patents

成形加硫用ゴム組成物

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JPS59226039A
JPS59226039A JP10090783A JP10090783A JPS59226039A JP S59226039 A JPS59226039 A JP S59226039A JP 10090783 A JP10090783 A JP 10090783A JP 10090783 A JP10090783 A JP 10090783A JP S59226039 A JPS59226039 A JP S59226039A
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rubber
powdered
organic basic
basic substance
vulcanization
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JP10090783A
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Tokuaki Emura
江村 徳昭
Takao Hayashi
隆夫 林
Takashi Ariyoshi
有吉 隆司
Toshitaka Nagamine
利登 長嶺
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Tosoh Corp
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、成形加硫に適したゴム組成物に関するもので
ある。更に詳しくは、各種のゴム用充填剤を高充填する
ことが可能で、かつ、型くずれせず、機械的物性の極め
て優れた成形加硫用ゴム組成物にある。
一般に、高硬度ゴム製品を得る場合あるいはゴム製品価
格を押える目的で、ゴムに各種ゴム充填剤を配合使用す
る方法が採用されている。しかし、ゴムに充填剤を多量
配合した場合、ゴムの混練りに通常使用される密閉混合
機や練りロールでは、これに伴ないゴム自体の分解劣化
を来す。ま〜、ゴムが均一に分散せず、このため型内で
成形加硫し、型内から取り出す際に型くずれを起こすと
いう問題がある。
これらの問題点を改善する手段として、近年開発された
粒状ゴムを用いて粒状ゴムに各種ゴム充填剤を充填゛し
た粒状ゴム組成物を成形加硫する方法が試みられてはい
るものの、この方法においても充填剤の分散性が悪く、
特に引張強さ、伸び等の物性の点で期待し5るものでは
なく、これらの点での改良が望まれている。
一方、ゴムに特殊な物理的性質を付与するために、鉄粉
、鉛粉、コルク粉末、木粉、短繊維9発泡ガラス球等の
充填剤を、密閉混合機や練りロールによりゴムに混合配
合する方法が採用されている。しかしこれらの充填剤の
内、ゴムに鉄粉、鉛粉等の重金属類を密閉混合機、練り
ロールで混合する場合、これら混合機の摩耗が激しく、
このためしばしば混合機の補修、定期検査、ときには混
合機自体を更新せねばならないなど、その製造経費の上
昇を余儀な4くされる。木粉、短繊維については、ゴム
中での分散が極めて遅く、その混合。
配合に長時間を要するという欠点を有する。またゴム中
での充填剤の形状を必要とするコクル粉末。
発泡ガラス球については、混合に高度の熟練を必要とし
ているのが実情である。
本発明者らは、上記の問題点の解消と要望に答えるべく
鋭意研究の結果、本発明を完成したものである。
即ち、本発明は粒径2tm以下の粒状あるいは粉状ゴム
100答量部に対して1〜50芥量部の有機塩基性物質
を添加してなる成形加硫用ゴム組成物を提供するもので
ある。
本発明を以下詳細に説明する0本発明に通用する粒状あ
るいは粉状ゴムとしては、ベール状ゴムのゴムを粉砕、
破砕により粉末化したゴム、ゴムラテックスをスプレー
乾燥、フ之ツシェ乾燥、冷凍法等の物理的手段あるいは
ゴムラテックスを凝固、共沈、マイクロカプセル法また
はポリマーイオンコンプレックス(P工C)法等の化学
的方法により得られるいずれのゴムにも適用できるが、
特に、特開昭55−75244号等に記載された方法に
より得られた粉末ゴムが好ましい。
即ち、アニオン性もしくはノニオン性のゴムラテックス
に、アニオン性水溶性高分子を混合し、次に該アニオン
性水溶性高分子とコアセルベーションを起生しうるカチ
オン性高分子、陽イオン界面活性剤等を混合し、ゴムラ
テックスからゴム粒子を分離させた後、合成樹脂エマル
ジョンを添加混合し、脱水、乾燥して得られるイソプレ
ン、ブタジェン、クロロプレン等の共役ジエン化合物の
単独重合体および該共役ジエン化合物とスチレン。
アクリロニトリル、ビニルピリジン、アクリル酸。
メタアクリル酸、アルキルアクリレート、アルキルメタ
クリレート等のビニル化合物との共重合体、また、エチ
レン、プロピレイインブチレン等のオレフィン類と共役
ジエン化合物との共重合体などの粉末ゴムである。
そして、これらの粒状あるいは粉状ゴムは、粒径が2−
以下のものを用いる仁とが必須である。粒径が2順を越
えると有機塩基性物質を使用したとしても、各種のゴム
用充填剤を高充填することがむずかしくなると共に、分
散性が不均一なため型くずれと機械的強度にむらが生じ
るため好ましくない。
本発明において重要なことは、特定粒径の粉末ゴムを用
いることに加えて、有機塩基性物質な各抽ゴム用充填剤
、加硫剤あるいは架橋剤をゴムに混合、配合する際に、
予めまたは混合、配合時に添加する点である。
有様塩基性物質の添加の効果は、特定粒径の粉末ゴムに
作用し、成形加硫の際に粉末ゴムの流れをよ(すると共
に、他の充填剤の分散を均一にするためと考えられ、該
物質を添加しない場合は本発明の目的は達成できない。
そして、その添加量は、粒状あるいは粉末ゴム100容
量部当り、1〜50.好ましくは5〜30、更に好まし
くは5〜10容量部添加する必要がある。1容量部未満
ではゴム用充填剤の分散性が悪く、得られた成形物の機
械的強度にむらが生じて好ましくない。また50容量部
を越えると使用した有機塩基性物質が成形物の表面にプ
ルームを起こし、成形物表面がべたつきその外観を損う
ばかりでなく、成形物の機械的強度、特に引張強さが極
端に低下するため避けなければならない。
本発明で言う有機塩基性物質としては、環状または鎖状
のアミンまたはその誘導体で、例えば、ポリビニルピリ
ジン、ポリベンジルアミノセルローズ、ポリジエチルア
ミノエテルスチレン、ポリビニルベンジルアミン、ドデ
シルトリメチルアミン、ヤシアルキルジメチルアミン、
ドデシルアミン、セチルアミン、ステアリルアミン、硬
化牛脂アルキルアミン等の高級アミン、第四級アンモニ
ウム塩などをあげることができる。また、有機塩基性物
質が液体状であれば粉末ゴムに直ちに添加、混合できる
が、固体状の場合はこれまでゴム工業において一般的に
使用されている可塑剤あるいは鉱物油系軟化剤、植物油
系軟化剤等に混合、溶解して使用することが有効である
。そして、有機塩基性物質は予め粒状あるいは粉状ゴム
に添加して1j<ことがより好ましい。各種ゴム用充填
剤とゴムを混合、配合する際に添加してもさしつかえな
(ゝ0 また、各種ゴム用充填剤としては、高分子工業等で一般
に使用されている、例えば、カーボンブラック、ホワイ
トカーボン等のゴム補強剤、炭酸カルシウム、クレー、
タルク等の増量剤、雲母粉。
アスベスト、黒鉛、短繊維、ガラス球、コルク粉。
鉄粉、鉛粉等の充填剤を適宜使用することができ、その
使用量は、粉末ゴム10口容量部当り5〜500容量部
使用される。そして必要に応じて更に公知の加硫促進剤
、有機過酸化物、亜鉛華、酸化マグネシア、−酸化鉛の
ような加硫剤または架橋剤を従来実施されている範囲量
にて適宜添加される。
以下実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
なお、「部」は「容量部」を表わすO 実施例1及び比較例1 ポリクロロプレンゴムラテックス(商品名「スカイプレ
ンB−30」のラテックス、東洋曹達工業■製)を乾燥
重量が35重量%になるように調製し、ゴムラテックス
20部にアルギン咳ンーダの1%水溶液20部を加え、
次に酢酸の10チ水溶液を添加し、pH4,5にした。
この混合液をポリオキシエチレン牛脂アルキルプロピレ
ンジアミンのQ、te水溶液200部に添加した。次に
微粉末状に分離したゴムをデカンテーションにより洗浄
した後、ゴムが微粉末状に分散した水溶液中にポリステ
レンエマルジ曹ンをゴムラテックスの乾燥重量に対して
6重量%になるように加えて混合し、脱水乾燥を行ない
粒径15謁の粉末クキロプレンゴムを得た。
表1に粉末ポリクロロブレノゴムを用いた成形加硫用ゴ
ム組成物を示す。この組成物は次の方法に従って混合、
配合を行なった。
まず、粉末ポリクロロプレ/ゴム、充填剤、加硫促進剤
、加硫剤をパウダーミキサーに入れ、1分間攪拌を行な
い、次に有機塩基性物質を1分間連わn部下した。得ら
れた粉末状ゴム組成物を2mシート型に充填し、表1に
示す加硫条件により、圧力50 kg 7cm ”で成
形加硫を行ない、その成形物の硬さ試験、引張試験を:
f工8  K  6501 に従って行なった。結果を
表1に示した。
比較例1は実施例1に使用した有機塩基性物質を混合、
配合していない以外は実施例1と同様に行なった。表1
に示す如く、有機塩基性物質を添加した実施例1は比較
例1に比べ高い引張強さと大きい伸びを示すことが明ら
かである。
実施例2及び比較例2 スチレン−ブタジェン共重合体ゴムラテックス(商品名
「JSR0561」日本合成ゴム■製)を乾燥重量が5
5重量%になるように調製し、実施例1と同様な方法に
より粒径α5mmの粉末スチレン−ブタジェン共重合体
ゴムを得た。
上記の粉末スチレン−ブタジェン共重合体ゴムを用いた
成形加硫用ゴム組成物及び実施例1と同様な方法で2 
rxw+シートの型内成形加硫物を得、硬さ試験、引張
り試験を行ない、その結果を表2に示した。
有機塩基性物質を混合、配合していない以外は同じに行
なった比較例2では成形物を型内から取り出す際に2s
+mシートにならず破壊し、硬さ等の試験は不可能であ
った。
実施例3〜5及び比較例3 アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴム2テツクス
(商品名[N1pol 5157J日本ゼオン■製)を
乾燥重量が35重量−になるように調製し、実施例1と
同様な方法により粒径Q、5mの粉末アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体ゴムを得た。
上記の粉末アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴム
を用い、有機塩基性物質を変えた成形加硫用ゴム組成物
及び実施例1と同様な方法で混合配合し、加硫した成形
物の試験結果を表3に示す。
表3から実施例3,4.5のいずれもが比較例3に比べ
高い引張り強さと大きい伸をもつことが明らかである。
実施例6,7及び比較例4 表4の型内成形加硫用ゴム組成物の実施例6は実施例1
で得た粒径0.5訂冨の粉末クロロプレンゴムを用いた
。実施例7は実施例1の粉末クロロプレンゴムのH’A
において、アルギン酸ソーダの1俤水浴液を2チにした
以外は実施例1に従って得た粒径2露の粉末クロロプレ
ンゴムを用いた。
比較例4はアルギン酸ソーダの5.5チ水溶液を用いた
以外は実施例1に従って得た平均粒子径2.5鴎の粉末
クロロプレンゴムを用いた。
実施例1の方法に従って得た成形物の硬さ試j検。
引張り試験結果を表4に示す。
比較例4と実施例6,7かも平均粒子径が2mmを越え
ると引張り強さの低下が大きく、本発明の特漱がです、
従って平均粒子径は2朋以下が好ましいことが明らかで
ある。
表1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒径2mm以下の粒状あるいは粉状ゴム100容量部に
    対して1〜50容量部の有機塩基性物質を添加してなる
    成形加硫用ゴム組成物。
JP10090783A 1983-06-08 1983-06-08 成形加硫用ゴム組成物 Granted JPS59226039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60212437A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 Toyo Soda Mfg Co Ltd 粉末ゴム及びその製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60212437A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 Toyo Soda Mfg Co Ltd 粉末ゴム及びその製法
JPH066644B2 (ja) * 1984-04-06 1994-01-26 東ソー株式会社 粉末ゴム及びその製法

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