JPS603094A - 自動取引装置の伝票印字方式 - Google Patents

自動取引装置の伝票印字方式

Info

Publication number
JPS603094A
JPS603094A JP58109963A JP10996383A JPS603094A JP S603094 A JPS603094 A JP S603094A JP 58109963 A JP58109963 A JP 58109963A JP 10996383 A JP10996383 A JP 10996383A JP S603094 A JPS603094 A JP S603094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
receipt
slip
transaction
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58109963A
Other languages
English (en)
Inventor
「あき」山 晴臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP58109963A priority Critical patent/JPS603094A/ja
Publication of JPS603094A publication Critical patent/JPS603094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は取引の内容を記録する取引記録紙と領収書とか
ら成る伝票に印字処理をして取引後顧客に領収書を放出
する自動取引装置の伝票印字方式1式% [発明の技術的背景とその問題点] 自動取引装置としては例えば自動的に銀行預金を引き出
すことのできる装ml (ATM; coなどのように
略して呼ばれている)を挙げることができる。この種の
装置は、取引時に顧客へ発行する領収書と取引の内容を
記録する取引記録紙とが重ねられている伝票に所定事項
を印字し、所定金額の現金及び領収書を顧客に放出する
とともに取引記録紙を控として装置内に保管するように
構成されている。
ところで、障害発生時におけるその障害の内容。
該装置を使用し始めるときく開局時)の日時又は該装置
を使用終了するとき(開局時)に確認すべきその日の総
取引内容などについても取引記録紙に記録しておく必要
があることから、従来装置にあっては上記内容について
印字を行った伝票のうち取引記録紙を装置内に保管し、
さらに当該内容の領収書は顧客に渡す性質のものではな
いから装置内の領収書回収箱に回収していた。
しかしながら、このように顧客へ渡す必要のない領収書
を装置内に回収するには回収箱の他に回収用の搬送機構
などを必要とし、装置を大型化複雑化してしまうという
問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものでありその目的
とするところは、顧客に渡す必要のない領収書を回収す
る回収Ia構を設ける必要がなく、自動取引装置の小型
化と機構の簡素化とを達成することができる自動取引装
置の伝票印字方式を提供することである。
[発明の概要コ 本発明は上記目的を達成するために、顧客のための領収
書に印字する必要のない非領収情報を記憶手段に記憶し
ておき、係員による所定の操作により前記記憶手段の非
領収情報を取引記録紙と領収書から成る伝票に印字し、
この伝票の領収書を放出してこれを確認又は記録用に供
するように構成したものである。
[発明の実施例コ 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の方式を適用した装置の一実施例を示す
斜視図である。第1図に示す装置は自動的に銀行預金を
引き出づことのできる装置である。
図にa5いて1は筐体であり、2は詳細を模述する31
:うに金庫のレット、伝票セット等の操作を行うときに
使用する上蓋である。この筐体1の前面の斜面部3には
操作案内表示部4が設けられている。
また、筐体゛1の最前部5にはカード出入口6と紙幣用
ロアとが図示左右に振り分けられて設けられている。こ
れらカード出入口6及び紙幣用ロアは最前部5の左右に
形成された凹部5△、5Bの後方に引込んだ状態で設け
られている。なお、8は上蓋2をロックするためのキー
であり、9は下蓋10をロックするため、のキーである
次に第2図を参照して前記操作案内表示部4の具体的構
成を説明する。図示左上の11は取扱い中表示器で、[
お取扱中jが点灯しているときに操作可能を示すもので
ある。図示右側の12はテンキーを含むキーボードで、
金額の投入を行なう数値キー12A、残高照会キー12
B、訂正キー12C1取消キー12D、r万円」キー1
2Eとによって構成されている。このキーボード12の
上部には金額表示器13.残高表示器14.係員呼出キ
ー15が設けられている。案内部は図示左端中間部から
直線状に延在し、途中から斜上りで前記金額表示器13
.残高表示器14及び係員呼出しキー15を含んで図示
右端に至るストライプライン16が印刷されており、図
示左側の直線部分にはストライブライン16に沿って順
次カード挿入案内欄17A、暗証番号案内欄17B、金
額案内欄17C,カード受取案内欄17D1紙幣受取案
内11117Eが枠状に設けられている。16Aは操作
方向を示す矢印である。ここで、前半の3種類の案内W
@17△〜17Cは入力用案内11m21Aであり、後
半の2種類の案内欄17D、17Eは受取用案内欄21
Cであり、両者は交信中案内111!21Bを介しで連
結されている。そして、前記枠状の案内欄17Δ〜17
Eはストライブライン16を中心にして上下に分割され
ており、上方域が正常操作案内、下方域19A〜19E
が異常操作案内を示すJ:うになっており、ストライプ
ライン16中にそれぞれ上下の状態を示すΔ印のLFD
18、印のLED20を設け、いずれかを点灯させるこ
とによって顧客に操作状況を知らせるようになっている
。前記交信中案内1111121Bは列状に分割配置さ
れた4個のLED22によって構成されており、装置と
ホストコンピユータとの交信中に4個のLED22を順
次点滅させて交信の進行情況を顧客に知らせるようにな
っている。更に図示中間部下方には[最初からやりなお
して下さい」、[窓口へお問い合せください]、「係員
がまいります」等の異常処理状況を顧客に知らせるため
のLED23が上下に分割配置されている。
尚、ストライプライン16中のLED18.20のうち
、正常操作を示すΔ印のLED18は例えば緑色のLE
Dとし、異常操作を示すv印のLE020は例えば赤色
のLEDとして両者間の区別を一層明確にしている。
上記操作案内表示部によれば、ストライプライン16内
に操作方向を示す矢印16Aを設け、これに沿って案内
欄17A〜17Eを設け、かつ各個毎に正常、異常を示
すΔ印、v印を設けたので操作が容易となると共に顧客
にとってきわめて分り易いものとなる。特にΔ印とv印
を前述のように色分けすることによって更に分り易くな
り誤操作を防ぐことができる。また、交信中案内@21
Bを境にして入力用案内欄21Aと受取用案内欄21C
とを区分けしているので取扱いが便利であり、特に交信
中の表示時に4個のl ED22を順次点滅させるよう
にしているが、通常はこの種装置ではこのタイミングで
出金紙幣の用意及び伝票処理を同時に行なうようにして
おり、時間がかかるので、このときの処理状況を知らせ
るのはきわめて有効である。また、表示器であるLED
は細いストライプライン16内に設置されるためプリン
ト基板等の占有面積を小さくすることができ、安価な装
置となる。尚、前述のように交信中に4個のLEDを順
次点灯させる場合に限らず、1個のLEDを点滅させる
ようにしてもよい。
筺体1内には第3図に示すようにカード伝票処理機構部
24.出金紙幣処理機構部25.係員操作部27が順次
配列され、奥部には制御手1926が設けられでいる。
上蓋2はヒンジ2A、2Aを介して筐体1に!?1ff
I自在に取付けられており、開いた状態でストッパ2B
によって保持されるようになっている。また、上蓋2の
内面にはロックキー8に連結された回動板8Aとこれに
連結されたレバー8B、8Bが設けられており、これに
対応して筺体1の上端面にはレバー8A、8Aの先端が
係脱可能な係合孔を有する突片IA、IAが設【プられ
ており、上M2を閉じた状態でロックキー8を回動する
ことによってレバー8Bの先端を係合孔に係脱してロッ
クの状態を制御できるようになっている。下蓋10は第
4図に示すようにヒンジ10Bを介して筐体1の底板に
回動自在に取付けられ突片10Aの係合孔と前記ロック
キー9に連結された係合レバー9Aとの係脱によってロ
ック状態を制御できるようになっている。
次に第4図及び第5図を参照してカード伝票処理機構部
24の詳細について説明する。この場合、カード処理機
構部と伝票処理機構部とを分節して順次説明する。カー
ドPが出入するカード出入口6の内方には、所定間隔を
おいて配列された第1゜第2の搬送ローラ対103.1
04と、カードPの両端を指示するガイド溝を有するガ
イド対G1によって構成される第1のカード搬送部L1
が設けられている。この第1のカード搬送部L1のカー
ド入口側には発光ダイオードと受光素子で構成される第
1の検知器100が配置され、前記第2の搬送ローラ対
104の手前にも発光ダイオードと受光素子からなる第
2の検知器106が設けられている。又、第1のカード
搬送部し1の側部下方にはカードPが投入された時の信
号(例えば第1の検知器100からの信号)で動作する
ソレノイド101が配置されており、そのプランジャー
の先端には通當峙はカード出入口経路を閉じ、ソレノイ
ド101の動作によって下降してカード出入口経路を開
くシャッタ102が設けられている。
更に第2の搬送ローラ対104の上部には搬送されてく
るカードPの磁気内容を読み取る磁気ヘッド105が配
置されている。そして、第1のカード搬送部L1の後方
(図示右側)にはカード回転部107に連結された第2
のカード搬送部L2が設をプられでいる。この第2のカ
ード搬送部L2はカードPの両端を指示するガイド溝を
有するガイド対G2と!!3の搬送ローラ対108(駆
動ローラ108A、受動ローラ108B)及び後端に配
置された発光ダイオードと受光素子とからなる第3の検
知器109とによって構成されている。尚、筺体1の最
前部5と第1の搬送ローラ対103の中心との距mxは
カードPの長手方向の長さ以上に構成され、カードPの
先端が常に凹部5A内に位置するようになっている。
前記カード搬送部の駆動は第5図に示すようにパルスモ
ータ110と搬送ローラ103.104゜108にパル
スモータ110からの駆動力を伝達するだめのタイミン
グブーり群111及びタイミングベルト群112からな
る伝達手段によって行なわれるようになっている。また
、カード回転部107は第4図及び第5図に示すように
、前記駆動ローラ108Aの回転軸107Aに回動自在
に取付けられ、かつ第2のカード搬送部し2に連結され
ているタイミングプーリ107Bを有し、このタイミン
グプーリ107Bには後方に配置されたパルスモータ1
27の回転軸に張架されるタイミングベルi〜128が
設&プられており、パルスモータ127を正逆回転させ
ることによってカード回転部107全体が軸107Aを
中心として所定角度回転するようになっている。このタ
イミングプーリ107Bが取付けられているブロックの
近傍には角度検出器129が設けられており、カード回
転部107の回転角度に応じて(例えば90度等)信号
を出力するようになっている。以上の各部材によってカ
ード処理機構部が構成されている。このカード回転部1
07の上方には、詳細を後述するエンボスプリント装置
のエンボスローラ133の表面に沿って2段の搬送ロー
ラ130゜131が設cノられており、ベルトB1を介
して前記回転軸107Aの駆動力が伝達されて、例えば
方向を90度変えて上方に向いたカードPをエンボス位
置に導くようになっている。
伝票処理機m部は、次のように構成されている。
第4図及び第5図において113は伝票収納箱であり、
取引内容等を記録した伝票Rが立設配回されている。伝
票Rは領収書(以下単にレシートともいう)R1と取引
の内容を記録する取引記録紙(以下単にジャーナルとも
いう)R2とが二枚重ねで折りたたまれており重力方向
に傾けられた伝票収納箱113内に立設されて収納され
ている。
この伝票Rの両端には長手方向に沿って等間隔で複数の
スブロケッ1〜ホール!」が設けられており、伝票収納
箱113の開口部側に設けられたスプロケットホイール
114のスプロケットに係合して搬送されてその先方に
設けられた伝票用案内ローラ115Aを介して方向変換
されるようになっている。この伝票Rの方向変換部には
印字ヘッド117を備えた印字装置116が設けられて
おり、印字ヘッド117の先端に対向配置されたプラテ
ン118との間に伝票Rを挾んで印字を行なうようにな
っている。プラテン118の隣りには伝票Rをレシート
R1とジャーナルR2とに分離する分離板119が設け
られており、レシートR1はカッタ部120側へ搬送さ
れ、ジャーナルR2はそのままジャーナル用案内ローラ
115B側に搬送されるようになっている。前記カッタ
120は一取引ごとにレシートR1を切断するためのも
のであり、その先方にはスポンジローラ121とガイド
板122とが設けられ、切断されたレシートは両者間に
挾持されて搬送されるようになっている。その隣には前
記切断されたレシートR1を詳細に後述する出金紙幣処
理機構部25に搬送するためのローラ群とベルト群で構
成された搬送路123.124が設けられている。また
、前記印字装置116とシト−ナル用案内ローラ115
Bとの間にはエンボスプリント(転写)ローラ(以下エ
ンボスローラともいう)113を備えたエンボスプリン
ト装置125が設けられている。また、この1ンボスプ
リン1〜装買125によってカードPの内容を転写され
たジャーナルR2はジャーナル用案内ローラ115Bを
介して方向変換され、その方向変換部に設けられたジャ
ーナル巻取装置126に巻取られるようになっている。
次に伝票搬送並びにエンボスプリント装置125の駆動
手段を説明する。伝票送り用の駆動モータ(パルスモー
タ)139は伝票収納箱113の下側部に取付番ノられ
ており、回転軸に設けられたタイミングプーリ139A
と、ジャーナル巻取装置126の回転軸に設けられたタ
イミングプーリ126A及び前記スプロケツ)−114
の回転軸に設置ノられたタイミングプーリ114Aとの
間に張架されたタイミングベルト140によってパルス
モータ139の駆動力が伝達されるようになっている。
なお、第4図においてジャーナル巻取装置126の下方
に設けられているトルクリミッタ141は巻取速度が速
くなるとスリップして円滑な巻取を行なうように作用す
る。また、エンボスプリント装置125のエンボスロー
ラ133は外周に固いゴムが形成されており、リンク機
構134を介してモータ135に連結されている。この
モータ135には図示しない一方向回転クラッチが連結
されており、モータ135が第5図図示反時4方向(矢
印136方向)に回転するときにのみリンク機構134
に回転力が伝達され、これに伴ってエンボスローラ13
3が図示矢印方向に往復回動じて後述するようにカード
Pの記録内容をジャーナルR2に転写するようになって
いる。尚、前記モータ135はプーリ135Aを有し、
前記レシート搬送装置12L 123,124の駆動部
に掛けられた駆動ベルト138を介してモータ135が
時計方向(矢印137方向)に回転づ−るときにレシー
トR1の搬送が行われるようになっている。なお、第4
図の132は有効性を失ったカードPを回収するための
回収シュー1−である。
次に第6図及び第7図をも参照に加えて前記カード伝票
処理機構部の作用と効果について説明する。−カードP
をカード出入口6から挿入すると、発光ダイオードと受
光素子で構成される第1の検知器100でカードPを検
知してソレノイド101に通電してシャッタ102を開
ける。更にカードPを押し込むと搬送ローラ対103が
回転し、カードPを第1のカード搬送部L1に沿って搬
送し、更に奥側の搬送ローラ対104に搬送されながら
磁気ヘッド105でカードPの磁気が読み取られる。こ
こで第2の検知器106はカードPの磁気を読取るため
のタイミング検知器として作用する。カードPが正しく
読めるとカード回転部107のローラ対108で第2の
カード搬送部L2に沿ってカードPの搬送が行なわれ、
第3の検知器109でカードPの位置が検知され、所定
位置PI (第4図参照)で一旦停止J−る。このよう
なカードPの搬送は前述のようにパルスモータ110を
駆動源として行なうので、パルス数の制御によってカー
ドPの停止位置が保証される。一方、伝票Rは二枚重ね
で折りたたまれており、スプロケットホイール114で
引出された伝票案内ローラ115Aを介して印字装置1
16の印字ヘッド117とプラテン118との間に導び
かれて二枚重ねのまま印字される。印字装置116を通
過した伝票Rは分離板119で顧客に渡すレシートR1
と、取引時の記録として巻取られるジャーナルR2とに
分離され、レシートR1はカッタ120で一取引ごとに
切断されたスポンジローラ121とガイド板122とに
挾持されて搬送され、ローラ群とベルト群で構成された
搬送路123.124を通って後述する出動紙幣処理機
構部25に送られる。他方、分離板119で分離された
ジャーナルR2はカードPのエンボス部分PE(第5図
参照)を押圧転写するエンボスプリント装置125でエ
ンボスプリントされた後ジャーナル巻取装置126に巻
取られる。ここで、前述したカードPは所定位置P1で
一旦停止していたが、前記エンボスプリントのタイミン
グで第6図に示すようにカード回転部107がパルスモ
ータ127によってタイミングベルト128を介して駆
動され、回転軸107Aを中心に時計方向に90度回転
する。この位置を第5図に示した角度検出器129で検
知し、カード搬送用のパルスモータ110を駆動し搬送
ローラ130.131によってP3の位置まで搬送する
。この位置P3がエンボスプリント位置Cある。カード
Pの放出時には前述した場合の′蓮をたどってカード出
入口6から放出される。又、カードPの磁気内容を読み
取った結果カードPが有効性を失っているときく例えば
有効性コードが2以上のとき)はカードPを回収するこ
とになる。この場合には第4図において位置P1まで搬
送されたカードPは第7図に示すように、パルスモータ
127によるカード回転部107の図示反時計方向への
回動によって傾番ノられ、このときの角度検出器129
(第5図図示)からの信号に基づく搬送ローラ対108
の逆方向回転によって回収用シュート丁32上を活動し
、回収位置P3に集積される。ところで回収されずにカ
ード出入口6に戻されたカードPの先端は前述のように
常に筐体1の最前部5よりも内方の凹部5Δ上に位置す
ることになるので顧客の身体に衝突せず、従ってカード
の折損事故が生じたりするような不都合は全くない。
次に第8図を参照して前記出金紙幣処理ta構部25に
ついて説明する。同図において200は出金紙幣収納箱
であり、紙幣が長手方向が横になるようにして複数枚の
紙幣群Q1が立設配置されており、紙幣群Q2の最前部
(図示左側)には1回転毎に1枚づつ紙幣を取り出す取
り出しローラ201が配置されており、この取り出しロ
ーラ201は、底面に配置された駆動用モータ219と
このモータ219の回転を減速して伝達する減速用プー
リ220Aと、前記取り出しローラ201の側部に設け
られた駆動用プーリ220B及び両ブーυ間に張設され
た駆動ベルト220Cからなる駆動手段220によって
回転駆動されるようになっている。このようにして1枚
づつ取り出された紙幣の送出側にはローラ群とベルトと
によって構成された一枚搬送路202が設けられており
、この一枚搬送路202は前記駆動手段220の減速用
プーリ220Aに掛けられたベルト220Dを介して駆
動されるようになっている。また、この搬送路202上
には厚みを検出することにより重ね取り出しを検知する
重ね取り出し検知器204が設けられ、さらに、送出さ
れてくる紙幣を計数するぎ1数用検知器205が設けら
れている。一枚搬送路202の先方には一時集積部20
3が設けられており、搬送されてくる紙幣を順次集積す
るようになっている(集積紙幣を02で示す)。前記一
枚搬送路202の下段には搬送ローラ206Aとベルト
206Bとで構成されたりジエクト搬送路206が設け
られており、更にこのリジェクト搬送路206のベルト
206Bの下側に接し、かつ3方に配置された駆動ロー
ラ218A、ガイドローラ218B、218Cに張架さ
れたベルト206Cが設けられている。従って、前記搬
送された紙幣は搬送ベルト206C上に集積されること
になる。また、一時集積部203の上方には集積紙幣の
先端を揃え、送り出し時には回動して出口側を開くよう
に動作する回動ガイド221が設けられている。送り出
される集積紙幣Q2の先方には駆動ローラ217A、ロ
ーラ217B、両者間に架けられた搬送ベルトとによっ
て構成される出口搬送部217が設置ノられている。こ
の出口搬送部211のベルト上には駆動ローラ210が
接しており、この駆動ローラ210と前記一時集積部2
03の上方に段けられたローラ211との間に搬送ベル
ト208が張架されており、2つのローラ210と21
1とは揺動アーム209によって連結されている。この
揺動アーム209には連結板214.アーム213及び
駆動用モータ212によって構成されるリンク機構が取
付けられており、このリンク機構を動作させることによ
ってローラ211を図示鋼1i1211Aの位置迄揺動
させて、一時集積部203の搬送ベルト206C上に押
し付けて集17a紙幣Q2を2つのベルト2060.2
08間に挾んでリジェクト側に搬送できるようになって
いる。又、前記各駆動ローラ21o。
217A、218Aは駆動ベルト216を介してパルス
モータ215によって回転駆動さるようになっている。
また、前記出口搬送部217のローラ217Bの軸部に
は図示しないソレノイドによって揺動づるリンク222
が設けられており、更にこのリンク222の回動に連動
して動作するレバー223,224を介して出口を開閉
するシャッタ225が設けられている。そして、前記一
枚搬送路202上には前述したレシートR1を送り込む
ローラ226と、送り込まれたレシートR1を一枚搬送
路202上に導くレシート搬送路227が設けられてい
る。従って、一時集積部には紙幣とこれに対応するレシ
ートR1とが重ねて集積され、このように重ねられた状
態で出口側に送出されることとなる。尚、図中230A
〜230Cは発光ダイオードと受光素子からなる各部の
検知器である。尚、紙幣用ロアは筐体1の最前部5に設
けられた四部5B内に位置し、送出される紙幣が外方突
出しないようになっている。
次に上記出金紙幣処理機構部の作用効果を説明する。出
金紙幣収納箱200に予めセットされている紙幣群Q1
は取り出しローラ201によって一枚づつ分離されて取
り出され、一枚搬送路202を通って一時集積1120
3に所定枚数集積される。このとき、重ね取り出し検知
器204は紙幣の一枚の厚さを計測し、電気信号に変換
することによって検知し、一枚以上の厚さを検知したと
きは重ね取り信号を発生する。そこで制御部では重ね取
り信号を受けた段階で取り出しローラ201をストップ
させてリジェクト動作に移行するようになっている。即
ち、前述のように揺動アーム209をリンク機構によっ
て揺動し、ローラ211を一時集積部203のベルト2
06C上に押し付けて紙幣を逆送し、リジェクト搬送路
206を介してリジェクト庫に回収するようになってい
る。
このようにして重ね取りが確実に防止され、計数用検知
器205の誤計数を防止するようにしている。また、重
ね取りがない場合は所定枚数の紙幣と別の経路から合流
してくるレシートR1とを重ねた状態で搬送ベルト20
6Cの移動により出口側に搬送される。このとき、紙幣
等の先端を揃える回動ガイド221が開くと共に、前記
リンクの回動によってシャッタ225が開き、紙幣等が
紙幣用ロア側へ搬送される。このとき紙幣等は出ロアの
外方に先端の大部分が出た状態で後端が出口搬送部21
7に保持さ、れている。
次に第3図に示す前記制御手段26について説明覆る。
この制御手段26はCPU及びプログラムメモリなどを
備えているとともに記憶手段26Δに接続され−〔構成
されている。この記憶手段26Aは顧客のためのレシー
トR1に印字する必要のない非領収情報例えば取引に関
する障害発生時におけるその陣宵の内容、開局日時又は
センターメツセージ(回線故障など)などの情報を記4
aするものである。前記制御手段26は、先ず前記係員
操作部(第3図参照)27にて取引内容の確認モードが
指定されることにより前記記憶手段26Δに記憶されて
いる非領収情報を伝票Rに印字し、この伝票Rのレシー
トR1を紙幣用ロアへ放出してこれを係員による確認又
は記録用に共すべく制御する。なお取引内容の確認モー
ドは木実M例装置においては2種類すなわち開局時にそ
の日の取引合計を印字し、かつ図示しない記憶エリア等
に記憶されている内容をクリアする線上モードと、開局
から開局に至る適宜時期にそのときまでの取引合計を印
字する照会モードとが存在している。
さらに前記制御手段26は操作案内表示部4などからの
入力に基づいてカード伝票処理機構部24゜出金紙幣処
理機構部25などの各部の制御を司るように構成されて
いる。
次に上記全体の動作について説明する。
第9図は上記装置の動作を示すメインフローチャートで
ある。詳細を複連する通常取引処理OP1又はこの処理
OP1の前後において障害発生又はセンターメツセージ
などのように顧客のためのレシートR1に印字する必要
のない非領収情報が生じた場合にはこの非領収情報を前
記記憶手段26Aに記憶しておく。そして係員操作部2
7にて前記線上モード又は照会モードのいずれかが指定
された場合には各動作モード固有の取引合計額印字など
の動作が行われるとともに記憶手段26Aに記憶されて
いる障害発生の情報やセンターメツセージなどの非領収
情報が伝票Rに印字され、この伝票R中しシートR1は
紙幣用ロアへ放出されて係員による確認又は記録用に共
されることになる。このように顧客に渡す必要のない非
領収情報が印字されたレシートR1は操作している係員
に向けて放出されることになるので、従来のように非領
収情報が入力されたり発生する都度印字されたレシート
を放出せずに装置内に回収する機構が一切不要となり、
上記装置は機構の簡素化と装置の小型化とに寄与するこ
とができる。
ここで前記通常取引処理OPIを第10図(A)。
(B)に示づフローチャートを中心に説明する。
先ず、1カード挿入」の表示が行なわれた後、カードを
挿入する。カードの内容がチェックされ、チェックの結
果が好ましくないときは[窓口へお問い合わせ下さい]
の表示が行なわれる。チェックの結果がOKであれば「
暗証番号投入」の表示が行なわれ、所定時間経過したか
否かが判断され、タイムアウトとなると「最初からやり
なおして下さい」の表示が行なわれる。暗証番号投入が
所定時間内に行なわれると、次に暗証番号の成否が判断
され、「否」のときはエラー回数が判断され、エラー回
数が2回以内であれば「訂正をやりなおしてください」
の表示が行なわれ、訂正後所定時間経過したか否かが判
断され経過していなければ暗証投入のフローへ、経過し
ていれば最初からやり直すこととなる。前記エラー回数
の判断フローで3回以上のエラーがあるときにはカード
の有効性欄に「1」が加算され、有効性が「2」以上の
ときは[窓口へお問い合せ下さい」の表示が、また有効
性が「1」のときは「最初から・・・Jの表示が行なわ
れる。暗証番号が正しく投入されると「金額投入」の表
示が行なわれ、キー人力を行なう。「万円」キーが押さ
れたか否かが判断され、押されないときは次に「照会」
キーが押されたか否かが判断され、押されないときには
次に「訂正」キーが押されたか否かが判断され押されな
いときにはタイムアウトか否かが判断され、時間内であ
ればキー人力フローに戻る。タイムアウトであると「最
初から・・・」の表示が行なわれる。また「万円」キー
が押されたときには次に金額オーバーか否かが判断され
、オーバーしているときには「限度内で入れなおして下
さいJの表示が行なわれる。
金額がオーバーしていないとき、「照会」キーが押され
たときには第10図(B)のフローに移行する。次の段
階では「交信中」の表示が行なわれ、センターへの送信
処理が行なわれる。受信処理後センターからの「成立」
の有無を判断し、不成立のときはカード更新(エラー回
数3回以上のときの有効性+1としたものを「0」に書
き替える)を行ない、残A不足か否かが判断され、残高
不足でないときは「窓口へ・・・」の表示を行ない、残
高不足のときは「予信限度額を越えています」の表示を
行ない、カードを出口に戻すことになる。また前述の「
成立か」の判別で「成立」と判断された場合は累削更新
(装置自体で支払高の累計を更新)Lノ、次にカード更
新と紙幣計数を同時に行なう。そして伝票Rに取引金額
2口座番号などを印字する。なおこのときにはセンター
メツセージ等の非領収情報は前述のように印字されない
。次に印字された伝票R中ジャーナルR2は巻取られ装
置内に保管され、カード、紙幣及び当該レシートR1は
紙幣比ロアへ搬送され、「ありがどうございました」等
の受取りを促す旨の表示を行なう。
その後タイムアウトか否かを判断し」、タイムアウトと
なった場合は「係員処理jの表示を行なう。
なお上記実施例は一例であり本発明の要旨の範囲内にお
いて種々の変形実施が可能であることは言うまでもない
。顧客のための領収書に印字する必要のない非領収情報
は本実施例においては取引に関する障害の内容、開局日
時又はセンターメツセージとして説明したがこれに限定
されるものではなく、要は顧客が受け取ったとしても一
般的にM義を有しない情報である。また取引内容の確認
モードも上記実施例に限定されるものではまく、要は記
憶手段26Aに記憶されている非領収情報を伝票に印字
する動作を含むモードであればよい。
また取引対象物は紙幣に限定されるものではなく種々の
物品であってもよい。
[発明の効Jlf!j 以上の説明から明らかなように本発明の自動取引装置の
伝票印字方式にあっては、顧客のための領収書に印字づ
−る必要のない非領収情報を記憶手段に記憶しておき、
係員による所定の操作により前記記憶手段の非領収情報
を取引記録紙と領収書とから成る伝票に印字し、この伝
票の領収書を放出してこれを係員による確認又は記録用
に供するように構成したので、顧客に渡す必要のない領
収書を回収する回収機構を設ける必要がなく、自動取引
装置の小型化と機構の簡素化とを達成することができる
などの優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式を適用した装置の一実施例を示す
斜視図、第2図はその操作案内表示部の正面図、第3図
は第1図に示す装置の上蓋と下蓋とを問いた状態の斜視
図、第4図はそのカード伝票処理機構部を示す側面新面
図、第5図はそのカード伝票処理機構部の平面断面図、
第6図及び第7図はそのカード伝票処理機11部の動作
説明のための側面断面図、第8図は出動紙幣処理機構部
の側面断面図、第9図は第1図に示す装置の動作説明の
ためのメインフローチャート、第10図(A)。 (B)ともに通常取引処理を示すフローチャトである。 26A・・・・・・記憶手段、 R・・・・・・伝票、 R1・・・・・・領収書、 R2・・・・・・取引記録
紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 取引の内容を記録する取引記録紙と領収書とか
    ら成る伝票に印字処理をして取引後顧客に領収書を放出
    する自動取引装置の伝票印字方式であって、顧客のため
    の領収書に印字する必要のない非領収情報を記憶する記
    憶手段を用い、係員による所定の操作により前記記憶手
    段の非領収情報を伝票に印字しこの伝票の領収書を放出
    するようにしたことを特徴とする自動取引装置の伝票印
    字方式、(2:J 非領収情報は、取引に関する障害の
    内容、開局日時又はセンターメツセージである特許請求
    の範囲第1項記載の自動取引装置の伝票印字方式。 (3) 係員による所定の操作は、自動取引装置に設け
    られている係員操作部で取引額の累計を確認するための
    動作モードを指定することである特許請求の範囲第1項
    記載の自動取引装置の伝票印字方式。
JP58109963A 1983-06-17 1983-06-17 自動取引装置の伝票印字方式 Pending JPS603094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58109963A JPS603094A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 自動取引装置の伝票印字方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58109963A JPS603094A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 自動取引装置の伝票印字方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS603094A true JPS603094A (ja) 1985-01-09

Family

ID=14523582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58109963A Pending JPS603094A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 自動取引装置の伝票印字方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603094A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440347U (ja) * 1990-07-27 1992-04-06

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440347U (ja) * 1990-07-27 1992-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4542287A (en) Automatic bank note transaction apparatus
US4571489A (en) Automatic bank note transaction apparatus
JPS6012466A (ja) 連続紙の裂断装置
EP0540867B1 (en) Safe and machine incorporating the safe therein
JPH034957B2 (ja)
JPS603094A (ja) 自動取引装置の伝票印字方式
JPS5916088A (ja) 自動取引装置
JPS59153291A (ja) 自動取引装置
JPS60103481A (ja) 自動取引装置
JPS59163669A (ja) 自動取引装置
JPS60123991A (ja) 硬貨処理装置
JPS5916077A (ja) 自動取引装置
JPS6021659A (ja) 取引装置における回線番号登録方式
JPS6022269A (ja) 取引装置
JPS6275788A (ja) 取引装置
JPS6337066A (ja) 紙葉類処理装置
JPH0410663B2 (ja)
JPS5916078A (ja) 自動取引装置
JP2527594Y2 (ja) 紙幣自動支払装置
JPH0632916Y2 (ja) カード発行装置
JP2677665B2 (ja) 帳票取扱い装置
JPS6022271A (ja) 取引装置における正当性確認方式
JP2834958B2 (ja) 可搬型筐体及び有価証券取扱装置
JPS6022270A (ja) 取引装置
JP2825246B2 (ja) 帳票取扱い装置