JPS6022271A - 取引装置における正当性確認方式 - Google Patents

取引装置における正当性確認方式

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JPS6022271A
JPS6022271A JP58130062A JP13006283A JPS6022271A JP S6022271 A JPS6022271 A JP S6022271A JP 58130062 A JP58130062 A JP 58130062A JP 13006283 A JP13006283 A JP 13006283A JP S6022271 A JPS6022271 A JP S6022271A
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JP
Japan
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card
transaction
password
customer
roller
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JP58130062A
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「ふな」津 浩
Hiroshi Funatsu
Masahiro Akae
赤江 正弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、顧客の操作によって入力された暗証と取引媒
体から読取られた情報とを通信回線を介して接続可能な
中央処理装置に送信し、この中央処理装置から受信した
情報に基づいて当該暗証の正当性を確認した後に取引を
行う取引装置における正当性確認方式に関するものであ
る。
[発明の技術的背景とその問題点] この種の方式は例えばセンタ照合方式といわれるもので
あり、顧客によって投入されたクレジットカードなどか
ら読取られた暗証と顧客の操作にJ:って入力された暗
証とを端末機たる取引装置だけで照合する端末照合方式
とは異なるものであって、クレジットカード自体には暗
証が記録されておらずその代わりに暗証に対応する情報
例えば口座番号等の特殊コードが記録されているクレジ
ットカードを使用し、このクレジットカードから読取ら
れた特殊コードと顧客によって入力された暗証とを中央
処理装置に送信することによって前記入力された暗証の
正当性を確認する方式である。
しかしながらこの方式は、暗証を照合する毎に中央処理
装置と交信しなければならず、暗証の照合時間ひいては
取引時間が増大してしまうという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものでありその目的
とするところは、取引媒体から読取られた情報と顧客の
操作によって入力された暗証とに基づいて当該顧客が入
力した暗証の正当性を確認する場合、暗証の照合時間及
び取引時間の短縮を達成することのできる取引装置にお
Gノる正当性確認方式を捏供することである。
[発明の概要] 本発明は、上記目的を達成するために第1回目に入力さ
れた暗証が正当でない場合には当該顧客の暗証を前記中
央処理装置から受信してこれを記憶し、記憶した暗証と
投入された暗証とを照合することによって第2回目以降
に入力された暗証の正当性を取引装置によって確認する
ように構成したものである。
[発明の実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の取引装置における正当性確認方式を適
用した一実施例装置を示す斜視図、第2図は同装置の操
作案内表示部の正面図、第3図は同装置全体の内部レイ
アウトを示す斜視図、第4図はカード処理機構部及び伝
票処理機構部の側面断面図、第5図(△>、(B)は取
引媒体の表面を承り説明図、取引媒体の裏面を示す説明
図、第6図は伝票処理機構部の正面断面図、第7図は紡
錘形ローラの詳細な斜視図、第8図は出金紙幣処理m構
部の側面断面図、第9図は同装置の構成ブロック図であ
る。
本実施例装置は取引媒体例えば顧客の口座番号や契約者
氏名等の情報が記録されているキャッシュカードを利用
して自動的に預金を引き出すことのできるものであり、
先づ実施例装置たる取引装置の外観構成について説明す
る。第1図において1で示すものは取引装置の筐体であ
り、2で示すものは詳細を後述するように紙幣収納庫の
セット。
伝票セット等の操作を行なうときに使用する上蓋である
。この上M2の正面の斜面部3には顧客と対話するため
の操作案内表示部4が設けられている。また、筐体1の
最前部5には表面、裏面又は両面に種々の情報が記録さ
れているキャッシュカード(以下単にカードともいう〉
を出し入れするカード出入口6と所定の紙幣が放出され
る紙幣用ロアとが図示左右に振り分けられて設けられて
いる。さらに筺体1の正面側には本装置に接近する顧客
を検出する顧客検出手段9が設けられている。
この検出手段9は例えば光センサ、赤外センサ、超音波
センサ、高層波形近接センサ、容量形近接センサなど適
宜のもので構成することができる。
尚、図において8で示すものは上蓋2をロックするため
のキーである。また前記カード出入口6の上方にはレシ
ートが放出されるレシート出口134が設けられている
次に第2図を参照して前記操作案内表示部4の具体的構
成を説明する。図示左上の11は取扱い中表示器で、「
お取扱中」が点灯しているときに操作可能を示すもので
ある。図示右側の12はテンキーを含むキーボードで、
金額や顧客の識別のために付与された識別情報である暗
証例えば暗証番号などの投入を行なう数値キー12A、
残高照会キー12B、訂正キー12C9取り消しキー1
2D、「万円」キー12Eとによって構成されている。
このキーボード12の上部には金額表示器13、残高表
示器14.係員呼出キー15が設けられている。案内部
は図示左端中間部から直線上に延在し、途中から斜上り
で前記金額表示器13゜残高表示器14及び係員呼出キ
ー15を含んで図示右端から左端に至るストライプライ
ン16が印刷されており、図示左側の直線部分にはスト
ライプライン16に沿って順次カード挿入案内欄17A
、取引選択案内欄17B、暗証番号案内欄17C1金額
案内欄17D、カード受取案内欄17E。
紙幣受取案内欄17Fが枠状に設けられている。
16Aは操作方向を示す矢印である。ここで、前半の4
種類の案内欄17A〜17Dは入力用案内欄21Aであ
り、後半の2種類の案内欄17F。
17Fは受取用案内欄2ICであり、両者は交信中案内
欄21Bを介して連結されている。そして、前記枠状の
案内欄17A〜17Fはストライブライン16を中心に
上下に分割されており、上方域が正常操作案内、下方域
19A〜19Eが異常操作案内を示すようになっており
、ストライプライン16中にそれぞれ上下の状態を示す
Δ印のL ED18、v印のL E D 20を設け、
いずれかを点灯させることによって顧客に操作状況を知
らせるようになっている。前記交信中案内欄21Bは列
状に分割配置された4個のLED22によって構成され
ており、装置とホストコンピュータとの交信中にこれら
4個のLED22を順次点滅させて交信の進行状況を顧
客に知らせるようになっている。更に図示中間部下方に
は[最初からやりなおして下さい」、「窓口へお問い合
わせください」「係員がまいります」等の異常処理状況
を顧客に知らせるためのLED23が上下に分割配置さ
れている。尚、ストライプライン16中のLEDI8.
20のうち、正常操作を示すΔ印のLED18は2例え
ば緑色IEDとし、異常操作を示す印(7)LED20
は例えば赤色LEDとして両者間の区ツ1を一層明確に
している。
上記操作案内表示部によれば、ストライプライン16内
に操作方向を示す矢印16Aを設け、これに沿って案内
欄17A〜17Fを設け、取引選択案内欄17Bを除く
各欄には正常、異常を示すΔ印、v印のしEDを設けた
ので操作が容易となると共に顧客にとってきわめて分り
易いものとなる。特にΔ印のLEDとv印のLEDを前
述のように色分けすることによって更に分り易くなり誤
操作を防ぐことができる。また、取引選択案内欄17B
のストライプラインを介した下方には、カードが挿入さ
れた場合に顧客の希望する取引を行なうための選択キー
40があり、カードの表面(A面)の選択キー40Aと
カードの裏面(8面)の選択キー40Bが取付けである
。また、交信中案内111121Bを境にして入力用案
内欄21Aと受取用案内欄21Cとを区分けしているの
で取扱いが便利であり、特に交信中の表示時に4個のl
、E022を順次点滅させるようにしているが、通常は
この種装置ではこのタイミングで出金紙幣の用意及び伝
票処理を同時に行なうようにしており、時間がかかるの
で、このとぎの処理状況を知らせるのはきわめて有効で
ある。また、表示器であるL E Dは細いストライプ
ライン16内に設置されるためプリント基板等の占有面
積を小さくすることかでき、安価な装置となる。尚、前
述のように交信中に4個のL F Dを順次点灯させる
場合に限らず、1111i1のl−F Dを点滅させる
ようにしてもよい。
次に、本実施例装置全体の内部レイアウトを第3図に基
づいて説明する。前記上蓋2は筐体1に対してほぼ90
°拡聞できるようになっていて、第1図に示すカード出
入口6に対応する奥部にはカード出入口6に投入された
カードを処理するカード処理機構部24. Aが設けら
れ、さらにその奥部には取引記録を行うとともに領収書
の発行を行う伝票処理機構部24Bが設けられている。
また第1図に示ず紙幣出入ロアに対応する奥部には取引
紙幣放出などを行うための出金紙幣処理機構部25が設
けられている。そしてこの出金紙幣処理機構部25には
取引用の紙幣などが収納されている紙幣収納庫200が
設けられている。この紙幣収納庫200は、前記上M2
が第3図に示すような開状態のときに筐体1の上方から
着脱できる配置となっている。したがって本取引装置が
店舗カウンタ上などに置かれて使用される場合でも係員
は紙幣収納庫200の@説を取引装置の上方で行うこと
ができ、このため係員は無理のない姿勢で紙幣収納庫2
000着脱ができ、装置の操作性は著しく向上すること
になる。なお、筐体1内部の背面部側には上記各部の制
御を司る制御部26が設けられている。また前記上蓋2
は図示しないヒンジを介して筺体1に開閉自在に取付け
られていて、開状態では図示しないストッパによって保
持されるように構成されている。
次に第4図及び第5図(A)、CB)をも参照しながら
前記カード処理機構部24Δの詳細な構成を説明する。
前記カード出入口6からその内方へ向かい投入されたカ
ードの表裏面を案内支持M゛゛ るガイド対G1が筐体
1内に配置され、さらにこのガイド対G1に支持された
カードをガイド対G1に沿って挾持搬送する第1の搬送
ローラ対103.第2の搬送ローラ対104A、第3の
搬送ローラ対10413.第4の搬送ローラ対108及
び第5の搬送ローラ対110が設けられて取引媒体搬送
手段(以下単にカード搬送部ともいう)1−′\ゝ゛八 1が構成されている。そしてこの力′−ド搬送部L1の
カード出入口側には発光ダイオードと受光素子で構成さ
れる第1の検知器100が配置され、前記第2の搬送ロ
ーラ対104Aの手前にも発光ダイオードと受光素子か
らなる第2の検知器106が設けられている。また、カ
ード搬送部1..1の側部下方にはカードが投入された
時の信号(例えば第1の検知器100からの信号)で動
作するソレノイド101が配置されており、そのプラン
ジャーの先端には通常時はカード出入口経路を閉じ、ソ
レノイド101の動作によって下降してカード出入口経
路を開くシャッタ102が設けられている。更に搬送さ
れてくるカードから取引情報例えば磁気情報の読取り書
き込みが可能な第1の磁気ヘッド105Aが前記第2の
搬送ローラ対104Aの軸(図示せず)方向に沿いかつ
前記ガイド対G1によって形成される搬送路RCの上側
に位置して設けられていて、搬送されてくるカードの上
面から磁気情報を読取るように構成されている。
また同様に前記第1の磁気ヘッド105Δを通過して搬
送されてくるカードから取引情報例えば磁気情報の読取
り書き込みが可能な第2の磁気ヘッド105Bが前記第
3の搬送ローラ対104Bの軸(図示せず)方向に沿い
かつ前記ガイド対G1によって形成される搬送路RCの
下側に位置して設けられていて、搬送されてくるカード
の下面から磁気情報を読取るように構成されている。そ
して上記のようにして設けられた第1の磁気ヘッド10
5Aと第2の磁気ヘッド105Bとの間隔は、搬送方向
に沿ったカードの長さよりも大きく設定されている。し
たがって第2の磁気ヘッド105Bによってカードから
磁気情報を読取る場合には既にカードは第1の磁気ヘッ
ド105Aを通過しているので、カードが第2の磁気ヘ
ッド105Bに突入(ずなわちカードが第3の搬送ロー
ラ対104Bのニップ部に突入)する際にカードに作用
される衝撃の影響により生ずる第1の磁気ヘッド105
Aの読取不安定状態を完全に防止することができる。そ
してカード搬送部Liの後方には前記第4の搬送ローラ
対108と第5の搬送ローラ対110との間に位置して
発光ダイオードと受光素子とからなる第3の検知器10
9が設けられている。尚、筺対1の最前部5と第1の搬
送口、−ラ対103の中心との距I!1ltIlはカー
ドの長手方向の長さ以−Lに構成され、カードの先端が
常に凹部5A内に位置するようになっている。また前記
カード搬送部L1の駆動系はパルスモータ111と搬送
ローラ103 .104A 、104B 、108 。
110にパルスモータ111からの駆動力を伝達するた
めのタイミングプーリ群112及びタイミングベルト群
113からなる伝達手段によって構成されている。
ここで本実地側装置に使用するカードを第5図(A>、
(B)をも参照して説明する。各図においてPで示すも
のは表面、裏面又は両面に異なる取引情報が記録されて
いる取引媒体例えば現在日本国内で利用されている金融
業界及びクレジット業界の2種類の規格の磁気情報面を
有するカードである。これは、第5図(A>に示すよう
に樹脂などでできたカード基板301の表面には金融業
界で使用されるJ l5−B−9560の■型に準拠す
る1条の磁気ストライプ302Aが形成され、さらに第
5図(B)に示すようにカード基板301の裏面にはク
レジット業界で使用されるJIS−B−9560のI型
に準拠する3条の磁気ストライプ302Bが形成されて
いる。なお上記両磁気ストライプ302A、302Bは
、前記両磁気ヘッド105A、105Bを介して種々の
磁気情報の書き込み消去が可能になっていて、図示はし
ないが顧客の操作によって前記テンキー12Aから入力
された暗証番号が当該顧客の正当な暗証番号でない場合
に押下された前記取消キー12Dの押下回数〈取消回数
)が更新可能に記憶される記憶エリアと、−回の取引中
に当該顧客にとって正当でない暗証番号が3回入力され
る毎に1が加算される有効性数が更新可能に記憶される
記憶エリアとを備えている。またこのカードPの表面に
は契約銀行支店番号、顧客の口座番号などの可視状報が
カード基板」二で凹凸形成されたエン2ボスマーク30
1Δが施されている。
次に伝票処理機構部24Bの詳細な構成を第4図、第6
図及び第7図をも参照しながら説明する。
第6図において119で示すものは伝票収納箱であり、
取引内容等を記録した伝票Rが立設配置されている。伝
票Rはレジ−1〜R1と押圧転写が可能なシレーナルR
2とが二枚重ねで折たたまれており、この伝票Rの両端
には長手方向に沿って等間隔で複数のスプロケットホー
ル(図示せず)が設けられていて、伝票収納箱119の
開口部上方に設けられたスプロケットホイール12OA
のスプロケットに係合して搬送される。そして前記スプ
ロケットホイール12OAの上方には印字ヘッド122
を備えた印字装置121が設けられており、この印字ヘ
ッド122の先端に対向配置されたプラテン123との
間に伝票Rを挾んで印字を行なうようになっている。プ
ラテン123の隣りには伝票RをレシートR1とジャー
ナルR2とに分離する分離板124が設けられている。
そして分離板124によって分離されたレシートR1側
にはこのレシートR1を取引毎にミシン目r1(第7図
参照)に沿って裂断する裂断装置300が設けられてい
る。この裂断装置300は、レシートR1を挟持搬送す
る第1の挟持搬送手段例えば第1の分離ローラ対125
A、 125B (125△は駆動ローラで、125B
はピンチローラである)と、この第1の分離ローラ対1
25A、125Bと離隔しく本実施例の場合にはレシー
トR1に形成されているミシン目r1のピッチよりも狭
い間隔で離隔し)かつ挟持搬送速度が前記第1の挾持搬
送手段125A、、125Bによる搬送速度とは相対的
に異ならせることができる第2の挟持搬送手段例えば第
2の分離ローラ対12°8A。
128B (128Aは駆動ローラであり、128Bは
ピンチローうである)と、第7図にも示すように前記第
1の挾持搬送手段125A、125Bど第2の挾持搬送
手段128A、128Bとの間に通されたレジ−1〜R
1の搬送方向に交差する方向の少なくとも一部に接触す
る接触面を有するガイド部材例えば中央部に接触しこの
接触面1301Δの両側にa′3いてはレシートR1か
ら離隔している非接触面1301Bを有していてレシー
トR1に作用される張力の増大にしたがってレジ−h 
R1を前記接触面近傍でレジ−1〜R1の搬送方向に交
差する方向に折曲させる紡錘形ローラ1301とによっ
て構成されている。なお第1の分離ローラ対125A、
125Bと第2の分離ローラ対128A、128Bとの
間にはレシートR1を案内する一対のガイド板127が
設けられている。
そして前記第2の挾持搬送ローラ対128A、128B
の先方には切断されたレシートR1の搬送方向を180
°変換する湾曲ガイド129が設けられ、この湾曲ガイ
ド129に案内されたレシートR,1は搬送ベルト13
0とターンガイド対131とによって強制的に90’搬
送方向の変換がなされ、装置の正面方向へ搬送されるよ
うに構成されている。そして前記ターンガイド対131
によって方向変換されたレシートR1を前記レシート出
口134へ搬送するため、レシートを挟持搬送する排出
ベルト系132.133が設けられている。なお、この
排出ベルト系133中にはV[出されるレシートR1を
光学的に検知するレシート検知器150が設けられてい
る。また前記分離板124によって分離されたジャーナ
ルR2側にはジャーナル用ガイドローラ126が設けら
れていて、その先方には前記カード処理機構部24Aを
介して搬送されてきたカードPのエンボスマーク3゜1
AをジャーナルR2に押圧転写するエンボスインプリン
タ135が設けられている。このエンボスインプリンタ
135は、先ず前記カード処理機構部24AのガイドG
1によって形成されるカードの搬送路の上方に一対のジ
ャーナルガイド151が離間して配置されジャーナルR
2の搬送路が構成されている。そして前記ジャーナルガ
イド151の間には可撓性を有する薄板(例えば厚さ0
1mm〜0.2IIIIIl程度のポリエステルシート
又は厚さ50μm程度のバネ鋼板)151Aが取付【ノ
られていて、搬送されてくるジャーナルR2はこの薄板
151AとカードPとの間に位置することができるよう
になっている。そしてこの薄板151Aの上方であって
前記ジャーナルガイド151の間隙に位置J”る上方に
は回転可能にホルダ135Aに枢支されたエンボスロー
ラ(例えば外周面はゴム製である)115が設けられて
いる。そしてこのボルダ135Aには第4図にも示すよ
うにリードスクリューナツト142が嵌着されていると
ともにこのリードスクリューナツト142にはリードス
クリュー軸114が回転可能に嵌合され、このリードス
クリュー軸114が正逆転することによりエンボスロー
ラ115はホルダ135AとともにカードPの搬送方向
に沿って往復移動するように構成されている。なお第4
図において117.118で示すものは前記ホルダ13
5Aの位置を検出するホルダ位置検出器であり、前記り
一ドスクリコー軸114の長手方向に沿った両端側に設
けられている。そして上記■ンボスインブリンタ135
の先方にはカードPの内容がプリントされたジャーナル
R2を案内して方向変換する方向変換ガイド136と、
方向変換されてきたジャーナルR2を巻取るジャーナル
巻取装@137とが設けられている。なお第6図におい
て138で示すものはジャーナルR2の切断を光学的に
検知するためのものであり、ジャーナルR2を挾んで対
向配置されたジャーナル切断検知器である。
ここで上記伝票処理機構部24Bの駆動系の構成につい
て第4図及び第6図をも参照しながら説明する。伝票送
り用の駆動モータ(パルスモータ)139は伝票収納箱
119の下側部に取付けられており、この駆動モータ1
39の回転軸に設けられたタイミングプーリ139A、
ジャーナル巻取装置137の回転軸に設けられたタイミ
ングプーリ137A、前記スプロケットホイール120
△の回転軸に設けられたタイミングプーリ120B、分
離ローラ125Aの回転軸に取付けられたタイミングプ
ーリ(図示「ず)、ジャーナル用ガイドローラ126の
回転軸に取付けられたタイミングプーリ(図示せず)及
びその他のアイドルタイミングプーリIPの間に張架さ
れたタイミングベルh 140によってパルスモータ1
39の駆動力が伝達されるようになっている。尚、第4
図においてジャーナル巻取装置137の右側に設けられ
ている1−ルクリミツタ141は巻取速度が速くなると
スリップして円滑な巻取を行なうように作用する。また
レシート搬送用の駆動モータ145が印字装置121の
近傍に設けられていて、この駆動モータ145の回転軸
に取付けられたタイミングプーリ147B 、前記第2
の挾持搬送ローラ対128A 、128Bの一方のロー
ラ128Aの軸に取付Cノられたタイミングプーリ(図
示せず)。
タイミングプーリ147A及びアイドルタイミングプー
リtpの間に張架されたタイミングベルト146によっ
て駆動モータ145の駆動力が伝達されるようになって
いる。また前記エンボスインブリ、ンタ135のリード
スクリュー軸114を回転駆動してエンボスローラ11
5を第4図の左右方向へ往復移動させるためにリードス
クリュー軸用の駆動モータ116が第6図に示寸前記伝
票送り用の駆動モータ139の右側に設けられていて、
この駆動モータ139の回転軸に取付けられたタイミン
グプーリ116Aと、リードスクリュー軸114に取付
けられたタイミングプーリ114Aとの間に張架された
タイミングベルト143によって駆動モータ139の駆
動力が伝達されるようになっている。なお、第6図に示
す前記タイミングプーリ147Aの回転は例えばベベル
ギア対のような回転伝達方向を90’変換する回転伝達
方向変換機構(図示せず)を介して第4図に示すドライ
ビングプーリ147Cに伝達されるようになっていて、
この回転はアイドルプーリ147D群とタイミングベル
ト149を介して前記排出ベルト系133の駆動ローラ
148に伝達され、前記排出ベルト系132.133の
駆動に供されるようになっている。
次に上述のように構成したカード処哩機構部24Aと伝
票処理機構部24 Bとの作用効果について説明する。
カードPをカード出入口6から挿入すると、発光ダイオ
ードと受光素子で構成される第1の検知器100でカー
ドPを検知してソレノイド101に通電してシャッタ1
02を開ける。
さらにカードPを押し込むと搬送ローラ対103が回転
し、カードPをカード搬送部L1に沿って搬送し、ざら
に第2の搬送ローラ対104Aで搬送されるが、その搬
送されるカードPがJ R5−B−9560の■型に準
拠するものならば〈カードの表面に磁気情報がある)、
上部の第1の磁気ヘッド105AでそのカードPの磁気
情報が読み取られる。一方、搬送されるカードPがJI
S−B−9560の■型に準拠するものならば(カード
の裏面に磁気情報がある)、上部の第1の磁気ヘッド1
05Aに何も作用することなく通過し、さらに奥側の第
3の搬送ローラ対104Bで搬送されながら下部の第2
の磁気ヘッド105BでそのカードPの磁気情報が読み
取られる。更に搬送され、るカードPが第5図(A)、
(B)に基づいて説明したように表裏両面に各々異なる
取引情報が記録されているものならば、第1の磁気ヘッ
ド105A及び第2の磁気ヘッド105Bでカードの表
裏両面の磁気情報が順次読み取られる。このようにして
カードPの表面、裏面又は両面から磁気情報を読み取る
場合、前記第1の磁気ヘッド105Aと第2の磁気ヘッ
ド105Bとの間隔は、搬送方向に沿ったカードの長さ
よりも大きく設定されているので、第2の磁気ヘッド1
05Bによってカードから磁気情報を読取る場合には既
にカードは第1の磁気ヘッド105Aを通過しており、
カードが第2の磁気ヘッド105Bに突入(すなわちカ
ードが第3の搬送ローラ対104Bのニラプ部に突入)
する際にカードに作用される衝撃の影響により生ずる第
1の磁気ヘッド105Aの読取不安定状態を完全に防止
することができる。なおり−ドPの両面から磁気情報が
読取られたときは前記操作案内表示部4での取引指示を
介して顧客の希望する取引情報のみが読み出されるよう
になっている。カードPが正しく読めるとカードPの搬
送が続行され、第3の検知器109でカードPの位置が
検知され、所定位置PI (第4図参照)で一旦停止す
る。このようなカードPの搬送は前述のようにパルスモ
ータ111を駆動源として行なうので、パルス数の制御
によってカードPの停止位置が保障される。一方、伝票
Rは二枚重ねで折りたたまれており、スプロケットホイ
ール120Aで引出されて印字装置121の印字ヘッド
122とプラテン123との間に導びかれて二枚重ねの
まま印字される。印字装置121を通過した伝票Rは分
離板124で顧客に渡すレシートR1と、−取引時の記
録として巻取られるジャーナR2とに分離され、レシー
トR1は第6図に示す第1の分離ローラ対125A 、
125Bから第2の分離ローラ対128A 、128B
へと搬送される。
そしてレシートR1が第2の分離ローラ対128A、1
28Bに到達して挟持された直後に伝票送り用の駆動モ
ータ139が停止され第1の分離ローラ対125A、、
125B対の回転が停止される一方5、前記レシート搬
送用の駆動モータ145は停止されず前記第2の分離ロ
ーラ対128A、128Bは回転駆動され続ける。する
とレシートR1に作用される張力が徐々に増大し、増大
するにつれてレシートR1は前記紡錘形ローラ1301
の接触面1301A近傍すなわち第7図に示すようにレ
シートR1のほぼ中央部で搬送方向に交差する方向にく
の字形に折曲され、レシートRrに作用される張力はレ
シート−R1の搬送方向に交差する方向によって不均一
となり、レシートR1の短手方向のほぼ中央部で最大と
なる。このため第7図に示すようにレシートR1のミシ
ン目r1はその折曲部近傍で裂は始め全体がミシン目r
1に沿って裂断されて当該取引に関するレシートRiは
単票化される。そして裂断されたレシートR1は前記湾
曲ガイド129.ターンガイド対131及び排出ベルト
系132.133などを介してレシート出口134へ放
出されることになる。
このようにレシートR’sを単票化する場合には従来の
ようなカッタ(固定刃や移動刃など)を用いないので、
レシートを単票化するための構造を簡素化できるととも
に、カッタとの接触によるレシート詰まりを防止でき、
しかも定期的なカッタの交換が不要と4Tリメンテナン
スの容易化をも達成できる。他方、分離板124で分離
されたジャーナルR2はカードPのエンボス部分である
エンボスマーク301△(第6図参照)を抑圧転写する
]ンボスインプリンタ135でエンボスプリントされた
後ジャーナル巻取装置137に巻取られる。
ここで、前述したカードPは所定位置P1で一旦停止し
ていたが、この位置がエンボスプリント位置である。本
装置の■シボスインプリンタ135にあっては、第6図
に示すようにジャーナルガイド151の間に前記薄板1
51 A lfi設けられエンボスインプリンタ135
内のジャーナルR2は全面で案内されるようになってい
るので、搬送されてくるジャーナルR2が両ジャーナル
ガイド151の間隙部分で詰まったり損傷したりするこ
とを完全に防止することができ、しかもエンボスプリン
1〜時には■ンボスローラ115とジャーナルR2どの
間に前記薄板151Aが介在されているので、エンボス
マーク301Aの上端面に高低差があっても薄板151
Aはその可撓性によりエンボスマーク301Aの高低差
に追従して撓み、エンボス[1−ラ115からの押圧力
はジャーナルR2に均一に作用され鮮明なエンボスプリ
ント(抑圧転写)を実現することができる。このカード
の放出時には前述した場合の逆をたどってカード出入口
6から放出される。また、カードPの磁気内容を読み取
った結果カードPが有効性を失っているときはカードP
を回収することになる。この場合には第4図において位
置P1まで搬送されたカードPは前記パルスモータ11
1の駆動によりさらに先方へ搬送され回収用シ・−ト1
14上を滑動し集積される。ところで回収されずにカー
ド出入り口6に戻されたカードPの先端は前述のように
常に筐体1の最前部5よりも内方の四部5A(第4図参
照)上に一位置することになるので顧客の身体に衝突せ
ず、従って、カードの損傷事故が生じたりするような不
都合は全くない。
次に第8図を参照して前記出金紙幣処理機構部25の構
成を詳細に説明する。同図において200で示すものは
、紙幣収納箱であり第3図に基づいて説明したように前
記上器2が開状態のときに筐体1の」一方から着脱でき
る位置に配置され、さらにけ体1に対する紙幣収納庫2
00の位置決め保持を達成するため紙幣収納庫200を
筺体1に着脱010Lに係止づる係止具(図示せず)が
例えば紙幣収納庫200の下方に位置する筐体1内に取
付Gノられている。またこの紙幣収納庫200は顧客に
払出す紙幣を収納する払出し紙幣収納部200Aどリジ
ェクト紙幣(2枚一度に取出された紙幣や偽券など)或
いは顧客が取忘れて回収されるべぎ紙幣などを収納する
回収紙幣収納部200Bとが一体に構成されている。す
なわち、払出し紙幣収納部200Aは紙幣収納庫の筺体
200aの上段に形成されていて、紙幣の長手方向が横
になるようにして複数枚の紙幣群Q1が立設配置されて
おり、紙幣群Q1の最後部(図示右側)は付勢されてい
るバックアツプ板200Gによって抑圧さ・れ・最前部
(図示左側)には1回転毎に1枚づつ紙幣を取出ず取出
しローラ201が配置されており、この取出しローラ2
01の回転駆動によって紙幣が紙幣放出口200bに放
出されるように構成されている。また前記回収紙幣収納
部200Bは、紙幣収納庫の筐体200aの下段の前方
に形成されていて、紙幣収納口200dに搬送されてき
た紙幣を内部に取込む取込みローラ対200Dが設けら
れて構成されている。また回収紙幣収納部200Bに回
収された紙幣の量を検出するために、内部に回収され積
層されている紙幣の最上表面に当接する接触端229Δ
を有し、前記紙幣収納庫の筐体200aに回動自在に枢
支された可動部材例えばアクチェータ229と、この7
クチエータ229の仙端部に形成されている検出端22
9Bを光学的に検出するものであって筐体1に固定配置
された検出器(検出端を挾む位置に発光素子と受光素子
とが対向配置されている>230Dとが設けられている
。特に前記アクチェー夕229は紙幣収納庫の筐体20
0aに設けられ、検出器230Dは装置の筺体1に固定
配置されているので、これらは回収紙幣量の検出を行え
るだけではなく紙幣収納庫200の装着状態(例えば本
実副側装首の使用開始時における紙幣収納庫の装着の有
無や盗Hなどによる収納庫異常)をも検出することがで
きるものである。なお前記取出しローラ201を駆動す
るために筺体1には駆動モータ219が取付【すられて
いて〈紙幣収納庫の筺体200aにはこの駆動モータ2
19との干渉を回避するために逃げ切欠200eが形成
されている)、この駆動モータ219の軸に取イ」けら
れたタイミングプーリ220Δの回転がタイミングベル
ト220Cを介してドライブプーリ220Bに伝達され
、このドライブプーリ220Bの回転がこのプーリ22
0[3の回転軸に取付けられた図示しないスパーギアと
前記取出しローラ201の回転軸に取付【)られかつ前
記図示しないスパーギアに噛合Jるドライブギアとによ
って取出しローラ201に伝達されるようになっている
そして前記払出し紙幣収納部200Aから1枚づつ取り
出された紙幣の送出側にはローラ群とベルトどによって
構成された一枚搬送路202が設けられており、この一
枚搬送路202は前記駆動モータ219の回転軸に取付
【」られたタイミングプーリ220Eに掛けられたベル
ト220Dを介して駆動されるようになっている。また
、この搬送路202上には厚みを検出することにより重
ね取り出しを検知する重ね取り出し検知器204が設け
られ、さらに、送出されてくる紙幣をR1数する計数用
検知器205が設けられている。一枚搬送路202の先
方には一時集積部203が設けられており、搬送されて
くる紙幣を順次集積するようになっている(集積紙幣を
02で示ず)。前記一枚搬送路202の下段には搬送ロ
ーラ206Aとベルト206Bとで構成されたりジェク
ト搬送路206が設けられており、更にこのリジェクト
搬送路206のベルト206Bの下側に接し、かつ駆動
用ローラ218△、ガイドローラ218B。
218Cに張架されたベルト206Cが設けられている
。従って、前記搬送された紙幣は搬送ベルト206C上
で一時集積されることになる。また、一時集積部203
の上方には集積紙幣の先端を揃え、送り出し時には回動
して出口側を開くように動作Jる回動カイト221が設
けられている。また前記ベルト206Cの紙幣用ロア近
傍には駆動ローラ210が接しており、この駆動ローラ
210ど前記一時集積部203の上方に設置プられたロ
ーラ211との間に搬送ベルト208が張架されており
、2つのローラ210と211とはローラ210の回転
軸を中心に揺動可能な揺動アーム209によって連結さ
れている。この揺動アーム209にハ連結リンク214
.クランク213及び駆動用モータ212によって構成
されるリンク機構が取イ」番ノられており、このリンク
機構を動作させることによってローラ211を図示鎖線
211Aの位置まで揺動させて、一時集積部203の搬
送ベルト206C上に押し付けて集積紙幣Q2を2つの
ベルト2060.208間に挾んで搬送できるようにな
っている。すなわち、前記各駆動ローラ210.218
Aは駆動ベルト216を介してパルスモータ215によ
って回動駆動されるようになっていて、パルスモータ2
15を正逆転することによって前記ベルト208,20
6Cの走行方向を変えることができるようになっており
、パルスモータ215を第8図における反時計方向に駆
動すれば一時集積部203に集積されている集積紙幣Q
2は紙幣用ロア側へ搬送され、パルスモータ215を第
8図における時釧方向に駆動すれば紙幣用ロアに残って
いる取忘れ紙幣などがベルト206Bをも介して回収紙
幣収納部200B側へ搬送される。また紙幣用ロアの近
傍にはソレノイド260の作用によって紙幣用ロアを開
閉するシャッタ217が揺動可能に設けられており、前
記制御部26からの支払い信号に基づいて前記ソレノイ
ド260が作動されることによってシャッタ217が開
放されるように構成されている。
尚、図中230A〜230Gは発光ダイオードと受光素
子からなる各部の検知器である。また紙幣用ロアは筐体
1の最前部5に設けられた四部5B内に位置し、送出さ
れる紙幣が外方に突出しないようになっている。
次に上記出金紙幣処理機構部25の作用効果を説明する
。紙幣収納庫200の払出し紙幣収納部200Aに予め
セットされている紙幣群Q1は取り出しローラ201に
よって一枚づつ分離されて取り出され、一枚搬送路20
2を通って一時集積部203に所定枚数集積される。こ
のとき、重ね取り出し検知器204は紙幣の一枚の厚さ
を露1測し、電気信号に変換することによって検知し、
一枚以上の厚さを検知したとぎは重ね取り信号を発生J
る。そこで制御部26では重ね取り信号を受けた段階で
取り出しローラ201をストップさせてリジェクト動作
に移行するようになっている。
即ち、前述のように揺動リンク209を前記リンク機構
によって揺動し、取り出しローラ211を一時集積部2
03のベルト206C上に押し付けて紙幣を逆送し、リ
ジェクト搬送路206を介して紙幣収納庫200の回収
紙幣収納部200Bに回収するようになっている。この
ようにして重ね取りが確実に防止され、計1数用検知器
205の誤計数、を防止するようにしている。また、重
ね取りがない場合は所定枚数の紙幣を搬送ベルト208
と搬送ベルl−206Cとで挾持して、紙幣出ロア側に
搬送される。このとき、紙幣等の先端を揃える回動ガイ
ド221が開くと共に、前述のような動作によってシャ
ッタ217が開き、紙幣が紙幣出ロア側へ搬送される。
このとき紙幣は紙幣出ロアの外方に先端の大部分が出た
状態で後端が前記搬送ベルト2060.208によって
挟持されている。このとき顧客が紙幣を取り忘れて所定
時間が経過すると搬送ベルト206B、206C,20
8が逆転走行し、紙幣収納庫200の回収紙幣収納部2
00Bにその紙幣を回収する。
次に本実施例装置の制御部26について説明する。第9
図は本実施例装置の構成ブロック図である。第9図にお
いて400で示すりのは、本実施例装置たる取引装置で
あり、前記制御部26がカード処理機構部24A、伝票
処理機構部24B。
出金紙幣処理機構部25.操作案内表示部4及び ′内
部モニタ401に接続されて構成されている。
また本実副側装@400は交換回線を利用して中央処理
装置例えば銀行の情報処理センタにあるセンタに計算機
4029本取引装置のための保守部門に段II!?され
ている保守送受信処理装置403又は本取引装置のため
の警備部門に設置されている警備送受信処理装置404
などの他の機器と選択的に接続可能に構成されている。
なお、交換回線の接続は制御部26に設けられている主
制御部26Δからの制御信号に基づいて回線接続部26
Bが行うようになついる。また、前記内部モニタ401
は係員の操作にのみ供される種々の入力手段を有し、少
なくとも交換回線を前記センタ翳計算機402、保守送
受信処理装置403及び警備送受信処理装置404に接
続するための回線番号を入力する回線番号入力手段とし
て例えば回線番号登録モード設定キー401A及び回線
番号を入力する回線番号入カキ−に401Bを備えてい
る。
ここで前記制御部26の主な機能実現手段について説明
すると、次に示す(イ)〜(ホ)の機能を実現すべく構
成されている。
(イ・)前記テンキー12Aで入力された暗証番号を取
消す操作が前記取消キー12Dを介して行われた場合に
、その取消回数を前記第1及び第2の磁気ヘッド105
A、105Bを介してカードPの磁気ストライプ302
A、302Bに記録させ、記録される取消回数が所定値
例えば3に達したとぎには当該カードPでの取引を不可
能にする。
(ロ)顧客の接近を検出した前記顧客検出手段9からの
出力に基づいて交換回線を前記センタ計算!II 40
2に接続する。
(ハ)取引装置の正常動作時には交換回線をセンタ翳計
算機402に接続しておき、放出すべき紙幣の計数や放
出すべきカードの更新などに際して異常が発生したとき
には前記保守送受信処理装置403及び警備送受信処理
装置404に交換回線を切換え接続する。
(ニ)第1回目に前記テンキー12Aから入力された暗
証番号が正当でない場合には当該顧客の暗証番号を前記
センタ計算機402から受信してこれを主制御部26A
内のメモリ26aに記憶し、記憶した暗証番号と投入さ
れた暗証番号とを照合することによって第2回目以降に
入力された暗証番号の正当性を取引装置によって確認す
る。
(ホ)センタ計算機402と、保守送受信処理装置40
3又は警備送受信処理装置404と接続υ゛るための回
線番号を係員の操作によって登録する際に前記回線番号
登録モード設定キー4゜1Δ及び回線番号人カキ−/I
 O1Bを介して入力された回線番号に基づいて交換回
線を接続して確認信号を送信し、この確認信号に対する
応答信号を受信した後に当該回線番号を回線番号記憶手
段たる主制御部26A内のメモリ26aに記憶して登録
する。
次に上記実施例装置の全体動作について説明する。
先ず、係員の操作に基づいて回線番号を登録するときの
動作を第10図に示すフローチャートを中心に説明する
。第9図で説明した前記回線番号登録モード設定キー4
01△が係員によって押下され(ステップS1)、次い
で前記回線番号人カキ−401Bを介して登録すべき回
線番号例えばセンタ計算機402への回線番号が入力さ
れると(ステップS2)、入力された回線番号で回線の
接続が行われることになる(ステップ83 )。そして
制御部26からは接続された回線を介して確認信号が送
信され(ステップSad、(の後センタ計算機402か
らの受信があったかの判別がなされ(ステップS5)、
受信していないと判断されたどきにはタイムアウトにな
るまでステップS5の判別が繰返されることになる(ス
テップ6)。
そしてステップS5において受信したと判断されたとき
にはその受信内容が接続の確認信号に対応する応答信号
であるかの判別がなされ(ステップS7)、そうである
場合には該回線番号が前記制御部26内のメモリ26a
に記憶されてその回線番号の登録が行なわれる(ステッ
プSe )。なお、前記ステップS6においてタイムア
ウトであると判断されたとき、又は前記ステップS7に
おいて応答信号ではないと判断されたときにはエラー表
示がなされて(ステップS9)当該登録処理が終了され
る(エラーのときには係員が再度回線番号の登録処理を
やり直すことになる)。なお、保守送受信処理装置40
3又は警備送受信処理装置404の回線番号を登録する
場合も上記センタ計算機402の回線番号を登録する処
理と同様であるのでその詳細な動作説明を省略する。こ
のように本実施例装置によれば、回線番号の登録に際し
ては極めて簡単な操作で正確な回線番号を登録すること
ができ、回線番号の誤登録によるトラブルを完全に防止
することができる。
次に顧客の操作に基づく取引時の動作を第11図(A)
〜(E)に示すフローチャートを中心にして説明する。
前記操作案内表示部4に「カード挿入」の表示が行われ
(ステップ510)、その後前記顧客検出手段9からの
出力に基づいて顧客が装置に接近しているか否かの判別
が行われる(ステップ511)。顧客接近と判断された
ときにはセンターhI算l!I402に対する回線の接
続動作が・開始される(ステップ512)。このように
顧客の接近に基づいて交換回線の接続を開始するので、
センタ計算111402と交信を要するときにはじめて
交換回線の接続を開始する場合に比べ交換回線の接続完
了までに要する待ち時間を短縮することができ、ひいて
は迅速な取引を可能とする。
そしてカードが挿入されると(ステップ513)、その
内容がチェックされ(ステップ5L4)、チェックの判
別(ステップ$15)の結果が好ましくないとぎには「
窓口へ」の表示が行われるとともに(ステップ81B>
、交換回線の切断処理が行われる(ステップ817)。
なお[窓口へJの表示が行なわれたときには顧客は窓口
へ行き係員に問い合わせることになる。上記ステップS
15の判別の結果が良好であるときには「暗証番号投入
」の表示が行われ(ステップ820)、タイムアウトか
の判別(ステップ521)の結果タイムアウトと判断さ
れたときには前記カード出入り口6へのカードPの返却
(ステップ522)及び「カードを取出して最初からや
り直して下さい」の表示(ステップ523)が行われ、
その後顧客によってカードPが取出されると(ステップ
524)交換回線の切断処理が行われて(ステップS2
5)動作が終了される。また前記ステップS21の判別
の結果タイムアウトでないと判断されたときには次に暗
証番号投入かの判別が行われ(ステップ527)、暗証
番号が投入されるまでステップS21及びステップ82
7の判別が繰返される。
そして暗証番号が投入されたと判断されたときには第1
1図(B)に示すように投入されたカードPI7)磁気
ストライプ302A、302B中の所定下リアから読取
られた情報が顧客の暗証番号か或いはそれ以外の口座番
号等の特殊コードかの判別が行われる(ステップ828
)。この判別の結果特殊]−ドではないと判断されたと
きすなわち磁気ストライプ302A、302B中に暗証
番号が磁気記録されているときには該磁気ストライプ3
02A、302Bから読み取られた暗証番号と顧客の操
作によって入力された暗証番号とが一致しているかの判
別が行われる(ステップ83 o )。
また前記ステップ82Bの判別の結果特殊コードである
と判断されたときすなわち磁気ストライブ302A、3
02B中には暗証番号は記録されておらず口座番号が記
録されているときには、先ず今回の暗証番号の照合が第
1回目の照合であるかの判別が行われ(ステップ831
)、第1回目の照合でないときには前記ステップS3o
に移行される。第1回目の照合であるときには「交信中
」の表示が行われるとともに(ステップ$32)、−特
殊コードたる口座番号と顧客の操作に基づいて入力され
た暗証番号とをセンタ計算機4.02に交換回線を利用
して送信処理しくステップ533)、次いで送信処理さ
れた口座番号に基づいてセンタ計算$11402で検索
された暗証番号及びこの暗証番号と送信処理された暗証
番号との照合結果をセンタ計算機402から交換回線を
利用して受信処理しくステップ534)、受信処理され
た照合結果に基づいて顧客操作によって入力された暗証
番号が正しいかの判別が行われる(ステップ535)。
そしてこのステップS35の判別の結果、入力された暗
証番号が正しくないと判断されたときにはステップ83
4によって受信処理をした正しいna証番号を前記主制
御部26A内のメモリ26aに記憶する(ステップ83
6)。このようにして記憶された1111証番号は前記
ステップS31及びステップS30を介して第2回目以
降の暗証番号の照合に供されることになるので(この場
合のステップS30における暗証番号の照合はメモリ2
6aに記憶されている1n証番号ど顧客の操作によ′っ
て入力された暗証番号との一致を判別するものである)
、暗証番号を照合する毎にセンタ尉算機402どの送受
信を行わずに済み、暗証の照合時間の短縮ひいては取引
時間の短縮を達成することができる。そして前記ステッ
プS30の判別結果がrNOJであるとき又はステップ
83Bの後には前記取消キー12Dの押下が判別される
(ステップ838)。この判別の結果取消と判断された
ときにはカードPの磁気ス1ヘライブ302A、302
B中の記憶エリアから読取られた取消回数を主制御部2
6A内の取消カウンタ26bに置数してその値に[1−
1を加算しくステップ539)、次にこの取消カウンタ
2611の値が所定値例えば[3−1であるかの判別が
行われる(ステップ540)。所定値ではないと判断さ
れたときには取消カウンタ26bに記憶されている取消
回数が前記磁気ヘッド105A、105Bにてカードの
記憶エリアに記憶されるとともにこのカードPが前記ノ
J−ド出入口6へ返却され(ステップ841)、さらに
「カードを取出して最初からやり直して下さい」の表示
が行われ(ステップ842)、その後顧客によってカー
ドPが取出されると(ステップ543)交換回線の切断
処理が行われて(ステップ$44)動作が終了される。
また前記ステップSaoにおいて所定値であると判断さ
れたとぎにはカードの不正使用者が暗証番号をランダム
に入ノjしているとみなし、「窓口へ、1の表示(ステ
ップ545)及び回線切断処理(ステップ546)が行
われて動作が終了される。なお不正使用者に対しては窓
口において相当の処置がなされることになる。このよう
に取消回数が所定値に達したときには当該カードPでの
取引を不可能にするのでカードの不正使用を確実に防止
することができる。
また前記ステップ83Bに13いて取消しでないと判断
されたときには前記訂正キー12Cの押下回数にUづい
てエラー回数は3回であるかの判別が行われる(ステッ
プ848)。エラー回数が3回であると判断されたとき
にはカードP17)ISSスストライブ302△302
B中の記憶エリアから読取られた有効性数を主制御部2
6A内の有効性カウンタ26Cに置数しCぞの値に「1
」を加算しくステップ$49)、次にこの有効性カンウ
タ26Cの値が所定値例えば「2」であるかの判別が行
われる(ステップ5so)。所定値ではないと判断され
たとぎには有効性カウンタ26cに記憶されている有効
性数が前記磁気ヘッド105A。
105BにてカードPの記憶エリアに記憶されるととも
にこのカードPが前記カード出入口6へ返却され(ステ
ップ551)、さらに「カードを取出して最初からやり
直して下さい」の表示が行われ(・ステップS52>、
その後顧客によってカードPが取出されると(ステップ
553)交換回線の切断処理が行われて(ステップ55
4)動作が終了される。また前記ステップSsoにおい
て所定値であると判断されたときにはカードの不正使用
者が暗証番号をランダムに入力しているとみなし、「窓
口へ」の表示(ステップ555)及び回線切断処理(ス
テップ856)が行われて動作が終了される。なお不正
使用者に対しては窓口において相当の処理がなされるこ
とになる。このようにエラー回数に基づいて記録される
有効性数が所定値に達したときには当該カードPでの取
引を不可能にするのでカードの不正使用を確実に防止す
ることができる。また前記ステップSagにおいてエラ
ー回数が3回ではないと判断されたときには[訂正キー
を押してやり直して下さい]の表示が行われ(ステップ
858)、その後顧客にj;って訂正キーが押下される
と(ステップ559)、第11図(A)に示すステップ
820に戻って再度暗証番号の入力が行われることにな
る。
また前記ステップS30又はステップS35においてr
YEsJすなわち顧客によって入力された暗証番号は正
当であると判断されたときには第11図(C)に示Jよ
うに「金額投入」の表示が行われる(ステップ5so)
。その後顧客の操作にJ、ってキー人力が行われると(
ステップ861)、入カキ−は万円キー12Eか否か(
ステップS62 ) 、 照合キー 12 Bカ否カ(
ステップ563)又は訂正キー12Cか否か(ステップ
564)の判別が順次行われるとともにタイムアウトか
の判別が行われる(ステップ565)。上記ステップ8
62の判別の結果万円キー押下と判断されたと責に金額
オーバーかの判別が行われ(ステップ866)、オーバ
ーしているときには「限度内でいれ直して下さい」の表
示が行われて(ステップ567)前記ステップSe4に
戻される。たステップSeaにおいて訂正キー押下と判
断されたとき又はステップSssにおい7タイムアウト
でないと判断されたときには前記ステップSs1に戻さ
れる。またタイムアウトであると判断されたときには、
〈ステップ585)、カード出入口6へのカードPの返
却〈ステップSv’o)と「カードを取出して最初から
やり直して下さい」の表示(ステップ871)が行われ
、顧客によってカードPが取出された後に(ステップ5
72)回線切断処理が行われて〈ステップ573)動作
が終了される。
そして前記ステップS63において照合キー押下と判断
され又はステップSseにおいて金額オーバーをしてい
ないと判断されたときには第11図(D、 )に示すよ
うに「交信中」の表示が行われ−(ステップ575)、
その後顧客の操作によって入力されている情報等がセン
タ計算機4. Q 2へ送信処理されるとともに(ステ
ップ876)、前記伝票処理機構部24B等を介して伝
票への前印字とエンボイスプリントとが行われる(ステ
ップ577)。なお前印字においては、取引日9種目(
普通預金又は当座預金など)、取引秤類(入金か出金か
)、銀行番号、支店番号2口座番号又は取引金額等が印
字されることになる。そしてセンタ計算機402からの
受信処理を行った後(ステップ578)、センタ胴締1
402からの取引成立の有無が判別される(ステップ8
79)。取引不成立のどぎには必要な場合に磁気ストラ
イプ中の情報を2Jき換えてノj−ド更新を行い(ステ
ップ58o)、このカード更新の際に磁気情報の書き込
み安富等の異常が発生したかの判別が行われる(ステッ
プ581)。異常が発生した場合にはセンタ語算機40
2との回線切断処理が行われ(ステップ582)保守警
備といった他部門に配置されている保守送受信処理装置
403.警備送受信処理装El 40 ’Iとの回線が
接続され(ステップ583)、当該異常情報が送信され
た後に(ステップ5oa)回線切断処理が行われる(ス
テップ585)。このように異常が発生した場合には交
換回線が自動的に切換えられその異常情報が直接保守部
門、警備部門へ送信されるので、センタ雷算機を介して
行うよりも正確かつ迅速に情報伝達を行うことができ、
ひいては取引装置の安全性と信頼性どの向上に寄与する
ことが可能である。なお、ステップSasの後には第1
1図(E)に示すエラー印字(当該異常情報を伝票に印
字)が行われ(ステップ586)、係員による処理に委
ねられることになる。また前記ステップS79において
取引成立と判断されたときには累に1更新(装置自体で
支払い高の累計を更新)が行われ(ステップ5ee)、
次に出金紙幣処理機構部25による紙幣計数(ステップ
889)と必要な場合のカード更新(ステップ890)
とが行われる。そして上記ステップSa 9,89 o
において前述のようなカード更新異常や紙幣詰まり等の
異常が発生したかの判別が行われる(ステップ595)
。異常が発生した場合にはセンタ計算機402との回線
切断処理が行われ(ステップ891)保守警備といった
他部門に配置されている保守送受信処理装置403、警
備送受信処理装置404との回線が接続され(ステップ
892)、当該異常情報が送信された後に(ステップ5
93)回線の切断処理が行われる(ステップ594)。
このように異常が発生した場合には交換回線が自動的に
切換えられその異常情報が直接保守部門、警備部門へ送
信されるので、センタ計算機llを介して行うよりも正
確かつ迅速に情報処理伝達を行うことができ、ひいては
取引装置の安全性と信頼性との向上に寄与することがi
il能である。なおステップS94の後には前述と同様
に第11図(E)に示すエラー印字が行われ(ステップ
5es)、係員による処理に委ねられることになる。
そして前記ステップSa1において異常無しと判断され
たときには第11図(E)に示すように後印字(取引不
成立の理由や未記帳件数はいくつあるかなどのレンタh
計算機からの下り電文が印字される)が行われ(ステッ
プ8911)、次に残高不足かの判別がなされる(ステ
ップ597)。残高不足ではないと判断されたとぎには
「窓口へ」の表示(ステップ898)と回線切断処理(
ステップ599)どが行われて動作が終了される。また
残高不足と判断されたときには「与信限度を超過」の表
示(ステップ31o o )とカードPの返却動作(ス
テップ3+ o t )と「カードを取出して下さい」
の表示(ステップ5xoz)とが順次行わ、れ、顧客に
よってカードPが取出された後に(ステップ5103)
回線切断処理が行われて(ステップ51ot’)動作が
終了される。また第11図(D)に示すステップS9s
において異常無しと判断されたとぎにはカード、現金及
びレシートが放出されるとともに(ステップ5zos)
、後印字(残高、今日の何番目の取引がという通番、取
扱い時間、未記帳件数がいくつあるがといったセンタ計
算機からの下り電文及び取扱い年月日などが印字される
)が行われ(ステップ3113)、かつ「ありがとうご
ざいました。カード、現金等を取出して下さい」の表示
が行われ(ステップ5107)タイムアウトかの判別が
なされる(ステップ5roe)。タイムアウトになる前
にカード現金等が取出されたと判断されたとぎには(ス
テップ8109)回線切断処理が行われて(ステップ5
xto)動作が終了される。またステップ5109にJ
5いてタイムアウトになったど判断されたとぎには顧客
によって取出されなかった現金が回収され(ステップ5
111)その旨のエラーが印字がなされて(ステップ8
86)係員処理に委ねられることになる。
なお」ニ記実施例は一例であり本発明の要旨の範回内に
おいて種々の変形実施が可能であることは言うまでもな
い。例えば特殊コードは口座番号に限定されるものでは
なく顧客によって入力される暗証と異なるものであれば
その他のものに置換えることができ、さらに暗証は番号
だけではなくその他の文字や記号にすることもできる。
また第1回目に入力されたll’i証の正当性を確認す
る場合は、実h(!!例のようにセンタ81篩機での照
合結果を受信して判断Jる場合に限定されるものではな
く、センタ計算機から受信した暗証に基づいて取引装置
で照合1°るように構成することも可能である。さらに
上記実施例では顧客によって入力された暗証番号そのも
のをセンタ計算機に送信し又は必要な場合には当該顧客
の正しい暗証番号を受信する場合について説明したが、
暗証番号をそのまま送受信ぜずに暗証番号に所定の演算
を施す等の処理をして送受信するように構成してもよく
、特にこのようにすれば回線の盗聴による不正を防止す
ることができる。また上記実施例では取引装置として銀
行等で使用される自動支払機の例を挙げたが、これに限
定されるものではなく種々の物品を販売する物品販売装
置等の他の取引装置にも本発明を適用することができる
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明の取引装Uにおけ
る正当性確認方式にあっては、第1回目に入力された暗
証が正当でない場合には当該顧客の暗証を前記中央処理
装置から受信してこれを記憶し、記憶した暗証と投入さ
れた暗証とを照合することによって第2回目以降に入力
された暗証の正当性を取引装置によって確認するように
構成したので、取引媒体から読取られた特殊コード等の
情報と顧客の操作にって入力された暗証とに基づいて当
該顧客が入力した暗証の正当性を確認する場合、暗証の
照合時間及び取引時間の短縮を達成することができるな
どの優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の取引装置における正当性確認方式を適
用した一実施例装置を示す斜視図、第2図は同装置の操
作案内表示部の正面図、第3図は同装置全体の内部レイ
アウトを示す斜視図、第4図はカード処理機構部及び伝
票処理機構部の側面断面図、第5図(A)、(B)は取
引媒体の表面を示す説明図、取引媒体の裏面を示す説明
図、第6図は伝票処理機構部の正面断面図、第7図は紡
錘形ローラの詳細な斜視図、第8図は出金紙幣処I!I
!機構部の側面断面図、第9図は同装置の構成ブロック
図、第10図は係員の操作に基づいて回線番号を登録す
るときの動作を示すフローチャート、第11図(△)、
(B)、<C)、(D>、(E)は顧客の操作に基づく
取引時の動作を示ずフローチャートである。 402・・・・・・中央処理装置、 P・・・・・・取
引媒体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 顧客の操作によって入力された暗証と取引媒体から読取
    られたデータとを通信回線を介して接続可能/、1中火
    処理装冒に送信し、この中央処理装置から受信した情報
    に基づいて当該暗証の正当性を確認した後に取引を行う
    取引装置において、第1回目に入力された暗証が正当で
    ない場合には当該顧客の16証を前記中央処理装置から
    受信してこれを記憶し、記憶した暗証と投入された暗証
    を照合することによって第2回目以降に入力された暗証
    の正当性を取引装置によって確認することを特徴とする
    取引装置における正当性W11方式。
JP58130062A 1983-07-15 1983-07-15 取引装置における正当性確認方式 Pending JPS6022271A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216345A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Uryu Seisaku Ltd 回転駆動工具の反力吸収用グリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216345A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Uryu Seisaku Ltd 回転駆動工具の反力吸収用グリップ

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