JPS6275788A - 取引装置 - Google Patents

取引装置

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JPS6275788A
JPS6275788A JP60214932A JP21493285A JPS6275788A JP S6275788 A JPS6275788 A JP S6275788A JP 60214932 A JP60214932 A JP 60214932A JP 21493285 A JP21493285 A JP 21493285A JP S6275788 A JPS6275788 A JP S6275788A
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JP
Japan
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card
transaction
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central processing
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JP60214932A
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舩津 浩
小熊 敏雄
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は端末器として中央処理装置に接続され、顧客の
操作に基づいて取引を行う取引装置に関する。
[発明の技術的前日とその問題点] 従来の取引装置にあっては、IDカー1−に記録された
磁気ス]〜ライブ情報と、使用がギー入力した暗証番号
とを、端末器である取引装置において照合して取引の有
効、無効を判別していた。
この種の装置では盗難カードを利用しての不正取引を防
1Fできないため、取引装置では照合をせずに、取引装
置より中央処理装置へ読み取り情報を送信して中央処理
装置で取引の有効、無効を判別するものである。
そして、中央処理装置に盗難カートを登録しておけば、
暗証番号は正当であっても不正使用て必ると判別するこ
とができる。
ところで、従来装置にあっては不正使用と判断した場合
には、その取引を不成立として使用カードを回収するよ
うにしていた。あるいは、この後に1系d辺埋として対
辺していた。従って、不正使用と判断しても、不正利用
者はその場からすぐに立去ってしまい、不正使用は未然
に防止できても不正利用者を取り、wiまることかでき
なかった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて成されたもので市り、不正使
用と判断した場合にはその不正利用者をその場に引き止
め、不正利用化がその場所から即座に立ら去らないよう
にした取引装置を(2供することを目的とするものでめ
る。
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、中央処理装
置に接続され、利用客の操作に基づいて取引を行う取引
装置で必って、暗証番号を操作入力する操作入力手段と
、IDカードの情報を読み取る読取手段と、前記操作入
力手段及び読取手段を介して収集した情報を前記中央処
理装置へ送信する送信手段と、中央処理装置からの取引
成立又は不成立の情報を受信する受信手段と、この受信
手段を介して取引成立の指示を入力した際には取引を実
行制御する制御手段とを具備する取引装置において、前
記中央処理装置は前記IDカード毎に暗証番号とカード
使用の有効、無効の情報とを記・博して、前記送信手段
より送信された情報に填づぎ暗証番号の照合と不正使用
の有無の判断とを行うものであり、前記制御手段は中央
処理装置から不正使用であるとの指示を入力した際には
取引時間を遅延制御すべく、構成されたことを特徴とす
る。
[発明の実施例1 以下本発明の実施例を図面を参照しなから説明する。
第1図は本発明の取引装置を適用した一実施例装置を示
す斜視図、第2図は同装置の操作案内表示部の正面図、
第3図は同装置全体の内部レイアウトを示す斜視図、第
4図はカード処理憔構部及び伝票処理機構部の側面断面
図、第5図(A)。
(B)は取引媒体の表面を示す説明図、取引媒体の裏面
を示ず説明図、第6図は伝票処理機構部の正面断面図、
第7図は紡錘形ローラの詳細な斜視図、第8図は出金紙
幣処理機構部の側面断面図、第9図は同装置の構成ブロ
ック図でおる。
水実施例装置は取引媒体例えば顧客の口座番号や契約者
氏名等の情報が記録されているキャッシュカードを利用
して自動的に預金を引き出すことのできるものであり、
先づ実施例装置たる取引装置の外硯構吸について説明す
る。第1図において1で示すものは取引装置の筐体でお
り、2で示ずものは詳細を後述するように紙幣収納庫の
セラi〜。
伝票セット等の操作を行なうときに使用する上蓋である
。この上M2の正面の斜面部3には顧客と対話するため
の操作案内表示部4が設けられている。また、筐体1の
最前部5には表面、裏面又は両面に種々の情報が記録さ
れているキャッシュカード(以下単にカードともいう)
を出し入れするカード出入口6と所定の紙幣が放出され
る紙幣用ロアとが図示左右に撮り分けられて設けられて
いる。さらに筐体1の正面側には本装置に接近する顧客
を検出する顧客検出手段9が設けられている。
この検出手段9は例えば光センサ、赤外センサ、超音波
センサ、高層波形近接センサ、容置形近接センサなと適
宜のもので構成することができる。
尚、図において8で示すものは上蓋2をロックするため
のキーでおる。また前記カート出入口6の上方にはレシ
ートが放出されるレシート出口134か設けられている
次に第2図を参照して前記操作案内表示部4の具体的、
構成を説明する。図示左上の11は取扱い中表水型で、
「お取扱中」が点灯しているときに操作可能を示すもの
である。図示も側の12はテンキーを含むキーボードで
、金額や顧客の識別のために付与された識別情報1′あ
る暗証例えば暗証番号などの投入を行なう操作入力、手
段としての数値キー12A、残高照会キー12B、訂正
キー12C,取り消しキー12D、r万円」キー12E
とによって構成されている。このキーボード12の上部
には金額表示器13.残高表示器14.係員呼出キー1
5が設けられている。案内部は図示左端中間部から直線
上に延在し、途中から斜上りで前記金額表示器13.残
高表示器14及び係員呼出キー15を含んで図示右端か
ら左端に至るストライプライン16が印刷されており、
図示左側の直線部分にはストライプライン16に沿って
順次カード挿入案内欄17A、取引選択案内欄17B、
暗証番号案内欄17C2金額案内欄17D。
カート受取案内欄17E2紙幣受取案内欄17Fが枠状
に設けられている。16Aは操作方向を示す矢印て必る
。ここで、前半の4種類の案内欄17A〜17Dは入力
用案内欄21 、Aであり、後半の2種類の案内)閑1
7E17Fは受取用案内(IY121Gであり、両者は
交信中案内欄21Bを介して連結されている。そして、
前記枠状の案内欄17A〜17Fはストライプライン1
6を中心に上下に分割されており、上方域か正常操作案
内、下方域19A〜19Eが異常操作案内を示すように
なっており、ストライプライン16中にそれぞれ上下の
状態を示すΔ印のLED18、印のL[D20を設け、
いずれかを点灯させることによって顧客に操作状況を知
らせるように/よっている。
前記交信中案内欄21Bは列状に分υ1配首された4個
のLED22によって構成されてd3つ、装置とホスト
コンピュータとの交イ言中(ここれらt1f固のLED
22を順次点滅させて交信の進行状況を顧客に知らせる
ようになっている。更に図示中間部下方には「最初から
やりなおして下さい」、「窓口へお問い合わせください
」、「係員かまいります」等の異常処理状況を顧客に知
らせるための[−ED23が上下に分割配置されている
。尚、ストライプライン16中のLED18,20のう
ち、正常操作を示すΔ印のLED18は例えば緑色LE
Dとし、異常操作を示す印のLED20は例えば赤色I
EDとして両者間の区別を一層明確にしている。
上記操作案内表示部によれば、ストライブライン16中
に操作方向を示す矢印16Aを設け、これに治って案内
欄17A〜17「を設け、取引選択案内)閑17Bを除
く各欄には正常、異常を示すΔ印、印のLEDを設けた
ので操作が容易となると共に顧客にとってきわめて分り
易いものとなる。特にΔ印のLEDとV印のLEDを前
述のにうに色分けすることによって更に分り易くなり誤
操作を防ぐことかできる。また、取引選択案内欄17B
のストライプラインを介した下方には、カートが挿入さ
れた場合に顧客の希望する取引を行なうだめの選択キー
40があり、カードの表面(へ面)の選択キー40△と
カートの裏面(8面)の選択キー40Bが取付けておる
。また、交信中案内WJ21Bを境にして入力用案内欄
21Aと受取用案内欄21Cとを区分けしているので取
去いか便利であり、特に交信中の表°示時に4個のしF
D22を順次点滅させるようにしているが、通常はこの
種装置ではこのタイミングで出金紙幣の用意及び伝票処
理を同時に行なうようにしており、時間がかかるので、
このときの処理状況を知らせるのはぎわめて有効で必る
。また、表示器で必るLEDは細いストライプライン1
6内に設置されるためプリント基板等の占有面積を小さ
くすることかでき、安価な装置となる。尚、前述のよう
に交信中に4個のLFDを順次点灯させる場合に限らず
、11固のLEDを点滅させるようにしてもよい。
次に、本実施例装置全体の内部レイアウトを第3図に基
づいて説明する。前記上W2ft筐体1に対してほぼ9
0’拡聞できるようになっていて、第1図に示すカード
出入口6に対応する奥部にはカード出入口6に投入され
たカードを週1!!!するカード処理機構部24△か設
けられ、ざらにその奥部には取引記録を行うとともに領
収用の発行を行う伝票処理)幾構部24Bが設けられて
いる。また第1図に示す紙幣出入ロアに対応する奥部に
は取引紙幣放出などを行うための出金紙幣処理別構部2
5か設【プられている。そしてこの出金紙幣処理)幾構
部25には取引用の紙幣などが収納されている紙幣収納
庫200が設けられている。この紙幣収納11i 20
0は、前記上M2か第3図に示すような開状態のときに
筐体1の上方から着脱できる配置となっている。したか
つて本取引1が店舗力ランク上などに首かれて使用され
る場合でも係員は紙幣収納庫200の着脱を取引装置の
上方で行うことかでき、このため係員は無理のない姿勢
で紙幣収納庫200の4税かでき、装置の操作性は著し
く向上することになる。なお、筐体1内部の背面部側に
は上記各部の4J1[御を司る制御部26が説けられて
いる。また前記上蓋2は図示しないヒンジを介して筺体
1に開閉自在に取付けられていて、開状態では図示しな
いストッパによって保持されるように構成されている。
次に第4図及び第5図(A)、CB)をも参照しながら
前記カード連理は横部24Aの詳細な、構成を説明する
。前記カード出入口6がらその内方へ向かい投入された
カードの表裏面を案内支持するガイド対01が筺体1内
に配置され、さらにこのガイド対G1に支持されたカー
トをガイド対G1に沿って挾持搬送する第1の搬送ロー
ラ対1゜3、第2の搬送ローラ対104A、第3の搬送
ローラ対104B、第4の搬送ローラ対108及び第5
の搬送ローラ対110が設けられて取引媒体搬送手段(
以下単にカード搬送部ともいう)Llか構成されている
。そしてこのカード搬送部「1のカード出入口側には発
光ダイオードと受光素子で構成される第1の検知器10
0が配置され、前記第2の搬送ローラ対104Aの手前
にも発光ダイオードと受光素子からなる第2の検知器1
06が設けられている。また、カード搬送部1−1の側
部下方にはカードが投入された時の信号(例えば第1の
検知器100からの信@)で動作するソレノイド101
が配置されており、そのプランジャーの先端には通常時
はカード出入口経路を閉じ、ソレノイド101の動作に
よって下降してカード出入口経路を聞くシャッタ102
が設けられている。更に搬送されてくるカードから取引
情報例えば磁気情報の読取り書き込みが可能な第1の磁
気ヘット105Aが前記第2の搬送ローラ対104△の
filfl(図示せず)方向に沿いかつ前記ガイド対G
1によって形成される搬送路RCの上側に位置して設け
られていて、搬送されてくるカードの上面から磁気情報
を読取るように構成されている。
また同様に前記第1の磁気ヘッド105Aを通過してI
f&送されてくるカードから取引情報例えば磁気情報の
読取り書き込みが可能な第2の磁気ヘッド105Bが前
記第3の搬送ローラ対104Bの@(図示せず)方向に
沿いかつ前記カイト対G1によって形成される搬送路R
cの下側に位置して設けられていて、搬送されてくるカ
ードの下面から磁気情報を読取るように構成されている
。この第1.第2の磁気ヘット105A、105Bは、
カードの情報を読み取る読取手段の一例でおる。
そして上記のJ:うにして設けられた第1の磁気へラド
105Aと第2の磁気ヘッド105Bとの間隔は、搬送
方向に沿ったカードの長さよりも大ぎく設定されている
。したかって第2の磁気ヘット105Bによってカード
から磁気情報を読取る場合には既にカードは第1の磁気
ヘット105Aを通過しているので、カードが第2の磁
気ヘッド105Bに突入(すなわらカードが第3のLf
f2送ローラ対104Bのニップ部に突入)する際にカ
ートに作用される衝撃の影響により生ずる第1の磁気ヘ
ッド105Aの読取不安定状態を完全に防止することか
できる。そしてカード搬送部L1の後方には前記第4の
搬送ローラ対108と第5の搬送ローラ対110との間
に位置して発光ダイオードと受光素子とからなる第3の
検知器109が設けられている。尚、3対1の最前部5
と第1の搬送ローラ対103の中心との距離冗はカード
の長手方向の長さ以上に構成され、カードの先端が常に
凹部5△内に位置するようになっている。また前記カー
ド搬送部L1の駆動系はパルスモータ111と搬送ロー
ラ103,104A  、1048 .1○8,110
にパルスモータ111からの駆動力を伝j工するための
タイミングプーリ群112及びタイミングベルト詳11
3からなる伝達手段によって構成されている。
ここで本実施例装置に使用するカードを第5図(A>、
(B)をも参照して説明する。各図においてPで示すも
のは表面、裏面又は両面に責なる取引情報が記録されて
いる取引媒体例えば現在日本国内で利用されている金融
業界及びクレジット業界の2種類の規格の磁気情報面を
有するカードでおる。これは、第5図(A)に示すよう
に樹脂などでできたカード基板30.1の表面には金融
業界て使用されるJ l5−B−9560の■型に準ト
する1条の磁気ストライプ302Aが形成され、ざらに
第5図(B)に示すようにカード基板301の裏面には
クレジット業界で使用されるJIS−B−9560の丁
型に準拠する3条の磁気ストライプ302Bか形成され
ている。なお上記両磁気ストライプ302A、302B
は、前記両磁気ヘッド105A、105Bを介して種々
の磁気情報の書き込み消去か可能になっていて、図示は
しないが顧客の操作ににって前記テンキー12Aから入
力された暗証番号が当該顧客の正当な暗証番号でない場
合に押下された前記取消キー12Dの押下回数(取消回
数)が更新可能に記憶される記゛臣エリアと、−回の取
引中に当該顧客にとって正当でない暗証番号が3回入力
される毎に1が加算される有効性数が更新可能に記憶さ
れる記憶エリアとを備えている。またこのカードPの表
面には契約銀行支店番号、顧客の口座番号などの可視状
報がカード基板上で凹凸形成されたエンボスマーク3.
01Aが施されている。
次に伝票処理機構部24Bの詳細な構成を第4図、第6
図及び第7図をも参照しなから説明する。
第6図において119で示すものは伝票収納箱であり、
取引内容等を記録した伝票Rが立設配置されている。伝
票RはレシートR1と抑圧転写が可能なジャーナルR2
とが二枚重ねて折たたまれており、この伝票Rの両端に
は長手方向に沿って等間隔で複数のスプロケットホール
(図示せず)か設【プられていて、伝票収納箱119の
開口部上方にも氾すられたスプロケットホイール12O
Aのスプロケットに係合して搬送される。そして前記ス
プロケットホイール120△の上方には印字ヘッド12
2を備えた印字装置121が設けられてあり、この印字
ヘッド122の先端に対向配置されたプラテン123と
の間に伝票Rを挾んで印字を行なうようになっている。
プラテン123の隣りには伝票RをレシートR1とジτ
7−ナルR2とに分離する分離板124が設けられてい
る。そして分離板124によって分離されたレシートR
1側にはこのレシートR1を取引毎にミシン目r1(第
7図参照)に沿って裂断する裂断装置300が設けられ
ている。この裂断装置300は、レシートR1を挟持搬
送する第1の挾持1(0送手段例えば第1の分離ローラ
対125A、 125B (125△は駆動ローラで、
125Bはピンチローラである)と、この第1の分離ロ
ーラ対125A、125Bと離隔しく本実施例の場合に
はレシートR1に形成されているミシン目r1のピッチ
よりも狭い間隔で離隔し)かつ挟持11υ送速度が前記
第1の挾持搬送手段125A、125Bによる搬送速度
とは相対的に異ならせることかできる第2の挟持搬送手
段例えば第2の分離ローラ対128A。
128B<128Aは駆動ローラて必り、128Bはピ
ンチローラである)と、第7図にも示すように前記第1
の挾持搬送手段125A、125Bと第2の挾持搬送手
段128A、128Bとの間に通されたレシートR1の
搬送方向に交差する方向の少なくとも一部に接触する接
触面を・イイするカイト部材例えば中央部に接触しこの
接触面1301Aの両側においてはレシートR1から離
隔している非接触面1301Bを有していてレシートR
1に作用される張力の増大にしたかつてレシートR1を
前記接触面近傍でレシートR1の搬送方向に交差する方
向に折曲さぜる紡錘形ローラ1301とによって構成さ
れている。なお第1の分離ローラ対125A、125B
と第2の分離ローラ対128A、128Bとの間にはレ
シートR1を案内する一対のカイト板127が設けられ
ている。
そして前記第2の挾持搬送ローラ対128A、128B
の先方には切断されたレジ−1〜R1の搬送方向を18
0°変換する湾曲カイト129が設けられ、この湾曲ガ
イド129に案内されたレシートR1は搬送ベルト13
0とターンガイド対131とによって強制的に90’搬
送方向の変換がなされ、装置の正面方向へ搬送されるよ
うに構成されている。そして前記ターンガイド対131
によって方向変換されたレシートR1を前記レシート出
口134へ搬送するため、レシートを挟持搬送する排出
ヘルド系132,133が設けられている。なあ、この
排出ベルト系133中には排出されるレシートR1を光
学的に検知するレシート横加11150が設けられてい
る。また前記分離板124によって分離されたジャーナ
ルR1側にはジA・−ナル用ガイドローラ126が設け
られていて、その先方には前記カード処理機構部24A
を介して1(0,送されてきたカートPのエンボスマー
ク301AをジローナルR2に押圧転写するエンボスイ
ンプリンタ135が設けられている。このエンボスイン
プリンタ135は、先ず前記カート処理機構部24 A
の)jイ1〜G1によって形成されるカードの搬送路の
上方に一対のジャーナルカイト151か離間して配置さ
れジャーナルR2の搬送路が構成されている。そして前
記ジャーナルガイド151の間には可撓性を有する薄板
(例えば厚さ0゜1mm〜0.2mm程度のポリエステ
ルシート又は厚さ50μm程度のバネ鋼板)15’IA
が取(=Jけられていて、搬送されてくるジャーナルR
2はこの薄板151AとカードPとの間に位置すること
ができるようになっている。そしてこの薄板151Aの
上方であって前記ジャーナルカイト151の間隙に位置
する上方には回転可能にホルダ135Aに枢支されたエ
ンボスローラ(例えば外周面はゴム製である)115が
設けられている。そしてこのホルダ135Aには第4図
にも示すようにリードスクリューナツト142が嵌着さ
れているとともにこのリードスクリューナツト142に
はリードスクリュー軸114が回転可能に嵌合され、こ
のリードスクリュー軸114か正逆転することによりエ
ンホスローラ115はホルダ135AとともにカートP
の搬送方向に沿って往復移動するように構成されている
。なお第4図において117.118で示すものは前記
ホルダ135Aの位置を検出するホルダ位置検出器でお
り、前記り一トスクリュー軸114の長手方向に沿った
両端側に設けられている。そして上記エンボスインプリ
ンタ135の先方にはカードPの内容かプリントされた
ジャープルR2を案内して方向変換する方向変換カイト
136と、方向変換されてきたジャーナルR2を巻取る
ジャーナル巻取装置137とか設けられている。なお第
6図において138で示すものはジャーナルR2の切断
を光学的に検知するためのものでおり、ジャーナルR2
を挾んで月面配置されたジャーナル切断検知器である。
ここで上記伝票処理機構部24Bの駆動系の構成につい
て第4図及び第6図をも参照しながら説明する。伝票送
り用の駆動モータ(パルスモータ)139は伝票収納箱
119の下側部に取イ」けられており、この駆重カモー
タ139の回転軸に設けられたタイミングプーリ139
A、ジャーナル巻取装置137の回転軸に設けられたタ
イミングプーリ137A、前記スプロケットホイール1
2OAの回転軸に設けられたタイミングプーリ120B
、分離ローラ125Aの回転軸に取付けられたタイミン
グプーリ(図示せず)、ジャーナル用カイトローラ12
6の回転軸に取付けられたタイミングプーリ(図示せず
)及びその他のアイドルタイミングプーリIPの間に張
架されたタイミングベルト140によってパルスモータ
139の駆動力が伝達されるようになっている。尚、第
4図においてジャーナル巻取装置137の右側に設けら
れているトルクリミッタ141は巻取速度か速くなると
スリップして円滑な巻取を行なうように作用する。また
レシート搬送用の駆動モータ145か印字装置121の
近傍に説けられていて、この駆動モータ145の回転軸
に取付けられたタイミングプーリ147B、前記第2の
挟持1f&送ローラ対128A 、128Bの一方のロ
ーラ128Aの軸に取付けられたタイミングプーリ(図
示せず〉。
タイミングプーリ147A及びアイドルタイミングプー
リIPの間に張架されたタイミングベルト146によっ
て駆動モータ145の駆動力が伝達されるようになって
いる。また前記エンボスインプリンタ135のリードス
クリュー軸114を回転駆動してエンボスローラ115
を第4図の左右方向へ往復移動させるためにリードスク
リュー軸用の駆動モータ116が第6図に示す前記伝票
送り用の駆動モータ139の右側に設けられていて、こ
の駆動モータ139の回転軸に取付けられたタイミング
プーリ116Aと、リードスクリュー軸114に取イ」
けられたタイミングプーリ11/IAとの間に張架され
たタイミングベルト143によって駆動モータ139の
駆動力が伝達されるようになっている。なお、第6図に
示す前記タイミングプーリ147Aの回転は例えばベベ
ルギア対のような回転伝達方向を90°変換する回転伝
達方向変換機構(図示せず)を介して第4図に示づ下ラ
イビングプーリ147Cに伝達されるようになっていて
、この回転はアイドルブー9147D群とタイミングベ
ルト149を介して前記排出ベルト系133の駆動ロー
ラ148に伝達され、前記排出ベルト系132.133
の駆動に供されるようになっている。
次に上述のように構成したカード処理機構部24Aと伝
票処理W構部24Bとの作用効果について説明する。カ
ードPをカード出入口6から挿入すると、発光ダイオー
ドと受光素子で構成される第1の検知器100でカード
Pを検知してソレノイド101に通電してシャッタ10
2を開ける。
ざらにカードPを押し込むと搬送ローラ対103が回′
転し、カードPをカード搬送部L1に沿って搬送し、さ
らに第2の搬送ローラ対104Aで搬送されるが、その
搬送されるカードPがJIS−8−9560の■型に準
拠するものならば(カードの表面に磁気情報がある)、
上部の第1の磁気ヘッド105AでそのカードPの磁気
情報が読み取られる。一方、搬送されるカードPffi
JIS−8−9560のT型に準拠するものならば(カ
ードの裏面に磁気情報がおる)、上部の第1の磁気ヘッ
ド105△に何も作用することなく通過し、ざらに奥側
の第3の搬送ローラ対104Bで搬送されながら下部の
第2の磁気ヘッド105BでそのカードPの磁気情報が
読み取られる。更に搬送されるカードPか第5図(A>
、(B)に塁づいて説明したように表裏両面に各々異な
る取引情報か記録されているものならば、第1の磁気ヘ
ッド105A及び第2の磁気ヘッド105Bでカードの
表裏両面の磁気情報が順次読み取られる。このようにし
てカードPの表面、裏面又は両面から磁気情報を読み取
る場合、前記第1の磁気ヘッド105Aと第2の磁気ヘ
ッド105Bとの間隔は、搬送方向に沿ったカードの長
さよりも大ぎく設定されているので、第2の磁気ヘッド
105Bによってカードから磁気情報を読取る場合には
既にカートは第1の磁気ヘッド105Aを通過しており
、カートが第2の磁気ヘッド105Bに突入(すなわら
カードが第3の搬送ローラ対104Bのニップ部に突入
)する際にカードに作用される衝撃の影響により生する
第1の磁気ヘッド105Aの読取不安定状態を完全に防
止することができる。なおり−ドPの両面から磁気情報
が読取られたとぎは前記操作案内表示部4での取引指示
を介して顧客の希望する取引情報のみが読み出されるよ
うになっている。カードPが正しく読めるとカードPの
搬送が続行され、第3の検知器109でカードPの位置
が検知され、所定位置P1 (第4図参照)で一旦停止
する。このようなカードPの搬送は前述のようにパルス
モータ111を駆動源として行なうので、パルス数の制
御によってカードPの停止位置が保障される。一方、伝
票Rは二枚重ねで折りたたまれており、スプロケットホ
イール120Aで引出されて印字装置121の印字ヘッ
ド122とプラテン123との間に導ひかれで二枚重ね
のまま印字される。印字装置121を通過した伝票Rは
分離板124で顧客に渡すレシートR1と、取引時の記
録として巻取られるジャーナR2とに分離され、レシー
トR1は第6図に示す第1の分離ローラ対125A 、
125Bから第2の分離ローラ対128A 、128B
へと搬送される。
そしてレシートR1が第2の分離ローラ対128A、1
28Bに到達して挾持された直後に伝票送り用の駆動モ
ータ139が停止され第1の分離ローラ対125A、1
258対の回転が停止される一方、前記レシート搬送用
の駆動モータ145は停止されず前記第2の分離ローラ
対128A、128Bは回転駆動され続ける。するとレ
シートR1に作用される張力が徐々に増大し、増大する
につれてレシートR1は前記紡錘形ローラ1301の接
触面1301A近傍すなわち第7図に示すようにレシー
トRzのほぼ中央部で搬送方向に交差する方向にくの字
形に折曲され、レシートR1に作用される張力はレシー
トR1の搬送方向に交差する方向によって不均一となり
、レシートR1の短手方向のほぼ中央部で最大となる。
このため第7図に示すようにレシートR1のミシン目r
1はその折曲部近傍で裂は始め全体がミシン目「1に治
って裂断されて当該取引に関するレシートR1は単票化
される。そして裂断されたレシートR1は前記湾曲ガイ
ド129.ターンガイド対131及び排出ベルト系13
2,133などを介してレシート出口134へ放出され
ることになる。このようにレシートR1を単票化する場
合には従来のようなカッタ(固定刃や移動刃なと)を用
いないので、レシートを単票化するためのa造を簡素化
できるとともに、カッタとの接触によるレシート詰まり
を防止でき、しかも定期的なカッタの交換が不要となり
メンテナンスの容易化をも達成できる。他方、分離板1
24で分離されたジャーナルR2はカードPのエンボス
部分でおるエンボスマーク301A (第6図参照)を
抑圧転写するエンボスインプリンタ135でエンボスプ
リントされた後ジャーナル巻取装置137に巻取られる
ここで、前述したカードPは所定位置P1で一旦停止し
ていたが、この位置がエンボスプリント位置である。本
装置のエンボスインプリンタ135にあっては、第6図
に示すようにジャーナルカイト151の間に前記薄板1
51Aが設けられエンボスインプリンタ135内のジャ
ープルR2は全面で案内されるようになっているので、
搬送されてくるジャーナルR2が両ジャーナルガイド1
51の間隙部分で詰まったり損傷したりすることを完全
に防止することができ、しかもエンボスプリント時には
エンボスローラ115とジャーナルR2との間に前記薄
板151Aが介在されているので、エンボスマーク30
1Aの上端面に高低差があっても薄板151Aはその可
撓性によりエンボスマーク301Aの高低差に追従して
撓み、エンボスローラ115からの押圧力はジャーナル
R2に均一に作用され鮮明なエンボスプリント(抑圧転
写)を実現することができる。このカードの放出時には
前述した場合の逆をたどってカード出入口6から放出さ
れる。尚、このカードPの放出時であって、後述するよ
うにカードPに特殊コードを記録して更新発行する場合
には、前記第1.第2の磁気ヘッド105A、105B
によってカードPの暗証番号を消去し、特殊コードを記
録するようになっている。また、カードPの磁気内容を
読み取った結果カードPが有効性を失っているときはカ
ードPを回収することになる。この場合には第4図にお
いて位置P1まで搬送されたカードPは前記パルスモー
タ111の駆動によりざらに先方へ搬送され回収用シュ
ート144上を滑動し集積される。ところで回収されず
にカード出入り口6に戻されたカードPの先端は前述の
ように常に筐体1の最前部5よりも内方の凹部5A(第
4図参照)上に位置することになるので顧客の身体に衝
突せず、従って、カードの損傷事故か生じたりするよう
な不都合は全くない。
次に第8図を参照して前記出金紙幣処理別溝部25の構
成を詳細に説明する。同図において200で示すものは
、紙幣収納箱でおり第3図に基づいて説明したように前
記上蓋2が開状態のときに筐体1の上方から着脱できる
位置に配置され、ざらに筐体1に対する紙幣収納庫20
0の位置決め保持を達成するため紙幣収納庫200 @
筺体1に着脱可能に係止する係止具(図示せず)か例え
ば紙幣収納庫200の下方に位置する筐体1内に取付け
られている。またこの紙幣収納庫200は顧客に払出す
紙幣を収納する払出し紙幣収納部20OAとりジエクト
紙幣(2枚一度に取出された紙幣や偽券など)或いは顧
容が取忘れて回収されるべき紙幣などを収納する回収紙
幣収納部200Bとが一体に構成されている。すなわち
、払出し紙幣収納部20OAは紙幣収納庫の筐体200
aの上段に形成されていて、紙幣の長手方向が横になる
ようにして複数枚の紙幣群Q1が立設配置されており、
紙幣群Q1の最後部(図示右側)は付勢されているバッ
クアツプ板200Cによって押圧され最前部(図示左側
)には1回転毎に1枚づつ紙幣を取出す取出しローラ2
01が配置されており、この取出しローラ201の回転
駆動によって紙幣が紙幣放出口200bに放出されるよ
うに構成されている。また前記回収紙幣収納部200B
は、紙幣収納庫の筐体200aの下段の前方に形成され
ていて、紙幣収納口200dに搬送されてぎた紙幣を内
部に取込む取込みローラ対200Dか設けられて構成さ
れている。また回収紙幣収納部200Bに回収された紙
幣の量を検出するために、内部に回収され積層されてい
る紙幣の最上表面に当接する接触端229Aを有し、前
記紙幣収納庫の筐体200aに回動自在に枢支された可
動部材例えばアクチェータ229と、このアクチェータ
229の他端部に形成されている検出端229Bを光学
的に検出するもので必って筐体1に固定配置された検出
器(検出端を挾む位置に発光素子と受光素子とが対向配
置されている>230Dとが設けられている。特に前記
アクチェータ229は紙幣収納庫の筐体200aに設け
られ、検出器2300は装置の筐体1に固定配置されて
いるので、これらは回収紙幣量の検出を行えるだけでは
なく紙幣収納庫200の装着状態(例えば本実施例装置
の使用開始時における紙幣収納庫の装着の有無や盗難な
どによる収納庫異常)をも検出することができるもので
ある。なお前記取出しローラ201を駆動するために筐
体1には駆動モータ219が取付けられていて(紙幣収
納庫の筐体200aにはこの駆動モータ219との干渉
を回避するために逃げ切欠200eが形成されている)
、この駆動モータ219の軸に取付けられたタイミング
プーリ22OAの回転がタイミングベルト220Cを介
してドライブプーリ220Bに伝達され、このドライブ
プーリ220Bの回転がこのプーリ220Bの回転軸に
取付けられた図示しないスパーギアと前記取出しローラ
201の回転軸に取イ引けられかつ前記図示しないスパ
ーギアに噛合するドライブギアとによって取出しローラ
201に伝達されるようになっている。
そして前記払出し紙幣収納部20OAから1枚づつ取り
出された紙幣の送出側にはローラ群とベルトとによって
構成された一枚搬送路202が設けられており、この−
投撮送路202は前記駆動モータ219の回転軸に取付
けられたタイミングプーリ220Eに掛けられたベルト
220Dを介して駆動されるようになっている。また、
この搬送路202 にには厚みを検出することにより重
ね取り出しを検知する重ね取り出し検知器204が設け
られ、ざらに、送出されてくる紙幣を計数する計数用検
知器205が設けられている。−投撮送路202の先方
には一時集積部203が設けられており、搬送されてく
る紙幣を順次集積するようになっている(集積紙幣を0
2で示す)。前記−投撮送路202の下段には搬送ロー
ラ206Aとベルト206Bとで構成されたりジェクト
搬送路206が設けられており、更にこのリジェクト搬
送路206のベルト206Bの下側に接し、かつ駆動用
ローラ218A、ガイドローラ2188゜218Cに張
架されたベルト206Cが設けられている。従って、前
記搬送された紙幣は搬送ベルト206C上で一時集積さ
れることになる。また、一時集積部203の上方には集
積紙幣の先端を揃え、送り出し時には回動して出口側を
聞くように動作する回動ガイド221が設けられている
。また前記ベルト206Cの紙幣用ロア近傍には駆動ロ
ーラ210が接しており、この駆動ローラ210と前記
一時集積部203の上方に設けられたローラ211との
間に搬送ベルト208が張架されており、2つのローラ
210と211とはローラ210の回転軸を中心に揺動
可能な揺動アーム2O9によって連結されている。この
揺動アーム209には連結リンク214.クランク21
3及び駆動用モータ212によって構成されるリンク機
構が取付けられており、このリンク機構を動作させるこ
とによってローラ211を図示鎖線211Aの位置まで
揺動させて、一時集積部203の搬送ベルト206C上
に押し付けて集積紙幣Q2を2つのベルト206C,2
08間に挾んで搬送できるようになっている。すなわち
、前記各駆動ローラ210,218Aは駆動ベルト21
6を介してパルスモータ215によって回動駆動される
ようになっていて、パルスモータ215を正逆転するこ
とによって前記ベルト208,206Cの走行方向を変
えることができるようになっており、パルスモータ21
5を第8図における反時計方向に駆動すれば一時集積部
203に集積されている集積紙幣Q2は紙幣用ロア側へ
搬送され、パルスモータ215を第8図における時針方
向に駆動すれば紙幣用ロアに残っている取忘れ紙幣など
がベルト206Bをも介して回収紙幣収納部2008側
へ搬送される。また紙幣用ロアの近傍にはソレノイド2
60の作用によって紙幣用ロアを開閉するシャッタ21
7が揺動可能に設けられており、前記制御部26からの
支払い信号に基づいて前記ソレノイド260が作動され
ることによってシャッタ217が開放されるように構成
されている。
尚、図中230A〜230Cは発光ダイオードと受光素
子からなる各部の検知器である。また紙幣用ロアは筐体
1の最前部5に設けられた凹部5B内に位置し、送出さ
れる紙幣が外方に突出しないようになっている。
次に上記出金紙幣処理機構部25の作用効果を説明する
。紙幣収納庫200の払出し紙幣収納部20OAに予め
セットされている紙幣群Q1は取り出しローラ201に
よって一枚づつ分離されて取り出され、−投撮送路20
2を通って一時集積部203に所定枚数集積される。こ
のとき、重ね取り出し検知器204は紙幣の一枚の厚さ
を計測し、電気信号に変換することによって検知し、一
枚以上の厚さを検知したとぎは重ね取り信号を発生する
。そこで制御部26では重ね取り信号を受けた段階で取
り出しローラ201をストップさせてリジェクト動作に
移行するようになっている。
即ち、前述のように揺動リンク209を前記リンク機構
によって揺動じ、取り出しローラ211を一時集積部2
03のベルト206C上に押し付けて紙幣を逆送し、リ
ジェクト搬送路206を介して紙幣収納庫200の回収
紙幣収納部200Bに回収するようになっている。この
ようにして重ね取りが確実に防止され、計数用検知器2
05の誤計数を防止するようにしている。また、重ね取
りがない場合は所定枚数の紙幣を搬送ベルト208と搬
送ベルト206Cとで挾持して、紙幣用ロア側に搬送さ
れる。このとき、紙幣等の先端を揃える回動ガイド22
1が開くと共に、前述のような動作によってシャッタ2
17が開き、紙幣が紙幣用ロア側へ搬送される。このと
き紙幣は紙幣用ロアの外方に先端の大部分が出た状態で
後端が前記搬送ベルト206C,208によって挾持さ
れている。このとぎ顧客が紙幣を取り忘れて所定時間が
経過すると搬送ベル1〜206B、206C,208が
逆転走行し、紙幣収納庫200の回収紙幣収納部200
Bにその紙幣を回収する。
次に本実施例装置の制御部26について説明する。第9
図は本実施例装置の構成ブロック図でおる。第9図にお
いて400で示すものは、本実施例装置たる取引装置で
おり、前記制御部26がカード処理機構部24A、伝票
処理機構部24B。
出金紙幣処理機構部25.操作案内表示部4及び内部モ
ニタ401に接続されて構成されている。
また本実施例装置400は交換回線を利用して中央処理
装置例えば銀行の情報処理センタにあるセンタ計算機4
02.本取引装置のための保守部門に設置されている保
守送受信処理装置403又は本取引装置のための警備部
門に設置されている警備送受信処理装置404などの他
の機器と選択的に接続可能に構成されている。なあ、前
記センター計算機402はカードP毎に暗証番号とカー
ド使用の有効、無効の情報(例えば盗難カートであるか
否かの情報)とが予め登録されていて、前記数値キー1
2Aより入力された暗証番号と、前記第1.第2の磁気
ヘッド105A、105Bで読み取られた口座番号等と
を回線を利用して入力し、暗証番号の照合と不正使用の
有無の判別とを行うようになっている。
前記制御部26は、この取引装置の制御を司さどる制御
手段たる主制御部26Aとこの主制御部26Aからの制
御信号に基づいて、前記センター計算機402等と送受
信を行なう送信手段及び受信手段を兼ねる回線接続部2
6Bとから構成されている。尚、前記内部モニタ401
は係員の操作にのみ供される種々の入力手段を有し、少
なくとも交換回線を前記センタ計算機402.保守送受
信処理装置403及び警備送受信処理装置404に接続
されるための回線番号を入力する回線番号手段として例
えば回線番号登録モード設定キー401A及び回線番号
を入力する回線番号入カキ−に401Bを備えている。
ここで、前記主制御部26Aは前記センター計算機40
2より取引成立の指示を入力した際には、前記出金紙幣
処理構成部25等を動作制御して取引の実行制御を行う
他に、次に示す(イ)〜(へ)の機能を実現すべく構成
されている。
(イ)センタ計414402で、盗難カードとして登録
されたカードPの使用があった際には、各機構部での取
引時間を遅延制御する。そして、ざらに前記回線接続部
26Bによって警備送受信処理装置404と接続して、
警備員に不正使用があった旨を連絡する。
(口〉カードPより特殊コード(口座番号等)が読み取
られず、暗証番号が読み取られた場合には、カードPの
返却前に前記第1.第2の磁気ヘッド’l05A、10
5Bを駆動制御して、前記暗証番号を特殊コードに変更
してカードPの更新発行制御を行う。
(ハ)前記テンキー12Aで入力された暗証番号を取消
す操作が前記取消キー12Dを介して行われた場合に、
その取消回数を前記第1及び第2の磁気ヘッド105A
、105Bを介してカードPの磁気ストライプ302A
、302Bに記録させ、記録される取消回数が所定値例
えば3に達したときには当該カードPでの取引を不可能
にする。
(ニ)顧客の接近を検出した前記顧客検出手段9からの
出力に基づいて交換回線を前記センタ計算+a402に
接続する。
(ホ)取引装置の正常動作時には交換回線をセンタ計算
機402に接続しておき、放出すべき紙幣の計数や放出
すぺぎカードの更新などに際して異常が発生したとぎに
は前記保守送受信処理装置403及び警備送受信処理装
置404に交換回線を切換え接続する。
(へ)第1回目に前記テンキー12Aから入力された暗
証番号か正当でない場合には当該顧客の暗証番号を前記
センタ計算機402から受信してこれを主制御部26A
内のメモリ26aに記・照し、記憶した暗証番号と投入
された暗証番号とを照合することによって第2回目以降
に入力された暗証番号の正当性を取引装置によって確認
する。
(ト)センタ計IJIJ402と、保守送受信処理装置
403又は¥備送受信処理装置’104と接続するため
の回線番号を係員の操作によって登録する際に前記回線
番号登録モード設定キー401A及び回線番号入カキ−
401Bを介して入力された回線番号に基づいて交換回
線を接続して確認信号を送信し、この確認信号に対する
応答信号を受信した後に当該回線番号を回線番号記憶手
段たる主制御部26A内のメモリ26aに記憶して登録
する。
次に上記実施例装置の全体動作について説明する。
先ず、係dの操作に基づいて回線番号を登録するときの
動作を第10図に示すフローチャートを中心に説明する
。第9図で説明した前記回線番号登録モード設定キー4
01△が係員によって押下され(ステップS1)、次い
で前記回線番号人カギ−401Bを介して登録すべき回
線番号例えばセンタ計算機402への回線番号が入力さ
れるとくステップS2)、入力された回線番号で回線の
接続が行われることになる(ステップ33 )。そして
制御部26からは接続された回線を介して確比信号が送
信され(ステップS4)、その後センタ計算機402か
らの受信があったかの判別がなされ(ステップS5)、
受信していないと判断されたとぎにはタイムアウトにな
るまでステップSの判別が繰返されることになる(ステ
ップ6)。
そしてステップSsにおいて受信したと判断されたとぎ
にはその受信内容が接続のgll他信号対応する応答信
号であるかの判別がなされ(ステップS7)、そうであ
る場合には該回線番号が前記制御部26内のメモリ26
aに記憶されてその回線番号の登録が行なわれる(ステ
ップSs )。なお、前記ステップS6においてタイム
アウトであると判断されたとき、又は前記ステップS7
において応答信号ではないと判断されたとぎにはエラー
表示かなされて(ステップS9 )当該登録型理が終了
される(エラーのときには係員が再度回線番号の登録処
理をやり直すことになる)。なお、保守送受信処理装置
403又は警備送受信処理装置4040回線番号を登録
する場合も上記センタ計算機402の回線番号を登録す
る処理と同様であるのでその詳細な動作説明を省略する
。このように本実施例装置によれば、回線番号の登録に
際しては極めて簡単な操作で正確な回線番号を登録する
ことができ、回線番号の誤登録によるトラブルを完全に
防止することができる。
次に顧客の操作に基づく取引時の動作を第11図(A)
〜(E)に示すフローチャートを中心にして説明する。
前記操作案内表示部4に「カード挿入」の表示が行われ
(ステップS10 )、その後前記顧客検出手段9から
の出力に基づいて顧客が装置に接近しているか否かの判
別が行われる(ステップ511)。顧客接近と判断され
たときにはセンター計算機402に対する回線の接続動
作が開始される(ステップ$12)。このように顧客の
接近に基づいて交換回線の接続を開始するので、センタ
計1402と交信を要するとぎにはじめて交換回線の接
続を開始する場合に比へ交換回線の接続完了までに要す
る待ち時間を短縮することができ、ひいては迅速な取引
を可能とする。
そしてカードが挿入されると(ステップ513)、その
内容がチェックされ(ステップ514)、チェックの判
別(ステップ515)の結果が好ましくないときには「
窓口へ」の表示か行われるとともに(ステップ516)
、交換回線の切断処理が行われる(ステップS17゜)
。なお「窓口へ」の表示が行なわれたときには顧客は窓
口へ行き係員に問い合わせることになる。上記ステップ
515の判別の結果が良好でおるとぎには「暗証番号投
入」の表示が行われ(ステップ520)、タイムアウト
かの判別(ステップ521)の結果タイムアウトと判断
されたときには前記カード出入り口6へのカードPの返
却(ステップ522)及び「カードを取出して最初から
やり直して下さい」の表示(ステップ523)が行われ
、その後顧客によってカードPが取出されると(ステッ
プ524)交換回線の切断処理が行われて(ステップ5
25)動作が終了される。また前記ステップS21の判
別の結果タイムアウトでないと判断されたときには次に
暗証番号投入かの判別か行われ(ステップ527)、暗
証番号が投入されるまでステップS21及びステップS
27の判別が、繰返される。
そして暗証番号が投入されたと判断されたときには第1
1図(B)に示すように投入されたカードPの磁気スト
ライプ302A、302B中の所定エリアから読取られ
た情報か顧客の暗証番号か或いはそれ以外の口座番号等
の特殊コードかの判別が行われる(ステップ828)。
この判別の結果特殊コードではないと判断されたときづ
゛なわら磁気ストライプ302A、302B中に暗証番
号が磁気記録されているときには該磁気ス[・ライプ3
02A、302Bから読み取られた暗証番号と顧客の操
作によって入力された暗証番号とが一致しているかの判
別か行われる(ステップS30  )。
また前記ステップS2[3の判別の結果特殊コードて必
ると判断されたときすなわち磁気ストライプ302A、
302B中には暗証番号は記録されておらず口座番号が
記録されているとぎには、先ず今回の暗証番号の照合が
第1回目の照合であるかの判別か行われ(ステップ53
1)、第1回目の照合でないときには前記ステップS3
0  に移行される。第1回目の照合であるときには「
交信中」の表示が行われるとともに(ステップ532)
、特殊コードたる口座番号と顧客の操作に基づいて入力
された暗証番号とをセンタ計暮1402に交換回線を利
用して送信処理しくステップ533)、次いで送信処理
された口座番号に基づいてセンタ計算機402て倹素さ
れた暗証番号及びこの暗証番号と送信処理された暗証番
号との照合結果をセンタ計算機402から交換回線を利
用して受信処理しくステップ534)、受信処理された
照合結果に基づいて顧客操作によって入力された暗証番
号か正しいかの判別が行われる(ステップ535)。そ
してこのステップS35の判別の結果、入力された暗証
番号が正しくないと判断されたときにはステップS34
によって受信信号をした正しい暗証番号を前記主制御部
26△内のメモリ26aに記憶する(ステップ536)
。このようにして記・巨された暗証番号は前記ステップ
331及びステップS30 を介して第2回目以降の暗
証番号の照合に供されることになるので(この場合のス
テップ3311  における暗証番号の照合はメモリ2
6aに記憶されている暗証番号と顧客の操作によって入
力された暗証番号との一致を判別するものである)、暗
証番号を照合する毎にセンタ計算機402との送受信を
行わずに済み、暗証の照合時間の短縮ひいては取引時間
の短縮を達成することができる。そして前記ステップ3
30  の判別結果がrNOJであるとき又はステップ
336の後には前記取消キー12Dの押下が判別される
(ステップ838)。この判別の結果取消と判断された
ときにはカードPの磁気ストライプ302A、302B
中の記憶エリアから読取られた取消回数を主制御部26
A内の取消カウンタ26bに置数してその値に1−1」
を加算しくステップ539)、次にこの取消カウンタ2
6bの値が所定値例えば「3」であるかの判別が行われ
る(ステップ540)。所定値ではないと判断されたと
ぎには取消カウンタ26bに記憶されている取消回数が
前記磁気ヘッド105A、105Bにてカードの記″應
エリアに記・臣されるとともにこのカードPが前記カー
ド出入口6へ返却され(ステップ$41)、さらに「カ
ードを取出して最初からヤリ直して下さい」の表示が行
われ(ステップ811+2)、その後顧客によってカー
ドPが取出されると(ステップ543)交換回線の切断
!2!X理が行われて(ステップ544)動作が終了さ
れる。また前記ステップ34o  において所定値であ
ると判断されたときにはカードの不正使用者が暗証M号
をランダムに入力しているとみなし、「窓口へ」の表示
(ステップ545)及び回線切断処理(ステップ546
)が行われて動作が終了される。なお不正使用者に対し
ては窓口において相当の処置がなされることになる。こ
のように取消回数が所定値に達したときには当該カード
Pでの取引を不可能にするのでカードの不正使用を確実
に防止することができる。
また前記ステップS3eにおいて取消しでないと判断さ
れたとぎには前記訂正キー12Cの押下回数に基づいて
エラー回数は3回であるかの判別が行われる(ステップ
$48)。エラー回数が3回であると判断されたときに
はカードPの磁気ストライプ302A、302B中G記
憶エリアから読取らねた有効性数を主制御部26A内の
有効性カウンタ26Cに置数してその値に「1」を加算
しくステップ549)、次にこの有効性カンウタ26C
の値が所定値例えば「2」であるかの判別が行われる(
ステップSsO)。所定値ではないと判断されたとぎに
は有効性カウンタ26cに記憶されている有効性数が前
記磁気ヘッド105A。
105BにてカードPの記憶エリアに記憶されるととも
にこのカードPが前記カード出入口6へ返却され(ステ
ップ551)、ざらに「カードを取出して最初からやり
直して下さい」の表示か行われ(ステップ352)、そ
の後顧客によってカードPが取出されるとくステップ5
53)交換回線の切断処理が行われて(ステップ554
)動作が終了される。また前記ステップSso  にお
いて所定値であると判断されたとぎにはカードの不正使
用者が暗証番号をランダムに入力しているとみなし、「
窓口へ」の表示(ステップ555)及び回線切断処理く
ステップ556)が行われて動作が終了される。なお不
正使用者に対しては窓口において相当の処理かなされる
ことになる。このようにエラー回数に基づいて記録され
る有効性数が所定値に達したときには当該カードPでの
取引を不可能にするのでカードの不正使用を確実に防止
することができる。また前記ステップ848においてエ
ラー回数が3回ではないと判断されたときには「訂正キ
ーを押してやり直して下さい」の表示が行われ(ステッ
プ5se)、その後@客によって訂正キーが押下される
とくステップ359)、第11図(A>に示すステップ
S20  に戻って再度暗証番号の入力が行われること
になる。
また前記ステップS30又はステップS35においてr
YEsJすなわち顧客によって入力された暗証番号は正
当であると判断されたときには第11図(C)に示すよ
うに「金額投入」の表示が行われる(ステップ5ao)
。その後顧客の操作によってキー入力が行われるとくス
テップ561)、入カキ−は万円キー12Eか否か(ス
テップ562)、照合キー12Bが否かくステップ86
3)又は訂正キー12Cか否か(ステップ564)の判
別が順次行われるとともにタイムアウトかの判別が行わ
れる(ステップ565)。上記ステップS62の判別の
結果万円キー押下と判断されたときに金額オーバーかの
判別が行われ(ステップ566)、オーバーしていると
きには(限度内でいれ直して下さい」の表示が行われて
(ステップ567)前記ステップ561に戻されるhス
テップ364において訂正キー押下と判断されたとき又
はステップSasにおいてタイムアウトでないと判断さ
れたときには前記ステップ361に戻される。またタイ
ムアウトであると判断されたとぎにはくステップ565
)、カード出入口6へのカードPの返却(ステップS7
0  )と「カードを取出して最初からやり直して下さ
い」の表示(ステップ571)が行われ、顧客によって
カードPが取出された後に(ステップ572)回線切断
処理が行われて(ステップ573)動作が終了される。
そして前記ステップ363において照合キー押下と判断
され又はステップ3ssにおいて金額オーバーをしてい
ないと判断されたときには第11図<D)に示すように
「交信中」の表示が行われ(ステップ375)、その後
顧客の操作によって入力されている情報等がセンタ計算
機402へ送信処理されるとともに(ステップ576)
、前記伝票処理機構部24B等を介して伝票への前印字
とエンボイスプリントとが行われるくステップ577)
。なお前印字においては、取引日2種目(普通預金又は
当座預金など)、取引種類(入金か出金か)、銀行番号
、支店番号9口座番号又は取引金額等が印字されること
になる。そしてセンタ計EiMN402からの受信処理
を行った後(ステップ878)、主制御部26Aは前記
センター計算11402からの情報に基づいて取引処理
時間を遅延するか否かを判断する(ステップ57ea)
そして、使用されたカードが例えば盗難登録されたカー
ドである場合には、取引時間を遅延すべく一定時間状態
を保つ(ステップ378b )。このように、不正使用
と判別されても従来のように異常辺埋(例えば取引不成
立の旨を表示してカードを回収する等の処理)として扱
わずに、単に取引時間を引き伸すように対処しているた
め、使用者にとっては盗難カードの使用か発覚したとは
認識されず、その場から立ち去るようなことがない。
この間に、警備部門等に連絡しくステップ378C)係
員を呼び出すようにすれば不正使用者を取り締ることが
可能となる。
取引処理を遅延しない場合には、センタ計算機402の
情報より取引成立の有無か判別される(ステップ579
)。取引不成立のときには、カート情報を特殊コードに
変更するか否かを判別しくステップ5soa)、カード
Pに暗証番号が記録されている場合にはこの暗証番号を
特殊コードに変更する(ステップ5eOb)。そして、
ざらに必要な場合にはその他のカード更新を行う(ステ
ップ5eoC)。尚、既に特殊コードが記録されている
場合にはステップ3Bobを経由セリ゛にステップeo
cを実行する。
このような特殊コードに変更されたカードPは、次回以
降の取引の際には暗証番号の照合を端末側の取引装置で
行わずにセンタ計算機402で行うようになる。尚、従
来は上記のような特殊コードを記録したカードPを発行
するに際して、使用者よりカードPを受領して別のカー
ド発行機により更新するか、又は新たなカードを発行し
て交換するようにしていた。このため、特殊コードを記
録したカードの再発行に要する費用がかかり、おるいは
再発行時間を要する等の問題がおったが、本実施例装置
はカード使用時に更新発行することにより上記問題を解
決することができる。
次に、このカード更新の際に磁気情報の書き込み異常等
の異常か発生したかの判別が行われる(ステップ581
)。異常が発生した場合にはセンタ計算機402との回
線切断処理が行われ(ステップ$82)保守警備といっ
た他部門に配置されている保守送受信処理装置403.
警備送受信処理装置404との回線が接続され(ステッ
プ583)、当該異常情報が送信された後に(ステップ
584)回線切断処理が行われる(ステップ585)。
このように異常が発生した場合には交換回線が自動的に
切換えられその異常情報か直接保守部門、警備部門へ送
信されるので、センタ計算機を介して行うよりも正確か
つ迅速に情報伝達を行うことができ、ひいては取引装置
の安全性と信頼性との向上に奇与することが可能である
。なお、ステップ385の後には第11図(E)に示す
エラー印字(当該異常情報を伝票に印字)が行われ(ス
テップ886)、係員による処理に委ねられることにな
る。また前記ステップ87Bにおいて取引成立と判断さ
れたときには累h1更新(装置自体で支払い高の累計を
更新)が行われ(ステップ5ee)、次に出金紙幣処理
機構部25による紙幣計数(ステップ389)を行うと
同時に、カード情報を特殊コードに変更するか否かを判
別しくステップ5soa)、以下取引不成立の場合のス
テップ5eob、ステップ90Cと同様にしてステップ
890Cを実行する。そして、上記ステップSes、5
soCにおいて前述の一;うなカード更新異常や紙幣詰
まり等の異常が発生したかの判別が行われる(ステップ
395)。異常が発生した場合にはセンタ計算機402
との回線切断処理が行われ(ステップ591)保守警備
といった他部門に配置されている保守送受信処理装置4
03、警備送受信処理装置404との回線が接続され(
ステップ392)、当該異常情報か送信された後に(ス
テップ593)回線の切断処理が行われる(ステップ5
s4)。このように異常が発生した場合には交換回線が
自動的に切換えられその異常情報が直接保守部門、警備
部門へ送信されるので、センタ計算機を介して行うより
も正確かつ迅速に情報処理伝達を行うことができ、ひい
ては取引装置の安全性と信頼性との向上に奇与すること
が可能である。なおステップSs4の後には前述と同様
に第11図(E)に示すエラー印字が行われ(ステップ
5es)、係員による処理に委ねられることになる。
そして前記ステップ5E11において異常無しと判断さ
れたときには第11図(E)に示すように後印字(取引
不成立の理由や未記帳件数はいくつ必るかなどのセンタ
訓偉機からの下り電文が印字される)が行われ(ステッ
プ596)、次に残高不足かの判別がなされる(ステッ
プS97>。残高不足ではないと判断されたときには「
窓口へ」の表示(ステップ$98)と回線切断処理(ス
テップ399)とが行われて動作が終了される。また残
高不足と判断されたときには「与信限度を超過」の表示
(ステップ51ao)とカードPの返却動作(ステップ
5101)と「カードを取出して下さい」の表示(ステ
ップ5101)とが順次行われ、顧客によってカードP
が取出された後に(ステップ3103)回線切Ifi%
理が行われて(ステップSl o a )動作が終了さ
れる。また第11図(D)に示すステップS95におい
て異常無しと判断されたときにはカード、現金及びレシ
ートが放出されるとともに(ステップ3106)、後印
字(残高、今日の回番目の取引がという通番。
取扱い時間、未記帳件数がいくつあるがといったセンタ
計算機からの下り電文及び取扱い年月日などが印字され
る)が行われ(ステップS113 )、かつ「ありがと
うございました。カード、現金等を取出して下さい」の
表示が行われ(ステップ5107)タイムアウトかの判
別がなされる(ステップ51oe’)。タイムアウトに
なる前にカード焼金等が取出されたと判断されたとぎに
は(ステップSt Q 9 )回線切断処理が行われて
(ステップ51xoi動作か終了される。またステップ
8108においてタイムアウトになったと判断されたと
きには顧各によって取出されなかった現金が回収され(
ステップ5111)その旨のエラーが印字がなされて(
ステップ886)係員処理に委ねられることになる。
なお上記実施例は一例であり本発明の要旨の範囲内にお
いて種々の変形実施が可能であることは言うまでもない
。また上記実施例では取引装置として銀行等で使用され
る自動支払機の例を挙げたが、これに限定されるもので
はなく種々の物品を販売する物品販売装置等の他の取引
装置にも本発明を適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば盗難カード等にJ
こり不正に利用された疑いか市ると中央処理装置が判断
したときには、中央処理装置の指示に基づき取引処理時
間を遅延させることができ、不正使用者に不信を抱かせ
ることなくその場に引き止めることができる。従って、
不正使用者を確実に取り締まることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の取引装置を適用した一実施例装置を示
す斜視図、第2図は同装置の操作案内表示部の正面図、
第3図は同装置全体の内部レイアウトを示す斜視図、第
4図はカード処理1iI構部及び伝票処理機構部の側面
断面図、第5図(A)。 (B)は取引媒体の表面を示す説明図、取引媒体の裏面
を示す説明図、第6図は伝票処理機構部の正面断面図、
第7図は紡錘形ローラの詳細な斜視図、第8図は出金紙
幣処理機構部の側面IIf′I面図、第9図は同装置の
構成ブロック図、第10図は係員の操作に基づいて回線
番号を登録するときの動作を示すフローチャート、第1
1図(A>、(B)、(C)、(D>、(E)は顧各の
操作に基づく取引時の動作を示すフローチャートでおる
。 12A・・・操作入力手段、26A・・・制御手段、2
6B・・・送信手段、受信手段、 105A、105B・・・読取手段、 402・・・中央処理装置。 代理人 弁理士 則  近  憲  佑同      
大   胡   典   夫CB)    7P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央処理装置に接続され、利用客の操作に基づい
    て取引を行う取引装置であつて、暗証番号を操作入力す
    る操作入力手段と、IDカードの情報を読み取る読取手
    段と、前記操作入力手段及び読取手段を介して収集した
    情報を前記中央処理装置へ送信する送信手段と、中央処
    理装置からの取引成立又は不成立の情報を受信する受信
    手段と、この受信手段を介して取引成立の指示を入力し
    た際には取引を実行制御する制御手段とを具備する取引
    装置において、前記中央処理装置は前記IDカード毎に
    暗証番号とカード使用の有効、無効の情報とを記憶して
    、前記送信手段より送信された情報に基づき暗証番号の
    照合と不正使用の有無の判断とを行うものであり、前記
    制御手段は中央処理装置から不正使用であるとの指示を
    入力した際には取引時間を遅延制御すべく構成されたこ
    とを特徴とする取引装置。
  2. (2)中央処理装置は、カード使用の有効、無効の情報
    として盗難カードであるか否かを記憶するものである特
    許請求の範囲第1項に記憶の取引装置。
  3. (3)制御手段は、暗証番号が記録されたIDカードの
    使用によつて取引が行なわれた際には、暗証番号を特殊
    コードに変更してIDカードの更新発行を行うべく制御
    し、次回以降の取引の際には前記特殊コードの読み取り
    によつて暗証番号の照合を前記中央処理装置で行うよう
    にしたものである特許請求の範囲第1項に記載の取引装
    置。
JP60214932A 1985-09-30 1985-09-30 取引装置 Pending JPS6275788A (ja)

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JP60214932A JPS6275788A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 取引装置

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JPS6275788A true JPS6275788A (ja) 1987-04-07

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ID=16663958

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6610576B2 (en) 2001-12-13 2003-08-26 International Business Machines Corporation Method for forming asymmetric dual gate transistor
JP2006302221A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fujitsu Ltd 口座不正使用防止装置

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