JPH0410663B2 - - Google Patents

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JPH0410663B2
JPH0410663B2 JP14333983A JP14333983A JPH0410663B2 JP H0410663 B2 JPH0410663 B2 JP H0410663B2 JP 14333983 A JP14333983 A JP 14333983A JP 14333983 A JP14333983 A JP 14333983A JP H0410663 B2 JPH0410663 B2 JP H0410663B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は交換回線を利用して選択的に中央処理
装置に接続可能な取引装置に関するものである。
(従来の技術) この種の取引装置としては例えば銀行等で使用
される自動支払装置を挙げることができ、中央処
理装置例えばセンタ計算機と交信することにより
取引の成否に関する情報を送受信するようになつ
ている。ところでこの種の装置は多くは回線費用
節約のために交換回線を利用してセンタ計算機と
交信するものであり、そのため自動取引装置はセ
ンタ計算機に回線を接続するための回線番号を記
憶している。
(従来技術の課題) しかしながら従来装置に記憶されている回線番
号(センタ計算機との接続用)は予め定められた
ものであり、回線番号を変更する余地は全く無
く、予め記憶されている回線番号が誤つているよ
うな場合には取引処理に際してトラブルが続出す
るという問題があつた。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、交換回線を利用して選択的に中央処理装置に
接続可能な取引装置において、回線番号を入力す
る入力手段と、この入力手段から入力された回線
番号により前記中央処理装置との間で回線接続処
理を行うとともに、中央処理装置との間の回線接
続の確認を行い接続成立と確認したときの回線番
号を登録保持する制御部とを有するものである。
(作 用) 本発明によれば、入力手段から入力された回線
番号により中央処理装置との間の回線接続を行
い、実際に接続成立のときの回線番号を登録保持
するようにしたものであるから、実際に接続可能
な正確な回線番号を登録でき、誤登録によるトラ
ブルが無くなる。また、回線番号の登録操作も簡
単で、その変更も極めて簡略に行うことができ
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の取引装置における回線接続方
式を適用した一実施例装置を示す斜視図、第2図
は同装置の操作案内表示部の正面図、第3図は同
装置全体の内部レイアウトを示す斜視図、第4図
はカード処理機構部及び伝票処理機構部の側面断
面図、第5図A,Bは取引媒体の表面を示す説明
図、取引媒体の裏面を示す説明図、第6図は伝票
処理機構部の正面断面図、第7図は紡錘形ローラ
の詳細な斜視図、第8図は出金紙幣処理機構部の
側面断面図、第9図は同装置の構成ブロツク図で
ある。
本実施例装置は取引媒体例えば顧客の口座番号
や契約者氏名等の情報が記憶されているキヤツシ
ユカードを利用して自動的に預金を引き出すこと
のできるものであり、先づ実施例装置たる取引装
置の外観構成について説明する。第1図において
1で示すものは取引装置の筐体であり、2で示す
ものは詳細を後述するように紙幣収納庫のセツ
ト、伝票セツト等の操作を行なうときに使用する
上蓋である。この上蓋2の正面の斜面部3には顧
客と対話するための操作案内表示部4が設けられ
ている。また、筐体1の最前部5には表面、裏面
又は両面に種々の情報が記録されているキヤツシ
ユカード(以下単にカードともいう)を出し入れ
するカード出入口6と所定の紙幣が放出される紙
幣出口7とが図示左右に振り分けられて設けられ
ている。尚、図において8で示すものは上蓋2を
ロツクするためのキーである。また前記カード出
入口6の上方にはレシートが放出されるレシート
出口134が設けられている。
次に第2図を参照して前記操作案内表示部4の
具体的構成を説明する。図示左上の11は取扱い
中表示器で、「お取扱中」が点灯しているときに
操作可能を示すものである。図示右側の12はテ
ンキーを含むキーボードで、金額や顧客の識別の
ために付与された識別情報である暗証例えば暗証
番号などの投入を行なう数値キー12A、残高照
合キー12B、訂正キー12C、取り消しキー1
2D、「万円」キー12Eとによつて構成されて
いる。このキーボード12の上部には金額表示器
13、残高表示器14、係員呼出キー15が設け
られている。案内部は図示左端中間部から直線上
に延在し、途中から斜上りで前記金額表示器1
3、残高表示器14及び係員呼出キー15を含ん
で図示右端から左端に至るストライプライン16
が印刷されており、図示左側の直線部分にはスト
ライプライン16に沿つて順次カード挿入案内欄
17A、取引選択案内欄17B、暗証番号案内欄
17C、金額案内欄17D、カード受取案内欄1
7E、紙幣受取案内欄17Fが枠状に設けられて
いる。16Aは操作方向を示す矢印である。ここ
で、前半の4種類の案内欄17A〜17Dは入力
用案内欄21Aであり、後半の2種類の案内欄1
7E,17Fは受取用案内欄21Cであり、両者
は交信中案内欄21Bを介して連結されている。
そして、前記枠状の案内欄17A〜17Fはスト
ライプライン16を中心に上下に分割されてお
り、上方域が正常操作案内、下方域19A〜19
Eが異常操作案内を示すようになつており、スト
ライプライン16中にそれぞれ上下の状態を示す
Δ印のLED18、▽印のLED20を設け、いず
れかを点灯させることによつて顧客に操作状況を
知らせるようになつている。前記交信中案内欄2
1Bは列状に分割配置された4個のLED22に
よつて構成されており、装置とホストコンピユー
タとの交信中にこれら4個のLED22を順次点
滅させて交信の進行状況を顧客に知らせるように
なつている。更に図示中間部下方には「最初から
やりなおして下さい」、「窓口へお問い合わせくだ
さい」「係員がまいります」等の異常処理状況を
顧客に知らせるためのLED23が上下に分割配
置されている。尚、ストライプライン16中の
LED18,20のうち、正常操作を示すΔ印の
LED18は例えば緑色LEDとし、異常操作を示
す▽印のLED20は例えば赤色LEDとして両者
間の区別を一層明確にしている。
上記操作案内表示部によれば、ストライプライ
ン16内に操作方向を示す矢印16Aを設け、こ
れに沿つて案内欄17A〜17Fを設け、取引選
択案内欄17Bを除く各欄には正常、異常を示す
Δ印、▽印のLEDを設けたので操作が容易とな
ると共に顧客にとつてきわめて分り易いものとな
る。特に△印のLEDと▽印のLEDを前述のよう
に色分けすることによつて更に分り易くなり誤操
作を防ぐことができる。また、取引選択案内欄1
7Bのストライプラインを介した下方には、カー
ドが挿入された場合に顧客の希望する取引を行な
うための選択キー40があり、カードの表面(A
面)の選択キー40Aとカードの裏面(B面)の
選択キー40Bが取付けてある。また、交信中案
内欄21Bを境にして入力用案内欄21Aと受取
用案内欄21Cとを区分けしているので取扱いが
便利であり、特に交信中の表示時に4個のLED
22を順次点滅させるようにしているが、通常は
この種装置ではこのタイミングで出金紙幣の用意
及び伝票処理を同時に行なうようにしており、時
間がかかるので、このときの処理状況を知らせる
のはきわめて有効である。また、表示器である
LEDは細いストライプライン16内に設置され
るためプリント基板等の占有面積を小さくするこ
とができ、安価な装置となる。尚、前述のように
交信中に4個のLEDを順次点滅させる場合に限
らず、1個のLEDを点滅させるようにしてもよ
い。
次に、本実施例装置全体の内部レイアウトを第
3図に基づいて説明する。前記上蓋2は筐体1に
対してほぼ90゜拡開できるようになつていて、第
1図に示すカード出入口6に対応する奥部にはカ
ード出入口6に投入されたカードを処理するカー
ド処理機構部24Aが設けられ、さらにその奥部
には取引記録を行うとともに領収書の発行を行う
伝票処理機構部24Bが設けられている。また第
1図に示す紙幣出入口7に対応する奥部には取引
紙幣放出などを行うための出金紙幣処理機構部2
5が設けられている。そしてこの出金紙幣処理機
構部25には取引用の紙幣などが収納されている
紙幣収納庫200が設けられている。この紙幣収
納庫200は、前記上蓋2が第3図に示すような
開状態のときに筐体1の上方から着脱できる配置
となつている。したがつて本取引装置が店舗カウ
ンタ上などに置かれて使用される場合でも係員は
紙幣収納庫200の着脱を取引装置の上方で行う
ことができ、このため係員は無理のない姿勢で紙
幣収納庫200の着脱ができ、装置の操作性は著
しく向上することになる。なお、筐体1内部の背
面部側には上記各部の制御を司る制御部26が設
けられている。また前記上蓋2は図示しないヒン
ジを介して筐体1に開閉自在に取付けられてい
て、開状態では図示しないストツパによつて保持
されるように構成されている。
次に第4図及び第5図A,Bをも参照しながら
前記カード処理機構部24Aの詳細な構成を説明
する。前記カード出入口6からその内方へ向かい
投入されたカードの表裏面を案内支持するガイド
対G1が筐体1内に配置され、更にこのガイド対
G1に支持されたカードをガイド対G1に沿つて挾
持搬送する第1の搬送ローラ対103、第2の搬
送ローラ対104A、第3の搬送ローラ対104
B、第4の搬送ローラ対108及び第5の搬送ロ
ーラ対110が設けられて取引媒体搬送手段(以
下単にカード搬送部ともいう)L1が構成されて
いる。そしてこのカード搬送部L1のカード出入
口側には発光ダイオードと受光素子で構成される
第1の検知器100が配置され、前記第2の搬送
ローラ対104Aの手前にも発光ダイオードと受
光素子からなる第2の検知器106が設けられて
いる。また、カード搬送部L1の側部下方にはカ
ードが投入された時の信号(例えば第1の検知器
100からの信号)で動作するソレノイド101
が配置されており、そのプランジヤーの先端には
通常時はカード出入口経路を閉じ、ソレノイド1
01の動作によつて下降してカード出入口経路を
開くシヤツタ102が設けられている。更に搬送
されてくるカードから取引情報例えば磁気情報の
読取り書き込みが可能な第1の磁気ヘツド105
Aが前記第2の搬送ローラ対104Aの軸(図示
せず)方向に沿いかつ前記ガイド対G1によつて
形成される搬送路Rcの上側に位置して設けられ
ていて、搬送されてくるカードの上面から磁気情
報を読取るように構成されている。また同様に前
記第1の磁気ヘツド105Aを通過して搬送され
てくるカードから取引情報例えば磁気情報の読取
り書き込みが可能な第2の磁気ヘツド105Bが
前記第3の搬送ローラ対104Bの軸(図示せ
ず)方向に沿いかつ前記ガイド対G1によつて形
成される搬送路Rcの下側に位置して設けられて
いて、搬送されてくるカードの下面から磁気情報
を読取るように構成されている。そして上記のよ
うにして設けられた第1の磁気ヘツド105Aと
第2の磁気ヘツド105Bとの間隔は、搬送方向
に沿つたカードの長さよりも大きく設定されてい
る。したがつて第2の磁気ヘツド105Bによつ
てカードから磁気情報を読取る場合には既にカー
ドは第1の磁気ヘツド105Aを通過しているの
で、カードが第2の磁気ヘツド105Bに突入
(すなわちカードが第3の搬送ローラ対104B
のニツプ部に突入)する際にカードに作用される
衝撃の影響により生ずる第1の磁気ヘツド105
Aの読取不安定状態を完全に防止することができ
る。そしてカード搬送部L1の後方には前記第4
の搬送ローラ対108と第5の搬送ローラ対11
0との間に位置して発光ダイオードと受光素子と
からなる第3の検知器109が設けられている。
尚、筐体1の最前部5と第1の搬送ローラ対10
3の中心との距離lはカードの長手方向の長さ以
上に構成され、カードの先端が常に凹部5A内に
位置するようになつている。また前記カード搬送
部L1の駆動系はパルスモータ111と搬送ロー
ラ103,104A,104B,108,110
にパルスモータ111からの駆動力を伝達するた
めのタイミングプーリ群112及びタイミングベ
ルト群113からなる伝達手段によつて構成され
れている。
ここで本実施例装置に使用するカードを第5図
A,Bをも参照して説明する。各図においてPで
示すものは表面、裏面又は両面に異なる取引情報
が記録されている取引媒体例えば現在日本国内で
利用されている金融業界及びクレジツト業界の2
種類の規格の磁気情報面を有するカードである。
これは、第5図Aに示すように樹脂などでできた
カード基板301の表面には金融業界で使用され
るJIS−B−9560の型に準拠する1条の磁気ス
トライプ302Aが形成され、さらに第5図Bに
示すようにカード基板301の裏面にはクレジツ
ト業界で使用されるJIS−B−9560の型に準拠
する3条の磁気ストライプ302Bが形成されて
いる。なお上記両磁気ストライプ302A,30
2Bは、前記両磁気ヘツド105A,105Bを
介して種々の磁気情報の書き込み消去が可能にな
つていて、図示はしないが顧客の操作によつて前
記テンキー12Aから入力された暗証番号が当該
顧客の正当な暗証番号でない場合に押下された前
記取消キー12Dの押下回数(取消回数)が更新
可能に記憶される記憶エリアと、一回の取引中に
当該顧客にとつて正当でない暗証番号が3回入力
される毎に1が加算される有効性数が更新可能に
記憶される記憶エリアとを備えている。またこの
カードPの表面には契約銀行支店番号、顧客の口
座番号などの可視状報がカード基板上で凹凸形成
されたエンボスマーク301Aが施されている。
次に伝票処理機構部24Bの詳細な構成を第4
図、第6図及び第7図をも参照しながら説明す
る。第6図において119で示すものは伝票収納
箱であり、取引内容等を記録した伝票Rが立設配
置されている。伝票RはレシートR1と押圧転写
が可能なジヤーナルR2とが二枚重ねで折たたま
れており、この伝票Rの両端には長手方向に沿つ
て等間隔で複数のスプロケツトホール(図示せ
ず)が設けられていて、伝票収納箱119の開口
部上方に設けられたスプロケツトホイール120
Aのスプロケツトに係合して搬送される。そして
前記スプロケツトホイール120Aの上方には印
字ヘツド122を備えた印字装置121が設けら
れており、この印字ヘツド122の先端に対向配
置されたプラテン123との間に伝票Rを挾んで
印字を行なうようになつている。プラテン123
の隣りには伝票RをレシートR1とジヤーナルR2
とに分離する分離板124が設けられている。そ
して分離板124によつて分離されたレシート
R1側にはこのレシートR1を取引毎にミシン目r1
(第7図参照)に沿つて裂断する裂断装置300
が設けられている。この裂断装置300は、レシ
ートR1を挾持搬送する第1の挾持搬送手段たと
えば第1の分離ローラ対125A,125B(1
25Aは駆動ローラで、125Bはピンチローラ
である)と、この第1の分離ローラ対125A,
125Bと離隔し(本実施例の場合にはレシート
R1に形成されているミシン目r1のピツチよりも狭
い間隔で離隔し)かつ挾持搬送速度が前記第1の
挾持搬送手段125A,125Bによる搬送速度
とは相対的に異ならせることができる第2の挾持
搬送手段例えば第2の分離ローラ対128A,1
28B(128Aは駆動ローラであり、128B
はピンチローラである)と、第7図にも示すよう
に前記第1の挾持搬送手段125A,125Bと
第2の挾持搬送手段128A,128Bとの間に
通されたレシートR1の搬送方向に交差する方向
の少なくとも一部に接触する接触面を有するガイ
ド部材例えば中央部に接触しこの接触面1301
Aの両側においてはレシートR1から離隔してい
る非接触面1301Bを有していてレシートR1
に作用される張力の増大にしたがつてレシート
R1を前記接触面近傍でレシートR1の搬送方向に
交差する方向に折曲させる紡錘形ローラ1301
とによつて構成されている。なお第1の分離ロー
ラ対125A,125Bと第2の分離ローラ対1
28A,128Bとの間にはレシートR1を案内
する一対のガイド板127が設けられている。そ
して前記第2の挾持搬送ローラ対128A,12
8Bの先行には切断されたレシートR1の搬送方
向を180゜変換する湾曲ガイド129が設けられ、
この湾曲ガイド129に案内されたレシートR1
は搬送ベルト130とターンガイド対131とに
よつて強制的に90゜搬送方向の変換がなされ、装
置の正面方向へ搬送されるように構成されてい
る。そして前記ターンガイド対131によつて方
向変換されたレシートR1を前記レシート出口1
34へ搬送するため、レシートを挾持搬送する排
出ベルト系132,133が設けられている。な
お、この排出ベルト系133中には排出されるレ
シートR1を光学的に検知するレシート検知器1
50が設けられている。また前記分離板124に
よつて分離されたジヤーナルR2側にはジヤーナ
ル用ガイドローラ126が設けられていて、その
先方には前記カード処理機構部24Aを介して搬
送されてきたカードPのエンボスマーク301A
をジヤーナルR2に押圧転写するエンボスインプ
リンタ135が設けられている。このエンボスイ
ンプリンタ135は、先ず前記カード処理機構部
24AのガイドG1によつて形成されるカードの
搬送路の上方に一対のジヤーナルガイド151が
離間して配置されジヤーナルR2の搬送路が構成
されている。そして前記シヤーナルガイド151
の間には可撓性を有する薄板(例えば厚さ0.1mm
〜0.2mm程度のポリエステルシート又は厚さ50μm
程度のバネ鋼板)151Aが取付けられていて、
搬送されてくるジヤーナルR2はこの薄板151
AとカードPとの間に位置することができるよう
になつている。そしてこの薄板151Aの上方で
あつて前記ジヤーナルガイド151の間隙に位置
する上方には回転可能にホルダ135Aに枢支さ
れたエンボスローラ(例えば外周面はゴム製であ
る)115が設けられている。そしてこのホルダ
135Aには第4図にも示すようにリードスクリ
ユーナツト142が嵌着されているとともにこの
リードスクリユーナツト142にはリードスクリ
ユー軸114が回転可能に嵌合され、このリード
スクリユー軸114が正逆転することによりエン
ボスローラ115はホルダ135Aとともにカー
ドPの搬送方向に沿つて往復移動するように構成
されている。なお第4図において117,118
で示すものは前記ホルダ135Aの位置を検出す
るホルダ位置検出器であり、前記リードスクリユ
ー軸114の長手方向に沿つた両端側に設けられ
ている。そして上記エンボスインプリンタ135
の先方にはカードPの内容がプリントされたジヤ
ーナルR2を案内して方向変換する方向変換ガイ
ド136と、方向変換されてきたジヤーナルR2
を巻取るジヤーナル巻取装置137とが設けられ
ている。なお第6図において138で示すものは
ジヤーナルR2の切断を光学的に検知するための
ものであり、ジヤーナルR2を挾んで対向配置さ
れたジヤーナル切断検知器である。
ここで上記伝票処理機構部24Bの駆動系の構
成について第4図及び第6図をも参照しながら説
明する。伝票送り用の駆動モータ(パルスモー
タ)139は伝票収納箱119の下側部に取付け
られており、この駆動モータ139の回転軸に設
けられたタイミングプーリ139A、ジヤーナル
巻取装置137の回転軸に設けられたタイミング
プーリ137A、前記スプロケツトホイール12
0Aの回転軸に設けられたタイミングプーリ12
0B、分離ローラ125Aの回転軸に取付けられ
たタイミングプーリ(図示せず)、ジヤーナル用
ガイドローラ126の回転軸に取付けられたタイ
ミングプーリ(図示せず)及びその他のアイドル
タイミングプーリIPの間に張架されたタイミン
グベルト140によつてパルスモータ139の駆
動力が伝達されるようになつている。尚、第4図
においてジヤーナル巻取装置137の右側に設け
られているトルクリミツタ141は巻取速度が速
くなるとスリツプして円滑な巻取を行なうように
作用する。またレシート搬送用の駆動モータ14
5が印字装置121の近傍に設けられていて、こ
の駆動モータ145の回転軸に取付けられたタイ
ミングプーリ147B、前記第2の挾持搬送ロー
ラ対128A,128Bの一方のローラ128A
の軸に取付けられたタイミングプーリ(図示せ
ず)、タイミングプーリ147A及びアイドルタ
イミングプーリIPの間に張架されたタイミング
ベルト146によつて駆動モータ145の駆動力
が伝達されるようになつている。また前記エンボ
スインプリンタ135のリードスクリユー軸11
4を回転駆動してエンボスローラ115を第4図
の左右方向へ往復移動させるためにリードスクリ
ユー軸用の駆動モータ116が第6図に示す前記
伝票送り用の駆動モータ139の右側に設けられ
ていて、この駆動モータ139の回転軸に取付け
られたタイミングプーリ116Aと、リードスク
リユー軸114に取付けられたタイミングプーリ
114Aとの間に張架されたタイミングベルト1
43によつて駆動モータ139の駆動力が伝達さ
れるようになつている。なお、第6図に示す前記
タイミングプーリ147Aの回転は例えばベベル
ギア対のような回転伝達方向を90゜変換する回転
伝達方向変換機構(図示せず)を介して第4図に
示すドライビングプーリ147Cに伝達されるよ
うになつていて、この回転はアイドルプーリ14
7D群とタイミングベルト149を介して前記排
出ベルト系133の駆動ローラ148に伝達さ
れ、前記排出ベルト系132,133の駆動に供
されるようになつている。
次に上述のように構成したカード処理機構部2
4Aと伝票処理機構部24Bとの作用効果につい
て説明する。カードPをカード出入口6から挿入
すると、発光ダイオードと受光素子で構成される
第1の検知器100でカードPを検知してソレノ
イド101に通電してシヤツタ102を開ける。
さらにカードPを押し込むと搬送ローラ対103
が回転し、カードPをカード搬送部L1に沿つて
搬送し、さらに第2の搬送ローラ対104Aで搬
送されるが、その搬送されるカードPがJIS−B
−9560の型に準拠するものならば(カードの表
面に磁気情報がある)、上部の第1の磁気ヘツド
105AでそのカードPの磁気情報が読み取られ
る。一方、搬送されるカードPがJIS−B−9560
の型に準拠するものならば(カードの裏面に磁
気情報がある)、上部の第1の磁気ヘツド105
Aに何も作用することなく通過し、さらに奥側の
第3の搬送ローラ対104Bで搬送されながら下
部の第2の磁気ヘツド105BでそのカードPの
磁気情報が読み取られる。更に搬送されるカード
Pが第5図A,Bに基づいて説明したように表裏
両面に各々異なる取引情報が記録されているもの
ならば、第1の磁気ヘツド105A及び第2の磁
気ヘツド105Bでカードの表裏両面の磁気情報
が順次読み取られる。このようにしてカードPの
表面、裏面又は両面から磁気情報を読み取る場
合、前記第1の磁気ヘツド105Aと第2の磁気
ヘツド105Bとの間隔は、搬送方向に沿つたカ
ードの長さよりも大きく設定されているので、第
2の磁気ヘツド105Bによつてカードから磁気
情報を読取る場合には既にカードは第1の磁気ヘ
ツド105Aを通過しており、カードが第2の磁
気ヘツド105Bに突入(すなわちカードが第3
の搬送ローラ対104Bのニツプ部に突入)する
際にカードに作用される衝撃の影響により生ずる
第1の磁気ヘツド105Aの読取不安定状態を完
全に防止することができる。なおカードPの両面
から磁気情報が読取られたときは前記操作案内表
示部4での取引指示を介して顧客の希望する取引
情報のみが読み出されるようになつている。カー
ドPが正しく読めるとカードPの搬送が続行さ
れ、第3の検知器109でカードPの位置が検知
され、所定位置P1(第4図参照)で一旦停止す
る。このようなカードPの搬送は前述のようにパ
ルスモータ111を駆動源として行なうので、パ
ルス数の制御によつてカードPの停止位置が保障
される。一方、伝票Rは二枚重ねで折りたたまれ
ており、スプロケツトホイール120Aで引出さ
れて印字装置121の印字ヘツド122とプラテ
ン123との間に導びかれて二枚重ねのまま印字
される。印字装置121を通過した伝票Rは分離
板124で顧客に渡すレシートR1と、取引時の
記録として巻取られるジヤーナR2とに分離され、
レシートR1は第6図に示す第1の分離ローラ対
125A,125Bから第2の分離ローラ対12
8A,128Bへと搬送される。そしてレシート
R1が第2の分離ローラ対128A,128Bに
到達して挾持された直後に伝票送り用の駆動モー
タ139が停止され第1の分離ローラ対125
A,125B対の回転が停止される一方、前記レ
シート搬送用の駆動モータ145は停止されず前
記第2の分離ローラ対128A,128Bは回転
駆動され続ける。するとレシートR1に作用され
る張力が徐々に増大し、増大するにつれてレシー
トR1は前記紡錘形ローラ1301の接触面13
01A近傍すなわち第7図に示すようにレシート
R1のほぼ中央部で搬送方向に交差する方向にく
の字形に折曲され、レシートR1に作用される張
力はレシートR1の搬送方向に交差する方向によ
つて不均一となり、レシートR1の短手方向のほ
ぼ中央部で最大となる。このため第7図に示すよ
うにレシートR1のミシン目r1はその折曲部近傍で
裂け始め全体がミシン目r1に沿つて裂断されて当
該取引に関するレシートR1は単票化される。そ
して裂断されたレシートR1は前記湾曲ガイド1
29、ターンガイド対131及び排出ベルト系1
32,133などを介してレシート出口134へ
放出されることになる。このようにレシートR1
は単票化する場合には従来のようなカツタ(固定
刃や移動刃など)を用いないので、レシートを単
票化するための構造を簡素化できるとともに、カ
ツタとの接触によるレシート詰まりを防止でき、
しかも定期的なカツタの交換が不要となりメンテ
ナンスの容易化をも達成できる。他方、分離板1
24で分離されたジヤーナルR2はカードPのエ
ンボス部分であるエンボスマーク301A(第6
図参照)を押圧転写するエンボスインプリンタ1
35でエンボスプリントされた後ジヤーナル巻取
装置137に巻取られる。ここで、前述したカー
ドPは所定位置P1で一旦停止していたが、この
位置がエンボスプリント位置である。本装置のエ
ンボスインプリンタ135にあつては、第6図に
示すようにジヤーナルガイド151の間に前記薄
板151Aが設けられエンボスインプリンタ13
5内のジヤーナルR2は全面で案内されるように
なつているので、搬送されてくるジヤーナルR2
が両ジヤーナルガイド151の間隙部分で詰まつ
たり損傷したりすることを完全に防止することが
でき、しかもエンボスプリント時にはエンボスロ
ーラ115とジヤーナルR2との間に前記薄板1
51Aが介在されているので、エンボスマーク3
01Aの上端面に高低差があつても薄板151A
はその可撓性によりエンボスマーク301Aの高
低差に追従して撓み、エンボスローラ115から
の押圧力はジヤーナルR2に均一に作用され鮮明
なエンボスプリント(押圧転写)を実現すること
ができる。このカードの放出時には前述した場合
の逆をたどつてカード出入口6から放出される。
また、カードPの磁気内容を読み取つた結果カー
ドPが有効性を失つているときはカードPを回収
することになる。この場合には第4図において位
置P1まで搬送されたカードPは前記パルスモー
タ111の駆動によりさらに先方へ搬送され回収
用シユート144上を滑動し集積される。ところ
で回収されずにカード出入り口6に戻されたカー
ドPの先端は前述のように常に筐体1の最前部5
よりも内方の凹部5A(第4図参照)上に位置す
ることになるので顧客の身体に衝突せず、従つ
て、カードの損傷事故が生じたりするような不都
合は全くない。
次に第8図を参照して前記出金紙幣処理機構部
25の構成を詳細に説明する。同図において20
0で示すものは、紙幣収納箱であり第3図に基づ
いて説明したように前記上蓋2が開状態のときに
筐体1の上方から着脱できる位置に配置され、さ
らに筐体1に対する紙幣収納庫200の位置決め
保持を達成するため紙幣収納庫200を筐体1に
着脱可能に係止する係止具(図示せず)が例えば
紙幣収納庫200の下方に位置する筐体1内に取
付けられている。またこの紙幣収納庫200は顧
客に払出す紙幣を収納する払出し紙幣収納部20
0Aとリジエクト紙幣(2枚一度に取出された紙
幣や偽券など)或いは顧客が取忘れて回収される
べき紙幣などを収納する回収紙幣収納部200B
とが一体に構成されている。すなわち、払出し紙
幣収納部200Aは紙幣収納庫の筐体200aの
上段に形成されていて、紙幣の長手方向が横にな
るようにして複数枚の紙幣群Q1が立設配置され
ており、紙幣群Q1の最後部(図示右側)は付勢
されているバツクアツプ板200Cによつて押圧
され最前部(図示左側)には1回転毎に1枚づつ
紙幣を取出す取出しローラ201が配置されてお
り、この取出しローラ201の回転駆動によつて
紙幣が紙幣放出口200bに放出されるように構
成されている。また前記回収紙幣収納部200B
は、紙幣収納庫の筐体200aの下段の前方に形
成されていて、紙幣収納口200dに搬送されて
きた紙幣を内部に取込む取込みローラ対200D
が設けられて構成されている。また回収紙幣収納
部200Bに回収された紙幣の量を検出するため
に、内部に回収され積層されている紙幣の最上表
面に当接する接触端229Aを有し、前記紙幣収
納庫の筐体200aに回動自在に枢支された可動
部材例えばアクチエータ229と、このアクチエ
ータ229の他端部に形成されている検出端22
9Bを光学的に検出するものであつて筐体1に固
定配置された検出器(検出端を挾む位置に発光素
子と受光素子とが対向配置されている)230D
とが設けられている。特に前記アクチエータ22
9は紙幣収納庫の筐体200aに設けられ、検出
器230Dは装置の筐体1に固定配置されている
ので、これらは回収紙幣量の検出を行えるだけで
はなく紙幣収納庫200の装着状態(例えば本実
施例装置の使用開始時における紙幣収納庫の装着
の有無や盗難などによる収納庫異常)をも検出す
ることができるものである。なお前記取出しロー
ラ201を駆動するために筐体1には駆動モータ
219が取付けられていて(紙幣収納庫の筐体2
00aにはこの駆動モータ219との干渉を回避
するために逃げ切欠200eが形成されている)、
この駆動モータ219の軸に取付けられたタイミ
ングプーリ220Aの回転がタイミングベルト2
20Cを介してドライブプーリ220Bに伝達さ
れ、このドライブプーリ220Bの回転がこのプ
ーリ220Bの回転軸に取付けられた図示しない
スパーギアと前記取出しローラ201の回転軸に
取付けられかつ前記図示しないスパーギアに噛合
するドライブギアとによつて取出しローラ201
に伝達されるようになつている。
そして前記払出し紙幣収納部200Aから1枚
づつ取り出された紙幣の送出側にはローラ群とベ
ルトとによつて構成された1枚搬送部202が設
けられており、この一枚搬送路202は前記駆動
モータ219の回転軸に取付けられたタイミング
プーリ220Eに掛けられたベルト220Dを介
して駆動されるようになつている。また、この搬
送路202上には厚みを検出することにより重ね
取り出しを検知する重ね取り出し検知器204が
設けられ、さらに、送出されてくる紙幣を計数す
る計数用検知器205が設けられている。一枚搬
送路202の先方には一時集積部203が設けら
れており、搬送されてくる紙幣を順次集積するよ
うになつている(集積紙幣をQ2で示す)。前記一
枚搬送路202の下段には搬送ローラ206Aと
ベルト206Bとで構成されたリジエクト搬送路
206が設けられており、更にこのリジエクト搬
送路206のベルト206Bの下側に接し、かつ
駆動用ローラ218A、ガイドローラ218B,
218Cに張架されたベルト206Cが設けられ
ている。従つて、前記搬送された紙幣は搬送ベル
ト206C上で一時集積されることになる。ま
た、一時集積部203の上方には集積紙幣の先端
を揃え、送り出し時には回動して出口側を開くよ
うに動作する回動ガイド221が設けられてい
る。また前記ベルト206Cの紙幣出口7近傍に
は駆動ローラ210が接しており、この駆動ロー
ラ210と前記一時集積部203の上方に設けら
れたローラ211との間に搬送ベルト208が張
架されており、2つのローラ210と211とは
ローラ210の回転軸を中心に揺動可能な揺動ア
ーム209によつて連結されている。この揺動ア
ーム209には連結リンク214、クランク21
3及び駆動用モータ212によつて構成されるリ
ンク機構が取付けられており、このリンク機構を
動作させることによつてローラ211を図示鎖線
211Aの位置まで揺動させて、一時集積部20
3の搬送ベルト206C上に押し付けて集積紙幣
Q2を2つのベルト206C,208間に挾んで
搬送できるようになつている。すなわち、前記各
駆動ローラ210,218Aは駆動ベルト216
を介してパルスモータ215によつて回動駆動さ
れるようになつていて、パルスモータ215を正
逆転することによつて前記ベルト208,206
Cの走行方向を変えることができるようになつて
おり、パルスモータ215を第8図における反時
計方向に駆動すれば一時集積部203に集積され
ている集積紙幣Q2は紙幣出口7側へ搬送され、
パルスモータ215を第8図における時針方向に
駆動すれば紙幣出口7に残つている取忘れ紙幣な
どがベルト206Bをも介して回収紙幣収納部2
00B側へ搬送される。また紙幣出口7の近傍に
はソレノイド260の作用によつて紙幣出口7を
開閉するシヤツタ217が揺動可能に設けられて
おり、前記制御部26からの支払い信号に基づい
て前記ソレノイド260が作動されることによつ
てシヤツタ217が開放されるように構成されて
いる。尚、図中230A〜230Cは発光ダイオ
ードと受光素子からなる各部の検知器である。ま
た紙幣出口7は筐体1の最前部5に設けられた凹
部5B内に位置し、送出される紙幣が外方に突出
しないようになつている。
次に上記出金紙幣処理機構部25の作用効果を
説明する。紙幣収納庫200の払出し紙幣収納部
200Aに予めセツトされている紙幣群Q1は取
り出しローラ201によつて一枚づつ分離されて
取り出され、一枚搬送路202を通つて一時集積
部203に所定枚数集積される。このとき、重ね
取り出し検知器204は紙幣の一枚の厚さを計測
し、電気信号に変換することによつて検知し、一
枚以上の厚さを検知したときは重ね取り信号を発
生する。そこで制御部26では重ね取り信号を受
けた段階で取り出しローラ201をストツプさせ
てリジエクト動作に移行するようになつている。
即ち、前述のように揺動リンク209を前記リン
ク機構によつて揺動し、取り出しローラ211を
一時集積部203のベルト206C上に押し付け
て紙幣を逆送し、リジエクト搬送路206を介し
て紙幣収納庫200の回収紙幣収納部200Bに
回収するようになつている。このようにして重ね
取りが確実に防止され、計数用検知器205の誤
計数を防止するようにしている。また、重ね取り
がない場合は所定枚数の紙幣を搬送ベルト208
と搬送ベルト206Cとで挾持して、紙幣出口7
側に搬送される。このとき、紙幣等の先端を揃え
る回動ガイド221が開くと共に、前述のような
動作によつてシヤツタ217が開き、紙幣が紙幣
出口7側へ搬送される。このとき紙幣は紙幣出口
7の外方に先端の大部分が出た状態で後端が前記
搬送ベルト206C,208によつて挾持されて
いる。このとき顧客が紙幣を取り忘れて所定時間
が経過すると搬送ベルト206B,206C,2
08が逆転走行し、紙幣収納庫200の回収紙幣
収納部200Bにその紙幣を回収する。
次に本実施例装置の制御部26について説明す
る。第9図は本実施例装置の構成ブロツク図であ
る。第9図において400で示すものは、本実施
例装置たる取引装置であり、前記制御部26がカ
ード処理機構部24A、伝票処理機構部24B、
出金紙幣処理機構部25、操作案内表示部4及び
内部モニタ401に接続されて構成されている。
また本実施例装置400は交換回線を利用して中
央処理装置例えば銀行の情報処理センタにあるセ
ンタ計算機402、本取引装置のための保守部門
に設置されている保守送受信処理装置403又は
本取引装置のための警備部門に設置されている警
備送受信処理装置404などの他の機器と選択的
に接続可能に構成されている。なお、交換回線の
接続は制御部26に設けられている主制御部26
Aからの制御信号に基づいて回線接続部26Bが
行うようになつている。また、主制御部26Aに
はセンタ計算機に回線を接続するための複数の回
線番号やその他の回線番号を記憶する回線番号記
憶手段26dと、後述する有効性数を計数する有
効性カウンタ26cと、後述する取消回数を計数
する取消カウンタ26bと、その他のデータを記
憶するメモリ26aとが設けられている。また、
前記内部モニタ401は係員の操作にのみ供され
る種々の入力手段を有し、少なくとも交換回線を
前記センタ計算機402、保守送受信処理装置4
03及び警備送受信処理装置404に接続するた
めの回線番号を入力する回線番号入力手段として
例えば回線番号登録モード設定キー401A及び
回線番号を入力する回線番号入力キーに401B
を備えている。
ここで前記制御部26の主な機能実現手段につ
いて説明すると、次に示す(イ)〜(ニ)の機能を実現す
べく構成されている。
(イ) センタ計算機に対する任意の一つの回線番号
での回線接続処理の結果が接続不成立例えばセ
ンタ計算機が他の取引装置と交信中であるとき
には他の回線番号による接続処理を行い、回線
接続確立までこの動作を行わせる。
(ロ) 前記テンキー12Aで入力された暗証番号を
取消す操作が前記取消キー12Dを介して行わ
れた場合に、その取消回数を前記第1及び第2
の磁気ヘツド105A,105Bを介してカー
ドPの磁気ストライプ302A,302Bに記
録させ、記録される取消回数が所定値例えば3
に達したときには当該カードPでの取引を不可
能にする。
(ハ) 取引装置の正常動作時には交換回線をセンタ
計算機402に接続しておき、放出すべき紙幣
の計数や放出すべきカードの更新などに際して
異常が発生したときには前記保守送受信処理装
置403及び警備送受信処理装置404に交換
回線を切換え接続する。
(ニ) センタ計算機402と、保守送受信処理装置
403又は警備送受信処理装置404と接続す
るための回線番号を係員の操作によつて登録す
る際に前記回線番号登録モード設定キー401
A及び回線番号入力キー401Bを介して入力
された回線番号に基づいて交換回線を接続して
確認信号を送信し、この確認信号に対する応答
信号を受信した後に当該回線番号を回線番号記
憶手段26dにに記憶して登録する。
次に上記実施例装置の全体動作について説明す
る。
先ず、係員の操作に基づいて回線番号を登録す
るときの動作を第10図に示すフローチヤートを
中心に説明する。第9図で説明した前記回線番号
登録モード設定キー401Aが係員によつて押下
され(ステツプS1)、次いで前記回線番号入力キ
ー401Bを介して登録すべき回線番号たとえば
センタ計算機402への回線番号が入力されると
(ステツプS2)、入力された回線番号で回線の接続
が行われることになる(ステツプS3)。そして制
御部26からは接続された回線を介して確認信号
が送信され(ステツプS4)、その後センタ計算機
402からの受信があつたかの判別がなされ(ス
テツプS5)、受信していないと判断されたときに
はタイムアウトになるまでステツプS5の判別が繰
返されることになる(ステツプ6)。そしてステツ
プS5において受信したと判断されたときにはその
受信内容が接続の確認信号に対応する応答信号で
あるかの判別がなされ(ステツプS7)、そうであ
る場合には該回線番号が回線番号記憶手段26d
に記憶されてその回線番号の登録が行なわれる
(ステツプS8)。なお、前記ステツプS6においてタ
イムアウトであると判断されたとき、又は前記ス
テツプS7において応答信号ではないと判断された
ときにはエラー表示がなされて(ステツプS9)当
該登録処理が終了される(エラーのときには係員
が再度回線番号の登録処理をやり直すことにな
る)。特にセンタ計算機に回線を接続するための
回線番号については上記操作を繰返して複数種類
の回線番号を登録しておくことになる。なお、保
守送受信処理装置403又は警備送受信処理装置
404の回線番号を登録する場合も上記センタ計
算機402の回線番号を登録する処理と同様であ
るのでその詳細な動作説明を省略する。このよう
に本実施例装置によれば、回線番号の登録に際し
ては極めて簡単な操作で正確な回線番号を登録す
ることができ、回線番号の誤登録によるトラブル
を完全に防止することができる。
次に顧客の操作に基づく取引時の動作を第11
図A〜Eに示すフローチヤートを中心にして説明
する。前記操作案内表示部4に「カード挿入」の
表示が行なわれ(ステツプS10)、その後カード挿
入かの判別が行われることになる(ステツプ
S18)。そしてステツプS18においてカードが挿入
されたときにはその内容がチエツクされ(ステツ
プS14)、チエツクの判別(ステツプS15)の結果
が好ましくないときには「窓口へ」の表示が行な
われて動作が終了される。なお「窓口へ」の表示
が行なわれたときには顧客は窓口へ行き係員に問
い合わせることになる。上記ステツプS15の判別
の結果が良好であるときには「暗証番号投入」の
表示が行なわれ(ステツプS20)、タイムアウトか
の判別(ステツプS21)の結果タイムアウトと判
断されたときには前記カード出入り口6へのカー
ドPの返却(ステツプS22)及び「カードを取出
して最初からやり直して下さい」の表示(ステツ
プS23)が行われ、その後顧客によつてカードP
が取出されると(ステツプS24)動作が終了され
る。また前記ステツプS21の判別の結果タイムア
ウトでないと判断されたときには次に暗証番号投
入かの判別が行われ(ステツプS27)、暗証番号が
投入されるまでステツプS21及びステツプS27の判
別が繰返される。
そして暗証番号が投入されたと判断されたとき
には第11図Bに示すように投入されたカードP
の磁気ストライプ302A,302B中の所定エ
リアから読取られた暗証番号と顧客の操作によつ
て入力された暗証番号とが一致しているかの判別
即ち顧客によつて入力された暗証番号は正しい暗
証番号かの判別が行われる(ステツプS30)。そし
て前記ステツプS30の判別結果が「NO」である
ときには前記取消キー12Dの押下が判別される
(ステツプS38)。この判別の結果取消と判断され
たときにはカードPの磁気ストライプ302A,
302B中の記憶エリアから読取られた取消回数
を主制御部26A内の取消カウンタ26bに置数
してその値に「1」を加算し(ステツプS39)、次
にこの取消カウンタ26bの値が所定値例えば
「3」であるかの判別が行われる(ステツプS40)。
所定値ではないと判断されたときには取消カウン
タ26bに記憶されている取消回数が前記磁気ヘ
ツド105A,105Bにてカードの記憶エリア
に記憶されるとともにこのカードPが前記カード
出入口6へ返却され(ステツプS41)、さらに「カ
ードを取出して最初からやり直して下さい」の表
示が行われ(ステツプS42)、その後顧客によつて
カードPが取出されると(ステツプS43)動作が
終了される。又前記ステツプS40において所定値
であると判断されたときにはカードの不正使用者
が暗証番号をランダムに入力しているとみなし、
「窓口へ」の表示(ステツプS45)が行われて動作
が終了される。なお不正使用者に対して窓口にお
いて相当の処置がなされることになる。このよう
に取消回数が所定値に達したときには当該カード
Pでの取引を不可能にするのでカードの不正使用
を確実に防止することができる。又前記ステツプ
S38において取消しでないと判断されたときには
前記訂正キー12Cの押下回数に基づいてエラー
回数は3回であるかの判別が行なわれる(ステツ
プS48)。エラー回数が3回であると判断されたと
きにはカードPの磁気ストライプ302A,30
2B中の記憶エリアから読取られた有効性数を主
制御部26A内の有効性カウンタ26cに置数し
てその値に「1」を加算し(ステツプS49)、次に
この有効性カウンタ26cの値が所定値たとえば
「2」であるかの判別が行われる(ステツプS50)。
所定値ではないと判断されたときには有効性カウ
ンタ26cに記憶されている有効性数が前記磁気
ヘツド105A,105BにてカードPの記憶エ
リアに記憶されるとともにカードPが前記カード
出入口6へ返却され(ステツプS51)、更に「カー
ドを取出して最初からやり直して下さい」の表示
が行われ(ステツプS52)、その後顧客によつてカ
ードPが取出されると(ステツプS53)動作が終
了される。又前記ステツプS50において所定値で
あると判断されたときにはカードの不正使用者が
暗証番号をランダムに入力しているとみなし、
「窓口へ」の表示(ステツプS55)が行われて動作
が終了される。なお不正使用者に対しては窓口に
おいて相当の処理がなされることになる。このよ
うにエラー回数に基づいて記録される有効性数が
所定値に達したときには当該カードPでの取引を
不可能にするのでカードの不正使用を確実に防止
することができる。また前記ステツプS48におい
てエラー回数が3回ではないと判断されたときに
は「訂正キーを押してやり直して下さい」の表示
が行われ(ステツプS58)、その後顧客によつて訂
正キーが押下されると(ステツプS59)、第11図
Aに示すステツプS20に戻つて再度暗証番号の入
力が行われることになる。
又前記ステツプS30において「YES」即ち顧客
によつて入力された暗証番号は正当であると判断
されたときには第11図Cに示すように「金額投
入」の表示が行われる(ステツプS60)。その後顧
客の操作によつてキー入力が行われると(ステツ
プS61)、入力キーは万円キー12Eか否か(ステ
ツプS62)、照合キー12Bか否か(ステツプS63
又は訂正キー12Cか否か(ステツプS64)の判
別が順次行われるとともにタイムアウトかの判別
が行われる(ステツプS65)。上記ステツプS62
判別の結果万円キー押下と判断されたときに金額
オーバーかの判別が行われ(ステツプS66)、オー
バーしているときには「限度内でいれ直して下さ
い」の表示が行われて(ステツプS67)前記ステ
ツプS61に戻される。たステツプS64において訂正
キー押下と判断されたとき又はステツプS65にお
いてタイムアウトでないと判断されたときには前
記ステツプS61に戻される。またタイムアウトで
あると判断されたときには(ステツプS65)、カー
ド出入口6へのカードPの返却(ステツプS70
と「カードを取出して最初からやり直して下さ
い」の表示(ステツプS71)が行われ、顧客によ
つてカードPが取出されて動作が終了される。
そして前記ステツプS63において照合キー押下
と判断され又はステツプS66において金額オーバ
ーをしていないと判断されたときには第11図D
に示すように交換回線をセンタ計算機402に接
続する回線接続のための処理が行われることにな
る。すなわち、「交信中」の表示(ステツプS75
が行われた後にセンタ計算機402へ回線を接続
するための回線番号の一つが前記回線番号記憶手
段26dから読出される(ステツプS33)。尚前記
回線番号記憶手段26dに記憶されている複数の
回線番号に対しては読出しの順番が予め定められ
ているので、今回読出される回線番号はその順番
に従つた一つの回線番号となる。そして読出され
た回線番号により回線の接続処理が行われ(ステ
ツプS34)、次にセンタ計算機402が他の取引装
置(図示せず)と交信中であるか否かの判別が行
われる(ステツプS35)。なおこの判別は例えば回
線接続確立に通常要する時間を基準にして判断さ
れることになる。この判別の結果交信中であると
判断されたときにはステツプS33に戻り、他の回
線番号を読出して今度はこの回線番号により回線
接続処理を行う(ステツプ34)。このように任意
の一つの回線番号での回線接続処理の結果が接続
不成立であるときには他の回線番号による接続処
理が行われることになるので、センタ計算機40
2が特定の回線番号によつて他の取引装置と交信
中であるような場合であつてもその交信が終わる
まで待つ必要はない。そして前記ステツプS35
おいて交信中ではないと判断されたときすなわち
回線の接続が確立されたときには顧客の操作によ
つて入力されている情報等がセンタ計算機402
へ送信処理されるとともに(ステツプS76)、前記
伝票処理機構部24B等を介して伝票への前印字
とエンボイスプリントとが行われる(ステツプ
S77)。尚前印字においては、取引日、種目(普通
預金又は当座預金など)、取引種類(入金か出金
か)、銀行番号、支店番号、口座番号又は取引金
額等が印字されることになる。そしてセンタ計算
機402からの受信処理を行つた後(ステツプ
S78)、センタ計算機402からの取引成立の有無
が判別される(ステツプS79)。取引不成立のとき
には必要な場合に磁気ストライプ中の情報を書き
換えてカード更新を行い(ステツプS80)、このカ
ード更新の際に磁気情報の書き込み異常等の異常
が発生したかの判別が行われる(ステツプS81)。
異常が発生した場合にはセンタ計算機402との
回線切断処理が行われ(ステツプS82)保守警備
といつた他部門に配置されている保守送受信処理
装置403、警備送受信処理装置404との回線
が接続され(ステツプS83)、当該異常情報が送信
された後に(ステツプS84)回線切断処理が行わ
れる(ステツプS85)。このように異常が発生した
場合には交換回線が自動的に切換えられその異常
情報が直接保守部門、警備部門へ送信されるの
で、センタ計算機を介して行うよりも正確かつ迅
速に情報伝達を行うことができ、ひいては取引装
置の安全性と信頼性との向上に寄与することが可
能である。なお、ステツプS85の後には第11図
Eに示すエラー印字(当該異常情報を伝票に印
字)が行われ(ステツプS86)、係員による処理に
委ねられることになる。又前記ステツプS79にお
いて取引成立と判断されたときには累計更新(装
置自体で支払い高の累計を更新)が行われ(ステ
ツプS88)、次に出金紙幣処理機構部25による紙
幣計数(ステツプS89)と必要な場合のカード更
新(ステツプS90)とが行われる。そして上記ス
テツプS89,S90において前述のようなカード更新
異常や紙幣詰まり等の異常が発生したかの判別が
行われる(ステツプS95)。異常が発生した場合に
はセンタ計算機402との回線切断処理が行われ
(ステツプS91)保守警備といつた他部門に配置さ
れている保守送受信処理装置403、警備送受信
処理装置404との回線が接続され(ステツプ
S92)、当該異常情報が送信された後に(ステツプ
S93)回線の切断処理が行われる(ステツプS94)。
このように異常が発生した場合には交換回線が自
動的に切換えられその異常情報が直接保守部門、
警備部門へ送信されるので、センタ計算機を介し
て行うよりも正確かつ迅速に情報処理伝達を行う
ことができ、ひいては取引装置の安全性と信頼性
との向上に寄与することが可能である。なおステ
ツプS94の後には前述と同様に第11図Eに示す
エラー印字が行われ(ステツプS86)、係員による
処理に委ねられることになる。
そして前記ステツプS81において異常無しと判
断されたときには第11図Eに示すように後印字
(取引不成立の理由や未記帳件数はいくつあるか
などのセンタ計算機からの下り電文が印字され
る)が行われ(ステツプS96)、次に残高不足かの
判別がなされる(ステツプS97)。残高不足ではな
いと判断されたときには「窓口へ」の表示(ステ
ツプS98)が行われて動作が終了される。また残
高不足と判断されたときには「与信限度を超過」
の表示(ステツプS100)とカードPの返却動作
(ステツプS101)と「カードを取出して下さい」
の表示(ステツプS102)とが順次行われ、顧客に
よつてカードPが取出されて(ステツプS103)動
作が終了される。又第11図Dに示すステツプ
S95において異常無しと判断されたときにはカー
ド、現金及びレシートが放出されるとともに(ス
テツプS106)、後印字(残高、今日の何番目の取
引かという通番、取扱い時間、未記帳件数がいく
つあるかといつたセンタ計算機からの下り電文及
び取扱い年月日などが印字される)が行われ(ス
テツプS113)、かつ「ありがとうございました。
カード、現金等を取出して下さい」の表示が行わ
れ(ステツプS107)タイムアウトかの判別がなさ
れる(ステツプS108)。タイムアウトになる前に
カード、現金等が取出されたと判断されることに
より(ステツプS109)動作が終了される。またス
テツプS108においてタイムアウトになつたと判断
されたときには顧客によつて取出されなかつた現
金が回収され(ステツプS111)その旨のエラーが
印字がなされて(ステツプS86)係員処理に委ね
られることになる。
なお上記実施例は一例であり本発明の要旨の範
囲内において種々の変形実施が可能であることは
言うまでもない。例えば本実施例においては、中
央処理装置としてセンタ計算機を挙げ、このセン
タ計算機との間での回線接続方式について説明し
たが、保守送受信処理装置、警備送受信処理装置
又はその他の装置との間においても本発明の回線
接続方式を適用することが可能である。また本実
施例装置は顧客によつて投入されたクレジツトカ
ードなどから読取られた暗証と顧客の操作によつ
て入力された暗証とを末端機たる取引装置だけで
照合する端末照合方式を適用したものであるが、
暗証の照合方式としてはクレジツトカード自体に
は暗証が記録されておらずその代わりに暗証に対
応する特殊コードと(例えば口座番号)が記録さ
れているクレジツトカードを使用し、このクレジ
ツトカードから読取られた特殊コードと顧客によ
つて入力された暗証とを中央処理装置に送信する
ことによつて前記入力された暗証の正当性を確認
するといういわゆるセンタ照合方式を適用した取
引装置も本発明の回線接続方式を採用することが
可能である。また上記実施例では取引装置として
銀行等で使用される自動支払機の例を挙げたが、
これに限定されるものではなく種々の物品を販売
する物品販売装置等の他の取引装置にも本発明を
適用することができる。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、入力手段から入
力される回線番号により回線接続処理を行い、実
際に中央処理装置と接続可能な回線番号を登録保
持するようにしたものであるから、回線番号の誤
登録によるトラブルを完全に無くすことができる
とともに、回線番号の変更にも容易に対処し得る
取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の取引装置における回線接続方
式を適用した一実施例装置を示す斜視図、第2図
は同装置の操作案内表示部の正面図、第3図は同
装置全体の内部レイアウトを示す斜視図、第4図
はカード処理機構部及び伝票処理機構部の側面断
面図、第5図A,Bは取引媒体の表面を示す説明
図、取引媒体の裏面を示す説明図、第6図は伝票
処理機構部の正面断面図、第7図は紡錘形ローラ
の詳細な斜視図、第8図は出金紙幣処理機構部の
側面断面図、第9図は同装置の構成ブロツク図、
第10図は係員の操作に基づいて回線番号を登録
するときの動作を示すフローチヤート、第11図
A,B,C,D,Eは顧客の操作に基づく取引時
の動作を示すフローチヤートである。 26d……回線番号記憶手段、402……中央
処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交換回線を利用して選択的に中央処理装置に
    接続可能な取引装置において、回線番号を入力す
    る入力手段と、この入力手段から入力された回線
    番号により前記中央処理装置との間で回線接続処
    理を行うとともに、中央処理装置との間の回線接
    続を確認を行い接続成立と確認したときの回線番
    号を登録保持する制御部とを有することを特徴と
    する取引装置。
JP58143339A 1983-08-04 1983-08-04 取引装置 Granted JPS6033660A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58143339A JPS6033660A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 取引装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58143339A JPS6033660A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6033660A JPS6033660A (ja) 1985-02-21
JPH0410663B2 true JPH0410663B2 (ja) 1992-02-26

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ID=15336484

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JP58143339A Granted JPS6033660A (ja) 1983-08-04 1983-08-04 取引装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5683854U (ja) * 1979-11-29 1981-07-06

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JPS6033660A (ja) 1985-02-21

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