JPS6030818B2 - 物体の固定部構造 - Google Patents

物体の固定部構造

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JPS6030818B2
JPS6030818B2 JP5756878A JP5756878A JPS6030818B2 JP S6030818 B2 JPS6030818 B2 JP S6030818B2 JP 5756878 A JP5756878 A JP 5756878A JP 5756878 A JP5756878 A JP 5756878A JP S6030818 B2 JPS6030818 B2 JP S6030818B2
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JP
Japan
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bolt
foundation
sleeve
fixing
base
Prior art date
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JP5756878A
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JPS54150548A (en
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順次 秋田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物体の固定部構造に係り、特に基礎ボルトを外
部からしや断するのに好適な構造の物体の固定部構造に
関する。
従来、原子力機器をコンクリート基礎台に取付ける場合
の固定部構造は第1図に示すようになっている。
第1図において、1はコンクリート基礎台2は機器のベ
ース、3は基礎ボルトで、基礎ボルト3にはスリーブ4
が溶接してあるプレート5に溶接したナット6が溶接し
てある。そして、このように構成された基礎ボルト3を
基礎台1に図示のように埋設しておき、機器のベース2
の穴にボルト3を挿入した状態で、機器レベルの調整を
ライナー7を用いて行い、その後、ワッシャー8、ナッ
ト9を用いてベース2を基礎台1に締めつけ固定し、さ
らに、ベース2と基礎台1との間の空間およびスリーブ
4内に、モルタル10を充填した構成になっている。し
かし、このような固定部構造では、屋外の環境において
は、基礎ボルト3のネジ部および機器のベース2とモル
タル10の接続面からの浸水により、ボルト3が腐食し
、遂には切断に至るという問題を生ずる。
この問題を解決するためには、機器収納建屋を設ければ
よいが、設備費の増加を伴うので、大部分の機器は、屋
外に設置された状態で使用されるのが普通である。
また、屋内設備の機器においても、機器からの流体漏洩
によって同じような問題を起すこともある。本発明の目
的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ボルトを腐食
しないようにすることができる物体の固定部構造を提供
することにある。
本発明の特徴は、ボルトの物体より下面の部分はスリー
ブと可動スリーブを用いて外部よりしや断し、物体の上
面に露出する部分は、保護筒を用いて外部よりしや断す
るようにして水分の浸入を防止した点にある。以下本発
明を第2図に示した実施例を用いて詳細に説明する。
第2図は本発明の固定部構造の一実施例を示す断面図で
、第2図において、第1図と同一部分は同じ符号で示し
、説明を省略する。
第1図と異なるところは、第1にスリーブ4の上端部に
ネジ部を設け、スリーブ4に内部に充填物を流し込むた
めの充填口11を設けてある可動スリーブ12をネジ結
合させてある点にある。第2に基礎ボルト3の上端に基
礎ボルト3にネジ結合するナット13が内側に設けてあ
る保護筒14を回転して、保護筒14を機器のベース2
の上面に密着させ得るようにしてある点にある。次に機
器のベース2をコンクリート基礎台1に固定するときの
作業手順について説明する。
まず、基礎ボルト3を基礎台1に図示のように埋設する
。次にスリーブ4に可動スリーブ12をネジ結合すると
ともにパッキン15を挿入し、ベース2の穴にボルト3
を挿入した状態で、機器レベルの調整をライナー7を用
いて行い、その後、ワツシャー8、ナット9を用いて、
ベース2を基礎台1に締めつけ固定する。次に可動スリ
ーブ12を回転し、可動スリーブ12をパツキン15を
介してベース2の下面に密着させ、その後充填口11よ
り、例えば、常温硬化性の合成樹脂などよりなる充填物
16を流し込み、スリーブ4、可動スリーブ12の内部
に充満させる。次にベース2と基礎台1の間の空間にモ
ルタル10を流し込んで、ギャップを埋める。最後に保
護筒14をナット13をボルト3にネジ結合させること
によって、保護筒14をベース2の上面にパツキン17
を介して密着させる。上記した本発明の実施例によれば
、基礎ボルト3のベース2より下側の部分は、スリーブ
4、可動スリーブ12、充填物16によって、完全に外
部よりしや断されており、また、基礎ボルト3のベース
2より露出した部分は、保護筒14によって完全に外部
よりしや断されているから、完全密閉され、外部から浸
水することがない。
したがって「基礎ボルト3が腐食することがない。また
、基礎ボルト3を基礎台1に埋設後、長期間放置された
後に機器を裾付けることが多いが、この場合は、スリー
ブ4に可動スリーブ12をネジ結合し、また、ボルト3
に保護筒14をネジ結合し、可動スリーブ12と保護筒
14とをパッキン15,17を介して密着させておくと
、その間ボルト3を外部環境から保護することができる
。以上説明したように、本葬明によれば、ボルトを腐食
させないようにすることができるという顕著な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機器の固定部構造の断面図、第2図は本
発明の固定部構造の断面図である。 1・・・・・・コンクリート基礎台、2・・・・・・機
器のベース、3・・・…基礎ボルト、4・・…・スリー
ブ、5・・・・・・プレート、6,9,13……ナット
、7……ライナー、10・・・・・・モルタル、11…
・・・充填口、12・・・・・・可動スリーブ、14・
・・・・・保護筒、15,17..・..・パツキン、
16・・・・・・充填物。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基礎内に埋設された固定スリーブと、前記固定スリ
    ーブに固定されてその固定スリーブ内を貫通するととも
    に、物体に設けられた孔を貫通するボルトと、前記物体
    の上方に突出した前記ボルトの部分に取付けられたナツ
    トとからなる物体の固定部構造において、前記物体より
    下方に位置して前記ボルトを取囲み、しかも内外を連通
    する充填口を有するとともに前記固定スリーブに前記ボ
    ルトの軸方向に移動可能に係合された可動スリーブと、
    前記物体の上方に突出した前記ボルトの部分及び前記ナ
    ツトを被う保護筒とを備えたことを特徴とする物体の固
    定部構造。
JP5756878A 1978-05-17 1978-05-17 物体の固定部構造 Expired JPS6030818B2 (ja)

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JP5756878A JPS6030818B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 物体の固定部構造

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Publication Number Publication Date
JPS54150548A JPS54150548A (en) 1979-11-26
JPS6030818B2 true JPS6030818B2 (ja) 1985-07-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467568U (ja) * 1990-10-19 1992-06-16
CN102116034A (zh) * 2009-12-31 2011-07-06 上海宇航系统工程研究所 自定位浇注构件

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