JPS6344632Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344632Y2 JPS6344632Y2 JP1983139348U JP13934883U JPS6344632Y2 JP S6344632 Y2 JPS6344632 Y2 JP S6344632Y2 JP 1983139348 U JP1983139348 U JP 1983139348U JP 13934883 U JP13934883 U JP 13934883U JP S6344632 Y2 JPS6344632 Y2 JP S6344632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- flanges
- gap
- diameter side
- insulating gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、配管ラインなどの電気絶縁に用いら
れる防水構造を備えた絶縁ガスケツトに関する。
れる防水構造を備えた絶縁ガスケツトに関する。
従来、配管ラインなどの電気絶縁には、配管ラ
インのフランジ間に電気絶縁性ガスケツトを装着
すると共に、フランジのボルト、ワツシヤにも絶
縁を施し、フランジで連結される一方の配管と他
方の配管とを電気的に絶縁している。
インのフランジ間に電気絶縁性ガスケツトを装着
すると共に、フランジのボルト、ワツシヤにも絶
縁を施し、フランジで連結される一方の配管と他
方の配管とを電気的に絶縁している。
しかしながら、平面座フランジでは、両フラン
ジの外径側に隙間が生じており、この隙間に雨水
など水が侵入し水によつて、両フランジが電気的
に導通して、両フランジ間の電気絶縁性がおちる
欠点がある。この欠点を解消するために、両フラ
ンジの隙間にシーラント類を塗布したり、防水テ
ープを貼つているが、作業上面倒なことであり、
簡便に絶縁することが望まれている。
ジの外径側に隙間が生じており、この隙間に雨水
など水が侵入し水によつて、両フランジが電気的
に導通して、両フランジ間の電気絶縁性がおちる
欠点がある。この欠点を解消するために、両フラ
ンジの隙間にシーラント類を塗布したり、防水テ
ープを貼つているが、作業上面倒なことであり、
簡便に絶縁することが望まれている。
そこで、本考案は、電気絶縁性ガスケツトの外
径側の両面に、単独気泡のスポンジ体を貼り付
け、該ガスケツトを平面座のフランジ間に装着
し、前記スポンジ体が、フランジ間の外径側の空
隙を充てんすることによつて、フランジ間の隙間
に雨水などの侵入を防止し、フランジ間を電気的
に絶縁すると共に、作業上においても簡便な防水
構造を備えた絶縁ガスケツトを提供するものであ
る。
径側の両面に、単独気泡のスポンジ体を貼り付
け、該ガスケツトを平面座のフランジ間に装着
し、前記スポンジ体が、フランジ間の外径側の空
隙を充てんすることによつて、フランジ間の隙間
に雨水などの侵入を防止し、フランジ間を電気的
に絶縁すると共に、作業上においても簡便な防水
構造を備えた絶縁ガスケツトを提供するものであ
る。
図面について本考案の実施例を説明する。
第１図、第２図について１は、電気絶縁性ガス
ケツトで、円環板状をなしており、ふつ素樹脂、
フエノール樹脂など通常の電気絶縁ガスケツト材
料から作られる。２は、単独気泡のスポンジ体
で、円環状をなし、電気絶縁性ガスケツト１の外
径側の両面に貼付けてある。
ケツトで、円環板状をなしており、ふつ素樹脂、
フエノール樹脂など通常の電気絶縁ガスケツト材
料から作られる。２は、単独気泡のスポンジ体
で、円環状をなし、電気絶縁性ガスケツト１の外
径側の両面に貼付けてある。
単独気泡のスポンジ体２はゴム状弾性体、合成
樹脂など電気絶縁性材料から成形される。スポン
ジ体には連続気泡のものもあるが、本考案では、
これは除く。３は、ボルト孔で、該ガスケツト１
及びスポンジ体２を貫通して形成してある。
樹脂など電気絶縁性材料から成形される。スポン
ジ体には連続気泡のものもあるが、本考案では、
これは除く。３は、ボルト孔で、該ガスケツト１
及びスポンジ体２を貫通して形成してある。
次に、配管ラインのフランジ間に上記ガスケツ
トを装着する手段を第３図について説明する。
トを装着する手段を第３図について説明する。
平面座のフランジ４，４間に上記ガスケツト１
を装着したとき、両フランジ間の空隙５に上記ガ
スケツトの外径側に貼付けたスポンジ体２が充て
んするように位置し、ガスケツトの内径側が両フ
ランジのガスケツト座６，６面間に位置する。
を装着したとき、両フランジ間の空隙５に上記ガ
スケツトの外径側に貼付けたスポンジ体２が充て
んするように位置し、ガスケツトの内径側が両フ
ランジのガスケツト座６，６面間に位置する。
フランジを締付けるボルト７は絶縁スリーブ８
にて被覆されるか、または絶縁ボルトを使用して
もよい。
にて被覆されるか、または絶縁ボルトを使用して
もよい。
ボルト７をガスケツトのボルト孔３に通し、ボ
ルトの上下端には、絶縁ワツシヤ９及び金属ワツ
シヤ１０を装着し、ナツト１１を螺合する。
ルトの上下端には、絶縁ワツシヤ９及び金属ワツ
シヤ１０を装着し、ナツト１１を螺合する。
上記構成で、ボルトに螺合するナツトを締付け
ることによつて、ガスケツト座では、ガスケツト
が締付られると共に、フランジ間の空隙５では、
スポンジ体２が締付られる。その結果、スポンジ
体が空隙を充てんした状態となり、スポンジ体の
復元力によつて、空隙内に雨水などの侵入を防止
することができる。
ることによつて、ガスケツト座では、ガスケツト
が締付られると共に、フランジ間の空隙５では、
スポンジ体２が締付られる。その結果、スポンジ
体が空隙を充てんした状態となり、スポンジ体の
復元力によつて、空隙内に雨水などの侵入を防止
することができる。
ANSI600ポンド、呼び径600のフランジに本考
案の絶縁ガスケツトを装着し、該フランジに多量
の水をかけて、その時の絶縁状態を測定したとこ
ろ、絶縁抵抗値が瞬間時には0.29KΩになるが、
直ちに180KΩに回復した。一方本考案の絶縁ガ
スケツトからスポンジ体を取り除いて同様に試験
した結果、フランジ間の空隙に水が入り込んで、
絶縁抵抗値が0.2KΩになり、４時間後水が蒸発し
た。
案の絶縁ガスケツトを装着し、該フランジに多量
の水をかけて、その時の絶縁状態を測定したとこ
ろ、絶縁抵抗値が瞬間時には0.29KΩになるが、
直ちに180KΩに回復した。一方本考案の絶縁ガ
スケツトからスポンジ体を取り除いて同様に試験
した結果、フランジ間の空隙に水が入り込んで、
絶縁抵抗値が0.2KΩになり、４時間後水が蒸発し
た。
以上のように本考案は、電気絶縁性ガスケツト
の外径側の上下両面に、単独気泡のスポンジ体を
貼り付け、該ガスケツトを平面座のフランジ間に
装着し、前記スポンジ体がフランジ間の外径側の
空隙を充てんするようにしたので、雨水などの水
がフランジの外径側の空隙に侵入することなく、
フランジ部分の電気絶縁性が保持される。また、
本考案の絶縁ガスケツトをフランジ間に装着する
とき、絶縁ガスケツトのボルト孔にボルトを挿入
したとき、スポンジ体のボルト孔によつて、ボル
トが固定されて確実にボルトを締めることができ
ると共に、その作業性が極めてスムーズにできう
る。
の外径側の上下両面に、単独気泡のスポンジ体を
貼り付け、該ガスケツトを平面座のフランジ間に
装着し、前記スポンジ体がフランジ間の外径側の
空隙を充てんするようにしたので、雨水などの水
がフランジの外径側の空隙に侵入することなく、
フランジ部分の電気絶縁性が保持される。また、
本考案の絶縁ガスケツトをフランジ間に装着する
とき、絶縁ガスケツトのボルト孔にボルトを挿入
したとき、スポンジ体のボルト孔によつて、ボル
トが固定されて確実にボルトを締めることができ
ると共に、その作業性が極めてスムーズにできう
る。
第１図は、本考案の絶縁ガスケツトを半分に切
断した平面図、第２図は、第１図の断面図、第３
図は、本考案の絶縁ガスケツトをフランジに装着
した断面図。 符号、１……電気絶縁性ガスケツト、２……ス
ポンジ体、３……ボルト孔、４……フランジ、５
……空隙、６……ガスケツト座、７……ボルト、
８……絶縁スリーブ、９……絶縁ワツシヤ、１０
……金属ワツシヤ、１１……ナツト。
断した平面図、第２図は、第１図の断面図、第３
図は、本考案の絶縁ガスケツトをフランジに装着
した断面図。 符号、１……電気絶縁性ガスケツト、２……ス
ポンジ体、３……ボルト孔、４……フランジ、５
……空隙、６……ガスケツト座、７……ボルト、
８……絶縁スリーブ、９……絶縁ワツシヤ、１０
……金属ワツシヤ、１１……ナツト。
Claims (1)
- 電気絶縁性ガスケツト１の外径側の上下両面
に、単独気泡の環状のスポンジ体２，２を貼り付
け、スポンジ体には、ガスケツト１を貫通するボ
ルト孔３を形成し、該ガスケツト１を平面座のフ
ランジ４，４間に装着したとき、前記スポンジ体
がフランジ間の外径側の空隙５を充てんすること
を特徴とする防水構造を備えた絶縁ガスケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13934883U JPS6047985U (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 防水構造を備えた絶縁ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13934883U JPS6047985U (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 防水構造を備えた絶縁ガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6047985U JPS6047985U (ja) | 1985-04-04 |
| JPS6344632Y2 true JPS6344632Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=30312361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13934883U Granted JPS6047985U (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 防水構造を備えた絶縁ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047985U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007303518A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Yazaki Corp | フランジ部シール構造とｏリング付パッキン |
| JP2010249268A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Tokyo Gas Co Ltd | フランジ継手構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58112790U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-02 | 日本鋼管株式会社 | 絶縁継手 |
-
1983
- 1983-09-08 JP JP13934883U patent/JPS6047985U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6047985U (ja) | 1985-04-04 |
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