JPS6119116Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119116Y2 JPS6119116Y2 JP12959581U JP12959581U JPS6119116Y2 JP S6119116 Y2 JPS6119116 Y2 JP S6119116Y2 JP 12959581 U JP12959581 U JP 12959581U JP 12959581 U JP12959581 U JP 12959581U JP S6119116 Y2 JPS6119116 Y2 JP S6119116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- groove
- annular
- waterproof
- waterproof belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 3
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 2
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
- 239000004264 Petrolatum Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、タンクのアニユラー部より侵入する
雨水などを防止するためのタンクアニユラー部防
水構造に関するものである。
雨水などを防止するためのタンクアニユラー部防
水構造に関するものである。
一般に、原油製品などを貯蔵する大型の鋼製タ
ンクは電気抵抗の高い基礎砂上に建設されている
が、タンクの底板外面はその側板外面に比べて十
分な防食処理や防食管理を行ないがたいために耐
用年数がはるかに短かく、殊にタンク張り出し部
から侵入する雨水などによつてアニユラー部分が
集中して腐食することが知られている。
ンクは電気抵抗の高い基礎砂上に建設されている
が、タンクの底板外面はその側板外面に比べて十
分な防食処理や防食管理を行ないがたいために耐
用年数がはるかに短かく、殊にタンク張り出し部
から侵入する雨水などによつてアニユラー部分が
集中して腐食することが知られている。
従洛、このようなタンクアニユラー部の防水対
策としては、アスフアルトなどをアニユラー板に
充填あるいは被覆することが行なわれているが、
タンクの空満、温度変化あるいは地盤沈下などに
よつて生じたアスフアルトの亀裂やタンクアニユ
ラー板先端部と基礎グランドとの隙間から雨水な
どが侵入し、タンク底板外面とくにアニユラー部
分が腐食するという問題が生じていた。
策としては、アスフアルトなどをアニユラー板に
充填あるいは被覆することが行なわれているが、
タンクの空満、温度変化あるいは地盤沈下などに
よつて生じたアスフアルトの亀裂やタンクアニユ
ラー板先端部と基礎グランドとの隙間から雨水な
どが侵入し、タンク底板外面とくにアニユラー部
分が腐食するという問題が生じていた。
本考案は、タンクのアニユラー部防水における
上記の欠点を改善し、タンクの変形に追随して長
期間にわたりアニユラー部の防水状態を保持する
ことを目的とするもので、その要旨は止水剤を包
含する溝部が形成された突出部を、その両端に設
けた防水帯を、タンクアニユラー部に装着するこ
とによつて前記突出部の溝面を、それぞれタンク
外周面および基礎グランド面に圧着するようにし
たタンクアニユラー部の防水構造にある。
上記の欠点を改善し、タンクの変形に追随して長
期間にわたりアニユラー部の防水状態を保持する
ことを目的とするもので、その要旨は止水剤を包
含する溝部が形成された突出部を、その両端に設
けた防水帯を、タンクアニユラー部に装着するこ
とによつて前記突出部の溝面を、それぞれタンク
外周面および基礎グランド面に圧着するようにし
たタンクアニユラー部の防水構造にある。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図は、本考案に使用される防水帯の断面図
であり、第2図は本考案におけるタンクアニユラ
ー部に防水帯を装着したところの取付断面図であ
る。
であり、第2図は本考案におけるタンクアニユラ
ー部に防水帯を装着したところの取付断面図であ
る。
タンクアニユラー板1の外周表面部に適当な間
隔で鋼製ボルト2が取り付けられている。柔軟性
を有する、たとえば軟質塩化ビニール製の帯状防
水帯3のほぼ中央部にボルト貫通穴が設けられ、
この防水帯の両端部には溝部4を有する圧着用突
出部5が形成されている。
隔で鋼製ボルト2が取り付けられている。柔軟性
を有する、たとえば軟質塩化ビニール製の帯状防
水帯3のほぼ中央部にボルト貫通穴が設けられ、
この防水帯の両端部には溝部4を有する圧着用突
出部5が形成されている。
前記ボルト2に防水帯3を嵌め込み、続いてス
テンレス鋼などの耐食性L型押え板6のL部を突
出部5に圧着するように嵌め込み、鋼製ナツト7
で締め付け固定することによつて防水帯3がタン
クアニユラー板1の外周表面部全体に装着され
る。このとき、防水帯突出部5の一つはタンク外
周面8下部にその溝面が圧着され、他の突出部5
は防水帯3の自重およびタンク円周に添つて彎曲
して取り付けた歪みにより片端が下る傾向を利用
してその溝部が基礎グランド面9に圧着される。
テンレス鋼などの耐食性L型押え板6のL部を突
出部5に圧着するように嵌め込み、鋼製ナツト7
で締め付け固定することによつて防水帯3がタン
クアニユラー板1の外周表面部全体に装着され
る。このとき、防水帯突出部5の一つはタンク外
周面8下部にその溝面が圧着され、他の突出部5
は防水帯3の自重およびタンク円周に添つて彎曲
して取り付けた歪みにより片端が下る傾向を利用
してその溝部が基礎グランド面9に圧着される。
前記溝部4には、ペースト状のたとえばペトロ
ラタム系止水剤10を充填することによつて風
圧、毛細管現象により圧着部から水が進入するの
が防止されている。また、タンクの空満、温度変
化あるいは地盤沈下などに追随して変形を助長す
る部分、すなわち、アニユラー板の先端部と突出
部とから形成される空間に上記止水剤10を充填
することはさらに好ましいことである。なお、1
1はプラスチツク製の保護キヤツプである。
ラタム系止水剤10を充填することによつて風
圧、毛細管現象により圧着部から水が進入するの
が防止されている。また、タンクの空満、温度変
化あるいは地盤沈下などに追随して変形を助長す
る部分、すなわち、アニユラー板の先端部と突出
部とから形成される空間に上記止水剤10を充填
することはさらに好ましいことである。なお、1
1はプラスチツク製の保護キヤツプである。
本考案は以上のように構成されたから、タンク
の空満、温度変化あるいは地盤沈下などによつて
アニユラー板とグランド面に隙間が生じても水が
浸透することはないので長期にわたつてタンク底
板外面、とくにアニユラー部分を腐食から保護す
ることができる。
の空満、温度変化あるいは地盤沈下などによつて
アニユラー板とグランド面に隙間が生じても水が
浸透することはないので長期にわたつてタンク底
板外面、とくにアニユラー部分を腐食から保護す
ることができる。
第1図は、本考案に使用される防水帯の断面図
であり、第2図は本考案におけるタンクアニユラ
ー部に防水帯を装着したところの取付断面図であ
る。 1……タンクアニユラー板、2……ボルト、3
……防水帯、4……溝部、5……突出部、6……
押え板、7……ナツト、8……タンク外周面、9
……グランド面、10……止水剤。
であり、第2図は本考案におけるタンクアニユラ
ー部に防水帯を装着したところの取付断面図であ
る。 1……タンクアニユラー板、2……ボルト、3
……防水帯、4……溝部、5……突出部、6……
押え板、7……ナツト、8……タンク外周面、9
……グランド面、10……止水剤。
Claims (1)
- 溝部を有する圧着用突出部が両端にそれぞれ設
けられた柔軟性を有する防水帯を、その一端溝部
がタンク外周面に、他端溝部が基礎グランド面に
圧着するように、タンクのアニユラー板に装着す
るとともに、前記溝部にペースト状の止水剤を充
填したことを特徴とするタンクアニユラー部の防
水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12959581U JPS5836295U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | タンクのアニユラ−部防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12959581U JPS5836295U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | タンクのアニユラ−部防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5836295U JPS5836295U (ja) | 1983-03-09 |
JPS6119116Y2 true JPS6119116Y2 (ja) | 1986-06-09 |
Family
ID=29923255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12959581U Granted JPS5836295U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | タンクのアニユラ−部防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836295U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655043B2 (ja) * | 1984-04-04 | 1994-07-27 | 井関農機株式会社 | 土壌消毒方法 |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP12959581U patent/JPS5836295U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5836295U (ja) | 1983-03-09 |
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