JPS6030127Y2 - ステアリングホイ−ル - Google Patents
ステアリングホイ−ルInfo
- Publication number
- JPS6030127Y2 JPS6030127Y2 JP14173179U JP14173179U JPS6030127Y2 JP S6030127 Y2 JPS6030127 Y2 JP S6030127Y2 JP 14173179 U JP14173179 U JP 14173179U JP 14173179 U JP14173179 U JP 14173179U JP S6030127 Y2 JPS6030127 Y2 JP S6030127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- rim
- ring body
- synthetic resin
- rim part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋼材のリム芯金、スポーク芯金を用いない合成
樹脂製ステアリングホイールに関する。
樹脂製ステアリングホイールに関する。
従来のステアリングホイールは、その強度を保つために
、リム部、スポーク部に鋼材の芯材を用いていたが重量
が嵩むため、強度の大きい合成樹脂を使用することによ
って芯材を用いないステアリングホイールの開発が望ま
れていた。
、リム部、スポーク部に鋼材の芯材を用いていたが重量
が嵩むため、強度の大きい合成樹脂を使用することによ
って芯材を用いないステアリングホイールの開発が望ま
れていた。
しかし単に芯材を除いてステアリングホイール本体を成
型した場合は、(I)成型時にリム部において成型材料
が合流する点すなわち、ウェルドラインに於ては強度的
に弱く芯材がないと衝撃時リム部が折れるおそれがある
。
型した場合は、(I)成型時にリム部において成型材料
が合流する点すなわち、ウェルドラインに於ては強度的
に弱く芯材がないと衝撃時リム部が折れるおそれがある
。
(II)ステアリングホイール本体を成型後の収縮によ
って変形し易く面ブレが生じ易い。
って変形し易く面ブレが生じ易い。
という欠点がある。本考案は上記問題に鑑み、リム部と
スポーク部が一体に成型される合成樹脂製ステアリング
ホイール本体の、前記リム部に合成樹脂製リング体を埋
設しリム部の変形を防止するとともに鋼材の芯材を用い
ずに軽量化をはかり又リム部内に埋設されるリング体は
リム部成型用キャビティ内で移動しないように支持され
るようにしかつリム部とリング体のウェルドラインが合
致しないようにして耐衝撃性を大にしたものである。
スポーク部が一体に成型される合成樹脂製ステアリング
ホイール本体の、前記リム部に合成樹脂製リング体を埋
設しリム部の変形を防止するとともに鋼材の芯材を用い
ずに軽量化をはかり又リム部内に埋設されるリング体は
リム部成型用キャビティ内で移動しないように支持され
るようにしかつリム部とリング体のウェルドラインが合
致しないようにして耐衝撃性を大にしたものである。
次に本考案の実施例の構成を添付図面について説明する
。
。
1は合成樹脂製ステアリングホイール本体でリム部2と
これと一体に成型されたスポーク部3とよりなる(第1
図においてはスポーク部3上のホーンパッドは取外しで
ある。
これと一体に成型されたスポーク部3とよりなる(第1
図においてはスポーク部3上のホーンパッドは取外しで
ある。
)。スポーク部3の中心にはセレーション部4を有する
金属製ボス5が嵌着されている。
金属製ボス5が嵌着されている。
ボス5は本体1の成型時にインサート成型されるが本体
1と一体に合成樹脂で形成する場合もある。
1と一体に合成樹脂で形成する場合もある。
またスポーク部3には長さ方向に沿って底面より補強リ
ブ6が一体に突設されている。
ブ6が一体に突設されている。
次に7は合成樹脂製リング体でリム部2の成型時にイン
サートされて埋設される。
サートされて埋設される。
リング体7の裏面には等間隔で4ケ所の凹孔より成る支
持部8が形成され第5図に示すように金型9,10によ
り形成された成型用キャビティ11にインサートされ一
方の金型10から突設された支持ピン12が支持部8に
嵌合されてキャビティ11の中心部に移動しないように
リング体7が支持されリング体7が成型されたリム部2
の中心に位置するようになっている。
持部8が形成され第5図に示すように金型9,10によ
り形成された成型用キャビティ11にインサートされ一
方の金型10から突設された支持ピン12が支持部8に
嵌合されてキャビティ11の中心部に移動しないように
リング体7が支持されリング体7が成型されたリム部2
の中心に位置するようになっている。
又13,14はリム部2とリング体7のウェルドライン
で互に異る位置になるようにリング体7をキャビティ1
1内に配置する。
で互に異る位置になるようにリング体7をキャビティ1
1内に配置する。
又ステアリングホイール本体1の成型時にゲートをボス
5附近に位置させると、ウェルドライン13の位置は第
1図に示すようにリム部2の上下位置となる。
5附近に位置させると、ウェルドライン13の位置は第
1図に示すようにリム部2の上下位置となる。
本考案によれば、合成樹脂製ステアリングホイール本体
のリム部に合成樹脂製リング体を埋設したから、従来の
鋼材の芯材を用いたものに比べて軽量であり、さらに芯
材を用いずに全体を合成樹脂で中実に成形したものに比
べて成型後の収縮によるリム部の変形を防止することが
出来る。
のリム部に合成樹脂製リング体を埋設したから、従来の
鋼材の芯材を用いたものに比べて軽量であり、さらに芯
材を用いずに全体を合成樹脂で中実に成形したものに比
べて成型後の収縮によるリム部の変形を防止することが
出来る。
又リング体とリム部とは何れも合成樹脂製であるため熱
膨張係数の差が少なく(同一材料の場合には差は生じな
い。
膨張係数の差が少なく(同一材料の場合には差は生じな
い。
)外気温度の変化によるリム部の割れ等のおそれがない
。
。
更にステアリングホイール本体はリム部とスポーク部が
一体に成形され又合成樹脂製リング体はインサート成型
されるため製造方法が簡単でありかつリング体にはイン
サート成型時に支持用の複数の支持部を形成したからリ
ング体がキャビティ内で安定に支持され成型時に射出圧
によって移動するようなことがなくリム部の中心に確実
に位置決めすることが出来る。
一体に成形され又合成樹脂製リング体はインサート成型
されるため製造方法が簡単でありかつリング体にはイン
サート成型時に支持用の複数の支持部を形成したからリ
ング体がキャビティ内で安定に支持され成型時に射出圧
によって移動するようなことがなくリム部の中心に確実
に位置決めすることが出来る。
更にリム部とリング体のウェルドラインの位置を異にし
たからリム部の衝撃によるウェルドライン位置からの折
損を防止することが出来る。
たからリム部の衝撃によるウェルドライン位置からの折
損を防止することが出来る。
第1図は本考案の実施の一例を示すステアリングホイー
ルのホーンカバーを除去した正面図、第2図は同上A−
A線断面図、第3図は同上リング体の裏面図、第4図は
同上B−B線断面図、第5図はリング体をキャビティに
装着した状態を示す断面図である。 1・・・・・・ステアリングホイール本体、2・・・・
・・リム部、3・・・・・・スポーク部、7・・・・・
・リング体、11・・・・・・キャビティ、13.14
・・・・・・ウェルドライン。
ルのホーンカバーを除去した正面図、第2図は同上A−
A線断面図、第3図は同上リング体の裏面図、第4図は
同上B−B線断面図、第5図はリング体をキャビティに
装着した状態を示す断面図である。 1・・・・・・ステアリングホイール本体、2・・・・
・・リム部、3・・・・・・スポーク部、7・・・・・
・リング体、11・・・・・・キャビティ、13.14
・・・・・・ウェルドライン。
Claims (1)
- リム部とスポーク部が一体に成型される合成樹脂製ステ
アリングホイール本体と、前記リム部内に埋設されこの
リム部を成型するキャビティ内に支持される複数の支持
部を有する合成樹脂製リング体とより構成され、前記リ
ム部とリング体の夫々異る位置にウェルドラインが形成
されていることを特徴とするステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14173179U JPS6030127Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ステアリングホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14173179U JPS6030127Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ステアリングホイ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5657170U JPS5657170U (ja) | 1981-05-18 |
JPS6030127Y2 true JPS6030127Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=29373048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14173179U Expired JPS6030127Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 | ステアリングホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030127Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-12 JP JP14173179U patent/JPS6030127Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5657170U (ja) | 1981-05-18 |
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