JPS6030011A - 架橋プラスチック・ゴム絶縁電線・ケ−ブルの製造方法 - Google Patents

架橋プラスチック・ゴム絶縁電線・ケ−ブルの製造方法

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Publication number
JPS6030011A
JPS6030011A JP13796083A JP13796083A JPS6030011A JP S6030011 A JPS6030011 A JP S6030011A JP 13796083 A JP13796083 A JP 13796083A JP 13796083 A JP13796083 A JP 13796083A JP S6030011 A JPS6030011 A JP S6030011A
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JP
Japan
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plastic
rubber
cable
insulated wire
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP13796083A
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English (en)
Inventor
紀雄 高畑
好幸 安藤
新行内 和夫
学 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景と目的〕 本発明は架橋プラスチック・ゴム絶縁電線・ケーブルの
製造方法に関するものである。
現在プラスチック・ゴム絶縁電線を電子線照射架橋して
三次法化し、特性特に熱的、機械的特性の向上を図るこ
とが行なわれている。
この電子線を照射する製造方法における欠点の一つはプ
ラスチックあるいはゴムよりなる絶縁体またはシースに
おいて、空気すなわち酸素と接触する表面層の架橋効率
が他の部分に比べて小さくなることと、酸化劣化してし
まうこととである。これは空気中の酸素オゾンがポリマ
ラジカル等に反応して有効な架橋反応を抑制してしまう
のみならず、電子線照射時においては酸素よりさらに反
応性、活性に富むオゾンが多量に作られ架橋反応を妨害
するためであり、この活性オゾンや酸素が酸化劣化を起
すためである。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、表面層の
架橋効率を高め、酸化劣化防止を可能とした架橋プラス
チック・ゴム絶縁電線・ケーブルの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
発明の概要〕 すなわち本発明は導体上に架橋プラスチックあるいは架
橋ゴムを被覆した架橋プラスチック・ゴム絶縁′rR線
・ケーブルを製造するのに、導体上にプラスチックある
いはゴムの絶縁層を設け、次いでこの絶縁層の外側に厚
さ0.25mm以下の酸化しゃ断プラスチック層を設け
てから電子線を照射し、照射後に酸化しゃ断プラスチッ
ク層を剥離・除去するようにしたことを特徴とするもの
であり、これによって酸化しゃ断プラスチック層が、プ
ラスチックあるいはゴムの絶縁層の表面を空気からしや
断するようになる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の一実施例の電子線照射時の絶縁電線、
ケーブルの状態が示されている。本実施例では導体1上
に架橋プラスチックあるいは架橋ゴムを被覆した架橋プ
ラスチック・ゴム絶縁電線・ケーブルを製造するのに、
導体l上にプラスチックあるいはゴムの絶縁層2を設け
、次いでこの絶縁層2の外側に0.25mm厚以下0酸
化しゃ断プラスチック層3を設けてから電子線を照射し
、照射後に酸化しゃ断プラスチックN3を剥離・除去し
た。このようにすることにより表面層の架橋効率が高く
、酸化劣化が防止されるようになって、表面層の架橋効
率を高め、酸化劣化防止を可能として架橋プラスチック
・ゴム絶縁電線・ケーブルの製造方法を得ることができ
る。これは酸化しゃ断プラスチック層3によフて電子線
照射時の架橋反応を抑制する空気、活性オゾンの影響が
除去され、架橋反応がよく行なわれるためである。
以上の実施例についてその特性を検討した結果を次に述
べる。実施例としては3.5mm の導体1上に、ポリ
塩化ビニル100重量部にトリオクチルトリメリテート
(TOTM、耐熱可どう剤)50重量部、三塩基性硫酸
鉛5重量部、ステアリン酸1重量部、焼成りレー5重量
部およびトリメチロ−プロパントリメタクリレート5重
量部からなる組成分を0.8mm厚に被覆してプラスチ
ックの絶縁層2を設け、この絶縁層2の上に0.15m
m厚にメルトインデックス20、密度0.923のポリ
エチレンを被覆して酸化しゃ断プラスチックps3とし
た絶縁電線に8Mradの電子線を照射し、照射後に酸
化しゃ断プラスチックN3を剥離−除去したものを供試
した。比較例としては上述の絶縁電線で酸化しゃ断プラ
スチック層3であるポリエチレンを被覆しないで電子線
を照射したものを供試した。
この結果、架橋効率を示す全体のゲル分率は実施例が6
2%であるのに対して比較例は58%と余り大きな差は
なかったが、表面層のゲル分率は比較例が52%である
のに対して実施例が62%と、実に10%のゲル分率の
差があり実施例の方が大きかフた。そしてこれら実施例
、比較例の絶縁電線を136℃で168時間加熱して熱
老化させた結果は、実施例は褐色に変化した程度である
が、比較例の表面は著しく黒褐色化してしまっているの
が認められた。
これは実施例に比べて比較例の酸化劣化が大さいためで
ある。
なおゴムとしてエチレン−プロピしンゴム、”第3成分
を含むエチレン−プロピレンゴム、シリコーンゴム、ハ
イパロンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、クロロブレン
ゴムおよびブチルゴム等が使用され、当然のことながら
実質的に電子架橋可能な組成物としたものが望ましい。
そしてプラスチックとしてはポリエチレン、エチレンを
主体とする例えば酢酸ビニル、エチルアクリレートブテ
ン、プロピレン、ペンテン等の共重合体、塩化ビニル、
塩素化ポリエチレンおよびふっ素樹脂等が使用され、ゴ
ムの場合と同様に実質的に電子線架橋可能な組成物とし
たものが望ましい。
そしてまた酸化しゃ断プラスチック層のプラスチックと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル等が使用され、特に制限するものではないが酸化しゃ
断J−として作用し、加工性のよいものであればよい。
そしてこの被覆層の厚さを0.25mm以下と制限した
が、電子線の透過性に限度があることから酸化しゃ断性
を有したものであればできるだけ薄く方が望ましいこと
は云うまでもなく、実際的には0.1から0.15mm
程度が望ましい。
〔発明の効果〕
上述のように本発明は表面層の架橋効率が高く、酸化劣
化を防止することができるようになって、表面層の架橋
効率を高め、酸化劣化防止を可能とした架橋プラスチッ
ク・ゴム絶縁電線・ケーブルの製造方法を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の架橋プラスチック・ゴム絶縁電線・ケ
ーブルの製造方法の一実施例の電子線照射時の状態を示
す絶縁電線、ケーブルの横断面図である。 l:導体。 2ニブラスチツクあるいはゴムの絶縁層。 3:酸化しゃ断プラスチック層。 浄 1 図 手続補正書(グX) 昭和 よr 年 端察七 願第 13りf61) 号a
 補正をする者 生 代 汚 人〒100 ご、ネtiiの3も 屑害l嚢・′樗籾香り、緬゛ヱn
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 導体上に架橋プラスチックあるいは架橋ゴムを
    被覆した架橋プラスチック・ゴム絶縁電線、・ケーブル
    を製造するのに、前記導体上にプラスチックあるいはゴ
    ムの絶縁層を設け、次いでこの絶縁層の外側に厚さ0.
    25mm以下の酸化しゃ断プラスチック層を設+jてか
    ら電子線を照q・1シ、照射後に前記酸化しゃ断プラス
    チック層を剥離・除去したことを特徴とする架橋プラス
    チック・ゴム絶縁電線・ケーブルの製造方法。
JP13796083A 1983-07-28 1983-07-28 架橋プラスチック・ゴム絶縁電線・ケ−ブルの製造方法 Pending JPS6030011A (ja)

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JPS6030011A true JPS6030011A (ja) 1985-02-15

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