JPS6029854B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS6029854B2
JPS6029854B2 JP2302777A JP2302777A JPS6029854B2 JP S6029854 B2 JPS6029854 B2 JP S6029854B2 JP 2302777 A JP2302777 A JP 2302777A JP 2302777 A JP2302777 A JP 2302777A JP S6029854 B2 JPS6029854 B2 JP S6029854B2
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JP
Japan
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heating chamber
heating
air
temperature
heated
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Expired
Application number
JP2302777A
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English (en)
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JPS53107733A (en
Inventor
修身 立川
修 桜井
久幸 芹沢
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Hitachi Netsu Kigu KK
Original Assignee
Hitachi Netsu Kigu KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被加熱部の温度を検知して自動的に加熱時間
を制御する機構を有する高周波加熱装置に関するもので
ある。
電子レンジ等の高周波加熱装置において、被加熱物の加
熱状態を検知し、自動的に加熱制御する方法として、加
熱室内から排出する空気、または加熱室内の空気の温度
を検知して被加熱物の温度を間接的に検知する方法が考
えられている。
これは、被加熱物が加熱されるにつれて被加熱物から発
生する熱気流や蒸気の温度によって加熱室内の空気があ
たためられ、このあたためられた空気を加熱室から排出
させ、この温度を検知して被加熱物の温度を間接的に検
知し、加熱時間を制御しようとするものであるが、被加
熱物には調理済の食品をもう一度あたためて食べる場合
のように、ある温度まで加熱すればよいものと、じやが
し、も等のように90〜10000程度まで加熱した後
さらにデンプンのQ化や組識の軟化を行うためにある程
度の時間をかけて加熱する必要のあるものがある。この
場合加熱室から排出する空気、または加熱室内の空気の
温度を検出する方法では被加熱物から蒸気が発生いまじ
めると加熱室から排出する空気の温度は急激に上昇し、
やがて熱平衡に達してしまって飽和状態になりそれ以上
上昇しなくなるので前記の温度を上げればよい被加熱物
はほぼ食べごろの温度に仕上げることができるが、ある
温度を所要の時間だけ維持する必要がある被加熱物につ
いては前記方式による加熱プラスタイマー装置による加
熱が必要である。
また、炊飯も強い高周波出力で温度を10000程度に
上げた後、高周波出力を200W程度に弱くして10分
程度加熱すればおいしいご飯になることを我々は確認し
ている。
おでんや豆類等の煮物も炊飯と同様にし、2〜5時間程
度煮こめば味のしみこみがよく、形くずれのないきれい
に仕上げることができる。
ところで加熱室から排出する空気または加熱室内の空気
の温度を検知する方法の場合、検知性度の観点から高周
波発生装置などを冷却した後の温風を加熱室に入れるこ
とは好ましくない。
がしかし、上記の温風を入れない状態で被加熱物から大
量の蒸気を発生させながら加熱を続行すれば、水蒸気が
充分に加熱室外へ搬出されないので加熱室内に滞留し、
扉のファインダー部の曇りを生じ、外部より加熱室内の
被加熱物の加熱の具合を観察できなくなったり、加熱室
内に多量の水としてたまったりする。ただ、加熱室から
排出する空気または加熱室内の空気の温度を検知して被
加熱物の温度を検知し、加熱時間を制御しようとする場
合には、殆んどの場合蒸気が多量に発生しかけたところ
で加熱を停止するので蒸気による弊害はさほど問題とは
ならない。ところが、本発明で取り上げようとしている
ところの、強出力で所定の温度に短時間に加熱し、更に
弱出力に落して必要時間だけ加熱を続行する煮込料理の
ような場合には、上述の弊害が現われる。
本発明の目的は、上記した従釆技術の欠点を解消し、被
加熱物の温度検知精度を低下させることなく、被加熱物
を強出力で加熱して被加熱物を短時間に90〜100q
oの温度に上昇させ、そのことを検知した後は高周波出
力を弱出力に落して被加熱物が容器からふきこばれるこ
となくじっくり煮込めるようにする。
その上なおかつ、扉のファインダー部がくもることなく
快適に使える高周波加熱装置を提供することである。上
記目的を達成するために本発明は加熱室の換気風の温度
を検知する温度検知機構と、その温度検知機構によって
作動する加熱時間の自動制御機構と、加熱時間を手動設
定するタイマー装置と、前記自動制御機構とタイマー装
置の作動に対応して加熱室内を換気する空気の風路を切
換える風路切襖装置を備え、前言己自動制御機構からタ
イマー装置に風路切襖装置および高周波出力と共に自動
切換できるようにしたものである。
以下本発明を実施例とともに説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図に本発明による高周波
加熱装置の一実施例を示す。
第1図は本発明による高周波加熱装置の部分断面斜視図
である。第1図において、12aは電源をONするスタ
ートボタン、12bは電源がONされていることを表示
する表示ランプである。
20aは高周波出力の調節機構を作動させるボタン、2
0bは高周波出力の調節機構が動作していることを表示
するランプである。
また8は風路切換装置、5は風路しや断装置、18は風
路切換装置および自動制御機構とタイマー装置の切換に
連動して外部より操作可能な制御功換装置である。第2
図は、第1図の平面断面図であり、自動制御機構を使う
場合の風の流れを示しており、第3図は第1図の平面断
面図であり、タイマー装置を使う場合の風の流れを示し
ている。また、第4図は自動制御機構からタイマー装置
へ自動切換する場合の風の流れを示している。第1図、
第2図、第3図、第4図中の矢印は、風の流れの向きを
示し、実線矢印が自動制御機構を使う場合、破線矢印が
タイマー装置を使う場合を示している。
風路切襖装置8は第2図、第3図、第4図に示す高周波
発生装置冷却風排気ダクト8cとその内部の軸8bを中
心に可動自在なダンパ−8aとで構成される。
また、風路しや断装置は加熱室排気ダクト5cとその内
部の軸5bを中心に可動自在なダンパー5aとで構成さ
れる。第2図は第1図の平面断面図であり、制御切襖装
置18を自動制御機構13になるようにした場合のダン
パー8aとダンパー5aの位置を示している。
自動制御機構のみで使用する場合の風の流れについて説
明すると、スタートボタン12a(第1図に示す)を押
すと高周波発生装置6はマイクロ波を発振し被加熱物2
は加熱される。
督同時に送風機7が回転し加熱室1内空気を加熱室排気
口9から排出する。加熱室吸気口兼加熱室排気口15か
ら加熱室1内に入った外気は、被加熱物2の周囲を通過
して加熱室排気口9から加熱室外に流出し、加熱室排気
ダタト5cから送風機7を介して高周波発生装置6を冷
却しながら高周波発生装置冷却風排気ロー0を介して高
周波加熱装置外に流出する。一方、高周波加熱装置の底
面に4・子瞭羊を穿設して形成された機械室吸気□17
aから機械室17に入った外気は電気部品を冷却しなが
ら送風機7に吸引され、加熱室1より排出された空気と
共に高周波発生装置6を通り、高周波発生装置冷却風排
気口10より高周波発生装置の外に流出する。このとき
、温度検知機構4は風路しや断装置5内に設けてあるの
で、これによって加熱室排気口9を通って加熱室1から
排出される空気の温度変化を検知することにより被加熱
物2の温度を間接的に検知することができる。
そしてこの検知信号を自動制御機構13に加えると排気
温度の上昇があらかじめ設定した値に達したときに自動
制御機構13の働らきによって高周波発生装置6の発振
を停止せしめ、加熱を終了させる。次にタイマー装置1
4で使用する場合の風路について第3図を用いて説明す
る。
使用に際して制御切換装置18を用いてダンパー8aお
よびダンパ−5aを第3図の状態にしておく。これによ
って、加熱期間中送風機7は動作し、機械室吸気ロー7
aから機械室17に入った外気は、機械室内の電気部品
等を冷却しながら風路切換装置8を通り加熱室入気ロー
6から加熱室1内の仕切板11の上部に侵入する。その
後この風は仕切板孔11aから扉3のファインダー部に
吹きつけられる。ファインダーへの蒸気の結霧を防ぎな
がら被加熱物2の周囲を通り、加熱室吸気□兼加熱室排
気ロー5を通り、高周波加熱装置外に流出する。すなわ
ち、自動制御機構13で使用する場合は温度検知精度の
点から加熱室1内に高周波発生装置6の冷却風などの温
風を入れず、タイマー装置14で使用する場合には扉3
のファインダー部へのくもり防止のために温風を加熱室
1内に入れる構成である。次に自動制御機構13を用い
て被加熱物2の温度を上げ続けてタイマー装置14で加
熱を行なう場合の風の流れについて第4図を用いて説明
する。
第4図において使用に際して外部より操作可能な制御切
換装置18を用いてダンパー8aおよびダンパー5aを
実線の状態にしておき、同時にタイマー装置も希望の時
間にセットしておく。
この場合タイマー装置の最大目盛は15分程度で短時間
設定を合わせやすくしてある。スタートボタン12aを
押し、電源装置12をONするとランプI2bが点灯し
加熱が始まり、風の流れは実線のごとくなる。被加熱物
2の温度が設定時間まで上がり自動制御機構が動作する
と、電磁装置19が動作しダンパー8aおよびダンパー
5aは実線の状態から破線の状態に自動的に動き、風の
流れを実線から破線の状態に変える。同時にタイマー装
置14は動作を開始し、セットされてあった時間だけ加
熱したら電源を切る。次に、自動制御機構13を用いて
被加熱物2の温度を上げ、続いて高周波出力を下げてタ
イマー装置14で加熱を行なう場合の動作について第1
図、第4図を用いて説明する。
使用に際して制御切換装置18を用いてダンパー8aお
よびダンパー5aを実線の状態にする。
高周波出力調節機構20をセットしておけばタイマー装
置の動作と同時に高周波出力が下がり、タイマー装置1
4は最大目盛2時間程度の長時間タイマーとなる。タイ
マー装置を希望の時間にセットし、スタートボタン12
aを押し電源装置1 2をONすると電源の表示ランプ
12bおよび高周波出力調節機構の表示ランプ20bが
点灯し加熱が始まり、風の流れは第4図実線のごとくな
る。
被加熱物2の温度が設定温度まで上がり自動制御機構1
3が動・作すると、電磁装置19が動作し、ダンパー8
a、ダンパー5aは実線の状態から破線の状態に変わる
。同時に高周波出力は下がり、タイマー装置14は動作
を開始し、セットされてあった時間だけ加熱したら電源
を切る。以上、被加熱物2の加熱時間を自動的に制御す
る機構について述べたが、本発明の特長は、第4図に示
すように、自動制御機構13からタイマー装置14へ風
路切換装置および高周波出力と共に自動功襖できるよう
にしたことにある。
自動制御機構13を用いて被加熱物2の温度を自動的に
検知し、設定温度に達した時点で電磁装置19を動作さ
せダンパー8aおよびダンパー5aを自動的に切換えて
扉3のファインダー部に温風を吹きつけタイマー装置1
4を同時に作動させ、高周波出力を下げて設定した時間
だけ加熱を継続させるので、煮込料理のような加熱を行
っても被加熱物が容器からふきこばれることもなく、ま
た被加熱物から多量の蒸気が発生しても扉3のファイン
ダー部が蒸気で曇って外部から加熱室I内の被加熱物2
の加熱の具合が観察きなくなったり、多量の蒸気のため
加熱室1内が水滴で一ばし・になったりする不都合は解
消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の}実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の平面断面図で自動制御機構の風路を示す図、第3図
は第1図の平面断面図でタイマー装置の場合の風路を示
す図、第4図は第1図の平面断面図で自動制御機構から
タイマー装置への自動切換の場合の風路を示す図である
。 図において、1・・・・・・加熱室、2・・・・・・被
加熱物、4…・・・温度検知機構、8・・・・・・風路
切換装置、13・・・・・・自動制御機構、14…・・
・タイマー装置、20・・・・・・高周波出力調節機構
。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被加熱物を収納する加熱室内に高周波電力を供給し
    、被加熱物を加熱する高周波加熱装置において、前棋加
    熱室の換気風の温度を検知する温度検知機構と、その温
    度検知機構によつて作動する加熱時間の自動制御機構と
    、加熱時間を手動設定するタイマー装置と、高周波出力
    の調節機構と、前記自動制御機構とタイマー装置の作動
    に対応して自動制御機構を使用するときは高周波発生装
    置を冷却した後の温風を加熱室内に入れないようにし他
    方タイマー装置を使用するときは高周波発生装置を冷却
    した後の温風を加熱室に入れるように加熱室内を換気す
    る風路を切換える風路切換装置を備え、加熱時間の制御
    機構が前記自動制御機構からタイマー装置に切換えられ
    るときに前記風路切換装置を自動制御機構を使用する状
    態からタイマー装置を使用する状態に連動作させるとと
    もに前記高周波出力調節機構も連動作させて高周波出力
    を強の状態から弱の状態に切換ることを特徴とした高周
    波加熱装置。
JP2302777A 1977-03-03 1977-03-03 高周波加熱装置 Expired JPS6029854B2 (ja)

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JPS53107733A JPS53107733A (en) 1978-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5810096B2 (ja) * 1979-05-14 1983-02-24 松下電工株式会社 血圧計

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