JPS6029315A - 自動車のリヤサスペンション - Google Patents
自動車のリヤサスペンションInfo
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- JPS6029315A JPS6029315A JP13853383A JP13853383A JPS6029315A JP S6029315 A JPS6029315 A JP S6029315A JP 13853383 A JP13853383 A JP 13853383A JP 13853383 A JP13853383 A JP 13853383A JP S6029315 A JPS6029315 A JP S6029315A
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- Japan
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- trailing arm
- vehicle body
- control link
- link
- camber
- Prior art date
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
- B60G7/001—Suspension arms, e.g. constructional features
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/22—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid a rigid arm forming the axle housing
- B60G3/225—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid a rigid arm forming the axle housing the arm being of the trailing wishbone type
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/13—Independent suspensions with longitudinal arms only
- B60G2200/132—Independent suspensions with longitudinal arms only with a single trailing arm
- B60G2200/1322—Independent suspensions with longitudinal arms only with a single trailing arm with a wishbone or triangular arm
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G2200/40—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
- B60G2200/445—Self-steered wheels
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- B60G2200/46—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions camber angle
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/14—Mounting of suspension arms
- B60G2204/143—Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/422—Links for mounting suspension elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車のリヤサスペンションに関し、特にセ
ミトレーリングアーム式やフルトレーリングアーム式な
どのトレーリングアーム式すャザスペンションにおける
バンプ峙およびリバウンド時のキャンバコントロール対
策に関する。
ミトレーリングアーム式やフルトレーリングアーム式な
どのトレーリングアーム式すャザスペンションにおける
バンプ峙およびリバウンド時のキャンバコントロール対
策に関する。
(従来技術)
従来、このようなトレーリングアーム式リャサスペンシ
ョンとして、特開昭58−12811号公報に示される
ように、ホイールを回動自在に支持し、基端が少なくと
も2箇所において弾性ブツシュを介して車体に上下方向
に揺動自在に取付けられたけミトレーリングアームと、
一端が上記セミトレーリングアームのホイール支持部よ
りも後方に、他端が車体にそれぞれ回動自在に連結され
たアシストリンクとを備えて、ホイールに横力が作用し
たとき、ホイールをトーイン変化させるように構成した
ものは知られている。
ョンとして、特開昭58−12811号公報に示される
ように、ホイールを回動自在に支持し、基端が少なくと
も2箇所において弾性ブツシュを介して車体に上下方向
に揺動自在に取付けられたけミトレーリングアームと、
一端が上記セミトレーリングアームのホイール支持部よ
りも後方に、他端が車体にそれぞれ回動自在に連結され
たアシストリンクとを備えて、ホイールに横力が作用し
たとき、ホイールをトーイン変化させるように構成した
ものは知られている。
ところで、一般に自動車の走行状態に応じてホイールの
キャンバ変化をコントロールすることが好ましいことは
知られている。例えば、旋回走行によるバンプ時にはホ
イールをネガキャンバにすることが旋回走行時の操縦安
定性を向上でき好ましい。また、直進走行時において悪
路によるバンプ時、リバウンド時にはホイールのキャン
バ変化を小さく抑えることが直進走行性を向上でき好ま
しい。
キャンバ変化をコントロールすることが好ましいことは
知られている。例えば、旋回走行によるバンプ時にはホ
イールをネガキャンバにすることが旋回走行時の操縦安
定性を向上でき好ましい。また、直進走行時において悪
路によるバンプ時、リバウンド時にはホイールのキャン
バ変化を小さく抑えることが直進走行性を向上でき好ま
しい。
しかるに、従来のフルトレーリングアーム式のリヤサス
ペンションにあってはバンプ時、リバウンド時にホイー
ルにキャンバ変化が生じず、またセミトレーリングアー
ム式のものにあってはバンプ時、リバウンド時のホイー
ルのキャンバ変化がセミトレーリング軸の傾きにより一
義的に決まってしまい、上記のように走行状態に応じた
キャンバコントロールができないのが現状である。
ペンションにあってはバンプ時、リバウンド時にホイー
ルにキャンバ変化が生じず、またセミトレーリングアー
ム式のものにあってはバンプ時、リバウンド時のホイー
ルのキャンバ変化がセミトレーリング軸の傾きにより一
義的に決まってしまい、上記のように走行状態に応じた
キャンバコントロールができないのが現状である。
(発明の目的)
本発明の目的は、斯かる点に鑑み、上記のようなトレー
リングアーム式リヤサスペンションにおいてリンク機構
よりなるキャンバコントロール機構を適宜位置に設置す
るという簡単な構成により、バンプ、リバウンドに応じ
てキャンバ変化を有効にコントロールすることができ、
走行状態に適応したキャンバコントロールを可能に1゛
ることにある。
リングアーム式リヤサスペンションにおいてリンク機構
よりなるキャンバコントロール機構を適宜位置に設置す
るという簡単な構成により、バンプ、リバウンドに応じ
てキャンバ変化を有効にコントロールすることができ、
走行状態に適応したキャンバコントロールを可能に1゛
ることにある。
(発明の構成)
上記目的の達成のため、本発明の技術的解決手段は、リ
ヤホイールを回転自在に支持し、基端が弾性ブツシュを
介して車体に上下方向に揺動自在に取付けられたトレー
リングアームを備えたトレーリングアーム式リヤサスペ
ンションにおいて、基端が上記トレーリングアームに固
定された第1コントロールリンクと、一端が上記第1コ
ントロールリンクの先端に、他端が車体にそれぞれ回動
自在に連結された第2コントロールリンクとからなるリ
ンク線描を設け、かつ上記第2コント〇−ルリンクを、
上記トレーリングアームの揺動中心軸線を含む鉛直面よ
り車体、前方において上下方向に配置するとともに、そ
の車体側回動中心点がトレーリングアームの揺動中心軸
線に対し設定置オフセットして設置したものである。
ヤホイールを回転自在に支持し、基端が弾性ブツシュを
介して車体に上下方向に揺動自在に取付けられたトレー
リングアームを備えたトレーリングアーム式リヤサスペ
ンションにおいて、基端が上記トレーリングアームに固
定された第1コントロールリンクと、一端が上記第1コ
ントロールリンクの先端に、他端が車体にそれぞれ回動
自在に連結された第2コントロールリンクとからなるリ
ンク線描を設け、かつ上記第2コント〇−ルリンクを、
上記トレーリングアームの揺動中心軸線を含む鉛直面よ
り車体、前方において上下方向に配置するとともに、そ
の車体側回動中心点がトレーリングアームの揺動中心軸
線に対し設定置オフセットして設置したものである。
このことにより、バンプ時およびリバウンド哨、トレー
リングアームの揺動中心軸線に対しその前方に位置する
第2コントロールリンクの車体側回動中心点のオフセッ
トによって、第1コントロールリンクと第2コントロー
ルリンクとの結合点の、トレーリングアームの揺動中心
軸線を中心とづる回動軌跡と第2コントロールリンクの
車体側回動中心点を中心とする回動軌跡とに差が生じ、
特に上記結合点が車体後方に変位するバンプ時に大きな
差が生じ、この軌跡差がバンプ時およびリバウンド時の
リヤホイールのキャンバコントロール邑(補正量)とな
って、トレーリングアームの揺動中心点を構成する弾性
ブツシュの弾性変形のもとてバンプ、リバウンドに応じ
てリヤホイールのキャンバ変化をコントロールするよう
にしたものである。
リングアームの揺動中心軸線に対しその前方に位置する
第2コントロールリンクの車体側回動中心点のオフセッ
トによって、第1コントロールリンクと第2コントロー
ルリンクとの結合点の、トレーリングアームの揺動中心
軸線を中心とづる回動軌跡と第2コントロールリンクの
車体側回動中心点を中心とする回動軌跡とに差が生じ、
特に上記結合点が車体後方に変位するバンプ時に大きな
差が生じ、この軌跡差がバンプ時およびリバウンド時の
リヤホイールのキャンバコントロール邑(補正量)とな
って、トレーリングアームの揺動中心点を構成する弾性
ブツシュの弾性変形のもとてバンプ、リバウンドに応じ
てリヤホイールのキャンバ変化をコントロールするよう
にしたものである。
(発明の効果)
したがって、本発明によれば、既存のトレーリングアー
ム式リヤサスペンションに第1および第2コントロール
リンクよりなるキャンバコン1−ロールリンク機構を伺
加するという簡単な構成によって、バンプおよびリバウ
ンドに応じてホイールのキャンバ変化をコントロールす
ることができるので、旋回走行時のネガキャンバが可能
になってその操縦安定性を向上でき、また直進走行時の
キャンバ変化を小さく抑えてその走行安定性を向上でき
、よって自動車の操縦安定性、走行安定性の向上並びに
その容易実施化に大いに寄与できるものである。とりわ
け、バンプ時にはキャンバコントロール量が多くなるの
で、直進走行時のキャンバ変化を有効に抑えることがで
き、直進安定性の向上を確実に図ることができる。
ム式リヤサスペンションに第1および第2コントロール
リンクよりなるキャンバコン1−ロールリンク機構を伺
加するという簡単な構成によって、バンプおよびリバウ
ンドに応じてホイールのキャンバ変化をコントロールす
ることができるので、旋回走行時のネガキャンバが可能
になってその操縦安定性を向上でき、また直進走行時の
キャンバ変化を小さく抑えてその走行安定性を向上でき
、よって自動車の操縦安定性、走行安定性の向上並びに
その容易実施化に大いに寄与できるものである。とりわ
け、バンプ時にはキャンバコントロール量が多くなるの
で、直進走行時のキャンバ変化を有効に抑えることがで
き、直進安定性の向上を確実に図ることができる。
さらに、キャンバ変化が一義的に決まるセミトレーリン
グアーム式にあってはキャンバ変化のコントロール可能
によって、セミトレーリングアームの配置上の制約を少
なくでき、リヤサスペンションの設計上の自由1哀を増
すことができる利点をも有する。
グアーム式にあってはキャンバ変化のコントロール可能
によって、セミトレーリングアームの配置上の制約を少
なくでき、リヤサスペンションの設計上の自由1哀を増
すことができる利点をも有する。
〈実施例)
以下、本発明の技術的手段の具体例としての実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は1つの車体側取付点を有するセミトレ
ーリングアーム式のリヤサスペンションに本発明を適用
した一実施例を示し、図では右側のりャホイールWに対
するリヤサスペンション構造を示している。
ーリングアーム式のリヤサスペンションに本発明を適用
した一実施例を示し、図では右側のりャホイールWに対
するリヤサスペンション構造を示している。
第1図〜第4図において、1はほぼ車体前後方向に配置
されたセミトレーリングアームであって、該セミトレー
リングアーム1は、チャンネル形状の前側部材11と略
円筒形状の後側部材12とを前後に連結してなり、該後
側部材12は、リヤホイールWを回転自在に支持する円
筒状のりA7ホイール支持部121と、該リヤホイール
支持部121から前方に突出し前側部材11の後端に連
結される連結部122と、該連結部122から内方前方
に突出し後述の第1コントロールリンク31の基端部が
固定されるコントロールリンク固定部123と、該コン
トロールリンク固定部123の近傍で上記リヤホイール
支持部121から内方に突出し後述のラテラルリンク2
を取付けるためのラテラルリンク取付部124とを有し
ている。一方、前側部材11はその後端で後側部材12
の連結部122にボルト13止めによって連結固定され
ており、その前端部(つまりセミトレーリングアーム1
の基端部)は前方に延びていて、一点にて弾性ブツシュ
14を介して車体に上下方向に揺動自在く取付けられて
いる。
されたセミトレーリングアームであって、該セミトレー
リングアーム1は、チャンネル形状の前側部材11と略
円筒形状の後側部材12とを前後に連結してなり、該後
側部材12は、リヤホイールWを回転自在に支持する円
筒状のりA7ホイール支持部121と、該リヤホイール
支持部121から前方に突出し前側部材11の後端に連
結される連結部122と、該連結部122から内方前方
に突出し後述の第1コントロールリンク31の基端部が
固定されるコントロールリンク固定部123と、該コン
トロールリンク固定部123の近傍で上記リヤホイール
支持部121から内方に突出し後述のラテラルリンク2
を取付けるためのラテラルリンク取付部124とを有し
ている。一方、前側部材11はその後端で後側部材12
の連結部122にボルト13止めによって連結固定され
ており、その前端部(つまりセミトレーリングアーム1
の基端部)は前方に延びていて、一点にて弾性ブツシュ
14を介して車体に上下方向に揺動自在く取付けられて
いる。
また、2は上記セミトレーリングアーム1と車体との間
に配置されたラテラルリンクであって、該ラテラルリン
ク2は、その一端がセミトレーリングアーム1の車体側
取付点(弾性ブツシュ14)よりも車体内方位置で車体
にボールジヨイント21を介して回動自在に連結され、
他端が上記セミトレーリングアーム1のラテラルリンク
取付部124(先端部近傍)にボールジヨイント22を
介して回動自在に連結されており、リヤホイールWに作
用する横力に対1゛る横剛性を確保J−るようにしてい
る。また、このラテラルリンク2と」二記セミトレーリ
ングアーム1とでリヤホイールWを車体に対して上下方
向に揺動可能に支持するように構成しており、セミトレ
ーリングアーム1およびラテラルリンク2の両車体側取
付点く弾性ブツシュ14およびポールジョント21)を
結ぶ直線つまりセミトレーリングアーム1の揺動中心軸
線9は車体前後方向中心線に対して所定角度でもって傾
斜している。
に配置されたラテラルリンクであって、該ラテラルリン
ク2は、その一端がセミトレーリングアーム1の車体側
取付点(弾性ブツシュ14)よりも車体内方位置で車体
にボールジヨイント21を介して回動自在に連結され、
他端が上記セミトレーリングアーム1のラテラルリンク
取付部124(先端部近傍)にボールジヨイント22を
介して回動自在に連結されており、リヤホイールWに作
用する横力に対1゛る横剛性を確保J−るようにしてい
る。また、このラテラルリンク2と」二記セミトレーリ
ングアーム1とでリヤホイールWを車体に対して上下方
向に揺動可能に支持するように構成しており、セミトレ
ーリングアーム1およびラテラルリンク2の両車体側取
付点く弾性ブツシュ14およびポールジョント21)を
結ぶ直線つまりセミトレーリングアーム1の揺動中心軸
線9は車体前後方向中心線に対して所定角度でもって傾
斜している。
そして、3は、上記セミトレーリングアーム1とラテラ
ルリンク2との間に配置された、第1コントロールリン
ク31と第2コントロールリンク32とからなるキャン
バコントロールリンク機構であって、該第1コントロー
ルリンク31は、その基端部が上記セミトレーリングア
ーム1のコントロールリンク固定部123(つまりリヤ
ホイール支持部121近傍)にボルト33止めによって
固定されており、先端部は内側下向き前方に延びている
。一方、第2コントロールリンク32は、セツティング
時に上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸線9を
含む鉛直面S(第5図参照)より車体前方において上下
方向に配置されていて、その下端部は上記第1コントロ
ールリンク31の先端部にボールジヨイント34を介し
て回動自在に連結され、上端部は車体にボールジヨイン
ト35を介して回動自在に連結されており、また第2コ
ントロールリンク32の長さは第1コントロールリンク
31の長さに比べて短く設定されている。
ルリンク2との間に配置された、第1コントロールリン
ク31と第2コントロールリンク32とからなるキャン
バコントロールリンク機構であって、該第1コントロー
ルリンク31は、その基端部が上記セミトレーリングア
ーム1のコントロールリンク固定部123(つまりリヤ
ホイール支持部121近傍)にボルト33止めによって
固定されており、先端部は内側下向き前方に延びている
。一方、第2コントロールリンク32は、セツティング
時に上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸線9を
含む鉛直面S(第5図参照)より車体前方において上下
方向に配置されていて、その下端部は上記第1コントロ
ールリンク31の先端部にボールジヨイント34を介し
て回動自在に連結され、上端部は車体にボールジヨイン
ト35を介して回動自在に連結されており、また第2コ
ントロールリンク32の長さは第1コントロールリンク
31の長さに比べて短く設定されている。
さらに、上記第2コントロールリンク32は、第1図に
示すように、その車体側回動中心点P(ボールジヨイン
ト35)が上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸
線9に対し上下方向に設定量eだtノオフセットして設
置されている。
示すように、その車体側回動中心点P(ボールジヨイン
ト35)が上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸
線9に対し上下方向に設定量eだtノオフセットして設
置されている。
尚、4は上下方向に配置されたショックアブソーバで、
該ショックアブソーバ4は、その下端がセミトレーリン
グアーム1の後端部すなわちりA7ホイール支持部12
1から後方に突出するショックアブソーバ載置部125
に連結され、上端が車体に連結されている。また、5は
ショックアブソーバ4の外周に配置されたコイルばね、
6はリヤアクスルシャフトである。
該ショックアブソーバ4は、その下端がセミトレーリン
グアーム1の後端部すなわちりA7ホイール支持部12
1から後方に突出するショックアブソーバ載置部125
に連結され、上端が車体に連結されている。また、5は
ショックアブソーバ4の外周に配置されたコイルばね、
6はリヤアクスルシャフトである。
次に、上記実施例の作用効果について説明するに、リヤ
ホイールWのバンプ時あるいはリバウンド時には、リヤ
ホイールWは車体に対し、セミトレーリングアーム1を
介して上下方向に揺動するとともに、基端を該セミトレ
ーリングアーム1に固定した第1コントロールリンク3
1とその先端に連結した第2コントロールリンク32と
からなるキャンバコントロールリンク機構3を介して揺
動する。
ホイールWのバンプ時あるいはリバウンド時には、リヤ
ホイールWは車体に対し、セミトレーリングアーム1を
介して上下方向に揺動するとともに、基端を該セミトレ
ーリングアーム1に固定した第1コントロールリンク3
1とその先端に連結した第2コントロールリンク32と
からなるキャンバコントロールリンク機構3を介して揺
動する。
この場合、上記キャンバコントロールリンク機構3は、
第2コントロールリンク32がセミトレーリングアーム
1の揺動中心軸線9を含む鉛直面Sより車体前方(第5
図において鉛直面Sより左側)で上下方向に配置され、
かつその車体側回動中心点P(ボールジヨイント35)
がセミトレーリングアーム1の揺動中心軸線りに対して
設定量eだけオフセットしていることにより、第5図に
示すように、第1コントロールリンク31と第2コント
ロールリンク32との結合点Q(ボールジヨイント34
)が上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸wA交
を中心として回動する回動軌跡q+と上記第2コントロ
ールリンク32の車体側回動中心点Pを中心として回動
する回動軌跡q2とに差が生じ、特に上記結合点Qが車
体後方に変位するバンプ時には大きな差が生じる。この
軌跡差は、セミトレーリングアーム1の揺動のみによる
リヤホイールWのキャンバ変化に対づるキャンバコント
ロール量(補正量)となり、このキャンバコントロール
量によって、セミ1−レーリングアーム1の揺動のみに
よるリヤホイールWのキャンバ変化がセミトレーリング
アーム1の車体側弾性取付点(弾性ブツシュ14)の弾
性変形のもとにバンプ、リバウンドに応じて補正コント
ロールされることになる。
第2コントロールリンク32がセミトレーリングアーム
1の揺動中心軸線9を含む鉛直面Sより車体前方(第5
図において鉛直面Sより左側)で上下方向に配置され、
かつその車体側回動中心点P(ボールジヨイント35)
がセミトレーリングアーム1の揺動中心軸線りに対して
設定量eだけオフセットしていることにより、第5図に
示すように、第1コントロールリンク31と第2コント
ロールリンク32との結合点Q(ボールジヨイント34
)が上記セミトレーリングアーム1の揺動中心軸wA交
を中心として回動する回動軌跡q+と上記第2コントロ
ールリンク32の車体側回動中心点Pを中心として回動
する回動軌跡q2とに差が生じ、特に上記結合点Qが車
体後方に変位するバンプ時には大きな差が生じる。この
軌跡差は、セミトレーリングアーム1の揺動のみによる
リヤホイールWのキャンバ変化に対づるキャンバコント
ロール量(補正量)となり、このキャンバコントロール
量によって、セミ1−レーリングアーム1の揺動のみに
よるリヤホイールWのキャンバ変化がセミトレーリング
アーム1の車体側弾性取付点(弾性ブツシュ14)の弾
性変形のもとにバンプ、リバウンドに応じて補正コント
ロールされることになる。
このことにより、旋回走行によるバンプ時にリヤホイー
ルWをネガキャンバすることができ、旋回走行時の操縦
安定性を向上させることができる。
ルWをネガキャンバすることができ、旋回走行時の操縦
安定性を向上させることができる。
また、直進走行時、悪路によるバンプ、リバウンド時に
はりャホイールWのキャンバ変化を小さく抑えることが
でき、とりわけその大バンプ時には大きなキャンバコン
トロール聞が得られて、リレホイールWのキャンバ変化
を効果的に抑えることができ、直進走行性を向上させる
ことができる。
はりャホイールWのキャンバ変化を小さく抑えることが
でき、とりわけその大バンプ時には大きなキャンバコン
トロール聞が得られて、リレホイールWのキャンバ変化
を効果的に抑えることができ、直進走行性を向上させる
ことができる。
さらに、旋回走行時のパン1間と悪路走行時のバンプ量
とのオーダの違いを利用して、リヤホイールWを旋回走
行時にネガキャンバになるようにセットしておけば、直
進悪路走行時のキャンバ変化を小さく抑えるように作用
することができ、上記両立化が可能である。
とのオーダの違いを利用して、リヤホイールWを旋回走
行時にネガキャンバになるようにセットしておけば、直
進悪路走行時のキャンバ変化を小さく抑えるように作用
することができ、上記両立化が可能である。
しかも、上記セミトレーリングアーム1は、そD基端が
一点で弾性ブツシュ14を介して車体に取付けられ、先
端部近傍(ラテラルリンク取付部124)がラテラルリ
ンク2を介して車体に取付けられているため、バンプ時
およびリバウンドに応じたキャンバコントロールが1つ
の弾性ブツシュ14の弾性変形のものとで容易に行われ
るという利点を有するのみならず、リヤホイールWに作
用する横力に対するリャザスペンションの横剛性を高め
ることができ、また軽量化を図ることができるなどの利
点を有する。
一点で弾性ブツシュ14を介して車体に取付けられ、先
端部近傍(ラテラルリンク取付部124)がラテラルリ
ンク2を介して車体に取付けられているため、バンプ時
およびリバウンドに応じたキャンバコントロールが1つ
の弾性ブツシュ14の弾性変形のものとで容易に行われ
るという利点を有するのみならず、リヤホイールWに作
用する横力に対するリャザスペンションの横剛性を高め
ることができ、また軽量化を図ることができるなどの利
点を有する。
さらに、上記キャンバコントロールリンク機構3におけ
る第1コントロールリンク31の基端は、セミトレーリ
ングアーム1のリヤホイール支持部121近傍(コント
ロールリンク固体部123)に固定し、また上記ラテラ
ルリンク2の一端は、セミトレーリングアーム1のコン
1−ロールリンク固定部123近傍(ラテラルリンク取
イ」部124)に連結したことにより、キャンバコント
ロール機構3およびラテラルリンク2によってセミトレ
ーリングアーム1に捩りがかかる長さを短くなるように
して、捩り剛性の向上およびそれに伴う軽量化に有効と
なる。
る第1コントロールリンク31の基端は、セミトレーリ
ングアーム1のリヤホイール支持部121近傍(コント
ロールリンク固体部123)に固定し、また上記ラテラ
ルリンク2の一端は、セミトレーリングアーム1のコン
1−ロールリンク固定部123近傍(ラテラルリンク取
イ」部124)に連結したことにより、キャンバコント
ロール機構3およびラテラルリンク2によってセミトレ
ーリングアーム1に捩りがかかる長さを短くなるように
して、捩り剛性の向上およびそれに伴う軽量化に有効と
なる。
加えて、このようにバンプ、リバウンドに応じてキャン
バ変化をコントロールできることから、セミトレーリン
グアーム1の位置や揺動中心軸線夕の方向等を車体と干
渉しないように自由に選定することができ、リヤサスペ
ンションの設計自由度を増すことができる。
バ変化をコントロールできることから、セミトレーリン
グアーム1の位置や揺動中心軸線夕の方向等を車体と干
渉しないように自由に選定することができ、リヤサスペ
ンションの設計自由度を増すことができる。
尚、上記実施例では、本発明を、1つの車体側取付点を
有するセミトレーリングアーム式のリヤサスペンション
に適用した場合について述べたが、2つの車体側取付点
を有するセミトレーリングアーム式あるいはフルトレー
リングアーム式のものについても同様に適用できるのは
勿論であり、特にフルトレーリングアーム式のものの場
合には旋回走行時のりャホイールのネガキャンバコント
ロールに有効である。
有するセミトレーリングアーム式のリヤサスペンション
に適用した場合について述べたが、2つの車体側取付点
を有するセミトレーリングアーム式あるいはフルトレー
リングアーム式のものについても同様に適用できるのは
勿論であり、特にフルトレーリングアーム式のものの場
合には旋回走行時のりャホイールのネガキャンバコント
ロールに有効である。
また、上記実施例では、キャンバコントロールリンク機
構3の第2コントロールリンク32を、セミトレーリン
グアーム1の揺動中心軸FA9を含む鉛直面Sより車体
前方に上下方向に配置し、該第2コントロールリンク3
2の下端を第1コントロールリンク31の先端に、上端
を車体にそれぞれ回動自在に連結したが、逆に、第2コ
ントロールリンク32の上端を第1コントロールリンク
31の先端に、下端を車体にそれぞれ回動自在に連結す
るようにしてもよく、要は、第2コントロールリンク3
2が上記した鉛直面Sより車体前方に配置され、その車
体側回動中心点Pがセミトレーリングアーム1の揺動中
心軸線9に対し設定間オフセットして設置されていれば
よいのである。
構3の第2コントロールリンク32を、セミトレーリン
グアーム1の揺動中心軸FA9を含む鉛直面Sより車体
前方に上下方向に配置し、該第2コントロールリンク3
2の下端を第1コントロールリンク31の先端に、上端
を車体にそれぞれ回動自在に連結したが、逆に、第2コ
ントロールリンク32の上端を第1コントロールリンク
31の先端に、下端を車体にそれぞれ回動自在に連結す
るようにしてもよく、要は、第2コントロールリンク3
2が上記した鉛直面Sより車体前方に配置され、その車
体側回動中心点Pがセミトレーリングアーム1の揺動中
心軸線9に対し設定間オフセットして設置されていれば
よいのである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は右側リヤ
ホイールに対するリヤサスペンション構造を示す概略説
明図、第2図は同平面図、第3図は車体後方から見た背
面図、第4図は車体内側から見た側面図、第5図は第1
コントロールリンクと第2コントロールリンクとの結合
点の回動軌跡を示した図である。 1・・・セミトレーリングアーム、121・・・リヤホ
イール支持部、14・・・弾性ブツシュ、2・・・ラテ
ラルリンク、3・・・キャンバコントロールリンク機構
横、31・・・第1コントロールリンク、32・・・第
2コントロールリンク、W・・・リヤホイール、9・・
・セミトレーリングアームの揺動中心軸線、P・・・第
2コントロールリンクの車体側回動中心点。
ホイールに対するリヤサスペンション構造を示す概略説
明図、第2図は同平面図、第3図は車体後方から見た背
面図、第4図は車体内側から見た側面図、第5図は第1
コントロールリンクと第2コントロールリンクとの結合
点の回動軌跡を示した図である。 1・・・セミトレーリングアーム、121・・・リヤホ
イール支持部、14・・・弾性ブツシュ、2・・・ラテ
ラルリンク、3・・・キャンバコントロールリンク機構
横、31・・・第1コントロールリンク、32・・・第
2コントロールリンク、W・・・リヤホイール、9・・
・セミトレーリングアームの揺動中心軸線、P・・・第
2コントロールリンクの車体側回動中心点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) リヤホイールを回転自在に支持し、基端が弾性
ブツシュを介して車体に上下方向に揺動自在に取付けら
れたトレーリングアームと、基端が上記トレーリングア
ームに固定された第1コントロールリンクと、一端が上
記第1コントロールリンクの先端に、他端が車体にそれ
ぞれ回動自在に連結された第2コントロールリンクとを
備えてなり、上記第2コントロールリンクは、上記トレ
ーリングアームの揺動中心軸線を含む鉛直面より車体前
方において上下方向に配置されており、その車体側回動
中心点がトレーリングアームの揺動中心軸線に対し設定
量オフセットして設置されていることを特徴とする自動
車のリヤサスペンション。 (2第1コントロールリンクは、その基端がトレーリン
グアームのリヤホイール支持部近傍に固定されている特
許請求の範囲第(1)項記載の自動車のリヤサスペンシ
ョン。 (3)トレーリングアームは、その基端が一点で弾性ブ
ツシュを介して車体に取付けられ、先端部近傍がラテラ
ルリンクを介して車体に取付けられている特許請求の範
囲第(1)項または第(2項記載の自動車のリヤサスペ
ンション。 (4)トレーリングアームは、その揺動中心軸線が車体
前後方向中心線に対して傾斜して配置されている特許請
求の範囲第(1)項、第[21項または第(3)項記載
の自動車のリヤサスペンション。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13853383A JPS6029315A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動車のリヤサスペンション |
US06/632,648 US4715615A (en) | 1983-07-27 | 1984-07-20 | Vehicle rear-suspension system |
DE19843426942 DE3426942A1 (de) | 1983-07-27 | 1984-07-21 | Hinterradaufhaengung fuer fahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13853383A JPS6029315A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動車のリヤサスペンション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029315A true JPS6029315A (ja) | 1985-02-14 |
JPS6251163B2 JPS6251163B2 (ja) | 1987-10-28 |
Family
ID=15224375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13853383A Granted JPS6029315A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動車のリヤサスペンション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053606U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | 本田技研工業株式会社 | 独立懸架式サスペンシヨン |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP13853383A patent/JPS6029315A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053606U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-15 | 本田技研工業株式会社 | 独立懸架式サスペンシヨン |
JPH0125043Y2 (ja) * | 1983-09-21 | 1989-07-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6251163B2 (ja) | 1987-10-28 |
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