JPS6028522Y2 - 手動式噴霧器 - Google Patents
手動式噴霧器Info
- Publication number
- JPS6028522Y2 JPS6028522Y2 JP12290981U JP12290981U JPS6028522Y2 JP S6028522 Y2 JPS6028522 Y2 JP S6028522Y2 JP 12290981 U JP12290981 U JP 12290981U JP 12290981 U JP12290981 U JP 12290981U JP S6028522 Y2 JPS6028522 Y2 JP S6028522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- plunger
- discharge valve
- spray head
- cylindrical plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は手動式の噴霧器に係る。
手動式噴霧器は、各種用途において用いられているが、
例えば薬剤等を溶解した液体を噴霧する場合は、霧粒が
できるだけ微細であることが望まれる。
例えば薬剤等を溶解した液体を噴霧する場合は、霧粒が
できるだけ微細であることが望まれる。
他方噴霧液体がそのような薬剤等の溶解液体である場合
は、その乾燥によって溶解していた物質が固化し、これ
がノズル孔目塞りの原因となる。
は、その乾燥によって溶解していた物質が固化し、これ
がノズル孔目塞りの原因となる。
即ち噴霧器使用によってノズル孔内に液体が付着するが
、該付着液体乾燥によって溶解していた物質がノズル孔
内面に固着し、使用を重ねる度に固着物が肥大化するこ
とで、ついにはノズル孔を閉塞するものであった。
、該付着液体乾燥によって溶解していた物質がノズル孔
内面に固着し、使用を重ねる度に固着物が肥大化するこ
とで、ついにはノズル孔を閉塞するものであった。
本案は、従来広く使用されており、出願人が有する成る
種の蓄圧式噴霧器に、エア吸排出の機構を取入れること
で、上記霧粒の微細化と、ノズル孔内に付着する液体除
去によるノズル孔目塞り防止とが出来るようにしたもの
である。
種の蓄圧式噴霧器に、エア吸排出の機構を取入れること
で、上記霧粒の微細化と、ノズル孔内に付着する液体除
去によるノズル孔目塞り防止とが出来るようにしたもの
である。
以下図面について説明すると、1は、上端に付設させた
外向きフランジ2を、バッキング3を介して容器体40
頂面に載置させて容器体内に垂下された小径シリンダで
ある。
外向きフランジ2を、バッキング3を介して容器体40
頂面に載置させて容器体内に垂下された小径シリンダで
ある。
該小径シリンダ内には、上半部を小径部とするエアシリ
ンダ用プランジャ5が、小径シリンダの底部周縁に形成
させた上向き段部上へ、該プランジャ下端外周に付設さ
せた適当数の脚片を載置させることで同軸に起立させで
ある。
ンダ用プランジャ5が、小径シリンダの底部周縁に形成
させた上向き段部上へ、該プランジャ下端外周に付設さ
せた適当数の脚片を載置させることで同軸に起立させで
ある。
該プランジャ上端には抜出し防止突条8が付設させであ
る。
る。
小径シリンダ底部からは、吸込み弁7を介して吸上げ管
6が容器体底部まで垂設されている。
6が容器体底部まで垂設されている。
小径シリンダ上方には外気吸入用孔36が、その下方に
はポンプ室内の高圧状態解消用孔37が穿設させである
。
はポンプ室内の高圧状態解消用孔37が穿設させである
。
10は装着部材で、周壁11を容器体内液体に螺合させ
、周壁11上端の内向きフランジ12で、小径シリンダ
の外向きフランジ2をバッキング3を介して容器体内液
体との間で挾持させている。
、周壁11上端の内向きフランジ12で、小径シリンダ
の外向きフランジ2をバッキング3を介して容器体内液
体との間で挾持させている。
内向きフランジ内周縁からは上記内面に係合条15を有
する内側係合筒13が起立させてあり、内向きフランジ
の中間部上面からは外側係合筒14が起立させである。
する内側係合筒13が起立させてあり、内向きフランジ
の中間部上面からは外側係合筒14が起立させである。
既述小径シリンダ内には可動筒部材16外面に外筒26
を嵌着させて形成させた筒状プランジャ下部が上下動可
能に、かつ小径シリンダに内装されたバネ34によって
上方へ付勢させて嵌合させである。
を嵌着させて形成させた筒状プランジャ下部が上下動可
能に、かつ小径シリンダに内装されたバネ34によって
上方へ付勢させて嵌合させである。
可動筒部材16は、その下半を外筒20が長く、内筒1
8が短かい二重筒に形成させ、外筒下端外周は、筒状ピ
ストン21に形成させて小径シリンダ内壁に密接させて
おり、内筒下端内周には係合突条25を周設させている
。
8が短かい二重筒に形成させ、外筒下端外周は、筒状ピ
ストン21に形成させて小径シリンダ内壁に密接させて
おり、内筒下端内周には係合突条25を周設させている
。
該内筒内にハ既述エアシリンダ用プランジャ上部が水密
に、かつ上下動可能に嵌合させてあり、上記係合突条2
5とエアシリンダ用プランジャの抜出し防止突条8との
保合で、その抜出しが防止させである。
に、かつ上下動可能に嵌合させてあり、上記係合突条2
5とエアシリンダ用プランジャの抜出し防止突条8との
保合で、その抜出しが防止させである。
可動筒部材の上方筒部と上記内筒18とが上端開口17
のエアシリンダ19を形成する。
のエアシリンダ19を形成する。
内筒下方の外筒内部と、外筒下方の小径シリンダ内とで
加圧室Aが形成される。
加圧室Aが形成される。
内外両部の間には間隙が形成させてあり、外筒上部に透
孔22,22を穿設させ、該透孔の外面開口から可動筒
部材外面上方へ縦溝23,23穿設されている。
孔22,22を穿設させ、該透孔の外面開口から可動筒
部材外面上方へ縦溝23,23穿設されている。
可動筒部材上端部はテーパ状の吐出弁体24に形成させ
る。
る。
外筒26の上端部外面には大径ピストン部27が付設さ
せてあり、上記縦溝23上端は大型ピストン部よりも上
方外面に開口させである。
せてあり、上記縦溝23上端は大型ピストン部よりも上
方外面に開口させである。
外筒下端にも筒状ピストン部力凋設させてあり、該ピス
トン部は外筒下端のピストン部よりも上方に位置させで
ある。
トン部は外筒下端のピストン部よりも上方に位置させで
ある。
28は噴霧ヘッドで、その上部側面にはノズル孔32が
穿設させてあり、又下面中心に開口させて、上記ノズル
孔と、吐出路を介して連通する吐出弁孔31が穿設させ
である。
穿設させてあり、又下面中心に開口させて、上記ノズル
孔と、吐出路を介して連通する吐出弁孔31が穿設させ
である。
又下面からは既述小径シリンダよりも大径の大径シリン
ダ29力唾設させてあり、該大型シリンダは既述装着部
材10の内側係合筒13内に上下動可能に嵌合させ、該
大径シリンダの下端外周に付設させた係合突条33と内
側係合筒の係合条15との係合によって大径シリンダの
抜出しが防止させである。
ダ29力唾設させてあり、該大型シリンダは既述装着部
材10の内側係合筒13内に上下動可能に嵌合させ、該
大径シリンダの下端外周に付設させた係合突条33と内
側係合筒の係合条15との係合によって大径シリンダの
抜出しが防止させである。
噴霧ヘッド外周からは案内筒35が垂設され、装着部材
の内外係合筒13.14の間へ下降可能に形成されてい
る。
の内外係合筒13.14の間へ下降可能に形成されてい
る。
既述吐出弁孔と吐出弁体24とで吐出弁30が形成させ
てあり、大径ピストン部上方の大径シリンダ内が加圧室
Bを形成する。
てあり、大径ピストン部上方の大径シリンダ内が加圧室
Bを形成する。
該加圧室Bと既述加圧室Aとは縦溝23、透孔22、内
外筒19,20間の間隙を介して連通し、これ等全体が
ポンプ室内を形成する。
外筒19,20間の間隙を介して連通し、これ等全体が
ポンプ室内を形成する。
38はキャップである。
次に上記構成における作用を説明する。
尚便宜上、加圧室Aには既に容器体4内の液体が吸上げ
られているものとする。
られているものとする。
この状態で、噴霧ヘッド28をバネ34に抗して下方に
押下げると、この噴霧ヘッドと共に、筒状プランジャは
吐出弁30を閉じた状態で下方に押下げられ、加圧室A
が狭小化するから、加圧室B内と共に高圧化する。
押下げると、この噴霧ヘッドと共に、筒状プランジャは
吐出弁30を閉じた状態で下方に押下げられ、加圧室A
が狭小化するから、加圧室B内と共に高圧化する。
すると大小両シリンダの径差により筒状プランジャは噴
霧ヘッドに対して更に下降することとなり、よって吐出
弁が開き、ポンプ室内液体は吐出弁孔31を通ってノズ
ル孔32から外方に噴霧する。
霧ヘッドに対して更に下降することとなり、よって吐出
弁が開き、ポンプ室内液体は吐出弁孔31を通ってノズ
ル孔32から外方に噴霧する。
他方噴霧ヘッドの押下げによる筒状プランジャの下降に
よってエアシリンダ19の室内も狭小化され、該室内空
気圧が高まることで上端開口17を通り、更に吐出孔3
1を通り、上記液体と共に噴出され、この吐出空気が噴
霧液と混合して、噴霧液の霧粒は微細化されることとな
る。
よってエアシリンダ19の室内も狭小化され、該室内空
気圧が高まることで上端開口17を通り、更に吐出孔3
1を通り、上記液体と共に噴出され、この吐出空気が噴
霧液と混合して、噴霧液の霧粒は微細化されることとな
る。
噴霧ヘッドの押下げ停止によって吐出弁が閉じ、噴霧ヘ
ッド解放によって筒状プランジャと噴霧ヘッドとがバネ
で押上げられ、図示状態に復帰する。
ッド解放によって筒状プランジャと噴霧ヘッドとがバネ
で押上げられ、図示状態に復帰する。
該復帰の際、ポンプ室内は負圧化するから、吸込み弁7
が開いて容器体内液体が吸上げ管6を通ってポンプ室内
に吸込まれる。
が開いて容器体内液体が吸上げ管6を通ってポンプ室内
に吸込まれる。
他方エアシリンダ用プランジャも図示状態に復帰するか
ら、エアシリンダ室内の負圧化によりノズル孔32、吐
出弁孔31、上端開口17を通って外気がエアシリンダ
室内に吸込まれ、該吸込みによりノズル孔内面に残って
いた付着液体も吐出弁孔31内に吸込まれる。
ら、エアシリンダ室内の負圧化によりノズル孔32、吐
出弁孔31、上端開口17を通って外気がエアシリンダ
室内に吸込まれ、該吸込みによりノズル孔内面に残って
いた付着液体も吐出弁孔31内に吸込まれる。
本案は上記構成とするもので、エアシリンダ室とエアシ
リンダ用プランジャとからなるエア吸排出機構を設け、
噴霧ヘッド押下げによる噴霧に先だちエアが混合するよ
う設けたから、霧粒を微細化することが出来ると共に、
噴霧ヘッド上昇による、小径シリンダ内への液体吸込み
時にはノズル孔を通って外気がエアシリンダ室内に吸込
まれるよう設けたから、ノズル内面に付着する液体を、
その流人外気で除去することが出来、よって付着液体乾
燥によるノズル孔の白基りを確実防止することが出来る
。
リンダ用プランジャとからなるエア吸排出機構を設け、
噴霧ヘッド押下げによる噴霧に先だちエアが混合するよ
う設けたから、霧粒を微細化することが出来ると共に、
噴霧ヘッド上昇による、小径シリンダ内への液体吸込み
時にはノズル孔を通って外気がエアシリンダ室内に吸込
まれるよう設けたから、ノズル内面に付着する液体を、
その流人外気で除去することが出来、よって付着液体乾
燥によるノズル孔の白基りを確実防止することが出来る
。
図面は、本案噴霧器の縦断面図である。
1・・・・・・小径シリンダ、4・・・・・・容器体、
5・・・・・・エアシリンダ用プランジャ、16・・・
・・・可動筒部材、19・・・・・・エアシリンダ、2
6・・・・・・外筒、28・・・・・・噴霧ヘッド。
5・・・・・・エアシリンダ用プランジャ、16・・・
・・・可動筒部材、19・・・・・・エアシリンダ、2
6・・・・・・外筒、28・・・・・・噴霧ヘッド。
Claims (1)
- 容器体4と、該容器体に装着され、底部から吸込み弁7
を介して吸上げ管6を容器体内に垂設させた小径シリン
ダ1と、該小径シリンダ内へ上下動可能に下部を嵌合さ
せ、かつ上方へ付勢された筒状プランジャと、該筒状プ
ランジャの上端部外面に上下動可能に嵌合させた、大型
シリンダ29を垂設するノズル孔付きの噴霧ヘッド28
とを有し、上記筒状プランジャ上端部から突出させた吐
出弁体24と、上記ノズル孔に連通させて噴霧ヘッド下
面に開口させた吐出弁孔31とで吐出弁30を形成させ
、又上記両シリンダ内と該両シリンダ内を連通ずる筒状
プランジャの通路とでポンプ室を形成させ、上記噴霧ヘ
ッドを押下げすると、ポンプ室内の高圧化により吐出弁
が開いてポンプ室内液体がノズル孔32から噴霧され、
噴霧ヘッドおよび筒状プランジャの上昇により室内が負
圧化して容器体内液体を吸込むよう設けた手動式噴霧器
において、上記小径シリンダ内に該シリンダと同軸的に
エアシリンダ用プランジャ5を起立させると共に、上記
筒状プランジャの軸線上に、上記小径シリンダ内と吐出
弁孔内とを連通ずるエアシリンダ室を形成させて、該室
内に上記エアシリンダ用プランジャの上部を水密に、か
つ上記筒状プランジャの上下動が自在に嵌合させたこと
を特徴とする手動式噴霧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12290981U JPS6028522Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 手動式噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12290981U JPS6028522Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 手動式噴霧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5826964U JPS5826964U (ja) | 1983-02-21 |
JPS6028522Y2 true JPS6028522Y2 (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=29916820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12290981U Expired JPS6028522Y2 (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 手動式噴霧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028522Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359617U (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-20 |
-
1981
- 1981-08-18 JP JP12290981U patent/JPS6028522Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5826964U (ja) | 1983-02-21 |
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