JPH0215796Y2 - - Google Patents

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JPH0215796Y2
JPH0215796Y2 JP14341283U JP14341283U JPH0215796Y2 JP H0215796 Y2 JPH0215796 Y2 JP H0215796Y2 JP 14341283 U JP14341283 U JP 14341283U JP 14341283 U JP14341283 U JP 14341283U JP H0215796 Y2 JPH0215796 Y2 JP H0215796Y2
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cylinder
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container body
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JP14341283U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は手動式小形噴出器に係る。
「従来の技術」 従来の噴出器として、例えば実開昭57−51663
号公報の考案が知られており、該噴出器は、容器
体口頸部に螺合した装着筒によつて縦形ポンプ機
構を容器体内に内装させ、該縦型ポンプ機構に連
通させて下部を嵌着する噴霧ヘツドを、装着筒上
部に上下動可能に嵌合させ、その噴霧ヘツドを押
下げると、縦型ポンプ機構が作動して、容器体内
液体を噴霧ヘツドのノズル孔から噴霧する。
「考案が解決しようとする課題」 従来は、霧、或いは液体等、希望する噴出液体
形状によつて、それぞれ異なる噴出器を使用する
こととなるため、煩わしい。
そこで、本考案は噴出ヘツドに霧噴出ノズルと
液体噴出ノズルとを設け、容易に切替え可能とし
たことで上記従来の欠点を除去した。
「課題を解決するための手段」 容器体4と、該容器体口頸部に下半を装着させ
た係合筒9と、上記容器体内と係合筒内とに装着
された、小径シリンダー1と筒状プランジヤ15
と大径シリンダー34とが形成する縦型ポンプ機
構と、該ポンプ機構に連通させて上記大径シリン
ダーに下部を嵌着させた噴出ヘツド38とからな
る手動式小形噴出器において、上記大径シリンダ
ー34を係合筒9に対して上下動可能にかつ回動
不能に係合させると共に、上記噴出ヘツド38
を、上記大径シリンダー34上面から該シリンダ
ー内に連通して起立する第1嵌合筒部に下半筒部
を嵌着して上半筒部の左右両部に霧噴出ノズル2
3と液体噴出ノズル24とを有する筒状の内ヘツ
ド22と、該内ヘツド外周面へ頂壁39外周から
垂下する周壁を、かつ内ヘツドの上半部内へ頂壁
39中心から垂下する小径筒部42を、それぞれ
嵌合させて内ヘツドに対して回動可能とした外ヘ
ツド40とで形成し、上記内ヘツド22に対する
回動により外ヘツド周壁に穿設した窓孔41を上
記両ノズル一方の外面側に位置させたとき、上記
小径筒部42に穿設した吐出孔路43が窓孔側に
位置するノズルのノズル孔基端と連通可能に形成
した。
「作用」 次に上記構成における作用を説明する。尚、便
宜上、加圧室Aには既に容器体4内の液体が吸上
げられているものとし、また外ヘツド40の窓孔
41は図のように霧噴出ノズル23側を選択して
いるものとする。このとき、噴出ヘツド38は吐
出孔路43を透孔25に連通させている。この状
態で、噴出ヘツド38をバネ46に抗して下方に
押下げると、この噴出ヘツド38と共に大径シリ
ンダー34、筒状プランジヤ15は吐出弁35を
閉じた状態で下方に押下げられ、これにより加圧
室Aを狭少化することからこの加圧室A内の液体
を加圧する。すると、加圧室A内の高圧液は透孔
17から筒状プランジヤ15の縦溝19を経て加
圧室Bに入り込む。
ここで、加圧室Bの内径は加圧室Aの内径より
大きいので、加圧室B内の液による押下げ力は加
圧室A内液の押上げ力より大きく、従つて加圧室
Bの液体は大径ピストン21を介して筒状プラン
ジヤ15を下方に押下げ、これにより吐出弁35
が開き、加圧室A,Bの高圧液体は弁口36から
吐出孔路43、透孔25を経て霧噴出ノズル23
に入り、ノズル孔29から霧状に噴出される。
1回の噴出が終わり、噴出ヘツド38の押下げ
を止めると、噴出ヘツド38、大径シリンダー3
4、筒状プランジヤ15はバネ46により図示状
態に復帰し、この上昇復帰で加圧室A,Bが負圧
化することから容器体4内の液体は吸上げ管6、
吸込み弁7を介し加圧室A内に吸上げられる。
しかして、外ヘツド40を内ヘツド22に対し
て180度回転し、窓孔41を液体噴出ノズル23
側に選択させると、噴出ヘツド38は吐出孔路4
3を透孔26に連通させ、液体噴出ノズル24が
噴出系に選択されるので、同様に噴出ヘツド38
を押下げる操作によりノズル孔33から内容液を
液状に噴出させることができる。また、同様に噴
出ヘツドの押下げを止めると復帰する。
「実施例」 以下添付図面を参照して本考案実施例を説明す
る。図において、1は、上端の外向きフランジ2
をパツキング3を介し容器体4口頂面に載置して
容器体4内に垂設された小径シリンダーで、内部
には棒部材5を格納しており、そして下部には、
該シリンダー1に連通して容器体4内下方に垂下
する吸上げ管6を球状の吸込み弁7を介して取着
けしている。
前記容器体4口頸部8に係合筒9を装着して、
前記小径シリンダー1を容器体口部に固定する。
即ち、係合筒9下半の周壁10を口頸部8に螺合
させ、この周壁10上端の内向きフランジ11で
小径シリンダー1の外向きフランジ2を上面から
押さえる。内向きフランジ11上面からは内側案
内筒12と外側案内筒13とが立設してあり、内
側案内筒12の、上部を除いた内周左右両側には
係合縦溝14,14が凹設してある。
前記小径シリンダー1部から上方に突出する筒
状プランジヤ15を、その下端の小径ピストン1
6を小径シリンダー1に内接させて昇降可能に設
ける。この筒状プランジヤ15は、下半筒部内で
加圧室Aを形成し、該加圧室Aの上部一側に透孔
17を穿設し、また上半部を充実部としてその突
端を山形の吐出弁体18に形成し、そして上部外
面に透孔17を上端外方に抜けさせる縦溝19を
凹設している。更に、前記筒状プランジヤ15
は、上半部外面に嵌着した筒状のピストン部材2
0を有する。このピストン部材20の内面の下端
弁部は前記小径シリンダー1内面上部に内接し、
上端部外面には大径ピストン21を設けている。
22が筒状の内ヘツドで、中央部に上下に抜け
る貫通孔を有し、該貫通孔を挟んで両側に霧噴出
ノズル23と液体噴出ノズル24とを形成し、こ
れら両ノズル23,24は内面に設けた透孔2
5,26により中央貫通孔に連通しており、また
下半筒部を取付筒27となし、上面には輪状の係
合縁28を立設している。前記霧噴出ノズル23
には、ノズル孔29を持つノズル孔部材30が前
面側から嵌着してあり、このノズル孔部材30に
霧状に噴出させるためのスピン路31が形成して
ある。一方、水柱噴出ノズル24には同様にして
ノズル孔部材32があるが、この部材32にはノ
ズル孔33のみがあり、スピン路は設けてない。
前記取付筒27から、内壁に前記大径ピストン
21を内接させる大径シリンダー34を連通垂設
する。該大径シリンダー34は、上面から連通し
て起立する第1嵌合筒部を取付筒27内面に回動
下能に嵌着固定し、また上端の小径開口を吐出弁
35の弁口36としており、そして下端左右両外
面に前記係合縦溝14,14に係合する係合片3
7,37を突出し、昇降はするが回動はしないよ
うに案内筒12に内接している。該大径シリンダ
ー34の大径ピストン21上部空間が加圧室Bを
形成する。
前記内ヘツド22外面に外ヘツド40を回転可
能に被せ噴出ヘツド38となす。この外ヘツド4
0はキヤツプ状のもので、頂壁39周縁から下端
が前記外側案内筒13に内接する周壁を垂設し、
該周壁の一側に窓孔41を穿設し、また頂壁39
裏面中央部から前記内ヘツド22の中央貫通孔に
挿通される垂下筒42を垂設し、該垂下筒42の
一側に窓孔41と同方向の透孔を穿設して筒内吐
出孔路43を形成しており、さらに頂壁39下面
に前記輪状縁28に係合する係合溝44を凹設し
ている。従つて、図示位置では、吐出孔路43が
透孔25に連通して霧噴出ノズル23側を噴出系
に選択しているが、180度回転し吐出孔路43を
透孔26に連通させることにより液体噴出ノズル
24側を噴出系に選択することができる。45は
外ヘツド40の抜け出しを防止する周壁内周の係
合突条である。
46は、前記小径シリンダー1下部と筒状プラ
ンジヤ15下端間に配設されたコイル状バネで、
筒状プランジヤ15を介し、大径シリンダー3
4、噴出ヘツド38を図示の如く上方に押上げて
いる。尚、47,48は小径シリンダー1に穿設
した透孔である。
「考案の効果」 本考案では上記の如く、スピン路31を持つ霧
噴出ノズル23と、スピン路を持たない液体噴出
ノズル24とを並設し、この両ノズルの選択によ
り内容液を霧状または液体状の2様に噴出できる
ようにしたので利用上便利である。また両ノズル
23,24の選択は、外ヘツド40を単に回転さ
せればよく、何の面倒もなく簡単である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案手動式小形噴出器の縦断面図
である。 1……小径シリンダー、4……容器体、9……
係合筒、15……筒状プランジヤ、20……ピス
トン部材、22……内ヘツド、34……大径シリ
ンダー、38……噴出ヘツド、40……外ヘツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体4と、該容器体口頸部に下半を装着させ
    た係合筒9と、上記容器体内と係合筒内とに装着
    された、小径シリンダー1と筒状プランジヤ15
    と大径シリンダー34とが形成する縦型ポンプ機
    構と、該ポンプ機構に連通させて上記大径シリン
    ダーに下部を嵌着させた噴出ヘツド38とからな
    る手動式小形噴出器において、上記大径シリンダ
    ー34を係合筒9に対して上下動可能にかつ回動
    不能に係合させると共に、上記噴出ヘツド38
    を、上記大径シリンダー34上面から該シリンダ
    ー内に連通して起立する第1嵌合筒部に下半筒部
    を嵌着して上半筒部の左右両部に霧噴出ノズル2
    3と液体噴出ノズル24とを有する筒状の内ヘツ
    ド22と、該内ヘツド外周面へ頂壁39外周から
    垂下する周壁を、かつ内ヘツドの上半部内へ頂壁
    39中心から垂下する小径筒部42を、それぞれ
    嵌合させて内ヘツドに対して回動可能とした外ヘ
    ツド40とで形成し、上記内ヘツド22に対する
    回動により外ヘツド周壁に穿設した窓孔41を上
    記両ノズル一方の外面側に位置させたとき、上記
    小径筒部42に穿設した吐出孔路43が窓孔側に
    位置するノズルのノズル孔基端と連通可能に形成
    したことを特徴とする手動式小形噴出器。
JP14341283U 1983-09-14 1983-09-14 手動式小形噴出器 Granted JPS6050155U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14341283U JPS6050155U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 手動式小形噴出器

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JP14341283U JPS6050155U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 手動式小形噴出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6050155U JPS6050155U (ja) 1985-04-09
JPH0215796Y2 true JPH0215796Y2 (ja) 1990-04-27

Family

ID=30320121

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JP14341283U Granted JPS6050155U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 手動式小形噴出器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716611Y2 (ja) * 1988-09-01 1995-04-19 株式会社吉野工業所 ポンプ式液体吐出器
JP6292623B2 (ja) * 2014-09-30 2018-03-14 株式会社吉野工業所 ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器

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JPS6050155U (ja) 1985-04-09

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