JPS6028112Y2 - 回路部品 - Google Patents
回路部品Info
- Publication number
- JPS6028112Y2 JPS6028112Y2 JP1545480U JP1545480U JPS6028112Y2 JP S6028112 Y2 JPS6028112 Y2 JP S6028112Y2 JP 1545480 U JP1545480 U JP 1545480U JP 1545480 U JP1545480 U JP 1545480U JP S6028112 Y2 JPS6028112 Y2 JP S6028112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise filter
- filter element
- lead wire
- bent portion
- circuit component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リード線にノイズフィルタ素子を挿着した回
路部品に関する。
路部品に関する。
従来、L−C複合形のノイズフィルタ等の回路部品を得
る場合や、トランジスタ等の半導体回路部品に侵入する
高周波ノイズ成分を除去するため、第1図Aに示すよう
に、コンデンサ1のリード線2に筒状のノイズフィルタ
素子を挿着して、第1図Bの等価回路図のようなL−C
複合形のノイズフィルタとしたり、或は第2図に示すよ
うに、トランジスタ等の回路部品4のリード線5に同様
のノイズフィルタ素子3を挿着する方法が行なわれてい
る。
る場合や、トランジスタ等の半導体回路部品に侵入する
高周波ノイズ成分を除去するため、第1図Aに示すよう
に、コンデンサ1のリード線2に筒状のノイズフィルタ
素子を挿着して、第1図Bの等価回路図のようなL−C
複合形のノイズフィルタとしたり、或は第2図に示すよ
うに、トランジスタ等の回路部品4のリード線5に同様
のノイズフィルタ素子3を挿着する方法が行なわれてい
る。
前記ノイズフィルタ素子3としては、フェライトビーズ
が広く用いられている。
が広く用いられている。
フェライトビーズは一種の絶縁性磁性体であり、これに
前述の如くリード線2,5を貫通させた場合、一種のイ
ンダクタンス回路が付加されるので、高周波ノイズフィ
ルタとして動作することとなる。
前述の如くリード線2,5を貫通させた場合、一種のイ
ンダクタンス回路が付加されるので、高周波ノイズフィ
ルタとして動作することとなる。
しかもフェライトビーズは小形で、実装においても単に
リード線を貫通させれば良く、取扱いが容易であるとい
う利点がある。
リード線を貫通させれば良く、取扱いが容易であるとい
う利点がある。
リード線2または5に対するノイズフィルタ素子3の挿
着にあたっては、第3図に拡大して示すように、ノイズ
フィルタ素子3の直管状の貫通孔3a内に、直杆状のリ
ード線22または5を貫通させ、リード線2または5と
、ノイズフィルタ素子3とを、貫通孔3a内に充填した
接着材6で互に接続固定する。
着にあたっては、第3図に拡大して示すように、ノイズ
フィルタ素子3の直管状の貫通孔3a内に、直杆状のリ
ード線22または5を貫通させ、リード線2または5と
、ノイズフィルタ素子3とを、貫通孔3a内に充填した
接着材6で互に接続固定する。
しかし上述のような構造であると、接着前は、リード線
2または5に対するノイズフィルタ素子3の係止位置が
定まらず、ジグまたは手でフィルタ素子3を支えながら
接着しなければならないので、接着作業が非常に面倒に
なり、組立作業性が悪く、量産性に欠ける欠点を生じる
。
2または5に対するノイズフィルタ素子3の係止位置が
定まらず、ジグまたは手でフィルタ素子3を支えながら
接着しなければならないので、接着作業が非常に面倒に
なり、組立作業性が悪く、量産性に欠ける欠点を生じる
。
また、接着材6が固化するまでに、ある程度の時間経過
が必要であるため、この点からも作業能率が悪くなる腰
更に、完全に固化する前にノイズフィルタ素子3の接着
位置にズレを生じたり、接着剥離等のトラブルを生じ易
い。
が必要であるため、この点からも作業能率が悪くなる腰
更に、完全に固化する前にノイズフィルタ素子3の接着
位置にズレを生じたり、接着剥離等のトラブルを生じ易
い。
また、第1図に示すL−C複合形のノイズフィルタは、
製造工程の量産性を確保すると同時に、回路基板への実
装作業性を向上させるため、第4図に示すように、台板
7aと粘着テープ7bとより成る保持帯7上に、リード
線2を保持しつつ、一定間隔で多数個保持させた電子部
品連の形態をとると有利である。
製造工程の量産性を確保すると同時に、回路基板への実
装作業性を向上させるため、第4図に示すように、台板
7aと粘着テープ7bとより成る保持帯7上に、リード
線2を保持しつつ、一定間隔で多数個保持させた電子部
品連の形態をとると有利である。
ところが、前述のように、フィルタ素子3をリード線2
に接着する構成であると、各ノイズフィルタ毎にノイズ
フィルタ素子3を接着してゆかなければならず、当該電
子部品連の量産性が著るしく損われる。
に接着する構成であると、各ノイズフィルタ毎にノイズ
フィルタ素子3を接着してゆかなければならず、当該電
子部品連の量産性が著るしく損われる。
また電子部品連化した場合に、リード線2に対するノイ
ズフィルタ素子3の接着強度が充分でないと、ノイズフ
ィルタを保持帯7上から外してプリント回路基板等に自
動挿入する場合に、ノイズフィルタ素子3がリード線2
2から脱は出してしまう等の惧れもある。
ズフィルタ素子3の接着強度が充分でないと、ノイズフ
ィルタを保持帯7上から外してプリント回路基板等に自
動挿入する場合に、ノイズフィルタ素子3がリード線2
2から脱は出してしまう等の惧れもある。
本考案は上述する従来の技術的課題を解決し、リード線
に対してノイズフィルタ素子を確実かつ簡単に挿着する
ことができる量産性の高い回路部品を提供することを目
的とする。
に対してノイズフィルタ素子を確実かつ簡単に挿着する
ことができる量産性の高い回路部品を提供することを目
的とする。
上記目的を遠戚するため、本考案は、リード線にノイズ
フィルタ素子を挿着した回路部品において、前記リード
線の前記ノイズフィルタ素子を挿着する部分に、長さ方
向に連続し、かつ、開放端部に向う程山の高さが低くな
る凹凸状の折曲部を設け、該折曲部を前記ノイズフィル
タ素子の貫通孔内に挿入させたとき該折曲部に発生する
収縮弾発力により、前記ノイズフィルタ素子を前記リー
ド線2に係止させたことを特徴とする。
フィルタ素子を挿着した回路部品において、前記リード
線の前記ノイズフィルタ素子を挿着する部分に、長さ方
向に連続し、かつ、開放端部に向う程山の高さが低くな
る凹凸状の折曲部を設け、該折曲部を前記ノイズフィル
タ素子の貫通孔内に挿入させたとき該折曲部に発生する
収縮弾発力により、前記ノイズフィルタ素子を前記リー
ド線2に係止させたことを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本考案の内容を具体
的に説明する。
的に説明する。
第5図a1.a2は本考案に係る回路部品の組立方法を
説明する正面図、第5図bx、bzはその側面図である
。
説明する正面図、第5図bx、bzはその側面図である
。
この実施例では、リード線2を3本省する構造のコンデ
ンサ1に対し、フェライトビーズより成るノイズフィル
タ素子3を組合わせたL −C複複合形の回路部品を示
している。
ンサ1に対し、フェライトビーズより成るノイズフィル
タ素子3を組合わせたL −C複複合形の回路部品を示
している。
第5図a□。へに示すように、コンデンサ1は、リード
線2のノイズフィルタ素子3を挿着する位置に、長さ方
向に沿って連続する凹凸状の折曲部8を設けである。
線2のノイズフィルタ素子3を挿着する位置に、長さ方
向に沿って連続する凹凸状の折曲部8を設けである。
該折曲部8の凸部8a、凹部8bの個数は、これに挿着
されるノイズフィルタ素子3の長すニよってで変化する
が、通常のものでは2〜3個が適当である。
されるノイズフィルタ素子3の長すニよってで変化する
が、通常のものでは2〜3個が適当である。
また、隣接する凸部8aと凹部8bの高さの差Hit
H2は、ノイズフィルタ素子3の貫通孔3aの孔径D□
より若干大きめに形成する。
H2は、ノイズフィルタ素子3の貫通孔3aの孔径D□
より若干大きめに形成する。
また、凸部8aと凹部8bの高低差H□、H2は、リー
ド線2の開放端寄りのものほど小さくなるように、すな
わち実施例では、H1>H2となるように定める。
ド線2の開放端寄りのものほど小さくなるように、すな
わち実施例では、H1>H2となるように定める。
上述のよに構成されたコンデンサ1のリード線2に対し
て、ノイズフィルタ素子3の貫通孔3aを挿入した場合
、折曲部8の凸部8a、凹部8bが、貫通孔3aの内壁
面に圧接して収縮され、その収縮時弾発力が貫通孔3a
の内壁面に加わることとなるので、ノイズフィルタ素子
3は、第5図a2.b2に示すように、コンデンサ1の
リード線2の折曲部8の形成部分に、接着材等を必要と
することなく弾力的に係止されることとなる。
て、ノイズフィルタ素子3の貫通孔3aを挿入した場合
、折曲部8の凸部8a、凹部8bが、貫通孔3aの内壁
面に圧接して収縮され、その収縮時弾発力が貫通孔3a
の内壁面に加わることとなるので、ノイズフィルタ素子
3は、第5図a2.b2に示すように、コンデンサ1の
リード線2の折曲部8の形成部分に、接着材等を必要と
することなく弾力的に係止されることとなる。
しかも、折曲部8の凸部8aと凹部8bとの高低差H1
−H2は、リード線2の開放端寄りのもの程小さくなる
ように定めであるから、リード線2にノイズフィルタ素
子3を挿入する場合、折曲部8とノイズフィルタ素子3
との間に作用する収縮弾発力が、ノイズフィルタ素子3
を深く追い込む程に強くなる。
−H2は、リード線2の開放端寄りのもの程小さくなる
ように定めであるから、リード線2にノイズフィルタ素
子3を挿入する場合、折曲部8とノイズフィルタ素子3
との間に作用する収縮弾発力が、ノイズフィルタ素子3
を深く追い込む程に強くなる。
したがってノイズフィルタ素子3の挿着作業を非常にス
ムーズに、かつ確実に行なうことができる。
ムーズに、かつ確実に行なうことができる。
なお、前述の折曲部8は、たとえば第6図に示すように
、リード線2を型A、B間で挾み付けるようにして押圧
することにより正確かつ簡単に形成することができる。
、リード線2を型A、B間で挾み付けるようにして押圧
することにより正確かつ簡単に形成することができる。
また実施例では、コンデンサを例にとって説明したが、
トランジスタ等の他の回路部品であっても同様に適用で
きる。
トランジスタ等の他の回路部品であっても同様に適用で
きる。
以上述べたように、リード線にノイズフィルタ素子を挿
着した回路部品において、前記リード線の前記ノイズフ
ィルタ素子を挿着する部分に、長さ方向に連続する凹凸
状の折曲部を設け、該折曲部を前記ノイズフィルタ素子
の貫通孔内に挿入させたとき、該折曲部に発生する収縮
弾発力により、前記ノイズフィルタ素子を前記リード線
に係止させたことを特徴とするから、従来のような接着
材を使用することなく、ノイズフィルタ素子をリード線
に嵌めるだけの簡単な作業で、リード線に確実に挿着さ
せることができる。
着した回路部品において、前記リード線の前記ノイズフ
ィルタ素子を挿着する部分に、長さ方向に連続する凹凸
状の折曲部を設け、該折曲部を前記ノイズフィルタ素子
の貫通孔内に挿入させたとき、該折曲部に発生する収縮
弾発力により、前記ノイズフィルタ素子を前記リード線
に係止させたことを特徴とするから、従来のような接着
材を使用することなく、ノイズフィルタ素子をリード線
に嵌めるだけの簡単な作業で、リード線に確実に挿着さ
せることができる。
したがって本考案によれば、ノイズフィルタ素子の挿着
作業性が良好で、単品あるいは電子部品連化する場合の
量産性の非常に高い回路部品を提供することができる。
作業性が良好で、単品あるいは電子部品連化する場合の
量産性の非常に高い回路部品を提供することができる。
しかも、接着材を使用した場合のような接着位置ズレ、
接着剥離などのトラブルを生じる余地が全(存在せず、
所定位置に確実に挿着できるので、回路基板へ実装する
際や、電子部品連化する際、更には電子部品連化された
ものを回路基板の所定位置に自動挿入する際に、ノイズ
フィルタ素子がリード線から脱は出てしまう等のトラブ
ルをほぼ完全になくすることができる。
接着剥離などのトラブルを生じる余地が全(存在せず、
所定位置に確実に挿着できるので、回路基板へ実装する
際や、電子部品連化する際、更には電子部品連化された
ものを回路基板の所定位置に自動挿入する際に、ノイズ
フィルタ素子がリード線から脱は出てしまう等のトラブ
ルをほぼ完全になくすることができる。
また実施例に示したように、折曲部の凸部の高さをリー
ド線の開放端寄りのものほど、低く設定することにより
、ノイズフィルタ素子の挿着作業を非常にスムーズに、
かつ確実に行なうことができるようになる。
ド線の開放端寄りのものほど、低く設定することにより
、ノイズフィルタ素子の挿着作業を非常にスムーズに、
かつ確実に行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはノイズフィルタ素子を挿着したL−C複合形
の回路部品の正面図、第1図Bはその等価回路図、第2
図は同じくトランジスタの正面図、第3図は従来のノイ
ズフィルタ素子の挿着方法を説明する要部拡大断面図、
第4図はL−C複台形回路部品をテーピングした電子部
品連の正面図、第5図a1.a2は本考案に係る回路部
品の組立方法を説明する正面図、第5図b+−b2はそ
の側面部分断面図、第6図は折曲部の形成方法を説明す
る図である。 2・・・・・・リード線、3・・・・・・ノイズフィル
タ素子、3a・・・・・・貫通孔、8・・・・・・折曲
部。
の回路部品の正面図、第1図Bはその等価回路図、第2
図は同じくトランジスタの正面図、第3図は従来のノイ
ズフィルタ素子の挿着方法を説明する要部拡大断面図、
第4図はL−C複台形回路部品をテーピングした電子部
品連の正面図、第5図a1.a2は本考案に係る回路部
品の組立方法を説明する正面図、第5図b+−b2はそ
の側面部分断面図、第6図は折曲部の形成方法を説明す
る図である。 2・・・・・・リード線、3・・・・・・ノイズフィル
タ素子、3a・・・・・・貫通孔、8・・・・・・折曲
部。
Claims (1)
- リード線にノイズフィルタ素子を挿着した回路部品にお
いて、前記リード線の前記ノイズフィルタ素子を挿着す
る部分に、長さ方向に連続腰かつ、開放端部に向う程山
の高さが低くなる凹凸状の折曲部を設け、該折曲部を前
記ノイズフィルタ素子の貫通孔内に挿入させたとき該折
曲部に発生する収縮弾発力により、前記ノイズフィルタ
素子を前記リード線に係止させたことを特徴とする回路
部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1545480U JPS6028112Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | 回路部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1545480U JPS6028112Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | 回路部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56117538U JPS56117538U (ja) | 1981-09-08 |
JPS6028112Y2 true JPS6028112Y2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=29611906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1545480U Expired JPS6028112Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | 回路部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028112Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039234U (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-19 | 株式会社村田製作所 | 3端子電子部品 |
JPH0731621Y2 (ja) * | 1990-08-18 | 1995-07-19 | 株式会社村田製作所 | 多端子ノイズフィルタ |
-
1980
- 1980-02-09 JP JP1545480U patent/JPS6028112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56117538U (ja) | 1981-09-08 |
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