JPH0568890B2 - - Google Patents
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- JPH0568890B2 JPH0568890B2 JP60104878A JP10487885A JPH0568890B2 JP H0568890 B2 JPH0568890 B2 JP H0568890B2 JP 60104878 A JP60104878 A JP 60104878A JP 10487885 A JP10487885 A JP 10487885A JP H0568890 B2 JPH0568890 B2 JP H0568890B2
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- Japan
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、テーピング化に対応できるように
改良した圧電共振部品に関する。
改良した圧電共振部品に関する。
以下においては、圧電共振部品の一例として、
拡がり振動を利用したセラミツク発振子を例に説
明する。
拡がり振動を利用したセラミツク発振子を例に説
明する。
第4図は従来のセラミツク発振子の外観を示す
斜視図であり、第5図はその中身の一例を示す斜
視図である。このセラミツク発振子は、圧電セラ
ミツク基板11の両面に電極12a,12bが形
成されたセラミツク素子1の両側を端子板2a,
2bで挟んだものをケース3内に収納したもので
あり、この例では端子板2a,2bはそれぞれ舌
片21a,21を有しており、これによつてセラ
ミツク素子1を振動のノード点で弾性的に圧接し
て保持している。また、端子板2a,2bには、
それらと一体的に形成された板状のリード端子2
2a,22bがつながつており、ケース3外へは
当該リード端子22a,22bが引き出されてい
る。そしてケース3の開口部31は、例えばエポ
キシ樹脂等のシール材4で封止されている。
斜視図であり、第5図はその中身の一例を示す斜
視図である。このセラミツク発振子は、圧電セラ
ミツク基板11の両面に電極12a,12bが形
成されたセラミツク素子1の両側を端子板2a,
2bで挟んだものをケース3内に収納したもので
あり、この例では端子板2a,2bはそれぞれ舌
片21a,21を有しており、これによつてセラ
ミツク素子1を振動のノード点で弾性的に圧接し
て保持している。また、端子板2a,2bには、
それらと一体的に形成された板状のリード端子2
2a,22bがつながつており、ケース3外へは
当該リード端子22a,22bが引き出されてい
る。そしてケース3の開口部31は、例えばエポ
キシ樹脂等のシール材4で封止されている。
上述のようなセラミツク発振子においては、セ
ラミツク素子1を保持するための端子板2a,2
bとリード端子22a,22bとが一体的に形成
されているため、リード端子22a,22bは板
状のいわゆる平端子にならざるを得ない。なぜな
ら、端子板2a,2bの厚さが大きいと弾性的が
強すぎてセラミツク素子1を破損させてしまうた
めその厚さを大きくすることはできず、従つてそ
れと一体のリード端子22a,22bの厚さも大
きくすることができないからである。
ラミツク素子1を保持するための端子板2a,2
bとリード端子22a,22bとが一体的に形成
されているため、リード端子22a,22bは板
状のいわゆる平端子にならざるを得ない。なぜな
ら、端子板2a,2bの厚さが大きいと弾性的が
強すぎてセラミツク素子1を破損させてしまうた
めその厚さを大きくすることはできず、従つてそ
れと一体のリード端子22a,22bの厚さも大
きくすることができないからである。
従つて、上述のようなセラミツク発振子をテー
ピング仕様にしようとしても、平端子であるリー
ド端子22a,22bにはその幅方向やその斜め
方向の曲げの自由度が殆どないため、また幅方向
やその斜め方向からのカツトが困難であるため、
テーピング化は困難である。
ピング仕様にしようとしても、平端子であるリー
ド端子22a,22bにはその幅方向やその斜め
方向の曲げの自由度が殆どないため、また幅方向
やその斜め方向からのカツトが困難であるため、
テーピング化は困難である。
これをより詳しく説明すると、テーピング化と
は、テーピング用のフープ材(後述する第2図参
照)あるいは紙、プラスチツク等のテープ(後述
する第3図参照)を用いて、多数の電子部品を細
長いテープ状のものに並べて保持して、電子部品
を基板等に自動で実装する自動挿入機に対応でき
るようにすることを意味している。実装の際は、
自動挿入機によつて、電子部品はテープ等からカ
ツトされた後、その端子が基板の孔に挿入され、
更に端子の余分な部分がカツトされた後、基板か
ら突き出た折り曲げられる(即ちクリンチされ
る)。
は、テーピング用のフープ材(後述する第2図参
照)あるいは紙、プラスチツク等のテープ(後述
する第3図参照)を用いて、多数の電子部品を細
長いテープ状のものに並べて保持して、電子部品
を基板等に自動で実装する自動挿入機に対応でき
るようにすることを意味している。実装の際は、
自動挿入機によつて、電子部品はテープ等からカ
ツトされた後、その端子が基板の孔に挿入され、
更に端子の余分な部分がカツトされた後、基板か
ら突き出た折り曲げられる(即ちクリンチされ
る)。
この基板に挿入された後にカツトおよびクリン
チされる方向は、自動挿入機において無駄な動き
を無くする等のために、一般的には両方共同じ方
向となる。その場合、クリンチの方向が端子の板
厚方向であると、端子が隣の部品と基板の裏側で
近接しシヨートするようになるので高密度実装が
できなくなり、またクリンチの方向が端子の並ん
でいる方向だと基板の裏側で隣の端子と近接しシ
ヨートするようになるので電子部品の小型化がで
きなくなり、これらの問題を避けるためクリンチ
の方向は、通常は、板厚方向から45度程度ずれた
角度、即ち板厚方向と板幅方向の中間位の斜め方
向とされている。ところが、平端子は、板厚方向
には比較的自由にカツトしかつ曲げることができ
るけれども、その板幅方向あるいは上述した45度
程度の斜め方向からカツトしかつ曲げようとする
と、平端子は幅に比べて厚さが極端に小さいた
め、端子が斜めにねじれる等して、うまくカツト
することも曲げることもできない。このような理
由から、従来の平端子を用いた圧電共振部品は、
テーピング化が困難である。
チされる方向は、自動挿入機において無駄な動き
を無くする等のために、一般的には両方共同じ方
向となる。その場合、クリンチの方向が端子の板
厚方向であると、端子が隣の部品と基板の裏側で
近接しシヨートするようになるので高密度実装が
できなくなり、またクリンチの方向が端子の並ん
でいる方向だと基板の裏側で隣の端子と近接しシ
ヨートするようになるので電子部品の小型化がで
きなくなり、これらの問題を避けるためクリンチ
の方向は、通常は、板厚方向から45度程度ずれた
角度、即ち板厚方向と板幅方向の中間位の斜め方
向とされている。ところが、平端子は、板厚方向
には比較的自由にカツトしかつ曲げることができ
るけれども、その板幅方向あるいは上述した45度
程度の斜め方向からカツトしかつ曲げようとする
と、平端子は幅に比べて厚さが極端に小さいた
め、端子が斜めにねじれる等して、うまくカツト
することも曲げることもできない。このような理
由から、従来の平端子を用いた圧電共振部品は、
テーピング化が困難である。
そこでこの発明は、上述のような圧電共振部品
をテーピング化に対応できるようにすることを主
たる目的とする。
をテーピング化に対応できるようにすることを主
たる目的とする。
この発明の圧電共振部品は、ケース内に収納さ
れた圧電共振素子が少なくとも一対の端子板で挟
んで弾性的に保持され、この各端子板と一体の板
状のリード端子がケースの開口部付近までそれぞ
れ引き出され、そこで各リード端子に当該リード
端子より厚さの大きい丸棒状又は角棒状の延長端
子がそれぞれ機械的かつ電気的に結合され、ケー
ス外へは当該延長端子が引き出され、かつケース
の開口部であつて両端子の結合部を含む部分がシ
ール材で封止されていることを特徴とする。
れた圧電共振素子が少なくとも一対の端子板で挟
んで弾性的に保持され、この各端子板と一体の板
状のリード端子がケースの開口部付近までそれぞ
れ引き出され、そこで各リード端子に当該リード
端子より厚さの大きい丸棒状又は角棒状の延長端
子がそれぞれ機械的かつ電気的に結合され、ケー
ス外へは当該延長端子が引き出され、かつケース
の開口部であつて両端子の結合部を含む部分がシ
ール材で封止されていることを特徴とする。
ケース外へは丸棒状又は角棒状の延長端子が引
き出されている。当該延長端子は、リード端子よ
り厚さの大きい丸棒状又は角棒状であるため、板
状の平端子の場合と違つて、曲げの自由度が大き
く、平端子の幅方向に相当する方向やその斜め方
向にも比較的容易に曲げることができ、また、こ
れらの方向から比較的容易にカツトすることもで
き、従つてテーピング化に対応することができ
る。
き出されている。当該延長端子は、リード端子よ
り厚さの大きい丸棒状又は角棒状であるため、板
状の平端子の場合と違つて、曲げの自由度が大き
く、平端子の幅方向に相当する方向やその斜め方
向にも比較的容易に曲げることができ、また、こ
れらの方向から比較的容易にカツトすることもで
き、従つてテーピング化に対応することができ
る。
第1図は、この発明の一実施例に係るセラミツ
ク発振子を示す一部切欠き斜視図である。このセ
ラミツク発振子10においても、図には表れてい
ないけれども、例えば第5図に示したようなセラ
ミツク素子(圧電共振素子)1及び端子板2a,
2bがケース3内に収納されている。
ク発振子を示す一部切欠き斜視図である。このセ
ラミツク発振子10においても、図には表れてい
ないけれども、例えば第5図に示したようなセラ
ミツク素子(圧電共振素子)1及び端子板2a,
2bがケース3内に収納されている。
次に図に表れているリード端子22a側を中心
に従来例との相違点を説明すると、このセラミツ
ク発振子10においては前述した板状のリード端
子22aはケース3の開口部31付近(即ち、底
面シール部)までしか引き出しておらず、そこで
当該リード端子22aにそれより厚さの大きい、
この例では断面がほぼ正方形をした角棒状の延長
端子5aが結合されている。より具体的には、延
長端子5aの先端部に設けられた切込み51a内
にリード端子22aの端部が差し込まれていてそ
こで両端子が機械的かつ電気的に結合されてい
る。この場合、延長端子5aは、例えば断面がほ
ぼ円形をした丸棒状のものでも良い。
に従来例との相違点を説明すると、このセラミツ
ク発振子10においては前述した板状のリード端
子22aはケース3の開口部31付近(即ち、底
面シール部)までしか引き出しておらず、そこで
当該リード端子22aにそれより厚さの大きい、
この例では断面がほぼ正方形をした角棒状の延長
端子5aが結合されている。より具体的には、延
長端子5aの先端部に設けられた切込み51a内
にリード端子22aの端部が差し込まれていてそ
こで両端子が機械的かつ電気的に結合されてい
る。この場合、延長端子5aは、例えば断面がほ
ぼ円形をした丸棒状のものでも良い。
そしてケース3外へは当該延長端子5aが引き
出されており、かつケース3の開口部31であつ
てリード端子22aと延長端子5aの結合部を含
む部品がエポキシ樹脂等のシール材4で封止され
ている。従つてこのシール材4によつて、ケース
3の開口部31の封止に加えて上記結合部の強度
補強が行われている。この場合、延長端子5aの
先端部に、図のような窪み52aあるいは突起を
設けておくと、それが延長端子5aの抜けを防止
するストツパーの働きをするので好ましい。
出されており、かつケース3の開口部31であつ
てリード端子22aと延長端子5aの結合部を含
む部品がエポキシ樹脂等のシール材4で封止され
ている。従つてこのシール材4によつて、ケース
3の開口部31の封止に加えて上記結合部の強度
補強が行われている。この場合、延長端子5aの
先端部に、図のような窪み52aあるいは突起を
設けておくと、それが延長端子5aの抜けを防止
するストツパーの働きをするので好ましい。
尚、図には表れていないけれども、延長端子5
bの先端部にも切込み51bが設けられており、
もう一方のリード端子22bとの結合は延長端子
5a側と全く同様にして行われている。
bの先端部にも切込み51bが設けられており、
もう一方のリード端子22bとの結合は延長端子
5a側と全く同様にして行われている。
上述のようなセラミツク発振子10の製造方法
の一例を説明すると、ケース3内に収納したセラ
ミツク素子1から板状のリード端子22a,22
bをケース3の開口部31付近まで引き出してお
き、先端部に切込み51a,51bをそれぞれ有
する丸棒状又は角棒状の延長端子5a,5bの先
端部を前記開口部31内に入れて当該切込み51
a,51b内にリード端子22a,22bの端部
をそれぞれ差し込み、かつ延長端子5a,5bの
切込み51a,51b部をそれぞれかしめてリー
ド端子22a,22bと延長端子5a,5bとを
それぞれ結合し、その後ケース3の開口部31で
あつて両端子の結合部を含む部分にエポキシ樹脂
等のシール材4を注入してそこを封止する。その
場合、必要に応じて、シール材4のケース3内へ
の流れ込みを規制するシート等を用いても良い。
このような製造方法によつて、上述のようなセラ
ミツク発振子10を簡単に製造することができ
る。
の一例を説明すると、ケース3内に収納したセラ
ミツク素子1から板状のリード端子22a,22
bをケース3の開口部31付近まで引き出してお
き、先端部に切込み51a,51bをそれぞれ有
する丸棒状又は角棒状の延長端子5a,5bの先
端部を前記開口部31内に入れて当該切込み51
a,51b内にリード端子22a,22bの端部
をそれぞれ差し込み、かつ延長端子5a,5bの
切込み51a,51b部をそれぞれかしめてリー
ド端子22a,22bと延長端子5a,5bとを
それぞれ結合し、その後ケース3の開口部31で
あつて両端子の結合部を含む部分にエポキシ樹脂
等のシール材4を注入してそこを封止する。その
場合、必要に応じて、シール材4のケース3内へ
の流れ込みを規制するシート等を用いても良い。
このような製造方法によつて、上述のようなセラ
ミツク発振子10を簡単に製造することができ
る。
上述のようなセラミツク発振子10において
は、リード端子22a,22bに延長端子5a,
5bをそれぞれ結合してそれをケース3外へ引き
出すようにしているので、前述した端子板2a,
2b及びそれと一体的に形成されたリード端子2
2a,22bは、セラミツク素子1を弾性的に保
持し、電気的導通を取るという本来の目的に最適
の構造、材質、板厚等を選定することができる。
一方、延長端子5a,5bは、リード端子22
a,22bより厚さの大きい丸棒状又は角棒状で
あるため、板状の平端子の場合と違つて、曲げの
自由が大きく、平端子の幅方向に相当する方向や
その斜め方向にも比較的容易に曲げることがで
き、また、これらの方向から比較的容易にカツト
することもできる。しかもテーピング化に適した
材質、寸法等を、端子板2a,2bおよびリード
端子22a,22b側からの制約を受けることな
く独自に選定することができる。従つてこのよう
なセラミツク発振子10は、テーピング化に対応
することができる。
は、リード端子22a,22bに延長端子5a,
5bをそれぞれ結合してそれをケース3外へ引き
出すようにしているので、前述した端子板2a,
2b及びそれと一体的に形成されたリード端子2
2a,22bは、セラミツク素子1を弾性的に保
持し、電気的導通を取るという本来の目的に最適
の構造、材質、板厚等を選定することができる。
一方、延長端子5a,5bは、リード端子22
a,22bより厚さの大きい丸棒状又は角棒状で
あるため、板状の平端子の場合と違つて、曲げの
自由が大きく、平端子の幅方向に相当する方向や
その斜め方向にも比較的容易に曲げることがで
き、また、これらの方向から比較的容易にカツト
することもできる。しかもテーピング化に適した
材質、寸法等を、端子板2a,2bおよびリード
端子22a,22b側からの制約を受けることな
く独自に選定することができる。従つてこのよう
なセラミツク発振子10は、テーピング化に対応
することができる。
次に前述したセラミツク発振子10をテーピン
グ化した例を第2図及び第3図に示す。第2図
は、軟銅材等から成るテーピング用フープ材を用
いたものであり、フレーム6から延びる複数の端
子を前述した延長端子5a,5bとして利用して
いる。この例の場合は延長端子5a,5bは角棒
状のものであり、これは、フープ材の板厚を自動
挿入機への対応に支障のない範囲で大きくするこ
とによつて実現することができる。第3図は、テ
ープを用いたものであり、テープ7と粘着テープ
8との間にセラミツク発振子10の延長端子5
a,5bを挟み込んでいる。このテープ7、粘着
テープ8は、例えば紙、プラスチツク等から成
る。この例の場合は、延長端子5a,5bは丸棒
状、角棒状のいずれでも良い。
グ化した例を第2図及び第3図に示す。第2図
は、軟銅材等から成るテーピング用フープ材を用
いたものであり、フレーム6から延びる複数の端
子を前述した延長端子5a,5bとして利用して
いる。この例の場合は延長端子5a,5bは角棒
状のものであり、これは、フープ材の板厚を自動
挿入機への対応に支障のない範囲で大きくするこ
とによつて実現することができる。第3図は、テ
ープを用いたものであり、テープ7と粘着テープ
8との間にセラミツク発振子10の延長端子5
a,5bを挟み込んでいる。このテープ7、粘着
テープ8は、例えば紙、プラスチツク等から成
る。この例の場合は、延長端子5a,5bは丸棒
状、角棒状のいずれでも良い。
尚、以上では圧電共振部品の一例としてセラミ
ツク発振子を例に説明したが、この発明はそれに
限定されるものではない。
ツク発振子を例に説明したが、この発明はそれに
限定されるものではない。
以上のようにこの発明によれば、延長端子はリ
ード端子より厚さの大きい丸棒状又は角棒状であ
るため、板状の平端子の場合と違つて、曲げの自
由度が大きく、平端子の幅方向に相当する方向や
その斜め方向にも比較的容易に曲げることがで
き、また、これらの方向から比較的容易にカツト
することもできる。しかも延長端子にはテーピン
グ化に適した材質、寸法等を、端子板およびリー
ド端子側からの制約を受けることなく独自に選定
することができる。従つてテーピング化に対応す
ることができる圧電共振部品を実現することがで
きる。
ード端子より厚さの大きい丸棒状又は角棒状であ
るため、板状の平端子の場合と違つて、曲げの自
由度が大きく、平端子の幅方向に相当する方向や
その斜め方向にも比較的容易に曲げることがで
き、また、これらの方向から比較的容易にカツト
することもできる。しかも延長端子にはテーピン
グ化に適した材質、寸法等を、端子板およびリー
ド端子側からの制約を受けることなく独自に選定
することができる。従つてテーピング化に対応す
ることができる圧電共振部品を実現することがで
きる。
しかも、端子板およびそれと一体的に形成され
たリード端子は、圧電共振素子を弾性的に保持
し、電気的導通を取るという本来の目的に最適の
構造、材質、板厚等を選定することができるの
で、電気的特性、信頼性等に優れた圧電共振部品
を実現することができる。
たリード端子は、圧電共振素子を弾性的に保持
し、電気的導通を取るという本来の目的に最適の
構造、材質、板厚等を選定することができるの
で、電気的特性、信頼性等に優れた圧電共振部品
を実現することができる。
また、リード端子と延長端子とがシール材の部
分で結合されているので、このシール材によつて
補強されて結合の信頼性が向上するだけでなく、
ケース外へは結合部分が出ていないので、結合部
分が当該圧電共振部品を基板等へ実装する際の邪
魔になることもない。
分で結合されているので、このシール材によつて
補強されて結合の信頼性が向上するだけでなく、
ケース外へは結合部分が出ていないので、結合部
分が当該圧電共振部品を基板等へ実装する際の邪
魔になることもない。
また、リード端子に延長端子が機械的かつ電気
的に結合されており、このような構造にすること
により、両者間を接続するための余計なリード線
およびその接続作業が不要になるので、製造コス
トを下げることができる。
的に結合されており、このような構造にすること
により、両者間を接続するための余計なリード線
およびその接続作業が不要になるので、製造コス
トを下げることができる。
第1図は、この発明の一実施例に係るセラミツ
ク発振子を示す一部切欠き斜視図である。第2図
は、この発明の一実施例に係るセラミツク発振子
をテーピング用フープ材を用いてテーピング化し
た例を示す平面図である。第3図は、この発明の
一実施例に係るセラミツク発振子を紙テープ等を
用いてテーピング化した例を示す平面図である。
第4図は従来のセラミツク発振子の外観を示す斜
視図であり、第5図はその中身の一例を示す斜視
図である。 1……セラミツク素子(圧電共振素子)、2a,
2b……端子板、22a,22b……リード端
子、3……ケース、31……開口部、4……シー
ル材、5a,5b……延長端子、10……セラミ
ツク発振子。
ク発振子を示す一部切欠き斜視図である。第2図
は、この発明の一実施例に係るセラミツク発振子
をテーピング用フープ材を用いてテーピング化し
た例を示す平面図である。第3図は、この発明の
一実施例に係るセラミツク発振子を紙テープ等を
用いてテーピング化した例を示す平面図である。
第4図は従来のセラミツク発振子の外観を示す斜
視図であり、第5図はその中身の一例を示す斜視
図である。 1……セラミツク素子(圧電共振素子)、2a,
2b……端子板、22a,22b……リード端
子、3……ケース、31……開口部、4……シー
ル材、5a,5b……延長端子、10……セラミ
ツク発振子。
Claims (1)
- 1 ケースに収納された圧電共振素子が少なくと
も一対の端子板で挟んで弾性的に保持され、この
各端子板と一体の板状のリード端子がケースの開
口部付近までそれぞれ引き出され、そこで各リー
ド端子に当該リード端子より厚さの大きい丸棒状
又は角棒状の延長端子がそれぞれ機械的かつ電気
的に結合され、ケース外へは当該延長端子が引き
出され、かつケースの開口部であつて両端子の結
合部を含む部分がシール材で封止されていること
を特徴とする圧電共振部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10487885A JPS61262311A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 圧電共振部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10487885A JPS61262311A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 圧電共振部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61262311A JPS61262311A (ja) | 1986-11-20 |
JPH0568890B2 true JPH0568890B2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=14392455
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JP10487885A Granted JPS61262311A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 圧電共振部品 |
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JP (1) | JPS61262311A (ja) |
Families Citing this family (4)
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JPS60127812A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | セラミツク発振子 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP10487885A patent/JPS61262311A/ja active Granted
Patent Citations (5)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61262311A (ja) | 1986-11-20 |
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