JPS6027841Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS6027841Y2 JPS6027841Y2 JP9564582U JP9564582U JPS6027841Y2 JP S6027841 Y2 JPS6027841 Y2 JP S6027841Y2 JP 9564582 U JP9564582 U JP 9564582U JP 9564582 U JP9564582 U JP 9564582U JP S6027841 Y2 JPS6027841 Y2 JP S6027841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- frequency
- heating device
- slots
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波加熱装置のいわゆる焼ムラの改善をはか
ると共に、扉体に設けたのぞき窓が曇ることをも合せて
防止しようとするものである。
ると共に、扉体に設けたのぞき窓が曇ることをも合せて
防止しようとするものである。
加熱室内の焼ムラを改善する一つのシステムとして中央
給電方式がすでに実用に供されている。
給電方式がすでに実用に供されている。
これは加熱室の中央部に給電口とスタラーファンを設け
、加熱室内の前後左右の電界強度のバランスをとろうと
するものであるが、実際には扉ののぞき窓に設けたガラ
ス等が誘電体であるため、実質的な寸法が異なり完壁な
バランスをとることは困難であった。
、加熱室内の前後左右の電界強度のバランスをとろうと
するものであるが、実際には扉ののぞき窓に設けたガラ
ス等が誘電体であるため、実質的な寸法が異なり完壁な
バランスをとることは困難であった。
本考案はこのような中央給電におけるバランスのくずれ
を補正する一つの手段を提供するとともに扉ののぞき窓
の曇りを防止するものであり、以下図面に従って本考案
の一実施例について説明する。
を補正する一つの手段を提供するとともに扉ののぞき窓
の曇りを防止するものであり、以下図面に従って本考案
の一実施例について説明する。
第１図において高周波発振源として用いたマグネトロン
１は加熱室２の土壁、すなわち食品３と対向する面の略
中央部に設置される。
１は加熱室２の土壁、すなわち食品３と対向する面の略
中央部に設置される。
そしてスタラーファン４はマグネトロンアンテナと同軸
上に配されている。
上に配されている。
かかる構成により加熱室２内の電界強度は前後を右とも
バランスがとれるはずであるが、実際には扉体として用
いたドア５に設けたのぞき窓６のガラス等の誘電体のた
めに多少の前後差を生ずる。
バランスがとれるはずであるが、実際には扉体として用
いたドア５に設けたのぞき窓６のガラス等の誘電体のた
めに多少の前後差を生ずる。
そこで本実施例では誘電体より成りスタラーファンを保
護する仕切板７を取付ける導体片より′なる取付板８，
８′を金属体とし、これにスロット９を適切な形状で適
宜複数設けることにより、マグネトロン１のアンテナよ
り見たインピーダンスを領域Ｉと領域■とで略一致する
よう構成している。
護する仕切板７を取付ける導体片より′なる取付板８，
８′を金属体とし、これにスロット９を適切な形状で適
宜複数設けることにより、マグネトロン１のアンテナよ
り見たインピーダンスを領域Ｉと領域■とで略一致する
よう構成している。
すなわち領域Ｉ側はガラス６がある分だけ実質庫内空間
が大きくなっているわけで、この領域■と■のインピー
ダンスの不整合を、スロット９により整合をはかるわけ
である。
が大きくなっているわけで、この領域■と■のインピー
ダンスの不整合を、スロット９により整合をはかるわけ
である。
しかしながら反面このようなスロット構造を設けると取
付板８め温度上昇をまねきやすい。
付板８め温度上昇をまねきやすい。
そこで取付板８の温度上昇を抑えるためスロット長を１
７４Å以下とした。
７４Å以下とした。
またスロット９とスロット９との間隔を４八Å以下とし
てスロット９の部分から大量の電波が通過するのを防止
している。
てスロット９の部分から大量の電波が通過するのを防止
している。
次に一例を挙げると高周波出力６００Ｗの装置において
、３１ｒｒｌ！ｔ×２ｏｒＩｒ！ＩＬのスロット９を１
帽設けることにより■と■の整合をとることができたが
、この時取付板８の温度は受皿１０のみの軽負荷運転を
１分間行うことにより５ＵＳ３０４あるいはアルミ板で
取付板を構成した際には２５ｄｅｑ、 ５ＬＪｓ４３０
あるいはＳＰＣでは４０〜６５ｄｅｑにも達した。
、３１ｒｒｌ！ｔ×２ｏｒＩｒ！ＩＬのスロット９を１
帽設けることにより■と■の整合をとることができたが
、この時取付板８の温度は受皿１０のみの軽負荷運転を
１分間行うことにより５ＵＳ３０４あるいはアルミ板で
取付板を構成した際には２５ｄｅｑ、 ５ＬＪｓ４３０
あるいはＳＰＣでは４０〜６５ｄｅｑにも達した。
そこで取付板８を最も効果的に冷却される位置に配置し
、送風機１１によりエアーガイド１２を介して加熱室２
内に送風された換気風の一部をすぐさまスロット９を通
過させ、加熱室２に入れた後のぞき窓６内面部を通過さ
せて排気口１３に導く構成としている。
、送風機１１によりエアーガイド１２を介して加熱室２
内に送風された換気風の一部をすぐさまスロット９を通
過させ、加熱室２に入れた後のぞき窓６内面部を通過さ
せて排気口１３に導く構成としている。
かかる構成により、金属体８は効率良く冷却されると共
に、ドア５のぞき窓６内面に吹きつけられる風は装置始
動直後より比較的高い熱風となり、食品より発生する蒸
気等によるのぞき窓６の曇りが最初から防止できる。
に、ドア５のぞき窓６内面に吹きつけられる風は装置始
動直後より比較的高い熱風となり、食品より発生する蒸
気等によるのぞき窓６の曇りが最初から防止できる。
すなわち従来の換気構造ではある程度やむを得なかった
装置の冷体時の曇りはのぞき窓６がすみやかに暖められ
蒸気が付着しにくくなることによりなくなるのである。
装置の冷体時の曇りはのぞき窓６がすみやかに暖められ
蒸気が付着しにくくなることによりなくなるのである。
以上説明したように本考案は扉体の近傍で、高周波発振
源が設けられた壁面近傍に導体片を設け、この導体片に
設けた複数のスロットから扉体ののぞき窓内側部分に換
気手段による風を通すので、蒸気発生量の大きな被加熱
物の加熱においてものぞき窓は曇らず、よって被加熱物
の出来栄えをのぞき窓から見ながら加熱が行え、加熱時
間の長短による調理失敗も未然に防ぐことができる。
源が設けられた壁面近傍に導体片を設け、この導体片に
設けた複数のスロットから扉体ののぞき窓内側部分に換
気手段による風を通すので、蒸気発生量の大きな被加熱
物の加熱においてものぞき窓は曇らず、よって被加熱物
の出来栄えをのぞき窓から見ながら加熱が行え、加熱時
間の長短による調理失敗も未然に防ぐことができる。
また、導体片を設けることおよび扉体にのぞき窓を設け
ることでその近傍の電界が他部に比べ不均一となりやす
いが、本考案では上述のごとく導体片のスロットを通し
て少量の高周波をのぞき窓内側部分に供給するので、上
記の不均一さをおぎなうことができ、これにより被加熱
物の加熱むらを防止することができる。
ることでその近傍の電界が他部に比べ不均一となりやす
いが、本考案では上述のごとく導体片のスロットを通し
て少量の高周波をのぞき窓内側部分に供給するので、上
記の不均一さをおぎなうことができ、これにより被加熱
物の加熱むらを防止することができる。
第１図は本考案の一実施例を示す高周波加熱装置の断面
図、第２図は同加熱室開口部の正面図である。 １・・・・・・マグネトロン、２・・・・・・加熱室、
５・・・・・・ドア、６・・・・・・のぞき窓、８・・
・・・・仕切板取付板、９・・・・・・スロット。
図、第２図は同加熱室開口部の正面図である。 １・・・・・・マグネトロン、２・・・・・・加熱室、
５・・・・・・ドア、６・・・・・・のぞき窓、８・・
・・・・仕切板取付板、９・・・・・・スロット。
Claims (3)
- （１）加熱室と、この加熱室の床面上におかれる食品と
対向する壁面の略中央部から同室内に高周波を供給する
高周波発振源と、この加熱室内の換気を行う換気手段と
、前記加熱室の開口部を覆うとともに、この加熱室内を
室外から見るのぞき窓を有する扉体とを備え、前記加熱
室内の扉体近傍で前記壁面近傍に、導体片を設けるとと
もに、この導体片には前記換気手段による風と高周波発
振源からの高周波とを通過させて前記のぞき窓の内側部
分に供給する複数のスロットを設けた高周波加熱装置。 - （２）スロットの長さを使用電波の１！皺長未満とした
実用新案登録請求の範囲第１項に記載の高周波加熱装置
。 - （３）複数のスロットのスロットとスロットとの間隔を
使用電波の１／＃長未満とした実用新案登録請求の範囲
第１項に記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9564582U JPS6027841Y2 (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9564582U JPS6027841Y2 (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS588002U JPS588002U (ja) | 1983-01-19 |
| JPS6027841Y2 true JPS6027841Y2 (ja) | 1985-08-23 |
Family
ID=29890539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9564582U Expired JPS6027841Y2 (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027841Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-06-24 JP JP9564582U patent/JPS6027841Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS588002U (ja) | 1983-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6344637B2 (en) | Cooling system for built-in microwave oven | |
| EP0917401B1 (en) | A cooling apparatus for a microwave oven having additional heating lamps | |
| JPH0634137A (ja) | 電子レンジ | |
| US4262183A (en) | Combination microwave/forced convection oven | |
| JPS6027841Y2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| US4556771A (en) | Microwave feed for common cavity oven | |
| JPH0138877Y2 (ja) | ||
| JPS6028883Y2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS5935728A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS5971928A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS6322409Y2 (ja) | ||
| JPH0126964Y2 (ja) | ||
| JPH0142721Y2 (ja) | ||
| JPH0482190A (ja) | 電子レンジ | |
| JP2524402B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH05340542A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS6242472Y2 (ja) | ||
| JPS595766Y2 (ja) | 加熱装置 | |
| JPH06260277A (ja) | 加熱調理装置 | |
| JPS58200935A (ja) | 加熱装置 | |
| JP2000048947A (ja) | 電子レンジ | |
| JPS6119519Y2 (ja) | ||
| JPS581686Y2 (ja) | ガス複合調理器 | |
| JPH0875173A (ja) | 電子レンジ | |
| JPS6319794A (ja) | 加熱調理器 |