JPS6027646B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6027646B2
JPS6027646B2 JP54139789A JP13978979A JPS6027646B2 JP S6027646 B2 JPS6027646 B2 JP S6027646B2 JP 54139789 A JP54139789 A JP 54139789A JP 13978979 A JP13978979 A JP 13978979A JP S6027646 B2 JPS6027646 B2 JP S6027646B2
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久夫 塘
和美 堀
純一 河野
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Kao Soap Co Ltd
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    • Y10S516/00Colloid systems and wetting agents; subcombinations thereof; processes of
    • Y10S516/01Wetting, emulsifying, dispersing, or stabilizing agents
    • Y10S516/06Protein or carboxylic compound containing

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化粧料、更に詳しくは、皮膚組織に対す
る刺激が少なく、かつ乳化安定性の優れた乳化型化粧料
に関する。
クリーム、乳液等の乳化型化粧料には、化粧料基剤であ
る油性成分を乳化剤で水中に分散せしめた水中油型(0
/W)ェマルジョンと、油性成分中に水を分散乳化せし
めた油中水型(W/○)ェマルジョンの2つの系統があ
る。
斯る乳化系(ェマルジョン)の安定化をはかるための乳
化剤としては、従来、ポリオキシェチレンアルキルエー
テル、オキシエチレンオキシブロピレンブロック共重合
体、ソルビタン脂肪酸ェステル、ポリオキシェチレンソ
ルビタン脂肪酸ェステル等の非イオン性界面活性剤が主
として使用されている。
しかし、これらは皮膚に対する刺激性を有し必ずしも満
足できるものではない。一方、コレステロールは独特な
ステリン骨格を有しC−3位に水酸基を、C−5、C−
6位に環内二重結合を有するため、界面活性を示すこと
が知られている。
また、コレステロールは天然に広く存在し、特に動物に
おいては上皮脂肪をはじめとして殆んど全ての組織中に
分布して生理的に重要な役割をはたしている。更にまた
、コレステロールは温和な浸透性、皮膚表面の湿潤保持
作用を有し、皮膚に対する刺激性も極めて少ない。以上
の如き優れた特性は、化粧料原料として通しており、化
粧料の製造に使用されている。また、近年、このコレス
テロールを改質して更に化粧料原料として適したものを
得んとする研究がなされ、例えばコレステロールにエチ
レンオキサイド又はプロピレンオキサイドのようなアル
キレンオキサィドを付加せしめて親水性を高めたものを
化粧料の乳化剤として使用する技術が報告されている(
特公昭50−28501号)。
しかし、上述の如きコレステロール誘導体の多くは、融
点が高く、室温で固体であるため、その使用に際しては
特別の工夫が必要であると共に、その使用量、使用方途
に限定があるという欠点があった。そこで、本発明者は
、化粧料原料として適したコレステロール誘導体を関発
すべ〈鋭意研究を行った結果、後述の式{1}で表わさ
れる特殊なコレス7ロール譲導体が室温で液状であり、
皮膚刺激が少なく化粧料の乳化剤として優れていること
、更にまた当該コレステロール誘導体にコレステロール
を一定の割合で配合すると、極めて安定なェマルジョン
を形成することができる乳化剤を与えることを見出し、
本発明を完成した。
従って、本発明は、式(1}のコレステロール誘導体と
コレステロールからなる乳化剤、化粧料用油性成分及び
水を含有する化粧料を提供するものである。
本発明において使用される特殊なコレステロール誘導体
とは式{1}で表わされる分岐脂肪酸コレステリルエス
テルである。
〔式中、 は、 ■ 次式で表わされるメチル分岐ィソステアリン酸、(
式中mとnの和は14であり、m=n=7を中心とする
分布を有する)■ 5・7・7ートリメチルー2一(1
・3・3ートリメチルブチル)ーオクタン酸、2−へプ
チルウンデカン酸、2−へキシルデカン酸、2−オクチ
ルドデカン酸、2ーベンチルノナン酸、よりなる群から
選ばれた脂肪酸から導かれる飽和脂肪族アシルを示す。
〕斯る分岐脂肪酸コレステリルヱステルは新規化合物で
あるが、分岐脂肪酸又はその誘導体とコレステロールか
ら通常のェステルを製造する方法によって製造される。
分岐脂肪酸とコレステロールをそのまま反応させてェス
テル化することもできるし、またいづれか一方をより反
応性の高い誘導体に導き、次いでヱステル化することも
できる。上記■のQ位に側鎖を有する分岐脂肪酸は、例
えばアルデヒドのアルドール縮合によりQ−分岐不飽和
ァルヂヒドとし、次いでこれを水素添加、酸化させて分
岐飽和脂肪酸とする方法によって製造することができる
。上記■のメチル分岐鎖脂肪酸は、例えばオレイン酸の
ダィマー製造時の副産物として得られ(例えば、J.A
mer.Oil Chem.SM.、51、522(1
974))、本明細書中では、メチル分岐ィンステアリ
ン酸と称する。メチル分岐ィソステアリン酸は、例えば
そのイソプロピルとして市販されている(米国ェメリー
社など)。また、コレステロールは種々の方法で製造し
たもののほか、天然物質から抽出または抽出精製により
得られたもの、例えば乾燥した牛の脳、脊髄等かち得た
ものも使用できる。
また、例えばラノリンのようにその中に構成成分として
コレステロールを含有するものでコレステロールの一部
または全部を置換しても良いが、この場合、そのコレス
テロール含有量から配合量を算出する必要がある。本発
明で使用される乳化剤は、【1’式の分岐脂肪酸コレス
テリルェステルとコレステロールを重量比で80:20
〜10:90の範囲、好ましくは70:30〜20三8
0の範囲で配合したものである。
化粧料用油性成分としては、例えば流動パラフイン、ワ
セリン、パラフイン、セレシン、スクワランなどの炭化
水素類:ミツロウ、ゲィロウ、カルナバロウ、ラノリン
、ホホバ油などの天然ワックス類:オリーブ油、ツバキ
油、綿実油等の植物油:高級アルコール、高級脂肪酸、
およびこれら高級脂肪酸と高級アルコールから得られる
各種合成ェステル油、シリコン油などが挙げられる。
油性成分としてラノリン等のコレステロールを含有する
物質を使用するときは、前述の如く乳化剤中のコレステ
ロール配合量を減らすかまたは省略することができる。
本発明の化粧料は常法により、分岐脂肪酸コレステリル
ェステルとコレステロールを特定の割合で混合して得た
乳化剤を0.1〜3の重量%(以下単に%と示す)、好
ましくは0.5〜5%と化粧料用油性成分0.1〜90
%、好ましくは1〜50%を配合し、これに1〜99%
、好ましくは20〜90%の水を加えて乳化して製造す
ることができる。
また、必要に応じて、化粧料の品質を向上させるために
用いられる各種成分、例えばグリセリン、プロピレング
リコール、1・3−ブチレングリコール、ピロリドンカ
ルボン酸ナトリウムなどの保温剤;ポリピニルアルコー
ル、カルボキシビニルポリマー、力ルボキシメチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセル
ロース、メチルセルロース、ゼラチン、力ルギナン、ト
ラカントガム等の増粘剤;パラオキシ安息香酸メチル、
パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピ
ル、パラオキシ安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウム、
ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシェタノー
ル等の防腐剤;あるいは種々の薬効剤、香料などを配合
することができる。
更に、従来から用いられている乳化剤、例えばボリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシェチレン脂肪
酸ェステル、ポリオキシェチレンソルビタン脂肪酸ェス
テル、ポリオキシェチレンソルビトール脂肪酸ェステル
、ポリオキシェチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸ェス
テル、グリセリン脂肪酸ェステル、ソルビタン脂肪酸ェ
ステル等の非イオン系界面活性剤;アルキルリン酸ェス
テル、アルキル硫酸ェステル、脂肪酸石鹸、ポリオキシ
ェチレンアルキルリン酸ェステル、ポリオキシェチレン
アルキル硫酸ェステル等の陰イオン界面活性剤を本発明
の効果を損なわない範囲で併用しても良い。
更にまた、W/O型の化粧料を得る場合、レシチン、あ
るいは硫酸マグネシウム、硫酸カリウム、硫酸アルミニ
ウム、硝酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウム
等の無機塩、およびアルミニウムモノステアレート、ア
ルミニウムジステアレート、カルシウムモノステアレー
ト等の脂肪酸多価金属塩などはW/○ェマルジョンを安
定化するのに有効であるので、本発明で使用する乳化剤
と併用するのが好ましい。
○/W型の化粧料を得る場合、レシチンあるいはアルキ
ル硫酸ェステル、アルキルリン酸ェステル、脂肪酸アル
カリ金属塩等の陰イオン界面活性剤と組み合わせること
が有効であり好ましい。
本発明の化粧料の一般的な構成成分量を示せば次の通り
である。本発明の化粧料は皮膚を乾燥や外界の刺激から
保護し、肌荒れを防ぎ、肌を水々しく保つ目的で使用す
る乳化型化粧料であり、例えばバニシングクリーム、ハ
ンドクリーム、クレンジングクリ−ム、フアンデーシヨ
ンクリーム、ヘアクリーム、コールドクリーム、乳液、
あるいは化粧水等が含まれる。
以下参考例および実施例を挙げ本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に制約されるものではない。
参考例 1温度計、還流冷却器、滴下ろうと、蝿梓器を
備えた容量2その反応容器に、イソステアリン酸(5・
7・7ートリメチル−2−(1・3・3ートリメチルブ
チル)オクタン酸、日産化学■製)568夕(2.0モ
ル)を仕込んだ。
凝殺しながら、窒素ガス通気下で、滴下ろうとより塩化
チオニル286夕(2.4モル)を室温で滴下した。塩
化チオニルの滴下が進行するに従って、反応混合物は、
無色、淡黄色t黒かつ色に着色し、同時にガスの発生が
認められた。塩化チオニルの滴下中、反応混合物の温度
を室温に保った。塩化チオニルを約3時間を要して滴下
した後、油浴にて反応混合物を60〜70ooに約3時
間保った。ガスの発生がほとんど認められなくなった事
を確認後、減圧下で低沸点物を留去した後、減圧蒸留を
行なった。112〜120o0/0.1〜0.3脚Hg
の留分5織夕(収率97%)を得た。
このものは5・7・7−トリメチルー2一(1・3・3
ートリメチルブチル)オクタン酸クロライドであった。
IRスペクトル(液膜法) 2970、2920、2875、1795(C=○伸縮
)、1480、1390、1370、1260、121
0、995、930、790・710・600伽‐IH
I−NMRスペクトル(CC14溶媒):60.9(s
、24日、CH3 一)1.1〜2.0(m、1■日、
一C上空 −及び2.5(m、IH、>CHCOCI)
参考例 2 参考例1で用いたものと同じ装置を備えた容量2その反
応容器に、ィソステアリン酸(2−へプチルウンデカン
酸、三菱化成■製)571夕(2.0モル)を仕込み、
縄拝しながら、窒素ガス通気下で、滴下ろうとより塩化
チオニル286夕(2.4モル)を室温で通下した。
塩化チオニルの滴下が進行するに従って、反応混合物は
参考例1で認められたものと同様の着色挙動を示した。
塩化チオニルの滴下中、反応混合物の温度は室温に保っ
た。約3時間を要して塩化チオニルを滴下した後、油格
にて反応混合物を60〜70qoに約3時間保った。ガ
スの発生がほとんど認められなくなった事を確認した後
、減圧下で低沸点物を蟹去し、ついで減圧蒸留を行い、
145〜151℃/0.25〜0.3肋Hgの留分54
9夕(収率91%)を得た。このものは2−へプチルウ
ンデカン酸クロラィドであった。IRスペクトル(液膜
) 2960、2925、2850、1790(C=○伸縮
)、146Q 1380・900〜 830・720・
70止 600弧‐IHI−NMR(CC14溶媒):
60.83(t、餌、9虫CH2‐) 1.0〜2.0(m、28日、一CH2−)2.65(
m、IH、、/CHCOCI)参考例 3 参考例1で用いたものと同じ装置を備えた容量3その反
応容器を用い、ィソステァリン酸(式(2′)で表わさ
れるメチル分岐脂肪酸であり、米国ェメリ一社のEme
ry875イソステアリン酸)568夕(2.0モル)
に塩化チオニル520夕(4.4モル)を参考例1と同
様に反応させた。
反応後、減圧下で低沸点物を留去して約230夕の塩化
チオニルと思われる低沸点物を回収した。次いで減圧蒸
留により、153〜170qo/1.0〜3.0脚Hg
の留分454夕(収率75%)を得た。このものはメチ
ル分岐ィソステアリン酸クロラィドであった。IRスペ
クトル(液膜法) 2950、2920、2850、1800(C=○伸縮
)、1460、140い1380、1380、950
720、680、590Gm−1日,一NMRスペクト
ル(CC14):61.0〜1.5(m、一CH2一) 参考例 4 温度計、滴下ろうと、環流冷却器、縄梓器を備えた3そ
の反応容器に、コレステロール281夕(0.73モル
)、ベンゼン1100私、ピリジン65夕(0.82モ
ル)をこの順に加えた。
反応混合物を燭拝しながら、窒素ガス通気下で油格で5
0qoに加溢し、次いで滴下ろうとより参考例1で得ら
れた5・7・7ートリメチルー2一(1・3・3−トリ
メチルブチル)オクタン酸クロラィド212夕(0.7
0モル)を、反応混合物の温度を約50qoに保ちなが
ら、約3時間を要して滴下した。滴下終了後、60〜8
0℃に加熱して約5時間燈拝を続けた。この時点におけ
る反応生成物のIRスペクトルは、酸クロライドがわず
かに残っていることを示した。反応生成物中のピリジン
塩酸塩の白色沈澱物をろ過により除去し、得られたろ液
を、減圧下で溶媒留去させた後、0.5〜0.7肋Hg
の減圧下で190Y200qoで約5時間熱した。この
処理後のmスペクトルは、酸クロラィドが完全に消失し
た事を示した。得られた生成物をベンゼン(1000の
【)及び、希塩酸(1000の‘)中に混合し激しくか
きまぜた後、分液によりベンゼン層を採取した。ベンゼ
ン層を無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥した後、減圧下
でベンゼンを留去し、淡黄色で粘鋼な液体の5・7・7
−トリメチル−2一(1・3・3ートリメチルブチル)
オクタン酸コレステリルェステル465夕(収率96%
)を得た。IRスペクトル(液膜法) 2950、2900、2870、1720(C=○伸縮
)、147〇1380、1360、1240、1220
、1160、1030、101比泳‐1HI−NMRス
ペクトル(CC14溶媒):0.65(s、乳日、ステ
ロイド骨格C−18メチル基)0.85(d、餌、ステ
ロイド骨格側鎖C−26、C−27メチル基)0.85
(s、2岬、脂肪酸側鎖メチル基)1.0〜2.5(m
)5.25(m、IH、ステロイド骨格C−6オレフィ
ンプロトン)酸価 0.8 (計算値0) ケン化価 85.8( 〃 86.0) 水酸基価 0.7 ( 〃 0) ヨウ素価 41.0( 〃 39.0) 参考例 5 参考例4で用いたものと同じ装置を備えた容量3その反
応容器に、コレステロール271夕(0.70モル)、
ベンゼン1500の【、ピリジン65夕(0.82モル
)をこの順に加えた。
次いで窒素通気下で楓拝しながら、滴下ろうとより参考
例2で得た2ーヘプチルウンデカン酸クロラィド121
夕(0.70モル)を滴下した。この間、反応混合物の
温度は25〜30℃に保った。約2時間を要して酸クロ
ラィドの滴下を終え、次いで油格にて反応混合物を60
〜8000に約6時間保った。この時点のIRスペクト
ルから反応混合物中には、わずかの酸クロラィドが残っ
ていることが認められた。反応混合物を参考例4と同様
な方法に従って処理し、さらに同機の加熱処理を行なう
ことにより、そのIRスペクトルより、酸クロラィドを
全く含んでいない事が確認された。淡黄色の粘度の低い
液体の2−へプチルワンデカン酸コレステリルェステル
456夕(収率94%)を得た。mスペクトル(液膜)
2950、2930、2850、1730(C=○伸縮
)、14651380、136ふ1260、1160、
1050肌‐IH−NMRスペクトル(CC14溶媒)
:60.68(s、斑、ステロイド骨格C−18メチル
基)0.80(d、細、ステロイド骨格側鎖C−26、
C−27メチル基)1.00(s、斑、ステoィド骨格
C−19メチル基)0.8〜1.1(m、餌、分岐脂肪
酸側鎖CH3CH2−)1.1〜2.4(m) 5.25(m、IH、ステロイド骨格C一6オレフィン
プロトン)酸価 0.7 (計算値0) ケン化価 86.5( 〃 86.0) 水酸基価 0.5 ( 〃 0) ヨウ素価 40.0( 〃 39.0) 参考例 6 参考例4で用いたものと同じ装置を備えた容量3その反
応容器に、コレステロール281夕(0.73モル)、
ベンゼン1500の‘、ピリジン100夕(1.27モ
ル)をこの順に加えた。
これを婿拝しながら25〜3000に保って、窒素通気
下に、通下ろうとより参考例3で得られたメチル分岐ィ
ソステアリン酸クロラィド212夕(0.70モル)を
滴下した。滴下終了後、反応混合物を5000に約3時
間、さらに70〜8000に約8時間保った。この加熱
処理によるェステル化反応は完全に進行し、反応混合物
中に酸クロラィドは全く含まれていない事がIRスペク
トルにより確認された。参考例4と同様に処理し、淡黄
色の粘欄な液体状のメチル分岐ィソステアリン酸コレス
テリルェステル460夕(収率94%)を得た。IRス
ペクトル(液膜) 2950、2920、2850、1730(C=○伸縮
)、1460・1370・1160・1000肌‐IH
I一NMRスペクトル(CC14):60.70(s、
班、ステロイド骨格C−18メチル基)0.80(d、
細、ステロイド骨格側鎖C−26、C−27メチル基)
1.00(s、班、ステロイド骨格C−19メチル基)
0.80〜1.0(m、細、分岐脂肪酸93CH2−及
び1.0〜2.0(m) 2.2(t、2日、一CQ−CH2−COO−)5.2
5(m、IH、ステロイド骨格C−6オレフィンブロト
ン)酸価 0.8 (計算値0) ケン化価 84.8( 〃 86.0) 水酸基価 0.7( 〃 0) ヨウ素価 41.4( 〃 39.9) 参考例 7 参考例で用いたものと同じ装置を備えた3その反応容器
にィソパルミチン酸(2−へキシルデカン酸)512夕
(2.0モル)を仕込み、欄拝しながら、窒素ガス通気
下で、滴下ろうとより塩化チオニル286夕(2.4モ
ル)を室温で滴下した。
塩化チオニルの滴下が進行するに従って、反応混合物は
、参考例1で認められたものと同様の着色挙動を示した
。塩化チオニルの滴下中、反応混合物の温度は室温に保
った。約3時間を要して塩化チオニルを滴下した後、油
浴にて反応混合物を60〜70℃に約3時間保った。ガ
スの発生がほとんど認められなくなったことを確認した
後、減圧下で低沸点分を留去し、ついで減圧蒸留を行な
い、142〜14500/1.5肌Hgの留分を520
夕(収率94.7%)得た。このものは2−へキシルデ
カン酸クロラィドであった。IRスペクトル(液膜法)
: 2965、2920、2860、1790(C=○伸縮
)、1455、137ふ 950、860、790、7
25伽‐IH,NMR(CC14溶媒):60.8(t
、QH、CH3CH2−) 1.0〜2.0(m、24日、一C比−)2.66(m
、IH、、ノC旦COCI)参考例 8 還流冷却器、温度計、滴下ろうと、窒素ガス導入管、蝿
梓器を備えた1その反応容器に、テトラヒドロフラン2
00の‘、ジイソプロピルアミン20.2夕(0.2モ
ル)を加え、窒素ガス通気下、かきまぜながら0℃以下
に冷却する。
滴下ろうとより、n−ブチルリチウムのn−へキサン溶
液(14.5%)90夕(0.2モル)を滴下する。こ
の間、反応混合物の温度は、0℃以下に保たれる。約3
0分で滴下を終え、ノナン酸15.8夕(0.1モル)
を加える。混合物の温度は0℃以下に保たれる。乳白色
の懸濁溶液が生成する。約20分間000以下でかさま
ぜをつづけた後、滴下ろうとよりへキサメチルホスホル
トリアミド35.8夕(0.2モル)を滴下する。反応
混合物は、乳白色懸濁客液からオレンジ色の透明溶液へ
と変化する。温度は5℃に保たれる。通下後、約30分
間500でかきまぜをつづけた後、反応混合物を0℃に
冷却せしめ、ついでnーアミルブロマィド16.6夕(
0.11モル)を一気に加える。激しい発熱がおこり、
温度が2000まで上昇する。20〜2530にて、さ
らに2時間かきまぜをつづける。
反応混合物のガスクロマトグラフによりノナン酸、アミ
ルブロマィドが消失しているのを確認した後、反応生成
物を0℃に冷却する。ついで10%希塩酸300のこて
加水分解を行ない、pHを酸性に調整する。これにより
有機層と水層が分離する。有機層を採取し、水層にはn
−へキサンを100ののロえて抽出を行なう。有機層と
nーヘキサン抽出溶液を併せ、常法により水洗処理した
後、減圧下で溶媒類を蟹去せしめる。ついで減圧蒸留を
行ない、無色透明液状の2−ベンチルノナン酸16夕(
収率70%)を得た。沸点13〆0〜135oo/0.
5柳Hg元素分析C,4日2802として(計算値)C
:73.7%(73.6%)、H:12.2%(12.
3%)、○:13.6%(14.0%)IRスペクトル
(液膜) 3500〜2400(ブロードな吸収、しoH)170
0(し。
=。)、1450、1410、1300〜1140、1
000〜800伽‐IHI−NMR(CDC13溶媒、
TMS内部標準):60.87(t、細、2個の末端メ
チル)1.0〜2.0(s、2凪、メチレン) 2.33(m、IH、「HCOOH) 12.0(ブロードs、IH,、 一COOH)参考例
9還流冷却器、滴下ろうと、温度計、マグネチックス
ターラ一を備えた100Mの反応容器に、参考例8で得
た2−ベンチルノナン酸159(0.0657モル)を
加える。
ついで滴下ろうとより室温下塩化チオニル11.7夕(
0.0986モル)を少しずつ滴下する。反応混合物は
無色から淡褐色、黒褐色へと着色が進む。塩化チオニル
の滴下を終え、ついで反応混合物を70℃に加熱せしめ
、約1時間この温度でかきまぜをつづける。反応生成物
より、減圧蒸留によって、過剰量の塩化チオニルを留去
した後、淡黄色液状の2ーベンチルノナン酸クロラィド
を13夕(収率80%)得た。沸点 109〜11ぞ○
/0.物舷Hg 元素分析 C,4日270CIとして(計算値)C:6
7.6%(68.1%)、H:10.5%(10.9%
)、○:6.3%(6.5%)、CI:14.0%(1
4.4%)IRスペクトル(液膜)1785(しCこ。
)、145i・37ふ1120・1000〜8皿G択一
1HI−NMR(CDC14溶媒、TMS内部標準):
60.87(t、細、2個の末端メチル)1.0〜2.
0(s、2皿、メチレン) 参考例 10 参考例8の反応装置、反応方法を用い、ノナン酸に代え
てドデカン酸を、n−アミルフロマィドに代えてnード
デシルフロマィドを用いて参考例8と同一反応条件で2
−オクチルドデカン酸を合成し、白色結晶の2ーオクチ
ルドデカン酸25夕(収率80%)を得た。
沸点 184こ○〜1860C/0.5柳Hg融点 3
3〜33.500元素分析 C2日4。
02として(計算値)C:76.4%(76.9%)、
H:12.9%(12.9%)、○:9.6%(10.
2%)IRスペクトル(液膜) 私50〜2400(し。
H)、1695、1450、1300〜1100・97
0〜800伽‐IHI−NMR(CDC13溶媒、TM
S内部標準):60.87(t、班、2個の末端メチル
)1.0〜2.0(s、3犯、日、メチレン)2.33
(m、IH、>C旦COOH)10.65(ブロードs
、IH、一COOH)参考例 11参考例9の反応装置
、反応方法を用い、2‐へプチルノナン酸に代えて2−
オクチルドデカン酸を用い、参考例9の反応条件で酸ク
ロラィドを合成した。
淡黄色液状の2ーオクチルドデカン酸クロラィド19.
6夕(収率90%)を得た。沸点 177〜18ぴ○/
1.3側Hg元素分析 C2虹390CIとして(計算
値)C:72.9%(72.58%)、H:12.3%
(11.88%)、0:53%(4.83%)、CI:
10.0%(10.71%)瓜スペクトル(液膜) 1790(しc=。
)、145ふ1375112い1000〜800弧一1
HI−NMR(CDC13溶媒、TMS内部標準):6
0.87(t、細、2個の末端メチル)1.0〜2.0
(s、3が、メチレン) 2.70(m、IH、>CHCOCI) 参考例 12 参考例4で用いたものと同じ装置を備えた容量3その反
応容器に、コレステロール271夕(0.70モル)、
ベンゼン1500の‘、ピリジン65夕(0.82モル
)をこの順に加えた。
ついで、窒素通気下で縄拝しながら、滴下ろうとより、
参考例7で得た2ーヘキシルデカン酸クロラィド192
.2夕(0.70モル)を滴下した。反応混合物の温度
は25〜3び0に保った。約2時間を要して酸クロラィ
ドの滴下を終え、次いで油浴にて反応混合物を60〜8
0℃に約6時間保った。この時点のIRスペクトルから
、反応混合物中には、わずかの酸クロラィドが残ってい
る事が認められた。反応混合物を参考例4と同様な方法
に従って加熱処理を行なうことにより、そのIRスペク
トルより、酸クロライドを全く含んでいない事が確認さ
れた。参考例4と同様に処理し、淡黄色の粘度の低い液
体の2−へキシルデカン酸コレステリルェステル415
.4夕(収率95%)を得た。IRスペクトル(液膜法
): 2950、2925、2855、1730(C=○伸縮
)、146ふ137ふ136ふ1260、115ふ10
55肌‐IHI−NMRスペクトル(CC14溶媒):
60.70(s、畑、ステoィド骨格C−18メチル基
)0.80(d、細、ステロイド骨格側鎖C‐26、C
−27メチル基)1.00(s、細、ステロイド骨格C
−19メチル基)0.80〜1.1(m、細、分岐脂肪
酸側鎖CH3CH2一)1.1〜2.5(m) 5.25(m、IH、ステロイド骨格C−6オレフイン
プロトン)酸価 0.5 (計算値0.0) ケン化価 88.0( 〃 89.8) 水酸基価 0.6 ( ″ 0.0) ヨウ素価 39.8( 〃 40.6) 参考例 13 還流冷却器、滴下ろうと、マグネチツクスターラ一を備
えた100の‘の反応容器に、コレステロ−ル19.3
夕(0.050モル)、トルエン30の‘、ピリジン5
.0夕(0.063モル)を加える。
室温下、かきまぜながら、滴下ろうとより、参考例9で
得た2−ベンチルノナン酸クロライド12夕(0.04
86モル)のトルェン(20の‘)溶液を滴下する。滴
下終了後、反応混合物を70ooに加熱せしめ、約1時
間70qoでかきまぜる。反応混合物のIRスペクトル
により駿クロラィドが完全に消失したことが確認された
。反応生成物はピリ.ジン塩酸塩の沈澱をろ別で除いた
後、常法により処理し、減圧下でトルェンを蟹去せしめ
る。さらに100午○ノ0.1側Hgにて1時間加熱乾
燥を施す。淡黄色の粘鋼なべースト状の2−ベンチルノ
ナン酸コレステリルェステル27.5夕(収率95%)
を得た。元素分析 C.4日7202として(計算値)
C:82.4%(82.5%)、H:11.9%(12
.1%)、0:5.4%(5.4%)IRスペクトル(
液膜) 1825(しc=。
)、1460、1370、115ふ 1000弧‐IH
I−NMR(CDC13溶媒、TMS内部標準):60
.67(s、が、ステロイド骨格C−18メチル基)0
.38(d、餌、ステロイド骨格側鎖C−26、C−2
7メチル基)1.0(s、3日、ステロイド骨格C−1
9メチル基)0.80〜1.1(m、細、分岐脂肪酸側
鎖CH3CH2−)1.1〜2.5(m) 4.60(m、IH、 5.斑(m、IH、ステロイド骨格C−6オレフィンプ
ロトン)参考例 14 参考例13の反応装置、反応方法を用い、2ーベンチル
ノナン酸クロラィドに代えて、参考例11で得た2ーオ
クチルドデカン酸クロラィドを用い、参考例13と同一
反応条件でコレステリルェステルを合成した。
淡黄色の粘穂なペースト状の2−オクチルドデカン酸コ
レステリルェステル31.5夕(収率95%)を得た。
元素分析 C47日3402として(計算値)C:82
.4%(82.9%)、H:12.2%(12.4%)
、○:4.8%(4.70%)IRスペクトル(液膜) 1730(しC=。
)、1460、1375、1300〜1100、109
0〜930仇‐IHI一MMR(CDC13溶媒、TM
S内部標準):80.67(s、9日、ステロイド骨格
C−18メチル基)0.87(d、細、ステロイド骨格
側鎖C−26、C−27メチル基)1.00(s、知日
、ステロイド骨格C−19メチル基)0.80〜1.1
(m、細、分岐脂肪酸側鎖CH3CH2−)1.1〜2
.5(m) 5.38(m、IH、ステロイド骨格C−6オレフィン
プロトン)上記参考例4〜6及び12〜14で得られた
本発明において使用される分岐脂肪酸コレステリルヱス
テルは、次表に示すように、直鎖脂肪酸コレステリルェ
ステルに較べて、融点が低く、室温で流動性を有する液
体である。
実施例 1本発明で使用する乳化剤及び比較品を用いて
乳化試薬を行ない乳化力を比較した。
乳化試験は次のようにして行なった。ワセリン9.7夕
に試験組成物0.3夕を加え、加熱燈拝した均一とした
ものを冷却し、これに鷹投下に常温のイオン交換水を除
々に加え乳化する。この操作によりはじめのうちは均一
なW/○クリームが生成するがある限界・・量以上の水
を加えると相分離をおこす。これ以上水を加えると相分
離をおこす最大の水の添加量(夕)を各試験物について
求め、次式によりそれぞれの乳化能を算出した。乳化館
=水の最大添加量(のxl。
〇lqの この結果を第1表に示す。
第1表 本試験から{1)式の分岐脂肪酸コレステリルとコレス
テロールを組合わせることによりそれら単独あるいは従
釆同じ目的で使用されて来たラ/リンに比べ飛躍的に乳
化力が向上することが明らかとなつた。
実施例 2 本発明で使用される分岐脂肪酸コレステリル及び比較品
の刺激性を動物テストにより調べた。
試験方法は次のようにして行なった。白色モルモットを
試験7時間前に電気バリカンにて背部の毛を刈り取る。
毛を刈り取った12羽の正常な皮膚を有するモルモット
を固定台に固定する。被検物質の適量を綿棒にて直径約
2肌の円状にモルモット背部皮膚に塗布し、そのまま放
置する。この操作を1日1回計4回くり返した。判定は
毎被検物質塗布直前および最終塗布2岬時間後に以下の
基準により判定した。判定基準: (発赤の有無) 判定値 変化なし 0.0わず
かな発赤が認められる 0.5中程度の
〃 1.0強い 〃
2.0(浮腫の形成)変化な
し 0.0わずかな浮腫
が認められる 0.5中程度の 〃
1.0強い 〃
2.0発赤、浮腫の程度を各々別々
に判定し、両者の和をもって点数評価とした。
この結果を第2表に示す。
第2表 本試験の結果、本発明で使用する分岐脂肪酸コレステリ
ルェステルは皮膚に対して全く刺激性がなく、イ臼鑑料
の乳化剤として極めて有用であることが確認された。
実施例 3 本発明の乳化剤及び比較品を用いオリーブ油の○/W乳
化を試みた。
乳化試験は次のようにして行った。オリーブ油45部、
試験組成物2部及びイオン交換水53部をそれぞれはか
りとり70午0に加熱し蝿拝する。室温まで冷却したの
ち、乳化物を試験管にとり25℃に保存する。得られた
乳化物の評価は直後の乳イ臼伏態及び1日後の分離状態
により.判定した。判定基準は次の通りである。乳化状
態 A:均一な○/Wェマルジョン。
B:粒子の粗いェマルジョン。
C:放置すると直ちに分離する。
分離状態 −:分離は認められない。
十:クリーミングにより凝集相が認められる。
什:凝集相及び合一相が認められる。川:水相と油相に
分離。
この結果を第3表に示す。
第3表 本試験の結果、本発明の分岐脂肪酸コレステリルェステ
ルとコレステロールの組合せは従釆同様の目的で使用さ
れた乳化剤とコレステロールの組合せに比べすぐれた乳
化力を示すことが明らかとなつた。
実施例 4 スキンクリーム(W/O型) (組成) ■メチル分岐ィソステアリン酸コレステリルェステル
1.0Wt%■コ
レステロール 1.0■レシチン
0.5■ワセリン
15.0■へキサデシル
2一エチルヘキサノエート 10.0■アルミニウムモ
ノステアレート 0.1■硫酸マグネシウム
1.0■安息香酸ナトリウム
0.3■イオン交換水
バランス■香 料
0.1(製法)■〜■を混合し7ぴ0に加熱す
る。
■〜■を75℃に加熱混合し、これを鷹拝下に■〜■の
混合物中に加え、乳化する。冷却後■を加え均一とする
。このようにして得られたスキンクリームは光沢のある
W/○クリームで長期にわたり安定であり、べとつきが
なくすぐれた使用感を示した。実施例 5乳液(0/W
型) (組成) ■2−へプチルウンデカン酸コレステリルェステル
〇.2Wt%■コ
レステロール 0.2■レシ
チン 2.0■流動パラ
フィン 8.0■セトステアリ
ルアルコール 1.0■パラオキシ安息香酸
メチル 0.1■イオン交換水
バランス■香 料
0.2(製法)■〜■を7ず0に加熱し混
合する。
■〜■を760に加熱混合し、これを■〜■の混合物中
に澱洋下に加え、乳化する。冷却後■を加え均一とする
。このようにして得られた乳液はきめの細い○/W型の
乳液で長期にわたり安定であり、肌なじみが良くべとつ
きのないすぐれた使用感であった。実施例 6クレンジ
ングクリーム(W/O型) (組成) ■メチル分岐ィソアラキン酸コレステリルェステル
1.5Wt%■コ
レステロール 0.7■ワセ
リン 5.0■流動パ
ラフィン 45.0■メチルポ
リシロキサン 5.0■セレシンワ
ツクス 3.0■ポリエチレグ
リコール4000 10.0■ソルビトー
ル 8.0■パラオキシ安
息香酸エチル 0.2■イオン交換水
バランス■香 料
0.2(製法)■〜■を混合し75
午0に加熱する。
■〜■を混合し、75qoに加熱する。■〜■の混合物
を麓洋下に■〜■の混合物に加え乳化する。冷却後■を
加え均一とする。このようにして得られたクレンジング
クリームは光沢のあるW/O型のクリームで長期にわた
り安定であり、かつ肌なじみの良い使用感であった。実
施例 7 ファンデーションクリーム(0/W型) (組成) ■メチル分岐ィソパルミチン酸コレステリルェステル
2.0wt%■コ
レステロール 1.0■セチル硫酸
ナトリウム 1.0■ペントナイト
8.0■タルク
6.0■酸化チタン
4.0■ペンガラ
0.5■ステアリン酸
5.0■イソブロピルミリステート
3.0■パラオキシ安息香酸ブチル
0.2■グリセリン
5.0■プロピレングリコール
3.0■パラオキシ安息香酸メチル
0.2■イオン交換水 バランス
■香 料 0.2■、
■、■〜■を70午0に加熱混合し、この中に■、■〜
■を70qoに加熱し混合したものを縄梓下に加え乳化
する。
70ooに保った混合物中に■〜■を加え、再び凝梓混
合し、冷却後■を加え均一とする。
このようにして得られたファンデーションクリームは光
沢があり、さめの細かい○/W型のクリームであり長期
にわたり安定であり、かつ肌なじみの良いすぐれた使用
感であった。
実施例 8 ファンデーションクリーム(W/O型) (組成) ■2ーオクチルドデカン酸コレステリルェステル2.0
Wt%■コレステロール 0
.1■ワセリン 5.
0■セリサイト 5.0
■マイ力 3.0■
酸化チタン 4.0■ペ
ンガラ 1.0■安息香酸ナ
トリウム 0.3■硫酸マグネシ
ウム 0.3■グリセリン
5.0■イオン交換水
バランス■香 料
0.2■〜■を70qoに加熱混合し、
この中に■〜■を70ooに加熱混合した液を擬拝下に
加え、乳化する。
乳化後混合物を5000に冷却し、■を加え、さらに蝿
拝しながら冷却して均一とする。このようにして得られ
たファンデーションクリームは良好なつやのあるW/O
型のクリームであり、長期にわたり安定で、しかも肌へ
のなじみがよく、のびもよいすぐれた使用感であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼ は、 (1) 次式で表わされるメチル分岐イソステアリン酸
    、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中mとnの和は14であり、m=n=7を中心とす
    る分布を有する)(2) 5・7・7−トリメチル−2
    −(1・3・3−トリメチルブチル)−オクタン酸、2
    −ヘプチルウンデカン酸、2−ヘキシルデカン酸、2−
    オクチルドデカン酸、2−ペンチルノナン酸、よりなる
    群から選ばれた脂肪酸から導かられる飽和脂肪族アシル
    基を示す〕で表わされる分岐脂肪酸コレステリルエステ
    ルとコレステロールを重量比で80:20〜10:90
    になるように配合した乳化剤0.1〜30重量%、化粧
    料用油性成分および水を含有する化粧料。 2 分岐脂肪酸コレステリルエステル及びコレステロー
    ルを合計0.1〜30重量%、化粧料用油性成分0.1
    〜90重量%、水1〜99重量%を含有する特許請求の
    範囲第1項記載の化粧料。 3 分岐脂肪酸コレステリルエステル及びコレステロー
    ルを合計0.3〜5重量%、化粧料用油性成分1〜50
    重量%、水20〜90重量%を含有する特許請求の範囲
    第2項記載の化粧料。
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