JPS6027553B2 - 電気カミソリ - Google Patents

電気カミソリ

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JPS6027553B2
JPS6027553B2 JP13854879A JP13854879A JPS6027553B2 JP S6027553 B2 JPS6027553 B2 JP S6027553B2 JP 13854879 A JP13854879 A JP 13854879A JP 13854879 A JP13854879 A JP 13854879A JP S6027553 B2 JPS6027553 B2 JP S6027553B2
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一利 鬼窪
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Suwa Seikosha KK
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時計装置及びその告示手段を有する電気カミ
ソリ構造に関する。
〔従釆技術〕
従来電気カミソリは、たゞ、ひげや長毛を切断する道具
として使われていただけであり、毎日何分かひげを剃る
だけで、剃り終わると、あとは机の上か机の中あるいは
洗面台の上等に放置されているのが現状であった。
また旅行者にとっては、電気カミソリは携帯性に優れて
いる為に、便利で重宝がられている。しかし旅行者にと
っては、他の機能、例えば、時計・目覚まし時計などが
必要であり、今迄はそれらの機能装置は電気カミソリと
は別に所持しなければならず、荷物が多くなり不便であ
った。〔目 的〕 本発明は、このようにほとんど毎日使用する電気カミソ
リに時計装置及びその告示手段を装着させることにより
、一方では旅行者に便利さを与え、他方では机の上など
に置いてカミソリとして不必要な時にも他の役目を持た
せ、便利さを向上させ、より時計頻度の高いものにした
電気カミソリで、該電気カミソリ駆動用モータの入力端
子間にダイオードを電気的に接続し、且つ計時装置と前
記モーターとの間にシールド部材を配したので該駆動用
モーターより発するノイズによる計時装置及びその告示
手段の誤動作を防止し、安定動作する電気カミソリを提
供するものである。
〔実施例〕
以下、図に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一部切欠き組立断面図、第2図は第1
図の一部切欠き右側面図である。(電気カミソリ全体構
成) 各図に於いて、1はプラスチックあるいはアルミ等の金
属よりなる本体ケースで、上方内周部に内周より中心部
に一定の厚さをもってのびるリブ2を有し、このリブ2
の上部には、回転刃3が設けられている。
回転刃3は外刃4、該外刃4を保持している外刃枠5、
内刃6よりなり、これらにより構成された回転刃は、前
記外刃枠5を保持して本体ケースに鉄合するよう構成し
た外刃枠基板7により本体ケースリプ2の上壁内周に外
刃枠基板7の下部外周が嫁合して結合される。さらに、
本体ケースリブ2の下部には、モーター8を包むように
筒状をしたモーターケース9を構成し、このモーターケ
ース9と前記外刃枠基板7とにより本体ケースリブ2を
挟み込み、モーターケース9内部に納められたモーター
8と外刃枠基板7との間を小ネジ29により固定し、こ
れにより本体ケースに外刃枠基板、モーターケースは固
着されて、電気カミソリ本体は形成されるのである。(
モーターケース構成)さらにこのモーターケース内部構
造を、第6図のモーターケースの断面図(モーターを底
面より見た図)を加えて説明すれば、モーター8を包む
ように構成された筒状のモーターケース9で本体ケース
1の上方に設けられた凹状窓部に上下情動可能に収めら
れたスイッチボタン10に対面する位置にモーターケー
ス9の筒状側壁を一部切欠き、その縁周囲に凹部80を
設け、その凹部により構成された溝を案内として、プリ
ント基板で構成されたスイッチ基板11を挿入し、その
プリント基板下辺を後述するモーター底板をモーターケ
ース底部よりかぶせ、スイッチ基板の上下方向を固定す
る。
このスイッチ基板には、先に述べたスイッチボタン10
1こ熱カシメあるし、は圧入により固定されたスイッチ
短絡バネによりスイッチON時(スイッチボタン摺動に
より上側に移動した時)スイッチ基板11に設けられた
接点が、このスイッチ短絡バネ12により導通されON
状態となる様に、2つの接点が構成されている。又、モ
ーターケース9底部には、モーター底板13がモーター
ケース9底部の引掛け部14を、モーター底板に構成し
た穴部に引掛けて取り付ける。このモーター底坂部分の
詳細な説明を、第5図のモーター底坂部分を下より見上
げた横断面図を加えて説明する。このモーター底板には
、2つの接点と1つのりード板がモーター底板に設けた
溝あるいはピンに押込圧入あるし、は溶着により固定さ
れている。
先づ2つの接点とは、1つがモーター駆動用電源の■を
導く由接点14、1つはモーター駆動用電源を附加ユニ
ットのアラーム駆動用電源に兼用するため附加ユニット
にモーター駆動用電源のeを導くためのe接点15で、
1つのりード板とは、モーター駆動用電流、すなわち実
施例では電池16のeを導くためのりード板で、このリ
ード板は、電池固定と電池との接触圧力を増すための電
池接点バネ17を切り起こした爪18′によりテーパー
コィルバネである電池接点バネ17の径の大きい端部を
、この切り起こした爪18′を折り曲げることにより固
着した電池接点バネリード板18であり、モーター底板
に出した3ケ所のピン13′を電池接点バネリード板の
穴に通し溶着して固定する。(電気カミソリの電気接合
構成) 以上により述べたモーターケース9及びモーター底板1
3により包まれ、電気カミソリとして重要な電気系統を
相当する駆動部(モーター)、スイッチ部、接合接点部
の電気接合を次に説明するが、以上の様に、電気カミソ
リの電気的接合関係、すなわち半田付及びリード線の引
き回わし関係はすべて、以上に述べたモーターケース及
びモーター底板により包まれた内部で構成されている。
さて、電気系統を相当する駆動部(モータ−)、スイッ
チ部、接合接点部の電気接合であるが、モーターケース
9内部に納められたモーター8には端子由9があり、こ
の端子由には、モーター底板13に押込圧入されている
2つの接点14,15のうち電池16の由を導く■接点
14と、リード線AI9により双方の端子を半田付けに
より電気的に接続する。又、モーター端子eは、モータ
ーケース側部切欠部周囲の凹部を案内として挿入された
スイッチ基板11に設けられた2つの銅箔部(先にも述
べた様に、スイッチ基板プリント基板で、その板上に電
気的に絶縁された2つの銅箔部が構成され、各々が接点
として働く)のどちらか一方に、やはりリード線B20
‘こより双方の端子をはんだ付けして電気的に接続する
。さらにスイッチ基板の一方は、モーター底板に設けら
れた電池eを導くe接点とりード線C21により双方の
端子をはんだ付けして電気的に結合する。以上述べたり
ード線A,B,C3本による電気的結合は、第3図に示
す電気結線図を参照すれば明らかである。
第3図中に示す22のスイッチ部を説明すれば、接点2
3,24はスイッチ基板に設けられた2つの銅箔部であ
り、この間を開閉する短絡片はスイッチボタン101こ
熱カシメあるし、は圧入により固定されたスイッチ短絡
バネ12である。スイッチボタンを上下あるいは左右に
摺動させることによりスイッチ基板の2つの銅箔部を電
気的に開閉し、スイッチのON,OFF操作を行なうも
のである。なお、このスイッチ沼動の際には、確実なる
ON−OFF操作を行なうためのクリックが必要であり
、このために、第4図に示す構成を用いている。第4図
は、本発明スイッチ部の刃部及び外刃枠基板部を除き、
さらに部分的に断面とした組立斜視図である。
本体ケース1上方内周部に、外周より中心部に一定の厚
まをもってのびるリブ2を有し、このリブ2より下方に
、先に説明したモーターケース9及びモーター腰板13
により包まれて電気的結線をほどこした部分(モーター
ケースユニットとする)があり、このモーターケースユ
ニット側部には、スイッチ基板11が露出し、スイッチ
基板11には、スイッチ接点として働く2つの銅簿部2
3,24が構成されている。さて、クリック動作である
が、スイッチボタン10の下方にスイッチボタン10と
同一部品として構成された2本のクリツクバネ25,2
6があり、このクリックバネ25,26のさらに下方に
は、たがいに向き合う様な弧状の凸部を構成する。一方
、モーターケース9のスイッチ基板挿入部下方には、円
柱状のピン17を構成する。これらスイッチボタンのク
リックバネ25,26及びモーターケースのピン27は
、モーターケースのスイッチ基板側壁と、本体ケース1
との間に構成されたスペースにスイッチボタン10が組
込まれることにより、先に述べたクリックバネ25,2
6の弧状凸部がモーターケースの円柱状ビンを乗り越え
納まり、スイッチON時(本実施例の場合、上下摺動)
の上下摺動の際には再び乗り越える動作となって、クリ
ックバネ25,26の互いに外方に開く又は閉じる力に
より、クリック力として働くものである。なお、時計装
置付電気カミソリの場合、電気カミソリのスイッチON
,OFFの際モーターが誘導負荷のためのノイズを発生
し、計時装置の誤動作を生じさせる可能性がある。この
場合、発生したノイズを消去し、時計装置の誤動作を防
止するためモーター端子間にコンデーサーを接続すれば
良い。しかし、ノイズ消去のためのコンデンサーは、そ
の容量が大きいほどその効果は上がるが、計時装置の誤
動作防止にはかなり大きな容量(実験値では約1仏F以
上)を必要とし、コンデンサーの形状も非常に大きなも
のとなり、スペース上納まりきらない。又、比較的形状
の小さなタンタルコンデンサーは価格が高くなるため電
気カミソリのような低価なものの使用はむずかしい。こ
のためダイオード70を第6図の様にモーター8の両端
子間にダイオードのカソード側をモーター端子田方向と
なる様接続する。これは、モーターON,OFF時のノ
イズは、そのコイルが発生する逆起電力によるものであ
るため、ダイオードにその分を通過させ、計時装置には
その影響を伝えない様にとするものである。このコンデ
ーサー、ダイオード等のノイズ防止用の素子は、ノイズ
発生源の近傍に配置すればするほどその効果があがり、
第6図に示すようにモーター入力端子間に直接接続する
のが望ましいが、スペース上の問題がある場合は、計時
装置を形成するプリント基板内に接続してもその効果は
ある。
次に以上に述べた電気カミソリ構成と附加ユニットであ
る計時装置及びその告示手段との結びつきについて説明
する。
(計時告示ユニット構成) 第7図は、計時装置及びその告示手段をユニット化した
計時告示ユニット30の横断面図を示し、第9図はその
裏面図、第10図はその正面図、更に第8図はスピーカ
ー部の部分断面図を示す。
この図に於いて、ケースは大きく3つの部分、すなわち
電気カミソり外装ボディーケースを一部兼用する外装ケ
ース31と底ケース32、そして裏ケース33に別れる
。外装ケース31には窓部34が形成され、この窓部3
4を中心として囲むように外装ケース31よりその内部
に向って壁状リブが形成され、該壁状リブ35で囲まれ
た窓部34を中心とした内部に計時表示部分、すなわち
液晶等表示パネル部分が構成されている。この詳細とし
ては、前記壁状リブ35内部を案内としてカバーガラス
36を納め、この押ェとしてパネル枠37を壁状リブ3
5内部に押込み固定する。この時、カバーガラス36と
パネル枠37との間には、表示パネル38が配設される
。この表示パネル38は、カバーガラス36の周囲に一
定厚の突起39を設け、すなわちカバーガラス全体を凹
部となして周囲の突起39を左右・上下の案内として位
置決めする。こうすることにより、先に述べた外装ケー
ス31の窓部34、周囲の壁状リブ35で囲まれたスペ
ースにカバーガラス36、表示パネル38、パネル枠3
7の順序に投げ込み方式によって簡単に組み立てが可能
となるものである。なお、表示パネル38には、表示媒
体の液晶、ェレクトロクロミック材、蚤気泳敷素子、電
気化学的発光体等が封入されている。又、パネル枠内部
には、表示パネル38に時計実装基板40との導通と表
示パネル38、時計実装基板40を衝撃から守る役目の
導通ゴムが配されている。さりに外装ケース31には、
操作スイッチ用孔部41が形成され、操作スイッチボタ
ン42が突出している。この操作スイッチボタン42に
は、スイッチ導通片43が圧着され、時計実装基板40
に配設されたスイッチ接点を摺動することによりON,
OFFあるいは接点切替えをし、例えば、アラームのO
N,OFF、アラームタイム、通常タイムの切替、およ
び時刻修正等の時計操作機能をなす。401こ示した時
計実装基板には、第12図の如く既知の水晶振動子71
、トリマーコンデンサー72、昇圧用コンデンサー73
、電池保護コンデンサー74、温度補償用コンデーサー
、スピーカー駆動用トランジスタ76、スピーカ保護抵
抗77、さらに表示パネルの下に位贋するMOSIC7
8が、第12図に示すような配置で基板片面、すなわち
、パネル配設側に内蔵されており、先に述べた表示パネ
ル部、及び操作スイッチ外装ケース31との間に挟むよ
うに固定する。
又、時計実装基板40には孔を設け、時計駆動用電池4
4を配置する。一方、先に述べた表示部分とは、垂直方
向に設けられる底ケース32にもやはり操作スイッチ用
孔部41′が形成され、ここには操作スイッチボタン4
2′にスイッチ導通片43′が圧着された操作スイッチ
部材が節設されてスイッチ基板45に構成されたスイッ
チ接点上を摺動して時計操作機能をなす。特に、底ケー
ス部に構成された操作スイッチは、時計の精度に関する
操作機能、例えば、時刻修正スイッチ、アラームタイム
、通常タイム切替スイッチ等を構成するのが望ましい。
これは、時計精度に関係するこれらの操作機能は、通常
なるべくさわりずるく、必要な時のみ操作できる、すな
わち、誤って操作しない様な箇所に設けるべきだからで
ある。なお、以上の中に述べた時計実装基板40と、こ
の時計実装基板40と略直角方向に設けたスイッチ基板
45とは、電気的結合が必要であり、特に本実施例の場
合、スイッチ基板45には告示手段であるアラーム音あ
るいはメロディー、言葉を発するためのスピーカー47
のリードを2本半田付等の導通固定手段により電気的な
結合をしている。このため、スイッチ基板45と時計実
装基板40とは、スイッチ切替関係、電源の由e、ブザ
ー信号等合わせて約5〜10本のりード線により結合す
る必要があり、この約5〜10本の接続を1本1本のり
ード線により接続するのは大変面倒であるために、約5
〜10本のりードを両面よりビニールあるいはポリエス
テル等絶縁性フィルムにより貼り合わせられたりード東
線45を利用し、外装ケース31から略L状に伸びた底
ケース基板46全体をリード東線48により包む様にし
て、スイッチ基板45を時計実装基板40とを接続組込
する。なお、時計実装40下方には、計時装置操作用I
Jユーズブロツク49が配設されている。50は、電気
カミソリの底面と垂直方向に突出することができる計時
装置操作用リューズである。
51は計時装置操作用リューズ50の引出し・押込みの
クリツクを持たせるためのクリツクバネAである。
62,53はおのおの接点バネA、接点バネBで、片側
は時計実装基板40と導通がとられており、もう片側は
通常状態では時計実装基板40とは導通はとられていな
い。
54はクリック歯車で、修正時のクリックを出すための
もので、歯車の溝に通常状態は接点バネA52、接点バ
ネ53の先端が納まっている。
55は修正時のクリックを出すクリツクバネBである。
修正状態においてリューズ50を回動すると、クリツク
歯車54の歯先と接点バネA52、接点バネB53の先
端が合った状態で、接点バネの片側の接点が時計実装基
板40と導通がとられ、進み方向あるいは遅れ方向に1
クリック毎に1秒、あるいは1分づつ送るとことができ
る。以上のように、略L状に構成された計時告示ユニッ
トの垂直部分は、外装ケース31にカバーガラス36、
表示パネル38、パネル枠37、操作スイッチボタン(
スイッチ導通片43を圧着したもの)及びリューズブロ
ック49を組み込んだ状態で時計実装基板40をかぶせ
、基板止ネジ56により固定する。
なお、更に略L状に構成された計時告示ユニットの水平
部分(底部になる部分)は、外装ケース31から略L状
に伸びた底ケース基板46とスイッチ基板45及び底ケ
ース32の三段形成により構成され、底ケース32とス
イッチ基板45との間のスペースには、操作スイッチボ
タン42′(スイッチ導通片43を圧着したもの)を挟
み込むように固定し、底ケース基板46とスイッチ基板
45の間のスペースには、この計時告示ユニットを電気
カミソリ本体と結合させる結合臭を配設する。
(なお、この結合具構造については、後述する。)以上
のように礎成した略L状の計時告示ユニットは、その裏
面に裏ケース33を略L状に構成して外装ケース31及
び底ケース32にケース止ネジ57により固定する。
この髪ケース33は、時計装置を電界・磁界さらに静電
気から守る金属部材よりなるシールド材、例えば純鉄、
パーマロィ、又は通常のスチール材等にて構成する。な
お、静電気のシールドのみのためには、シールド材をア
ルミニウム、黄鋼等の非磁性導電体としてもよい。これ
は主として、電気カミソリのモーターより発せられるノ
イズ及び磁界さらに外部からの静電気をシールドするた
めのものである。なお又、先に述べたスイッチ基板45
に半田付したスピーカー47の配電部分は、第8図にそ
の部分断面図を示すが、略L字状の計時告示ユニットの
角部とする。本発明の電気カミソリ附加のスピーカー音
は自覚まし‘こ適する大きな音を必要とするため、安価
なスピーカーで高い音圧を出す場合には、形状がどうし
ても大形化となり、本発明の小型化・薄型化させて有効
にスペースへ納める主旨に反するものであり、この場合
、スピーカーの厚さ方向を略L字の水平部分に配置する
ことは、有効にスペースを利用し外形形状を大型化しな
いですむためである。
又、このスピーカーの方音穴は、表示パネルを配置した
面に設ける。これは、音に多少の方向性があるため、表
示パネルに向った位置により効率の良い高い音圧を狙っ
たものであるが、多少の方向性は問題としない場合は、
表示パネルを正常の位置にして、電気カミソリを置いた
場合の底面以外の部分であれば問題なく使用出来る。さ
らに音圧に関し、スピーカー47と放音穴を構成した外
装ケース(その内面を平滑化させておく)との間に多少
のすき間58を構成してスピーカーを組み込む。こうす
ることにより、この空間でスピーカー音が共鳴するのと
ホーン効果により、音圧が増加するものを狙ったのであ
る。ざらに放音穴に音響レンズ的な斜度・方向を多方向
にすることにより、放音の方向性を少なくすることが出
釆る効果を用いる。なお、第13図に、計時告示ユニッ
ト底面図を示すが、この底面では、リューズ50の径を
底ケース32の側面と同面あるいは多少突出させ、又、
リユーズがつまみ易い様に、底ケース32のリューズよ
り内方向部分に凹部79を形成し、指が入るようにして
リューズ操作が親指と人差し指との間につまんで出来る
様に構成する。
さて、先に述べた底ケース基板46とスイッチ基板45
の間のスペースに配設した結合具構造は、その部分断面
図を第7,9図に示す。
その詳細は、底ケース基板46より表示パネルと平行方
向に2箇所の結合具案内用リブ46aを構成し、これを
案内に結合具59を底ケースの両脇に配設し、結合具5
9ともう1つの結合具59との間に結合臭バネ60(コ
イルバネ)を挟着し、電気カミソリ本体ケースとの結合
を、結合臭59の上部に設けた引掛け部61により引掛
け係止し、取外す場合には、結合具59を内方向に押込
み引掛部61の引掛けを解除して取り外すものである。
この時、計時告示ユニット30のパネル配置面と本体ケ
ース1との鉄合は、第11図の横断面図に示す様に、計
時告示ユニット30の本体ケースとの競合部全体に金言
状リブ30aを構成し、又、計示ユニット30の本体ケ
ース内部に隠れ結合する部分には、本体ケース内周に合
わせてやはり金言状リブ30bを構成する。こうして、
この金書状リブ30a,30bにより形成された凹部を
ガイドに本体ケースの窓縁laを挿入して行なう。この
ように、計時告示ユニット3川こ凹部を設けることによ
り、電気カミソリ本体をにぎつて計時告示ユニットパネ
ル配置面に内方向への圧力が加わった場合にもガタつか
ず、本体ケースに完全に鉄合されていることを狙ったも
のである。次に、計時告示ユニットと電気カミソリ部と
の電気的接続について述べると、導電体で構成された裏
ケース33の略L字状の電気カミソリの軸線と直角方向
の面、すなわち底ケース基板46と底ケース32とによ
りケース止ネジ57で固定する面の中央付近に髪ケース
を略円形状に切り起し、亀池の田極との接触部を設ける
。これは電池との接触抵抗を極力低くするためのもので
ある。又、ケース止ネジ57には、絶縁座金62を挿入
してから止める、この場合、先に述べた裏ケ−ス33の
切り起し高さよりケース止ネジ57の頭高さの差は、電
池の由極の突起の突出量より少なくなるようにする。こ
れは、誤って電池を逆にセットしてしまった場合に、電
池e極面がケース止ネジの頭に当って電気的接続をしな
いようにするためのものである。なお、さらに、時計駆
動用電池44を交換可能とするために、裏ケース33に
も時計交換用の穴を明け、その上部に露池押ェバネ63
をケース止メネジ57の1本を共用して、ネジにて裏ケ
ースに固定する。この場合、ネジ1本では電池押ェバネ
63の押ェ力が安定しないので、この電池押ェバネ63
の平面形状として凸部64を設け、この凸部を菱ケース
23の時計交換用の穴に通して時計実装基板40と髪ケ
ース33との間に引掛け止める様にする。以上の説明か
らも明らかな様に、電気カミソリ用電池の由と時計駆動
用電池44との由は、露池押ェバネを介して接続され、
共通電位となる。
このため、スピーカー駆動の電源を電気カミソリ用電池
を用いることが可能となるのである。又、電気カミソリ
用電池16の■は、裏ケース33を通って計時告示ユニ
ット上部の電気カミソリモータ底板に神込圧入により固
定された由接点14と接触され、リード線AI9を介し
てモータ田端子に入る。一方、電気カミソリ用電池16
のeは、電池接点バネ17を介して電池接点バネリード
板18に入り、eリード板15により時計実装基板40
上部に半田付により固定した基板リード65(第9図、
第12図参照)に接触した電気カミソリ用電池のeを計
時告示ユニット内部に導く。これは先にも述べた様に、
スピーカー用電源を電気カミソリ用電池より取り入れる
ためのものである。なお、以上に述べた電気的接続は、
第14図に示す回路図によれば、より明確なものである
。以上、本発明の詳細を説明したが、実施例で説明した
刃部は、回転タイプの他、往復タイプでもかまわず、こ
の場合には、刃部とモータ部との間に、回転を往復タイ
プに変える変モ製機構が入る。〔効 果〕このように本
発明は、計時告示装置を内蔵する電気カミソリで、該電
気カミソリ駆動用モーターの入端子間にモーターの由入
力端にカソードが接続されるようにダイオードを電気的
に接続し、且つ計時装置とモーターとの間にシールド部
材を配したので、該駆動用モーターより発するノイズに
よる計時装置及びその告示手段の誤動作を防止し安定動
作する電気カミソリを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明の実施例を示した一部切き縦
断面図、第3図は、電気カミソリ部の電気系統を示した
回路図、第4図は電気カミソリのスイッチ構造を示した
組立断面斜視図、第5図はモータ底板の組立平面図、第
6図はモータの組立平面図、第7図、第9図、第10図
は、計時告示ユニットの各縦断面図、裏面図、正面図、
第8図はスピーカー部を示す部分断面図、第11図は本
体横断面図、第12図は時計実装基板の部品配置図、第
13図は底面図、第14図は電気配線図である。 1・・・・・・本体ケース、3・・・…回転刃、8・・
・・・・モーター、16・・・・・・電気カミソリ駆動
用電池、30・・・・・・告示ユニット、33・・・・
・・シールド部材、70・・・…ダイオード。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 計時装置及びその告示手段を有する電気カミソリに
    おいて、該電気カミソリ駆動用モーターの入力端子間に
    ダイオードを前記モーターの(+)入力端子にカソード
    が接続されるように接続し、且つ前記計時装置と前記モ
    ーターとの間にシールド部材を配したことを特徴とする
    電気カミソリ。
JP13854879A 1979-10-26 1979-10-26 電気カミソリ Expired JPS6027553B2 (ja)

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