JPS6027019B2 - 電子写真用トナ− - Google Patents

電子写真用トナ−

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Publication number
JPS6027019B2
JPS6027019B2 JP52062095A JP6209577A JPS6027019B2 JP S6027019 B2 JPS6027019 B2 JP S6027019B2 JP 52062095 A JP52062095 A JP 52062095A JP 6209577 A JP6209577 A JP 6209577A JP S6027019 B2 JPS6027019 B2 JP S6027019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
fibers
manufactured
polytetrafluoroethylene
photoreceptor
Prior art date
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Expired
Application number
JP52062095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53147541A (en
Inventor
尚之 牛山
五男 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP52062095A priority Critical patent/JPS6027019B2/ja
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真用トナーに関する。
従来乾式電子写真法としては、例えば米国特許2618
552号‘こ示されているカスケード現像法、米国特許
第28740筋号に示されている磁気ブラシ現像法、米
国特許第3639245号に示されている磁性トナー現
像法等が知られている。
すなわち、これらの方法は、光導電性物質を含む感光体
を使用し、種々の手段により感光体上に静電潜像を形成
し、次いで該潜像をトナーで現像し、必要に応じて紙な
どにトナー像を転写したのち、加熱、加圧あるいは溶剤
蒸気などにより定着するものである。また上記潜像を現
像するためのトナーとしては、従来ポリスチレンなどの
結着剤樹脂中にカーボンブラックなどの着色剤を分散さ
せたものを1なL・し30仏程度に微粉砕した微粒子が
用いられている。ところで前述の乾式現像に使用される
トナーとしては例えば、引張強度、衝撃強度、粘弾性、
ガラス転移温度、日出熱、電気抵抗、誘電率、表面化学
的性質など種々の物理的および化学的特性を有するもの
が要求される。
しかし既知のトナーの多くは下記に示すようにいくつか
のクC点があり、満足すべきものはない状態である。例
えば特に加熱によって容易に溶融するトナーについて言
えば、取扱中にあるいは環境の湿度変化によって、その
摩擦電気特性や流動性が悪影響を受けることが多い。ま
た連続使用による繰り返し現像法に用いられる現像剤に
おいてはトナー粒子と担体粒子の衝突およびそれらと感
光体表面との闇の摩擦などによって、トナー、担体粒子
および感光体表面の相互劣化によってコピー画像の濃度
が変化したり、あるいはカブリ濃度が増大し、複写物の
品質が低下する煩向がある。さらに、複写画像の濃度を
増大させるために感光体表面へのトナーの付着量を増す
と、通常背景濃度を増し、いわゆるカプリ現像がおきる
結果となる。既知のトナ−の多くは以上の欠点を少なか
らず有しており、これらの欠点が改良されたトナーの開
発が要求されている。
そのため、袴開昭51−120631、特開昭48一4
7乳0侍関昭46−5782、袴関階51一10153
5などに開示されているように、ケイ素、チタニウムも
しくはアルミニウムなどの酸化物を現像剤組成物に添加
する方法があるが、これらの方法では微粉末を物理的に
混合しているのでトナー表面への付着力が弱く、長時間
にわたって複写を行なっていると、これらの微粉末が時
間とともに光導電体上に付着いまじめて、光導軍体の要
求される特性を著しく低下せしめるということおよびこ
れらの酸化物は堅いので光導電層を傷つけ易い。
一方、特関昭52−23班1に開示されているように、
トナーの表面にテトラフルオロェチレンの繊維の網目状
組織を形成することが知られているが、テトラフルオロ
ェチレンは低摩擦係数をもっていて感光体に付着いこく
し、などの利点はあるものの、高摩耗係数を示す物質で
あって、機械的には弱く、衝撃に弱くガラスビーズや鉄
粉キャリアなどの裸のキャリアとともに用いられた場合
には、長時間の複写を行なっていると、ポリテトラフル
オロヱチレンがキャリアや現像機中の壁の表面と衝突し
て、テトラフルオロヱチレンの繊維がトナー表面から剥
離して、トナーの摩擦帯電物性が変化したり、剥離され
たポリテトラフルオロェチレンが光導電体表面に付着し
て、複写物の品質を著しく低下させてしまう欠点がある
本発明は、上述の如き欠点を克服した電子写真用トナー
を提供するものであって、その第1の目的は感光体上に
トナー被覆の形成のないトナ−を提供することにあり、
第2の目的は取扱中あるいは保存中に凝集しないトナー
を提供するものである。
また第3の目的は変化する湿度条件下において流動性お
よび摩擦電気特性の安定したトナーを提供し、第4の目
的は繰り返しの現像による連続複写において得られるト
ナーの画集の濃度が一定であり、複写物の品質の低下を
起さないトナーを提供することにある。本発明は、上記
目的を達成するためにトナー母体粒子の表面にポリテト
ラフルオロェチレンの繊維の網目状組織を形成し、かつ
前記繊維の網目間に微粉状無機酸化物を存在せしめてな
ることを特徴とする電子写真用トナーからなるものであ
る。
すなわち、トナー粒子表面のポリテトラフルオロェチレ
ンの繊維の網目によって低摩擦能をもたせ、またその繊
維の網目の間に微粉状無機酸化物を存在させたことによ
り、ポリテトラフルオロェチレンを強化し、その摩耗を
防止するものであり、両者の相乗作用によって大きな効
果をもたらすものである。本発明におけるポリテトラフ
ルオロェチレンとしては、E・1・デュポン社製でTe
nonKTypsl止同Typs20の商品名で三井ポ
リケミカル社が市販しているものが好適に使用される。
このボリテトラフルオロェチレンは500〆の平均粒蓬
を有する自由に流れる粉末で機械的な力によって破壊さ
れ繊維状になる性質を有している。このポリテトラフル
オロェチレンの使用量はトナー粒子の5重量%までが適
当である。微粉状無機酸化物としては、Si02,AI
203,Ti02,Fe203,Fe304, Mg○
, Mg3Si40,。
(OH)2(糟石),S山02,Ce02,Cr203
,Zr03などを主成分とする一般的に研摩剤として用
いられる微粉末が好ましい。シリカ粉末として市販され
ているもので好適なものとしては、カーブレツクス#6
7,#80(シオノギ製薬製)、シルトンR−2、同A
(水沢化学製)、スターシルS、同SS(神島化学製)
、トクシールGU、同GU−S(徳山曹達製)、ニップ
シールVN3(日本シリ力製)、ヒメジール33船、同
5(愛媛薬品製)、ビタシール#220(多木製肥製)
などがある。
またシリカの水分散系としては、スノーテックス2u同
30、同C、同N、同○(日産化学製)、LudoxH
S、同AM(デュポン製)等がある。
酸化アルミニウムとしては、市販のものでニッケイラン
ダム(日軽化工)、サクランダム(日本カーリット)、
活性アルミナKH(住友化学)などがある。酸化チタン
としては、タィベーク(堺化学)、クロイス(チタン化
学)、フジチタン(富士チタン)、Fr,FA(古河鉱
業)、TCA,AS○(東北化学)などがある。
酸化鉄(Fe203)としてはトダカラーKN、トダカ
ラ−KR、トダMRM、トダUV、トダUD、トダCM
、トダB、フェライトKFH、フェライトmRON(戸
田工業)、東色テッキ(東洋色素)、隆華、月豹、バン
ドシンナー(三重顔料)などがある。
微粉状無機酸化物の量もトナーの5重量%以下がよい。
以下実施例により本発明を説明する。実施例 1 負帯電トナー(リコーPPC900用)80夕をワーニ
ングプレンダーに入れて、これに繊維化が可能なポリテ
トラフルオロェチレン(デュポン製のTeflonK
Typslo)1.5夕とシリカ粉末(水沢化学製、シ
ルトンA)1.5夕とを加え最大回転数で肋砂間回転さ
せてから2鼠砂間停止させ、これを3山国繰り返して十
分に分散させた。
ついでトナー表面に付着しなかったポリテトラフルオロ
ェチレンおよびシリカ粉末を分級機を用いて取り除いた
。このトナーを磁性キャリアに対し2%の割合で添加し
複写機(リコー製PPC−900)で連続複写を行ない
、5,00の女複写後の感光体面へのトナーの付着量を
測定したが、トナーの付着量はわずかであった。なお、
本例のトナーを顕微鏡検査したところ、ポリテトラフル
オロエチレンはトナー中に繊維状に分布しており、その
繊維の間にシリカ粉末が捕捉されていることが明らかと
なった。一方、上記と同じトナーで本発明の処理をしな
いものを用いて5,00功女複写したのち、感光体表面
を観察したところ、かなりの量のトナーが付着している
ことが認められ、また複写物も背景に汚れが目立った。
実施例 2 ポリテトラフルオロヱチレン(デュポン社製Teflo
n K Typslo)20夕を、フッ素系界面活性剤
(住友スリーエム社製、フルオラードFC−128)0
.1夕を100肌のイオン交換水中に溶解した液中にコ
ロイドミルを使って乳化分散して、Teflon Kの
繊維の水中分散液を作製した。
トナー(リコーPPC−900用)30夕と上記分散液
とを繊維の固形分で1夕およびシリカ分散液(デュポン
社製LudoxHS)を固形分1夕とに、フッ素系界面
活性剤(前記と同じ)の1%のイオン交換水溶液を加え
て、全固形分が20%になるように調整した。この分散
液をスプレードラィャによって、入口温度15び0、出
口温度80〜90qo、アトマィザー曙菱圧力4.5k
9/のの条件下で贋霧乾燥してトナーとした。このトナ
ーを磁性キャリアに対して3%添加し、現像剤を作製し
、複写機(リコーPPC−900)で連続コピーを10
,00q女行なったのち、感光体のトナーの付着量を調
べたところ、殆んど付着は認められなかった。
実施例 3繊維化可能なポリテトラフルオロェチレンの
水性分散液(TeflonK,20一J,三井フロロケ
ミカル社販売)の固形分19とシリカ1夕とをコロイド
ミルで分散したのち、トナー(リコーPPC−900用
)50夕を混合して、これをスプレードラィャで実施例
2と同じ条件で贋霧乾燥して、トナー粒子表面上にテフ
ロン繊維でシリカを捕捉した状態のトナーを得た。
このトナーを磁性キャリアに対して3%添加し、現像剤
を作製し、複写機(リコーPPC−900)で連続コピ
ーを10,00功女行なったのち、感光体上のトナーの
付着量を調べたところ殆んど付着は認められなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トナー母体粒子の表面にポリテトラフルオロエチレ
    ンの繊維の網目状組織を形成し、かつ前記繊維の網目間
    に微粉状無機酸化物を存在せしめてなることを特徴とす
    る電子写真用トナー。
JP52062095A 1977-05-30 1977-05-30 電子写真用トナ− Expired JPS6027019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52062095A JPS6027019B2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 電子写真用トナ−

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JP52062095A JPS6027019B2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 電子写真用トナ−

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JPS53147541A JPS53147541A (en) 1978-12-22
JPS6027019B2 true JPS6027019B2 (ja) 1985-06-26

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ID=13190144

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57151952A (en) * 1981-03-17 1982-09-20 Canon Inc Magnetic developer
JPS5840557A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 Canon Inc 電子写真用現像剤
JPS58105236A (ja) * 1981-12-18 1983-06-23 Fujitsu Ltd 電子写真用現像剤
JPS61176946A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Canon Inc トナ−及び画像形成法
US5082761A (en) * 1988-02-12 1992-01-21 Sharp Kabushiki Kaisha Set of electrophotographic toners
DE69608469T2 (de) * 1995-11-23 2000-09-14 Andrew David Pepper Mit schmiermittel gemischte pigmente

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JPS53147541A (en) 1978-12-22

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