JPS6026490Y2 - 誤り制御装置 - Google Patents

誤り制御装置

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JPS6026490Y2
JPS6026490Y2 JP1982003163U JP316382U JPS6026490Y2 JP S6026490 Y2 JPS6026490 Y2 JP S6026490Y2 JP 1982003163 U JP1982003163 U JP 1982003163U JP 316382 U JP316382 U JP 316382U JP S6026490 Y2 JPS6026490 Y2 JP S6026490Y2
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JP
Japan
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error
signal
information
control device
data
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982003163U
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English (en)
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JPS57146731U (ja
Inventor
友義 落合
實 岩崎
溢泰 古瀬
勝美 関戸
Original Assignee
東京電力株式会社
株式会社明電舎
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Filing date
Publication date
Priority to JP50002098A priority Critical patent/JPS5176006A/ja
Application filed by 東京電力株式会社, 株式会社明電舎 filed Critical 東京電力株式会社
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Priority to JP1982003164U priority patent/JPS57146728U/ja
Publication of JPS57146731U publication Critical patent/JPS57146731U/ja
Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は伝送時における誤り制御装置に関するもので
ある。
電力系統においては、保護継電器を用いて系統に事故が
発生した場合、故障区間を速やかに除去して停電範囲を
最小限に抑える手段が採られている。
そして従来はこのような電力系統の保護及び制御は、電
流、電圧のアナログ量によって行うことが一般的であっ
たが、送電電圧容量の増大、及び長距離化等によりアナ
ログ量による保護、制御に行詰りが生じ、近時は多電気
所情報を用いた総合保護、制御を行ない、これら制御で
は電圧、電流のデジタル的な処理に移行しつつある。
ところで、このようなディジタル的な処理の場合には、
従来のアナログ量の伝送、すなわち電流であれば変流器
の2次側で5アンペア、1アンペア、電圧であれば11
0ボルトなどのいわゆるパワー伝送に対して微少な電圧
を4199.“099に対応させる2値打号による符号
化伝送であり、伝送途中における雑音による情報誤り、
回路部品の故障等の不良による情報誤りに対しては、絶
対に見逃しのおこれない誤り検出方式が必要であり、種
々の方式が提案されている。
誤り検出方式のうち2重化不一致検出方式は情報源が一
つであっても、その情報を必要とする場所まで伝送する
ために、必要な回路を2重化し、情報を必要とする場所
において、2つの経路により送られた情報を比較し両者
が一致していなければ誤りと判断する方式である。
ディジタル量においては、各サンプル毎に比較を行い、
両者の差が誤差分を考慮した一定値以内であるかないか
を判別する。
しかし交流量においては必ずプラス、マイナスの量が存
在するため、零近辺のサンプル値が誤まっても、誤り検
出回路で検出できず、見逃がす危険がある。
これを第1図、第2図により、さらに具体的に説明する
第1図は3相の送電線UVWに設置された電流変成器1
. 2. 3により得られる電流情報をアナログディジ
タル変換して処理に必要な場所まで、伝送する過程の略
図である。
情報の発生点P1.P2.P3において、アナログ加算
器4によって第2図に示す3相入力at by cを加
算腰零相分2を得る。
アナログ情報はろ波回路5,6゜7.8を通し、所定の
間隔Δtでサンプリングホールド回路9,10,11,
12て瞬時サンプルを得る。
これらの瞬時サンプル値は、マルチプレクサ13で時分
割し、アナログディジタル変換回路14により、ディジ
タル符号化し、伝送回路15を通じて、情報を必要とす
る場所へ伝送する。
16はこの信号を受信する受信部でこの信号部16では
ディジタル信号を処理部17に必要な信号形式に変換す
る等、情報の受は入れを行い誤り情報を検出した場合は
、誤り情報フラグを立てた情報を処理部17に送り込む
そして二重化による誤り検出は、次の様に行う。
受信部16の受は取る情報は、誤差を含んでいるので各
相の実際の値a、 b、 Ct z=a十b+りに対
して、受信情報a′、b′、C′、z′は、a’= a
+Ea、 b’ = b 十Eb、 c’= c
十Ec。
z = z +Ez となる。
ただしEa、 Eb、 Ec、 Ezはアナログ量のろ
波回路5〜8、サンプリングホー/L/ l−’回路9
〜12、マルチプレクサ13、アナログディジタル変換
回路14等によって生じる各相分の誤差であって、これ
らが正常であれば誤差はある限界を越えない。
したがって、f (t) =a’十b’りc’−Z =Ea十Eb十Ec−Ez は第2図で示す如くある限界+f(t)I≦に内にある
もし、I f (t)l>Kならばこれらの回路5〜1
4に故障等の異常が発生したものと判断できるので、情
報の誤りが検出される。
従来は上記の如き誤り検出方式により検出された誤り情
報に不良フラグを立て、処理部17で不良情報の処理を
行う方式であった。
しかし、この二重化不一致検出による誤り検出方式には
、交流量に対して、異常発生のタイミングによっては、
誤り検出に遅れをともなうので、不良フラグの立たない
不良情報が処理部17に送られ、誤り動作信号を出す可
能性を有している。
第2図によってこの誤り情報の検出遅れの一例を説明す
る。
今、時刻t、でa相のろ波回路5、サンプリングホール
ド回路9等に故障が発生味その出力が0となったとする
と、この場合受信部16が受は取るデータは、 a’=Ea、 b’= b 十Eb、 c = c 十
Ec、 z = a+b+c+Ez となり、誤り検出の適用されるf (t)はf (t
)=−a十Ea十Eb+Ec−Ezとなる。
データが誤り情報と判断されるのはl f (t)1>
Kとなってからであり、その結果があられれる時刻tm
までのデータは誤りと判断されないから時刻1からtm
までは故障であるにもかかわらず、不良フラグが立たな
い不良データが処理部17に送られる。
このようにa、b、cが小さな値の時に発生した異常は
必す検出遅れが生じる。
一方処理部17では瞬時サンプル値を数サンプル使用し
て、保護、制御に必要な実効値等の計算を行ない、サン
プル値が小さくても十分に実効値を算出し、その結果に
より動作信号を出すようになっている。
したがって不良フラグの立っていない不良データが処理
部17に送られてくれば、誤動作する危険性がある。
以上のように交流量では、この二重化不一致検出方式は
常に、零近辺で発生する異常に対して、検出遅れが発生
するという欠点をもつ。
また処理部17では、データの整理、編集、演算等の処
理を行うものであるから、データを入力してから動作信
号を出すまでに時間を要する。
この処理時間中に誤りが検出された場合には、現在処理
中のデータも誤っている可能性があり、これらを基にし
て出された動作信号は、阻止する必要がある。
すなわち、処理部17は電力系統の保護演算等のデータ
処理を行い処理結果としてトリップ信号等を出力するも
のであるが、現時点以前にサンプリングされたデータを
使用する。
この使用データに誤りがあれば、処理結果は破棄しなけ
ればならない。
また、前述の如く誤り検出回路は零辺で発生した誤り(
第2図参照)は検出されないが、誤りの検出されるのは
、誤り発生より後の時点(第2図のtm以降)である。
換言すれば、誤りが検出された場合、これ以前の数サン
プルのデータは誤っている可能性があると言える。
なお、この誤っている可能性のあるデータを使用して処
理部17でデータ処理を行った処理結果(出力)は、信
頼できないので誤り検出回路から直接阻止する必要があ
る。
この考案はこのような誤信号の可能性のある出力信号を
阻止することを目的としてなされたものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第3図はその一実施例を示したもので、処理部17の出
力側にアンド回路18を設け、その一方のゲートには処
理部17よりの動作信号を印加腰他方のゲートには受信
部16よりの動作可能信号が印加される。
このように構成することによって、受信部16において
誤りが検出された時点で処理部17をバイパスし、最終
的な出力を阻止するようにしたものである。
すなわち、データが誤りでないと判断されれば、受信部
16から動作可の信号をアンド回路18に出し、処理部
17の信号をそのまま最終出力し、データが誤りであれ
ば受信部16より動作可の信号をアンド回路18に出さ
ず、処理部17の信号を阻止する。
このようにすることにより、誤り検出と制御、保護等の
ための処理とが並行に行なわれ、従来の不良フラグを立
て、不良フラグの立ったデータは処理部で特別な処置を
するといった回路は省略出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は誤り制御装置を採用した伝送装置の構成国、第
2図は説明のための波形図、第3図はこの考案の一実施
例を示す構成国である。 1〜3は電流変成器 4はアナログ加算器、5〜8はろ
波回路、9〜12はサンプリングホールド回路、13は
マルチプレクサ−114はアナログディジタル変換回路
、16は受信部、17は処理部、18はアンド回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一周波数の複数の信号の各々及びそれらの加算値を伝
    送し、受信側で各別に送られてきた信号の和と加算値と
    して送られてきた信号との差の大きさから情報の誤りを
    検出し、前記受信側にて誤り情報検出時に誤り情報信号
    を現時点より前のサンプリングデータで処理する処理部
    をバイパスさせて処理部の出力側に送り、誤信号によっ
    て処理部よりの最終出力信号を阻止して、限界値以内の
    誤信号を阻止するようにしたことを特徴とする誤り制御
    装置。
JP1982003163U 1974-12-26 1982-01-13 誤り制御装置 Expired JPS6026490Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50002098A JPS5176006A (ja) 1974-12-26 1974-12-26
JP1982003163U JPS6026490Y2 (ja) 1974-12-26 1982-01-13 誤り制御装置
JP1982003164U JPS57146728U (ja) 1974-12-26 1982-01-13

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50002098A JPS5176006A (ja) 1974-12-26 1974-12-26
JP1982003163U JPS6026490Y2 (ja) 1974-12-26 1982-01-13 誤り制御装置
JP1982003164U JPS57146728U (ja) 1974-12-26 1982-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57146731U JPS57146731U (ja) 1982-09-14
JPS6026490Y2 true JPS6026490Y2 (ja) 1985-08-09

Family

ID=61731132

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50002098A Pending JPS5176006A (ja) 1974-12-26 1974-12-26
JP1982003163U Expired JPS6026490Y2 (ja) 1974-12-26 1982-01-13 誤り制御装置
JP1982003164U Pending JPS57146728U (ja) 1974-12-26 1982-01-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS4934712A (ja) * 1972-07-31 1974-03-30
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Publication number Publication date
JPS57146728U (ja) 1982-09-14
JPS57146731U (ja) 1982-09-14
JPS5176006A (ja) 1976-07-01

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