JPS6026346A - 圧力定着性カプセルトナ− - Google Patents

圧力定着性カプセルトナ−

Info

Publication number
JPS6026346A
JPS6026346A JP58134165A JP13416583A JPS6026346A JP S6026346 A JPS6026346 A JP S6026346A JP 58134165 A JP58134165 A JP 58134165A JP 13416583 A JP13416583 A JP 13416583A JP S6026346 A JPS6026346 A JP S6026346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
copolymer
cyclized
pressure
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58134165A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0458019B2 (ja
Inventor
Toshiaki Nakahara
中原 俊章
Naoyuki Ushiyama
牛山 尚之
Ichiro Osaki
大崎 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP58134165A priority Critical patent/JPS6026346A/ja
Publication of JPS6026346A publication Critical patent/JPS6026346A/ja
Publication of JPH0458019B2 publication Critical patent/JPH0458019B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08702Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/093Encapsulated toner particles
    • G03G9/09307Encapsulated toner particles specified by the shell material
    • G03G9/09314Macromolecular compounds
    • G03G9/09321Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法、静電印刷法、磁気記録法などに
用いられるカプセルトナーに関し、特に圧力定着法に適
したカプセルトナーに関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2297681号
明細書、特公昭42−23910号公報及び特公昭43
−24748号公報等に記載されている如く、多数の方
法が知られているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段によシ、感光体上に電気的潜像を形成し、次
いで該潜像をトナーを用いて現像し、必要に応じて紙な
どの転写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力或い
は溶剤蒸気などによ)定着し、複写物を得るものである
また、電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法
も種々知られているが、大別して乾式現像法と湿式現像
法とがある。前者は更に二成分現像剤を用いる方法と、
−成分現像剤を用いる方法とに二分される。
二成分現像方法に属するものにはトナーを搬送するキャ
リアーの種類によシ、鉄粉キャリアーを用いる磁気ブラ
シ法、ビーズキャリアーを用いるカスケード法等が広く
実用化されている。これらの方法は、いずれも比較的安
定に良画像の得られる優れた方法であるが、反面、キャ
リアーの劣化、トナーとキャリアーの混合比の変動によ
る画像の変動という二成分現像剤にまつわる共通の欠点
を有する。
これらの欠点を回避するため、トナーのみよシなる一成
分現像剤を用いる現像方法が各種提案されているが、中
でも磁性トナーを使用した方法に優れたものが多く実用
化されている。磁性−成分現像剤を使用する現像方法と
しては、導電性トナーを使用するマグネドライ法がある
が、これは現像に対しては安定しているものの、いわゆ
る普通紙等の転写材に対する転写性に問題がある。
そこで転写性の良い高抵抗の磁性トナーを用いる方法と
して、トナー粒子の誘電分極を使用する方法、トナーの
撹乱による電荷移送の方法等があるが、現像の安定性に
問題がある。又、近年本出願人が提案した現像方法とし
て、特開昭54−42141号公報、特開昭55−18
656号公報の如き潜像に対してトナー粒子を飛翔させ
て現像する方法が実用化されている。これはスリーブ上
に磁性トナーをきわめて薄く塗布しこれを摩擦帯電し、
次いでこれを磁界の作用の下で静電像にきわめて近接し
、かつ接触する事なく対向させ、現像するものである。
この方法によれば、磁性トナーをスリーブ上にきわめて
薄く塗布する事によりスリーブとトナーの接触する機会
を増し、十分な摩擦帯電を可能にした事、磁力によって
トナーを支持し、かつ磁石とトナーを相対的に移動させ
る事によ、?)ナー粒子相互の凝集を解くとともにスリ
ーブと十分に摩擦せしめている事、トナーを磁力によっ
て支持し又これを静電像に接する事なく対向させて現像
する事によシ地カプリヲ防止している事等によってすぐ
れた画像が得られるものである。
現像されたトナー画像を定着する方式としては、赤外線
ヒーターあるいは熱ローラーなどによシ加熱溶融して支
持体に融着固化させる方法が一般的であるが火災の危険
防止、消費電力の節減等の理由から剛体ローラーによる
加圧定着方式へと変シつつある。
トナーは各々の定着法に適する様に材料を選択され、特
定の定着法に使用されるトナーは他の定着法に使用でき
ないのが一般的である。特に赤外線ヒーターによる熱溶
融定着用トナーを熱ローラー定着用トナーとして流用す
る事は不可能であり、まして熱定着用トナーと圧力定着
用トナーとの互換性は殆どない。従って、個々の定着法
に適したトナーが研究開発されたおシ、−成分圧力定着
法用のトナーは更に改良が重ねられている。トナーを加
圧によシ定着する方法は、複写シートの焼は焦げの危険
がないこと、複写機の電源を入れれば待時間なしで複写
が行なえること、高速定着が可能なこと、定着装置が簡
単なことなど利点が多い。
この様な加圧定着可能なトナーとしては構成樹脂が加圧
定着に適した特性を有している必要がちシ、この目的に
あった樹脂の開発が積極的に行なわれている。しかしな
がら、加圧定着性が優れ、加圧ローラーへのオフセット
現象を起さず、繰シ返し使用に対しても現像性能、定着
性能が安定じ−ておシ、キャリア、金属スリーブ、感光
体表面への癒着を起さず、保存中に凝集、ケーキ化しな
い保存安定性の良好な実用的な圧力定着トナーは得られ
ていない。
特に、加圧定着性の点で普通紙への定着性に問題が残さ
れている。硬質樹脂の殻を設けたカプセル型のトナーも
種々提案されている。例えば、特公昭54−8104号
などに見られる様な軟質物質を芯とするカプセルトナー
、又特開昭51−132838号に示されている軟質樹
脂溶液芯カプセルトナーがあるが、圧力定着能不足、オ
フセット現象等の未解決の問題が多く、実用化されるに
至っていない。さらに、上述の如きカプセルトナーでは
、殻物質の硬質樹脂の芯物質への成膜性が十分でなく、
被覆表面が凹凸であシ、また一部にはピンホール等が存
在するために、殻物質が剥離しやすく、耐久試験等にお
いて、荷電制御の不安定化や画質及び画像濃度の変化な
らびに現像スリーブ上及び感光体表面上の融着などの問
題が生じる。
本発明は、従来の圧力定着トナーの材質とは異なりてお
シ、前述の如き欠点のない圧力定着性カプセルトナーを
提供するものである。
また、本発明は、殻物質の芯物質への成膜性が優れ、被
覆表面が滑らかでsb、ピンホールが無いために、殻物
質が剥離せず耐久性に優れたカプセルトナーを提供する
ものである。
更に、本発明は、優れた荷電制御性ならびに安定した荷
電制御性を示す圧力定着性カプセルトナーを提供するも
のである。
更に本発明は、普通紙に対して従来よシも低圧力で良好
な定着性を有し、多数枚複写を行なっても現像性能、定
着性能が安定している圧力定着性カプセルトナーを提供
するものである。
更に、本発明は磁性微粒子を含有せしめ一成分系現像剤
用の磁性トナーとした場合にも、良好な圧力定着性を示
し、良好な磁性を示し、且つ静電的に転写のできる圧力
定着性カプセルトナーを提供するものである。
その特徴とするところは、圧力定着性成分を含有する芯
物質と該芯物質の全体を覆う外殻とから構成されるカプ
セルトナーに於いて、外殻が一般式 (式中R,、R2は水素原子または、C1からC20の
アルキル基またはアリール基、Xは)10ダンイオンを
示す。) で表わされる上記ジアリルアンモニウムへロrン化合物
の環化重合体または、該化合物と他のビニル基を有する
1種あるいは2種以上の単量体との環化共重合体を含有
することを特徴とする圧力定着性カプセルトナーにある
本発明のカプセルトナーを製造する方法は種々の公知の
カブセル化技術を利用することができる。
例えば、スプレードライ法、界面重合法、コアセルペー
ジロン法、相分離法、in−mltu重合法など、米国
特許第3338991号明細書、同第3326848号
明細書、同第3502582号明細書などに記載されて
いる方法などが使用できる。
本発明に用いられる芯物質を構成する樹脂としては、線
圧20XF/fi程度以下の圧力によって普通紙の繊維
の絡みやすいものが良く、ポリエチレンやi4ラフイン
が好適であるOポリエチレンとしては、特に140℃に
おける溶融粘度が600 CP8以下であるものが好ま
しく、いわゆる低分子量のポリエチレン、または4リエ
チレンワツクスとして知られるものであり重合法または
分解法で製造されるものである〇 市販されているものとしては例えば、 ACyjeリエチレン す9(アライド・ケミカル製)
(0,94?/c1rL” 、350 CPS )ハイ
ワックス 310P (三井石油化学製)(0,941
F/cIrL3.250 CPS )ハイワックス 4
10F (三井石油化学製)(0,94/−/園3.5
50 CPU)ハイワックス 405P (三井石油化
学製)(0,96j’/cIrL” 、550 CPS
 )ハイワックス 400F (三井石油化学m>(0
,971−/crIL” 、550 CPS )ハイワ
ックス 200P (三井石油化学製)(0,97f/
1ynt” 、70 CPS )へキストワックスPE
 130 (ヘキストAGfi)(0,95?/an”
 、 117 CPS )等がある。
またパラフィンワックスとしては次表のようなものがあ
る。
第2表 パラフィンワックス (日本梢蝋Jl!!)本
発明においては、前記のポリエチレンと−4′2フィン
ワックスが適宜組み合わせて用いられるのが良い。もち
ろん必要に応じてパラフィンワックスの中で何種類かを
組み合わせても良い。
前記ぼりエチレンと・やラフィンワックスを組合せると
きの配合比は重量で好ましくは8/2〜0/1 0 :
よ)好ましくは6/4〜1/9が良い。
本発明のカプセルトナーの芯物質中に含有させる着色剤
としては公知の染顔料が使用できる。例えば各種のカー
ポンプラック、アニリンブラック、ナフトールイエロー
、モリブデンオレンジ、ローダミンレーキ、アリデリン
レーキ、メチルパイオ゛レットレーキ、7タロシアニン
!ルー、ニグロシンメチレン!ルー、ローズベンガル、
キノリンイエロー等が例としてあげられる。
本発明のカプセルトナーを磁性トナーとして用いる場合
には、芯物質中に磁性粉を含有せしめることができる。
磁性粉としては、鉄、コバルト、ニッケルあるいはマン
ガン等強磁性の元素及びこれらを含むマグネタイト、フ
エライト等の合金、化合物などである。この磁性粉を着
色剤と兼用させてもよい。この磁性粉の含有量は芯物質
中の全ての樹脂100宣景部に対してl5から70重量
部が好適である。
本発明において、芯物質の全体を被覆する外殻は、一般
式 (式中R, , R2は水素原子または、C1からC2
oのアルキル基またはアリール基、Xはハロダンイオン
を示す。ジ で表わされる上記ゾアリルアンモニウムハロrン化合物
の環化重合体または、該化合物と他のビニル基を有する
1種あるいは2種以上の単量体との猿化共重合体を含有
するが、上記ゾアリルアンモニウムハロrン化合物の好
ましいものとしては、ジアリルジメチルアンモニウムゾ
ロミドジアリルジエチルアンモニウムブロミドジアリル
ジブチルアンモニウムグロミドジアリルゾヘキシルアン
モニウムブロミPジアリルエチルメチルアンモニウムク
ロリドジアリルオクタデシルメチルアンモニウムクロリ
ドジアリルジオクタデシルアンモニウムブロミドジアリ
ルノンェニルアンモニウムノロミド等が例示できる。
また、上記ジアリルアンモニウムハIll1グン化合物
の猿化重合体は、次の一般式 (式中R, , R2は水素原子または、C,からC2
oのアルキル基またはアリール基、Xはハロrンイオン
、nは整数を示す。) で表わされる。
また、本発明において、他のビニル基を有する1種ある
いは2種以上の単量体としては、スチレン、o−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、2・4−ジメfルスチ
レン、p−n−2チルスチレン、p − tert−ノ
チルスチレン、p−n・ドデシルスチレン、p−クロル
スチレン、p−フェニルスチレン等のスチレン類、ビニ
ルナ7タレン類、エチレン、グロピレン、イソプチレン
等のエチレン不飽和モノオレフィン類;塩化ビニル、酢
酸ビニル、酪酸ビニル、ベンジェ酸ビニル等のビニルエ
ステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸n−ゾチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸
グロビル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチ
ル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル
、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸
イソゾチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸
Pデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸
フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタク
リル酸ゾエチルアミノエチルなどのα−メチレン脂肪族
モノカルがン酸エステル類、アクリロニトリル、メタク
リレートリル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしく
はメタクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル、ビニルイソフチルエーテルなどのビニ
ルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケ
トン、メチルイングロペニルケトンなどのビニルケトン
類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N
−ビニルインドール、N−ビニルビロリデンナトのN−
ビニル化合物などを挙げることができる。
前記、ジアリルアンモニウムハロダン化合物と他のビニ
ル基を有する1種あるいは2種以上の単量体との共重合
比は、モル比で好ましくは5/95〜9515更に好ま
しくは1/9〜915の範囲で用いられる。また、本発
明において、芯物質の全体を被覆する外殻は、他の樹脂
を70重量%以下の範囲で含有してもよく、例えばポリ
エチレン、yl?I)p−クロルスチレン、ポリビニル
トルエンなどのスチレン及びその置換体の単重合体;ス
チレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロ
ピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、
スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アク
リル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共
重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共
重合体、スチレン−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト共重合体、スチレンーソエチルアミノエチルメタクリ
レート共重合体、スチレン−ツメチルアミノプロピルア
ミドアクリレート共重合体、スチレン−メタクリル酸エ
チル共重合体、スチレン−αクロルメタクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニ
ルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケ
トン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレ
ン−インプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル
−インテン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン
系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリメチルメ
タクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリアミド、エポキシイ封脂、ポリビニルトルンー
ル、ポリアマイド、・キリアクリル酸樹脂、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹JlLJlj族
又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化・
平ラフイン、パラフィンワックスなどが単独或いは混合
して使用できる。
〔実施例1〕 芯物質は、ハイワックス200P(三井石油化学製)2
0重量部、ノや2フインワツクス155(日本精蝋製)
80重量部、マグネタイ)60重置部を、150℃で溶
融混合し、スプレードライヤーで造粒後、乾式分級によ
シ粒径が9.1μ±4.5μであり、球形状のものが得
られた。
この芯物質を、相分離法によシ、ソアリルソメチルアン
モニウムプロミドースチレン猿化共重合体(モル比3/
7)とジメチルアミノエチルメタクリレート−スチレン
共重合体(モル比1/9)〔両者の共重合体の重量比1
/1〕で、0.4μの膜厚で被覆した。このカプセルト
ナー表面を、走査型電子顕微鏡で観察したところ、表層
は、樹脂で緻密に覆われており、滑らかでピンホールの
無い表面であることが確認された。このカプセルトナー
1iPに対して、鉄粉(200〜300メツシー)9y
−を混合して摩擦帯電量を公知の測定方法で測定したと
ころ+13.0μc/y−であった。
次にこのカプセルトナーを磁性スリーブを有する現像器
に適用し、負の静電荷を有する潜像を現像した後、上質
紙上に転写した。画像を有する転写紙を両端から圧接力
を加えられるようにした2本の加圧ローラーからなる圧
力定着器を通したところ12511117seaのスピ
ードで10kg/cIrLの線圧力でほぼ完壁な定着性
を示した。画像濃度は1.3であシ、かぶシのない鮮明
な反転画像が形成され良好であった。
さらに、現像器中で4時間の空回転の耐久試験後、再び
現像・転写を行なったが、画像濃度が1.5であシ摩擦
帯電量が+15.5μc//−であシ、画質の変化も少
なく、良好な耐久性が認められた。
また電子顕微鏡でカプセルトナー表面を観察したが、殻
物質の剥離は、全く無かった。
〔比較例1〕 実施例1の芯物質を、メチルメタクリレート−スチレン
共重合体(モル比1/1)とツメチルアミノエチルメタ
クリレート−スチレン共重合体で、0、4μの膜厚で被
覆した。このカプセルトナーを用いて、実施例1と同様
な試験を行々りたところ、このカプセルトナー表面を電
子顕微鏡で観察したところ、表層は凹凸状になっておシ
、また小球状の突起物が多数存在しまた芯物質が完全に
覆われていない部分(ピンホール)も、若干認メラれた
さらに、このカプセルトナーを用いて、実施例1と同様
な試験を行なったところ、初期の摩擦帯電量が+20.
4μc/7であったのに対し、30分のを回転で+29
.7μc /fに上昇し、また現像器スリー!上に細ス
ゾ状の融着が発生し、さらに画像濃度の低下(0,4)
カブリが生じてしまった。また、電子顕微鏡でこのカプ
セルトナー表面ヲ観察したところ殻物質の剥離が一部認
められた。
〔実施例2〕 芯物質に、ハイワックス200P10[i部、)9ラフ
インワックス15590重量部、フタロシアニンノル−
5重量部を用いて実施例1と同様に行なったところ、粒
径が10.3μm±5.0μの!ルーの芯物質が得られ
た。
この芯物質をスゲレードライング法にょシ、ノアリルゾ
エチルアンモニウムプロミドースチレンの環化共重合体
(モル比1/1)とジエチルアミノエチルメタクリレー
ト−スチレン共重合体(モル比1/9)(両者の共重合
体の重縫比1/1〕で、0.5μの膜厚で被覆した。こ
のカプセルトナーの摩擦帯電量は+17.8μO/l−
であシ、また表層は凹凸が無く極めて滑らかであること
が、電子顕微鏡によシ確認した。この力!セルトナーを
200〜300メツシ為の鉄粉と重菫比で1/9に混合
して現像剤とし二成分現像法で、実施例1と同様な試験
を行なったところ、空回転2時間後、鉄粉を除去して再
び摩擦帯電量を測定したところ、+19.3μc /f
であシ、その増加量が少なく、ま九、画像濃度及び画質
の変化が少なく、殻物質の剥離の無い良好な結果が得ら
れた。
〔比較例2〕 実施例2で得られた芯物質を、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体(モル比1/1)とジエチルアミノエチル
メタクリレート−スチレン共重合体(モル比1/9)(
両者の共重合体の比1/1〕で0.5μの膜厚で被覆し
た。このカプセルトナーの表層は、ピンホールは無いも
のの、凹凸状であることが、電子顕微鏡よシ確認した。
このカプセルトナーを実施例2と同様な試験を行なった
ところ、初期の摩擦帯電量が+16.4μc/?であっ
たのに対し、空回転1時間で+22.1μa/?に増大
し、著しい画像濃度の低下、カブリ及び殻物質の剥離が
生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧力定着性成分を含有する芯物質と該芯物質の全体を覆
    り外殻とから構成されるカプセルトナーに於いて、外殻
    が一般式 (式中R1,R2は水素原子または、C1からC2oの
    アルキル基またはアリール基、Xは)\ロダンイオンを
    示す。) で表わされる上記ジアリルアンモニウムノAロrン化合
    物の環化重合体または該化合物と他のビニル基を有する
    1種あるいは2種以上の単量体との環化共重合体を含有
    することを特徴とする圧力定着性カプセルトナー。
JP58134165A 1983-07-22 1983-07-22 圧力定着性カプセルトナ− Granted JPS6026346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134165A JPS6026346A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 圧力定着性カプセルトナ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134165A JPS6026346A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 圧力定着性カプセルトナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6026346A true JPS6026346A (ja) 1985-02-09
JPH0458019B2 JPH0458019B2 (ja) 1992-09-16

Family

ID=15121967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58134165A Granted JPS6026346A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 圧力定着性カプセルトナ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6026346A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5326841A (en) * 1989-01-25 1994-07-05 Epitope, Inc. Germicidal barriers
JP2016068037A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 積水化成品工業株式会社 中空樹脂粒子及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5326841A (en) * 1989-01-25 1994-07-05 Epitope, Inc. Germicidal barriers
JP2016068037A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 積水化成品工業株式会社 中空樹脂粒子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0458019B2 (ja) 1992-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6036582B2 (ja) 現像用トナ−
JPH0259983B2 (ja)
JPS59170857A (ja) 電子写真用圧力定着マイクロカプセルトナ−
US4599289A (en) Pressure-fixable encapsulated toner
JPS59187350A (ja) 静電潛像現像用正帯電性トナー
JPS59189355A (ja) 静電潜像現像用のカプセルトナ−
JPS59189354A (ja) 静電気潜像現像用のカプセルトナ−
JPS6026346A (ja) 圧力定着性カプセルトナ−
JPS59187352A (ja) カプセルトナ−
JPS63285555A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPS59170852A (ja) 電気的潜像を現像する現像剤
JPS59170851A (ja) カプセルトナ−
JPS60107037A (ja) 電子写真用カプセルトナー
JPS6261143B2 (ja)
JPH0664355B2 (ja) 画像形成方法
JPS59187351A (ja) 静電潛像現像用カプセルトナー
JPS6035748A (ja) 圧力定着性カプセルトナー
JPH0227365A (ja) 電子写真現像剤用キャリア
JPS6342780B2 (ja)
JPS6026347A (ja) 圧力定着性カプセルトナ−
JPS6033269B2 (ja) 圧力定着性カプセルトナ−
JPS59170854A (ja) 電気的潜像を現像する現像剤
JPH0259460B2 (ja)
JPS58150968A (ja) 現像剤
JPH0145912B2 (ja)