JPS60262884A - フオトクロミツク感光性材料 - Google Patents

フオトクロミツク感光性材料

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JPS60262884A
JPS60262884A JP11969784A JP11969784A JPS60262884A JP S60262884 A JPS60262884 A JP S60262884A JP 11969784 A JP11969784 A JP 11969784A JP 11969784 A JP11969784 A JP 11969784A JP S60262884 A JPS60262884 A JP S60262884A
Authority
JP
Japan
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photosensitive material
carbon atoms
weight
parts
alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP11969784A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Tamura
眞一郎 田村
Nobuyoshi Seto
瀬戸 順悦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフォトクロミック感光性材料に関し、特に発色
状態での保存安定性が改善されたフォトクロミック感光
性材料に関するものである。
背景技術とその問題点 フォトクロミックを示す有機化合物として多くの物質が
知られているが、その中で最4)よく検ム1されている
のはスピロピラン化合物である。スピロピラン化合物を
実際の感光性組成物、即ち感光性材料として用いる場合
、スピ「Jピラン化合物を一般にバインダー、即ち高分
子物質中に分散させて、支持体のないフィルム状にする
が、支持体上に塗布して用いられている。このような感
光性材料は紫外線を照射すると発色し、記録が行われ、
加熱するか可視光線を照射すると消色し、記録が消去さ
れて元の状態に戻る。この現象は繰り返し行われる。
スピロピラン化合物を利用したフォトクロミ・ツタ感光
性材料は特に最近では光学式ビデオディスク等のレーザ
記録媒体としての応用が期待されている。
しかし、スピロピラン化合物として従来のヘンゾインド
リノピラン系スピロピランを用いた感光性材料はその発
色状態における吸収波長域が400nm〜700nmの
範囲にあるため、記録再生にArレーザやlle −N
cレーザのような気体レーザを使用する必要があった。
最近、気体レーザに比べて小型、軽量の半導体レーザ(
勃に発振波長780〜850nm程度のもの)の進展が
著しく、このために、レーザ記録再生用のフォトクロミ
ック感光性材料に用いられるスピロピラン化合物として
、その発色状態で700nm以上の長波長域に高い吸収
を有する、次の一般式(1)で表されるヘンゾイントリ
ノチオピラン系スピロピラン化合物(以下、BITSP
と記す)が捷案されている。
(式中、R1は炭素数1〜20個のアルキル基、R2、
R3、R4及びR6は水素原子、炭素数1〜5個のアル
キル基、炭素数1〜5個のアルコキシ基、ハロゲン原子
、ニトロ基又はジメチルアミノ基を表し、R,= R,
及びR3は水素原子、炭素数1〜5個のアルキル基、炭
素数1〜5個のアルコキシ基、ハロゲン原子を表す) しかし、BITSPをフォトクロミック物質として含む
感光性材料を実用化する場合の大きな問題点は、発色し
た、即ち発色種のBITSPの保存安定性が悪く、十分
な記録保存期間が得られないことであった。この問題点
を解消する方法として、プラスチック用酸化防止剤であ
るフェノール類を添加することが試みられている。しか
し、フェノール類の添加は感光性材料の発色濃度(光学
的濃度)を下げたり、発色種の吸収極大波長を短波長側
へ移動させたり、あるいは発色状態の保存安定性をかえ
って悪くするという欠点を有する。
特に発色種の吸収極大波長が短波長側へ移動することは
、BITSP含有感光性材料を半導体レーザ記録再生用
記録体とうして使用する場合、極めて不利である。
発明の目的 本発明は、前記の点に鑑み、BITSPの発色種の光学
的濃度を減することなく且つ発色種の吸収極大波長を短
波長側へ移動するごとなく、発色種の保存安定性を向上
させたフォトクロミック感光性材料を提供するものであ
る。
発明の概要 本発明者らは、種々検討の結果、BITSPを含むフォ
]・クロミック感光性材料において、酸化防止剤として
、次の構造式 を有する1、3.5 −)リス(4−L−ブチル−3−
ヒドロキソ−2,6−シメチルヘンジル)イソソアヌル
酸を用いることにより、本発明の前記目的が達成される
ことを見出した。即ち、本発明に係るフォトクロミック
感光性材料は、前記一般式(1)で表されるヘンゾイン
ドリノチオピラン系スピロピラン化合物(BITSP)
と、高分子物質と、酸化防止剤としての1.3.5−ト
リス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−シメ
チルヘンジル)インシアヌル酸とから成る。
本発明のフォトクロミンク感光性材料において、高分子
物質100重量部に対して、BITSPlO〜60重量
部及び酸化防止剤10〜60重量部の割合で使用するの
が本発明の目的を達成するために好ましい。
本発明に使用される高分子物質としては、前記スピロピ
ラン化合物との相溶性のよいもので、光学的に透明であ
りかつ皮膜形成能の優れたものであればよく、その例を
挙げれば、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、酢酸セルロース
、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン−塩化ビニル共重合体、塩化ヒニルー酢酸ビニル共重
合体、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニ
トリル、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂
、ポリエステルなどである。
本発明において必要に応して使用することができる支持
体としては、ポリエチレンテレフタレート、セルロース
アセテート、ポリカーボ不−1〜、通常の紙、バライタ
紙、ガラス、金属等がある。
本発明の感光性材t4は、−例として、BITSPと高
分子物質と酸化防止剤とを適当な溶剤に溶解させ、この
溶液を適当な支持体、例えば光学研磨した石英ガラス板
上にスピンナーなどを用いて塗布することによって得る
ことができろ。
実施例 本発明を以下の実施例によっ′C詳述寥る。なお、以下
において、発色保存安定性は、感光性材料に紫外光を照
射して飽和吸光度まで発色させたのち、30℃の暗所に
保存し、吸収極大波長における吸光度が初めの1/2ま
で減少する時間で表した。
次式 の6−ニトロ−8−メトキシ−1′−n−へキシル−3
′、3’−ジメチル−5′−メトキシスピロ(2H−1
−ヘンジチオピラン−2,2′−インド9235重量部
、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体10重量部及び
1.3.5−トリス(4−1−ブチル−3−ヒドロキシ
−2,6−シメチルペンシル)イソシアヌル酸(アメリ
カン・サイアナミツド社製のサイアノックス1790 
(商品名)を使用)5重蓋部をシクロベキ9フ150重
量部ニ溶解した。得られた溶液を光学研磨したガラス板
上にスピンナで塗布した。塗布条件は2700回転/分
で2秒間であった。この塗布膜を真空乾燥器で減圧下8
0℃の温度で2時間乾燥させて、不実施例の感光性試料
(No、I)を作製した。
比較例として、サイアノックス179oの代わりに、次
のフェノール類を使用しで、本実施例と同し条件でNo
、2〜No、7の6種類の感光性試料を作製した。
2.4−ジニトロフェノール(No、2) ニレゾルシ
ノール(No、3) ; ヒドロキノン(No、4) ; ペンタエリスリチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−H
(No、5) ; オクタデシル−3−(3,5−シー(フチルー4−ヒ1
口キンフェニル)プロピオネート)(No、6) : n−ヘキサデシル−3,5−シーt−ブチル−4−ヒ1
0キシヘンヅエート (No、7)。
また、サイアノックス1790を使用しない外は実施例
と同し条件で感光性材1’4 (No、8)を作製した
前記の感光性材料No、1−No、8について発色保存
安定性を測定した。結果を次表に示す。
表 この表から明らかなように、本実施例の試料No。
■は酸化防止剤無添加の比較例試料No、8と比べて保
存安定性は1.7倍に向上した。また、本実施例の試ネ
、lNo、Iは発色濃度と吸収極大波長が比較例試料N
o、8 (酸化剤無添加)と同しであり、記録・消去繰
り返し特性(回数)が比較例試料No、8の1.5倍で
あった9−=方、酸化防止剤としてフェノール類を含有
した比較例の各感光性材料(No、2〜No、 7)は
いずれも本実施例の試料(No、l)に比べて、発色濃
度が低く且つ吸収極大波長も短波長側へ移動していた。
本発明で使用されるBITSPとしては、前記実施例に
用いられたものの外、例えば6−ニトロ−1’、3′、
3’ −トリメチルスピrl〔2)!−]−、−′ヘン
ゾチオビランー2,2 −インドリン〕 ;6−ニトロ
−8−メトキシ−1’、3’、3’−)ツメチル−5’
、フ’−ジメトキシスピロ[2II −1−ヘンジチオ
ピラン−2,2’−インドリン〕 ;6−ニトロ−8−
クロロ−1′、3′、3’−1−ツメチル−5′−メト
キシスピロ(2H−1−ヘンジチオピラン−2,2′−
インドリン〕 ;6 ニトロ−1′。
3’、3’−トリメチル−5−ジメチルアミノスピロ[
2H−1−ヘンジチオピラン 2,2′ −インドリン
〕などが挙げられる。
発明の効果 本発明の感光性材料は、前記一般式(1)で表されるヘ
ンヅイントリノチオピラン系スピ[Jピラン化合物の発
色種のための酸化防止剤として、l、3゜5−トリス(
4−L−ブチル−3−ヒトI]キン−2,6−シメチル
ヘンジル)イソシアヌル酸を含有してなるため、紫外光
照射後の発色種の保存安定性が向上し、その上、この発
色種の光吸収極大波長の短波長側への移動も、発色濃度
の低下もないずくれた特性を有することができる。
代理人 上屋 勝 常包芳男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式 (式中、R1は炭素数1〜20個のアルキル基、R2、
    R3、R4及びR3は水素原子、炭素数1〜54[&l
     O> −J’ ル+ル基、炭素数1〜5個のアルコキ
    シ基、ハロゲン原子、ニトロ基又はジメチルアミノ基を
    表し、R6、R?及びR6は水素原子、炭素数1〜5個
    のアルキル基、炭素数1〜5個のアルコキン基、ハロゲ
    ン原子を表す) で表されるヘンヅイントリノチオピラン系スビ11ビラ
    ン化合物と、高分子物質と、酸化防止剤としての1.3
    .5− )リス(4−【−ブチル−3−ヒトlコキシー
    2,6−シメチルヘンジル)イソノアヌル酸とから成る
    フォトクロミック感光性材F)。 2、高分子物質100重量部に対してMi記ススピロピ
    ラン化合物10〜60重量部及び前記酸化防止剤を10
    〜60重量部の割合で含む特許請求の範囲第1項記載の
    感光性+4料。
JP11969784A 1984-06-11 1984-06-11 フオトクロミツク感光性材料 Pending JPS60262884A (ja)

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