JPS6026188A - 斜板式コンプレツサ - Google Patents

斜板式コンプレツサ

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JPS6026188A
JPS6026188A JP58132106A JP13210683A JPS6026188A JP S6026188 A JPS6026188 A JP S6026188A JP 58132106 A JP58132106 A JP 58132106A JP 13210683 A JP13210683 A JP 13210683A JP S6026188 A JPS6026188 A JP S6026188A
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swash plate
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sliding face
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憲一朗 二村
Keiichiro Otsu
大津 恵一郎
Tatsuhiko Fukuoka
福岡 辰彦
Kenji Takenaka
健二 竹中
Yoshio Itakura
板倉 佳男
Hiroshi Koga
浩 古賀
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は斜板式コンプレッサ、特にシューの改良に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来より、例えば自動車の空調システムには、軸と平行
に設けられた複数個のシリンダボアをもつシリンダブロ
ックと、該シリンダブロック内において回転軸により回
転される斜板と、該シリンダボア内に摺動自在に嵌合さ
れたピストンと、該ピストンと該斜板の摺動面との間に
介在し該斜板の回転により該ピストンを往復運動させる
シューとで構成される斜板式コンプレッサが使用されて
いる。このコンプレッサでは、回転軸の回転により斜板
が揺動回転し、これによりピストンが往復運動をしてシ
リンダ内の冷媒を圧縮する。
かかる斜板式コンプレッサにおいては、斜板の摺動面と
摺接するシューの摺動面には、大きな荷重及び滑り速度
が作用する。このため、コンプレッサ起動時等の潤滑油
の供給が困難な条件下では、シューの摺動面、特にその
中央部に焼付きが生じ易い。シューの摺動向の中央部に
焼付きが生じやすい理由は、主として(A)〜(C)で
ある。
(A)一般に前記斜板式コンプレッサにおいては、従来
より焼付を防止すべく冷媒中に潤滑油を含ませ、冷媒中
の潤滑油を斜板とシューとの摺動面に介在させることに
している。しかし冷媒中の潤滑油の量を増す−と、摺動
は円滑になるものの、その反面、潤滑油の影響によって
熱交換器の能力の低下および冷媒循環量の低下が起こる
結果冷凍能力がかなり低下する。従って冷媒に混入する
潤滑油は少なければ少ない程冷凍能力が向上する。
このためf、!l滑油の混入量を抑える傾向にあり、そ
れだ(プ焼付しやすい。
(B)コンプレッサの運転中には、斜板とシューとの摺
動によって、シュ一温度は200℃程度とかなり高温と
なる。このシューの熱は、冷媒、潤滑油と触れることの
多いシュー周縁部から放散されるため、シュー中央部の
温度はシュー周縁部の温度よりもかなり高くなり、その
ためシュー中央部はシュー周縁部よりも熱膨張によって
脹れて突出する。従って熱膨張によって脹れたシューの
摺動向の中央部に荷重が集中し、該中央部に焼付が生じ
やすくなる。
(C)コンプレッサの運転中には、冷媒中に含まれる潤
滑油の膜が斜板とシューとの間に介在して摺動を円滑な
らしめている。然し、コンプレッサの運転を停止すると
、このrlII滑油の膜は重力により流下し、斜板とシ
ューとの間には油切れの状態が生じる。この結果コンプ
レッサの運転を長時間停止した後にコンプレッサを起動
させる場合には、運転初期には、油切れの状態のまま斜
板とシl−とが摺動すること膜なり、この結果シューの
摺動向に焼付きが生じやすくなる。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑み、さらに耐焼付性の向上した
斜板式コンプレッサを提供するにある。
〔発明の構成〕
本発明の斜板式コンプレッサは、斜板の摺動面と接する
シューの摺動面の中央部に油溜め用の有底の中央孔を形
成したことを特徴とする。
本発明の斜板式コンプレッサにおいては、斜板式コンプ
レッサを構成するシリンダブロック、斜板、ピストン等
は従来の斜板式コンプレッサのそれらと同一でもよい。
本発明の斜板式コンプレッサを特色ずけるシューは、斜
板と摺接する摺動向の中央に有底の中央孔を有する。こ
こで有底とは、孔が貫通していないという意味である。
シューの摺動面の中央部に中央孔を形成するとは、シュ
ーの摺動面のほぼ全面にわたって孔を多数個分散させて
形成する場合を排除することを意味する。
シューの形状は、従来と同様に半球状シューであっても
、あるいは平板状の板状部材とボールとからなるもので
あっても、それらの変形であってもよい。半球状のシュ
ーの場合、第1図(a )にその断面を第1図(b)に
その摺動面を例示したように、ピストン側に摺接する球
状面と、斜板の摺動面に摺接する略平坦面とを備えてい
る。この半球状のシューは、鋼球を半球状に切断するこ
とによって形成してもよく、又、鍛造によって半球状に
成形してもよい。
板状部とボール部を一体的に構成したシューの場合、板
状部の一面は斜板と摺接する摺動面となり他面のボール
部はピストンの球状凹面と摺接する。本発明に係るシュ
ーではこの板状部材の(習動面の中央に中央孔が設けら
れている。このシューは鍛造、切削によって形成ずれば
よく、又、焼結体から形成してもよい。
シューの中央孔は、シューの摺動面の中央部にあり、摺
動面より凹部となる有底の空間があればよい。この中央
孔は第1には油溜め用の空間となるものである。孔の開
口の大きさは、シューの摺動向広さ、作用する荷重等を
考慮して決められる。
中央孔の開口が広い程中央孔より摺動面に潤滑油を供給
するのに都合がよい。またシューの中央部が摩擦により
異常に加熱される場合には、熱膨張による中央部の突出
をおさえる。しかし、中央孔の開口が広いと摺動面積が
それだけ少なくなり、単位摺動面積当りの荷重が増大す
る。好ましい中央孔の開口面積は摺動面積の1%〜20
%程麿である。
大型の斜板式コンプレッサのように大きい摺動面をちつ
シューにあっては、第2図にその摺動面を示すように中
央孔1と同心的にリング状の溝2を形成してもよい。ま
た第3図にその(習動面を示すように中央孔3から放射
状に伸びる溝4を形成してもよい。しかし、これら溝は
上述したように摺動向の摺動面積を減少させることにな
るので、注意を必要とづる。
シューの中央孔を形成する方法は、シューを鍛造によっ
て成形する場合には、該孔に対応する突起を鍛造用の型
に突設しておき、シューを鍛造して成形すると同時に孔
を形成することができる。
又、シューを成形した後に、後加工でプレス型を押圧す
ることによって孔を形成してもよい。又、他の穿孔手段
としてはドリルや旋盤による切削加工によって行なって
もよい。
シューは金属、セラミックス等通常りm造材料で作るこ
とができる。一般的にはシューは軸受鋼(SUJ2)等
鉄鋼材料から作製されている。シューの摺動面の耐焼付
性を向上するためシューの母材を浸炭窒化、浸炭焼入れ
、焼入硬化、浸ボロン、浸硫窒化等の処理を施すのが好
ましい。
さらにシューの摺動向は、固体潤滑剤を含有する固体潤
滑剤層で覆うことが望ましい。固体潤滑剤層としては、
二硫化モリブデン、グラフ1イトフツ素樹脂粉末等をフ
ェノール樹脂、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂等で
固めた被膜あるいは鉛、ビスマス等の軟質金属の被膜を
用いることができる。
尚固体潤滑剤層はシューの全面にわたって形成してもよ
く、又、シューの摺動面のみに形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明の斜板式コンプレッサにおいては、最も摺動条件
のきびしい斜板に摺接するシューの摺動面に中央孔が形
成されている。この中央孔は潤滑油の油溜めとして作用
する。従って潤滑油の少ない条件で斜板式コンプレッサ
が使用される場合に、シューの摺動面に一定量の潤滑油
が供給される。
さらに、斜板式コンプレッサが苛酷な条件で長時間運転
され、シューの中央部が集中的に高温となり、その熱膨
張によりシューの摺動向が突出する場合にも、本発明に
係る中央孔が熱膨張を吸収し、摺動面の突出をおさえる
。このためシューの中央部に局部的な高荷重がかかりに
くい。そのため焼付きしにくくなっている。
更にはコンプレッサの運転を長時間停止したとしても、
従来とは異なり、潤滑油がシューの摺動向の中央孔に所
定量残留している。このため、コンブレラ1すを起動さ
せるときであっても、この中央孔に残留した潤滑油がシ
ューと斜板との摺動面に直ちに補給される。従って起動
詩文運転初期におけるシューの摺動向の焼付を防止でき
る。この効果は、さらに、起動時における摺動抵抗を減
少さぼる効果もともなう。
また、シューの摺動向の中央部に中央孔を形成した本発
明の斜板式コンプレッサは、摺動向の全面に多数の孔を
分散させて形成したシューを右する従来の斜板式コンプ
レッサとは異なり、シューの実質摺動面積の減少が少な
いため、焼付荷重の低下も少ない。
上記した効果により、本発明の斜板式コンプレッサは、
過酷な条件下での長時間の運転に対しても、始動時のよ
うにシューの外部より潤滑油が供給されない場合にも、
斜板とシューの間の潤滑油の供給がある程度確保でき、
焼付時のトラブルの発生を効果的に防止できる。
(試験結果) 次に上記した本発明の効果を実証するために、摺動面に
種々の孔を設けた5種類のシューの摺動試験結果を示ず
第4図の上部に試験した5種類のシューの摺動面を示す
。5種類のシューはいずれも直径13゜5mm、の半球
状で、母材はいずれも硬さト1v380の軸受鋼(J 
l5−8UJ2)製である。
第4図に示す様に、NO41のシューの摺動面には孔が
形成されておらない。NO12のシューはその摺動面の
中心に直径2.5mm深さ1.0IIIIHの中央孔を
形成した。NO33のシューはその摺動面の中心に直径
4mm深さ2.0mmの中央孔を形成した。N014の
シューはその摺動面に直径2゜5IllIllの深さ0
.8111mの中央孔と、さらにその周囲にリング状の
溝を同心円的に形成した。NO35のシューはその摺動
面に直径2.5mm、深さ1゜Q’mmの中央孔を形成
すると共に、直径2mm、深さi、Qllllllの孔
を6個その周囲に形成した。シューの相手材はAt −
18Si−4,5Cuのアルシル合金ディスクを使用し
た。
第1の試験としてトルクオーバまでの時間を測定した。
試験条件は荷重12k(1,摺動速度5IIl/sea
 、潤滑油としては冷凍機油1に対して軽油9を混合し
たものを用い、これをシューに1滴のみ供給し、あとは
無給油状態で摺動試験を行ない、焼付いてトルクがオー
バするまでの時間を測定した。得られた結果を第4図に
示す。なお、各シューの摺動面積に占める穴の面積率お
よびトルクオーバ直前の摩擦係数も合せて第4図に示す
。結果は第4図から明らかなようにNO,2、N003
、N004のシューはいずれもそれらのトルクオーバー
までの時間はN011のシューのトルクオーバまでの時
間よりも長い。なお、N005のシューは次に示すよう
に焼付荷重が小さかったので試験を実施しなかった。
第2の試験は焼付荷重を調べるものである。この試験は
、摺動速度を15m/seaで一定とし、荷重を40に
!+ずつ暫増させ、焼付が発生する最小の荷重を測定し
た。尚シューの相手材はΔ1−183i−4.5Cuの
アルシル合金から作製したディスクであり、潤滑油は前
記と同じものをディスク側に連続的に給油した。結果を
第4図に合往て示す。第4図から明らかなようにNo2
のシューの焼付荷重は240Jl〜290.kgと良好
な結果を示したものの、No、3、N014、N095
のシューの焼付荷重はいずれもN001のシューの焼付
荷重より低かった。特に孔を多数形成したN05.のシ
ューの焼付荷重は80k(l程度と半分以下となり低か
った。これらの結果、中央孔の開口面積はある値より広
くなる程焼付荷重が低下し、大面積率には一定の上限の
あることが推察される。
またシューの摺動面に孔を多数個分散させて形成するこ
とは避けた方が良いことが明らかになった。
次に固体潤滑剤層の効果を見るために、軸受鋼(SUJ
−2)製で焼入れして硬さHV760とした直径13.
5mmの半球をシュー基材として使用し、そのシュー底
面に直径2.5mmの中央孔を1個形成し、ざらにシュ
ーの摺動面に各種の表面処理を施したシューについて、
上記した方法で焼付いてトルクオーバーするまでの時間
を調べた。
シューとしては、特に何も表面処理をしていないシュー
NO,6、シューの摺動面に二硫化モリブデンを樹脂で
固めた被膜を形成したシューNo。
7、塩浴窒化処理を施し、表面に軟窒化層を形成したシ
ューNO,8、塩浴窒化処理を施し表面に軟窒化層を形
成した後、ざらに二硫化モリブデンを樹脂で固めた被膜
を形成したシューNo、9の4種類のシューを試験した
結果を第5図に示す。
第5図から明らかなように、表面処理を施したNo7〜
NO9のシューは、中央孔のみを形成し表面処理が施さ
れていないNo、6のシューに比してトルクオーバーま
での時間は長くなっている。
その中でも、中央孔を形成すると共に塩浴窒化処理、二
硫化モリブデンの被膜処理を行なったN09のシューは
特に、良好な結果を示している。
〔実施例〕
本発明の実施例の斜板式コンプレッサの断面図を第6図
に示す。第6図において7はシリンダブロックであり、
このシリンダブロック7内には回転軸8が軸受9.10
を介して回転自在に軸支され、この回転軸8には、斜板
11が連結固定されている。そして前記シリンダブロッ
ク7には複数個のシリンダボア13が形成され、各ボア
13内には、ピストン14が摺動自在に嵌合されている
このシリンダブロック7の左端開口部には、バルブプレ
ート15及びフロントシリンダヘッド16により閉塞さ
れ、右端開口部にはバルブプレート17及びリヤシリン
ダヘッド18により閉塞されている。 前記ピストン1
4の中央部分には球状凹陥部14aが形成されている。
19は半球状のシューであり、これはピストン14の球
状凹陥部14aに摺接する球状面20と、斜板11の摺
動面に摺接する中央孔を有する平坦な摺動面21とを備
えている。このシューは軸受鋼製で、摺動面の直径が1
0mw1、中央孔の直径が2,51111111深さ1
mmのものである。なおこのシューの表面にはMO82
の被膜が形成されている。一方斜板はアルシル合金製で
ある。なお以上の構成は基本的には従来の斜板式コンプ
レッサの構造と同一である。
この斜板式コンプレツリの実機テストを実施するため、
実施例と同じようにして作った斜板式コンプレッサ5台
について、液圧縮テストを行なった。本実施例の斜板式
コンプレッサでは試験した5台中5台とも焼付等のトラ
ブルはなく上記のサイクルテストに合格した。
尚、シューは上記実施例の斜板式コンプレッサのように
半球状のシューを用いてもよいが、第7図に示づ”よう
に平板状のシュー24とボール25を用いてもよい。こ
の斜板式コンプレッサでは平板状のシュー24が斜板1
1と摺接し、ピストン14の球状凹陥部14aとシュー
24の球状凹陥部との間にボール25が介装されている
。この例の場合にも前記実施例と同様にシュー24の摺
動面の中央部に油溜め用の中央孔28が形成されている
【図面の簡単な説明】
第1図<a)は本発明に係る代表的なシューの断面を、
第1図くb)はその摺動向を示す。第2図は他のシュー
の摺動向、第3図はさらに他のシューの摺動面を示す。 第4図は摺動向の異る5種類のシューのトルクオーバー
までの時間J5よび焼付荷重の相違を示ず図表である。 第5図は第4図のNO12のシューとほぼ同一の囮動面
形状をもち、その摺動面に種々の固体潤滑剤層を用いた
シューのトルクオーバーまでの時間の相違を示す図表で
ある。第6図は本発明の実施例に示ず斜板式コンプレッ
サの断面図である。第7図は平板状のシューを有する斜
板式コンプレッサの断面図である。 図中1.3は中央孔、19は半球状のシュー、24は平
板状のシューを示す。 第1図 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)軸と平行に設けられた複数個のシリンダボアをも
    つシリンダブロックと、該シリンダブロック内において
    回転軸により回転される斜板と、該シリンダボア内に摺
    動自在に嵌合されたピストンと、 該ピストンと該斜板の摺動向との間に介在し該斜板の回
    転により該ピストンを往復運動させるシューとで構成さ
    れる斜板式コンプレッサにおいて、上記斜板の摺動向と
    接する上記シューは、シューの摺動向の中央部に、有底
    の中央孔を具備することを特徴とする斜板式コンプレッ
    サ。 症 (2、特許請求の範囲第1項記載の斜板式コンプレッサ
    において、上記シューは半球状であり、上記ピストンに
    摺接する球状面と、上記斜板の1習動而に摺接する略平
    坦面とを備えている。 (3)特許請求の範囲第1項記載の斜板式コンプレッサ
    において、上記シューは上記斜板と摺接する平板状の板
    状部材と、該板状部材とピストンの間に介在するボール
    とで構成されている。 (4)特許請求の範囲第1項記載の斜板式コンプレッサ
    において、上記斜板と摺接するシューの摺動面は、その
    中央部が周縁部に比して高い中高な略平坦面である。 (5)特許請求の範囲第1項記載の斜板式コンプレッサ
    において、上記斜板と摺接する上記シューの摺動面は固
    体潤滑剤を含有する固体潤滑剤層が形成されている。 (6)特許請求の範囲第1項記載の斜板式コンプレッサ
    において、上記シューの摺動向には油溜め用の中央孔の
    周囲に少なくとも1&ゝのリング状溝をもっている。
JP58132106A 1983-07-20 1983-07-20 斜板式コンプレツサ Granted JPS6026188A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58132106A JPS6026188A (ja) 1983-07-20 1983-07-20 斜板式コンプレツサ
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US06/858,580 US4641570A (en) 1983-07-20 1986-04-29 Swash plate type compressor having a center cavity in surface of piston shoe

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Publication Number Publication Date
JPS6026188A true JPS6026188A (ja) 1985-02-09
JPH0432233B2 JPH0432233B2 (ja) 1992-05-28

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