JPS60261611A - 厚板圧延方法 - Google Patents
厚板圧延方法Info
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- JPS60261611A JPS60261611A JP59119544A JP11954484A JPS60261611A JP S60261611 A JPS60261611 A JP S60261611A JP 59119544 A JP59119544 A JP 59119544A JP 11954484 A JP11954484 A JP 11954484A JP S60261611 A JPS60261611 A JP S60261611A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B1/026—Rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
厚板圧延方法の改良に関してこの明細書で述ぺる技術内
容は耳切不要鋼板を的確に得ることについての開発成果
を提案するところにある。
容は耳切不要鋼板を的確に得ることについての開発成果
を提案するところにある。
(背景技術)
厚板圧延における平面形状の改善とくに、圧延鋼板製品
の長手方向幅形状の改善を目指して、水平ミル(以下H
ミルと呼ぶ)に近接して、垂直ミルつまりエツジヤ−(
以下Vミルと呼ぶ)を設置した場合において、エッジン
グによる形状改善パスは、Vミル→Hミルの方向となる
のが一般的である。これは逆にH−V方向とした場合、
Hミルの噛み出し力に対して、Vミル強度が十分でなく
、設備破損の可能性が高いためである。
の長手方向幅形状の改善を目指して、水平ミル(以下H
ミルと呼ぶ)に近接して、垂直ミルつまりエツジヤ−(
以下Vミルと呼ぶ)を設置した場合において、エッジン
グによる形状改善パスは、Vミル→Hミルの方向となる
のが一般的である。これは逆にH−V方向とした場合、
Hミルの噛み出し力に対して、Vミル強度が十分でなく
、設備破損の可能性が高いためである。
このため、Vミルの圧下は、V→H方向のみとなり、そ
のように形状改善パスは限定されてしまう。
のように形状改善パスは限定されてしまう。
この場合、Vミル圧下とHミル圧下を組み合わせた平面
形状、特に先後端形状は、Vミルによるエッジングによ
って不可避に生じるいわゆるドッグボーン状断面がその
後のHミル圧延にて該断面のいわゆる幅戻りのため先後
端が非定常な幅形状となってしかも前後端で非対称とな
る。
形状、特に先後端形状は、Vミルによるエッジングによ
って不可避に生じるいわゆるドッグボーン状断面がその
後のHミル圧延にて該断面のいわゆる幅戻りのため先後
端が非定常な幅形状となってしかも前後端で非対称とな
る。
さらにVミルとHミルのパスがV→Hの同一方向のみで
継続されるとなると、この前後端非対称は増長されて長
手方向幅形状不良を来し、歩止り低下の原因となる。
継続されるとなると、この前後端非対称は増長されて長
手方向幅形状不良を来し、歩止り低下の原因となる。
(問題点)
上述の不利を防止するためKは、vミルを水平ミルの前
後に設置することも考えられるがこの場合、設置スペー
ス及び費用の点で厚板設備においては、実現性が薄い。
後に設置することも考えられるがこの場合、設置スペー
ス及び費用の点で厚板設備においては、実現性が薄い。
(従来技術と難点)
厚板の幅形状の修正のために、成形圧延の最終パスでロ
ール間隙を変化させて被圧延材の圧延方向に板厚変化を
付与して圧延した後90°転回して幅出し圧延を行うこ
とにより圧延後の幅形状な改善する圧下修正圧延方法、
(特公昭56−21481号公報)は本来的に垂直ミル
を使用しない厚板圧延に対してさきに開発し、この場合
に卓効をもたらしたものであるが、との圧下修正圧延方
法をさらに仕上圧延にて垂直ミルと水平ミルを併用する
厚板圧延に応用すれば、垂直ミルでの圧′延により被圧
延材側縁部に生じるドツグボーンを小さくし、ひいては
後続する水平ミルでの幅もどりを抑制することができる
ので幅精度を大幅に向上することができることは(特開
昭56−47202号公報)に開示したとおりである。
ール間隙を変化させて被圧延材の圧延方向に板厚変化を
付与して圧延した後90°転回して幅出し圧延を行うこ
とにより圧延後の幅形状な改善する圧下修正圧延方法、
(特公昭56−21481号公報)は本来的に垂直ミル
を使用しない厚板圧延に対してさきに開発し、この場合
に卓効をもたらしたものであるが、との圧下修正圧延方
法をさらに仕上圧延にて垂直ミルと水平ミルを併用する
厚板圧延に応用すれば、垂直ミルでの圧′延により被圧
延材側縁部に生じるドツグボーンを小さくし、ひいては
後続する水平ミルでの幅もどりを抑制することができる
ので幅精度を大幅に向上することができることは(特開
昭56−47202号公報)に開示したとおりである。
しかし、単に上記した圧下修正圧延方法を垂直ミルを併
用の仕上圧延を行う厚板圧延に適用しても前述のように
圧延終了後の厚板の前後端部に非定常なしかも前後端で
非対称な幅形状が生じるととけ避けられない。
用の仕上圧延を行う厚板圧延に適用しても前述のように
圧延終了後の厚板の前後端部に非定常なしかも前後端で
非対称な幅形状が生じるととけ避けられない。
(発明の構成)
この発明は水平ミルによる成形圧延を行い被圧延材を9
0°転回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を9
0°転回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う
厚板圧延において、垂直ミルから水平ミルに向う仕上圧
延により生じる、 圧延終了後の厚板前後端部の非対称、 を含んだ非定常幅形状変化量を予測することこの予測値
に基づき、あらかじめ成形圧延での最終パスでロール間
隙を変化させ被圧延材の圧延方向、前後端部でそれぞれ
の厚みを厚く形成すること、 その後、前記幅出し圧延及び仕上圧延を行うこと、 の結合により圧延後の厚板の幅形状を均一にすることを
特徴とする厚板圧延方法 並びに、水平ミルによる成形圧延を行い被圧延材を90
°転回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を90
°転回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う厚
板圧延において、垂直ミルを使用しないときに生ずべき
仕上圧延終了後の厚板の幅形状変化量を予測し、かつ、
垂直ミルを使用したとき該ミルから水平ミルに向う仕上
圧延により生じる厚板前後端部の非対称を含んだ非定常
幅形状の変化量を予測すること とわらの予測値の和に基づき、あらかじめ成形圧延の最
終パスでロール間隙を変化させ被圧延材の圧延方向に板
厚変化を付与して圧延すること、その後前記幅出し圧延
及び仕上圧延を行うこと、の結合により圧延後の厚板の
幅形状を均一にすることを特徴とする厚板圧延方法であ
る。
0°転回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を9
0°転回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う
厚板圧延において、垂直ミルから水平ミルに向う仕上圧
延により生じる、 圧延終了後の厚板前後端部の非対称、 を含んだ非定常幅形状変化量を予測することこの予測値
に基づき、あらかじめ成形圧延での最終パスでロール間
隙を変化させ被圧延材の圧延方向、前後端部でそれぞれ
の厚みを厚く形成すること、 その後、前記幅出し圧延及び仕上圧延を行うこと、 の結合により圧延後の厚板の幅形状を均一にすることを
特徴とする厚板圧延方法 並びに、水平ミルによる成形圧延を行い被圧延材を90
°転回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を90
°転回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う厚
板圧延において、垂直ミルを使用しないときに生ずべき
仕上圧延終了後の厚板の幅形状変化量を予測し、かつ、
垂直ミルを使用したとき該ミルから水平ミルに向う仕上
圧延により生じる厚板前後端部の非対称を含んだ非定常
幅形状の変化量を予測すること とわらの予測値の和に基づき、あらかじめ成形圧延の最
終パスでロール間隙を変化させ被圧延材の圧延方向に板
厚変化を付与して圧延すること、その後前記幅出し圧延
及び仕上圧延を行うこと、の結合により圧延後の厚板の
幅形状を均一にすることを特徴とする厚板圧延方法であ
る。
(V−H併用仕上圧延の基礎)
V−H併用仕上圧延に供する、第1図に示したミル配列
における厚板圧延においては、図の段階に先行してまず
スラブの厚みを整えるための成形圧延を1〜4パスで行
い、次いでとれを90°転回して所定の板幅を得るため
の幅出し圧延を所要パス回数行った後更にこれを90°
転回して元の方向に戻し、仕上圧延を目的の板厚になる
ように所要のパス回数水平ロール1、1′にて行うと同
時に、垂直ロール2、2′にて、長手方向幅形状改善と
ともに、所定の幅が得られるようにいわゆるエツジング
を行い、目的の板厚、板幅に仕上げるようにしている。
における厚板圧延においては、図の段階に先行してまず
スラブの厚みを整えるための成形圧延を1〜4パスで行
い、次いでとれを90°転回して所定の板幅を得るため
の幅出し圧延を所要パス回数行った後更にこれを90°
転回して元の方向に戻し、仕上圧延を目的の板厚になる
ように所要のパス回数水平ロール1、1′にて行うと同
時に、垂直ロール2、2′にて、長手方向幅形状改善と
ともに、所定の幅が得られるようにいわゆるエツジング
を行い、目的の板厚、板幅に仕上げるようにしている。
図中8は被圧低利である。
この仕上圧延時において、エッジングパスはV→Hの方
向のみが選択され、最終エッジングバス後、所定の板幅
が得られるように圧延がなされる。
向のみが選択され、最終エッジングバス後、所定の板幅
が得られるように圧延がなされる。
このようにして圧延完了された被圧延材の平面1形状は
V→H一方向圧延のため、第2図のごとく先端非定常幅
形状変化量δWTHと後端非定常幅形状変化量δWBH
とが異なり、とくに先端側での変化量δWTHの方がよ
り大きくなるため、その分必要な長さがとれなくなり、
厚板歩出ロスの増加がエツジングによる幅精度向上の代
償として余儀なくされる。それというのはエツジングパ
スのみを通り抜けた場合を仮想した平面形状を示す第8
図のようにエツジングによるドツグボーン状変形が先端
、後端でそれぞれ定常圧低域と異なる生成挙動を生じる
からである。
V→H一方向圧延のため、第2図のごとく先端非定常幅
形状変化量δWTHと後端非定常幅形状変化量δWBH
とが異なり、とくに先端側での変化量δWTHの方がよ
り大きくなるため、その分必要な長さがとれなくなり、
厚板歩出ロスの増加がエツジングによる幅精度向上の代
償として余儀なくされる。それというのはエツジングパ
スのみを通り抜けた場合を仮想した平面形状を示す第8
図のようにエツジングによるドツグボーン状変形が先端
、後端でそれぞれ定常圧低域と異なる生成挙動を生じる
からである。
上記の歩出ロスの増加を防止するため、この発明ではあ
らかじめ作成したV−Hパススケジュールより、第2図
の先後端非定常幅形状変化量 1δ δWTH、WBHを予測し、それぞれの予測値に対応し
て成形圧延の最終パスでロール間隙を変化させ板厚偏差
ΔhT、ΔhBを被圧延材の圧延方向前後端部に予め付
与し、第4図に示すように前後端部のそれぞれ厚い断面
形に形成する。なお第4図では下側板厚偏差を上側に置
換し、まとめて表わし”た。
らかじめ作成したV−Hパススケジュールより、第2図
の先後端非定常幅形状変化量 1δ δWTH、WBHを予測し、それぞれの予測値に対応し
て成形圧延の最終パスでロール間隙を変化させ板厚偏差
ΔhT、ΔhBを被圧延材の圧延方向前後端部に予め付
与し、第4図に示すように前後端部のそれぞれ厚い断面
形に形成する。なお第4図では下側板厚偏差を上側に置
換し、まとめて表わし”た。
このときの板厚偏差ΔhT、ΔhBはそれぞれ、により
まる。ここでWは成形圧延最終パスにおける板幅である
が、成形圧延の暢拡がりは殆んど無視され得るので圧延
前スラブ幅をとってもよい、またToは幅世し圧延終了
後の板厚である。このように形成した後、幅出し圧延、
仕上圧延を行う。
まる。ここでWは成形圧延最終パスにおける板幅である
が、成形圧延の暢拡がりは殆んど無視され得るので圧延
前スラブ幅をとってもよい、またToは幅世し圧延終了
後の板厚である。このように形成した後、幅出し圧延、
仕上圧延を行う。
一方におりて垂直ミルを使用しない場合における厚板圧
延の先行開発(上掲特公昭56−21481公報)に従
うと最終圧延後の厚板の幅形状は一般に幅出し比α(=
幅出しパス後の版幅/スラブ幅)により決まり、α≒1
.5以下ではその幅形状は長手方向中央部の挾いつづみ
形状に、α≒1.5以上では長手方向中央部の広い、た
いこ形状になるととが知られている。従ってこの先行技
術に基く圧下修正圧延方法においてはその幅形状の変化
量δWHを予測し、この予測値に基づいて、成形圧延の
最終パスでロール間隙を変化させて被圧延材の前後端部
を前記圧延終了後の幅形状がっづみ形状になるときは薄
く(−Δh)、たいこ形状となるときは厚く(+Δh′
)形成する。
延の先行開発(上掲特公昭56−21481公報)に従
うと最終圧延後の厚板の幅形状は一般に幅出し比α(=
幅出しパス後の版幅/スラブ幅)により決まり、α≒1
.5以下ではその幅形状は長手方向中央部の挾いつづみ
形状に、α≒1.5以上では長手方向中央部の広い、た
いこ形状になるととが知られている。従ってこの先行技
術に基く圧下修正圧延方法においてはその幅形状の変化
量δWHを予測し、この予測値に基づいて、成形圧延の
最終パスでロール間隙を変化させて被圧延材の前後端部
を前記圧延終了後の幅形状がっづみ形状になるときは薄
く(−Δh)、たいこ形状となるときは厚く(+Δh′
)形成する。
このときに付与する板厚偏差±Δhは
この板厚偏差(±Δh)を付した状態がら幅出し圧延を
行なったと仮定し、仕上圧延にてV→Hによる圧延を行
った後の非対称を含む厚板の前後端部非定常型化量δW
TH’、WBHK対応する前後端それぞれの板厚偏差Δ
hT’、ΔhB’を加えてΔhTΔhBをめ板厚偏差を
修正し成形最終パスを行った後に幅出し圧延、仕上圧延
を行うとさらに全長に亘って幅精度の良い厚板を得るこ
とができる。
行なったと仮定し、仕上圧延にてV→Hによる圧延を行
った後の非対称を含む厚板の前後端部非定常型化量δW
TH’、WBHK対応する前後端それぞれの板厚偏差Δ
hT’、ΔhB’を加えてΔhTΔhBをめ板厚偏差を
修正し成形最終パスを行った後に幅出し圧延、仕上圧延
を行うとさらに全長に亘って幅精度の良い厚板を得るこ
とができる。
実施例(1)
厚み220mm、幅1580mm、長さ8000mmの
スラブから厚み15mm、幅8800mm、長さ210
00mmの厚板を得る場合、成形圧延の最終パスでの板
厚180mm1幅出し圧延の最終パスでの、板厚は86
.1mm、仕上圧延ではV→H圧延を4パス行った。こ
の場合、圧延スケジュールよりV→H圧延の前端側の幅
形状変化量δWTH=58mm、後端側幅変化量δWB
H=34mmと予測された。
スラブから厚み15mm、幅8800mm、長さ210
00mmの厚板を得る場合、成形圧延の最終パスでの板
厚180mm1幅出し圧延の最終パスでの、板厚は86
.1mm、仕上圧延ではV→H圧延を4パス行った。こ
の場合、圧延スケジュールよりV→H圧延の前端側の幅
形状変化量δWTH=58mm、後端側幅変化量δWB
H=34mmと予測された。
このときはW=1580mm、T1=86.1mmであ
る。従ってV→H圧延で前端になる側に後端となる側に の板厚偏差が付くよう成形圧延の最後パスで圧延方向前
後端部でロール間隙を変化させてそれぞれ前後端部が厚
くなるよう圧延した。この圧延後の形状を第5図に示す
。
る。従ってV→H圧延で前端になる側に後端となる側に の板厚偏差が付くよう成形圧延の最後パスで圧延方向前
後端部でロール間隙を変化させてそれぞれ前後端部が厚
くなるよう圧延した。この圧延後の形状を第5図に示す
。
このように形成した被圧延材を90°転回して幅出し圧
延を行い次いでさらに90°転回して前気△hTの板厚
偏差を付けた側を前端としたV→H圧延を含む仕上圧延
を行い圧延を終了した。
延を行い次いでさらに90°転回して前気△hTの板厚
偏差を付けた側を前端としたV→H圧延を含む仕上圧延
を行い圧延を終了した。
この場合は垂直ミルによる圧延で生じたドッグ・ポーン
4の幅戻りの影響が幅形状にやや残ったが、前後端部の
非定常幅形状は大幅に改善することができた。
4の幅戻りの影響が幅形状にやや残ったが、前後端部の
非定常幅形状は大幅に改善することができた。
実施例 (2)
実施例(1)と同一条件の厚板圧延において従来の圧下
修正圧延方法にこの発明を加味して圧延を行った。
修正圧延方法にこの発明を加味して圧延を行った。
この場合の幅出し比αは
となりα>1.5で仕上圧延終了後の幅形状はたいこ形
状になる。
状になる。
さらにこの場合の幅出し比αから幅形状変化量δWHは
90mmと予測される。
90mmと予測される。
従って従来の圧下修正圧延方法では
の板厚偏差が付くように成形圧延の最終バスで圧延方向
の前後端部でロール間隙を変化させて被圧延材の前後端
部がそれぞれ4.9mm厚くなるように圧延していたの
に対しこの発明では、この板厚偏1差Δhに前記実施例
(1)と同様に板厚偏差ΔhT’ΔhB’を加えて板厚
を修正する。
の前後端部でロール間隙を変化させて被圧延材の前後端
部がそれぞれ4.9mm厚くなるように圧延していたの
に対しこの発明では、この板厚偏1差Δhに前記実施例
(1)と同様に板厚偏差ΔhT’ΔhB’を加えて板厚
を修正する。
すなわち、仕上げ圧延におけるV→H圧延後の前端側幅
変化δWTH=41mm、後端側幅変化量δWBH′=
27mmと予測されたため、それぞれの板厚偏差は となり、最終的な板厚偏差量は ΔhT=Δh+ΔhT′=4.9+2.2=7.1mm
ΔhB=Δh+ΔhB′=4.9+1.5=6.4mm
となる。
変化δWTH=41mm、後端側幅変化量δWBH′=
27mmと予測されたため、それぞれの板厚偏差は となり、最終的な板厚偏差量は ΔhT=Δh+ΔhT′=4.9+2.2=7.1mm
ΔhB=Δh+ΔhB′=4.9+1.5=6.4mm
となる。
このように形成した成形圧延終了後の形状を第6図に示
す。その後幅出し圧延を行い、実施例(1)と同様に板
厚偏差の大きいΔhT′側を前端としたV→圧延を含む
仕上圧延を行った後の厚板の形、状は全長に亘ってさら
に幅形状の良好な圧延材を得ることができた。
す。その後幅出し圧延を行い、実施例(1)と同様に板
厚偏差の大きいΔhT′側を前端としたV→圧延を含む
仕上圧延を行った後の厚板の形、状は全長に亘ってさら
に幅形状の良好な圧延材を得ることができた。
なお実権例(1)、(2)を通じて第5図、第6図にお
けるl(圧下修正部長さ)は従来どおり300mm〜1
000mm程度でよい。
けるl(圧下修正部長さ)は従来どおり300mm〜1
000mm程度でよい。
第7図にV→H仕上圧延のパスを含むこの発明の厚板圧
延パターンを示す。またこのうちこの発明の厚板圧延方
法でのHミル、Vミル、圧延スケジュール作成フローを
第8図に示す。
延パターンを示す。またこのうちこの発明の厚板圧延方
法でのHミル、Vミル、圧延スケジュール作成フローを
第8図に示す。
このようにVミルスケジュールは、Hミルスケジュール
に対して作成し、この両者のスケジュールをもって、V
→Hバスによる先後端部の非対称量をめ、この値に対し
て、Hミルパススケジュールを再作成する。そしてこの
パススケジュールに従った圧延を実施する。
に対して作成し、この両者のスケジュールをもって、V
→Hバスによる先後端部の非対称量をめ、この値に対し
て、Hミルパススケジュールを再作成する。そしてこの
パススケジュールに従った圧延を実施する。
第9図は、この圧延方法による、平面形状を従来法に比
して、概念的に示しまた第10図には歩止向上効果を対
比して示す。なお第10図の横軸は延幅比(最終圧延終
了後の厚板目標長さ/圧延前のスラブ長さ×幅出し比)
でV→H仕上圧延を行う従来の圧下修正圧延方法と、こ
の発明の実施例(2)に相当する圧延方法との比較であ
る。
して、概念的に示しまた第10図には歩止向上効果を対
比して示す。なお第10図の横軸は延幅比(最終圧延終
了後の厚板目標長さ/圧延前のスラブ長さ×幅出し比)
でV→H仕上圧延を行う従来の圧下修正圧延方法と、こ
の発明の実施例(2)に相当する圧延方法との比較であ
る。
第1図はミル配置図、
第2図はV→Hミルを通した時の平面形状を示す平面図
、 第8図はVロールのみで通した仮想の平面形状を示す平
面図、 第4図は圧下修正後のプロフィール図、第5図、第6図
はこの発明の各別実施例の長手方向断面図、 第7図は圧延パターンの説明図であり、第8図はスケジ
ュール計算フロー、 第9図は平面形状の比較図、 第10図は歩止ロスの比較グラフである。 (15) 第1図 第2図 第3図 H富穿 第7図 第8図
、 第8図はVロールのみで通した仮想の平面形状を示す平
面図、 第4図は圧下修正後のプロフィール図、第5図、第6図
はこの発明の各別実施例の長手方向断面図、 第7図は圧延パターンの説明図であり、第8図はスケジ
ュール計算フロー、 第9図は平面形状の比較図、 第10図は歩止ロスの比較グラフである。 (15) 第1図 第2図 第3図 H富穿 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 水平ミルによる成形圧延を行い被圧延材を90°転
回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を90°転
回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う厚板圧
延において、垂直ミルから水平ミルに向う仕上圧延によ
り生ずる、 圧延終了後の厚板前、後端部の非対称 を含んだ非定常幅形状変化量を予測すること、 この予測値に基づき、あらかじめ成形圧延の最終パスで
ロール間隙を変化させ、被圧延材の圧延方向、前後端部
でそれぞれの厚みを厚く形成すること、 その後、前記幅出し圧延及び仕上圧延を行うこと、 の結合により圧延後の厚板の幅形状を均一にするこEを
特徴とする厚板圧延方法。 ム 水平ミルによる成形圧延を行い被圧延材を、90’
転回して幅出し圧延を行った後さらに被圧延材を900
転回して垂直ミルと水平ミルによる仕上圧延を行う厚板
圧延において、垂直ミルを使用しないときに生ずべき仕
上。 圧延終了後の厚板の幅形状変化量を予測し、かつ、垂直
ミルを使用したとき該ミルから水平ミルに向う仕上圧延
により生じる厚板前、後端部の非対称を含んだ非定常幅
形状の変化量を予測すること、 これらの予混値の和に基づき、あらかじめ成形圧延の最
終パスで四−ル間隙を変化させ被圧延材の圧延方向に板
厚変化を付与して圧延すること・ その後前記幅出し圧延及び仕上圧延を行うこと、の結合
により圧延後の厚板の幅形状を均一にすることを特徴と
する厚板圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119544A JPS60261611A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 厚板圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119544A JPS60261611A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 厚板圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60261611A true JPS60261611A (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=14763926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59119544A Pending JPS60261611A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 厚板圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60261611A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110860577A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-06 | 湖南湘投金天钛金属股份有限公司 | 一种ta5钛合金宽幅中厚板短流程制备方法 |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP59119544A patent/JPS60261611A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110860577A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-06 | 湖南湘投金天钛金属股份有限公司 | 一种ta5钛合金宽幅中厚板短流程制备方法 |
CN110860577B (zh) * | 2019-11-26 | 2021-03-23 | 湖南湘投金天钛金属股份有限公司 | 一种ta5钛合金宽幅中厚板短流程制备方法 |
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