JPS60260956A - 感光性平版印刷版の製版方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の製版方法

Info

Publication number
JPS60260956A
JPS60260956A JP11661184A JP11661184A JPS60260956A JP S60260956 A JPS60260956 A JP S60260956A JP 11661184 A JP11661184 A JP 11661184A JP 11661184 A JP11661184 A JP 11661184A JP S60260956 A JPS60260956 A JP S60260956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive
printing plate
photosensitive layer
lithographic printing
silver halide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11661184A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Shiba
柴 恵輔
Shigeo Koizumi
滋夫 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11661184A priority Critical patent/JPS60260956A/ja
Publication of JPS60260956A publication Critical patent/JPS60260956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀を利用した高感度の感光性平版印
刷版を用いて高度に調子再現性の良い画像を与えること
のできる平版印刷版(刷版)を製造する製版方法、特に
従来のようにリスフィルムを用いることなく感光性平版
印刷版から刷版を作ることかできる改良されたダイレク
ト製版システムに関する。
〔従来技術〕
グラフィックアーツの分野において、従来のオリジナル
メーキング、ンイルムメーキング、プレートメーキング
及び印刷という複雑な工程を簡単合理化してオリジナル
メーキングから直接製版して印刷に用いられる、いわゆ
るダイレクト製版システムが提案され、導入されつつあ
る。特にこのシステムが軽印刷分野ばかりではなく、重
印刷分野においても除々にではあるが導入されつつある
重印刷分野におけるダイレクト製版システムとしては、
電子写真方式、銀塩利用方式、高感光性ポリマー利用の
方式等があり、各種の感光性印刷版が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなダイレクト製版システムで得
られる刷版は従来の製版システムで得られる刷版に比し
て調子再現性、感度、等の点で劣り、改良の余地がある
これらのダイレクト製版システムの中で銀塩利用方式の
1つとt7て、例えば、支持体上に非銀塩感光層とハロ
ゲン化銀感光層を設け、ハロゲン化銀感光層を画像露光
後現像して銀像を形成し、これをマスクにして非銀塩感
光層を紫外線等で露光してから現像して刷版を得る方式
等があり、ハロゲン化銀層を利用しているので高感度が
得られている。銀塩利用方式における感光性平版印刷版
は、例えば、特公昭48−16725号、同48−30
562号、特開昭52−154627号、同53−10
422号、米国特許第3,083,097号、同3,1
61,508号、同3,721,559号、及び同3,
146,104号、鈴木重芳、「印刷雑誌」。
61巻、6号、3〜6頁(昭和53年6月号)等に記載
されている。
しかしながら、これらの公知の感光性平版印刷版から得
られる刷版は、従来のリスフィルムを用いる製版方式で
得られる刷版に比べて、カラー印 1゛刷の場合に何れ
も調子再現性が劣る傾向がある。
このような調子再現性を改良するために種々の提案が行
われている。例えば、特開昭56−50330号公報に
記載されているように、ヒドラジン誘導体を用いること
が知られている。しかしながら、このような対策をとっ
ても長時間にわたる処理で感度、調子再現性、かぶり等
の性能が変動し、さらに又平版印刷版の経時安定性も劣
る傾向があり、これらの欠陥を伴なわずに調子再現性の
優れた刷版を与えることができる銀塩を用いたダイレク
ト製版システムが望まれている。
従って、本発明の第1の目的は、いわゆるダイレクト製
版システムにより、従来のリスフィルムを用いる製版シ
ステムによって得られる刷版より優れた調子再現性を与
える刷版を得ることができる感光性平版印刷版の製版方
法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、ダイレクト製版システムによっ
て、高画質のカラー印刷物を作る刷版を得ることができ
る感光性平版印刷版の製版方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、自動製版処理ができるように、
平版印刷版の感度、調子再現性、インク汚れなどの性質
が安定化される感光性平版印刷版の製版方法を提供する
ことにある。
本発明の第4の目的は経時安定性が改良された平版印刷
版を与えるような感光性平版印刷版の製版方法を提供す
ることにある。
上記本発明の目的は以下に記載の本発明によって達成さ
れる。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は、感光性平版印刷版を用いて製版する方法にお
いて、可撓性支持体上に少くとも感光性ハロゲン化銀感
光層を有し、且つ該感光層が次の一般式CI)で表わさ
れ、水に対して10重量−以下の溶解度を有する化合物
を、実質上水に不溶な分散状態で含有している感光性平
版印刷版を次の一般式〔11〕で表わされる化合物の存
在下で現像することを特徴とする感光性平版印刷版の製
版方法である、 RINHNHGOR2(I) 式中、R1はアリール基、R2は水素原子、アリ−ル基
または脂肪族基を表わす: R+) 式中、R3、H4、R5、R6及びR7は夫々、水素原
子、ヒドロキシル基、アルキル基、置換アルキル基また
はアルコキシ基を表わす。
本発明は可撓性支持体上に直接又は下塗り層を介して上
述の感光性・・ロゲン化銀含有感光層を有する感光性平
版印刷版を用いる系に用いることができ、また、前述の
如き、親水性表面を有する支持体上にホトポリマーや感
光性ジアゾ化合物の如き感脂性画像を形成しうる非銀感
光層を設け、さらにその上に前記のハロゲン化銀含有感
光層を設けた感光性平版印刷版を用いる系にも適用する
ことができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられる一般式〔1〕で示される化合物は、
水に対して10wt%以下の溶解度をもつことが必要で
ある。本発明のこの化合物は水に混合可能な有機溶剤、
例えはメタノール、アセトンなどにとかしてハロゲン化
銀乳剤などのハロゲン化銀含有水系保護コロイド中に分
散する。また水に不溶な有機浴剤にとかしてオイル分散
するなどの方法で分散することができる。当該化合物は
実質的に水に不溶のためにハロゲン化銀粒子との相互作
用が少なくハロゲン化銀の感光特性を阻害しない一方、
現像液中での作用の活性度も低い傾向がある。しかし前
記一般式〔■〕によって表される化合物の存在下に現像
することによってその活性度は飛躍的に増大する。
次に、一般式CI)によって表わされる化合物の具体例
を以下に示すが、本発明はこれらに限定されない。
上記化合物はハロゲン化銀含有感光層中に通常10−4
〜10−1モル/Agモル含有される。好しくは10−
3〜5 X 10−2モル/Agモルでとくに5×10
−3〜5 X 10”モル/Aダモルが好しい。
一般式〔l)で示される化合物は一般にはヒドラジン類
とぎ酸との反応、又はヒドラジン類とアシルハライド類
との反応によって合成することができる。具体的には、
例えば特開昭56−50330号公報に記載された合成
方法に準じて合成することができる。
本発明で用いられる一般式〔l〕の化合物は前記したよ
うに感光性ハロゲン化銀写真乳剤等の感光性・・ロゲン
化銀含有水系保護コロイド中に実質上水に不溶な状態で
分散し、可撓性支持体上に塗布するか、親水性表面を有
ゴる支持体上に設けられたホトポリマーや感光性ジアゾ
化合物の如き感脂性画像を形成しうる非銀感光層上に塗
布して感光層とする。
本発明に用いられるハロゲン化銀は臭化銀、塩臭化銀そ
れに10モルチ以下の沃化銀を含む混合ハロゲン化銀が
用いられる。
本発明の写真乳剤はP、 Czlafkidtz著Ch
imi gtt Physiqu、t Photonτ
αphiqwt (Patbl Montt1社刊、1
967年)、C−、F、 Dtbffin著Photo
graphicEmulsion Ghemistry
 (TAg Focal Press刊、1966年)
、V、 L、 ”1elikrnan et at著M
akingantLCoating Photogrα
phic Eymlzioル(’l’AgFocal 
Press刊、1964年)などに記載された方法を用
いて調製することができる。すなわち、酸性法、中性法
、アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性銀塩と
可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側混合法
、同時混合法、それらの組合せなどのいずれを用いても
よい。
ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行なわない(いわゆる
未後熟: primitive )乳剤を用いることも
できるが、通常は化学増感される。
化学増感のためには、銀イオンと反応し得る硫黄を含む
化合物や活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質
を用いる還元堆感法、全以外の貴金属化合物を用いる貴
金属増感法などを単独または組合せて用いることができ
る。
さらに、本発明で用いるハロゲン化銀乳剤は一般に写真
感光材料に用いられるー・ロゲン化銀乳剤に用いられる
、かぶり防止剤、増感剤、硬膜剤、界面活性剤等イ+l
i々の添加剤を含有することができる。
写真乳剤の結合剤または保護コロイド9としては、ゼラ
チンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コロ
イドも用いることができる。たとえばゼラチン誘導体、
ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルブミ
ン、カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース、セルローズ硫酸エステ
ル類等ノ如キセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱
粉誘導体などの糖防導体;ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアルコール部分アセタール、ポI)N−ヒニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリア
クリルアミド、ポリビニルイミダゾ 1□−ル2、ポリ
ビニルピラゾール等の単一あるいは共重合体の如き多種
の合成親水性高分子物質を用いることかできる。
本発明におけるハロゲン化銀乳剤層は例えばディップ塗
布、エアナイフ塗布、カーテン塗布、エクストルージョ
ン塗布やホッパー塗布などによって塗布することができ
る。感光性ハロゲン化銀乳剤層は乾燥重量として1yな
いし10Iが好ましくこれ以上多くすると画像再現性が
劣化していく傾向となる。と(に重要なのは塗布銀量で
、本発明によるハロゲン化銀乳剤層では、好ましくは9
ミリモル/m2ないし33ミリモル/−2でと(に好ま
しくは、12シリモル/m2ないし20ミリモル7−2
である。通常用いられるリス・フィルムでは50ミリモ
/I//71L2ないし70ミリモル/rlL2テアル
のに比し少量ですむ利点がある。塗布銀量が多すぎると
階調は硬くなるが画像の太りが増加し好ましくない。少
なすぎると画像のエツジ・シャープネスが劣化する。階
調を硬くすることが必ずしも画像の改良とは結びつかな
い。適切な階調の条件で、塗布量及び塗布銀量のとき本
発明の好ましい効果が有効に現われる。
本発明に使用される支持体は、種々の平版印刷版用支持
体として提案又は用いられている倒れの支持体でもよい
かかる支持体としては、紙、プラスチック、(例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなと)かラ
ミネートされた紙、例えばアルミニウム(アルミニウム
合金も含む。)、亜鉛、鉄、銅などのような金属の板、
例えば三部酸セルロース、三部酸セルロース、フロピオ
ン酸セルロース、酪酸セルロース、酪酸酢酸セルロース
、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリプルピレン、ポリカーボ
ネート、ポリビニルアセタールなどのようなプラスチッ
クのフィルム、上記の如き金属がラミネートもしくは蒸
着された紙もしくはプラスチックフィルムなどが含まれ
る。これらの内、好しくはアルミニウム板またはアルミ
ニウムシートが結合された複合体シートか用いられる。
本発明の好ましい態様においては、支持体が親水性表面
を有し、その上に感脂性画像を形成しうる非銀感光層と
本発明によるノ・ロゲン化銀含有感光層を設けた場合で
あるが、この場合にはこれらの支持体は、親水性表面を
うるため必要により表面処理または親水層を設けるなど
の処理をしなければならない。このような親水化処理に
は種々のものがある。例えばプラスチックの表面を有す
る支持体の場合には、化学的処理、放電処理、火焔処理
、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性ゾ2
ズマ処理、レーザー処理などの所謂表面処理方法(たと
えば米国特許第2,764,520号、3.497,4
07号、3,145,242号、3.376,208号
、3,072,483号、3.475,193号、3,
360,448号、英国特許第788,365号明細書
など)がある。必要によりこの表面処理のあと、例えば
米国特許第2.649,373号、特開昭53−408
90号、同53−61643号などに記載の如く親水性
層を設けることができる。
また金属、特にアルミニウムの表面を有する支持体の場
合には、砂目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム
酸カリウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるいは
陽極酸化処理などの表面処理がなされていることが好ま
しい。また、米国特許第2,714,066号明細書に
記載されている如く、砂目立てしたのちに珪酸ナトリウ
ム水溶液に浸漬処理されたアルミニウム板、米国特許第
3.181,461号明細書に記載されているようにア
ルミニウム板を陽極酸化処理したのちに、アルカリ金属
珪酸塩の水溶液に浸漬処理したものも好適に使用される
。上記陽極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸
、硝酸等の無機酸、若しくは、蓚酸、スルファミノ酸等
の有機酸またはこれらの塩の水td液又は非水溶液の単
独又は二種以上を組み合わせた溶液中で、特に好ましく
は、燐酸、硫酸またはこれらの混合物の水溶液中でアル
ミニウム板に電流を流すことにより実施される。また、
米国特許第3,658,662号明細書に記載されてい
るようなシリケート電着も有効である。更に、英国特許
第1,208,224号明細書に記載されているよ5K
、アルミニウム板を塩酸電解液中で交流で電解し、つい
で硫酸電解液中で陽極酸化したアルミニウム板も好まし
い。また、上記の如き工程で陽極酸化されたアルミニウ
ム板に、米国特許第3,860,426号明細書に記さ
れているように亜鉛などの金属の水溶性塩を含むセルロ
ース系棟脂の下塗り層を設けることは、印刷時のスカム
を防止する上で、好ましい。
本発明の好ましい態様においてこのような支持体上に設
けられる、感脂性画像を形成しうる非銀感光層には感光
性平版印刷版(G4g讐1¥’red司満にとも云われ
、28版と略称されている。)に使用される感光層が含
まれる。ここで上記の「感脂性画像」における感脂性と
は、印刷時に使用される湿し水を反撥して、油性インク
を受容することを意味する。このような感光層を構成す
る組成物としては、例えば、p−ジアゾフェニルアミン
と−ξミラホルムアルデヒドの縮合物で代表されるジア
ゾ樹脂、O−ナフトキノンジアジド化合物で代表される
θ−キノンジアジド化合物、感光性アジド化合物、種々
のホトポリマー等よりなる組成物が用いられる。
これらの組成物は有機溶剤にとかし、通常の塗布方法で
前記した支持体に約0.1〜5g/rlL2程度の乾燥
重量となるように設ける。
本発明におり゛る製版工程としては、支持体上に直接又
は下塗層を介して本発明によるハロゲン化銀含有感光層
が設けられている感光性平版印刷版を像露光I−た後に
、一般式(IIIで表わされる化合物の存在下に現像し
、以下公知の処理を行って、平版印刷版とする。特に、
親水性表面を有する支持体上に、前記の如き感服画像を
形成することができる非銀感光層とハロゲン化銀含有感
光層を有している場合には、先づ、ハロゲン化銀含有感
光層を像露光し、一般式[11Dに示される化合物の存
在下に現像しく第1現像)、定着し、第1現像で得られ
た銀像をマスクにして非銀感光層を活性光線で露光し、
次いでハロゲン化銀含有層を洗い出した後に非銀感光層
の現像液で現像して(第2現像−)平版印刷版を得るこ
とができる。
本発明の特徴とするところは、上記の第1現像において
、前記のような一般式CI]で表わされる化合物を含有
するハロゲン化銀含有感光層を有する感光性平版印刷版
を一般式〔■〕で表わされる化合物の存在下に行うこと
である。この場合、一般式(1)の化合物は、ハロゲン
化銀含有感光層中に存在しても、現像液中に存在しても
よい。
一般式(Il〕によって表わされる化合物は水への溶解
性と同時に水を自有しゃすい性能をもっている。当該化
合物の実体例を示す。しかしこれに限定されるものでは
ない。
上記の化合物は公知の合成法により合成し得る。
この化合物は好ましくは、例えば特開昭56−1118
52に記載されたような現像液に含有させて用いられる
。この現像液はジヒドロキシベンゼン類の現像主薬に補
助現像薬としてl−フェニル−3−ピラゾリドンおよび
その誘導体かN−メチル−P−アミノンエノールかその
誘導体、保恒剤として亜4ht tll、塩、pHを1
0ないし12に保つためのアルカリ剤(例えば苛性ソー
ダ、苛性カリ、炭酸ナトリウム、燐酸ナトリウム塩など
の無機アルカリ剤やエタノールアミンなどの有機アルカ
リ剤)現像促進剤(例えば、米国特許第4,269,9
29号明細書等に記載のアミン化合物や、アンモニラ 
)、:。
ム、ピリリウム化合物、特開昭56−50330号公報
に記載のポリアルキレングリコール化合物など)、かぶ
り防止剤、硬調化剤、濃縮に必要な有機溶剤等を適宜含
むことができる。
本発明において、一般式CI)で表わされる化合物をハ
ロゲン含有感光層に有する感光性平版印刷版の現像を一
般式III)で表わされる化合物の存在下に行うと、驚
くべきことには顕著な調子再現性の向上、高感度化、初
期現像進行を早めそのラチチウドを拡大する等の優れた
効果が得られる。
しかも一般的に用いられるヒドラジン化合物を使用した
ときに起る現像液の汚染、例えばカブリ発生、現像粒子
の粗大化による画質の劣化、ひいては現像能力の劣化を
防止することもできる。
本発明においてはさらに、上記の如き平版印刷版を一般
式(1)で示される化合物の存在下に現像するに際し、
テトラゾール環またはトリアゾール環を有するヘテロ環
化合物 本発明に用いられるテトラゾール環またはトリアゾール
環をもつヘテロ環化合物とは例えばベンゾテトラゾール
、メチルベンゾテトラゾール、ハロベンゾテトラゾール
、ベンゾトリアゾール、ハロベンゾトリアゾール、メチ
ルベンゾトリアゾール、ニトロ(ンゾトリアゾールなど
一般にカプリ防止剤として用いられるものN中から選ぶ
ことができる。ヘテロ環化合物は一般式(I)によって
表わされる化合物とともに現像液に含有させて用いるこ
ともできる。また一般式[I)によって表わされる化合
物とともに、ハロゲン化銀感光乳剤に添加しで用いるこ
ともできる。
一般式〔1[〕で表される化合物は現像液11当り好し
くは0.1gないし50g、さらに好しくは0.1gな
いし10g添加される。また上記へテロ環化合物は現像
液11当り好しくは0.1gないし20g、さらに好し
くは0.1gないし10gを含有して用いる。他方、ハ
ロゲン化銀含有感光層に用いるとき、好しくはノ・ロゲ
ン化銀1モル当り10−6ないし10−3モル添加して
用いることもできる。
本発明において、上記へテロ環化合物を用いると驚くべ
きことに画像部の初期現像進行を早め、カブリを抑制し
て調子再現性を著しく改良する。
この効果は一般式(I)で表わされる化合物と一般式C
I〕で表わされる化合物が共存するときに得られる特異
な効果ということができる。
一方、本発明に用いる定着液としては、一般に写真用に
用いられる組成のものが用いられる。定着剤としてはチ
オ硫酸塩、チオシアン酸塩、や氷酢酸やクエン酸などの
有機酸や、有機硫黄化合物のような定着促進剤などを用
いることができる。
洗い出し液は温湯か特願昭54−100596号に記載
されているような蛋白分解酵素を含有させた溶液を用い
ることができる。
本発明で非銀感光層を用いる場合の非銀感光層の現像(
第2現像液)にはとくに従来の28版の現像に用いられ
ている現像液またはそれに類似の現像液の中から選ぶこ
とができる。例えば、非銀感光層がO−キノンジアジビ
化合物からなる層である場合には、珪酸ナトリウムの水
溶液や、米国特許第4,141,733号に記されてい
るような現像液が使用される。
〔実施例〕
次に、以下の実施例によって本発明を具体的に説明する
実施例1゜ 特開昭48−33911号の方法により機械的に砂目立
てされた2S材アルミニウム板を40tZ’に保たれた
2%の水酸化すトリウム水溶液に1分間浸漬し表面の一
部を腐蝕した。水洗後、硫酸−クロム酸溶液に約1分間
浸漬して純アルミニウムの表面を露呈した。30Cに保
たれた20チ硫酸に浸漬し、電流′?1を圧】、5■、
電流密度3.A/dm (7)条件下で2分間陽極酸化
処理を行った後、水洗、乾燥1〜だ。次に下記組成の感
光液を乾燥重量が2y/、、 2位に/よるようエクス
トルージョン型ギーサーを用いて連続的に塗布を行った
アセトン−10ガロール樹脂のナフトキノン−1,2〜
ジアジド”(2)−5−スルホン酸エステル(合成法は
米国特許第3,635,709号明細書実施例1の方f
′::による) ・・・2.5Iヒタノ〜ル≠3110
(日立化成工業(株)製、クレゾールポルカアルデヒド
’td脂) ・・・5.0Fメチルエチルケトン ・・
・7511 シクロヘキサノン ・・・60.9 別にロジウムを含む粒径0.3μの塩臭化銀乳剤を調製
した。この乳剤から常法に従って可溶性塩類を除去した
後、チオ硫酸ナトリウムとカリウムクロ日オーレートを
加えて化学熟成した。この乳剤は塩化銀70モルチ、臭
化銀30モルチでロジウムを5 X 10−6モル1モ
ル−銀含有していた。
この乳剤lゆに フェノールホルムアルデヒドlti脂MP 120HH
(群栄化学工業■製)の45gを酢酸エチル330gと
メチルエチルケトン120gとの混液にとかしゼラチン
10俤水溶液600M中にノニルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム10%溶液を60Tnlとロート油の10チメ
タノール溶液0150mlを混えた溶液を分散した乳化
物 ・・・800.!93−エチルー5−(2−(3−
エチル−2(3H)−チアゾリニデンーエチリデン〕ロ
ーダニンの0.2%メタノール溶液 ・・・160mグ
リオキザールの1%水溶液 ・・・・・・1orILl
を加えた。
次に一般式[1,1で示された化合物の具体例を表Iに
示す様に加えた後非銀感光層の上に銀量として2.5 
、q7m2になるように連結塗布して最終温度が110
Cの熱風で乾燥した。
表−■ 資料を1位月間放置した後火のように製版した。
文字と133ライン/インチの網点階調の入った反射原
稿を約1/6に縮少して撮影して得た透明ネガフィルム
を用いて300ルツクスの光源を持つ引伸し機を使用し
、約6倍に引伸し像露光を行なった。次に自現機を用い
て次の処理を施した。
下記表Ilに示す組成の現像液(I)を38Cで30秒
間通し次に下記組成の酵素処理液が満たされた酵素処理
部を常温で10秒間かけて通した。続いて反射型水銀灯
3ケからなる紫外線曝光部を15秒間かけて通し、40
〜45Cの温湯でリンスし、スクイズローラーを経て、
下記組成の現像液Iが満たされた第二現像部を3(lで
30秒間かけて通し、富士写真フィルム(株)Mガム液
FPを塗り刷版を得た。
表−■ N−メチル−P−アミノンエノールヘミ硫酸塩 5Ii
A、B ハイドロキノン 20.9 添加物 メタホウ酸ナトリウムニ水塩 31水酸化カリ
ウム 24Ii 水を加えて 11 酵素処理液(定シー1液) 水 700m1 チオ硫酸アンモニウム 150g 亜硫酸ナトリウム 20.9 酢酸(90%) 30d ミヤプロンAF(帝国酵素(株)製→ 20g水を加え
て 1000ゴ 現像液(II) JISI号珪酸ナトリウム ioo、pメタ珪酸ナトリ
ウム 50y 純水 1800ゴ 1、: ・ 各版をハイデルKOR印刷機(ハイデルベルク本発明に
よる資料、A1を本発明による現像液C,Dと組合わせ
て得られた印刷物は実用上充分使用可能な5〜85%以
上の網点再現域と文字エツジシャープネスが得られた。
現像液りとの組合わせでは網点再現域は3〜90%で、
特にすぐれたハーフトーン画像が得られた。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、ハロゲン化銀を感光層とする高感
度の感光性平版印刷版を用いて画像部の初期現像を早め
ることかでき、且つ調子再現性が著しく改良され、かぶ
りの少ない画像を与えることができる刷版を得ることが
できる。
(ほか3名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性平版印刷版を用いて製版する方法において
    、可撓性支持体上に少くとも感光性ハロゲン化銀含有感
    光層を有し、且つ該感光層が次の一般式〔I〕で表わさ
    れ、水に対して10重量%以下の溶解度を有する化合物
    を実質上水に不溶な分散状態で含有している感光性平版
    印刷版を、次の一般式(I)で表わされる化合物の存在
    下に現像する工程を含むことを特徴とする感光性平版印
    刷版の製版方法 RINHNHR2(I) 式中、Hi はアリール基、R2は水素原子、アリール
    基または脂肪族基を表わす。 式中、R3、R4、R5、R6及びR7は夫々水素原子
    、ヒドロキシル基、アルキル基、直埋アルキル基、また
    はアルコキシ基を表わす。
  2. (2)可撓性支持体が親水性表面を有し、且つ感光性平
    版印刷版が該支持体と感光性ノ・ロゲン化銀含有感光層
    との間に感脂性画像を形成しうる非銀感光層を有する特
    許請求の範囲第(1)項に記載の感光性平版印刷版の製
    版方法。
  3. (3)該感光性平版印刷版の現像を一般式CI)で表わ
    される化合物とテトラゾール環又はトリアゾール環を有
    するヘテロ環化合物との存在下に行う特許請求の範囲第
    (2)項に記載の感光性平版印刷版の製版方法。
JP11661184A 1984-06-08 1984-06-08 感光性平版印刷版の製版方法 Pending JPS60260956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11661184A JPS60260956A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 感光性平版印刷版の製版方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11661184A JPS60260956A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 感光性平版印刷版の製版方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60260956A true JPS60260956A (ja) 1985-12-24

Family

ID=14691456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11661184A Pending JPS60260956A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 感光性平版印刷版の製版方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60260956A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5275915A (en) Developer for light-sensitive material
US4298673A (en) Lithographic type diffusion transfer developing composition
US3146104A (en) Silver halide sensitized lithographic printing plate
US4347305A (en) Photosensitive lithographic printing plate precursors and methods of preparing printing plate therefrom
US4341856A (en) Photosensitive lithographic printing plate precursors
JP2913448B2 (ja) 銀塩拡散転写法により、リトグラフオフセット印刷版を製作する方法
US4478930A (en) Presensitized lithographic printing plates
US4393128A (en) Light-sensitive lithographic printing plate precursor
JPS60260956A (ja) 感光性平版印刷版の製版方法
GB2069164A (en) Lithographic Printing Plate Making Process
US6017673A (en) Lithographic printing plate and treating liquids for such plate comprising a hydrophilic amphoretic block copolymer
US3976487A (en) Photosensitive printing plate
EP0298158A1 (en) Silver complex diffusion transfer processing
JPS60101539A (ja) 感光性平版印刷版
USRE25885E (en) Silver halide sensitized lithographic printing plate
US5198324A (en) Method for making lithographic printing plate
JPH0226216B2 (ja)
JPS6339896B2 (ja)
JP2955244B2 (ja) 銀塩拡散転写法による平版印刷版を写真植字により製造する方法
JP3710270B2 (ja) 平版印刷材料
JPS6075838A (ja) 平版印刷版
JP3333307B2 (ja) 平版印刷版の処理方法
JP2651241B2 (ja) 走査型露光用平版印刷版の製造方法
JPH027456B2 (ja)
JPH051935B2 (ja)