JPS60259331A - 放電加工装置における棒状電極保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、棒状ある―はパイプ状の電極を用いて放電に
よシ細穴を加工する放電加工装置における棒状電極保持
装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来の放電加工装置における棒状電極保持装置は第３図
に示されておシ、（１）は上下方向に伸びた細穴用パイ
プ電極である。、　（２）は細大用パイプ電極（１）の
上部を保持するコレットホルダである。（３）は細穴用
パイプ電極（１）の下方に位置する工作物でろる。（４
ンはコレットホルダ（２）を取付ける電極取付定盤でる
る。（５）は工作物（３）と電極取付定盤（４）とを接
続した配線（５Ａ）中に設けた加工用電源装置である、
（６）は細大用パイプ電極（１）を上下にサーボ送りす
る主軸であって、電極取付定盤（４ンの上方に配設され
、サーボ駆動モータ（図示省略する）により上下方向に
駆動でれるようになっている。（７）は主軸（６）を案
内するために取付けたヘッドでろる。（８）は加工液で
あって、電極取付定盤（４）及び細大用パイプ電極（１
）の内部を通って放電加工区域（６Ａ）に噴出され、放
電加工区域（３Ａ）で発生する加工粉の除去を行ってい
る。（９）は細大用パイプ電極をガイドするガイドブツ
シュであって、工作物（３）のわずか上方に配設され、
放電加工区域（３Ａ）の細大用パイプ電極（１）の振れ
を出来るだけ減少させている。α０はガイドブツンユ（
９）を固定するための保持アームで、その上部はヘッド
（７）に取付けられている。しかし、保持アームα０は
工作物（３）の板厚に応じてガイドブツシュ（９）の位
置が出来るたり工作物（３）の表面に接近する位置に固
定できるように上下方向へ調整可能になっている。なお
、コレットホルダ（２）及びガイドブツシュ（９）とサ
ーボ送り方向とは同−直線内に配置され、細穴用パイプ
電極（１）に曲げ等の力が作用しないように設定されて
いる。

また、細穴用パイプ電極（１）が主軸（６）によって第
６図の矢印方向にサーボ送漫され、工作物Ｃ３）を穴加
工する場合、コレットホルダ（２）とガイドブツンユ（
９）との間の細穴用パイプ電極長’ｇ（ＩＡ）は工作物
（３）の板厚や電極消耗分を加味した長さに設定する必
要がある。

従来のものは前記のように構成されているので、細大用
パイプ雷、極（１）が特に細い場合にはコレットホルダ
（２）とガイドブツンユ（９）との間の細穴用パイプ電
極長さく１人）の区間で細穴用パイプ電極（１）が振れ
やすくなり、それだけ放電加工区域（６Ａ）で細大用パ
イプ電極（１）が振れる原因となって加工性能が低下す
る欠点を有していた。首だ従来のものはコレットホルダ
（２）とガイドブツシュ（９）との間の細大用パイプ電
極長さく１Ａ）を設定する必要があったシ、あるいはガ
イドブツシュ（９）を固定するための保持アームα１を
必要としたりするため、機構の複雑かつ大型化及び工作
物取付スペースの制約が生じること等による操作性が悪
くなる欠点を有していた。

〔発明の概要〕

本発明は、前記のように従来のもののもつ欠点を排除し
て、棒状電極が振れずに繰り出しが可能になると共に機
構が小型化して操作性等が向上する放電加工装置におけ
る棒状電極保持装置を提供することを目的とするもので
おる、 即ち、本発明は、棒状電極と工作物との間に放電を発生
させることによシ加工を行う放電加工装置において、内
部にシリンダを有する電極ホルダと、該電極ホルダの内
部のシリンダ内を上下動する電極送りピストンと、前記
電極ホルダの外面と平行に設けたシリンダホルダと、前
記電極送りピストンに装着した棒状電極と、該棒状電極
をガイドするガイドブツシュと、前記電極送りピストン
をガイドするブツシュと、前記電極ホルダの外面と前記
シリンダホルダの内面との間で形成されるシ、リンダ部
に上下動可能に配設したンストンと、該ピストンの上下
動によって前記電極ホルダの連通口を通って前記電極送
りピストンを上下動せしめる流体と、前記電極ホルダ内
に設けた加工液通路と、前記ガイドブツシュに取付けた
ストッパとを備えたことを特徴とする放電加工装置にお
ける棒状電極保持装置である。

〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は本発明の第一実施例を示しており、α■は内部にシ
リンダを有する電極ホルダでろる。

電極ホルダα優の内部のシリンダ内には電極送りピスト
ンα埠示上下動可能に設けられ、電極送りピストン（６
）は電極ホルダα■と導通されるように配線されている
。電極送りピストン（ロ）には上下方向に伸びた棒状電
極（りの上端部が装着されている。電極ホルダ（１）の
外面には外面と平行してシリンダホルダ（６）が取付け
られ、電極ホルダαつの外面とシリンダホルダ（２）の
内面との間で形成されるシリンダ部の沖には油、水など
の流体０躊が存在している。

また、電極ホルダ０復の外面とシリンダホルダθ１の内
面との間で形成されるシリンダ部の下部にはピストン（
１４ａ）が上下動可能に配設され、ピストン（１４ａ）
の上下動によって流体α時が移動し、電極ホルダ（１１
）の連通口（１１Ａ）を通って、電極送りピストン（６
）を駆動するようになる。棒状電極αηの下方には工作
物（３）が配設され、工作物（３）の表面に接近する位
置には棒状電極（１）と同軸位置に設置され棒状電極（
１）をガイドする絶縁材でできたガイドブツシュ（９）
が配設されている。ガイドブツシュ（９）には７１０工
液（８）の噴出圧により工作物（３）に圧着されるスト
ッパ（１４ｂ）が取付けられている。ストッパ（１４ｂ
）の上端部とピストン（１４ａ）との間にはベアリング
◇→が配設されている。電極ホルダα）の内部の’／　
ＩＪンダの上端部には電極送りピストン（２）をガイド
するプックユぐＱが配設されている。αηは気密性を高
めるためのクール部材てらって、電５　極送りピストン
（６）及びプツシ−θＱに取付けられて（ いる。電極ホルダ（ロ）内には加工液通路（１９Ａ）が
設けられ、電極ホルダα埠の上部より流入した加工液（
８）が電極ホルダへρ内の加工液通路（１９Ａ）を通り
、ストッパ（１４ｂ）に流入するようになっている。ガ
イドブツシュ（９）にも加工液通路（１９Ｂ）が設けら
れ、ストッパ（１４ｂ）に流入した加工液（８）が７１
１１工液通路（１９Ｂ）を通って工作物（８）の加工部
分に送り込まれるようになっている。（イ）はストッパ
（１４ｂ）の下部に取付けられたラバーで、加工液（８
）を外部に排出するための排出口（図示省略する）が側
面に設けられている。に）は電極ホルダα■を固定した
電極クランプ装置であって、主軸（図示省略する）に固
定されている。

次に、動作について説明する。

電極クランプ装置Ｑカを回転させて工作物（３）を加工
する。このとき、電極ホルダＣＩ優の上部より流入した
加工液（８）は加工液通路（１９Ａ）及び（１９Ｂ）を
通って工作物（３）の加工部に供給される。そのため、
加工液（８）の噴出圧によりストッパ（１４ｂ）が工作
物（３）に圧着され、ストッパ（１４ｂ）より上部の部
分の電極ホルダ０１等が回転するようになる。加工が進
行するにりれて電極ホルダαρが除々に下降し、流体α
締がピストン（１４＆）によシ押し上げられ電極送υピ
ストン（６）上部に流入するので、電極送りピストンα
φが押し下けられて棒状電極（１）が下方に繰り出され
る。棒状電極（１）と工作物（３）とが短絡した際には
電極クランプ装置Ｑ力が主軸（図示省略する）とともに
上昇するため、ピストン（１４ａ）は電極ホルダａηに
対して相対的に下降し、電極送りピストン（６）が引き
上けられ、短絡が解消する。ピストン（１４ａ）の流体
ａｌに接する面積は電極送りピストン（２）の流体（至
）に接する面積と比較して十分大きくしであるため、微
少なピストン（１４ａ）の動きに対して電極送りピスト
ン（６）は大きな移動が可能になり、棒状電極（１）は
大きな送りストロークを得ることが可能になる。棒状電
極（１）を電極送りピストン（６）に装着する場合には
電極ホルダａカを電極クランプ装置（ハ）から脱゛着し
たのち、ガイドフリシュ（９）を取りはずした状態でス
トッパ（１４ｂ）を押しよけ、電極送りピストン（２）
を電極ホルダａ１下部まで下けてから、棒状電極（１）
を電極送りピストン（２）に装着する。

第２図は本発明の第４２実施例を示しており、ストッパ
（１４’ｂ）の下部にマグネツ）Ｈを装着し、電極ホル
ダαめの下部にガイドブツシュ（９）を固定し、ピスト
ン（１４Ｂ）と電極送りピストン（６）との間に充満し
た流体α呻に水銀を用い、水銀を通じて棒状電極（りに
加工電流を供給するようにしたものである。（ハ）はス
トッパ（１４ｂ）に設けた加工液排出口でろる。

いままでの実施例ではベアリング（ト）をピストン（１
４ａ）とストッパ（１４ｂ）との間に設置したが、ピス
トン（１４ｊＬ）とストッパ（１４ｂ）とを一体構造に
し、工作物（５）との接触面にころがり機構を設けても
良い。しかし、電極クランプ装置（ハ）を回転ら確認で
きないため、ピストン（１４ａ）の外面に目盛りを設け
、ピストン（１４Ｂ）の上昇量から棒状電極（１）の送
り量を確認してもより。更に、電極ホルダα優とシリン
ダ（２）とを別部品としたが一体構造にしても良い。

〔発明の効果〕

本発明は前記のような構成をしているので、棒状電極が
振れずに繰り出しが可能になると共に、機構が小型化し
て操作性等が向上する効果を有している。更に本発明は
微少なピストンの動きに対して電極送りピストンは大き
な移動となるので棒状電極は大きなストロークを得るこ
とができ、電極の応答性の向上により加工速度が向上す
る等の効果を有して−る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す説明図、第２図は本
発明の第２実施例を示す説明図である。 第６図は従来の放電加工装置における棒状電極保持装置
を示す説明図である。 １・・・棒状電極、９・・・ガイドプッンユ、１１・・
・電極ホルダ、１２・・・電極送りピストン、１６・・
・シリンダホルダ、１４ａ・・・ピストン、１４ｂ・・
・ストッパ、１６・・・ブツシュ、１８・・・液体、１
９Ａ、１９Ｂ・・・厘工液通路。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示第１図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）棒状電極と工作物との間に放電を発生させること
   により加工を行う放電加工装置において、内部にシリン
   ダを有する電極ホルダと、該電極ホルダの内部のシリン
   ダ内を上下動する電極送シピストンと、前記電極ホルダ
   の外面と平行に設けたシリンダホルダと、前記電極送り
   ピストンに装着した棒状電極と、該棒状電極をガイドす
   るガイドブツシュと、前記電極送りピストンをガイドす
   るブツシュと、前記電極ホルダの外面と前記シリンダホ
   ルダの内面との間で形成されるシリンダ部に上下動可能
   に配設したピストンと、該ピストンの上下動によって前
   記電極ホルダの連通口を通って前記電極送りピストンを
   上下動せしめる流体と、前記電極ホルダ内に設けた加工
   液通路と、前記ガイドブツシュに取付けたストッパとを
   備えたことを特徴とする放電加工装置における棒状電極
   保持装置・
2. （２）液体を水銀にしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の放電加工装置における棒状電極保持装置
   。
3. （３）電極ホルダの外面とシリンダホルダの内面との間
   で形成されるシリンダ部に上下動可能に配設したピスト
   ンは目盛を有していることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の放電加工装置における棒状電極
   保持装置。