JPS6025845Y2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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Publication number
JPS6025845Y2
JPS6025845Y2 JP7654580U JP7654580U JPS6025845Y2 JP S6025845 Y2 JPS6025845 Y2 JP S6025845Y2 JP 7654580 U JP7654580 U JP 7654580U JP 7654580 U JP7654580 U JP 7654580U JP S6025845 Y2 JPS6025845 Y2 JP S6025845Y2
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JP
Japan
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variable resistor
fitting
resistor
rotating shaft
slider
Prior art date
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Expired
Application number
JP7654580U
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English (en)
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JPS57905U (ja
Inventor
洋一 赤津
繁 山田
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP7654580U priority Critical patent/JPS6025845Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多連型の可変抵抗器のクロストーク防止法の改
良構造に関するものであり、特に対向型可変抵抗器にお
いての相互のシールド、回転ストッパー強度及び加工組
立の改善を計ったものである。
同一軸または同心多軸によって操作される、複数の抵抗
基板の抵抗体上をそれぞれ摺接する複数の摺動子を備え
た多連型の可変抵抗器においては、複数の電気回路が近
接して配置されている。
ここでその一つの回路に高周波電流を流すと、その回路
の周囲に電界が生じてこれに近接する他の回路に電流を
誘導してクロストークと呼ばれる現象が発生して相互に
混信が生じる。
ここで第1図に示される対向型多連可変抵抗器はケース
がlケですみ、組立容易で、高さも低くなるので便利で
あるが、 (1)前段および後段の可変抵抗部A、 B相互のシー
ルドが面倒である。
(2) 前段および後段の可変抵抗部AおよびBがス
テレオ用の可変抵抗器の場合には、その相互の摺動子位
置の微調整が面倒となる。
(3)回転ストッパーの強度が弱い。
等が問題となっていた。
例えば、実公昭47−38827号公報では、可変抵抗
器の前、後段の摺動子受は間にフ字状突部を有するスト
ッパー用の金属板を設け、このフ字状突部を前、後段摺
動予覚の中央部に位置して形成されたカバーよりの折曲
片に当接させ、ストッパー強度を向上させる考案が開示
されている。
しかし、この考案のような構造にあっては該金属板の厚
さは、小形化の要請を満たすためその厚さに限度がある
(せいぜい0.5〜1mm)。
さらに近時可変抵抗器の外径を12m以下にするような
超重形化要求に対応するためには回転軸の外径を3N前
後(従来は6wftのものが多い)と細くする必要に迫
られている。
このような条件の下においては、回転軸と該金属板の係
合部の強さは、結合部位における該金属板の厚さと、回
転軸の外径に依存して小さくなり、上記条件の場合には
せいぜい2kgcmの回転トルクに耐える程度であり、
ユーザーの要求する5kgcm程度を満たすことが困難
である。
このうち上記(1)の改善として実公開53−1376
26号公報に見られる考案等が提案され、かなり改善さ
れているが、(3)を含めて更に改善すべき点が多い。
本考案は上記の欠点を大巾に改善したものである。
以下本考案の実施例を第2図〜第4図によって詳細に説
明する。
第2図は側断面組立図であり、従来の対向型多連可変抵
抗器に準じて、IA、IBは互に対向して金属ケース8
0により一定間隔を隔てて配設された前段および後段l
対の抵抗基板であり、それぞれ馬蹄形抵抗体2A、2B
を固着している。
該抵抗体は公知の方法で外部への導出端子5A、5Bに
接続されている。
7は抵抗基板IAに固着された軸受で回転軸6を回転可
能に枢着している。
第2,3図に示すように50は前記前段、後段の抵抗基
板IA、IBの中間に位置して回転軸6の非円形部62
に係合固着された金属グイキャスト製の回転金具であり
、その前部と後部に前記抵抗体2A、2Bと摺接する弾
性を有する摺動子3A、3Bを装着した絶縁材料よりな
る摺動子受け40A、40Bを固着している。
摺動子3A、3Bは、従来の技術に準じて、該摺動子と
摺接導通する集電子(図示せず)により、これに接続す
る中端子(図示せず)を介して外部に導出する。
この実施例では抵抗基板IA、IB、摺動子3A。
3B、摺動子受け40A、40Bはそれぞれ形状が同一
の共通部品を使用している。
勿論それぞれ別層状の部品を使用しても構わない。
第4図に示すように、金属グイキャストよりなる回転金
具50はリング状つば部56の中央に回転軸6の非円形
部62に嵌合する貫通孔51を備えた円筒状ボス部52
を上下はぼ対称に突出させている。
リング状つば部56にはケース80の周壁のほぼ中央で
内側に突出したストッパー突起用の析曲部83に係合す
る扇状ストッパー突起53、及びボス部52の基部に前
記摺動子受け40A、40B装着用のリング状溝54を
設けている。
ここで、上下に突出した円筒状ボス部の上端から下端ま
での長さは、組付は後の抵抗基板IAと1Bとの間隔よ
り僅かに小さい寸法となっている。
第5図に示すように、前段、後段のレジンモールドより
なる摺動子受け40A、40Bは同一部品を使用するの
が便利である。
そうして同図においては第2図上側の摺動子受け40B
を示している。
該摺動子受けの広いつば部45の上側中央にはリング状
ボス部43が突出腰下側も前記回転金具のボス部52周
辺のリング状溝54に係合するリング状突起44を設け
ている。
又、リング状ボス部43の中央には回転金具50の円筒
状ボス部52の外径に係合する中央孔42が設けられ、
その孔周壁には、一定ピッチで突起42C等を設けて、
前記ボス部52と一定トルクでの摩擦嵌合をさせる。
つば部45の上面には摺動子3Bを装着する保合突起4
6.47を設け、又、つば部45の周辺には外部から摺
動子受けを適宜回転調整する歯状部48を備えている。
49は下面に設けた回転金具50の回転方向に一定のガ
タを設けた係合凹部59に遊合係合する係合突起である
本考案の組立について説明する。
回転金具50の上下面に予め摺動子3を装着した摺動子
受け40A、40Bの中央孔42を、回転金具50の円
筒状ボス部52に押し込み組付ける。
次に上記の組付けた回転金具の非円形中央孔51を、軸
受7を貫通し前段可変抵抗器から後方に突出した回転軸
6の非円形部62に挿入腰回転軸の先端をカシメあるい
は公知の適当な方法で互に固着する。
次に後段可変抵抗器IBと前段可変抵抗器IAを金属ケ
ース80により所定間隔をおいて固定する。
これにより摺動子3A、3Bは軸6の回転により前段お
よび後段の抵抗体2A、2Bを摺接する可変抵抗器の組
立を完了する。
上記のように本考案では扇形回転ストッパー突起53付
円板状つば部56を有する回転金具50が中央上下にボ
ス部52を突出させ、その中央に回転軸6に固着する貫
通孔51を備え、上下のボス部52に摺動子3を固着し
た絶縁摺動予覚40A、40Bを摩擦嵌合し、上記ボス
部の上下端間の長さを抵抗基板IA、IB間の間隔より
僅かに小さい長さとしているため、回転軸6と回転金具
との係合する長さが従来のものに比し充分に長い金属間
の固着であるので、たとえ小形化要求のため回転軸を細
くしても、最も問題となる回転軸と回転金具との相互の
トルク強度は抜群に優れている。
又つば部56と一体の扇状ストッパー53の総合強度も
勿論十分なものである。
また、アース効果は、上下抵抗基板間隔のほぼ全長にわ
たって一体の円筒状ボス部52を備えているためクロス
トークの防止能力は従来品に比べて格段に優れている。
なお、本考案は単一軸だけではなく、2重軸又はそれ以
上の多重軸に配設した摺動子機構にも応用が可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部を示す組立断面図、第2図〜第5
図は本考案に係る可変抵抗器の実施例を示し、第2図は
側断面組立図、第3図は部品の斜視図、第4図イ9口は
回転金具の平面図およびイーイ′断面図、第5図イ9口
、ハは摺動子受けの平面図、ローロ′断面図および側面
図である。 IA、IB・・・・・・抵抗基板、2A、2B・・・・
・・抵抗体、3A、3B・・・・・・摺動子、4A、4
B・・・・・・摺動子受け、50・・・・・・回転金具
、6・・・・・・回転軸、7・・・・・・軸受、80・
・・・・・ケース、83・・・・・・ケースストツノ\

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)金属性の回転軸6に金属材料より成る回転金具5
    0を固着し、該回転金具の回転ストッパー突起53付リ
    ング状つば部56の中央部上下に、中央に回転軸6の非
    円形部62に嵌着する貫通孔51を備えたボス部52.
    52を一体に突出させ、該上下ボス部52に対向する抵
    抗基板IA、IB上の抵抗体に摺接する摺動子3を固着
    した一対の絶縁摺動子受け40を回転調整可能に摩擦嵌
    合固着し、該上下ボス部の上、下端間の長さを上記抵抗
    基板間の間隔より僅かに小さくした対向、多連型の可変
    抵抗器。
  2. (2)回転金具50の上下左右対称形とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の可変抵抗器。
  3. (3) 回転金具50に挿着する上下の摺動子受け4
    0を同形とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の可
    変抵抗器
JP7654580U 1980-06-02 1980-06-02 可変抵抗器 Expired JPS6025845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7654580U JPS6025845Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7654580U JPS6025845Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57905U JPS57905U (ja) 1982-01-06
JPS6025845Y2 true JPS6025845Y2 (ja) 1985-08-03

Family

ID=29439170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7654580U Expired JPS6025845Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 可変抵抗器

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JP (1) JPS6025845Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106105A (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 アルプス電気株式会社 摺動子の形成方法
JPH0740523B2 (ja) * 1986-07-29 1995-05-01 松下電器産業株式会社 高電力小形連動可変抵抗器

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Publication number Publication date
JPS57905U (ja) 1982-01-06

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