JPS5855613Y2 - 電気部品の摺動子受台 - Google Patents

電気部品の摺動子受台

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JPS5855613Y2
JPS5855613Y2 JP5573379U JP5573379U JPS5855613Y2 JP S5855613 Y2 JPS5855613 Y2 JP S5855613Y2 JP 5573379 U JP5573379 U JP 5573379U JP 5573379 U JP5573379 U JP 5573379U JP S5855613 Y2 JPS5855613 Y2 JP S5855613Y2
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JP
Japan
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fixed
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JP5573379U
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JPS55156403U (ja
Inventor
真人 高山
勇夫 松浦
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は対向して平行に配置された一対の電気素子面上
を一対の摺動子がそれぞれ摺動して、各電気素子面から
可変電気出力を取出すようにした可変抵抗器やロータリ
ースイッチ等の電気部品において、取付面からの奥行の
寸法を薄くするために考案した電気部品の摺動子受台の
構造に関するものである。
多連型の可変抵抗器やロータリースイッチ等の電気部品
において、例えば抵抗素子や電気導体、接点等を具備す
る電気素子面を対向させ、その間に配置された摺動子受
台に上記電気素子面をそれぞれ圧接摺動する一対の摺動
子を固着する構造は、例えば実公昭52−12120号
あるいは実開昭53−137628号の各公報等により
既に公知であるが、これらの第1図に示すような従来例
における摺動子受台4の形状は通常、一定の厚みを有す
る円盤状で上下面とも段差のない平面となっているから
、当然、上段の電気素子面を圧接する摺動子の取付面は
、下段の電気素子面を圧接する摺動子の取付面より上段
電気素子面に近いため、これが近時要望される奥行の小
さい可変抵抗器等の実現に対して障害となっていること
が判った。
本案は、これを解決するためになされるものである。
先ず、図面により従来例を説明するに、第1図イは従来
の1例を簡略化して示した要因であるが、同図において
、A、Bは軸受Eに回動可能に保持された操作軸1の軸
方向に直交して配置されて、それぞれ電気素子を備えた
上段及び下段の対向する電気素子面である。
操作軸1に固着された摺動子受台4は上下面とも平らで
段差がなく、その上面5に上段電気素子面Aを圧接摺動
する上段摺動子2′及び下面6に下段電気素子面Bを圧
接摺動する下段摺動子3′をそれぞれ固着している。
ここで第1図口に示すように摺動子取付面5,6とそれ
ぞれに対する電気素子面A、Bとの間隔を等しくl、摺
動子受台4の摺動子固着フランジ部の厚さをdとすると
、電気素子面A、Bの間隔りはL=21十dである。
lの寸法は、摺動子2’、3’のばね特性を適正に保持
せしむるために、最適の寸法に定められ、その寸法を変
えることは望ましくないので、これを一定とすると、電
気素子面A、Bの間隔りを減らすためには摺動子固着フ
ランジ部の厚さdをできるだけ小さくすることを要する
が、強度上限度があって一定寸法以上に薄くすることは
不可能である。
本考案はこのような従来の摺動部の欠点を除いて、摺動
子取付面とこれに対向する電気素子面との間隔lを減ら
すことなく、かつ摺動子受台の強度を適正に保ち、電気
素子面A、Hの間隔りを減少させて電気部品の奥行を短
かくすることを目的とするもので、そのために摺動子受
台の上下の摺動子取付面をいずれも一つの平面、とする
ことなく段差を設けたものである。
以下、図面により本考案を実施例につき詳細に説明する
と、第2図イは本考案実施例の摺動子受台を用いた節動
部付軸受Eを持った可変抵抗器の側断面図、第5図イは
その要部の分解斜視図である。
第2図イにおいて固着具等で従来例の寸法より狭い間隔
を置いて対向固定された基板20及び30の対向する面
に固着されてそれぞれ上段電気素子面A(抵抗素子21
.集電素子25)および下段電気素子面B(抵抗素子3
1.集電素子35)がある。
軸受Eに回動可能に保持された操作軸1には前記電気素
子面A、B上をそれぞれ摺接する上段摺動子2と下段摺
動子3とをそれぞれ上下面に固着した摺動子受台7が装
着され、該操作軸1により操作され調整された可変出力
が公知の方法で抵抗素子21.31及び集電素子25.
35に導通する複数の導出端子群26.36から得られ
る。
第2図口は対向する上下段電気素子面A、B間の操作軸
1に装着された摺動子受台の要部を示す。
同図においてはほぼ円形の摺動子受台7は、摺動子固着
フランジ部が上下面とも半円部ずつ相互に段差を設けら
れて二つの棚10及び11をなしており、棚10の上面
15には上段摺動子2を、棚11の下面16には下段摺
動子3をそれぞれ固着している。
第3図イは摺動子受台7を示す。
レジンモールド等で製作された該摺動子受台7は、公知
の技術に準じて操作軸1の非円形部に嵌合する非円形の
貫通孔8を中心に有する円筒形の筒状部9を中心部に備
え、その外周にはこれと直角方向にほは゛半円形状の棚
10及び棚11を相互に段違いで、かつ平行に設け、そ
れらの端部を重合肉厚部12において重ねて一体に結合
しである。
第3図口は重合肉厚部12を外側に延長して回転ストッ
パー突部13とした摺動子受台の他の実施例を示す。
これにおいては公知の当接式のストップ機構に用いる場
合充分な回転止強度を得ることが可能である。
第4図は摺動子2を示し、中心に対して張る角度が18
0°より小さい半円弧形状をなし、電子素子面に摺接す
る接点212,225を有し、取付孔217により摺動
子受台7の凸起17を用いて重合部12を避けて固着さ
れている。
摺動子3も同形状で同様に凸起18を用いて摺動子受台
7に固着されている。
第5図口は本考案をロータリースイッチに実施する場合
に同図イの可変抵抗器用基板20及び30に置き換える
ロータリースイッチステーター37を示し、摺動子が摺
接する電気素子として共通接点38及び複数個の固定接
点39を配設した電気素子面40を備え、上記共通接点
及び固定接点は外部導出端子群41.42に接続されて
いる。
本考案は以上のように、摺動子固着用の二つの棚を段違
いに設けた摺動子受台であるから、例えば第2図口にお
いて、上段電気素子面Aと棚10の上面15との間隔を
11、棚11の下面16との間隔を12、棚10の厚さ
をd′とすると、摺動子固着フランジ部は上記のように
段差を設けた二つの棚となっているから、d′を適当な
強度をもつ厚さに保ったまま12−11を従来例の摺動
子固着フランジ部の厚さdより小さくすることができ、
さらに1211−0、あるいは12−11〈0とするこ
とができる。
その結果、12−11=0のときは12=11であり、
これは第1図口に示す従来例の摺動子受台4の摺動子固
着フランジ部の厚さdが0となった場合と同一の効果を
有するもので、棚10の上面と棚11の下面が同一の平
面をなしており、対向する電気素子面A、B間の間隔り
を従来例に比べてdだけ小さくすることができ、従って
可変抵抗器の奥行D(軸方向の長さ)の減少に役立つも
のである。
12 1 t<0(12< l 1)の場合は更に大き
な効果となる。
本考案は上述のように電気部品の奥行を小さくすること
に大きな効果を有し、実用上の利点が著大なものである
なお、上記の実施例は対向2面のものについて説明した
が、第6図に示す実施例のように対向2面のものをブロ
ックとし、複数組のブロック51゜52を積み重ねた多
段のものに本考案を適用する場合は、積算した奥行寸法
を著しく小さくすることができて実用上の効果が大きい
又、本考案は可変抵抗器だけでなく、同様な構成のロー
タリースイッチ等の電気部品にも適用することができる
【図面の簡単な説明】 第1図イは従来の可変抵抗器の側断面略図、口は摺動部
説明図である。 第2図ないし第6図は本考案実施例を示し、第2図イは
本考案摺動子受台を用いた可変抵抗器の組立断面図、口
は摺動部説戸 開国、第3図イは本考案摺動子受台の平面、側面、底面
を示す図、口は摺動子受台の他の実施例を示す斜視図、
第4図は摺動子の平面及び側面を示す図、第5図イは第
2図の可変抵抗器の要部分解斜視図、口は本考案をロー
タリースイッチに実施する場合のロータリースイッチの
ステーターを示す図、第6図は2軸4連の可変抵抗器に
係わる実施例を示す図である。 A:上段電気素子面、B:下段電気素子面、1:操作軸
、2:上段摺動子、3:下段摺動子、4:従来の摺動子
受台、7:本考案摺動子受台、9:筒状部、10:上段
摺動子固着面棚、11:下段摺動子固着面棚、12:重
合肉厚部、13:ストッパー突部、14:上段摺動子固
着面、15:下段摺動子固着面。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)対向して平行に配置した一対の電気素子面間に配
    設されて該電気素子面をそれぞれ摺接する一対の摺動子
    を、それぞれ上面及び下面に固着した盤状の電気部品の
    摺動子受台において、上下両面のいずれにおいても、摺
    動子を固着した一部の面を残余の面より対向する電気素
    子面から遠く隔った平面となるように段違い柵状に構成
    した電気部品の摺動子受台。
  2. (2)−の電気素子面からそれぞれ、該−の電気素子面
    を摺接する摺動子を固着する面までの間隔を11、他の
    電気素子面を摺接する摺動子を固着する面までの間隔を
    12としたとき、12≦11とした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電気部品の摺動子受台。
  3. (3)それぞれ上段及び下段の摺動子固着用棚を、中央
    の操作軸に係合する筒状部と、周辺の一部の重合肉厚部
    とにおいて相互に結合した実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の電気部品の摺動子受台。
JP5573379U 1979-04-24 1979-04-24 電気部品の摺動子受台 Expired JPS5855613Y2 (ja)

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JPS55156403U JPS55156403U (ja) 1980-11-11
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