JPS60258459A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JPS60258459A
JPS60258459A JP11405184A JP11405184A JPS60258459A JP S60258459 A JPS60258459 A JP S60258459A JP 11405184 A JP11405184 A JP 11405184A JP 11405184 A JP11405184 A JP 11405184A JP S60258459 A JPS60258459 A JP S60258459A
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Japan
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wafer
boat
carrier
jig
wafers
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Takatoshi Ono
小野 喬利
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DEISUKO SAIYAA JAPAN KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D3/0084Charging; Manipulation of SC or SC wafers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャリア等の第1の収容治具に収容されてい
るウェハーを縦型拡散炉等の縦型熱処理炉において用い
る石英ボート等の第2の収容治具に移し換えるのに用い
て最適な縦型熱処理炉用ウェハー移換装置に関する。
従来の技術 近年、半導体製造装置として縦型拡散炉の開発が活発化
している。この縦型拡散炉は、従来用いられている横型
拡散炉に比べてプロセス的及び設備コスト的に見て種々
の利点を有しているため、今後半導体生産ラインへの導
入が積極的に進められるものと考えられる。しかしなが
ら、縦型拡散炉においては、プロセス上の問題により、
石英ボートの中心軸とウェハー表面に対する法線とが例
えば1〜45°の角度をなすようにウェハーを石英ボー
トに配置する必要がある。このような特殊性のため、半
導体装置の製造時に通常用いられているウェハー収容用
のキャリアから縦型拡散炉用の石英ボートにウェハーを
移し換えるための装置は未だ殆ど提案されておらず、こ
れが縦型拡散炉を実用化する上で一つの障害となってい
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の問題にかんがみ、キャリアに収容され
ているウェハーを縦型拡散炉等の縦型熱処理炉用の石英
ボート等に移し換えるのに用いて最適な縦型熱処理炉用
ウェハー移換装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明に係る縦型熱処理炉用ウェハー移換装置は、ウェ
ハーを所定間隔で整列収容するための第1の収容治具(
例えばキャリア)と、上記ウェハーを上記所定間隔と実
質的に同一の間隔で整列収容するための互いに平行な収
容溝を有する第2の収容冶具(例えば石英ポー日と、上
記第1の収容治具に収容されている上記ウェハーを上記
第2の収容冶具に移し換えて上記収容溝に整列配置する
ためのウェハー移換手段とをそれぞれ具備する縦型熱処
理炉用ウェハー移換装置において、上記第2の収容治具
に設けられた上記収容溝が実質的に垂直となるように上
記第2の収容冶具を水平面に対して所定角度θ(但し、
0°≦θ≦45°)だけ傾斜させて支持し、上記ウェハ
ー移換手段によって上記第1の収容治具から上記第2の
収容治具に移換された上記ウェハーが上記第2の収容治
具において実質的に垂直に支持されるように構成してい
る。
作用 上述のように構成することによって、ウェハーの法線と
第2の収容治具の中心軸とが所定角度θをなすようにキ
ャリア等の第1の収容治具から石英ボート等の第2の収
容治具ヘウエハーを移し換えることができる。
実施例 ・ 以下本発明に係る縦型熱処理炉用ウェハー移換装置
を縦型拡散炉システムに適用した一実施例につき図面を
参照しながら説明する。
第1図に示すように、本実施例による縦型拡散炉システ
ムは、キャリア保管部1、ウェハー移換部2、ローディ
ング・ステーション部3、縦型拡散炉部4及びボート移
送機構部5から成っている。
なおこの縦型拡散炉システムの上部には通常クリーンベ
ンチが設けられているが、第1図においては図示を省略
した。
次に上述のように構成された縦型拡散炉システムの各部
の詳細について説明する。
第1図及び第2図に示すように、キャリア保管部1のハ
ウジング8の内部には、このハウジング8の内壁に取り
付けられている軸受(図示せず)によって上下一対の回
転軸9,1oがそれぞれ軸支されている。またこれらの
回転軸9,1oにはスプロケソ1−11.12がそれぞ
れ固定されている。これらのスプロケット11.12に
はチェーン15が巻架されている。またこのチェーン1
5には支持板16が固定されていて、さらにこの支持板
16には、例えば4つの棚板18が、アングル23を支
持板16と各棚板18とにねじ止めすることによって支
持板16と垂直に固定されている。上述の各棚板I8の
上にはガイド板 28がそれぞれねし止め固定されてい
て、これらのガイド板28のガイド溝28aにキャリア
載置板33がそれぞれはめ込まれている。これらのキャ
リア載置板33には、その中央部にキャリア載置板33
の長手方向に延びる開口33a (第3A図参照)が形
成されている。そして各キャリア載置板33の上に所定
個数(本実施例では3個)のキャリア38が載置されて
いる。なおこれらのキャリア38は、各キャリア載置板
33の上面に設けている位置決めピン(図示せず)によ
りそれぞれ所定位置に位置決めされている。
またハウジング8の下面にはモータ39が取り付けられ
ている。このモータ39の回転軸の先端にはプーリ40
が固定されている。そしてこの−プーリ40と回転軸1
0に固定されているプーリ41との間にベルト42が巻
架されていて、モータ39の回転をブーIJ40,41
及びベルト42を介してスプロケット12に伝達し得る
ようになっている。そしてスプロケット12の回転にょ
ってチェーン15を移動させることにより、支持板16
、従って棚板18を昇降し得るようになっている。なお
支持板16は一対のガイドレール44゜45 (第1図
)に摺動可能に支持されていて、これらのガイドレール
44.45によりガイドされるようになっている。そし
て支持板16の昇降動作の際に各棚板18が常に水平に
維持されるようになっている。
また第1図に示すように、ハウジング8の一側面には各
棚板18に対応した開口8a〜8dが形成されていて、
図外のキャリア搬送装置のキャリア搬送台46から送ら
れてくるキャリアを例えば開口8aを通じて最上段の棚
板18上のキャリア載置板33に供給し得るようになっ
ている。さらにハウジング8の前面には、例えば透明材
料から成る扉48が取り付けられている。
一方、第1図に示すように、ハウジング8のテーブル状
段部8eの上面及び上部前面には開口8fが形成されて
いて、この間口8fを通じて棚板18が昇降し得るよう
になっている。またハウジング8のテーブル状段部8e
の上記上面の上には、開口8’fに隣接してエアシリン
ダ49が取り付けられている。このエアシリンダ49の
シリンダ軸49aの先端には、押圧片50が取り付けら
れている(第3A図及び第3B図参照)。この押圧片5
0は、キャリア載置板33の端部に固定されている突出
片51と当接していて、シリンダ軸49aが伸長して押
圧片50で突出片51を押圧することによって、キャリ
ア載置板33をカイト板28 (第2図参照)のガイド
溝28aに沿って摺動させ得るようになっている。なお
押圧片50は公知の方法により着磁可能になっていて、
突出片51との間に磁気的吸引力が生しるようになって
いる。
次にウェハー移換部2の構成につき説明する。
第1図、第3A図及び第3B図に示すように、ウェハー
移換部2のハウジング53の上面53aには、ガイド板
28のガイド溝28aの両側部に設けられたガイド部2
8b、28cの延長方向に延びるガイド54,55.5
6が固定されている。
なおガイド54.55はハウジング8のテーブル状段部
8eに形成されている開口8fの一端まで延在している
。またハウジング53の上面53aにおけるガイド54
,56の間には、キャリア載置板33の開口33aと同
一形状の開口53bが形成されている。この開口53b
の下方のハウジング53内部には、第4A図に示すよう
に、開口53bの長手方向に水平移動可能なようにエア
シリンダ57が設けられている。このエアシリンダ57
のシリンダ軸57aの先端には、キャリア38のウェハ
ー配列方向の長さとほぼ同一の長さで開口53bよりも
少し幅の狭い押し上げ具58が取り付けられている。そ
してエアシリンダ57の作動により押し上げ具58が開
口53bを通じて昇降自在になっていて、押し上げ具5
8の昇降によQキャリア38内に収容されているウェハ
ー76を昇降し得るようになっている。
また第3A図及び第3B図に示すように、上記ガイド5
5.56の間にはピニオンギア59が設けられている。
このピニオンギア59は、ハウジング53の内部に固定
されているモータ6oの回転軸の先端に取り付けられて
いる。このピニオンギア59は、キャリア載置板33の
一側面に形成されているラック33bと噛合し得るよう
になっている。
さらにハウジング53の上面53aには、第5図及び第
6図に示すように、軸受61,62がねじ止め固定され
ていて、これらの軸受61,62のボス部61’a、6
2aにより、ボート支持具63の一端部側面に垂直に設
けられている回転軸63a、63bが軸支されている。
またハウジング53の上面53aには、上記軸受61.
62に隣接して支持台64.65がねじ止め固定されて
いて、これらの支持台64.65の上面64a。
65aによっテホート支持具63が支持されるようにな
っている。なお支持台64.65の上面64a、65a
は水平方向に対して所定角度、例えば15°の角度をな
しているので、ボート支持具63を水平方向に対して1
5°の角度に保つことができるようになっている。また
ボート支持具63の上には石英ボート67が、その一方
の端板67aがボート支持具63のポート受は部63c
に設けられた凹部に嵌合することにより位置決めされた
状態で載置されている。
また第6図に示すように、ポート支持具63の一方の回
転軸63bの端部にはウオームホイール69が固定され
ている。さらにハウジング53の上面53a上にはモー
タ70が固定されていて、このモータ70の回転軸の先
端にはウオーム71が取り付けられている。そしてモー
タ70の回転でこのウオーム71を回転することにより
ウオームホイール69を回転させ、これによってボート
支持具63を軸受61,62に対して回転し得るように
なっている。一方、ボート支持具63の他方の回転軸6
3aの端部にはプーリ72が取り付けられていて、この
プーリ72には、スプリング74を介して所定位置に固
定されているワイヤ75が巻回されている。そしてスプ
リング74の張力によりプーリ72は矢印A方向に常時
回転力が与えられるようになっていて、モータ70の回
転時にボート支持具63が滑らかに回転し得るようにな
っている。
また石英ボート67は第7図に示すように、支持棒67
c〜67hと、これらの支持棒67C〜67hによって
互いに連結されている端板67a。
67bとから成っている。これらの支持棒67c〜67
hのウェハー収容部側の内周面には、例えば第8図に示
すような断面形状を有するウェハー保合溝67iが、キ
ャリア38に同様に設けられたウェハー係合溝38a(
第4A図参照)のピンチと同一のピッチで形成されてい
る。上述のウェハー係合溝67i は、第5図に示すよ
うに石英ポート67が載置されているボート支持具67
が支持台64.65により支持されている状態において
、この溝67iの中心MXが垂直になるような方向に形
成されている。そしてこれらのウェハー係合溝67iに
、ウェハー76がその面が垂直になるように収容される
ようになっている。また特に支持棒67Cには、第9図
に示すように、上述のウェハー係合溝67iに加えて横
溝67jが形成されている。この横溝67jの底面は、
第5図に示す状態において水平になるように形成されて
いる。また第7図に示すように、石英ボート67の上側
端板67bにはほぼコの字状のフック部67kが形成さ
れていて、このフック部67kを用いて後述のようにし
て石英ボート67を吊り上げられるようになっている。
なお本実施例においては、石英ボート67に3キャリア
分のウェハー76を収容し得るようになっている。
さらに第5図及び第6図に示すように、ハウジング53
の上面53aには、支持台64.65の間に開口53C
が形成されている。また第5図に示すように、ハウジン
グ53の内部にはエアシリンダ78が取り付けられてい
る。このエアシリンダ78のシリンダ軸78aの先端に
は、長方形状の平面形状を有する押し上げ具79が取り
付けられていて、この押し上げ具79により1キヤリア
分のウェハー76を押し上げ得るようになっている。そ
してこの開口53C及びボート支持具63の底部に設け
られている開口63dを遡じて押し上げ具79がエアシ
リンダ78の作動により昇降し得るようになっている。
またエアシリンダ78は開口53Cの長手方向に水平移
動し得るようになっていて、このエアシリンダ78の水
平移動により石英ポート67上のウェハーを1キヤリア
分ずつ順次押し上げ得るようになっている。
一方、第1図に示すようにハウジング53の後部にはボ
ックス53dが取り付けられていて、このボックス53
dの内部に第10図に示すようなスライド機構が設けら
れている。即ち第10図に示すように、ハウジング53
の上面53aには支持ブロック80.81がそれぞれね
じ止め固定されていて、これらの支持ブロック80.8
1はガイド棒82,83により互いに連結されている。
また支持ブロック80.81間には送りねじ84がボス
部80a、81aにより回転可能に支持されている。こ
の送りねじ84の一端にはウオームホイール86が取り
付けられている。またハウジング53の上面53a上に
はモータ87が固定されていて、このモータ87の回転
軸の先端にはつオーム88が固定されている。そしてモ
ータ87によってウオーム88を回転させることにより
ウオームホイール86を回転し、これにより送りねじ8
4を回転し得るようになっている。
またガイド棒82,83及び送りねじ84には、移動台
90が取り付けられている。この移動台90の内部には
送りねじ84と組み合わされるめねじ部(図示せず)が
設けられている。そして送りねじ84の回転により移動
台90が送りねじ84の軸方向、即ちX方向に移動し得
るようになっている。なお移動台90が移動する際には
、ガイド棒82.83により横揺れが防止されるように
なっている。
また移動台90の上面90aの上には、この上面90a
に垂直に支柱91〜94が取り付けられていて、これら
の支柱91〜94には昇降ブロック97が昇降自在に取
り付けられている。また昇降ブロック97の一端部には
ねじ穴97eが形成されていて、このねじ穴97eに、
その一端が移動台90の上面90aに回転自在に支持さ
れている送りねじ98が垂直に取り付けられている。ま
たこの送りねじ98の下部にはウオームホイール99が
固定されている。また移動台90の上面90aの上にモ
ータ102が固定されている。このモータ102の回転
軸の先端にはウオーム103が取り付けられていて、ウ
オーム103の回転によりウオームホイール99を回転
させることにより送りねじ98を回転させて、昇降ブロ
ック97を支柱91〜94の方向、即ち2方向に昇降し
得るようになっている。
また昇降ブロック97に設けられた貫通孔97aにはエ
アシリンダ104がはめ込まれている。このエアシリン
ダ104のシリンダ軸104aの先端には、X方向に延
びるアーム105が固定されていて、さらにこのアーム
105の先端105aにバッファ・ケース107とエア
シリンダ108とが固定されている。このバッファ・ケ
ース107は、エアシリンダ104の作動によりX方向
に移動し得るようになっている。上述のことから明らか
なように、バッファ・ケース107は、移動台90のX
方向への移動、アーム105のX方向への移動及び昇降
ブロック97の2方向への移動を適宜に組み合わすこと
により、3次元的にその位置を変え得るようになってい
る。
また第4A図に示すように、上述のバッファ・ケース1
07の互いに対向する内周面には、溝付き板110,1
11がそれぞれねし止め固定されている。これらの溝付
き板110と111とは同じ構造なので、以下溝付き板
110のみについて説明する。溝付き板110には、第
11図に示すように、互いに平行に縦溝110aが形成
されている。
また溝付き板110には、縦溝110aに垂直な方向に
貫通孔110bが・形成されていて、この貫通孔110
b内をウェハー支持棒113が貫通している。このウェ
ハー支持棒113には、半円形状でかつ溝付き板110
の縦溝110aと同一幅の縦溝113aが形成されてい
る。またこのウェハー支持棒113は、例えば、図示省
略したモータ駆動機構によりその軸方向に縦溝113a
の1ピンチ分だけ往復移動し得るようになっている。そ
してこの移動により、溝付き板110の縦溝110aと
ウェハー支持棒113の縦溝113aとが一致する状態
(第4A図)と、上記溝110aとウェハー支持棒11
3の円柱状部113bとが一致する状態(第4B図)と
を選択し得るようになっている。
また第4A図及び第4B図に示すように、バッファ・ケ
ース107の上面及びアーム105の先端105aには
同径の貫通孔115,116が形成されていて、これら
の貫通孔115,116にスリーブ117がはめ込まれ
ている。そしてこのスリーブ117内をエアシリンダ1
08のシリンダ軸108aが挿通している。またこのシ
リンダ軸108aの先端には支持具118が取り付けら
れている。なおこの支持具118は第4A図の紙面に垂
直な方向に延びていて、バッファ・ケース107内に収
容される全てのウェハー76を上方から押さえ得るよう
になっている。そして既述の押上げ具58と上述の支持
具118とでウェハー76を上下から挟みながら、エア
シリンダ57,108を互いに同期して作動させてウェ
ハー76を移動させることにより、キャリア38内のウ
ェハー76をバッファ・ケース107に移し換え得るよ
うになっている。
また第4A図及び第5図に示すように、バッファ・ケー
ス107に固定されている一方の溝付き板110の下端
には、この溝付き板110の両端の縦溝110aに対応
する位置に、垂直方向に延びる光ファイバー121,1
22が取り付けられている。また光ファイバー121,
122の第5図の紙面に垂直方向の近傍には、受光素子
124゜125が取り付けられている。そして所定の光
源により上述の光ファイバー121,122の先端から
下方に出射される所定波長の光の反射光(石英ボート6
7の支持棒67c、67hの横溝67jで反射される)
を上述の受光素子124゜125により検出し得るよう
になっている。
次にローディング・ステーション部3の構成につき説明
する。
第1図に示すように、ローディング・ステーション部3
のハウジング126の上面126aには、長円形状の溝
126b、 126cが互いに平行に形成されている。
これらの溝126b、 126cにはそれぞれ円盤状の
ステンレスから成る例えば各4個のボートステーション
1278〜127hが等間隔に載置されている。
ぞしてボートステーション1278〜127hの上に石
英ボート67を載置するようになっている。またハウジ
ング126の前面にはコントローラ128が設けられて
いて、このコントローラ128にヨリ既述のようなウェ
ハー移換機構の動作を制御するようになっている。
また縦型拡散炉部4のハウジング130内には、縦型拡
散炉131が固定されている。またこの縦型拡散炉部4
には、そのハウジング130の上面130aを貫通して
昇降可能なボートローダ132が取り付けられている。
このボートローダ132は昇降軸132aとアーム13
2bとから成っている。なお昇降軸132aはその中心
軸の回りに回転し得るようにもなっている。またアーム
132bの先端には下方に延びる回転軸132cが取り
付けられている。この回転軸132cはアーム132b
内に設けられたベルト伝達機構を介して回転駆動される
ようになっている。
またこの回転軸132cの中間部には、ハウジング13
0の上面130aに設けられた縦型拡散炉131へのボ
ート導入口130cにかぶせるための円盤状の蓋133
が固定されている。さらにM2B5の下端には、石英ボ
ート67を吊り上げるための棒状の吊上げ具134が取
り付けられている。なおこの吊上げ具134は通常アー
ム132bと平行な方向に延びるように回転軸132c
が停止されている。またハウジング130の上面130
aにはボートステーション137が載置されていて、縦
型拡散炉131での処理前または処理後の石英ボート6
7をこのボートステーション137上に載置するように
なっている。さらにハウジング130の前面には、コン
トローラ138が設けられでいて、このコントローラ1
38により縦型拡散炉131の動作の制御が行われるよ
うになっている。
またボート移送機構部5には、そのハウジング140の
前面140aに形成されているくし状の開口140bを
通じてアーム141が前方に延びている。
このアーム141は、図示省略した駆動機構によって開
口140bの範囲内でx、y、z方向に移動自在になっ
ている。またアーム141の先端には下方に延びる軸1
42が固定されている。さらにこの軸142の下端には
、アーム141と平行な方向に延びる吊上げ具142a
が取り付けられている。
次に上述のように構成された縦型拡散炉システムの動作
につき説明する。なおキャリア保管部1内の各キャリア
載置板33の上には予めキャリ−ア38が所定個数c本
実施例においては3個)ずつ載置されているものとする
。またウェハー移換部2のボート支持具63には、ウェ
ハー76が全く収容されていない空の石英ボー1−67
が載置されているものとする。
まず第2図に示すように、モータ39を回転させること
によりプーリ40.ヘルド42、プーリ41を介してス
プロケット12を図中反時計方向に回転させる。このス
プロケット12の回転ニよりチェーン15が移動し、支
持板16が上方に移動される。このようにして支持板1
6が上方に移動して、所定のキャリア載置板33の下面
がハウジング8のテーブル上段部8eの上面と同じ高さ
になった段階で、モータ39の回転を止めて支持板16
の上昇を停止する(第2図の一点鎖線で示す状態)。
次に第3A図に示すように、エアシリンダ49を作動さ
せて、シリンダ軸49aの先端に取り付けられている押
圧片50でキャリア載置板33の突出片50を押圧する
ことにより、このキャリア載置板33をガイド板28の
ガイド部28b。
28cに沿って摺動させる。このようにしてキャリア載
置板33を摺動させて、第3B図に示すように、キャリ
ア載置板33の側面に形成されているラック33bをビ
ニオンギア59と噛合させる。
次にモータ60を回転させてビニオンギア59を図中時
計方向に回転させる。これにより、ビニオンギア59と
ラック33bとの噛合によりキャリア載置板33がガイ
ド54,56によりガイドされながら矢印B方向にさら
に移動され、キャリア載置板33の先端がストッパ(図
示せず)に当たった段階でモータ60の回転を停止する
(第3B図の一点鎖線で示す状態)。
次に第10図に示すモータ102を回転させて送りねし
98を回転させることにより、昇降ブロック97を最上
端に上昇させる。次にエアシリンダ104を作動させて
アーム105をバッファ・ケース107の中心軸が、第
4A図及び第4B図に示すように、キャリア載置板33
上のキャリア38の中心軸と一致するまで移動する。次
に、第10図に示すモータ87を回転させてウオーム8
8の回転によりウオームホイール86を回転させる。こ
のウオームホイール86の回転により送りねじ84を回
転させて移動台90をX方向に移動させ、バッファ・ケ
ース107をキャリア載置板33上の例えば最もキャリ
ア保管部1寄りのキャリア38の真上に位置させる。
次にモータ102の回転によりバッファ・ケース107
を下降させ、第4A図に示すように、このバッファ・ケ
ース107をキャリア38の真上に位置させる。次にエ
アシリンダ108の作動により支持具118を下降させ
て、支持具118の下面がキャリア38内のウェハー7
6(一点鎖線で示す)のオリエンテーション・フラット
76aと接触した時点で支持具118の移動を停止する
なおキャリア38内のウェハー76は、オリエンテーシ
ョン・フラット76aが上側になるように予めそろえて
おく。次にエアシリンダ57を作動させて押上げ具58
を上昇させ、この押上げ具58がキャリア38内のウェ
ハー76の下端に接触した段階でバッファ・ケニス10
7のエアシリンダ108を再び作動させ、押上げ具58
の上昇速度と同一の上昇速度で支持具118を上昇させ
る。このようにしてウェハー76を支持具118と押上
げ具58とで挟みながら上昇させて、第4A図に示すよ
うにバッファ・ケース107側へ移動させる。なお第4
A図に示す状態では、バッファ・ケース107の溝付き
板110;111に挿通されているウェハー支持棒11
3は、その縦溝113aが溝付き板110,111の縦
溝110a、111aと一致するように予め移動してお
く。
次に上述のようにしてウェハー76を上昇させて第4B
図に示す位置よりも僅かに上の位置に位置させた後、ウ
ェハー支持棒113をその軸方向に移動させて円柱状部
113bと溝付き板11o。
111の縦!110a、 l1laとを一致させる。次
にエアシリンダ57を作動させて押上げ具58を最下端
(第4B図に示す状態)に戻す。この結果、ウェハー7
6は僅かな高さだけ落下した後、ウェハー支持棒113
の円柱状部113bによって支持される。このようにし
て、第4B図に示すようにウェハー76のキャリア38
からバッファ・ケース107への移し換えが完了する。
次にウェハー76を収容した状態でバッファ・ケース1
07を第10図に示すモータ102の回転により上昇さ
せ、次いでエアシリンダ104の作動によりX方向に移
動させるこ吉により、第5図に示すようにバッファ・ケ
ース107を石英ボート67の真上に位置させる。この
状態では、バッファ・ケース107の溝付き板110,
111の縦溝110a、 1llaのX方向の位置は石
英ポート67の支持棒67c〜67hの位置とほぼ合っ
ているが、縦溝110a、 1llaの位置とウェハー
係合溝67iの位置とを精度良く合わせるために、次の
ようにしてバッファ・ケース107のX方向の位置の微
調整を行う。
即ち、バッファ・ケース107のX方向の位置を公知の
メモリー回路に記憶させた後に、第5図に示すように、
まずバッファ・ケース107の下端に取り付けられてい
る一方の光ファイバー121の先端から所定波長の光を
下方に出射する。
この出射された光が石英ボート67の支持棒67cの横
溝67jの底面(第9図参照)により反射されて生ずる
反射光を受光素子124でモニターしながら、バッファ
・ケース107を±X方向に微小範囲内で移動させる。
この移動の際、光ファイバー121から出射される光が
石英ボート67の支持棒67cの横溝67jの底面に当
たる位置においてのみ垂直に反射されるため受光素子1
24で反射光が検出され、それ以外の位置では反射光が
垂直からそれた方向に進むため受光素子124で検出さ
れない。このようにして、光ファイバー121に隣接す
る受光素子124により石英ボート67の支持棒67c
の横!67jによる反射光が検出された時のバッファ・
ケース107の位置と微調整を行う前の最初の位置との
差ΔXを公知のメモリー回路に記憶させる。
次にバッファ・ケース107に取り付けられている他方
の光ファイバー122の先端から上述と同様に下方に光
を出射しながら、上述と同様にバッファ・ケース107
を±X方向に微小範囲内で移動させる。この移動の間に
光ファイバー122からの光が石英ボート67の支持棒
67Cの横溝67jに当たって受光素子125により反
射光が検出され、この時のX方向の位置と最初の位置と
の差ΔX′を既述のメモリー回路に記憶させる。
次にメモリー回路に記憶されている上述のΔXとΔX′
とからバッファ・ケース107内の両端のウェハー76
の位置とこれらの両端のウェハー76に対応する横溝6
7jの位置とのずれの絶対値がそれぞれ最小になる位置
を計算して、この計算によりめられた距離だけバッファ
・ケース107をX方向に移動させる。この結果、バッ
ファ・/y−ス107内の全てのウェハー76のX方向
の位置と、これらのウェハー76と対応する位置の石英
ボート67の支持棒67cのウェハー係合溝67iとの
位置ずれが最も小さい状態を実現することができる。
次に第5図に示す状態でバッファ・ケース107を徐々
に下降させ、このバッファ・ケース107の下端が石英
ボート67の支持棒67c。
67hと接触する直前で下降を停止させる。次にエアシ
リンダ78を作動させて押上げ具79・を上昇させ、こ
の押上げR79の上面がバッファ・ケース107内のウ
ェハー76の下端に接触し、さらにウェハー76を少し
押し上げた段階で押上げ具79の上昇を停止する。次に
上述のウェハー76の下降に先立って、バッファ・ケー
ス107の溝付き板110,111のウェハー支持棒1
3をその軸方向に移動させて、このウェハー支持棒11
3と溝付き板110,111(7)縦溝110a 。
111aとを一致させる。
次にこの状態で押上げ具79を徐々に下降させると、こ
の下降と共に石英ボート67の一端側がら支持棒67c
〜67hのウェハー係合a67i内にウェハー76が順
次収容されて行き、押上げ具79が石英ボート67の下
方まで下降した段階でバッファ・ケース107内のウェ
ハー76が全て石英ボート67内に収容される。
この後、既述と同様にしてバッファ・ケース107をキ
ャリア載置板33上に移動させ、ウェハー76の移し換
えを行うべき次のキャリア38(本実施例においては第
1図の中央のキャリア3日)の真上に位置させる。次に
既述と同様な方法により、キャリア38内のウェハー7
6をバッファ・ケース107に移し換え、さらにこのバ
ッファ・ケース107から石英ボート67に移し換える
。同様な操作をキャリア載置板33上の最後のキャリア
38についても行い、これによりキャリア載置板33上
の全てのキャリア38に収容されているウェハー76の
石英ボート67への移し換えが終了する。
次に上述のようにして3キャリア分のウェハー76が収
容された石英ボート67を、第6図に示すように、モー
タ70の回転によりポート支持具63を垂直に立てるこ
とにより、その中心軸が垂直になるように立てる。なお
ハウジング53の上面53aに取り付けられているスト
ッパ(図示せず)にポート支持具63の端板63cが当
たることによりボート支持具63の回転が規制され、こ
れによりポート支持具63が垂直になるようになってい
る。
次に第1図に示すボート移送機構部5のアーム141を
ハウジング140の開口140bに沿って移動させて、
アーム141の先端に固定されている軸142の下端の
吊上げ具142aを第6図に示す石英ボート67のフッ
ク部67kに引っ掛ける。次に吊上げ具142aをフッ
ク部67kに引っ掛けた状態でアーム141を上昇させ
ることにより石英ボート67を吊り上げる。次いで、石
英ボート67を吊り上げた状態でアーム141を水平移
動させ、ローディング・ステーション部3の例えばホー
ドステーション127hの真上に位置した段階で水平移
動を止め、アーム141を下降させる。このようにして
石英ボート67を下降させて石英ボート67の下方の端
板67Cをボートステーション127hに接触させた後
、さらにアーム141を少し下降させて吊上げ具142
aを石英ボート67のフック部67kから外す。
この後、アーム141を石英ボート67から離れる方向
に所定距離だけ水平移動し、次に例えばボートステーシ
ョン127g上に載置されかつ既に拡散処理済みのウェ
ハー76が収容されている石英ボート67側に移動させ
る。次にアーム141の先端の吊上げ具142aを既述
と同様にして石英ボート67のフック部67kに引っ掛
け、次いでアーム141を上昇させた後、アーム141
を水平移動及び垂直移動させて、石英ボート67をウェ
ハー移換部2のポート支持具63 (直立したままの状
態にある)の端板63C上に載置する。次にポート支持
具63を支持台64.65側に回転させて、ポート支持
具63が支持台64.65で支持された状態にする。
次にウェハー移換部2のアーム105の移IJJにより
既述と逆の順序で、石英ボート67に収容されている拡
散処理済みのウェハー76をキャリア載置板33上に載
置されている空のキャリア38に移し換える。ウェハー
76の移し換えが終ったら、第3A図及び第3B図に示
すモータ60によりビニオンギア59を反時計方向に回
転させ、これによってキャリア載置板33をガイド54
゜56に沿ってキャリア保管部1側に移動させる。
このようにして、キャリア載置板33のラック33bが
ピニオンギア59から離れるまでキャリア載置板33を
移動させた後、シリンダ49を作動させてシリンダ軸4
9aを伸ばすことにより、このシリンダ軸49aの先端
に取り付けられている押圧片50をキャリア載置板33
に取り付けられている突出片51に接触させる。なおこ
の状態においては、押圧片50を予め磁化させておき、
磁力の作用により押圧片50と突出片51とを一体化さ
せてお(。次にエアシリンダ49を再び作動させてシリ
ンダ軸49aを縮め、これにより第3A図に示すように
キャリア載置板33をガイド仮28上に戻す。
次に第2図に示ずモータ39を回転させて支持板16を
上昇させることにより、次の棚板18を最初の棚板18
があった位置に位置させる。この後、既述と同様な操作
によりキャリア載置板33をウェハー移換部2側へ移動
し、各キャリア38のウェハー76を石英ボート67に
移し換える。
次に、ウェハー76が収容された石英ホード67を直立
させた後、ボート移送機構部5のアーム141の移動に
より石英ボート67をローディング・ステーション部3
の例えばボートステーション127g上に載置する。次
に例えばボートステーション127f上に載置されかつ
拡散処理済みのウェハー76が収容されている石英ボー
ト67をアーム141によりウェハー移換部2のボート
支持具63上に移動した後、既述と同様な操作により、
石英ボート67に収容されているウェハー76をキャリ
ア38に移し換える。
縦型拡散炉システムの連続稼動時においては、上述のよ
うにキャリア保管部1のキャリア38内のウェハー76
を石英ボート67に移し換え、次いで石英ボート67を
ローディング・ステーション部3のボートステーション
127a〜127h上に載置すると共に、拡散処理済み
のウェハー76が収容された石英ボート67をウェハー
移換部2のボート支持具63に移動し、次いで石英ボー
ト67内のウェハー76をキャリア38に移し換えると
いう一連の操作を繰り返す。
次にローディング・ステーション部3のボートステーシ
ョン127a〜127h上に載置されている石英ボート
67を縦型拡散炉131に導入する方法につき説明する
まず例えばボートステーション127h上に載置されて
いる石英ボート67をボート移送機構部5の7−414
1により縦型拡散炉部4のハウジング130の上面13
0a上に載置されているボートステーション137上に
載置する。次にボートローダ132の昇降軸132aの
回転及び昇降動作により、アーム132bの先端に取り
付けられている吊上げ具134をボートステーション1
37上に載置されている石英ボート67のフック部67
にの少し下方に位置させる。次にボートローダ132の
昇降軸132aを上昇させて吊上げ具134を石英ボー
ト67のフック部67kに引っ掛けることにより石英ボ
ート67を吊り上げる。次にボートローダ132の昇降
軸132aを回転させて石英ボート67を縦型拡散炉1
31の真上に位置させた後、昇降軸132aを下降させ
て石英ボート67を縦型拡散炉131内に導入する。こ
の後、所定の熱処理を行う。
なお本実施例による縦型拡散炉システムにおいては、キ
ャリア38から石英ボート67へ移し換えられたウェハ
ー76が所定の拡散処理後に元のキャリア38とは異な
るキャリア38に戻されるような構成となっているが、
拡散処理後のウェハー76を同一のキャリア38に戻す
必要性がある場合には、上述のようなウェハーの移し換
えのシーケンスをそれに応じて変更すればよい。
上述の実施例においでは、第5図に示すように、ボート
支持具63を支持台64.65により支持することによ
り、石英ボート67の中心軸が水平方向と所定角度(例
えば15°)をなすようにしている。またこの状態で石
英ボート67内にウェハー76が垂直に支持されるよう
に支持棒67c〜67hのウェハー係合#67iを形成
している。
このため、キャリア38に収容されているウェハー76
をバッファ・ケース107を用いて石英ボート67に移
し換えることにより、ウェハー76の法線と石英ボート
67の中心軸とが自動的に所定角度をなすようにするこ
とができる。
また上述の実施例においては、バッファ・ケース107
の下端に光ファイバー12.1,122を設け、この光
ファイバー121,122から出射される光が石英ボー
ト67の支持棒67cの横溝67jにより反射されるこ
とにより生ずる反射光を検出し、これらの反射光の検出
に基づいてバッファ・ケース107内のウェハ・−76
と上述のウェハー係合溝67iとの位置合わせを行って
いる。
このため、バッファ・ケース107から石英ボート67
へのウェハー76の移し換えを正確確実に行うことがで
きしかもウェハー76を破損させることがない。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づく種々の変形が可能である。例え
ば上述の実施例においては、キャリア38内に収容され
ている全てのウェハー76の向きが第12A図に示すよ
うに同し方向となるように石英ボート67に移し換える
ようにしているが、プロセス上の問題等により第12B
図に示すようにウェハー76を1枚毎に交互に表裏(ウ
ェハー76の表側に斜線のハツチングを施した)となる
ように石英ボート67上に配置する必要がある場合には
次のようにすればよい。即ち、第13図に示すように、
アーム105の先端105aのスリーブ117にプーリ
部117aを形成すると共に、このスリーブ117がア
ーム105に対して回転し得るように軸受145.14
6を取り付けておく。またプーリ部117aにはヘルド
147を巻架しておく。そしてモータ148によりこの
モータ148の回転軸の先端に取り付けられているプー
リ149を回転させることによって、ベルト147を介
してスリーブ117、従ってバッファ・ケース107を
アーム105に対して回転し得るようにしておく。なお
スリーブ117とエアシリンダ108とは一体的に結合
しておき、スリーブ117の回転と共にエアシリンダ1
08も回転し得るようにしておく。
また第4A図に示すエアシリンダ57及び押上げ具58
の代わりに第14画に示すようなウェハー押上げ機構1
51を用いる。このウェハー押上げ機構151では、キ
ャリア38内のウェハー76の配列ピンチの2倍の間隔
を有しかつ一体的に形成されている押上げ具152a〜
152fが、これらの押上げ具152a〜152fにそ
の一端が固定されているラック153をモータ154の
回転軸に取り付けられているピニオンギア155の回転
により移動させることにより昇降自在となっている。ま
た上述の押上げ具152a〜152fの間には、これら
の押上げ具152a〜152fの互いの間隔を2等分す
る位置に対応して押上げ具152a〜152fと同一の
間隔を有しかつ一体的に形成されている押上げ具158
a〜158eが、これらの押上げ具158a〜158f
にその一端が固定されているラック159をモータ16
0の回転軸に取り付けられているピニオンギア161の
回転により移動させることにより昇降自在となっている
次に第12B図に示すように、ウェハー76を1枚毎に
交互に表裏となるように石英ホード67上に移し換える
方法につき説明する。
第14図に示すように、まずモータ154の回転により
押上げ具152a〜152fを上昇させ、これらの押上
げ具152a〜152rの上面によりキャリア38内の
ウェハー76を1枚毎に押し上げて既述と同様な方法に
よりバッファ・ケース107内に移し換える。次にこの
ようにしてバッファ・ケース107内に1枚毎に収容さ
れたウェハー76を既述と同様な方法により石英ボート
67に移し換える。この結果、石英ボート67には支持
棒67c〜67hのウェハー係合溝57iに1つおきに
ウェハー76が収容される。次に押上げ具152a〜1
52fを下降させた後に、モータ160の回転により押
上げ具158a〜158eを上昇させ、キャリア38内
の残りのウェハー76を押上げ具158a〜158eの
上面で押し上げてバッファ・ケース107に移し換える
。次に第13図に示すモータ148を回転させることに
より、バッファ・ケース107をI80°回転させる。
次に上述と同様な方法により、バッファ・ケース107
内のウェハー76を石英ボート67に移し換える。この
ようにして、石英ホード67にすでに収容されているウ
ェハー76の間にこれらのウェハー76とは反対の向き
でウェハー76が収容され、この結果、第12B図に示
すように1枚毎にウェハー76が交互に表裏となるよう
にウェハー76が石英ボート67に移し換えられたこと
になる。
なお上述の実施例においては、石英ボート67の中心軸
とウェハー76の法線とが15°の角度をなすように石
英ボート67に移し換える場合につき説明したが、これ
に限定されるものではなく、一般に0°≦θ≦45°を
満たす角度θをなすようにすることができる。
発明の効果 本発明に係る縦型熱処理炉用ウェハー移換装置によれば
、第2の収容治具に設けられた収容溝が実質的に垂直と
なるように上記第2の収容治具を水平面に対して所定角
度θ(但し、0°≦θ≦45°)だけ傾斜させて支持し
、ウェハー移換手段によって第1の収容治具から上記第
2の収容冶具に移換されたウェハーが上記第2の収容治
具において実質的に垂直に支持されるように構成してい
るので、ウェハーの法線と第2の収容治具の中心軸とが
所定角度θをなすようtこ第1の収容治具から第2の収
容冶具ヘラエバーを移し換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による縦型拡散炉システム用
のウェハー移換装置の全体斜視間、第2図は同上のキャ
リア保管部の縦断面図、第3A図及び第3B図は同上の
キャリア保管部及びウェハー移換部の一部の構成を示す
平面図、第4A図及び第4B図は同上のキャリアからバ
ッファ・ケースへウェハーを移し換える方法を説明する
ための断面図、第5図はバッファ・ケースから石英ボー
トへウェハーを移し換える方法を説明するためのボート
支持具の正面図、第6図は石英ボートが直立している状
態を示すボート支持具付近の斜視図、第7図は石英ボー
トの外観斜視図、第8図は第7図に示す石英ボートの支
持棒に形成されているウェハー係台溝の形状を示す支持
棒の部分縦断面図、第9図は第7図に示す石英ボートに
おいて光ファイバーからの光を反射させるのに用いる支
持棒の横溝を示す部分斜視図、第10図はバッファ・ケ
ースの移動機構の斜視図、第11図はバッファ・ケース
の溝付き板とウェハー支持棒との構成を示す部分分解斜
視図、第12A図及び第12B図は石英ボート上にウェ
ハーが同一の向きで配置された状態と1枚毎に交互に表
裏となるように配置された状態とをそれぞれ示す模式図
、第13図はバッファ・ケースの回転機構を示す部分断
面図、第14図はウェハーを1枚毎に交互に表裏となる
ように石英ボートに移し換える場合に用いるウェハーの
押上げ機構を示す斜視図である。 なお図面に用いられた符号において、 1 =−−−−−−−−−−−−−−−一・キャリア保
管部2−−−−−−−−−−−−−−ウェハー移換部3
−一−−−−−−−−−−−−−一ローディング・ステ
ーション部4−・−−−−−−−−−−−−−一縦型拡
散炉部5−−−−−−−−−−−−−−−ボート移送機
構部11 、12−−−−−−−−−−−スプロケット
1 B−−−−−−−−−−−−−−−−−・棚板33
−−−−−−−−−−−−・−キャリア載置板38−・
・・−・−−−−−−−−−−−−キャリア63−−−
−−−−−−−−−−−・−ボート支持具67”−−−
−−−−−−−一・−−−−−一石英ボート76−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−ウェハー90−・・
−・−一−−−−−−−−−・・移動台97−−−−−
−−−−−・−−−−−−一昇降ブロック107−−−
−−−−−−−−−−バソフア・ケース113−−−−
−−−−−−−−ウェハー支持棒121.122〜−一
一−−−光フアイバー127 、137−−−−−−−
ボートステーシヨン131−−−−−−−−−−−−−
一縦型拡散炉132・−−−−−−−−−−−〜−−ポ
ートローダ151−−−−−−−−−−−−ウェハー押
上げ機構である。 代理人 土星 勝 常包芳男 第4A図 第4B図 第12A図 第12B図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウェハーを所定間隔で整列収容するための第1の収容治
    具と、上記ウェハーを上記所定間隔と実質的に同一の間
    隔で整列収容するための互いに平行な収容溝を有する第
    2の収容治具と、上記第1の収容治具に収容されている
    上記ウェハーを上記第2の収容治具に移し換えて上記収
    容溝に整列配置スルためのウェハー移換手段とをそれぞ
    れ具備する縦型熱処理炉用ウェハー移換装置において、
    上記第2の収容治具に設けられた上記収容溝が実質的に
    垂直となるように上記第2の収容治具を水平面に対して
    所定角度θ(但し、0°≦θ≦45°)だけ傾斜させて
    支持し、上記ウェハー移換手段によって上記第1の収容
    治具から上記第2の収容治具に移換された上記ウェハー
    が上記第2の収容治具において実質的に垂直に支持され
    るように構成したことを特徴とする縦型熱処理炉用ウェ
    ハー移換装置。
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