JPH0537475Y2 - - Google Patents

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JPH0537475Y2
JPH0537475Y2 JP2700288U JP2700288U JPH0537475Y2 JP H0537475 Y2 JPH0537475 Y2 JP H0537475Y2 JP 2700288 U JP2700288 U JP 2700288U JP 2700288 U JP2700288 U JP 2700288U JP H0537475 Y2 JPH0537475 Y2 JP H0537475Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は半導体ウエーハ立替装置に関し、詳し
くは、半導体装置の製造に使用され、複数の半導
体ウエーハをキヤリアとボート間で一括して移し
替える装置に関するものである。
従来の技術 半導体装置の製造は、多数の半導体素子を形成
した半導体ウエーハ〔以下単にウエーハと称す〕
を種々の処理工程にて加工処理することにより行
われる。この各種処理工程のうち、洗浄等の液処
理工程と不純物拡散等の熱処理工程との間では、
2つのウエーハ専用保持治具が使用される。即
ち、複数のウエーハ1,1……を定ピツチでウエ
ーハ収納溝2,2……に整列収納する第8図に示
すような枠状で、材質が例えばテフロン製のキヤ
リア3と、複数のウエーハ1,1……を定ピツチ
でウエーハ保持溝4,4……に植立保持する例え
ば第9図に示すような台状の石英ガラス製のボー
ト5との間で、上記ウエーハ1,1……を一括し
て移し替える必要がある。
以下、上記ウエーハ1,1……をキヤリア3と
ボート5間で一括して移し替える半導体ウエーハ
立替装置の従来例を第10図を参照しながら説明
する。
同図に示す半導体ウエーハ立替装置6は、複数
のウエーハ1,1……をウエーハ収納溝2,2…
…に整列収納するキヤリア3が位置決め載置され
た水平動自在なキヤリアベース7を有するキヤリ
ア部8と、複数のウエーハ1,1……をウエーハ
保持溝4,4……で整列保持するボート5が位置
決め載置された水平動自在なボートベース9を有
し、前記キヤリア部8に並列されたボート部10
と、上記キヤリア部8とボート部10の中間ポジ
シヨン上方に配置され、上記キヤリア3或いはボ
ート5からガイド溝11,11に沿つて移し替え
られたウエーハ1,1……を一時的に収容保持す
る上下動自在なホルダ12を有するホルダ部13
と、上記ホルダ部13の下方に配置され、キヤリ
ア3或いはボート5内のウエーハ1,1……を下
方から突上げ動作してホルダ12内に移し替える
上下動自在なプツシヤ14を有するプツシヤ部1
5とで構成される。上記プツシヤ部15のプツシ
ヤ14は、基部16上にウエーハ径よりも小さい
間隔で平行な2枚の平板17,17を一体的に立
設したものである。
例えば半導体装置の製造において、液処理工程
から熱処理工程へ移行するに際しては、まず液処
理済みのウエーハ1,1……を整列収納したキヤ
リア3を、キヤリア部8のキヤリアベース7上に
位置決め載置する。そして上記キヤリアベース7
を、図中A矢印方向〔左方向〕へ水平移動させて
ホルダー部13及びプツシヤ部15間に配置し、
その間に、上記ホルダ部13のホルダ12を図中
B矢印方向〔下方向〕へ下降させてキヤリア3の
上方近傍位置に配置する。その後、プツシヤ部1
5のプツシヤ14を図中C矢印方向〔上方向〕へ
上昇させてキヤリアベース7及びキヤリア3の開
口窓孔mを介してキヤリア3内のウエーハ1,1
……をプツシヤ14で下方から突上げる。このプ
ツシヤ14による突上げ動作により、キヤリア3
内のウエーハ1,1……は、ホルダ12のガイド
溝11,11に沿つて移し替えられ、上記ホルダ
12内でチヤツク機構〔図示せず〕により保持さ
れる。上記キヤリアベース7及びプツシヤ14が
キヤリア部8及びプツシヤ部15での初期位置に
復帰した後、次に、ボート部10のボートベース
9を図中D矢印方向〔右方向〕へ水平移動させて
ホルダ部13及びプツシヤ部15間に配置し、そ
の間に上記ホルダ12を下降させてボート5の上
方近傍位置に配置する。その後、プツシヤ部15
のプツシヤ14をボートベース9及びボート5の
開口窓孔nを介して上昇させ、ホルダ12のチヤ
ツク機構の開放により上記プツシヤ14の平板1
7,17上にウエーハ1,1……を載置した状態
でプツシヤ14を下降させてホルダ12のガイド
溝11,11に沿つてウエーハ1,1……をボー
ト5上に移し替える。その後、ボートベース9を
水平移動させてボート部10での初期位置に復帰
した上で、ボートベース9上からボート5を取出
して熱処理工程へ供給する。
尚、熱処理工程終了後、熱処理済みウエーハ
1,1……のボート5からキヤリア3への移し替
えは、各部を上述とは逆行動作させることにより
実行される。
考案が解決しようとする課題 ところで、前述した従来の半導体ウエーハ立替
装置6では、キヤリア3或いはボート5からホル
ダ12へウエーハ1,1……を一旦移し替える際
に、上記キヤリア3或いはボート5に保持された
ウエーハ1,1……をプツシヤ14で突上げて上
記ホルダ12のガイド溝11,11に沿つて移送
している。この時、キヤリア3或いはボート5の
ウエーハ収納溝2,2……或いはウエーハ保持溝
4、4……〔第8図及び第9図参照〕とホルダ1
2のガイド溝11,11とが位置ずれしたり、或
いはウエーハ1,1……自体の反り等によつて、
その移し替え途中で上記ウエーハ1,1……が引
掛かることがある。この場合、上記プツシヤ14
は突上げ動作を続行しているため、ウエーハ1,
1……に過剰応力がかかつてしまい、ウエーハ
1,1……が破損するという問題があつた。
そこで、本考案の目的は上記問題点を適切な手
段にて改善した半導体ウエーハ立替装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもの
で、複数のウエーハを整列させて保持したキヤリ
ア或いはボートからその上方に配置されたホルダ
へ、上記ウエーハをプツシヤの突上げ動作により
一括して移し替える装置において、上記プツシヤ
を一対のプツシヤ単体に単独退入動作可能に分割
し、そのプツシヤ単体の退入動作を検出する過負
荷検知手段を各プツシヤ単体に設けたことにより
前記目的を達成した半導体ウエーハ立替装置であ
る。
作 用 本考案によれば、キヤリア或いはボートのウエ
ーハをホルダに移し替える際に、上記ウエーハが
引掛かれば、これにより発生するプツシヤの退入
動作を過負荷検知手段によつて検出し、その検出
信号に基づいて上記ウエーハ移し替え動作を停止
させる。而も、上記プツシヤを一対のプツシヤ単
体に単独退入可能に分割し、各プツシヤ単体に過
負荷検知手段を設けたから、いずれか一方のプツ
シヤ単体が退入動作するだけで微弱であつても不
都合な過負荷樹脂状態を検出することも容易とな
つて検知感度の向上が図れる。
実施例 本考案に係る半導体ウエーハ立替装置の一実施
例を第1図乃至第7図を参照しながら説明する。
尚、第1図乃至第3図は上記半導体ウエーハ立替
装置の全体構成を、第4図乃至第6図はプツシヤ
部の構成を、第7図は過負荷検知手段の拡大構成
を示す。
第1図乃至第3図に示す半導体ウエーハ立替装
置20は、複数のウエーハ1,1……を定ピツチ
でウエーハ収納溝2,2……に整列収納するキヤ
リア3〔第8図参照〕が位置決め載置された水平
動自在なキヤリアベース21を有するキヤリア部
22と、複数のウエーハ1,1……を定ピツチで
ウエーハ保持溝4,4……に整列保持するボート
5〔第9図参照〕が位置決め載置された水平動自
在なボートベース23を有し、上記キヤリア部2
2に並設されたボート部24と、上記キヤリア部
22とボート部24の中間ポジシヨンP0上方に
配置され、上記キヤリア3或いはボート5からガ
イド溝25,25に沿つて移し替えられたウエー
ハ1,1……を一時的に収容保持する上下動自在
なホルダ26を有するホルダ部27と、上記ホル
ダ部27の下方に配置され、上記キヤリア部22
とボート部24の中間ポジシヨンP0に配置され
るキヤリアベース21上のキヤリア3或いはボー
トベース23上のボート5でホルダ部27のホル
ダ26間で、ウエーハ1,1……の移し替えをそ
の突出退入動作により実行する上下動自在なプツ
シヤ28を有するプツシヤ部29とでその主要部
が構成される。尚、上述したキヤリア部22、ボ
ート部24、ホルダ部27及びプツシヤ部29の
各部は制御部〔図示せず〕によつて後述の如く駆
動制御される。
上記キヤリア部22及びボート部24には、キ
ヤリアベース21及びボートベース23を、待機
ポジシヨンP1,P2と、キヤリア部22とボート
部24の中間ポジシヨンP0間で夫々移送するベ
ース移送機構30,31が上記キヤリアベース2
1及びボートベース23の直下方に配設される。
また、上記キヤリア部22のキヤリアベース21
の下方位置には、キヤリア3内でのウエーハ1,
1……のOF〔オリエンテーシヨン・フラツト〕位
置を揃えるためのOF合わせ機構32が配設され
る。
ホルダ部27には、ホルダ26を上下動させる
ためのホルダ昇降機構33が配設される。前述し
たように上記ホルダ26の対向内側面には略ウエ
ーハ径と同一寸法程度離隔したガイド溝25,2
5が形成される。図示しないが上記ホルダ26に
は、ウエーハ1,1……をその両側方から挟持し
て整列保持するためのチヤツク機構が設けられ
る。
上記プツシヤ部29には、中間ポジシヨンP0
でのキヤリア3或いはボート5とホルダ26間で
ウエーハ1,1……を移し替えるプツシヤ28を
突出退入動作させるプツシヤ昇降機構34が設け
られる。
本考案の特徴は上記プツシヤ部29のプツシヤ
28にある。このプツシヤ28は、第4図乃至第
6図に示すようにキヤリア3或いはボート5のウ
エーハ1,1……の配列方向に沿つて平行な略矩
形平板状のプツシヤ単体35,35からなり、各
プツシヤ単体35,35は、その下部前後端にプ
ツシヤブロツク36,36……が固着され、一方
その上部に、ウエーハ1,1……が安定して載置
され得るように端面37,37を内方へ下方傾斜
させてV字状のウエーハ受け溝〔図示せず〕が定
ピツチで刻設される。プツシヤ単体35,35を
プツシヤベース38にクロスローラガイド39,
39……を介して上下スライド可能に装着し、上
記プツシヤ単体35,35の下部前後端のプツシ
ヤブロツク36,36……に下方に向けて固着さ
れた突出ピン40,40……をプツシヤベース3
8の孔41,41……に挿入すると共に、上記突
出ピン40,40……に外挿した圧縮コイルバネ
42,42……で上記プツシヤブロツク36,3
6……とプツシヤベース38とを連結する。上記
各プツシヤ単体35,35にプツシヤ単体35,
35の退入動作を検出する過負荷検知手段43,
43を設ける。この過負荷検知手段43,43
は、上記プツシヤ単体35,35の下部後端のプ
ツシヤブロツク36,36に配設され、上記プツ
シヤブロツク36,36に遮光板44,44を下
方に向けて突設し、この遮光板44,44による
遮光の有無を検出するフオトセンサ45,45を
プツシヤベース38に対応させて配設したもので
ある。尚、上記遮光板44,44の代わりにプツ
シヤブロツク36,36に突設した突出ピン4
0,40によりフオトセンサ45,45が遮光さ
れるようにしてもよい。これは設計上任意に変更
可能である。
上記プツシヤ28を突出退入動作させるプツシ
ヤ昇降機構34は、支持フレーム46に垂直状態
で回転可能に軸支したボールネジ47に螺合され
たボールブツシユ48を内装した昇降ブロツク4
9に前記プツシヤベース38を連結固定し、上記
ボールネジ47の下方軸端と、支持フレーム46
上に固設されたモータ50の出力軸とをプーリ5
1,52及びプーリ51,52に纏掛けされたタ
イミングベルト53を介して連結する。尚、上記
昇降ブロツク49の前後部は、ボールネジ47の
前後方で支持フレーム46に垂設したガイド軸5
4,54にスライド可能に装着される。
上記構成からなる半導体ウエーハ立替装置20
のウエーハ移し替え動作を以下説明する。
液処理工程から熱処理工程へ移行するに際して
は、まず、液処理済みのウエーハ1,1……を整
列収納したキヤリア3を、キヤリア部22のキヤ
リアベース21上に位置決め載置する。そして上
記キヤリア3内の各ウエーハ1,1……の結晶方
向を表記している切欠きであるOFをOF合わせ機
構32により方向修正した後、キヤリアベース2
1をベース移送機構30により図示左方向へ水平
移動させてキヤリア部22とボート部24の中間
ポジシヨンP0に配置し、その間に上記中間ポジ
シヨンP0上方のホルダ部27ではホルダ26を
ホルダ昇降機構33により下降させてキヤリア3
の上方近傍位置に配置する。その後、プツシヤ部
29のプツシヤ28をプツシヤ昇降機構34によ
り上昇させる。即ち、上記プツシヤ昇降機構34
のモータ50の駆動によりプーリ51,52及び
タイミングベルト53を介してボールネジ47を
回転させ、昇降ブロツク49を介してプツシヤベ
ース38を上昇させる。これによりキヤリアベー
ス21及びキヤリア3の開口窓孔mを挿通したプ
ツシヤ28のプツシヤ単体35,35の先端部の
ウエーハ受け溝上にキヤリア3内のウエーハ1,
1……を整列保持した状態のままで載置して突上
げる。このプツシヤ28の突上げ動作により上記
プツシヤ28でウエーハ1,1……をホルダ26
のガイド溝25,25に沿つて誘導しながらホル
ダ26内に移し替え、上記ホルダ26内でチヤツ
ク機構〔図示せず〕により整列保持する。
このキヤリア3からホルダ5へのウエーハ1,
1……の移し替えに際して、プツシヤ28による
上記ウエーハ1,1……の突上げ動作時、上記キ
ヤリア3内のウエーハ収納溝2,2……とホルダ
26のガイド溝25,25とが位置ずれしたり、
或いはウエーハ1,1……自体の反り等によつて
ウエーハ1,1……が引掛かつてプツシヤ28に
過負荷が加わると、プツシヤ28の少なくともい
ずれか一方のプツシヤ単体35,35が、プツシ
ヤブロツク36,36……とプツシヤベース38
間の圧縮コイルバネ42,42……の弾性力に抗
してプツシヤベース38に対して退入動作する。
このプツシヤ単体35,35の退入動作によりそ
のプツシヤブロツク36,36の遮光板44,4
4が下降し、この遮光板44,44をフオトセン
サ45,45で検知する。このフオトセンサ4
5,45からの検出信号に基づいてプツシヤ28
の突上げ動作を停止させる。
このプツシヤ28の過負荷検知では、一対のプ
ツシヤ単体35,35が一体のものではなく、上
記プツシヤ単体35,35が独立してプツシヤベ
ース38に退入動作可能に取付けられているた
め、ホルダ26のガイド溝25,25のどちら側
でウエーハ1,1……が引かつても、上記いずれ
か一方のプツシヤ単体35或いは35のみが単独
で退入動作するだけで過負荷状態を検知できる。
通常、ウエーハ1,1……の引掛かりは、ホルダ
26のどちらか一方のガイド溝25或いは25で
発生するため、一対のプツシヤ単体35,35を
一体的に退入動作させようとするよりも、引掛か
りが生じたガイド溝25或いは25側のプツシヤ
単体35或いは35を単独で退入動作させた方
が、微弱な引掛かりでも効率良く検知できる。ま
た過負荷検知手段43,43の検知感度は、プツ
シヤ単体35,35とプツシヤベース38間に張
設した圧縮コイルバネ42,42の長さ、線径等
によつて調整し得る。この圧縮コイルバネ42,
42の長さはプツシヤブロツク36,36に設け
られた調整ネジ〔図示せず〕を突出退入させるこ
とにより行われ、これでも調整できない場合、線
径の異なる他の圧縮コイルバネと交換することに
より感度調整する。
上述のようにキヤリア3からホルダ26へウエ
ーハ1,1……を移し替えた後、キヤリアベース
21及びプツシヤ28をキヤリア部22及びプツ
シヤ部29での初期位置である待機ポジシヨン
P1に復帰させた上で、ボート部24のボートベ
ース23をベース移送機構31により図示右方向
へ水平移動させてキヤリア部22とボート部24
の中間ポジシヨンP0に配置し、その間に上記ホ
ルダ部27からホルダ26をホルダ昇降機構33
により下降させてボートベース23上のボート5
の上方近傍位置に配置する。その後、プツシヤ部
29のプツシヤ28をプツシヤ昇降機構34によ
り上昇させる。これによりボートベース23及び
ボート5の開口窓孔nを挿通したプツシヤ単体3
5,35先端部のウエーハ受け溝上にホルダ26
内のウエーハ1,1……を受け取る。そして、ホ
ルダ26のチヤツク機構の開放により上記プツシ
ヤ単体35,35上にウエーハ1,1……を載置
した状態でプツシユ28を前述とは逆向きに、プ
ツシヤ昇降機構34により下降させてホルダ26
のガイド溝25,25に沿つて誘導しながらウエ
ーハ1,1……をボート5上に移し替える。その
後、ボートベース23をベース移送機構31によ
り水平移動させてボート部24での初期位置であ
る待機ポジシヨンP2に復帰させた上で、ボート
ベース23上からボート5を取出して熱処理工程
へ供給する。
尚、熱処理工程終了後、熱処理済みウエーハ
1,1……のボート5からキヤリア3への移し替
えは、ボート部24、ホルダ部27、プツシヤ部
29及びキヤリア部22の各部を上述とは逆順動
作させることにより行われる。また、中間ポジシ
ヨンP0でボート5からホルダ部27のホルダ2
6へプツシヤ28の突上げ動作によりウエーハ
1,1……を移し替えるに際して、前述したキヤ
リア3からホルダ26への移し替え時と同様、ホ
ルダ26でのウエーハ1,1……の引掛かりが発
生すれば、それを過負荷検知手段43,43にて
検出してプツシヤ28の突上げ動作を停止させ
る。
考案の効果 本考案によれば、プツシヤを一対のプツシヤ単
体を単独退入動作可能に分割し、そのプツシヤ単
体の退入動作を検出する過負荷検知手段を各プツ
シヤ単体に設けたから、キヤリア或いはボートか
らホルダへのプツシヤによるウエーハの移し替え
時、上記ウエーハの引掛かりによるプツシヤの過
負荷状態を自動的に検知でき、上記ウエーハの破
損を未然に防止することが可能となり、而も、微
弱な引掛かりによるプツシヤの過負荷状態をも検
知できるので、信頼性が高い半導体ウエーハ立替
装置を提供できると共に製品歩留まりも大幅に向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る半導体ウエーハ立替装置
の一実施例を示す正面図、第2図は第1図装置の
平面図、第3図は第1図装置の側面図、第4図は
第1図装置のプツシヤ部を示す拡大正面図、第5
図は第4図装置の平面図、第6図は第4図装置の
側面図、第7図は第1図装置のプツシヤ部の過負
荷検知手段を示す拡大部分側面図である。第8図
はウエーハを整列収納したキヤリアを示す斜視
図、第9図はウエーハを整列保持したボートを示
す斜視図、第10図は半導体ウエーハ立替装置の
従来例を示す概略構成図である。 1……半導体ウエーハ、3……キヤリア、5…
…ボート、26……ホルダ、28……プツシヤ、
35……プツシヤ単体、43……過負荷検知手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の半導体ウエーハを整列させて保持たキヤ
    リア或いはボートからその上方に配置されたホル
    ダへ、上記半導体ウエーハをプツシヤの突上げ動
    作により一括して移し替える装置において、 上記プツシヤを一対のプツシヤ単体に単独退入
    動作可能に分割し、そのプツシヤ単体の退入動作
    を検出する過負荷検知手段を各プツシヤ単体に設
    けたことを特徴とする半導体ウエーハ立替装置。
JP2700288U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0537475Y2 (ja)

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