JPS60258380A - 車両用無線式施解錠制御装置 - Google Patents

車両用無線式施解錠制御装置

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JPS60258380A
JPS60258380A JP59112820A JP11282084A JPS60258380A JP S60258380 A JPS60258380 A JP S60258380A JP 59112820 A JP59112820 A JP 59112820A JP 11282084 A JP11282084 A JP 11282084A JP S60258380 A JPS60258380 A JP S60258380A
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JP
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vehicle
door
portable device
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Application number
JP59112820A
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English (en)
Inventor
金一郎 中野
幹夫 竹内
平野 元幹
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ドアロック等の施解錠を行なう車両用無線
式施解錠制御装置に関する。
(発明の背景) 本出願人は、先に特開昭59−24075号公報におい
て「電波式キーシス−テム」を捏案した。
この電波式キーシステムは、例えば車両ドアの施解錠等
を行なうものである。このシステムでは。
機械式キーの代りとして、常時運転者が携帯用送受信I
IA(以下、携帯機という)を所持し、車両ドアのドア
ハンドル近傍に段(プられた起動スイッチをONすると
、車両側の制W装置(以下、車載機という)からリフニ
スト信号が無線送信される。
一方、携帯懺側では、リクエスト信号の受信に応答して
車両固有のコード信号を車載機側へ無線送信する。車載
機側では、この固有コード信号を受信して、予め登録さ
れている固有コード(以下、車載機側固有コードという
)と照合し、両コードが一致した場合に限り、車両利用
者ど判定してドアロックの施解錠を行なうものである。
また、このシステムでは、周辺無線機器への電波障害を
考慮して、距離減衰性の高い誘導電磁界を通信媒体とし
て採用した。このため、携帯機側のアンテナあるいは車
体側のアンテナは、誘導電磁界の送受に有効なループア
ンテナとした。
更に、車体側に設けられるループアンテナは、運転席側
ドアの施解錠用として2つのループアンテナのうち、一
方のアンテナはドアミラー内に設け、他方のアンテナは
運転席シートバック内に設けるようにし、位相合成技術
を採用することにより、携帯機側のループアンテナとの
間の伝送を一層良好にするようにした。
ところで、このシステムでは、携帯機が車両側ループア
ンテナの伝送可能Tリア内に存在する状態で、起動スイ
ッチがON操作されると、必ずドアロックの施解錠動作
が<jされる。このため、携帯機を車室内に置き忘れた
場合には、起動スイッチをONすることによって、何人
によってもドアロック解錠が可能となり、防盗性に欠(
プることになる。
そこで、本願出願人は、先に特願昭58−224961
号(未公開)′sにおいで、防ぎ忘れ防止を可能どした
車両用施解錠制御l装置を提案した。
この先願装置は、運転者が車外へ出ようとしてドアを問
いた時点でリクエスト信号を送信し、これに応答して携
帯機から送信される固有コード信号の受信レベルを検出
する。
次いで、運転者が車外へ出てドアロックを施錠した後に
再び送信される固有コード信号の受信レベルを検出し、
両名の受信レベルを比較する。
ここで、両者の受信レベルが一致した場合には、常に一
定の場所から固有コード信号が送信されているとみなし
、携帯機が車室内へ胃す忘れられていると判定する。パ
装置き忘れ″と判定された場合には、運転者にパ装置き
忘れ″を警告するとともに、以後、無線式の施解錠動作
を禁止し、防盗性を確保した。
ところが、このように降車前後の受信レベルが一致する
場合は、゛置き忘れ″の場合の他に、次の場合があるこ
とが判明した。
すなわち、運転者が携帯機を所持して車外へ出たにもか
かわらず、ドアを問いた時点での受信感度と、ドアロッ
ク施錠後の受信感度が偶然一致する場合がある。このよ
うな状態は、第14図に示す同一の等電界強度曲線上に
携帯機が存在する場合に生ずる。
なお、第14図(a )、cb >、(c )は、それ
ぞれ、ドアミラー内のループアンテナ、運転席シートバ
ック内のループアンテナおよびこれらのループアンテナ
の対による等電界強度を示す曲線である。
従って、置き忘れでないにもかかわらず、置き忘れと判
定されて警告がなされ、その後携帯機による施解錠が禁
止されるという不便がある。
つまり、このような誤判定にJ、す、携帯機による施解
錠が禁止されてしまうと、車両利用者は携帯機を所持し
ているにbかかわらり′、右来通り機械式キーで771
!!解錠をけ゛ねばならない。
(発明の目的) この発明は、車室内に携帯機を置き忘れたと仮に誤判定
されたどしても、車両利用者だけは携帯機を用いて容易
に施解錠可能どし、この種の装置の使い勝手を向1−す
ることを[1的とする。
(発明の構成) 以下、この発明の構成を第1図のクレーム対応図を用い
て説明ザる。
車両用無線式77I解錠制御’ll装置は、携帯は10
0から送信される固有コード信号を受信する車載受信機
101ど、車載受信機101で受信された携帯機100
側コードを、予め設定された車載機側コードと照合する
]−ド照合手段102と、コード照合手段102で両コ
ードの一致が照合される −のに応答して、車両ドアを
施解錠制御する施解錠制御手段103とを備えている。
置き忘れ検出手段104は、携帯1幾100の移動に伴
い、車載受信m 101における受信信号レベルが変化
するか否かに基づいて、車室内への携帯機置き忘れを検
出する。
第1のコード切換制御手段105は、置き忘れ検出手段
104で置き忘れが検出されるのに応答して、コード照
合手段102における車載機側コードを所定の別のコー
ドに切換える。
第2のコード切換制御手段106は、携帯機100側に
設けられた所定の操作子107の操作に応答して、携帯
1ioo側コードを車載機側に符合する前装別のコード
に切換える。
(実施例の説明) 第2図はこの発明の一実施例にお(プる車載機の構成を
示す回路図、第3図(ま同携帯機の構成を示すブロック
図である。また、第4図は同携帯機の外観を示す斜視図
である。
車Ii機1は、マイクロコンピュータ(以下、CPtJ
という)15を中心として構成されている。
このCPU15は、ンイク1]プロセッサ、I10イン
ターフ〕イス回路、メモリおよびタイマ等を備えている
ループアンテナ2a、2bは、各々車体のトランクロッ
ク近傍に所定間隔をおいて配置されている。
伯の一対のループアンテナ2c、2dは、第13図に示
すように、運転席側ドア近傍に配置され、一方のループ
アンテナ2Cは、運転1f^側ドアミラー内に、他方の
ループアンテナ2dは運転席シートバック内に設【ノら
れでいる。
ループアンテナ2a−2,dに対応して、運転席側ドア
およびトランクの外面所定位置には、起動スイッチ24
(第13図参照)、25が取付()られている。
ループアンテナ2b、2dには、それぞれ900移相器
3,4が接続され、Cれにより、送・受信信号が90’
移相される。
切換回路7a、7bは、CPL115からの切換信号S
1に応答して、トランク側のアンテナ対2a、2bある
いは運転部側アンアナ対2c 、 2dの何れか一方の
アンテナ対を能動状態とするスイッチ回路である。
Δ/Dコンバータ8は、運転席シートに取付けられたア
ンテナ2dによって受信される信号を高周波増幅器5を
介して入力し、この入力信号のレベルをデジタルデータ
に変換した後、受信信号強度データRfとしてCPU1
5へ供給する。
ドアスイッチ19は、運転席側ドアの開・開状態を検出
するスイッチであり、ドア間でON、ドア間でOFFと
なる。
ロックノブスイッチ22は、運転部側ドアのDツクノブ
の押込み操作がなされた場合にONするスイッチである
ロックiP、態検出スイッチ23は、ドアロック状態を
検出するスイッチであり、施錠状態でOFF。
解錠状態でONとなる。なお、ドアスイッチ20は、助
手席側ドアおよび後部座席側ドアの開・閉検出用のスイ
ッチであり、j、た4ニースイツチ21叶 ノ)i −
+Ii ’J a−ツヤ−シリンダ内にキーカ挿入され
た状態でONとなるスイッチである。
電源スタート検出回路17 GJl 、スイッチ19〜
25のうち1つでもONとなった場合(ただしスイッチ
19.23はON、OFF切換時)に所定時間駆動され
、パワーサプライ16から各回路(ご電源を供給する。
また、CPU15から電源保持信号S3が到来した場合
、スイッチ19〜25の動作に関係なく電源供給を麗持
し、CPLJ15のスタンバイ状態で電源供給を停止づ
−る。
リレー27は、CPL115からの1へランク解錠信@
S8により(・ランジスタrr lがONとなると作動
し、1−ランクロックの解錠用ソレノイドを駆動さける
リレー28およびリレー29は、各々CPU 15から
のドア施錠f乙月87およびドア解錠信号S6によりト
ランジスタTr2.Tr3がONとなると作動し1mM
錠用のモー2を駆動させる。
更に、CPIJ15には、固有コード切換回路30を介
して固有コード(1)記憶回路31と固有コード(IT
)記憶回路32が接続されている。
固有コード切換回路30は、後述する車室内への携帯機
置き忘れが判定された“場合に、cpu +5から供給
されるコード切換信号S、。に応答して、固有コードデ
ータを(1)から(II)へ切換えてCPU15に供給
する。また、この固有コードデータは、例えば1桁4ビ
ツトで4桁のII Q 11゜II 111の組合せに
よって設定されている。
一方、携帯l1a40は、第4図に示すように、略りレ
ジットカード大の薄板状に形成されており、運転者が従
来の機械式キーと同様に携帯する。また、携帯機40の
外面所定位置には、スライド式の固有コード切換スイッ
チ52が設けられている。
携帯1!3140は、第3図に示すように、受信用ルー
プアンテナ41と送信用ループアンテナ42とを儀えて
おり、受信用ループアンテナ41には、コンデンサ43
が並列接続され、このループアンテナ41とコンデンサ
43とによって、受動型の並列共振同調回路60が描成
されている。
同調回路60’によって受信された受信信号は、アナロ
グスイッチ44.検波回路45および増幅回路46を介
してマイクロコンビコータ48へ入力される。
負電源出力回路47は、マイクロコンピュータ48から
出力されるO〜3vの正パルス出力すから負電源を形成
して増幅回路46へ供給する。この負電源は、増幅回路
46中のアンプ/1.68のバイアスを動作点OVにプ
るために必要と覆る。
また、マイクロコンビコータ48には、固有コード切換
回路49を介して固有コード(−I)記憶回路50およ
び固有コード(IJ)記憶回路51が接続されている。
この2つの固有=1−ド記憶回路50および51は、車
載機側の固有コード記憶回路31および32に設定され
ている固有コードデータ(1)および(II)に符合す
る1桁4ピツ[〜で1桁の固有]−ドデータ(1)およ
び(II)をマイクロコンピュータ48へ供給するもの
である。
すなわち、第4図に示す携帯機40のコード切換スイッ
チ52を切換操作しない通常使用時においては、固有コ
ード(1)記憶回路50からの固有コードデータ(1)
がマイク【]コンピュータ48へ供給されている。
一方、スライド式のコード切換スイッチ52を第4図中
矢印方向へ切換操作すると、マイクロコンピュータ48
からコード切換信号S、がコード切換回路49へ供給さ
れる。これに応答して、コード切換回路49は、コード
記憶回路からの固有コードを(1)から(II)へ切換
えて固有コードデータ(II)をマイクロコンピュータ
48へ供給する。また、コード切換スイッチ52は、自
動戻りスイッチであり、切換操作終了後は再び固有コー
ド(1)がマイクロコンピュータ48へ供給されるよう
になっている。
更に、マイクロコンピュータ48は、固有コードデータ
をシリアルなパルス列信号として出力する動作を行ない
、この固有コード信号dは、発振回路57に入力されて
、所定周波数の搬送波成分を含んだ変調パルス列信号と
なって、バッファ56、高周波トランジスタ55を介し
て送信用ループアンテナ42へ供給される。
第5図(△)、(+3>は、携帯1幾40内のマイクロ
コンピュータ48で実11される処([11内容を示す
フローチャート、第6図−第12図は、車載機1内のC
PU15で実行される処理内容を示すフローチャートで
ある。
第5図(]3)に示寸如く、携帯機/I−0の=1−ド
切換スイッチ52がON操作されると、割込処理により
マイクロコンビコータ48内の固有コードレジスタ(図
示Uず)の内容は固イjコード(II)にセットされる
(ステップ504)。これは、第3図に示?t]−ド切
挽回路/19を固有コード(II)側へ切換設定した状
態で、固有ヨード(【I)記憶回路51から読込まれた
固有コードを前述の固有コードレジスタに格納すること
ににり行なわれる。
なお、前述した如く、二1−ド切換スイッチ52は自己
復帰Jるが、自己復帰した後も固有コードレジスタの内
容は]−ド(II)に保持されている。
この状態で、起動スイッチ24がON操作されて車載機
側からリクエスト信号が到来すると、第5図(A>に示
すメインルーヂンの如く、固有]−ドレジスタの内容が
読込まれる(ステップ5゜O,501)。
ここで、固有コードレジスタの内容は、コード切換スイ
ッチ52がON操作された後はコード(U)となり、ま
たON操作される前はコード(1)となっている。
従って、続く固有コード出力処理(ステップ502)で
は、固有コード(1)または(If)に対応するパルス
列が発振回路57へ出力され、送信用ループアンテナ4
2から固有コード信号が所定の搬送波に乗って無線送信
される。
次いで、固有コード信号の送信処理(ステップ502)
が終了すると、その都度固有コードレジスタの内容は(
1)にセットされ、再びリクエスト信号受信待機状態に
戻る(ステップ503)。
第6図は車載機1のCPtJ15で実行されるメインル
ーチンの内容を示すフローチャートである。
このメインルーチンは、各スイッチ19〜25のいずれ
か1つでも操作された時点で開始され、まず、メモリエ
リアのn番地のデータを読出し、その内容に応じて後述
するりブルー−fンA−Eを実行する(ステップ600
.,601)。
サブルーチンの実行が終了すると、nl地のリセットが
なされた後、n→−Im地の内容をn番地ヘシフトし、
同時にn +2番地以下の内容を順次1つ前の斉地ヘシ
フ1〜する処理が行なわれる(ステップ602.603
>。
次いで、n番地に入力ポー1−データが格納されている
か否かが判別され、n番地にデータありの場合には、再
びスフツブ(600)へ戻り、以下n番地にデータがな
くなるまでメインルーチンが実行される(ステップ60
4)。そして、ni地に入力ポートデータがなくなった
時点でCP LJ 15を待機状態どじ、以後、スイッ
チ19〜25のいずれかが操作され割込処理が行なわれ
るまで、CPLJ15の待機状態が継続覆ることになる
。この間各回路への電源供給(よ停止しており、車載バ
ッテリの電力消費を低減させている。
入力ポートデータは、各スイッチ19〜25が操作され
る毎に行なわれる割込処理(第7図に示す)によって、
スイッチ動作したボート類にn番地、n+1番地、・・
・、・・・の如(順次記憶が行なわれる。
サブルーチンとしては、第8図以下に示すA〜Eの5つ
のサブルーチンが設りられでいる。
サブルーチンΔは、ドアスイッチ19がONL、、入ツ
ノボートI4にアース電位の入力信号(以下、単にll
 L IIと記す)があった場合に実行される。
サブルーチンBは、起動スイッチ214がONL、入力
ポートI 10にII L IIがあった場合に実行さ
れる。
サブルーチンCは、入力ポートI5にAND回路26か
ら“H″信号入ツノされた場合に実行される。すなわち
、ドアスイッチ19がOFF (運転席側ドアの開状態
)で、かつロック状態検出スイッチ23がOFF (運
転席側ドアの施錠状態)のときに、AND回路64の出
力が′H″となる。
サブルーチンDは、ロックノブスイッチ22がONとな
り入力ポートI8に゛L″入力があった場合に実行され
る。
サブルーチンEは、ロック状態検出スイッチ23がON
(運転席側ドアの解錠状態)となり、入カポ−1−1、
に″′L″人ツクパックた場合に実行される。
次に、運転者が降車する際に、ドアロックを施錠する場
合について説明する。
運転者が降車する際の動作としては、イグニッションキ
ーシリンダから4ニーを抜取り、運転席側ドアを開いて
車外へ出た後、ドアを閉じて施錠するという一連の動作
を行なう。
このどき、運転者が携帯機40を所持している場合には
、車外へ出て閉扉した後、起動スイッチ24をONする
か(いわゆる無線ロック操作)、ロックノブを押込んだ
状態で開扉させるか(いわゆるキーレスロック操作)、
あるいはドアを閉めた後キーよって施錠するかくいわゆ
るキーロック操作)の3通りの施錠を選択できる。
まず、運転者がイグニッションキーを抜取った後、運転
席側ドアを開くと、ドアスイッチ19がONとなり、C
PtJ15が起動し、サブルーチンΔが実行される。
サブルーチンAが実行されると、ステップ(800)に
おいて、リクエスト信号(例えば、CW)出力処理が行
なわれる。すなわち、発振器12 h)らの搬送波を変
調器11を介してリクエスト信号とし、このリクエスト
信号を切換スイッチ9.切換回路7a、高周波増幅器6
bを介してループアンテナ2c、2dから送信する。
このとき、ループアンテナ2dからのリクエスト信号は
、90’移相器4によってアンテナ2Cからのリクエス
ト信号に対し900位相がずれた信号となって送出され
、空間で位相合成されて送信される。このため、携帯e
li40では、確実にリクエスト信号を受信することが
できる。
リクエスト信号が送信されると、携帯140では、第5
図(A)のフローチャートのステップ(500)の判別
結果がYFSとなり、固有コードデータが読込まれ、こ
の読込まれた固有コードデータに対応するパルス列信号
を発振回路57へ出力する処理がなされる(ステップ5
01.502)。
携帯機40から固有=1−ド信号が送信されると、車載
機1側では、ループアンテナ対2c、2dによって固有
コード信号が受信される(ステップ801)。
固有コード信号が受信されると、運転席シート内に配置
されたループアンテナ2dによって受信された信号は、
Δ/1)コンパ−98を介して受信固有コードの強度デ
ータR[としで読込まれ、第1の強度データVAとして
記憶される(ステップ802.803)。
上述の如き処理が実行されている間に、運転者は車外に
出てドアを閉じた後 起動スイッチ24をON L、 
1:とする。これに伴い、サブルーチンBが実行される
サブルーチンBが開始されると、まず、イグニッション
キーシリンダからキーが抜取られているか否かの判別処
理がされ(ステップ900) 、キーが挿入状態であれ
ば運転当は乗車中であると判定し、ドアロックのlll
1解錠動作はされない。キーが抜取られている場合は次
に、前)ホした動作と同様、リクエスト信号出力処理が
され(ステップ901)、携?!)機40からは、リク
エスト信号の受信に応答して固有コード信号が送信され
る(ステップ500〜502)。
車載機1側のループアンテナ2c、2dで受信された固
有コード信号は1位相合成された後、切換回路7b、切
換スイッチ9 J>よび高周波増幅器13を介して検波
・復調器14へ供給される。そして、この検波・復調器
14によって搬送波中のコード信号成分が抽出され、C
PU15に入力されて所定のレジスタに一時記憶される
(ステップ902)。
次に、ステップ(903)において、予め固有−コード
(1)記憶回路31に記憶されている固有コードデータ
(Nが読込まれるとともに、受信固有コードとを照合し
、両者の一致判別を行なう(ステップ904)。
判別結果が“不一致゛′であれば、携帯Iil!!40
はこの車両に適合しないと判定し、施錠動作は行なわれ
ない。
他方、両コードがパ一致″ツれば、現在ドアが解錠状態
にあるか否かの判別が行なわれる(ステップ905〉。
そして、″解錠パと判定dれた場合には、ドアロックは
施錠され〈ステップ907)、次にサブルーチンDが実
行される。
このサブルーチンDはドアが開いているか否か、またキ
ーがイグニッション−ヤーシリンダに挿入されているか
否かを判別し、ドアが間かね、かつキーが挿入されてい
る状態ではド)ノロツクを解錠させる処理である。従っ
て、ドアが閉じている場合、または、ドアが開かれてい
てもキーが抜かれている場合には、ドアの解錠は行なわ
れない(ステップ1100〜1102)。
次に、ドアが閉じられ(ドアスイッヂ19がOFFとな
る)、運転席側ドアが施錠(ロック状態検出スイッヂ2
3がOFFとなる)されたことにより、引き続きサブル
ーチンCが実行される。
サブルーチンCが開始されると、再度リクエスト信号出
力処理がされる(ステップ1000)。
そして、携帯[40からのツー113号を受信する(ス
テップ1001)と、A/D−1ンバー タ8から入力
される車室内ループアンブナ2dで受信された固有コー
ド信号の強度データRfを読込む処理が行なわれる(ス
テップ1002)。この読込まれた強度データは、第2
の強度ガータvBとして記憶される(ステップ1003
)0 次に、前述したステップ(803)の処理によって記憶
された第1の強度データVAと第2の強度データVBと
を読出し、両者の差IVA−Va1をめ、予め設定され
ているM準値Voよりも大きいか否かの判別処理が行な
われる(ステップ1004)。
IVA−Vatが基準値VD以下の場合には、VA″−
VBとみなす。すなわち、運転者が降車する際にドアを
間【プだ時点の受信信号強度VAと、降車し、かつ閉扉
してドア施錠した後の受信信号強度Vaとが変化してい
ないことを示している。
このような状態は、携帯m40を車室内へ置き忘れだ場
合の他に、携帯機40を車外へ持ち出して施錠したにも
かかわらず、\/A検出時とVB検出時とで偶然、第1
4図に示づ同一の等電界強度曲線上に携帯機40が存在
する場合に生ずる。
従って、IVA−V[]lが基型値Vo以下の場合には
、スフツブ(1005)が実行されて、固有コードを(
1)から(II)へ切換える処理がなされる。これは、
CPU1bからコード切換回路30ヘコード切換信>’
r S Illを出力し、かつ固有コードを読取る処理
である。これによって、CPU15へは固有ロードデー
タ(II)が供給されることになる。
従って、携帯機40を車掌内へ置ぎ忘れた場合、第三者
が起動スイッチ24をON操作しても、携帯機側固有コ
ードと車載機側同右コードが一致しないため、ドアの解
錠がなされることは4f<、防盗性が確保される。
他方、運転者が携帯1jlt40を所持して車外へ出て
いる場合には、携帯機40の」−ド切換スイッチ52を
ON操作づ−れり゛、マイクロコンピュータ48から固
有コード切換信号S tnが固有コード切換回路49へ
出力される。これによって、固有コードレジスタの内容
は第5図(B)の割込処理で(1)から(IT)へ切換
わり、CPU15に供給されている車載機側の固有コー
ド(II)と一致づ“る。この状態で起動スイッチ24
をON操作すれば、その時点にお1プる固有コードレジ
スタの内容。
すなわち固有コード(II>が車載機側へ送信されるた
め、第9図に示す車載機側サブルーチンBのコード照合
結果t;L Y E Sとなり(ステップ904)、ド
アの解錠動作が可能となる。
また、固有コード送信処理が終了すると、携帯機側の固
有コードは再びコード(I)に自己復帰するため(ステ
ッ□プ503)、以@番、未平常通りの無線式施解錠が
可能となる。
更に、携帯d側のコード切換処理(ステップ504)は
割込処理で行なわれるため、コード切換スイッチ52を
ON状態に保持せずとも、コード(II)の送信ができ
る。
次いで、ドアロック解錠に1゛1′ってサブルーチンE
が実行され、小載機側固右二1−ドは通常使用時のコー
ド(I)に切換わるくステップ1200゜i 201 
>。
次に、運転者がドアを問いて車外へ出た後、ドアロック
ノブを押込んだ状態で閉扉させ、ドアを施錠さV/、:
場合(キーレスロック操作)について説明する。
前述したと同様、ドアが開かれるとりブルーチン八が実
行され、第1の強度データVAが記憶される(ステップ
800〜803 ) 、。
次いで、ドア[]ツクノブを押込んで閉扉させるのに伴
ってサブルーチンCが実行され、第2の強度データVB
が記憶される(ステップ1000〜1003)。そして
、前J L タ如く、lV A−VBl >Voかの判
定処理がなされ(ステップ1004)、V^=VBの場
合(ずなわち、置き忘れの場合)には、車戦機側固右]
−ドをコード(1)からコード(II)へ切換える処理
がなされる(ステップ1005)。
この場合にあっても、型室内に携帯機40を置ぎ忘れて
いても携帯機剛固イjコードと車載機側固有コードは一
致しないため、第三省による解錠は不可能である。
また、運転者が携帯機を車外へ持ち出している場合には
、前記同様、切換スイッチ52をONさせた状態で起動
スイッチ24をONさせればドアロックは解錠され、引
き続きサブルーチンEの処・ 哩により、車載機側固有
コードは]−ド(I)に切換ねるのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、この発明に係る車両用無
線式施解錠制御装置にあっては、車室内へ携帯はを置き
忘れたと仮に誤判定されたとしても、車両利用者だけは
携帯機を用いて容易に施解錠可能とすることができ、装
置の防盗性を維持しつつも、その誤動作時の使い勝手を
一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例装置における車体側制御装置の電気的構成を
示J−回路図、第3図は同実施例装置における携帯機の
電気的構成を示すブロック図、第4図は同携帯機の外観
を示す斜視図、第5図(A)、(B)は同実施例装置の
携帯機において実行される処理の内容を示すフローチャ
ート、第6図〜第12図は同装置の車体側制御装置にお
いて実行される処理の内容を示すフ[1−チャート、第
13図はこの発明の一実施例装置にお【ブる運転席側ド
ア施解錠用のループアンテナの配置を示す斜視図、第1
4図(a)はドアミラー内のループアンテナから見た等
電界強電曲線、同図(b)は運転席シート内のループア
ンt;Jから児だ等電界強度曲線、同図(C1はドアミ
ラー内のループアンテナと運転席シート内のループアン
テナの対による合成された等電界強度曲線である。 100.710・・・携帯機 101・・・・・・・・・・・・車載送受信機102・
・・・・・・・・・・・コード照合手段103・・・・
・・・・・・・・施解錠制御1段104・・・・・・・
・・・・・置ぎ忘れ検出手段105・・・・・・・・・
・・・第1のコード切換制御手段10G・・・・・・・
・・・・・第2のコード切換制御手段107・・・・・
・・・・・・・操作子15、/1.8・・・・・・マイ
クロコンビコータ30.49・・・・・・固有コード切
挽回路31.32,50.51・・・固有コード記憶回
路52・・・・・・・・・・・・・・・固有コード切換
スイッチ特許出願人 I」産自動中株式会召 第5 図(A) 第5 図(B) 第6図 第8図 第10図 第11図 第12図 手続ネ甫正仲■(方式) 昭和59年9月27日 特願昭59−112820号 2、発明の名称 車両用無線式施解錠制御&lI装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地名 称 (
399)日産自動車株式会社代表者 石 原 俊 4、代理人〒ioi 住 所 東京都千代田区内神田1丁目15番16号5、
補正命令の日付 昭和59年9月25日6、補正の対象 (1)明細書の図面の簡単な説明の欄 :σジなイJ入、 7、補正の内容 “・(1)明細m第28頁第10行目から第15行目に
[第14図(a)はドアミラー内のループアンテナから
見た等電界強度曲線、同図(b)は運転席シート内のル
ープアンテナから見た等電界強度曲線、同図(C)はド
アミラー内のループアンテナと運転席シート内のループ
アンテナの対による合成された等電界強度曲線であ゛る
。」とあるのを、「第14図はドアミラー内のループア
ンテナから見た場合(a)、運転席シート内のループア
ンテナから見た場合(b)、ドアミラー内のループアン
チノーと運転席シート内のループアンテナの対による合
成された場合(C)をそれぞれ示す等電界強度曲線であ
る。」と訂正覆る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)携帯機から送信される固有コード信号を受信する
    車載受信機と; 前記車載受信機で受信された携帯機側コードを、予め設
    定された車載機側コードと照合するコード照合手段と; 前記コード照合手段で両コードの一致が照合されるのに
    応答して、車両ドアを施解錠制御する施解錠制御手段と
    を備えた車両用無線式施解錠制御装置において; 前記携帯機の移動に伴い、前記送受信機における受信信
    号レベルが変化するか否かに基づいて、車室内への携帯
    機の置き忘れを検出する置き忘れ検出手段と; 前記置き忘れ検出手段で置き忘れが検出されるのに応答
    して、前記コード照合手段における車載機側コードを所
    定の別のコードに切換える第1のコード切換制御手段と
    : 携帯機側に設けられた所定の操作子の操作に応答して、
    携帯機側コードを車載機側に符合する前記置のコードに
    切換える第2の二1−ド切換手段とを設けてなることを
    特徴とする車両用無線式施解錠制御装置。
JP59112820A 1984-06-01 1984-06-01 車両用無線式施解錠制御装置 Pending JPS60258380A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190962U (ja) * 1987-12-07 1989-06-15

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