JPS60258341A - 木造建築に使用する柱と梁等との結合工法 - Google Patents

木造建築に使用する柱と梁等との結合工法

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JPS60258341A
JPS60258341A JP11365884A JP11365884A JPS60258341A JP S60258341 A JPS60258341 A JP S60258341A JP 11365884 A JP11365884 A JP 11365884A JP 11365884 A JP11365884 A JP 11365884A JP S60258341 A JPS60258341 A JP S60258341A
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beams
connection
pillar
fitting
column
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JP11365884A
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哲夫 水野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は木造建築に使用する柱と、梁、胴差。
桁等との結合工法に関する。
(従来の技術) (発明が解決しようとする問題点) 従来の工法に於いては第1図示の如く、1階と2階床の
位置で、梁、胴差9桁11,12,13.14等の仕口
19.20,21.22が最も端通な例として四方から
集中し、その部分での通し柱10の有効横断面積15.
16,17.18が著しく欠損し、極端な場合には通し
柱10の基横断面積の1/2〜1/3程度に迄減少せざ
るを得なくなる。従って、地震及び台風等の横方向から
の外力を受けると脆く折損する。
又、通し柱10には桧木材等の比較的丈夫な心持材を使
用するが、耐力を備えた肝心の心材部分を構造上欠損を
余儀無くされ、耐力の小さい辺材部分のみが皮肉にも残
存する結果となり、心持材の特徴を充分活用する事がで
きない。
更には、梁、胴差2桁11,12,13.14等の仕口
19,20,21.’22が通し柱10に集中する個所
は、建築構造上重要な役目を担っており、形状及び構造
も入り組んで複雑であるばかりでなく併せて当然寸法制
度も要求されるので、墨出し及び加工には充分な時間と
可成りのP練とが必要である。
組立て取付は時には仕口19.20,21.22が集中
している為、該仕口のあそびが適当に必要で、その結果
不安定となり、梁、胴差5桁11,12,13.14の
落下、転倒の欠険本多い。
一方、梁、胴差1桁11. 12. 13. jjの側
から見れば、仕口19.20,21.22に夫々嵌合す
る突部23,24,25.26は通し柱10の必要最小
限の許容される有効横断面積15゜16.17.18を
残存させる必要性から、これ又充分の横断面積を取れな
いので、基横断面積の割には強度を充分発揮できない問
題があった。
そこで本発明は、上述の従来工法の諸問題を解消するた
めに、通し柱及び梁、胴差2桁の結合部分の夫々の横断
面積を、基横断面積をそのまま欠損する事なく活用でき
る様にすることをその課題とするものである。
〔構成〕
(問題点を解決するための手段) 課題達成のために講した技術的解決手段は、一対の側壁
面と底面及び背面で一体的に形成した支持金具の支持空
間で、梁等の先端部を支持し、前記支持金具の背面から
後方へ一体的に突出した突起部を柱に穿設した窪み部に
嵌合させ、更に梁。
支持金具及び柱を通しボルト手段で連結したことにある
(作用) 本手段によると、従来工法のように、梁等の仕口が嵌合
するための大きな切欠きを必要としなく、僅かに支持金
具の突起部が柱の窪み部に嵌合するだめの切欠きが存す
るのみで、柱の基横断面積を略そのまま有効断面積とし
て活用できるので、地震及び台風等の横力にも充分耐え
られ切損の虞れがなくなり、又、柱、梁、胴差及び桁等
の結合のための加工が不要のため熟練作業者による格別
の工作を必要としない。
(実施例〕 以下、本発明を具体化した実施例について図面に従い説
明する。
第2図は通し柱30に対して梁31が一方のみから結合
される例を示し、第3図はその状態を分解した斜視図で
ある。
32は支持金具で、鉄板製で溶接により一体成形されて
いる。
左右一対の側壁面33.34を備え、下方には底面35
を有し、更にそれらを背部で連接する背面36を備え、
丁度上面と正面が欠落した左、右、底及び背面の4面か
ら成る略立体を呈し、内部には縦断面矩形状の梁31が
滑合する程度の支持空間37が形成される。
更に支持金具32の背面36は、柱30への接合状態を
良好ならしめる垂下部38と、柱3への支持金具32の
結合を確実ならしめ且つ梁31の重量を金具32を介し
て柱3で担持するための上、下一対の突起部39.40
とを備えている。
次いで柱30.金具32及び梁31の組付けは、先ず金
具32の上下突起部39.40に合わせて、柱30の一
面に予め穿設した上下一対の窪み部41,42に金具3
2の突起部39.40を嵌・合させて、両者を仮止めし
、続いて梁31の結合先端部を上方又は前方から金具3
2の支持空間37内に滑合載置し、前後通しボルト手段
(ナツト・座金を含む)43で梁31.金具32及び柱
30の王者を強固に締め付は固定する。
尚、ボルド手段43,44.45の締め付は個所、その
数及び大きさ並びに金具32の突起部39.40及び垂
下部38の形状、大きさ1個所等は必ずしも図示通りの
ものでなくとも、結合部分に要求される強度、大きさ、
デザイン等で最適なものを選択すればよく、金具32の
材質についても鉄に代表される金属類で、溶接、鋳造及
び押し出し成形できるものの内から適宜選定すればよし
)。
第4図は第2図の一方面結合に対し、その反対面からも
結合する形式で、金具32aが増設された前後面一対結
合形式を示し、第5図は同様に金具32bが増設された
前面、右面のL字形結合形式を示し、更に第6図は同様
に、金具32a、32b、32cが増設された前後、左
右四面の十字形結合形式を示し、夫々柱30と、金具3
2.32a、32b、32Cとの結合連結関係は第2゜
3図の実施例と略同様につき説明を省略する。特に第1
図示の従来工法と第6図示の本発明の一実施例工法と比
較すれば、柱に対して梁を結合するための柱の有効横断
面積は、前者は梁の仕口が嵌合するため、著しく欠損し
て少なくなるのに対し、後者は金具を柱に取付けるため
の窪み部があれば足り、然も窪み部の上下位置は前・後
・左・右四面で同一横断位置とすることなく少し宛ずら
せば更に有効横断面積が有効に活用できる。
又、梁側からも前者は仕口形状のため欠損部を生し、充
分な横断面積が活用できないのに対し、後者は梁に何等
の加工も施さず、単なる通しボルト貫通孔のみでよ(、
結合上の理由による欠損は皆無である。
〔発明の効果〕
前述の課題を達成するための、解決原理を異にする手段
として、第7図示の如く仕口(結合)部分の欠損及び折
損を防止するため短冊形状およびL字形状の金具を当該
部分に当てがい、通しポル・トで連結することも考えら
れるが、外方から当てがうのみで且つ個々の金具が単独
で作用するのみで協同して働かず、強度上充分な効果が
得られない。
又、柱より細巾の梁を結合する場合は、特に短冊金具を
直線状のもので施行すると締め付は部で短冊金具と梁と
の間で隙間が生じ、結合がしつくりいかない。
又、第1図示の従来工法と第7図示の併用も考えられる
が、柱の有効横断面積は梁の仕口分だけ確実に減少する
ため好ましくない。
それ等に対し、本工法によれば、前述の従来技術の欠点
を全て解消できることは無給のこと、左右一対の側壁面
、底面及び背面を夫々構成する各面位が一体的に爆接等
で予め一体連結されているので、横力に対し、夫々が協
同して抗力を発起するので、強度上優位であり、且つ組
付は工程に於いても予め柱に金具を仮固定し、後に梁を
上方又は各側方から金具の支持空間に滑合載置すればよ
く、その後通しボルトで締め付けるのみで完成し、容易
且つ確実に施行できる。
又、外見上のデザインにも勝れ、特に木材建築には最適
の結合工法としてその成果を如何なく発揮できる。
【図面の簡単な説明】
30・・・柱、31・・・梁、32・・・支持金具、3
3.34・・・一対の側壁面、35・・・底面、36・
・・背面、37・・・支持空間、39.40・・・突起
部、41.42・・・窪み部、43,44.45・・・
通しボルト手段第4− 第5@ 第61 手続補正書(方力 1、事件の表示 昭和59年特 許 願第113658号2、発明の名称 木造建築に使用する柱と梁等との結合工法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 昭和59年 9月 5日 (発送日 昭和59年 9月25日) 5.4正の対象 6、補正の内容 明細書中、4、図面の簡単な説明に於て、第9頁第1行
と第2行の間に以下の文章を追加挿入する。 r第1図は従来工法を示す分解斜視図、第2図は本発明
の第1実施例を示す斜視図、第3図は第2図の分解斜視
図、第4図は本発明の第2実施例を示す斜視図、第5図
は本発明の第3実施例を示す斜視図、第6図は本発明の
第4実施例を示す斜視図である。′」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の側壁面と底面及び背面で一体的に形成した支持金
    具の支持空間で梁等の先端部を支持し、前記金具の背面
    から後方へ一体的に突出した突起部を柱に穿設した窪み
    部に嵌合させ、梁、支持金具及び柱を通しボルト手段で
    連結した事を特徴とする木造建築に使用する柱と梁等と
    の結合工法。
JP11365884A 1984-06-01 1984-06-01 木造建築に使用する柱と梁等との結合工法 Pending JPS60258341A (ja)

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JP11365884A JPS60258341A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 木造建築に使用する柱と梁等との結合工法

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JP11365884A JPS60258341A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 木造建築に使用する柱と梁等との結合工法

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ID=14617858

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108103U (ja) * 1990-02-22 1991-11-07
JPH03130803U (ja) * 1990-04-18 1991-12-27
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