JPS60255820A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPS60255820A
JPS60255820A JP11081984A JP11081984A JPS60255820A JP S60255820 A JPS60255820 A JP S60255820A JP 11081984 A JP11081984 A JP 11081984A JP 11081984 A JP11081984 A JP 11081984A JP S60255820 A JPS60255820 A JP S60255820A
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resin composition
epoxy resin
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anhydride
epoxy
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JP11081984A
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JPS6331492B2 (ja
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Toru Koyama
徹 小山
Shu Sugano
菅野 周
Shinichi Toyoda
豊田 伸一
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は硬化性と貯蔵安定性の良好なエポキシ樹脂組成
物に関する。
1′発明の背景〕 エポキシ樹脂組成物は硬化時の収縮が少ないため、内部
歪みも少なく機械的強度が大で、電気絶歇性、耐熱性、
耐水性及び耐薬品性が優れた硬化物を与えるので、含浸
、注型あるいは成形材料などとして多方面に使用されて
いる。しかし、エポキシ樹脂組成物は硬化触媒を含む状
態においては、室温で数日間放置すると粘度が上昇し、
使用不能となる。加温状態では該組成物は、より速やか
に重合を生起し、60℃で数十時間でゲル化する。
このような性質は、多量の液状該組成物をタンクに貯蔵
し、特に加温下で含浸に反覆使用するような方法におい
て大きな障害となっていた。そこで、硬化触媒の添加量
を減らし、可使時間を伸ばそうとすると、硬化・性が不
足してその硬化物の特性(例えば、熱変形温度や機械的
特性)が低下する。
このような硬化触媒の添加量の調節だけでは硬化性と貯
蔵安全性の両立が不可能であった。そこで。
エポキシ樹脂組成物の硬化性と貯蔵安定性の両立を図る
ため、各所で潜在性硬化促進剤の研究が盛んに行なわれ
た。その結果、アミンあるいは4級アンモニウムの有機
酸塩(例えば、特公昭49−25000 ;特公昭37
−7136) 、アミンの分子間配位化合物(例えば、
 U、 S、 P、 3,347.827;U、 S 
、 P、 3,395,121 ; U、 S 、 P
、 3,065,195; F r 2,00L238
) 、アミンの分子内配位化合物(例えば、U、 S、
 S、 R,204,573) 、アミンとアルデヒド
又はケトンとの反応生成物(例えば、U、 S、 P、
 3,291,776; U、 S、 P、 3,40
1.146;U、 S 、 P、 3,310,602
;特公昭45−1756) 、尿素誘導体及びジシアン
ジアミド(例えばU、S、P。
3.294,749; U、 S 、 P、 3,22
7,679) 、ヒドラジノ基を有する化合物(特公昭
48−82,000 ; GerOffen−2,35
5,121) 、ボレート(例えば、U、 S、 P、
 3,269,960;特公昭41−26,391 ;
特公昭47−26378 ) 、フェロセン(例えば、
特公昭45−37,867) 、リン化合物(例えば、
特公昭47−26398)あるいは、アミンのマイクロ
カプセル化(例えばU 、 S 、 P 、 3,39
5,105) 、アミンのモレキュラーシーブによる吸
着(例えばU、S、P。
3.417,046)などが提案された。これらはいず
れも硬化性と貯蔵安全性の両立が不十分であった。特に
含浸、注型用の液状エポキシ樹脂組成物に対して硬化性
と貯蔵安全性の両立が不十分であった。
そのため、液状のエポキシ樹脂組成物をコイル含浸など
に用いる場合、含浸などの操作に先だって硬化触媒を含
浸すべき対象物に付着させ:含浸などを行って硬化させ
る方法も提案されている。
しかし、このような方法は複雑で工程が多くなるうえに
、硬化触媒のばらつきや剥離などのために硬化物の特性
にばらつきが生じる。又、硬化触媒が貯蔵すべき液状エ
ポキシ/樹脂組成物に溶解し。
該組成物の可使時間を短かくするなどの欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前述のような欠点を伴うことなしに、
硬化性と貯蔵安全性の両立のとれたエポキシ樹脂組成物
を提供することにある。
七の要点は、エポキシ樹脂組成物に、アルカリ金属また
は/およびアルカリ土類金属、有機モノカルボン酸を必
須成分とすることである。
本発明におけるエポキシ樹脂組成物に使われるエポキシ
樹脂としては、例えば、ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル、ブタジエンジエポキサイド、3,4−工゛
ボキシシク口ヘキシルメチル−(3,4−エポキシ)シ
クロヘキサンカルボキシレート、ビニルシクロヘキセン
ジオキサイド、4.4′−ジ(1,2−エポキシエチル
)ジフェニルエーテル、4.4’ −(1,2−エポキ
シエチル)ビフェニル、2.2′−ビス(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)プロパン、レゾルシンのジグリシ
ジルエーテル、フロログルシンのジグリシジルエーテル
、メチルフロログルシンのジグリシジルエーテル、ビス
(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、3− 
(3,4−エポキシ)シクロヘキサン−5,5−スピロ
(3,4−エポキシ)−シクロヘキサン−m−ジオキサ
ン、ビス−(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
シル)アジペート、N、N’ −m−フェニレンビス(
4,5−エポキシ−1,2−シクロヘキサンジカルボキ
シイミドなどの2官能のエポキシ樹脂、バラアミノフェ
ノールの一トリグリシジルエーテル、ポリアリルグルシ
ジルエーテル、1,3.5−トリ(1,2−エポキシエ
チル)ベンゼン、2゜2’ 、4.4’ −テトラグリ
シドキシベンゾフェノン、テトラグリシドキシテトラフ
ェニルエタン、フェノールホルムアルデヒドノボラック
のポリグリシジルエーテル、グリセリンのトリグリシジ
ルエーテル、トリメチロールプロパンのトリグリシジエ
ーテルなどの3官能以上のエポキシ樹脂が用いられる。
上記エポキシ樹脂のうち、3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル=(3,4−エポキシ)シクロヘキセンカル
ボキシレート、ビニルシクロヘキセンジオキサイドなど
の脂環式エポキシ4tit脂や、ビスフェノールAのジ
グリシジルエーテルが有用である。
又、該エポキシ樹脂には、低粘度化や耐熱性。
電気絶縁性などの向上のために、ポリカルボン酸無水物
を含むことが好ましい。そのような酸無水物としては、
エポキシ樹脂の硬化剤として周知のポリカルボン酸無水
物、例えば、無ホフタン酸、無水イタコン酸、無水コハ
ク酸、無水シトラコン酸、無水アルケニル酸、無水ドデ
セニルコハク酸、無水トリカルバリル酸、無水マレイン
酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒド
ロフタル酸、無水ピロメリット酸、無水シクロペンタン
テトラカルボン酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン
酸、エチレングリコールビストリメリテイト、グリセリ
ントリストリメリティト、メチルシクロペンタジェンの
無水マレイン酸付加物、無水クロレンデイック酸、無水
アルキル化エンドアルキレンテトラヒドロフタル酸、無
水メチル2−置換ブテニルテトラヒドロフタル酸などが
ある。
このうち、メチルシクロペンダジエンの無水マレイン酸
付加物、無水メチルテトラヒドロフタル酸無水メチルへ
キサヒドロフタル酸などのような液状を有する酸無水物
が有用である。
本発明におけるアルカリ金属、アルカリ土類金属として
は、Li、Na、に、Ca、Mg、Ba等の水酸化物、
アルコキシ化合物、フェノキシ化合物、ハロゲン化物、
有機カルボン酸塩、アンモニウム塩、炭酸塩、重炭酸塩
、シアン化物、酸化物などがある。このうち、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルコキ
シリチウム、アルコキシナトリウム、アルコキシカリウ
ムが好ましい。アルカリ金属または/およびアルカリ土
類金属は該エポキシ樹脂組成物の総重量に対して金属成
分として(0,5〜10)Xi5’重量%、とくに(1
〜4)XIO−’重量%が使用される。該金属成分が多
すぎると貯蔵安定性が不足する傾向にあり、逆°に少な
すぎると硬化性が低する傾向にあり、逆に少なすぎると
硬化性が低下する傾向にある。
本発明における有機モノカルボン酸としては、HCOO
H,CH* C0OH,CH,3CH2C0OH。
CHs (CH2)2 COO1(、CH3(CH2)
I C00N。
CH3(C)+2 )4 C0OH,C)+3 (CH
2)5COOHなどが挙げられる。該有機モノカルボン
酸は該エポキシ樹脂組成物の総重量に対して0.05〜
2重量%、とくに0.3〜1.3重量%が好ましい。該
有機モノカルボン酸の含有量が多すぎると貯蔵安定性が
不足する傾向にあり、逆に少なすぎると硬化性が不足す
る傾向がある。
本発明のエポキシ樹脂組成物の硬化機械は正確にはわか
らないが、下図のようにPu5h−Pυ月反応で進行す
るものと思われる。
CHCH2←Y \ 1 ↓ X : Ct13(CI(2)n C00HY:アルカ
リ金属または/およびアルカリ土類金属 本発明のエポキシ樹脂組成物は、必要に応じて公知の添
加剤、充填剤、顔料、または溶剤等を加えて用いること
もできる。
〔発明の実施例〕
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例】 3.4−エポキシシクロヘキシルメチル−(3゜4−エ
ポキシ)シクロヘキサンカルボキシレート(1)258
g (1,0モル)5メチルシクロペンタジエンの無水
マレイン酸付加物(■)267g(1,5モル)を混合
し、エポキシ樹脂組成物(Ill)を得た。
次に、エポキシ樹脂組成物(m)に、酢酸(IV)およ
びナトリウムメチラート〔Vを所定の配合割合で混合し
、エポキシ樹脂組成物(VI)を得た。
この(VI)を40℃′に保管したときの粘度経時変化
を測定し、シェルフライフをめ、その結果を第1図に記
載した。なお、シェルフライフは粘度が初期の10倍に
達する迄の時間(日数)とした。第1図の・は酢酸含有
量が1.3重量%、Oは1.0重量%、Qは0.7重量
%、のは0.5重量%、Oは0.3重量%である。
次に、エポキシ樹脂組成物(VI)を160℃に5時間
、170℃に5時間加熱し、硬化物を得た。
この硬化物の熱変形温度をJIS K−6911に準拠
して測定した。その結果を第2図に示す。なお、第2図
の記号は第1図と同じである。
第1図と第2図から、Na+含有量及び酢酸含有量が少
なくなると、シェルフライフが延びるが硬化性が不足し
、熱変形温度が低下する傾向にあることが分かる。又、
逆にNa+含有量と水酸基含有量が増えると、シェルフ
ライフが短かくなることが明らかである。
実施例2 エポキシ樹脂としてビスフェノールAのジグリシジルエ
ーテル、172 g(0,5モル)、3.4−エポキシ
シクロヘキシルメチル−(3,4−エボキシ)シクロヘ
キサンカルボキシレート129g(0,5モル)を用い
た以外、全〈実施例1と同一にし、第3図および第4図
を得た。
実施例3〜9 実施例1のエポキシ樹脂組成物(m)に、酢酸(IV)
またはフェノール、およびアルカリ金属または/および
アルカリ土類金属を第1表の割合で混合し、シェルフラ
イフと熱変形温度を測定した。
その結果を第1表に示す。
実施例10〜11.比較例1〜3 第2表記載の配合割合のエポキシ樹脂組成物を作製し、
シェルフライフと熱変形温度を測定した。
その結果を第2表に示す。
第2表から、本発明のエポキシ樹脂組成物は比較例と比
べ、貯蔵安定性と硬化性のバランスがとれていることが
分かる。
以上実施例から明らかなように、酢酸を含む化合物とア
ルカリ金属または/およびアルカリ土類金属を含有する
エポキシ樹脂組成物は、貯蔵吹全性、硬化性が両立して
いる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エポキシ樹脂組成物、アルカリ金属または/および
    アルカリ土類金属および有機モノカルボン酸を必須成分
    とすることを特徴とするエポキシ樹脂組′−酸物。
JP11081984A 1984-06-01 1984-06-01 エポキシ樹脂組成物 Granted JPS60255820A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11081984A JPS60255820A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エポキシ樹脂組成物

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JP11081984A JPS60255820A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エポキシ樹脂組成物

Publications (2)

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JPS60255820A true JPS60255820A (ja) 1985-12-17
JPS6331492B2 JPS6331492B2 (ja) 1988-06-24

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ID=14545457

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JP11081984A Granted JPS60255820A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エポキシ樹脂組成物

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JP (1) JPS60255820A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212261A (en) * 1990-12-17 1993-05-18 Henkel Research Corporation Latent, heat-curable epoxy resin compositions containing metal carboxylate curing systems
WO1999027892A3 (de) * 1997-12-02 1999-11-04 Espe Dental Ag Lagerstabile kationisch polymerisierende zubereitungen mit verbessertem härtungsverhalten
JP2002080557A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Daicel Chem Ind Ltd 脂環エポキシ組成物、エポキシ樹脂組成物及びそれからなる封止材

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WO1999027892A3 (de) * 1997-12-02 1999-11-04 Espe Dental Ag Lagerstabile kationisch polymerisierende zubereitungen mit verbessertem härtungsverhalten
JP2002080557A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Daicel Chem Ind Ltd 脂環エポキシ組成物、エポキシ樹脂組成物及びそれからなる封止材

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JPS6331492B2 (ja) 1988-06-24

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