JPS60254223A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野１ 本発明は、入力情報を行毎に記憶可能なラインバッファ
メモリを備え、編集処理を行毎に可能なラインエディツ
ト機能を有する電子タイプライタ等の電子機器のデシマ
ルタブ機能の改良に関する。

【従来技術ｌ 従来のこの種の電子機器において、小数点のついた数字
をタブセットした位置に桁そろいして表示するデシマル
タブ機能を実行する場合には、キーボードから所望の列
位置でデシマルタブ入力モードの指定を行なった後、数
字列を数値キーの押下で入力すると、それらの入力数字
列はいったんデシマルタブ入力用のバッファメモリに一
時的に格納され、次いで小数点キーの押下に応じてデシ
マル１タブ入力用のバッファメモリ内のデータ（数字列
）を、小数点が次のタブ位置（指定のデシマルタブ位置
）に格納されるようなタイミングで、ラインバッファメ
モリに転送していた。このため、従来では、上述のよう
なデシマルタブ入力用のバッファメモリを必要とし、ま
た表示画面にうインバッファメモリのデータを表示した
り、デシマルタブ入力用のバッファメモリのデータを表
示したりする必要があるので、その表示画面制御も複雑
となるという欠点があった。

［目的１ 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、デシマ
ルタブ入力用のバッファメモリを用いずに、ラインバッ
ファメモリへ直接デシマルタブ入力を可能とする電子機
器を提供することにある。

上述の目的の達成のため、本発明では、デシマルタブ入
力モード指定が行なわれると、カーソルを次のタブ位置
にセットし、その後に数値キーが押下られると、そのセ
ットされたカーソル位置を通常の電卓（電子卓上計算機
）のエントリメモリの最下位桁の様に機能させて入力数
値キャラクタをラインバッファメモリ内のカーソル位置
の左桁位置に順次インサートして格納し、次に小数点キ
ーが入力されると、デシマルタブ入力モードを解除し、
その後に小数部の数値が入力されると、順次カーソルを
右方向に移動させてラインバッファメモリのカーソル位
置に小数部の数値を格納するように制御している。

［実施例１ 以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の構成例を示す。ここで、ＫＢはキー
ボードであり、Ａ−Ｚのアルファベット、およびＯ〜９
の数字、小数点およびスペースを入力するアルファニュ
ーメリックキーαＮおよびデシマルタブ入力モードを指
定するデシマルタブキー　［ＤＥＣＴＡＢ］　、タブ位
置をセットするタブセットキー　［ＴＡＢＳＥＴ］およ
びデシマルタブ入力モードを指定するリターンキー［Ｒ
ＥＴＵＴＮ］等を配設しである。

一方、ｃｐｕは、キーボードＫＢのキー人力ＫＢＳが入
力するマイクロプロセッサ等からなる制御ユニットであ
り、クロックパルス発生回路、遅延回路、ゲート回路お
よびその他の論理回路などを備えた順序制御回路の形態
に構成しである。またＰＲＴは印字装置であり、キーボ
ードＫｎからタイプインしたキー人力ＫＢＳにそれぞれ
対応する文字や数字を制御ユニッ）　ＣＰＵからの印字
制御信号ＧＰＲＴの制御に基づいて印字紙上に印字する
。ＤＩＳは例えば、ドツトマトリクス型の液晶表示器な
どからなる表示装置であり、制御ユニットｃｐｕからの
表示制御信号ＣＤ　ＩＳの制御に基づいて、タイプイン
したキー人力ＫＢＳにそれぞれ対応する文字や数字を表
示する。　さらに、ＲＯＭは、読出し専用の記憶装置（
リードオンリメモリ）であり、制御ユニッ）　ｃｐｕが
印字装置ＰＲＴや表示装置ＤＩＳ等の各構成装置に制御
信号を供給する際に、その制御信号を供給するための第
３図に示すような制御手順を制御ユニッ）　ＣＰＵに順
次に知らせるのに必要なマイクロ命令群をあらかじめ記
憶させである。また、ＲＡＭはランダムアクセス可能の
記憶装置（ランダムアクセスメモリ）であり、各構成装
置の動作状態を記憶し、あるいは入力した文字や数字等
のデータ等を内部のテキストメモリ領域ＴＥＸに記憶す
る。

また、ＢｕＳはパスラインであり、制御ユニットＣＰＵ
と両記憶装置ＲＯＭおよびＲＡＭ間でメモリアドレスや
データを転送する。

第２図は第１図のキーボードＫｎのキー操作により入力
して記憶装置ＲＡＭ内に記憶させた制御データの内容の
一例を示す。

次に、第２図のキー操作手順および第３図のフローチャ
ートを参照して、第１図の本発明の詳細な説明する。第
２図のキー操作手順ｌに従って、まず、キーボードＫｎ
上のパワースイッチ（不図示）を押してパワーオン（電
源投入）にすると、制御ユニツ）　ＣＰＵは第３図のフ
ローチャートにおけるステップＳ１において、記憶装置
ＲＡＭの記憶領域の全体をクリアし、表示装置組Ｓ上の
カーソル位置（−で示す）および印字装置ＰＲＴの印字
ヘッド位置（口で示す）を記憶する記憶装置ＲＡＭ内の
メモリ領域のカーソルポインタＣＩＩＲおよびヘッドポ
インタＨＤにそれぞれ１″を記憶させた後に、次の判定
ステップＳ２およびＳ３において、記憶装置ＲＡＭの表
示用メモリ領域ｌｌｌ５Ｐ内の表示データを表示装置口
ＩＳに表示しながらキーボードＫＢのキーが押下される
のを待機する制御ループを実行する。

次に、第２図のキー操作手順２において、キーボードＫ
ＢのスペースキーＩ］からのキー人力信号ＫＢＳが入力
されると、制御ユニッ）　ＣＰＵは、第３図のフローチ
ャートにおけるステップＳ４でそのキー人力信号ＫＢＳ
がキャラクタキーの押下による信号であるか否かを判断
し、この場合スペースキーの信号であるのでキャラクタ
キーの押下によるものであると判別して、次の判定ステ
ップＳ５でフラッグＦが０”であることを検出すると、
ステップＳ６に移行して印字装置ＰＲＴにスペースの印
字処理を行わせた後、ヘッドポインタＨＤを＋１だけ加
算し、さらに記憶領域ｌｌｌ５Ｐ中のカーソルヘッドポ
インタＣＵＲ内のデータ″１”によってアドレスされた
位置にスペースコードを格納した後にカーソルポインタ
ＣＵＲを＋１だけ加算する。続いて、ステップＳ２に再
び戻り、上述したステップＳ２およびＳ３の制御処理を
繰り返し、第２図のキー操作手順２に対応した表示とキ
ー人力待機を行う。

次に第２図の操作手順３で４個のスペースキー［１−、
［１、［、］　、　［１のキー信号が順次入力されると
、制御ユニッ）　ＣＰＵは上述の操作手順２におけると
同様の制御処理を繰り返し実行して、カーソルおよびヘ
ッド位置は第２図に示すようになる。

次に、第２図のキー操作手順４でタブセットキー［ＴＡ
ＢＳＥＴｌを押下すると、制御ユニッ）　ＣＰＵは第３
図のフローチャートにおけるステップＳ４でキャラクタ
−キーの入力でないと判別して、制御キー［ＤＥＣＴＡ
Ｂ］　、　［ＴＡＢＳＥＴｌ　、　［ＲＥＴＵＲＮ］の
種別を判別するステップＳ７に移行し、キー人力が制御
キー［ＴＡＢＳＥＴｌのキー信号であると判別すると、
ステップＳ８でカーソルポインタＣＵＲのデータ″Ｂ″
をタブ位置の記憶をする記憶装置ＲＡＭ内の記憶領域に
転送する。

次いで、操作手順５において、リターンキー［ＲＥＴＵ
ＲＮ］キーが押されると、制御ユニッ）　ＣＰＵは第３
図のフローチャートにおけるステップＳ４　、Ｓ７から
９９へと移行し、ステップＳ９でヘッドをホームポジシ
ョンの位置へ戻し、行方向の紙送りを実行する。さらに
記憶領域ＤＩＳＰのデータをテキストメモリ領域ＴＥＸ
に転送した後に記憶領域別ＳＰのデータをクリアにし、
カーソルポインタＣＵＲ及びヘッドポインタＨＤに”ｌ
”を記憶させる。その後、再びステップＳ２に戻り、ス
テップＳ２およびＳ３の表示処理とキー人力待ちを行う
。

次に、操作手順６においてデシマルタブキー［ＤＥＣＴ
ＡＢ］が押下られると、制御ユニッ）　ＣＰＵは第３図
のフローチャートにおけるステップＳ４　、Ｓ７　。

ＳＩＯへと移行し、ステップＳ１０でタブＴＡＢ位置の
データ″６″をカーソルポインタＣＵＲに転送し、フラ
・ングＦに１”をセットすると共に、シフトカウンタＳ
Ｃをクリアして、再びステップＳ２に戻り、ステップＳ
２およびＳ３の表示処理とキー人力待ちを行う。

次に、操作手順７において数字キー［１１が押下られる
と、制御ユニッ）　ＣＰＵは第３図のフローチャートに
おいて、キャラクタ−キーか否かを判定するステップＳ
４、フラグＦが１″か否かを判定するＳ５からＳｌｌ　
へと移行し、ステップＳｌｌでカーソルポインタＣＵＲ
の示すアドレス位置から左方向にシフトカウンタＳＣが
示す桁数だけ記憶領域ＤＩＳＰ中のデータをシフトする
が、今のシフトカウンタＳＣの内容は０″であるので、
上述のデータの左シフトは行わずに、記憶領域ＤＩＳＰ
中のカーソル位置に数字データ”１″を格納する。続い
て、入カキ−は小数点キー［、］であるか否かの判定を
次のステップＳ１２で行うが、否定判定となるので、再
びステップＳ２に戻り、ステップＳ２およびＳ３の表示
処理とキー人力待ちを行う。

次いで、操作手順８においても、上述の操作手順７につ
いて上述したと同様の処理を行い、第２図の手順８に示
すように表示装置ＤＩＳにおける表示の内容が変化する
。すなわち、入力順に数字は左桁方向にシフトされ、最
後に入力した数字データ″３”がカーソル位置に表示さ
れる。

次いで、操作手順９において、小数点キー［、］が押下
られると、制御ユニッ）　ＣＰＵはステップＳｌｌまで
は、操作手順７について上述したと同様の処理を行い、
ステップＳ１２で入カキ−が小数点キーであると肯定判
定するので、ステップＳ１３に移行し、ヘッドポインタ
Ｈ［ｌのデータ１１１１１が示す記憶領域ＤＩＳＰのア
ドレス位置からカーソルポインタＯＵＲのデータ″８”
が示す記憶領域ＤＩＳＰのアドレス位置までのデータ”
１２３．”を印字装置ＰＲＴに印字させ、カーソルポイ
ンタＧ［ｌＲを＋１加算した後、カーソルポインタＣＵ
Ｒ内のデータをヘッドポインタＨＤに転送し、フラッグ
Ｆを０″にリセットする。続いて、再びステップＳ２に
戻り、ステップＳ２およびステップＳ３の表示処理とキ
ー人力待ちを行う。

次いで、操作手順５および手順Ｂにおいて、数字キー［
４１，［５］が順次押下られると制御ユニットＣＰ■は
先の操作手順２および３において上述したと同様の制御
処理を行ない、第２図に示すように表示装置ＤＩＳにお
ける表示内容、および印字装置ＰＲＴにおける印字内容
を変化させる。

［効果１ 以上の説明から明らかなように５本発明によれば、デシ
マルタブ入力モードの整数部の入力においては、ライン
バッファメモリ上にデシマルタブ位置を基準にデータを
左シフトで順次入力し、小数点キーの入力によってその
デシマルタブ入力モードを解除して、通常の入力処理を
行うようにしたので、デシマルタブ入力モード時の入力
データを一時格納するデシマルタブ入力用バッファメモ
リを必要とせず、さらに表示画面もラインバッファメモ
リのデータのみを表示していれば良いので、その表示制
御も複雑にならないという効果が得られる。また、本発
明によれば、デシマルタブ入力モードによる入力データ
が格納される位置が表示画面上でリアルタイムで確認で
きるので、デシマルタブの二重押しなど誤操作の防止も
できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成の一例を示すプロ７１ り図、 第２図はそのキー操作の手順の一例を示す線図、 第３図は、同じくそのキー操作による制御動作の例を示
すフローチャートである。 ＫＢ・・・キーボード、 αＮ・・・アルファニューメリックキー、ＤＥＣＴＡＢ
・・・デシマルタブキー、ＴＡＢＳＥＴ・・・タブセッ
トキー、 ＲＥＴＵＲＮ・・・リターンキー。 ｃｐｕ・・・制御ユニット、 ＰＨ７・・・印字装置、 ［ＩＩＳ・・・表示装置、 ＲＯＭ・・・読出し専用記憶装置、 ＲＡＭ・・・ランダムアクセス可能の記憶装置。 ＢＵＳ・・・パスライン。 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ラインバッファメモリを備えた電子機器において、デシ
   マルタブ入力モード指定キーの入力に応じて、カーソル
   位置を次のタブ位置に移動し、その後にキー人力される
   キャラクタを前記ラインバッファモリに対し、それまで
   に格納されたキャラクタ列を順次左方向にシフトした後
   に前カーソル位置に格納するように制御し、小数点キー
   の入力以後は前記モードの動作を解除するように制御す
   る制御手段を有することを特徴とする電子機器。