JPS60252640A - 成形材料 - Google Patents

成形材料

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JPS60252640A
JPS60252640A JP10759984A JP10759984A JPS60252640A JP S60252640 A JPS60252640 A JP S60252640A JP 10759984 A JP10759984 A JP 10759984A JP 10759984 A JP10759984 A JP 10759984A JP S60252640 A JPS60252640 A JP S60252640A
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JP
Japan
Prior art keywords
foam
rubber latex
molding material
polyurethane foam
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP10759984A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiko Yamazaki
山崎 多美子
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Individual
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は手工芸品、土産物品、玩具等の製作、映画や芝
居の小道具の製作、学校における工作など多岐に亘る用
途に対して頗る有効に使用しうる成形材料に関する。
〔従来の技術〕
映画や芝居の小道具には従来よシ木や紙が多く使用され
ている。例えば時代劇におけるよろい、かぶとなどは、
その軽量さと安価な利点によ多金属に代えてボール紙が
用いられている。
しかし、か\るボール紙を使用して所与の形に成形する
には切断、貼シ合わせなどを行う必要があり、その手間
は可成り厄介であり、得られた成形物も脆弱なものであ
った。
又、縁起物のだるまやお面などを作るには母型に対して
和紙などを繰返し貼布して、外郭を形成しこれを母屋よ
シ切り離す方法が採用されその作業は煩瑣なものであっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記した映画、芝居に用いる小道具や、だる
ま、お面などの製作における前記の煩瑣な作業を極力解
消し、軽量でかつ極めて強靭な成形物を、迅速、正確か
つ容易に製作しうる成形材料に関する。
(ロ)発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、連続気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体に
、ゴムラテックスを含浸せしめてなるものであシ、その
含浸は当該ポリウレタン発泡体をゴムラテックス中に浸
漬するか、或はボ“リウレタン発泡体に対してゴムラテ
ックスを吹何けしたり、ハケ塗シ等で塗布することによ
シ得られるものである。ただしその含浸の程度は、上記
発泡体内よりゴムラテックスが外部に滲出しない程度に
とどめるものである。
即ち具体的には、上記の浸漬、吹付け、ノ・ケ塗り等に
よってポリウレタン発泡体にゴムラテックスを一旦は通
常の量として含浸させた後、発泡体に適度の圧力を加え
て内部のゴムラテックスを適宜搾り出すのである。
この搾り出しにより、発泡体の連続気泡内に充満してい
たゴムラテックスは気泡の内壁に満遍なく付着する程度
に減少し、元の発泡体と略同様の発泡倍率を有するもの
となる。そして時間の経過につれて発泡体表面のゴムラ
テックスは適度に乾燥し、外見上は原材料と左程変らな
い状態を呈するが、内部はゴムラテックスを含んだ発泡
体であり、抑圧によってゴムラテックスが外表面に僅か
に滲出する程度のものとなる。
本発明に係る成形材料は、か\る状態の発泡体であり、
この状態のものを前記した各種用途に使用するのである
が、使用に供しないときの保管には発泡体内部のゴムラ
テックスの乾燥が通貫ないように合成樹脂フィルムによ
る密封などの手段を講じることが望ましい。
原材料である連続気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体
の太きさや形状については特に制限がなく、成形材料と
しての使用目的に応じて適宜定めることが出来る。
〔作用〕
本発明において、ポリウレタン発泡体は、ゴムラテック
スに対する相溶性がなく、前記の如き含浸操作によって
ゴムラテックスは、ポリウレタン発泡体の連続気泡内壁
に満遍なく付着して発泡体の押圧によって外部に僅かに
滲出する程度に包蔵されるのである。
か〜る発泡体は例えばこれを外圧をかけて押しつぶすこ
とにより、内部の発泡部分が圧壊されてその部分の厚み
がうすくなり内部気泡はコ゛ムラテックスの持つ粘着性
によって接着された状態となる。
従ってか5る現象を利用すればポリウレタン発泡体の任
意の部分を押圧することによシ、この押圧部分に所望の
凹所を形成することが出来、しかも抑圧の程度により、
凹みの程度を自在に調節することが出来る。
又、発泡体全体を均一な圧力で押圧することにより発泡
体全体が弾力性を失って比較的硬い圧縮体とすることも
出来る。
そしてこの様にして得た成形物表面に硬化性の塗料を塗
布することによって、ポリウレタン発泡体成形物は硬化
し、最終的な成形物とすることが出来る。
本発明の成形材料は、上記した構成よりなるものである
が、か\る成形材料は次に列挙する如き多くの利用方法
がある。
1)前記した映画や芝居におけるよろい、かぶとの類、
或はお面などを本発明の成形材料で製作する場合、予め
ラフな形に作った成形物の母型表面に、本発明成形材料
を必要に応じて伸縮させなから当接し、指で押圧して母
型に押し当てることにより成形材料を母型表面に確実に
適合させることが出来る。(その際、所望により接着剤
や糊を使用してもよい。)そしてその押圧部分や抑圧の
程度を適宜加減して所定の凹凸を形成させてよろい、か
ぶと類やお面の形に整え、以後、所望の色彩による塗装
を施すことにより全体を硬化させ芯材(母型)と一体化
した目的物を容易に得ることが出来る。
2)縁起物のだるま、や張り子のおもちや類も上記1)
で述べたと略同様にして製作することが出来る。
たソし母型表面に予め剥離剤を塗布し、表面層形成後こ
れを母型より剥離して、目的物を得ることが出来る。
3)手工芸品、例えば造花における葉の成形においては
予め葉の形に切った本発明成形材料を使用し、葉脈の部
分を先に押圧し、以後全体を均等に押圧することによシ
葉脈を浮立たせた葉を作ることが出来る。
文化びらを作るときは本発明の成形材料を型取シして押
圧し、これを所定の花べん状となる様に基部を束ねて圧
着し、先端部分は薄肉状に伸ばして湾曲させるなどの工
程により花びらを形成し、次いで表面をコーティング剤
で覆ってその形を固定させることにより容易に得ること
か出来る〇 更に所望により本発明の成形材料を肉厚に対して斜状に
ちぎって押圧することによシ周縁部をうすくすることも
可能であり、か\る技法を用いて段差のない重合部とな
すことも可能である。
4)その他、学校における工作において、本発明成形材
料を用いて紙ねんどの代用として使用することが出来る
又、同一の成形物を大量に作る場合には、本発明成形材
料を型押しして加工処理することにより所望の凹凸形状
を持った成形物を次次と製造することが出来る。
〔実施例〕
以下に実施例を掲げて本発明を説明する。
実施例1 厚さ5簡のポリウレタン発泡シートをゴムラテックス中
に浸漬し、引上げた後、これを手で搾って余分のゴムラ
テックスを除いた。
これにより内部にゴムラテックスを包蔵した状態で表面
に若干の粘着性を残した略5m厚の本発明成形材料よシ
なるシートを得た。
次いでこのものを直ちに直径は”i:100sesのラ
フに形成しただるまの母型に貼付けてゆき、指で軽く押
圧し、必要箇所に強い抑圧を加えて凹陥させ母型表面に
約0.8 m〜1.5 wsの変化に富んだ厚さの表面
層を形成させた0その後コーティング剤によシ表面層に
軽い硬化を施し、次いでこの硬化表面層を刃物によ−っ
てだるまの前部と後部に分割し母型より剥離した。
この分割物を一体に貼シ合せ、表面に塗料を施して補強
を兼ねた着色を行ない、顔の部分に目、口などを書き入
れて精巧なだるまを得た。
発明の効果 本発明に係る成形材料は、安価なポリウレタン発泡体を
使用し、これにゴムラテックスを含浸させることによっ
て得られるので、製造コストは低摩であり、かつ大量生
産が可能であシ、これを用いて成形物を得る場合にも、
単純な手指による押圧程度の圧力で容易に成形すること
が出来、機械による加圧操作は何等必要はない。
又、加熱の必要性もなく、任意の形状、模様が得られる
点も優れており、前記した各種用途は勿論のこと他にも
広く応用しうるものである。
又本発明の成形材料で得られた成形物は従来のボール紙
等の貼り合わせによる、成形物に比してその強度は、極
めて大きく、耐水性も優れたものである。
更に表面に適用するコーティング剤の選択によって硬度
の高い成形物から柔軟性ある成形物まで自由に得られる
点においても優れた発明である。
特許出願人 山 崎 多美子 代理人弁理士水野 尚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、連続気泡を有する軟質ポリウレタン発泡体にゴムラ
    テックスを含浸させてなり、該発泡体内のゴムラテック
    ス含浸量を発泡体の抑圧によって外表面に僅かに滲出す
    る程度に制限してなる成形材料。
JP10759984A 1984-05-29 1984-05-29 成形材料 Pending JPS60252640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759984A JPS60252640A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 成形材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759984A JPS60252640A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 成形材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60252640A true JPS60252640A (ja) 1985-12-13

Family

ID=14463247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10759984A Pending JPS60252640A (ja) 1984-05-29 1984-05-29 成形材料

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JP (1) JPS60252640A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044037U (ja) * 1990-04-23 1992-01-14

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497668A (en) * 1978-01-20 1979-08-01 Nagoya Seeren Kk Method of providing compression formability to polyurethane foamed sheet

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497668A (en) * 1978-01-20 1979-08-01 Nagoya Seeren Kk Method of providing compression formability to polyurethane foamed sheet

Cited By (1)

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