JPS60250106A - 線支承の補修方法 - Google Patents

線支承の補修方法

Info

Publication number
JPS60250106A
JPS60250106A JP59103568A JP10356884A JPS60250106A JP S60250106 A JPS60250106 A JP S60250106A JP 59103568 A JP59103568 A JP 59103568A JP 10356884 A JP10356884 A JP 10356884A JP S60250106 A JPS60250106 A JP S60250106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
curved surface
shoe
sliding contact
intermediate sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59103568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0326727B2 (ja
Inventor
明夫 小林
長田 晴道
明雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan National Railways
Oiles Industry Co Ltd
Nippon Kokuyu Tetsudo
Original Assignee
Japan National Railways
Oiles Industry Co Ltd
Nippon Kokuyu Tetsudo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan National Railways, Oiles Industry Co Ltd, Nippon Kokuyu Tetsudo filed Critical Japan National Railways
Priority to JP59103568A priority Critical patent/JPS60250106A/ja
Publication of JPS60250106A publication Critical patent/JPS60250106A/ja
Publication of JPH0326727B2 publication Critical patent/JPH0326727B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は橋梁、高架などの構造物に用いられる線支承、
とくに既設の線支承の補修方法に関するものである。
「従来の技術」 従来、これらの構造物に用いられている線支承は、該構
造物を構成する橋脚などの下部構造上で橋桁などの上部
構造を支持するとともに、上下部構造間の相対変位(上
部構造の温度変化おるいけクリープなどに裏る伸縮)と
上部構造のたわみ(載荷などにLる傾き)を許容する機
能を持つことが要求されるため、第4図に示すような構
成のものが主に用いられている。
すなわち、該線支承は下部構造Bにアンカーポル)l’
f−もって固定される下沓2と、上部構造Gに溶接(も
しくはボルト)などで固定される板状の上沓3とからな
り、核上@2はその上面に上沓3と線接触する凸曲面(
円柱面)4が、その軸線t−橋軸直角方向に向けて形成
されている。
5は下沓2の橋軸直角方向の両端に凸曲面4を挾むよう
に設けられた突出部で、該突出部5にはアンカーポルト
1が嵌挿する貫通孔が形成されている。
6は突出部5の上端に配された押え板で、該押え機6F
i上沓3の離脱を防止するようにアンカーボルト1で下
沓2に固定されている。
そして、このように構成された線支承は上部構造の伸縮
および傾きを、下沓の凸曲面4と上沓3との練液v!(
摺接)で許容せしめる簡易な構成であり、表作が容易で
形状全小型化できるとともに安価に製作できるなど経済
性にすぐれるため、とくに荷重(反力)が小さく、支間
長(スパン)が短かい構造物に多く用いられている。
しかし、該線支承も経年にエリ摩擦、摩耗に起因する不
具合によって、その機能が発揮されなくなる問題が生じ
ている。
詰述すflFi、該線支承は鉄系材料同士の摺接となる
ため、ν擦、摩耗が大きくなり易く、また錆が発生し易
いなど元来好ましい組合せとは言い難いものであるが、
上述した利点を有するため設置時に潤滑性を肩する防錆
処理會施し、これらの欠点を補なうことKよって用いら
れている。
しかし、これらもその後の保守管理が上下部構造G、B
間の隙間が小さいため(一般に10crn〜20cm 
) 、 11とんど出来ないのが実情である。
このため、経年とともに摺接面に銘および摩耗とくに上
沓3に下役の凸曲面4が食い込むような摩耗が生じ、錆
が上部構造Gの伸縮時に上下部2.3間でクサビ作用を
呈して摩擦を増大させることによって、錆と摩耗の相乗
作用により上部構造Gの伸縮による動きを阻害(拘束)
し、1拘束によって上部構造Gに伸縮による圧縮応力(
歪)が発生して該上部構造G會損傷、換言すれは上部構
造Gがコンクリート製であれは割れを、また鋼製であれ
は変形を生じる不具合があり、強いては構造物として供
し難くなる恐れがある。
このような状態を回避するため、通常においては線支承
に上述したような不具合が生じたら、該・線支承を繁雑
な作業を行なって交換する方法、あるいは下沓の凸曲面
4お工び上沓3の下面に、これらに合致する板Rを被冠
して摺接面全更新する方法などにより、その機能を回復
(補修)する方法が採られている。
しかしながら、該線支承の交換は長期間を要するため車
輛の通行止めなどの問題ならびに施工性、経済性に問題
があり、また上下部2.3間に松材を被冠するものは経
年とともに前述した不具合が再発する問題がある。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明はこれらに鑑み、機能の低下した線支承を簡易に
短期間で補修して、その機#@全回復せしめる方法を得
ることを技術課題とするものである「発明の構成」 本発明は上記課題を解決するため、以下の技術的手段(
方法)t−採るものである。
すなわち、既設の線支承の上下部間に、下面に下沓の凸
曲面と合致する凹曲面を有し、上面に合成樹脂製のすべ
り材と該すべり材を囲繞するシール材を嵌着せしめた基
截と撃基板のすべり材と摺接する不銹性の摺接機とエリ
構成された中間音を、該中間音の基板全下沓の凸曲面に
その凹曲面金嵌仔させ、摺接機を上告の下面に接合させ
て配することによって、上下部構造間の相対変位を中間
音のすべり材と摺接板の平面接触で許容せしめる方法を
採るものである。
「発明の効果」 本発明は上記手段を採ることにより、以下の作用効果を
有するものである。
すなわち、上下部構造間の相対変位をすべり材と摺接板
の面接触で許容する構成とした中間viを、相対変位を
上下部の線接触で許容する構成とした既設の線支承の上
下部間に配して補修し、該線支承の機能を回復すること
に裏って、 (1)、相対変位をすべり材と摺接板の面接触で許容す
ることに↓す、従来の上下部の線接触で許容するものに
比し、摩擦および摩耗を低減できるため、#変位を長期
間に亘って円滑に許容できる。
(2)、相対変位全許容する接触部を不銹性の摺接板と
合成樹脂製のすべり材で構成することにより、該°部分
に錆が発生するの全防止できるため、その機能を長期間
に亘って維持できる。
(3)、既設の線支承に発錆、摩耗などによる機能低下
が生じても、該線支承を交換することなくそのま\生じ
て、上下書間に中間沓全配する簡易な構成でその機能全
回得せしめることができる。
(4)、中間音の上下書間への配設が、上部構造を扛上
せしめる簡易な方法で行なえるため、従来の支承全交換
する方法に比し施工を容易にでき、また車輌の通行止め
ならびに施工期間を短縮できる。(5)、相対変位を面
接触で許容する構成とすること((Lす、中間音を薄形
に形成できるため、該中間音を配することによる線支承
の高さ増加、換言すれば構造物と隣接する部材との段差
金小さくでき、その接合部の調@を簡易にできる。
など、経済性ならびに施行性にすぐれる多大な効果金有
するものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例全図面において詳細に説明する。
なお、従来の線叉承構成f15f)は同一符号を付して
説明する。
7は上−ト省2.3藺に配さtまた中間音で、該中間音
7は基Oi8と不銹性の摺接板9とから構成されている
10は基My8の下面に設けられた凹曲面で、該凹曲面
lO社下沓の凸曲面4と合致するように形成されている
11は基@8の上thK設けられた凹部12に嵌着され
たすべり材で、しすヘリ材】lは自己潤渭性全呈する。
&−)素樹脂なとの合成樹脂打料で構成されている。
13はに9すべり飼11を1ハ1繞するように基板8の
上面に配されたシール材である。
14は上告の突出部5の上向に配された押えブロックで
、該押えブロック14は一端に設けたフック部15で上
沓3t−*@するx 5 vc突出部5の高さ葡上下沓
2.3間に配する中間音70埋場相当a増加せしめるも
のである。
16は該押えブロック14に設けられたボルト孔で、該
ボルト孔16け下沓の突出部5に設けたj1通孔と合致
するように形成されている。
17はアンカーポル)1の上端に螺着せしめた継きボル
トで、該継ぎポル゛ト17はアンカーポルト1の長さ全
増加せしめて、下沓の突出部6に押えブロック14をそ
のボルト孔16に嵌挿して固定するものである。
18.19Vi上下皆2.3と中間音7′Jk一体化す
る接着層、20.21は中間音の基18と摺接板9の檎
軸万回の両端に設けた係止突起で、1係止突起20.2
1は基板8と下沓2お工び基@8と摺接板9の離脱全そ
れぞれの係合で防止するものである。
本実施例では、押えブロック14の一端にフック部15
牙形成して、従来の押え板6の機能金持たせる態様で説
明したが、該押えブロックにフック部1st−設けるこ
となく、押えブロック14上に従来と同様に押え根6葡
配してもよいものである。
「作 用」 つきに、本発明の線叉承の補修方法について詳述する。
すなわち、発錆などによる不具合によって機能低下金主
じた既設の線支承の補修は、アンカーポル)]で下役2
に固定さノ1、上役3の離脱を防止している押え板6倉
取り除いた後、上8構造Gi上沓3とともに扛上せしめ
て上下沓2.3f分離し、該上上告2.3の錆を除去す
る。
ついで、工場動作された基板8と摺接@9から構成され
た中間音7を、該中間音の基板8會下告2にその凹凸曲
面4.lOを該曲面4.10に接着剤を塗布して嵌合さ
せ、また摺接板9を上告3に接着剤全塗布して接合させ
、基板8と1沿2お工ひ抱接板9と上役3をぞれそれ一
体化する。
ここで、上下沓2,3と中間音7奮一体化する接着剤の
作用は、これら全強固に接合する機能と下沓の凸曲−1
4および上告3の摩耗および鯖による衣面の凹凸t−埋
めて平滑化し、中間音7の荷重支持力(支圧力)′f:
向上させる機能を栢つものである。
しかる後、上部構造Gt中IvI者の基板8に配したす
ベリ句11と上告3に接合させた摺接′#I9が摺接す
るように扛下せしめ、該状態でアンカーボルト1に継ぎ
ポル)17i4着し、ついで押えブロック14を下沓の
突出部5上に、フック部15が上沓3と係合する工うに
そのボルト孔161に継ぎボルト17に嵌挿して配し、
該突出部5と継ぎボルト17金持って一体化することく
よって行なわれるものである、 このLうに機能の低下した既設の線支承の上下部2.3
間に摺接部金持つ中間音7を配して補修することにエリ
、上部構造Gの伸縮、いわゆる上下部構造G、B間の相
対変位を中間音のすべり材11と摺接板9の摺接で円滑
に許容できるようになるため、支承としての機能を回復
できるものである。
また、上部構造Gの傾きは線支承が用いられる構造物で
は微小であるため、合成樹脂製すべり材11の弾性変形
で十分許容できるものである。
本補修方法において、中間音7を上下部2.3に接着剤
音用いて一体に配する態様で説明したが、上下部2.3
の錆あるいは摩耗による損傷が軽微であれば、中間音の
すべり材11と摺接板9の摩擦が金属同士(上下部2.
3と中間音7)の摩擦エリ小さいため、上部構造Gの伸
縮および傾きによる力は、はとんど該すべり@′11と
摺接板9の摺接で許容されて、上下部2.3と中間音7
の接合部には作用せず十分な接合が得られるため、接着
剤を用いることなく上下部2.3と中間音7を単に接合
(摩擦接合)させる態様でもよいものである。
また、継きボルト17お工び押えブロック14會上部構
造Gを扛下した後、アンカーボルト1お工び下沓2に配
する方法で説明したが、これに限らず上部構造Gi打上
している間に継ぎボルト17’にアンカーボルトlに螺
着し、押えブロック14を継き′ボルト17に嵌挿して
下沓2に上部構造G’t−扛下する際に上沓3と当接し
ない工う罠仮止めしておき、上部構造Gの扛下後押えブ
ロック14を仮止めを解いて上沓3と係合するように配
して本固定する方法でもよいものである。
第3図は他の実施例を示すもので、該態様は中間音7の
摺接fi19に設けた係止突起21を上沓3と係合する
ようにしたものである。
このようにすることICより、摺接板9と上沓3の位置
床め一体化全容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、線支承の本発明の補修方法による補修後の一
部縦断側面図、第2図は、その一部縦断正面図、第3図
は、線支承の本発明の補修方法による補修後の他の実施
例を示す一部縦断側面図、第4図は、従来の線支承全示
す一部縦断側面図である。 2:下沓 3:上告 4:凸曲面 7;中間音 8;基板 9;摺接板 lO:凹曲面 11:すべり材 13;シール拐特許出
願人 日本国有鉄道 〃 〃 オイレス工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下部構造に固定された上面に凸曲面を有する下沓と、上
    部構造に固定された板状の上告とよりなり、上下部構造
    間の相対変位を下沓の凸曲面と上告の線接触で許容せし
    める構成とした既設の線支承の上下沓間に、下面に下沓
    の凸曲面と合致する”凹曲面を有し、上面に合成樹脂與
    のすべり材と該すべり材を囲繞するシール打金嵌着せし
    めた基板と該基板のすべり材と摺接する不銹性の摺接機
    とより構成された中間音を、該中間音の基板を下沓の凸
    曲面にその凹曲面を嵌合させ、摺接根音上沓の下面に接
    合させて配することによりて、上下部構造間の相対変位
    を中間音のすべり付と摺接機の平向接触で許容せしめる
    ようKすることを特徴とした線支承の補修方法。
JP59103568A 1984-05-24 1984-05-24 線支承の補修方法 Granted JPS60250106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59103568A JPS60250106A (ja) 1984-05-24 1984-05-24 線支承の補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59103568A JPS60250106A (ja) 1984-05-24 1984-05-24 線支承の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60250106A true JPS60250106A (ja) 1985-12-10
JPH0326727B2 JPH0326727B2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=14357403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59103568A Granted JPS60250106A (ja) 1984-05-24 1984-05-24 線支承の補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60250106A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135359U (ja) * 1986-02-19 1987-08-26
JP2018072126A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社Ihi検査計測 支承のモニタリングシステム及びモニタリング方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135359U (ja) * 1986-02-19 1987-08-26
JPH0326621Y2 (ja) * 1986-02-19 1991-06-10
JP2018072126A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社Ihi検査計測 支承のモニタリングシステム及びモニタリング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0326727B2 (ja) 1991-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU608029B2 (en) Bridge deck
KR102279940B1 (ko) 접속 영역용 레일 체결 장치
KR101293285B1 (ko) 교량 구조물의 고정 주행 트랙
US5867854A (en) Modular bridge deck system including hollow extruded aluminum elements securely mounted to support girders
CN103080422B (zh) 用于固定轨道的系统以及轨道固定点的修整方法
JPS60250106A (ja) 線支承の補修方法
JP3014088B2 (ja) 鋼橋プレキャストコンクリート床版用支承部材及び、支承構造
JP2019065675A (ja) Rc床版と鋼床版との接続構造
JP6908542B2 (ja) 鋼桁の支承部周辺の補強方法
JP2750556B2 (ja) プレストレストコンクリート桁の製造方法
JP3280674B2 (ja) 平面交差鉄道踏切
CN109137728A (zh) 双斜面桥梁伸缩装置
JPH01137006A (ja) 橋梁における架け替え用鋼床版の設置方法
JP2004316170A (ja) 橋梁の伸縮連結装置
JP2972607B2 (ja) リベット接合桁の補強方法
JP6908541B2 (ja) 鋼桁の支承部周辺のき裂進展抑制方法
JP2008127906A (ja) 鋼床板補強方法
JP3789412B2 (ja) 道路橋の埋設型ジョイント用の埋設継手及び道路橋の埋設型ジョイント
EP3608472B1 (en) Self-compensating sleeper and method of maintaining a railroad track
JP3883659B2 (ja) 箱桁用支承
JPS585688Y2 (ja) コンクリ−ト床板の補強構造
JPH10298925A (ja) 道路橋の遊間部構造
KR200245129Y1 (ko) 비합성 프리캐스트 바닥판을 갖는 소수주형 판형교
JPS60329Y2 (ja) 支承
CS200234B2 (en) Bridge floor crossing,especially for bridges and similar load-carrying structures

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees