JPS6024902B2 - 冷暖房システム - Google Patents

冷暖房システム

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Publication number
JPS6024902B2
JPS6024902B2 JP10054079A JP10054079A JPS6024902B2 JP S6024902 B2 JPS6024902 B2 JP S6024902B2 JP 10054079 A JP10054079 A JP 10054079A JP 10054079 A JP10054079 A JP 10054079A JP S6024902 B2 JPS6024902 B2 JP S6024902B2
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JP
Japan
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heating
cooling
coil
air conditioner
heat
Prior art date
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Application number
JP10054079A
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English (en)
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JPS5625655A (en
Inventor
克郎 行待
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排熱を利用して吸収式冷凍機を作動させるよ
うに構成した冷暖房システムに関する。
従来からの上記冷暖房システムにおいて、たとえばエン
ジンからの比較的高温度(たとえば400〜60000
)の排ガスを吸収式冷凍機の再生器に直接導入して再生
器の熱源とした場合には、空調器の負荷を4・さくする
と必然的に再生器に必要以上の熱量が供給されることに
なって、再生器が空焚きされるおそれがある。そのため
に、先行技術ではaエンジンからの排ガスを熱交換器に
導いてその熱交換器で得られるたとえば90午0程度の
温水を再生器に導入したり、あるいはbエンジンからの
排ガスを再生器に直接導入するとともに、空調器の負荷
が小さくなったときには排ガスの一部をバイパスさせて
系外に放出したりしている。前者aでは排ガスの保有熱
量を90q0程度の温水の温度でしか利用できないので
、一重効用式の低温水吸収式冷凍機しか運転できず、熱
効率が劣る。また後者bでは放出される排ガスの温度が
高いので、バイパスダクトに耐熱性の優れた材質を用い
る必要があり、しかも火傷防止のためにバイパスダクト
を外囲する保温材が必要であった。したがって本発明の
目的は、上述の技術的課題を解決し、空調器の負荷変動
にかかわらず、高温度のガスを常時一定量だけ再生器に
導入し、効率良く冷暖房を行なうことができるようにし
た冷暖房システムを提供することである。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例の冷房作用状態における系統
図であり、破線は使用されていない管路を示す。発電機
1を駆動するエンジン2の排ガスは、ダクト3を経て吸
収式冷凍機たとえば一重、二重効用組合せ吸収式冷凍機
5の高圧再生器9の熱交換部9aに導入され、その排ガ
スの保有する熱量によって一重、二重効用組合せ吸収式
冷凍機5が駆動される。この一重、二重効用組合せ吸収
式冷凍機5は蒸発器6、吸収器7、凝縮器8、高圧再生
器9、低圧再生器10、ならびに高温および低温熱交換
器11,12を含む従来公知のものである。なお、ダク
ト3内に補助バーナー3を設け、エンジン2からの排ガ
スを補助バーナ13によって加熱するようにしてもよい
。エンジン2を冷却するためのジャケットで得られた温
水は管路14から低圧再生器10‘こ導かれ低圧再生器
10の熱源として用いられる。なお、低圧再生器10の
条件によって排ガスを低圧再生器10に導入することも
可能である。室内の外気に接触して冷房または暖房する
ための空調器15では、その一端部は弁17を備える管
路16を介して蒸発器6のコイル6aの一端部に連結さ
れ、またコイル6aの池端部は弁19を備える管路18
を介して空調器15の池端部に蓮通される。
このようにして冷却媒体としての水が空調器15→管路
16→コイル6a→管路18を経て、空調器15に循環
する媒体循環回路35が構成される。吸収器7および凝
縮器8内に連続して設けられたコイル20の一端部は、
三方弁31を備える管路21、熱交換器22および管路
23を介して、冷却塔24の一端部に蓮通される。冷却
塔24の他端部は三方弁32を備える管路26を介して
コイル20の他端部に蓮通される。このようにしてコイ
ル20→管路21→熱交換器22→管路23→冷却塔2
4→管路25を経てコイル20に戻る冷却流体としての
冷却水の循環回路が構成される。このような冷房作用状
態にあっては、媒体循環回路35において冷却媒体とし
ての水が蒸発器6で熱量を奪われて冷却され、空調器1
5で外気中に放冷して冷房機能が構成される。
第2図は空調器15の冷房負荷を低下させた場合の冷房
作用状態における系統図であり、使われない管路は破線
で示される。
媒体循環回路35において、管路16の弁17よりもコ
イル6a側の部分には、弁26を備える管路27が接続
されており、この管路27は熱交換器22内のコイル2
8の一端部に連結される。コイル28の他端部は、弁2
9を備える管路30を介して、媒体循環回路35におけ
る管路18の弁19よりもコイル6a側に接続される。
このようにしてコイル6aから管路16→管路→27→
コイル28→管路30→管路18を経てコイル6aに戻
るバイパス回路36が構成される。空調器15の冷房負
荷を低下させる場合には、弁26,29を開弁するとと
もに弁17,19の関度を絞って、コイル6aからの冷
却媒体としての水の一部を管路27から熱交換器22の
コイル28に導入する。そして空調器15で低減された
負荷に応じて、管路21から熱交換器22を経て管路2
3に流れる冷却水に放冷する。そうすることによって、
コイル6aで冷却媒体によって奪われるべき熱量を一定
に維持することができ、したがって高圧再生器9の熱交
換部9aに導入される排ガス量を一定に維持したままで
、再生器9の空焚きが生じることなく、冷房運転が続行
される。第3図は暖房作用状態における系統図であり、
使われない管路は破線で示される。
暖房作用状態においては、冷却水の循環回路における三
方弁31,32を切換えてコイル20を遮断するととも
に、熱交換器22→管路23→冷却塔24→管路33を
経て熱交換器22に戻る冷却水の循環回路を構成する。
この暖房作用状態では、蒸発器6のコイル6aが加熱源
として作用して加熱媒体としての水が加熱される。それ
によって前述の冷房作用状態における冷却媒体の循環回
路35が加熱媒体の循環回路として機能し、空調器15
が放熱される。空調器15の暖房負荷を低下させる場合
には、前述と同様に弁17,19,26,29を操作し
てコイル6aからの加熱媒体の一部を熱交換器22のコ
イル28にバイパスさせる。熱交換器22においては、
コイル28内の加熱媒体としての水が、管路21から熱
交換器22を経て管路23に流れる冷却水によって熱量
を奪われて冷却され、管路30を経てコイル6aに戻さ
れる。空調器15の暖房負荷に応じてバイパス回路36
に流す加熱媒体としての水の量を調節することによって
、加熱源としてのコイル6aで加熱媒体としての水に与
えられる熱量を一定としたままで、空調器15への入熱
量を変化させることができ、したがって高圧再生器9へ
の排ガス量を一定に維持したままで、再生器9の空焚き
が生じることなく、暖房作用を続行させることができる
。第1図〜第3図の実施例では、一重、二重効用吸収式
冷凍機5を用いた冷暖房システムについて説明したが、
本発明は一重効用吸収式冷凍機を用いても同様に実施す
ることができる。
本発明は、上述の実施例のエンジン2だけでなく、ガス
タービンや工業炉などの高温度のガスを排出する装置に
関連しても実施することができる。
上述のごとく本発明によれば、吸収式冷凍機の蒸発器と
空調器とを連結する媒体循環回路から媒体の一部を抜き
出してその抜き出された媒体の保有熱量を冷却流体と熱
交換した後に媒体循環回路に戻すバイパス回路を設けた
ので、空調器の冷房あるいは暖房負荷の変動に応じて余
剰の熱量を冷却流体に放出することができる。
したがって空調器の負荷変動に拘らず、吸収式冷凍機の
再生器に導入される高温度のガスの入熱量を一定に維持
することができるとともに、再生器が空焚きすることも
防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の冷房作用状態における系統
図、第2図は第1図の空調器15の冷房負荷を低下させ
た場合の系統図、第3図は暖房作用状態における系統図
である。 2・・・・・・エンジン、5…・・・一重、二重効用組
合せ吸収式冷凍機、6・・・・・・蒸発器、9・・・・
・・高圧再生器、15・・・・・・空調器、35・・・
・・・媒体循環回路、36・・・・・・バイパス回路。 図球 図 N 船 図 の 船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的高温度のガスを排出する装置からの排熱で吸
    収式冷凍機を作動させるように構成した冷暖房システム
    において、前記高温度のガスを該冷凍機の再生器に導入
    し、該冷凍機の蒸発器と空調器とを連結する媒体の循環
    回路を構成するとともに、その媒体循環回路から媒体の
    一部を抜き出してその抜き出された媒体の保有熱量を冷
    却流体と熱交換した後に前記媒体循環回路に戻すバイパ
    ス回路を設けたことを特徴とする冷暖房システム。
JP10054079A 1979-08-06 1979-08-06 冷暖房システム Expired JPS6024902B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10054079A JPS6024902B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 冷暖房システム

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JP10054079A JPS6024902B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 冷暖房システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5625655A JPS5625655A (en) 1981-03-12
JPS6024902B2 true JPS6024902B2 (ja) 1985-06-15

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ID=14276777

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JP10054079A Expired JPS6024902B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 冷暖房システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157457A (ja) * 1983-02-25 1984-09-06 株式会社日立製作所 吸収式冷暖房機の運転制御方法

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JPS5625655A (en) 1981-03-12

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