JP2002372329A - 吸収冷温水装置とその制御方法 - Google Patents

吸収冷温水装置とその制御方法

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JP2002372329A
JP2002372329A JP2001183129A JP2001183129A JP2002372329A JP 2002372329 A JP2002372329 A JP 2002372329A JP 2001183129 A JP2001183129 A JP 2001183129A JP 2001183129 A JP2001183129 A JP 2001183129A JP 2002372329 A JP2002372329 A JP 2002372329A
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Osayuki Inoue
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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温再生器から出てくる排ガス及び排熱を有
効利用して、冷暖房及び給湯を可能にした吸収冷温水装
置とその制御方法を提供する。 【解決手段】 燃料を燃焼させて熱源とする加熱機構を
有する吸収冷温水機と、排熱ボイラとを有する収冷温水
装置であって、前記排熱ボイラGBが、高温再生器GH
から出てくる燃焼排ガスを熱源4Aとする加熱機構とエ
ンジン、ガスタービンからの排熱4Bを熱源とする加熱
機構とを備え、該GBには、蒸気部と連通した給湯熱交
換器W1を設けると共に、低温再生器GLには、該GB
からの蒸気による加熱器Laと、前記GHで発生した冷
媒蒸気による加熱器Lbとを備えることとしたものであ
り、前記冷媒流路には、GHの蒸気部と連通した第2の
給湯熱交換器W2を設けることができ、前記GHとW2
を有する系統は、冷暖房系統から分離する分離機構を設
けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収冷温水装置に
係り、特に、高温再生器から出てくる排ガスを直接利用
すると共に、エンジン、ガスタービン等の排熱も有効利
用して、冷暖房及び給湯を可能にした吸収冷温水装置と
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コジェネレーションシステムで、ガスタ
ービン等の高温の排ガスを使用する冷房/暖房/給湯の
コジェネレーションシステムは従来から知られている。
ガスタービンの中でも容量の小さなものを用いたコジェ
ネレーションシステムでは、高温排ガスで、給湯、冷、
暖房を行う例が増えている。例えば、20〜100kW
クラスのマイクロガスタービンを用いたコジェネレーシ
ョンシステムでは、ガスタービンからの200〜250
℃程度の排ガスから熱を回収し、給湯、冷・暖房を行う
例が増えている。通常は、ガスタービンからの高温排ガ
スを排ガスボイラに投入し、温水を製造して給湯、暖房
を行うと共に、温水を熱源とする吸収冷凍機で冷房を行
っている。
【0003】図3に、従来のコジェネレーションシステ
ムの概略構成図を示す。このように通常は、ガスタービ
ン51からの高温排ガス61を排ガスボイラ54に投入
し、温水69を製造して給湯器56で給湯、温水器57
で暖房を行うと共に温水69を熱源とする吸収冷凍機5
2で冷房を行っている。熱源が不足する場合は、排ガス
ボイラ54に付設した温水ボイラ55で、熱源(温水)
を追焚きして、給湯、暖房、冷房に対応している。冷房
能力が不足する場合は、追焚き温水を用いる前述の方法
以外に、追焚きは二重効用運転の直火式で対応できて、
温水も投入できる排熱投入型吸収冷温水機を用いる方法
もある。しかし、このような温水を用いるコジェネレー
ションシステムは、装置構成が複雑であり、また、熱効
率も悪く、運転操作性にも問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術に鑑み、高温再生器からの高温排ガスを直接利用する
と共に、エンジン、ガスタービン等の排熱を有効利用し
て、単純な装置構成で、給湯を可能にし、さらには、給
湯単独運転を可能にした吸収冷温水装置とその制御方法
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、吸収器、低温再生器、高温再生器、凝
縮器、蒸発器及びこれらの機器を接続する溶液流路と冷
媒流路を備え、前記高温再生器には、燃料を燃焼させて
熱源とする加熱機構を有する吸収冷温水機と、排熱ボイ
ラとを有する吸収冷温水装置であって、前記排熱ボイラ
が、高温再生器から出てくる燃焼排ガスを熱源とする加
熱機構と、排熱を熱源とする加熱機構とを備え、該排熱
ボイラには、蒸気部と連通した給湯熱交換器を設けると
共に、前記低温再生器には、該排熱ボイラからの蒸気に
よる加熱機構と、前記高温再生器で発生した冷媒蒸気に
よる加熱機構とを備えていることを特徴とする吸収冷温
水装置としたものである。
【0006】前記吸収冷温水装置において、冷媒流路に
は、高温再生器の蒸気部と連通した第2の給湯熱交換器
を設けることができ、また、前記高温再生器と給湯熱交
換器を有する系統は、前記吸収器、低温再生器、凝縮
器、蒸発器を備える冷暖房系統から分離する分離機構を
設けることができる。また、本発明では、前記吸収冷温
水装置の制御方法において、前記吸収冷温水機には、高
温再生器への熱源熱量調節機構、冷水能力調節機構、温
水能力調節機構及び給湯能力調節機構を備え、冷水及び
給湯運転時には、熱源熱量調節機構を、冷水温度又は給
湯温度のいずれかを自動選択して制御し、温水及び給湯
運転時には、熱源熱量調節機構を、温水温度又は給湯温
度のいずれかを自動選択して制御することを特徴とする
吸収冷温水装置の制御方法としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、高温再生器からの高温
排ガスと外部からの排熱とを直接利用した排熱ボイラを
付設し、給湯が可能で、冷房と給湯運転、暖房と給湯運
転を行い、さらには、給湯単独運転を行い、高温排ガス
だけでは給湯が不足する場合には、前記高温再生器の蒸
気部と連通した給湯熱交換器を設けた吸収冷温水装置で
ある。外部からの排熱としては、ガスタービンからの排
ガス、エンジンジャケットや燃料電池の温水等を用いる
ことができる。本発明のコジェネレーションシステムの
概略構成図を図2に示す。図2において、51はガスタ
ービン、52は吸収冷温水機、53は冷却水を冷却する
冷却塔、54は排熱ボイラ、58は容量制御ダンパ、5
9は給湯熱交換器、61は高温排ガス、60、62は燃
料、63は給湯用温水、64は冷温水、65はボイラ蒸
気、66は高温排ガスである。
【0008】図2では、吸収冷温水機52は、燃料62
の燃焼によって作動されて冷温水64を発生させて冷暖
房に供され、そこから排出される高温の排ガス66が排
熱ボイラ54に導入され、また、該排熱ボイラには、ガ
スタービン51からの高温排ガス61も導入され、給湯
用の温水63を加熱すると共に、吸収冷温水機52の低
温再生器の熱源としても利用される。給湯用の温水63
は、吸収冷温水機52の高温再生器からの冷媒ガスによ
って加熱されてもよい。前記の直火式吸収冷温水機52
の高温再生器からの排ガス温度は、150〜220℃程
度のことが多く、マイクロガスタービンを用いたコジェ
ネレーションシステムでは、回収対象となる温熱であ
り、本発明では、直火式吸収冷温水機52からの排ガス
を回収して、排熱ボイラ54に取り込み、冷暖房・給湯
の燃料消費率を改善している。
【0009】また、最近のマイクロガスタービンの発電
効率は約30%であり、排ガス温度は約250℃程度で
あるから、排ガスの温度250℃から外気温度の中に、
約70%の熱を放出していることになり、このガスター
ビンからの排ガスの熱を、排熱ボイラ54で蒸気として
回収し、給湯あるいは低温再生器での溶液の加熱濃縮に
用いている。このように、本発明では、吸収冷温水機5
2とガスタービン51の排ガスの回収熱を、排熱ボイラ
の蒸気65として回収し、給湯あるいは低温再生器での
溶液の加熱濃縮に用いる。給湯熱交換器59と低温再生
器とは並列に接続されているが、基本的には、温度の低
い方に蒸気が流れ凝縮して熱を与える。凝縮液は、排熱
ボイラ54の下部に戻す。本発明で用いる給湯は、使用
目的を限定するものではなく、「暖房用温水」とは別系
統の温水を示すものである。
【0010】次に、本発明を、図1に示す本発明の吸収
冷温水装置のフロー構成図を用いて説明する。図1にお
いて、Aは吸収器、GLは低温再生器、GHは高温再生
器、Cは凝縮器、Eは蒸発器、XLは低温熱交換器、X
Hは高温熱交換器、Laは排熱ボイラからの蒸気による
加熱器、Lbは高温再生器からの冷媒ガスによる加熱
器、GBは排熱ボイラ、W1、W2は給湯熱交換器、S
Pは溶液ポンプ、RPは冷媒ポンプ、V1〜V8は開閉
弁又は制御弁、1は冷暖房負荷に接続する冷温水配管、
2は冷却水配管、3は熱源配管、4a〜4cは排熱配
管、5は温度センサ、6は制御器、7は容量制御弁、8
は冷水能力調節弁、9は給湯用温水配管、10は気液分
離器、11〜18は冷媒流路、20は分岐点、21〜2
8は溶液流路、31、32は蒸気流路である。
【0011】図1の吸収冷温水機の冷房運転において
は、冷媒を吸収した希溶液は、吸収器Aから溶液ポンプ
SPにより低温熱交換器XLの被加熱側を経た後、希溶
液分岐点20より、一部は低温再生器GLに、残部は高
温熱交換器XHの被加熱側を通り流路23から高温再生
器GHに導入される。高温再生器GHでは、希溶液は加
熱熱源により加熱されて冷媒を蒸発して濃縮され、濃縮
された濃溶液は、流路26を通り高温熱交換器XHで熱
交換され、流路27から低温再生器GLからの濃溶液2
5と合流する。分岐点20より流路24を通り低温再生
器に導入された希溶液は、低温再生器で排熱ボイラGB
からの蒸気による加熱器Laと、高温再生器GHからの
冷媒蒸気による加熱器Lbにより濃縮された後、流路2
5で高温再生器からの濃溶液と合流した後、低温熱交換
器XLの加熱側を通り、流路28から吸収器Aに導入さ
れる。
【0012】高温再生器GHで蒸発した冷媒ガスは、冷
媒流路13を通り、低温再生器GLの熱源として用いら
れたのち凝縮器Cに導入される。凝縮器Cでは、低温再
生器GLからの冷媒ガスと共に冷却水により冷却されて
凝縮し、流路12から蒸発器Eに入る。蒸発器Eでは、
冷媒が冷媒ポンプRPにより、流路11により循環され
て蒸発し、その際に蒸発熱を負荷側の冷水から奪い、冷
水を冷却し、冷房に供される。蒸発した冷媒は、吸収器
Aで濃溶液により吸収されて、希溶液となり溶液ポンプ
で循環されるサイクルとなる。排熱ボイラGBは、高温
再生器GHからの排ガス、高温排ガス及び排熱を配管4
a〜4cにより導入されて加熱され、発生した蒸気を給
湯熱交換器W1と低温再生器GLに供給して熱源に用い
たのち、凝縮した熱媒(水)は排熱ボイラGBに循環さ
せる。
【0013】冷房と給湯運転では、冷水は、前記した通
常の冷房サイクルによリ、冷暖切替は、V1/V2の開
閉によって行い、冷房時は弁V1/V2が閉止する。給
湯は、排熱ボイラGBの蒸気で加熱する給湯熱交換器W
1、さらには、高温再生器GHの冷媒蒸気で加熱する給
湯熱交換器W2から取出し、冷媒凝縮液は流路15から
冷凍サイクル側に戻し、冷房に利用可能とするが、冷房
用として冷媒液が余る場合、流路16から高温再生器G
Hに戻す。給湯能力調節機構は、給湯熱交換器W1及び
W2下部の制御弁V8及びV7で行う。弁V8を閉止方
向として熱媒液面を上昇させると、給湯能力が低下す
る。能力上昇は、弁V8を開方向とし、液面を低下させ
ることによる。同様に、高温再生器側の弁V7を閉止方
向とし、冷媒液面を上昇させると、給湯能力が低下し、
能力上昇は、弁V7を開方向とし、液面を低下させる。
排熱ボイラ側の弁V8が全開になってから高温再生器側
の弁V7を開け、また高温再生器側の弁V7が全閉にな
ってから排熱ボイラ側の弁V8を閉じる。弁全開でも能
力不足の場合、熱源を増加させる。
【0014】冷水能力調節機構は、給湯熱交換器W2か
ら冷媒系への流路15中の制御弁V6を開方向とし、冷
凍能力を増加させる。不足する場合には、低温再生器G
Lへの溶液散布量を調節弁8を開方向として増加させ
る。調節弁8が全開で散布量最大でも能力不足の場合、
容量制御弁7を開いて熱源を増加させる。熱源熱量の調
節は、冷水側で行うか、給湯側で行うかを自動選択す
る。本図の例では、冷温水センサと目標冷水温度、給湯
温度センサと目標給湯温度から、どちらを主体で行うか
を決めてもよい。例えば、DTC=冷水温度−目標冷水
温度、DTS=目標給湯温度−給湯温度とするとき、D
TSとK×DTCとの比較で、大きい方を主体として制
御する。K=1又はKで適当な重みを付ける。
【0015】次に、暖房と給湯運転について説明する。
暖房サイクルは、高温再生器GHから、吸収器A・蒸発
器Eへの冷媒蒸気流路17中の弁V1を開とし、蒸発器
Eから吸収器Aへの流路18中の弁V2を開とすること
による。蒸発器Eに直接溶液を導入する場合もある。給
湯は、排熱ボイラGBの蒸気で加熱する給湯熱交換器W
1、さらには、高温再生器GHの冷媒蒸気で加熱する給
湯熱交換器W2から取出し、冷媒凝縮液は流路16から
高温再生器に戻す。熱源としては、配管4a〜4cから
の高温排熱を利用し、熱源不足時は燃料3の燃焼によ
る。給湯能力調節機構は、前記した冷房の場合と同様で
ある。温水能力調節機構は、高温再生器GHから、吸収
器A、蒸発器Eへの冷媒蒸気流路17中の弁V1を開方
向にして暖房能力を増加させる。弁全開でも能力不足の
場合、熱源3の容量制御弁7を開いて熱量を増加させ
る。
【0016】熱源熱量の調節は、温水側で行うか、給湯
側で行うかは自動選択をする。冷温水センサと目標温水
温度、給湯温度センサと目標給湯温度から、どちらを主
体で行うかを決める。例えば、DTH=目標温水温度−
温水温度、DTS=目標給湯温度−給湯温度とすると
き、DTSとK×DTHとの比較で、大きい方を主体と
して制御する。K=1又は適当な重みを付ける。給湯単
独運転は、冷房負荷あるいは暖房負荷がない時、高温再
生器GH及び給湯熱交換器W2を他の機器から、V3/
V4/V5/V6を閉止して切り離し、排熱ボイラGB
の蒸気を蒸気流路31から給湯熱交換器W1に送って給
湯を加熱して流路32から排熱ボイラGBに戻る経路
と、冷媒ガスがGHから流路13、14を通り、給湯熱
交換器W2に入り、流路15、気液分離器10、流路1
6を通り、GHに戻る経路の給湯単独運転とする。
【0017】給湯能力の調節は、両給湯熱交換器W1、
W2下部の制御弁V7/V8を全開とし、熱源を直接増
減させて行う。ただし、冷暖房、給湯の負荷が小さく、
他からの排熱があまる場合、排熱ボイラヘの取り込みを
やめるか、あるいは、取り込んだあと、吸収冷温水装置
を経由して、冷却塔に熱を放出する。排熱ボイラGB中
の不凝縮ガス排出は、図示していないが、給湯熱交換器
W1上部と吸収冷温水装置とを弁を有する配管で結び、
必要に応じて吸収冷温水装置に移行する。不凝縮ガス
は、外部から排ガスボイラヘの漏れ込みあるいは、腐食
の際に発生する水素ガスなどである。排熱ボイラの熱媒
である水が不足する場合、例えば液面スイッチで検出し
て、蒸発器冷媒などを補給する。
【0018】冷房サイクルと暖房サイクルの切替には各
種方式があるが、図面では一例を示している。例えば、
「冷房サイクル」は、GHとAE間の冷媒蒸気弁を閉じ
て、AとE間の液戻し弁を閉じる。また、「暖房サイク
ル」はGHとAE間の冷媒蒸気弁を開いて、AとE間の
液戻し弁を開くことによる。2重効用の冷房サイクルに
は、所謂、シリーズフロー、パラレルフロー、リバース
フロー、分岐フローなど各種あるが、本発明は、フロー
を指定するものではなく、いずれのフローにも適用でき
る。暖房サイクルについても、各種方式があるが、特に
指定するものではない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、高温再生器から排出さ
れる高温排ガス及び外部からの排熱を有効利用して、給
湯用と低温再生器の加熱源として用いると共に、給湯を
行うことができ、また、給湯単独運転も行うことができ
る装置構成を単純化した吸収冷温水装置とすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収冷温水装置の一例を示すフロー構
成図。
【図2】本発明を用いるコジェネレーションシステムの
概略構成図。
【図3】従来のコジェネレーションシステムの概略構成
図。
【符号の説明】
A:吸収器、GL:低温再生器、GH:高温再生器、
C:凝縮器、E:蒸発器、XL:低温熱交換器、XH:
高温熱交換器、La:排熱ボイラからの蒸気による加熱
器、Lb:高温再生器からの冷媒ガスによる加熱器、G
B:排熱ボイラ、W1、W2:給湯熱交換器、SP:溶
液ポンプ、RP:冷媒ポンプ、V1〜V8:開閉弁又は
制御弁、1:冷暖房負荷に接続する冷温水配管、2:冷
却水配管、3:熱源配管、4a〜4c:排熱配管、5:
温度センサ、6:制御器、7:容量制御弁、8:冷水能
力調節弁、9:給湯用温水配管、10:気液分離器、1
1〜18:冷媒流路、20:分岐点、21〜28:溶液
流路、31、32:蒸気流路、51:ガスタービン、5
2:吸収冷温水機、53:冷却塔、54:排熱ボイラ、
58:容量制御ダンパ、59:給湯熱交換器、61:高
温排ガス、62:燃料、63:給湯用温水、64:冷温
水、65:ボイラ蒸気、66:高温排ガス(吸収冷温水
機)、67:冷却水、68:排ガス、70:電気

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収器、低温再生器、高温再生器、凝縮
    器、蒸発器及びこれらの機器を接続する溶液流路と冷媒
    流路を備え、前記高温再生器には、燃料を燃焼させて熱
    源とする加熱機構を有する吸収冷温水機と、排熱ボイラ
    とを有する吸収冷温水装置であって、前記排熱ボイラ
    が、高温再生器から出てくる燃焼排ガスを熱源とする加
    熱機構と排熱を熱源とする加熱機構とを備え、該排熱ボ
    イラには、蒸気部と連通した給湯熱交換器を設けると共
    に、前記低温再生器には、該排熱ボイラからの蒸気によ
    る加熱機構と、前記高温再生器で発生した冷媒蒸気によ
    る加熱機構とを備えていることを特徴とする吸収冷温水
    装置。
  2. 【請求項2】 前記冷媒流路には、高温再生器の蒸気部
    と連通した第2の給湯熱交換器を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の吸収冷温水装置。
  3. 【請求項3】 前記高温再生器と給湯熱交換器を有する
    系統は、前記吸収器、低温再生器、凝縮器、蒸発器を備
    える冷暖房系統から分離する分離機構を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の吸収冷温水装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の吸収冷温水装置の
    制御方法において、前記吸収冷温水機には、高温再生器
    への熱源熱量調節機構、冷水能力調節機構、温水能力調
    節機構及び給湯能力調節機構を備え、冷水及び給湯運転
    時には、熱源熱量調節機構を、冷水温度又は給湯温度の
    いずれかを自動選択して制御し、温水及び給湯運転時に
    は、熱源熱量調節機構を、温水温度又は給湯温度のいず
    れかを自動選択して制御することを特徴とする吸収冷温
    水装置の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100971179B1 (ko) 2010-04-19 2010-07-20 주식회사 수성이엔지 흡수식 냉온수기의 재생기 배기열과 스팀보일러의 열원을 혼합 이용한 급탕온수 가열장치
CN102721222A (zh) * 2012-06-07 2012-10-10 何秀锦 一种工艺冷却水余热回收系统

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